JPS62224005A - 核スピン共鳴装置用磁石 - Google Patents

核スピン共鳴装置用磁石

Info

Publication number
JPS62224005A
JPS62224005A JP62058687A JP5868787A JPS62224005A JP S62224005 A JPS62224005 A JP S62224005A JP 62058687 A JP62058687 A JP 62058687A JP 5868787 A JP5868787 A JP 5868787A JP S62224005 A JPS62224005 A JP S62224005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
individual
magnetic field
coils
symmetry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62058687A
Other languages
English (en)
Inventor
ホルスト、ジーボルト
フランツ、シユトラーワルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JPS62224005A publication Critical patent/JPS62224005A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/381Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets
    • G01R33/3815Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets with superconducting coils, e.g. power supply therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/387Compensation of inhomogeneities
    • G01R33/3875Compensation of inhomogeneities using correction coil assemblies, e.g. active shimming

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、核スピン共鳴イメージング(核スピン−トモ
グラフィ)装置用の基本磁界磁石に関する。
〔従来の技術〕
管状のコイルボビンの上に共通の軸線に沿って相前後し
て配置されている少なくとも6つのリング状の超伝導個
別コイルを含んでおり、これらの個別コイルがそれぞれ
予め定められたアンペアターン数を存し、また撮像範囲
の中心を通って軸線に対して垂直に延びている対称面に
関して対状に対称にかつ対称面から予め定められた中心
距離に配置されており、対称面からの距離の増大と共に
内側、中央および外側個別コイルの各1つの対が構成さ
れていることによって、撮像範囲内に、予め定められた
第1の磁界の強さおよび十分な均一性を有する基本磁界
を発生する核スピン共鳴イメージング(核スピン−トモ
グラフィ)装置用基本磁界磁石は米国特許第43852
77号明細書から公知である。
医学診断の分野で、検査すべき特に人間の身体またはそ
の部分の特定の元素の核の計算上または測定技術上融合
した共鳴信号が解析されるイメージング方法が開発され
ている。こうして得られた空間的なスピン密度および(
または)緩和時間分布からX線トモグラムに類似した1
つの像が構成される。相応の方法が“核スピン−トモグ
ラフィ” (核磁気共鳴トモグラフィ)または“ツォイ
グマトグラフィ(Zeugmatographie)”
という名称で知られている。
核スピン−トモグラフィの前提条件は、いわゆる基本磁
界磁石から発生される強い基本磁界が予め定められた広
がりの撮像または検査範囲内で可能なかぎり均一である
こと、また検査すべき身体が一般に基本磁界の方向軸線
と一致する1つの軸線に沿って基本磁界のなかに入れら
れることである。この基本磁界は定常的および(または
)パルス状のいわゆる勾配磁界により重畳される。さら
に、身体内の個々の原子核の2差運動を励起するために
は、短時間にわたり高周波の交流磁界を励起し得る特別
なアンテナ装置が必要である。高周波信号の受信のため
に特別な測定コイルを設けたくない場合には、上記のア
ンテナ装置により高周波信号が受信される。
基本磁界磁石は特に、基本磁界の方向に相前後して配置
されている6つのリング状の超伝導個別コイルを有し、
これらの個別コイルは共通のコイルボビンの上に配置さ
れている。そのために、冒頭に記載した種類の米国特許
から公知のコイルボビンは相応の溝を設けられている。
