JPS62224234A - 冷却貯蔵野菜類の鮮度保持方法 - Google Patents
冷却貯蔵野菜類の鮮度保持方法Info
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- JPS62224234A JPS62224234A JP61064681A JP6468186A JPS62224234A JP S62224234 A JPS62224234 A JP S62224234A JP 61064681 A JP61064681 A JP 61064681A JP 6468186 A JP6468186 A JP 6468186A JP S62224234 A JPS62224234 A JP S62224234A
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- vegetables
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Landscapes
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、冷ｍＲ？蔵された野菜類の鮮度を損なわずに
常温に戻す鮮度保持方法に関する。
常温に戻す鮮度保持方法に関する。
（従来の技術）
従来、野菜類を冷却して長時間保存することは行なわれ
ているが、キヌサヤエンドウ、ソラマメ、キャベツなど
の豆類や葉菜類は、冷却貯蔵庫から取出してすぐ常温下
に置くといたんで前記のようないたみが生じる理由は、
冷えているものが急に高湿度雰囲気にざらされ、表面に
水滴が凝縮することによる物理的な障害が生じることと
、急に高い温度に置かれたために温度ショックを受けて
生理代謝の異常が１しること等が原因であると考えられ
る。
ているが、キヌサヤエンドウ、ソラマメ、キャベツなど
の豆類や葉菜類は、冷却貯蔵庫から取出してすぐ常温下
に置くといたんで前記のようないたみが生じる理由は、
冷えているものが急に高湿度雰囲気にざらされ、表面に
水滴が凝縮することによる物理的な障害が生じることと
、急に高い温度に置かれたために温度ショックを受けて
生理代謝の異常が１しること等が原因であると考えられ
る。
本発明はこうした野菜類のいたみを防止し、鮮度の低下
による損失を防ぐ方法を提案することを目的とするもの
である。
による損失を防ぐ方法を提案することを目的とするもの
である。
（問題点を解決するための手段）
本発明では、冷却貯蔵庫から、これに於いて冷ノ９貯蔵
されたむき実エントウ、キヌサヤエンドウ、キャベツ等
の野菜類を取出すに際し、予め該野菜類の周囲を高分子
膜で覆っておぎ、これを温度制御し乍ら徐々に常温にま
で昇温させるようにして前記問題点を解決Ｊるようにし
た。
されたむき実エントウ、キヌサヤエンドウ、キャベツ等
の野菜類を取出すに際し、予め該野菜類の周囲を高分子
膜で覆っておぎ、これを温度制御し乍ら徐々に常温にま
で昇温させるようにして前記問題点を解決Ｊるようにし
た。
これに於いて高分子膜として、ポリビニールアルコール
等のガス透過性の低い膜或はポリ塩化ビニリデン等のガ
ス選択透過性を有する膜を使用してもよく、野菜類の不
活性ガスと共に高分子膜で覆うようにしてもよい。
等のガス透過性の低い膜或はポリ塩化ビニリデン等のガ
ス選択透過性を有する膜を使用してもよく、野菜類の不
活性ガスと共に高分子膜で覆うようにしてもよい。
（作 用）
冷却貯蔵庫から取出された野菜類が高分子膜で覆われて
いると、膜内に野菜類から排出される炭酸ガスが溜るの
でこれが野菜類の生理代謝を抑え、急な温度ショックを
受けたことによる生理代謝の異常で生ずる障害を防ぐこ
とができる。また貯蔵庫から常温下に取り出すと、周辺
大気の絶対湿度が増加するが、高分子膜の存在のために
野菜類は増加した湿度に直接さらされることがなく、し
かも徐々に野菜類の温度を上ることによって野菜類の表
面に水滴が凝縮することもない。
いると、膜内に野菜類から排出される炭酸ガスが溜るの
でこれが野菜類の生理代謝を抑え、急な温度ショックを
受けたことによる生理代謝の異常で生ずる障害を防ぐこ
とができる。また貯蔵庫から常温下に取り出すと、周辺
大気の絶対湿度が増加するが、高分子膜の存在のために
野菜類は増加した湿度に直接さらされることがなく、し
かも徐々に野菜類の温度を上ることによって野菜類の表
面に水滴が凝縮することもない。
従って冷却貯蔵された野菜類の常温下への取出しに伴う
いたみを防止出来、野菜の鮮度を保持出来る。
いたみを防止出来、野菜の鮮度を保持出来る。
（実施例）
内部が大気圧で４℃に冷却された冷却貯蔵庫に於いて、
篭に詰めてむき実サヤエントウを冷却貯蔵しておき、こ
れを篭ごとポリビニルアルコール製の高分子膜で覆った
のち温度制御室に運び込み、約２時間掛けて徐々に外気
温度の２０℃にまで昇温させた。この昇温中にむき実サ
ヤエントウの表面及び高分子膜の内面に水滴の付着は観
察されなかった。その後高分子膜を取り外し、４８時間
常温中に放置したがむき実サヤエントウのいたみはｖＡ
′ｒ！されなかった。この実験と同時に該冷却貯蔵庫で
貯蔵されていた篭詰めのむき実サヤエントウを直接常温
下に高分子膜で覆わずに取出しておいたが、このものは
２４時間後に約１０％のものが変色して鮮度を失い、４
８時間後には約３０％のものが変色した。
篭に詰めてむき実サヤエントウを冷却貯蔵しておき、こ
れを篭ごとポリビニルアルコール製の高分子膜で覆った
のち温度制御室に運び込み、約２時間掛けて徐々に外気
温度の２０℃にまで昇温させた。この昇温中にむき実サ
ヤエントウの表面及び高分子膜の内面に水滴の付着は観
察されなかった。その後高分子膜を取り外し、４８時間
常温中に放置したがむき実サヤエントウのいたみはｖＡ
′ｒ！されなかった。この実験と同時に該冷却貯蔵庫で
貯蔵されていた篭詰めのむき実サヤエントウを直接常温
下に高分子膜で覆わずに取出しておいたが、このものは
２４時間後に約１０％のものが変色して鮮度を失い、４
８時間後には約３０％のものが変色した。
むき実サヤエントウは比較的多くの炭酸ガスを排出し、
