JPS62225402A - ウレタン巻きベアリング - Google Patents

ウレタン巻きベアリング

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JPS62225402A
JPS62225402A JP61068091A JP6809186A JPS62225402A JP S62225402 A JPS62225402 A JP S62225402A JP 61068091 A JP61068091 A JP 61068091A JP 6809186 A JP6809186 A JP 6809186A JP S62225402 A JPS62225402 A JP S62225402A
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JP
Japan
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urethane
ring
outer ring
bearing
adhesive
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Pending
Application number
JP61068091A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Matoba
的場 優仁
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (7)技術分野 この発明はウレタン巻きベアリングに関する。
ベアリングは、内輪と外輪と、この間に介在するボール
と、シール板とよりなる。文字通り軸受けとして使われ
る事も多い。この場合は、外輪が固定され、内輪が軸と
ともに回転する。
反対に、内輪に軸が固定され、外輪を平面板上に走行さ
せるという使い方もある。これはキャス夕に似た使い方
である。しかし、キャスクのような換向自在という性質
はない。
(イ)従来技術 ベアリングの外輪をいわば車輪として使うのであるから
、衝1plを緩らげるために、外輪にタイヤに当たるも
のを付けるのが良い。
従来は外輪にゴムを焼付けていた。ゴムが緩衝作用を持
つようにしていた。しかし、ゴムは、摩擦に弱く、短時
間に摩滅する。又外輪は単なる平坦な円筒面であるので
、ゴムが剥れる事もあった。
内輪が軸に固定され、換向自在という性質がないため、
強制的に換向させられる場合、ゴムタイヤが軸方向に強
くスリップする。このため、ゴムタイヤは摩滅が速かっ
た。
そこで、ウレタンをゴムにかえて外輪に巻きつける、と
いう事が行なわれている。
ウレタンにも、幾つかの種類があるが、総じてj′えば
、引張り強さに於て、合成ゴムの約3倍の強さがあり、
引裂き抵抗は約4〜5倍も高い。ゴムと同じように弾性
があるが、摩耗は極めて少ない。合成ゴム(ネオプレン
)の約4分の11ナイロンの3分の1程度の摩耗である
(つ)従来技術の問題点 ウレタンタイヤのベアリングは、ゴムタイヤに比べて極
めて優れた特長がある。
ところが、ウレタンを外輪に取付ける工程が問題である
。極めて煩労な工程であった。
ベアリングの外輪は極めて平滑度の高い円筒面であるか
ら、接着剤が良好に付かない。そこで、外輪の円筒面を
サンドブラスト、酸洗いにより、まず粗面化する。
接着剤を塗布し、リング状のウレタンを外輪の外周に嵌
め込む。ウレタンリングと外輪の間に接着剤が挾まれた
構造となる。これを乾燥させ、次いで100”Cで15
時間熱処理する。
こうして、ウレタンリングが外輪の周面に接着される。
このようなものを現在使用しているわけである。まず、
接着に時間がかかりすぎるという難点がある。又、接着
面が単純な円筒面であるので、軸方向の力によって剥離
し易く、弱いという欠点があった。
第2図に従来のウレタンタイヤベアリングの一部断面図
を示す。
eつ   口       的 ウレタンリングを外輪に巻きつけたベアリングであって
、ウレタンを取付ける工程が極めて単純であって、接着
を不要としたベアリングを提供する事が本発明の目的で
ある。
さらに、巻きつけたウレタンが、剥離する事なく、極め
て強固であって、軸方向の力に対して、抵抗力を有する
ベアリングを提供する事が本発明の第2の目的である。
(イ)構 成 第1図は本発明のベアリングの断面図である。
外輪1と内輪2の間に多数のボール3が介装し゛  で
ある。内輪2にピンを差込んで固定し、外輪1を車輪と
して用いるが、ここではベアリングの一般形を示す。
外輪1の外周面7に凹条6が形成されている。
ウレタンリング5は、外輪1の外周面7と両側の側周面