これらの溝は、撮像範囲の中心を通って方向軸線に対し
て垂直に延びている1つの対称面に関して対状に対称に
、かつこの対称面から予め定められた中心距離に配置さ
れている。溝のなかに外から個別コイルの巻線が入れら
れる。その際に、撮像範囲内の基本磁界の所望の磁界の
強さまたは磁気誘導に応じて、対称面からの溝の個々の
距離と、溝のなかに入れるべき個別コイルの導体のター
ン数と、コイルの導体を流れる電流とが予め定められて
いる。そのために相応の個々のパラメータが公知の仕方
で計算される(″ジャーナル・オブ・アプライド・フィ
ジックス(Journal of Applied P
hysics)  ”、第38巻、第6号、1967年
5月、第2563〜2586頁参照)、すなわち、予め
定められた寸法のコイルボビンを有する基本磁界磁石に
対しては、所望の磁界の強さおよび十分な均一性を有す
る基本磁界を得るために、これらの価々のパラメータが
一義的に定められている。さらに、公知の基本磁界磁石
は一連の追加コイルを設けられている。これらの追加コ
イルは6つの個別コイルと電気的に一括接続されておら
ず、それらから分離して励磁される。従って、追加コイ
ルはシム−コイルを成している。
核スピン−トモグラフィには、寸法は同一であるが、た
とえば0.5Tないし2Tの相異なる作動磁界の強さま
たは磁気誘導を生ずる超伝導基本磁界磁石が使用される
。そのために必要な個別コイルの超伝導材料は非常に高
価であり、また物理的・技術的に予め定められた最大通
電能力を有するので、相異なる強さの基本磁界磁石はそ
の巻線パケットの相異なる断面積を必要とする。すなわ
ち、これらの個別磁石は相異なるアンペアターン数に対
して設計されていなければならない、さらに、核スピン
−トモグラフィでは基本磁界が利用可能な撮像範囲内で
非常に均一でなければならないので、作動磁界の強さの
変化の際には巻線断面積またはアンペアターン数となら
んで個別コイルの空間的位置もそれぞれ新たに調節され
なければならない、しかし、このことは一般に、相異な
る磁界の強さの磁石に対して、そのつど予め定められた
導体集合を巻くために、他の寸法を有するそれぞれ1つ
の他のコイルボディを作らなければならないことに通ず
る。その結果、費用のかかる在庫もしくは磁石の発注か
ら引渡までの長い期間が必要とされる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、冒頭に記載した[6のコイルボビンを
、種々の磁界の強さに対する基本磁界磁石を比較的価か
な費用で提供し得るようにすることである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は、本発明によれば、特許請求の範囲第1項に
記載の基本磁界磁石により達成される。
本発明による基本磁界磁石のコイルボビン上では、個別
コイルの位置は(第1の磁界の強さを発生するための)
最も強い磁石に対して正確に確定されている。その際常
に対称面に関する対称性が利用される。3つのコイル対
から成ろシステムでは、予め定められた基本磁界を発生
し、かつ球関数による公知の磁界展開式の5つの最初の
偶数項を消去するため、3つのターン数および3つのコ
イル位置、すなわち6つの自由度が設計者に与えられる
。奇数項は対称性のゆえに消滅する。いま、このコイル
ボビンによりBいほうの(第2の)′/JeL界の強さ
を存する磁石を構成したい場合には、最も強い磁石から
のコイル位置を引き継ぐならば、磁界誤差の消去のため
にただ2つの自由度が残されている。しかし、このこと
は受容不可能な大きい磁界誤差に通ずる。しかし、本発
明により補助コイル対を導入すれば、再び1つの追加的
な自由度が得られる点で有利である。この補助コイル対
の特別な位置およびその中心半径の選定により、また内
側コイル対および中央コイル対において本発明により行
うべきターン数の補正により、磁界誤差は全体として、
弱いほうの磁界の強さおよび十分に高い均一性を有する
磁石を構成するためにコイルボビンの使用が可能とされ
るように、小さく保たれ得る。その際に補正は、外側の
個別コイルのターン数の選定、その元来の外側半径、使
用される導体の断面積ならびに補助コイルの位置および
中心半径に関係して行われる0本発明により基本磁界磁
石を構成することによって得られる利点は、そのコイル
ボビンが相異なる磁界の強さの磁石に対して使用され得
ることである。その際に、超伝導材料の必要条件が、第
1の磁界の強さを発生するために必要な最も強いバージ
ョンにくらべて軽減される。
本発明による基本磁界磁石の有利な実施態様は特許請求
の範囲第2項以下にあげられている。
〔実施例] 以下、図面に示されている実施例により本発明を一層詳
細に説明する。
第1図に部分的に示されている基本磁界磁石は核スピン
共鳴によるイメージング装置の公知の実施例から出発し
ている。全体として参照符寄主を付されている基本磁界
