JPS62225687A - ア−スドリル掘削機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分骨 本発明は掘削孔の施工精度を向上せしめるアースドリル
掘削梱に馴すふ本の〒ネスー従来の技術とその問題点 従来のアースドリル掘削機１′は第１７図に示す如くク
ローラクレーン本体に長尺のケリーバを吊り下げ、クレ
ーン本体に装備された回転装置りによってケリーバを回
転せしめ、ケリーバ下部先端に取り付けたバケットを回
転させて掘削するようになしている。従ってこの掘削機
を用いて掘削する場合、長尺のケリーバはフロントの一
部分にて保持され、回転装置にて回転させるため、バケ
ットの回転に伴う揺れの影響を受け、ケリーバの上部が
大きく振れて掘削孔径が大きくなったり、あるいは掘削
孔が傾斜したりすることがしばしばあり、さらには硬い
地盤を掘削する場合にはケリーバの振れはさらに大きく
なって掘削孔の垂直精度は悪いものとなる。従ってアー
スドリル掘削孔は他の工法によるベット杭、リバース杭
に比べて施工精度の悪いものとなっている。

問題点の解決手段 クレーンにてガイド用外管を垂直になるようにして支持
し、この外管内に摺動自在にして常にケリーバの上部を
保持するようになした内管を嵌挿し、この内管内にケリ
ーバを吊り下げ、ケリーバ下端にバケットを取りつける
。掘削孔の上部に架台を配設し、この架台上にロータリ
ーテーブルを設ける。内管下部にケリーヨークを設け、
掘削時バケット、ケリーバを吊り下げるとき、このケリ
ーヨークをロータリーテーブルと係止させ、ケリーバ、
バケットを回転させるようになすと共にケリーバの上部
を内管内に嵌挿保持して、ケリーバの振れを防止するよ
うになす。

実施例 以下本発明を図面に示す実施例にもとづいて説明する。

図に於て１はクレーン本体、２はこのクレーン本体に俯
仰自在に突設したるアームで、このアームの上端にガイ
ド用外管３を係着する。この外管３は第４図に詳示する
ように外管上部もしくは中央部外周面に突設したブラケ
ット３ａを介してアーム先端に揺動自在に枢着すると共
にこの外管上端に滑車取付プレート３ｂを介して１乃至
２の滑車３Ｃを設け１この滑車３Ｃにはクレーン本体く
巻取巻戻装置にて巻取されたケリーバ品玉用のワイヤー
Ｗを掛ける。ガイド用外管３内には内管４を摺動自在に
嵌挿する０この内管４は外管とあまりがたつくことがな
いようにし、かつ下端には外管下端より突出するように
して７ランジ４ａｔ設け、この７ランジ４ａに後述する
ケリーヨーク又は拡底掘削用部材及びケリーヨークを装
着する。

内管４内には挿通自在にケリーバ５が嵌挿されワイヤー
ＷＫて吊り下げられると共にケリーバ下端に掘削用のバ
ケット６を装着する。

ケリーヨーク７は第１３図乃至第１５図に詳示するよう
に中心にケリーバ挿入孔７ａを穿設し１上部に内管の７
ランジ４ａと係着する７ランジ７１１’を突設する。ク
レーン本体１にはキャッチホーク８を突設し、このキャ
ッチホーク８に線固定金具９を、ガイド用外管を垂直に
支持できるよう可調整的にキャッチホークとクレーン本
体間に設ける。

この固定金具９はターンバックル式のねシ杆式の固定金
具にてアーム先端に枢着支持されている外管の下部側を
可調整的にしてキャッチホークにて支持し、外管が垂直
となるように調整した後、固定するものである。このキ
ャッチホーク８は第８図乃至第１２図に詳示する。これ
はボックス小指とプレーシングにで所要形状と長さを有
するアーム８ａの先端を水平部とし、この先端にボック
ス小指８Ｃを一体く設け、このボックス小指に摺動プレ
ー）８Ｍを水平方向に突出し、この摺動プレートにリン
グｆＲ８ｄを設けるものである。