これが高分子膜内に溜るため生理代謝を抑制出来るが、
例えばキャベツのように炭酸ガスの排出量の少ない野菜
では、外部の炭酸ガスを選択して透過させる性質を有す
るポリ塩化ビニリデン製の高分子膜を使用することが好
ましく、炭酸ガスの排出量の更に少ない野菜類の場合に
は高分子膜内に野菜の種類に応じて窒素ガス、炭酸ガス
などの不活性ガスを導入するようにしてもよい。
これが高分子膜内に溜るため生理代謝を抑制出来るが、
例えばキャベツのように炭酸ガスの排出量の少ない野菜
では、外部の炭酸ガスを選択して透過させる性質を有す
るポリ塩化ビニリデン製の高分子膜を使用することが好
ましく、炭酸ガスの排出量の更に少ない野菜類の場合に
は高分子膜内に野菜の種類に応じて窒素ガス、炭酸ガス
などの不活性ガスを導入するようにしてもよい。
尚、高分子膜はポリエチレンテレフタレート織物で保護
したシリンコン・エラストマー、セロハン、ナイロン等
であってもよく、また冷却貯蔵を開始する前に野菜類を
高分子膜で覆っておくようにしてもよい。
したシリンコン・エラストマー、セロハン、ナイロン等
であってもよく、また冷却貯蔵を開始する前に野菜類を
高分子膜で覆っておくようにしてもよい。
（発明の効果）
以上のように、本発明によるときは、冷却貯蔵された野
菜類を高分子膜で覆い徐々に常温にまで昇温するように
したので、野菜類の温度ショックと水滴の付着を防止出
来、長時間にわたり冷却貯蔵野菜の鮮度を保持すること
が出来る等の効果がある。
菜類を高分子膜で覆い徐々に常温にまで昇温するように
したので、野菜類の温度ショックと水滴の付着を防止出
来、長時間にわたり冷却貯蔵野菜の鮮度を保持すること
が出来る等の効果がある。
他２名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、冷却貯蔵庫からこれに於いて冷却貯蔵されたキヌサ
ヤエンドウ、キャベツ等の野菜類を取出すに際し、予め
該野菜類の周囲を高分子膜で覆っておき、これを温度制
御し乍ら徐々に常温まで上昇させることを特徴とする冷
却貯蔵野菜類の鮮度保持方法。 ２、前記高分子膜として、ポリビニルアルコール等のガ
ス透過性の低い膜或はポリ塩化ビニリデン等のガス選択
透過性を有する膜を使用する前記特許請求の範囲第１項
に記載の冷却貯蔵野菜類の鮮度保持方法。 ３、前記野菜類を不活性ガスと共に高分子膜で覆うこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の冷却貯蔵野
菜類の鮮度保持方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61064681A JPS62224234A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 冷却貯蔵野菜類の鮮度保持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61064681A JPS62224234A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 冷却貯蔵野菜類の鮮度保持方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62224234A true JPS62224234A (ja) | 1987-10-02 |
Family
ID=13265147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61064681A Pending JPS62224234A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 冷却貯蔵野菜類の鮮度保持方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62224234A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4966434A (ja) * | 1972-09-11 | 1974-06-27 | ||
| JPS54163846A (en) * | 1978-06-15 | 1979-12-26 | Souzaburou Uemura | Freshness preserving of fruits |
| JPS60118145A (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-25 | Ichiro Kodama | Ｃａガス条件可変のフイルム包装貯蔵法 |
| JPS60186246A (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-21 | Ulvac Corp | 生鮮農産物の貯蔵法 |
-
1986
- 1986-03-25 JP JP61064681A patent/JPS62224234A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4966434A (ja) * | 1972-09-11 | 1974-06-27 | ||
| JPS54163846A (en) * | 1978-06-15 | 1979-12-26 | Souzaburou Uemura | Freshness preserving of fruits |
| JPS60118145A (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-25 | Ichiro Kodama | Ｃａガス条件可変のフイルム包装貯蔵法 |
| JPS60186246A (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-21 | Ulvac Corp | 生鮮農産物の貯蔵法 |
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