磁石は、x−y−z直角座標系の水平z軸に関して同心
に配置されており2方向に1つの基本磁界を発生するた
めの超伝導個別コイルの系を含んでいる。この基本磁界
は、その中心点Mに座標系の座標原点が位置すべき1つ
の撮像範囲内で十分に均一である。基本磁界磁石はこの
均一な撮像範囲への軸線方向の近接を許す。
すなわち、検査すべきたとえば人間の身体が2軸に沿っ
て磁界範囲内に入れられる。
基本磁界磁石主は好ましくは、z軸に沿って相前後して
並べられている6つのリング状の個別コイルを含んでい
る。これらの個別コイルのそれぞれ2つは、座標系のx
−y軸を含む面Sに関して対称に配置されており、個別
コイルの3つの対PL P2およびP4が生じている0
図面には、この対称面Sの1つの側に位置する基本磁界
磁石の2軸の上側にある部分のみが詳細に示されている
すなわち、対称面Sのほうを向いた内側のコイル対PI
はその個別コイル11により、外側のコイル対P4はそ
の個別コイル14により、またそれらの間に位置する中
央の個別コイル対P2はその個別コイル12により示さ
れている。
本発明によれば、外側コイル対P4の個別コイル14の
付近に配置される補助コイルのもう1つの対P3がさら
に設けられており、この補助コイル対は図面中にそのコ
イル13により示されている。これらの補助コイル13
は別個の電源から電流を供給されずに、個別コイル11
.12および14と直列に接続されており、従って追加
的な電流供給を必要としない、好ましくは統一的な超伝
導体から製造されているコイル対P1ないしP4のすべ
てのコイル11ないし14は、中空シリンダ状のコイル
ボビン1工の相応の溝21ないし24のなかに外から入
れられる。対称面Sに関してのこれらのR21ないし2
4またはそのなかに配置されたコイル11ないし14の
中心距離は図面中に2軸上に21ないしR4で示されて
いる。
本発明によれば、コイルボビン1工は、それにより種々
の磁界の強さまたは磁気誘導の基本磁界磁石を構成する
ように設計されていなければならない、コイル対のコイ
ルの個々のアンペアターン数および対称面に関するそれ
らの位置を定めるため、最大の磁界の強さまたは磁気誘
導を発生すべき1つの基本磁界磁石が基礎とされている
。この最大の磁界の強さを以下では第1の磁界の強さと
呼ぶ。この第1の磁界の強さは公知の仕方で個別コイル
11または12または14の3つの対P1、R2および
R4によってのみ発生されなければならない。対称面S
に関するそれらの中心路1i11z+、R2および24
ならびに所与の電流におけるそれらのアンペアターン数
は公知の仕方で求められる(前記の文献“ジャーナル・
オプ・アプライド・フィジックス”参照)、相応の個別
コイルの中心路11z+、R2およびR4ならびにアン
ペアターン数N、、N2およびN4の値および外側個別
コイル14の導体断面[q4の値は第1の磁界の強さに
関係して予め定められている0図面中には、この第1の
磁界の強さの相応の基本磁界磁石がその個別コイルによ
り示されており、それらの外側31または32または3
4はそれぞれ破線により示されている。最も外側の個別
コイル34のこうして生ずる外側半径はR4で示されて
いる。
さて本発明によれば、同一のコイルボビン11により、
第1の磁界の強さにくらべて弱い第2の磁界の強さが発
生され、その際に同一の溝21.22および24のなか
に少ないほうのターン数N 、 /、N2′およびN4
′を有する個別コイル11.12および14が巻かれて
いる。対称面Sからの個別コイル11.12および14
の中心距離z1、R2およびR4ならびにそれらの内側
半径はこうして不変である。さらにこれらの個別コイル
の材料である超伝導導体の通電能力はその断面積および
技術的実施態様(超伝導材料対安定化材料比、製造テク
ノロジー)に関係するので、低いほうの(第2の)作動
磁界の強さに対しては外側個別コイル14に対して他の
導体断面積Q4’が選定され得る。
さて、減ぜられた磁界の強さを有する磁石1を構成する
ためには、先ず少ないほうのターン数N斗′がコイル対
P4の外側個別コイル14に対する溝24のなかに設け
られる。こうして予め定めるべき比N4’/N斗をαで
表すことにする。さらに、偏差する導体断面積q+’を
選定すると、外側個別コイル14の巻線パケットの半径
方向の高さは係数 β−N 41・q斗’/(N4・q4)=α・q斗’/
q斗 で減少する0個別コイル34の元来の外側半径R4の代
わりに、相応の減ぜられたR4′をとる必要がある0図
示されている実施例によればβは約0゜5である。しか
し、高磁界バージラン(第1の作動磁界の強さ)に対す
る導体と同一の導体を使用すれば、α−βである。
さらに、減ぜられた磁界の強さを有する基本磁界磁石1
のバージランに対しては、個別コイル対P1、R2およ
びR4に対する位置z1、R2および24の位置の保持
と結び付けられる磁界誤差を補正し得るように、補助コ
イル対P3を設ける必要がある。その際に相応の補助コ