ボックス小指８ｃＫ摺動自在に嵌挿される摺動プレート
８ｂは左右に１枚づつ対向して配設され、この両プレー
ト間に２本のガイドロッド８１．８１と１本のねじ杆８
ｆとを架設し、ボックス小指に設けたフレーム８ｔにハ
ンドル付のねじ杆８ｈを螺合し、このねじ杆８ｂの先端
をリング環保持ブけられる。このように形成されるキャ
ッチホーク８は外管を垂直になるよう固定金具にて合わ
せ、その微調整ｔ−２本の互いに直交方向に配したねじ
杆８ｈと８ｆとにて行う。ねじ杆８ｈの回動にてリング
環８ノをクレーン本体より前方向へ（接近もしくは離間
方向）の調整を行い、ねじ杆８ｆの回動にてリング環を
クレーン本体の側方向への調整を行い、これにより外管
を常に垂直を保持できるように調整可能とする。なお１
このねじ杆式を油圧シリンダ一式とすれば地上からの遠
隔操作にてリング環の調整を行うことができる。

第１６図に示すものは拡底掘削を行う場合の部材１０で
これは油圧スイベル１０ａ１スリツプリング１０ｂ１リ
ール１０　Ｃより成り、ガイド用の内管とケリーヨーク
間に装着される。

掘削すべき地上側には掘削孔外周壁を保護するケーシン
グＫを埋設するこの地上面に架台１１ｔ−設置する。こ
の時架台の高さ、水平を調整するためジヤツキ１２を用
いる。そしてこの架台上にはロータリーテーブル１３を
配設され、このロータリーテーブル１３とケリーバ下端
に突設したバケット６との中心を合わせるようにして前
記ガイド用外管をクレーンにて支持されるようになす。

次に本発明アースドリル掘削機を用いて掘削する施工順
序について説明する。

ガイド用外管内に内管１−、内管内にケリーバを挿入し
、このケリーバの下端にケリーヨークを取り付け、内管
下端と固定し、かつケリーバ下端にバケットを装着する
。次にこのケリーバ、バケット、内管を備えたガイド用
外管を吊り上げ、クレーン本体のアーム先端枢着連繋し
、かつワイヤーにてケリーバを吊型する。クレーン本体
に突設したキャッチホークのリング環にて外管の下部を
挿入して保持させ、このキャッチホークのねじ杆を回動
せしめてリング環を前後左右に調整してガイド用外管の
垂直精度を正し、掘削機の装置を完了する。次に地上に
杭芯に架台をジヤツキを用いて水平に設置し、この架台
上にロータリーテーブルを取りつけて、地上側に回転装
ｆｉ！’を定置する。ロータリーテーブル内にケリーヨ
ークが嵌着するよう掘削機全誘導し、ロータリーテーブ
ルとケリーヨークとを係着させる０次に回転装置を駆動
するとバケットにて地上の表層部分の掘削が行われる。

この表層部の崩壊を防止するためケーシングを挿入する
。この掘削はロータリーテーブルを回動させることによ
り該テーブルに係着されたケリーヨークを介してバケッ
トが回転し、掘削に応じてケリーヨークに連結したガイ
ド用の内管は外管内を摺動して下方向へ移動し、外管、
内管１ケリーバの垂直精度を保持される。従ってバケッ
トは垂直精度を保って掘削に応じて下降する。この時バ
ケットの回転に伴ってケリーバが振れてもこのケリーバ
上部が内管を介して外管にて抱持されているので、ケリ
ーバの振れは抑止されバケットは垂直に下降し、垂直精
度のより掘削孔を掘削できる。

また拡底掘削を行う場合は掘削が所定深度に達した時、
拡底掘削用部材１０　ｔ−ケリーヨークと内管間に装着
し、バケットを拡底用バケットと取り蓄えればよい。

発明の効果 而して本発明による時はケリーバをガイド用外管に内管
を介して摺動自在に嵌挿し、掘削時に於てもケリーバは
内管、外管に保持されているためバケット回転による掘
削時、その振れが抑止され、垂直精度のよい掘削孔を掘
削することができ、掘削孔の傾斜による掘り直しの無駄
が省け、工期を短縮できる。また掘り直しにより掘削孔
の増幅を防止し、コンクリートのロスがなくなり、安価
にアースドリル掘削機にて掘削できる。

またバケットの回転駆動を地上の定置式とし、ケリーヨ
ークを介してバケットを駆動するようになしているため
従来と同じ長さのケリーバを用いても深い掘削が可能と
なる。さらにガイド用外管とキャクチホークを簡単にク
レーンに装着できるため、手持ちのクレーンを使用する
ことができ、高価な専用機を使用しなくてもよいので設
備投資が低減できる等数々の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