8を覆うように成形されている。
ウレタンリング5は断面が略コの字型であって、外輪1
の3面を包み込んでいる。一部は、シールリング4にか
かる事もある。シールリング4は外輪側に固定しである
ので、差支えはない。
外輪1の半径方向の厚さHが、通常のものより大きい。
このため、側周面8が広くなる。又、厚みがあるので、
外周面7に凹条6を切るJJTができる。
ウレタンリング5はコの字型断面であるから、軸方向の
力がかかつても、外輪1から外れる事はない。又凹条6
の存在が、外輪1とウレタンリング5との密着性を高め
ている。
ウレタンリング5の、外輪の外周面7に接する上頂面1
0は厚くて円弧状の外形を有する。これが接地面となる
。外輪1の側周面8に接する巻込部11は、接地面では
ない。これは外輪1を包み込んでいるから、ウレタンリ
ング5を、外輪1から抜けないように保持している。
従来のウレタンリングは、第2図に示すように、巻込部
11に当たるようなものはなく、上頂部だけであるから
、接着剤が必要であったし、たとえ接着していても、接
着剤が剥れるという事があった。
本発明では、ウレタンリングの差込部11の存在が重要
である。ウレタンリングと外輪は接着されていないが、
ウレタンリングが剥れる事はない。
(至)製造方法 外輪1、内輪2、ボール3、シールリング4よりなるベ
アリングを予め製作しておく。
又、コの字型の断面リング状空間を有する金型を用意し
ておく。この金型の中にベアリングを入れて、ウレタン
樹脂を金型内へ注入し、固化する。
ウレタンは第1図に示すようなコの字型断面のリング状
に硬化する。金型から出せば、第1図のようなウレタン
巻きベアリングができている。
外輪1の表面を粗面化する工程が不要である。
接着剤を用いない。熱処理(100″C115時間)も
不要である。単に1回の成形で製造する事ができる。
(剖作 用 外輪10半径方向の厚みHが広いと、ウレタンリング5
について、巻込部11を形成できる。巻込部11と、凹
条6に入ったウレタンにより、ウレタンリングは外輪1
に強く固着する。このため軸方向に強力な力がかかつて
もウレタンが剥離しない。
巻込部11の直径が、外輪1の外径より小さいから、ウ
レタンリング5が外輪1から外れない。
凹条6は2条あっても良いし、巻込部11が堅牢であれ
ば、凹条6を省く事もできる。
(り)実施例 第1図に示すようなウレタン巻きベアリングを製作した
。寸法は以下のようである。
ウレタンリングの外径A    ’a511φ外輪の外
径 8       26朋φ内輪の内径 C8朋φ ウレタンリング巻込部内径D    I6.5xzφ+
0.2 ウレタンリング全幅 E     12j11   。
+0.1 ウレタン巻込部の幅 G     2−5 ”  。
外輪の半径方向厚み H4,51M ウレタンの厚みは上頂部に於て411M程度、巻込部に
於て2.5j1程度である。
通常のベアリングでは、このような寸法の場合、外輪の
半径方向厚みは2〜2.5M1程度であるので、ここで
用いたものは2H程度厚みが大きいという事になる。
Hは3回以上であれば、ウレタンを十分側周面の方に形
成できるので、ウレタンリングと外輪を密着させる事が
できる。
側周面に接触するウレタンリングの巻込部11の厚みは
、側周面よりJ−7<できる。シールリングは外輪とと
もに動くので、これにかかつても差支えないからである
巻込部11の厚みは、望ましくは4回以上あるのが良い
。前記の例では約5Hとなっている。
(2)  効     果 (1)  ウレタンリングは上頂部の両側に巻込部を有
し、これにより外輪を支持しているから、軸方向の強い
力を受けても剥離しない。
(2)  ウレタンであるからゴムリング式のものに比
べて耐摩耗性が向上する。3倍以上の耐摩耗性がある。
(3)  接着ではなく、ウレタンの成形だけで良いか
ら、製造工程が単純化される。サンドブラスト、酸洗い
、接着剤塗布、乾燥、熱処理などの煩雑な工程が不要と
なる。
(4)  内輪にピンを固定し、荷台車の車輪とし、外
輪を車輪として用いる場合に最適のベアリングを与・え
る事ができる。
移動式回転棚として、広く使用されている。
多段、水平循環式の保管棚がある。これは、周回レール
を多段に構成し、各段のレールに多数の荷台車を載せた
ものである。荷台車の下底4隅にこのベアリングが固定
される。レールは直線部と慢曲部をもつ無端レールであ
る。慢曲部の曲率はかなり大きいが、ベアリングはキャ
スタと違い自動換向性を持たない。予・テ曲部でベアリ
ングのタイヤが強く滑る事になる。ウレタンであるから
耐摩耗性があり、長年の使用に耐える。ゴムタイヤより
3〜4倍は強い。又第2図の従来例のものは、時に接着
剤が剥離する事もあるが、本発明のものはウレタンリン