イル13を受は入れるための溝23は溝24の付近に構
成されるのが有利であり、その際に個々の巻線を溝のな
かに十分に固定して支えるという観点が考慮に入れられ
なければならない、すなわち、溝23と24との間の隔
壁26は、軸線方向に見て、個別コイル14の狂いのな
い位置が保証されているように延長されていなければな
らない、それにもかかわらず補助コイル13の中心位W
zsおよびその中心半径R3の選定の際に成る自由度が
存在する。
それによってコイルボビンに関する個別的な構造上の希
望も考慮に入れられ得る。距離z3および(または)半
径R3の選定の際に下記の関係が少なくとも近似的に基
礎とされることは特に有利である。
Z 3/Z 4=0.831、 R3/ R斗=1.0 距離z1ないしz4とならんで大きさN1ないしN4、
R3、R◆およびN 41ならびにq4およびq4’も
予め定められている。いま、これらの大きさから出発し
て、コイル対P3の補助コイル13のターン数N3’を
定めるため、第2図のグラフが参照される。このグラフ
には横軸に減少係数β−(N斗’ / N 4 )  
・ (Ql’/q4)−α・ (q+’/q+)が、ま
た縦軸には比N3′/ N 、 rがとられている。こ
のグラフは23 / 24の相異なる比に対する2つの
曲線が示されている。
この曲線を用いてターン数N3’に対して下記の、変更
された導体断面積Q+’に対しても一般的に成り立つ関
係式が得られる。
N3 ’/N4 ’ =HI ・K1・K2ここで、H
I=’(1−β)・0.066、K1=1+ (Z3/
24 0.831)  ・9.08、 K2謬R3/ R◆ その際に項H1により補正の主効果が記述され、他方に
おいてに1およびに2は第1または第2の微補正を行う
、第2の微補正は小さいほうの補助コイル半径R3にお
ける必要なアンペアターン数N3’の低下から生ずる。
さらに、第3図のグラフに示されている曲線に相応して
最も内側のコイル対P1の個別コイルエ1のターン数は
外側個別コイル14における減少係数αまたはβに相応
するものよりも若干大きく選定されなければならない。
このグラフには、第2図に相応して、2 s / Z 
4の2種類の値に対して生ずる曲線(N+’/N+)−
αが示されており、ここでα−βに選定されている。こ
の曲線とαとの二乗関係はもっともらしい、すなわち、
粗い近似で補助コイル13のターン数Ni’は外側 ゛
個別コイル14の隣接するターンに加算され、従ってそ
れぞれターン数の和N3’+N斗′は内側個別コイル1
1のターン数に比較して考察されている。第3図のグラ
フに示されている両曲線の経過による精密な計算から下
記の関係式が得られる。
(N+’/N+)−α−H2・K3・N4ここで、N2
謂α・ (1−β)・0.104、K3−1+ Cz3
/z4−0.831)  ・5.92、 N4−に2 その際にN2はこの関係式の主補正項を表し、他方にお
いてに3は第1の補正係数を、またに、は第2の補正係
数を意味する。
中央のコイル対P2のコイル12のターン数N2’に対
しては、N 、 lを定めるための補正法則と同一の補
正法則が当てはまる。
ターン数N、’、N2 ’およびN3’を定めるための
前記の関係式に基礎をおいて、次いで核スピン−トモグ
ラフィに対して十分に均一な1つの磁界が措像範囲内で
第8次の受容可能な残留誤差で得られる。一般に、弱い
ほうの磁界の強さにおける磁界均一性への要求はそれほ
ど極端に高くはない、すなわち、これらの磁界の強さに
おいてはイメージングはプロトンの核スピン共鳴により
可能であるが、たとえば燐のような他の核の分光は可焼
でない。
図面の基礎となっている実施例は、外側の個別コイル1
4が高い磁界(第1の磁界の強さ)の発生の基礎とされ
たものと同一の超伝導体から巻かれていること、すなわ
ちq斗””q+が成り立っていることから出発している
。このことは一般に好ましい、しかし、場合によっては
、たとえば類似または同一の作動電流が高いほうの中央
有効電流密度において望まれる場合には、小さいほうの
断面積q4’を選択することもできる。その際には捕捉
すべき擾乱は幾何学的な半径方向の厚みまたは外側コイ
ル対P4の個別コイルの外側半径の減少により惹起され
る。その際、 β−ΔR斗′/ΔR4 が成り立つ。
類似の巻線技術でこのことはターン数Nの減少および(
または)導体断面積qの減少により達成され得る。すな
わち β= (N斗’ / N 4 )  ・ (q斗’ /
 q + )=α・ (Q4’/q4) ここで、α−N+’/N+ が成り立つ0図示されている実施例によれば、さらに、
コイルボビン1工が単一片から成り、その際に溝21な
いし24がその外側に加工されていることが前提とされ
た。しかし、場合によっては、相応の多部品から成るコ
イルボビンを使用することもできる。すなわち、たとえ
ば溝は1つのリング状の保持体の外側に配置されている