鎮　１１ｆ行嬰寵を破断　１．たス正甫１陥−笛　９　
Ｍけ掘削時の状態を示す正面図、第３図は拡底掘削時の
正面図、第４図はケリーバを挿通したガイド用外管の断
面図、第５図社開平面図、第６図はＶｌ　−■線による
断面図、第７図は■−■線による断面図、第８図はキャ
ッチホークの平面図、第９図は同正面図、第１０図はリ
ング環調整部の平面図１第１図は同正面図１第１２図は
同側面図１第１３図はケリーヨークの正面図）第１４図
は同断面図、第１５図は同平面図、第１６図は拡底掘削
部材の正面図、第１７図は公知のアースドリル掘削機の
正面図である◎１はクレーン、２線アーム、３はガイド
用外管、４社内管、５はケリーバ、６はバケット、７は
ケリーヨーク、８はキャッチホーク、８ａはアーム、８
ｂは摺動プレート、８ｉはリング環保持プレート、８ノ
はリング環、９は固定金具、ｌＯは拡底掘削部材、１１
は架台、１２はジヤツキ、１３はロータリーテーブル◇ 特許出願人　　　丸五基礎工業株式会社代　理　人　　
　池　　　１）萬喜１生　１、Ｌ−１ 外１−名−７ 第１１！ｌ 第２図 第３図 第４１！ｌ　　　　　　　　　第５図 第８図 第１３図 卿７図 ＩＳ　　　　ｎｆｌ　　ｊａｒｓ　１酬”Ｉｔ　　１＾
？ｆ　”ｌｊ　　ｈ　　ｈ　ｎ　　−；　ｅｘ　　、、
ｈ、　）　　瞳１４　’ｓｒ　　Ｉ　Ａ　ｅ　　ｆｆｉ
　　Ｊ）手続補正書（方式） ％式％ ２、発明の名称 アースドリル掘削機 ３、補正する者 事件との関係　　特許出願人 大阪市北区東天満２丁目６番２号 九五基礎工業株式会社 ４、代理人 昭和６２年３月３１日 ６、補正の対象 １ノ　ツＪＲＩＩ菖力↓Ｖ只１゛６ソ乙１」日Ｎ１り力
ｌ↓貝ｌυ■日工４、図面の簡単な説明 第１図は要部を破断じたる正面図、第２図は掘削時の状
態を示す正面図、第３図は拡底掘削時の正面図、第４図
はケリーバを挿通したガイド用外管の断面図、第５図は
同平面図、第６図はＶｌ−Ｖｌ線による断面図、第７図
は■−■線による断面図、第８図はキャッチホークの平
面図。 第９図は同正面図、第１０図はリング環調整部の平面図
、第１１図は同正面図、第１２図は同側面図。 第１３図はケリーヨークの正面図、第１４図は同断面図
、第１５図は同平面図、第１６図は拡底掘削部材の正面
図、第１７図は公知のアースドリル掘削機の正面図であ
る。」

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）アーム上端に吊垂係着し、その下端をキャッチホ
   ークによって保持するガイド用外管と、上記ガイド用外
   管内部に回転摺動自在に嵌挿し、下端にケリーヨークを
   係合せしめたケリーバのガイド用内管と、 上記内管内にケリーバを回転自在に嵌挿入し、ケリーバ
   上端を吊垂用ワイヤーに連繋してケリーバ下端に設けた
   バケットを昇降させる手段と、掘削孔上に配設され、バ
   ケット降下時、前記ケリーヨークと係止させ、前記バケ
   ットを回転せしめて削孔させるロータリーテーブルとよ
   りなることを特徴とするアースドリル掘削機。
2. （２）ガイド用外管下部を保持して垂直を保つようにし
   たキャッチホークを、クレーンに突設するアームと、こ
   のアーム先端の水平部に出没自在に嵌挿支持したる摺動
   プレートと、この摺動プレートと交わる方向に移動可能
   にして前記プレートに設けたリング環付保持プレートと
   より成り、このガイド用外管を嵌挿保持するリング環を
   前後左右方向に微調整可能とした特許請求の範囲第１項
   記載のアースドリル掘削機。
3. （３）ガイド用外管内に摺動自在に内管、ケリーバを順
   次嵌挿し、内管内に嵌挿されるケリーバの吊り下げ時、
   このケリーバを内管にて保持し、掘削時の振れを抑制す
   るようになした特許請求の範囲第１項記載のアースドリ
   ル掘削機。
4. （４）ガイド用外管内に挿通した内管下端にケリーヨー
   クを備え、掘削孔上部に定置式に駆動装置を備えたロー
   タリテーブルを配設し、ケリーバ降下時ケリーヨークと
   ロータリーテーブルとを係止し、バケットを回転駆動さ
   せるようになした特許請求の範囲第１項記載のアースド
   リル掘削機。