JPS62223413A - 2サイクルエンジン - Google Patents
2サイクルエンジンInfo
- Publication number
- JPS62223413A JPS62223413A JP6670486A JP6670486A JPS62223413A JP S62223413 A JPS62223413 A JP S62223413A JP 6670486 A JP6670486 A JP 6670486A JP 6670486 A JP6670486 A JP 6670486A JP S62223413 A JPS62223413 A JP S62223413A
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- JP
- Japan
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- port
- air
- exhaust port
- exhaust
- scavenging
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Links
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 claims abstract description 22
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 32
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 28
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 claims description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 10
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 8
- 239000000446 fuel Substances 0.000 abstract description 8
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、燃焼室内の燃焼ガスの掃気において層状の
掃気を行うことを特徴とする2サイクルエンジンに関す
る。
掃気を行うことを特徴とする2サイクルエンジンに関す
る。
(従来技術)
2サイクルエンジンは、4サイクルエンジンの如(燃焼
室内への混合気の供給あるいは燃焼ガスの排出にバルブ
を用いず、第9図に図示するように、シリンダ1の壁面
に掃気用及び排気用のポート(孔)3.4を形成してピ
ストン2の上下動によってこのポート3.4を開閉させ
、掃気・排気を行うよう構成されている。
室内への混合気の供給あるいは燃焼ガスの排出にバルブ
を用いず、第9図に図示するように、シリンダ1の壁面
に掃気用及び排気用のポート(孔)3.4を形成してピ
ストン2の上下動によってこのポート3.4を開閉させ
、掃気・排気を行うよう構成されている。
この場合に、排気ポート4は、新しい混合ガスの充填効
率を高めるため、掃気ポート3よりわずかにシリンダ1
の上方位置に配設されている。
率を高めるため、掃気ポート3よりわずかにシリンダ1
の上方位置に配設されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述のように排気ポートが掃気ポートよ
りシリンダの上方位置に配設されている場合には、ピス
トンが上昇する圧縮工程の際、掃気ポートが閉じても排
気ポートが開いている期間(第9図の状態参照)が存在
するため、ピストンの上昇に伴って新しい混合ガス(未
燃焼ガス)が排気ポートから流出することとなる。
りシリンダの上方位置に配設されている場合には、ピス
トンが上昇する圧縮工程の際、掃気ポートが閉じても排
気ポートが開いている期間(第9図の状態参照)が存在
するため、ピストンの上昇に伴って新しい混合ガス(未
燃焼ガス)が排気ポートから流出することとなる。
このため、燃料消費率とりわけ所謂「エクスパンション
チャンバーの効果」が少ない低速域での燃料消費率が太
き(なり、また排気ガス中にしめる新しい混合ガス(未
燃焼ガス)の割合が多くなることに起因して排気ガスに
大気汚染の要因となるC01lcxが含まれ、また排気
ガスが青くなる。さらに、同様の理由により、排気ポー
トにカーボンが発生し易くなる等の諸問題が生ずる。
チャンバーの効果」が少ない低速域での燃料消費率が太
き(なり、また排気ガス中にしめる新しい混合ガス(未