りジグ伏のフランジの間に構成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による基本磁界磁石の一部分の縦断面図
、第2図および第3TI!Jはそれぞれこの磁石のいく
つかのコイルのターン数を変更するための補正量のグラ
フである。 l・・・基本磁界磁石、11.12.14・・・個別コ
イル1.13・・・補助コイル、21〜24・・・溝、
l工・・・コイルボビン、31.32.34・・・コイ
ル外側。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)管状のコイルボビンの上に共通の軸線に沿って相前
    後して配置されている少なくとも6つのリング状の超伝
    導個別コイルを含んでおり、これらの個別コイルがそれ
    ぞれ予め定められたアンペアターン数を有し、また撮像
    範囲の中心を通って軸線に対して垂直に延びている対称
    面に関して対状に対称にかつ対称面から予め定められた
    中心距離に配置されており、対称面からの距離の増大と
    共に内側、中央および外側個別コイルの各1つの対が構
    成されていることによって、撮像範囲内に、予め定めら
    れた第1の磁界の強さおよび十分な均一性を有する1つ
    の基本磁界を発生する核スピン共鳴イメージング(核ス
    ピン−トモグラフィ)装置用の基本磁界磁石において、
    予め定められた電流において第1の磁界の強さにくらべ
    て弱くかつ十分に均一な第2の磁界の強さを発生するた
    め、 コイルボビン(25)上にコイル対(P1、P2、P4
    )の個別コイル(11、12、14)が対称面(S)に
    関して同一の中心距離(z_1、z_2、z_4)にあ
    り、かつ減ぜられたターン数(N_1’、N_2’、N
    _4’)を有するものとして取付けられており、 さらに、それぞれ個別コイル(11、12、14)と直
    列に接続されており、また中央個別コイル(12)と外
    側個別コイル(14)との間に外側個別コイル(14)
    の付近においてコイルボビン(25)上に配置されてい
    る補助コイル(13)の1つの対(P3)が設けられて
    おり、 補助コイル(13)または中央個別コイル(12)また
    は内側個別コイル(11)の減ぜられたターン数N_3
    ’、N_2’およびN_1’に対して関係式 a)N_3’/N_4’=0.066・(1−β)・〔
    1+ 9.08(z_3/z_4−0.831)〕・(
    R_3/R_4) b)N_2’/N_2−α=N_1’/N_1−α=0
    .104・α・(1−β)・〔1+5.92(z_3/
    z_4−0.831)〕・(R_3/R_4)c)β=
    (N_4’/N_4)・(q_4’/q_4)=α・(
    q_4’/q_4) ここで、 q_4およびq4’は第1または第2の磁界の強さに対
    して選定された、外側個別コイル(34または14)の
    導体の断面積、 z_3およびR_3は対称面(S)からの各補助コイル
    (13)の予め定めるべき中心距離またはその予め定め
    るべき中心半径、 z_4は対称面(S)からの各外側個別コイル(14)
    の中心距離、 R_4は第1の磁界の強さに対して予め定められた外側
    個別コイル(34)の本来の外側半径、N_4’は第1
    の磁界の強さに対して予め定められた外側個別コイル(
    14)のターン数、 N_1、N_2およびN_4は第1の磁界の強さに対し
    て生ずる、内側個別コイル(31)、中央個別コイル(
    32)または外側個別コイル(34)のターン数 が当てはまることを特徴とする核スピン共鳴装置用磁石
    。 2)個別コイル(11、12、14)および補助コイル
    (13)が溝(21、22、24または23)のなかに
    配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の磁石。 3)補助コイル(13)の中心距離(z_3)が少なく
    とも近似的に外側個別コイル(14)の中心距離(z_
    4)の0.831倍であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の磁石。 4)補助コイル(13)の中心半径(R_3)が少なく
    とも近似的に、第1の磁界の強さに対して生ずる、外側
    個別コイル(34)の本来の外側半径(R_4)に等し
    く選定されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第3項のいずれか1項に記載の磁石。 5)個別コイル(11、12、14)および補助コイル
    (13)が1つの統一的な超伝導体から巻かれているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項のい
