JPS62226485A - 磁気デイスク駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は磁気ディスク駆動装置に係り、さらに詳しくは
クランプ機構を改良した磁気ディスク駆動装置に関する
ものである。

［従来の技術］ 磁気ディスク駆動装置は挿入された磁気ディスクを所定
の位置でクランプし、正確な芯出しを行なうクランプ機
構を備えている。

このようなりランプ機構を作動させるための方式として
、磁気ディスクの挿入口に設けられたドアと連動させる
ドア方式、ボタン操作による方式、レバー操作による方
式等があるが、これらの方式の中で１番多く用いられて
いる方式はレバ一方式である。

各種のパーソナルコンピュータにレバ一方式カ採用され
た磁気ディスク駆動装置が用いられている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、このようなレバ一方式の場合にはレバーは装置
の右側あるいは左側のどちらか一方に設けられており、
システムに採用した場合、操作性やデザインＬの問題か
ら、その搭載位置に制約が生じるという問題点がある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明においては上述した問題点を解決するために、操
作レバーを駆動伝達系を含めてユニット化し、装置η側
に配置された駆動伝達系の異なった位置に選択的に結合
できるようにした構成を採用した。

［作　用］ 上述した構造を採用すると、操作レバーユニットを装置
側に設けられた駆動伝達系の異なった位置に結合させる
ことができ、操作レバーの取り付は位置をシステム全体
を考えて選択することができる。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

図は本発明の一実施例を説明するもので、磁気ディスク
駆動装置のクランプ機構の部分が詳細に示されている。

図において符号１で示すものは操作レバーで。

その一端は軸２に固定されている。

軸２はシャーシ２４上にビス２５によって固定された支
持板４の軸受け４ａ、４ｂに回転自在に軸承されており
、その外方端はフロントパネル２３を貫通して手前側に
延び、この部分に操作レバーｌの一端が固定されている
。軸２はＥリング２６によって抜け１トめを施されてい
る。

一方、軸２の内方端には傘歯車３が固定されており、こ
の傘歯車３は軸２と直交した状態で配置された軸１３の
一端に固定された傘歯車１４と噛合している。

上述した操作レバーｌ、軸２及び支持体４は操作レバー
ユニットを構成しており、１つのユニットとじて取り扱
うことができ、後述するようにして装置側に配置された
駆動系に対し選択的に結合しうるように構成されている
。

軸１３はシャーシ２４上に軸受け２４ａを介して回転自
在に軸承されており、他端側には傘歯車１４が固定され
ている。

軸１３の中央部にはカム１２が設けられており、このカ
ム１２の下側にクランプ機構の一部を構成するセンター
コーン５が配置されている。

センターコーン５は平板状に形成されたアーム７に軸８
を介してＥリング９によって抜は止めを施された状態で
回転自在に軸承されている。

アーム７の一端はシャーシ２４上に軸受け６゜６を介し
て回転自在に軸承された軸１０に取り付けられており、
軸ｌＯに巻装されたねじりコイルばね１１によってセン
ターコーン５が上方に持ち玉げられる方向と回動習性が
与えられている。

そして、前記カム１２がアームの上面に接している。

一方、軸２と同一軸線上に軸２０が配置されている。

軸２０はシャーシ２４上にビス２５によって固定された
支持板２２に設けられた軸受け２２ａ。

２２ａ間に回転自在に軸承されており、その一端には前
記傘歯車１４と噛合する傘歯車２１が固定されており、
他端側にはカム１９が固定されている。

カム１９の下側にはパッドアーム１６が配置されている
。

パッドアーム１６の一端は軸２ｏと平行な状態でシャー
シ２４上に回転自在に軸承された軸１７に取り付けられ
ており、軸１７に巻装されたねじりコイルばね１８によ
ってその自由端側が上昇する方向へ回動習性を与えられ
ている。

パッドアーム１６の自由端側の下側には、不図示の磁気
ヘッドが取り付けられたヘッドアーム１５が突片１５ａ
を介して係合された状態で配置されており、ヘッドアー
ム１５は上方の回動習性を与えられた状態にある。

シャーシ２４はビス２７によって装置のフレームに固定
される。

なお１以上の説明においては軸１３の両端にあらかじめ
傘歯車１４が設けられているものとして例示したが、一
方の傘歯車、即ち図において右側の傘歯車１４は操作レ
バーユニットの取り付は位置が変った場合において取り
付けるように構成してもよい。

軸１３からパッドアーム１６までの機構は、装置側に設
けられた駆動伝達系を構成している。

次に、以上のように構成された本実施例の動作について
説明する。

図示の例では操作レバー１が装置の左側に設けられてお
り、図の状態はクランプが解除されている状態である。

この状態から操作レバー１を紙面下方向へ回動させると
、軸２及び傘歯車３は矢印Ａ方向に回転する。

傘歯車３は傘歯車１４と噛み合っており、傘歯車３の回
転に連動して傘歯車１４も回転するが、同時に傘歯車１
４に連結された軸１３及びカム１２が矢印Ｂ方向へ回動
する。

この結果、カム１２の動きに連動してアーム７は紙面下
方へ押し下げられ、操作レバーｌが約９０度回転した時
点でクランプ動作は終了し、カム１２はアーム７を押し
切るが、この状態でセンターコーン５はそれに対向した
位置にあるスピンドル（不図示）の凹部に入りこみ、磁
気ディスク（不図示）をクランプする。

一方、操作レバー１の動作に連動して傘歯車１４が矢印
Ｂ方向に回動するが、同時に傘歯車２１も矢印Ｃ方向へ
回転し、軸２０及び軸２０の他端に固定されたカム１９
も矢印Ｃ方向へ回動する。

この付勢力によってパッドアーム６とカム１９は常に当
接しており、この結果カム１９の動きに連動してパッド
アーム１６は紙面下方向へ押し下げられ、同時にパッド
アーム１６の一端に支持されたヘッドアーム１５も紙面
下方向へ移動する。

クランプ動作が終了した時点で、カム１９がパッドアー
ム１６を押し切って、パッドアーム１６の一端で支持さ
れた磁気ヘッド１５は磁気ディスクに当接し、記録、読
み出しが可能な状態となる。また、前述の操作と逆の操
作を行なえば同様な動作で復帰する。

一方、操作レバーｌを右側に設定する場合には２点左鎖
で示したように軸２．傘歯車３．支持板４、Ｅリング２
６から成るサブユニットを図示の位置に設定し、傘歯車
３と１４を噛み合わせれば左側にある場合と同様に操作
することが可能である。

［効　果］ 以との説明から明かなように本発明によれば、全く同一
な部材を使用して、かつ同一な装置において、左右どち
ら側にでも操作レバーを設定することが可能となり、シ
ステム側の設計の自由度を広げることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するクランプ機構部の平面
図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気ディスクのクランプ機構を有し、このクランプ機構
   を作動させる操作レバーを備えた磁気ディスク駆動装置
   において、操作レバーを駆動伝達系を含めてユニット化
   し、装置側に配置された駆動伝達系の異なった位置に選
   択的に結合できるように構成したことを特徴とする磁気
   ディスク駆動装置。