グが外輪の三方を被覆しているので、離脱する事はない
寿命は通常の使用条件に於て、従来のものは5年であっ
たが、本発明のものは10年程度に延びる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のウレタン巻きベアリングの縦断面図。 第2図は従来例に係るウレタン巻きベアリングの一部縦
断面図。 1  ・・・・・・・・・  外    輪2  ・・
・・・・・・・  内     輪3  ・・・・・・
・・・  ボ  −  ル4 ・・・・・・・・ シー
ルリング 5 ・・・・・・・・ ウレタンリング6  ・・・・
・・・・・  凹     条7・・・・・・・・外周
面 8  ・・・・・・・・・  側  周  面10・・
・・・・・・・上類部 11・・・・・・・・・巻込部 発  明  者     的  場  優  仁特許出
願人   的 場 優 仁 出願代理人 弁理士  用瀬茂ta+  、;9.、。 、ど丁:5’j:’j 第     1     図 第     2     図 従来例 手続補正書(自発) 昭和61年5月21−1 局−1′11°庁長官 宇 賀 道 部  殿1、π1
′1の表示 特願昭61−68091、発明の名称 ウ
レタン巻きベアリング 3 補正をする者 ・j「件との関係 特許出願人 居 所 大阪府東大阪市大運北2丁目1番8181′ト
的場優仁 4代 理 人 〒・537 住 所 大阪市東成区中道3丁1115浩16弓明細書
の「発明の詳細な説明」の欄 +>−一 6、補正の内容 (1)明細8第4頁第10行目〜第13行目「外輪の・
・・・・・・・・       嵌め込む」を以下のよ
うに訂正する。 「外輪の円筒面をサンドブラストし粗面化する。次に酸
洗いを行いだつしする。ベアリングに接着剤をぬり、3
0分から1時間乾燥後、金型の中にこれを入れインジェ
クション成型する。」

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内輪2、外輪1、ボール3、及びシールリング4
    よりなるベアリングの外輪1の周囲にウレタンをリング
    状に巻きつけたベアリングに於て、外輪1の外周面7及
    び側周面8を覆うように断面がコの字形のウレタンリン
    グ5をリング状に成形しており接着剤を介する事なくウ
    レタンリング5を外輪1に固着した事を特徴とするウレ
    タン巻きベアリング。
  2. (2)ウレタンリング5が接触する外輪1の側周面8の
    半径方向の厚さHが3mm以上である事を特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載のウレタン巻きベアリング
  3. (3)ウレタンリング5が接触する外輪1の外周面7に
    ひとつ又はそれ以上の凹条6を回転方向に設けた事を特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のウレタン巻き
    ベアリング。
  4. (4)凹条6が1本であつて、深さ1mm、幅が2mm
    である特許請求の範囲第(3)項記載のウレタン巻きベ
    アリング。
  5. (5)外輪1の側周面8を覆うウレタンリング5の厚み
    が4mm以上である事を特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項記載のウレタン巻きベアリング。
  6. (6)内輪2にピンを固定し、これを荷台車の底部に固
    定し、外輪1に固着したウレタンリング5は地面に接触
    転動する事とした特許請求の範囲第(1)項記載のウレ
    タン巻きベアリング。
JP61068091A 1986-03-26 1986-03-26 ウレタン巻きベアリング Pending JPS62225402A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003056550A (ja) * 2001-08-22 2003-02-26 Tashiko:Kk ベアリング内蔵型樹脂製ローラ、並びにその製造方法及び製造用成形型
CN102490548A (zh) * 2011-11-25 2012-06-13 开平市鸿兴五金橡塑制品有限公司 一种用于机场手推车的滚轮及其生产工艺

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4812683U (ja) * 1971-06-19 1973-02-12
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