    ずれか1項に記載の磁石。 6)個別コイル(11、12、14)および補助コイル
    (13)が、第1の磁界の強さに対して基礎とされてい
    る超伝導体から巻かれていることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の磁石。
JP62058687A 1986-03-19 1987-03-13 核スピン共鳴装置用磁石 Pending JPS62224005A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3609226 1986-03-19
DE3609226.6 1986-03-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62224005A true JPS62224005A (ja) 1987-10-02

Family

ID=6296761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62058687A Pending JPS62224005A (ja) 1986-03-19 1987-03-13 核スピン共鳴装置用磁石

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4799017A (ja)
EP (1) EP0238909B1 (ja)
JP (1) JPS62224005A (ja)
DE (1) DE3764502D1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6458247A (en) * 1987-08-29 1989-03-06 Fuji Electric Co Ltd Uniform magnetic field coil
US4881035A (en) * 1987-11-24 1989-11-14 Siemens Aktiengesellschaft Magnetic structural arrangement of an installation for nuclear magnetic resonance tomography with superconducting background field coils and normal-conducting gradient coils
JPH03139328A (ja) * 1989-10-25 1991-06-13 Toshiba Corp Mri装置用超電導マグネット
US5136273A (en) * 1988-10-17 1992-08-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnet apparatus for use in a magnetic resonance imaging system
DE3914243A1 (de) * 1989-04-29 1990-10-31 Bruker Analytische Messtechnik Magnetsystem mit supraleitenden feldspulen
DE4007265A1 (de) * 1990-03-08 1991-09-12 Bruker Analytische Messtechnik Supraleitende magnetspulenanordnung
GB2307046B (en) * 1995-11-09 2000-04-12 Elscint Ltd Single former active shield magnets
JP5594198B2 (ja) * 2011-03-16 2014-09-24 富士通株式会社 電子部品及び電子部品組立装置
US9559569B2 (en) 2012-02-13 2017-01-31 Ge Aviation Systems Llc Arrangement for cooling an electric machine with a layer of thermally conducting and electrically insulating material

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2849355A1 (de) * 1978-11-14 1980-05-29 Philips Patentverwaltung Magnetspulenanordnung zur erzeugung eines homogenen magnetfeldes fuer magnetresonanz-anordnungen
US4385277A (en) * 1980-01-21 1983-05-24 The Oxford Instruments Group Limited Topical nuclear magnetic resonance spectrometer and method
NL8203756A (nl) * 1982-09-28 1984-04-16 Holec Nv Magneetspoeleninrichting.
US4587504A (en) * 1983-11-11 1986-05-06 Oxford Magnet Technology Limited Magnet assembly for use in NMR apparatus
JPS60229311A (ja) * 1984-04-26 1985-11-14 Yokogawa Hokushin Electric Corp 磁場発生用コイル
US4506247A (en) * 1984-05-23 1985-03-19 General Electric Company Axisymmetric correction coil system for NMR magnets

Also Published As

Publication number Publication date
DE3764502D1 (de) 1990-10-04
EP0238909A1 (de) 1987-09-30
US4799017A (en) 1989-01-17
EP0238909B1 (de) 1990-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0187691B1 (en) Improvements relating to magnets
US5166619A (en) Gradient coil assembly for a magnetic resonance imaging apparatus
JP2584005B2 (ja) 磁場勾配コイル装置およびそれを用いる磁気共鳴イメージングシステム
US4506247A (en) Axisymmetric correction coil system for NMR magnets
JPH0785445B2 (ja) 補正コイル
GB2209223A (en) Coil assembly for generating a homogeneous magnetic field
US5084677A (en) Magnetic field generating apparatus
US4658229A (en) Magnet system providing a region of substantially homogeneous field strength
US5396208A (en) Magnet system for magnetic resonance imaging
JPS62224005A (ja) 核スピン共鳴装置用磁石
JPH10179552A (ja) 核スピントモグラフィ装置用の勾配コイル装置
US5675255A (en) Tesseral gradient coil for nuclear magnetic resonance tomography apparatus
US5012191A (en) Gradient coil system for a nuclear magnetic resonance tomography apparatus
JP2004509721A (ja) 主磁石中に配置された円錐傾斜コイルを有する垂直磁場型mri装置
JPH07502925A (ja) 局部横勾配コイル
JP4142010B2 (ja) 磁石組立体
US6462547B1 (en) Magnetic resonance tomography apparatus having a gradient coil system with a structural design wherein a scalar product of a natural oscillation mode and Lorentz forces is minimized toward zero
JP6797008B2 (ja) 超電導磁石装置およびそれを備えた磁気共鳴イメージング装置
US20050122106A1 (en) Gradient coil arrangement
GB2385669A (en) Switchable gradient system for magnetic resonance tomography machine
JP2615579B2 (ja) 超電導マグネツト
US20230375648A1 (en) Static field magnet and mri apparatus
JP7345932B2 (ja) 単一の厚いループを用いた磁気共有イメージング
US6429655B1 (en) MR apparatus provided with a gradient coil system
JPH05308017A (ja) 勾配磁場発生装置