燃焼ガス)の割合が多くなることに起因して排気ガスに
大気汚染の要因となるC01lcxが含まれ、また排気
ガスが青くなる。さらに、同様の理由により、排気ポー
トにカーボンが発生し易くなる等の諸問題が生ずる。
本発明は、上記現況のもとに行われたもので、上述の如
く諸問題のない2サイクルエンジンを提供することを目
的にする。
く諸問題のない2サイクルエンジンを提供することを目
的にする。
(問題を解決するための手段)
本発明にがかる2サイクルエンジンは、燃焼室内に混合
ガスを供給(給気)して該燃焼室から燃焼ガスを排出す
るため排気ポートあるいはその近傍高さ位置のシリンダ
周囲に主掃気ポートと副掃気ポートを適所に配設した2
サイクルエンジンにおいて、上記主掃気ポートからはク
ランク室を経た混合ガスを排気ポートから遠い部位に充
満するよう流出させ、上記副掃気ポートからは空気のみ
を排気ポートの近傍位置に充満するよう流出させるよう
構成したことを特徴とする。
ガスを供給(給気)して該燃焼室から燃焼ガスを排出す
るため排気ポートあるいはその近傍高さ位置のシリンダ
周囲に主掃気ポートと副掃気ポートを適所に配設した2
サイクルエンジンにおいて、上記主掃気ポートからはク
ランク室を経た混合ガスを排気ポートから遠い部位に充
満するよう流出させ、上記副掃気ポートからは空気のみ
を排気ポートの近傍位置に充満するよう流出させるよう
構成したことを特徴とする。
(作用)
しかして、本発明にかかる2サイクルエンジンは、燃焼
室内において、圧縮工程の、掃気ポートが閉じ且つ排気
ポートが開いている状態において、該排気ポート近傍に
は空気層が、その他の部分には混合気層が、層状に形成
される。
室内において、圧縮工程の、掃気ポートが閉じ且つ排気
ポートが開いている状態において、該排気ポート近傍に
は空気層が、その他の部分には混合気層が、層状に形成
される。
この結果、圧縮工程において、ピストンの上昇に伴って
燃焼室内の気体が排気ポートから排気管側に流出する際
、空気層を形成している空気のみ流出する。即ち、低速
域における新しい混合気(未燃焼ガス)の排気管側への
流出が防止できる。
燃焼室内の気体が排気ポートから排気管側に流出する際
、空気層を形成している空気のみ流出する。即ち、低速
域における新しい混合気(未燃焼ガス)の排気管側への
流出が防止できる。
(実施例)〜
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
る。
第1図は第1実施例にかかる2サイクルエンジンの縦断
面図、第2図は第1図のX−X矢視図である。
面図、第2図は第1図のX−X矢視図である。
図において、1は2サイクルエンジンのシリンダで、シ
リンダ1には、燃焼室Aとクランクケース室Bを接続す
る主掃気ポート3八、燃焼室Aと上述する空気溜7を接
続する副掃気ポート3B、燃焼室Aと排気管(図示せず
)を接続する排気ポート4、気化器9とクランクケース
室Bを接続する吸気ポート6、副掃気ポート3Bに空気
を圧送するための空気溜7の一部空間7Aが形成されて
いる。上記主掃気ポート3Aと副掃気ボー1−3Bの上
端は、高さ位置的に、排気ポート4の上端よりやや低い
位置に形成され、また副掃気ポート3Bの上端は主掃気
ポート3Δの上端よりやや低く形成されている(第1図
参照)。
リンダ1には、燃焼室Aとクランクケース室Bを接続す
る主掃気ポート3八、燃焼室Aと上述する空気溜7を接
続する副掃気ポート3B、燃焼室Aと排気管(図示せず
)を接続する排気ポート4、気化器9とクランクケース
室Bを接続する吸気ポート6、副掃気ポート3Bに空気
を圧送するための空気溜7の一部空間7Aが形成されて
いる。上記主掃気ポート3Aと副掃気ボー1−3Bの上
端は、高さ位置的に、排気ポート4の上端よりやや低い
位置に形成され、また副掃気ポート3Bの上端は主掃気
ポート3Δの上端よりやや低く形成されている(第1図
参照)。
シリンダ1の下端には、クランクケース5が一体的に結
合され、このクランクケース5には、燃焼室Aに混合ガ
スを圧送するクランクケース室B、クランクケース室B
と連通し上記シリンダ1の空間7八と結合して空気溜7
を形成する空間7Bが形成されている。
合され、このクランクケース5には、燃焼室Aに混合ガ
スを圧送するクランクケース室B、クランクケース室B
と連通し上記シリンダ1の空間7八と結合して空気溜7
を形成する空間7Bが形成されている。
シリンダlの吸気ポート6には、外気側にエアクリーナ
8を装着した気化器9が取着されている。
8を装着した気化器9が取着されている。
さらに、エアクリーナ8は上記空気溜7と連通管10を
介して接続され、連通管lOと空気溜7の接続箇所には
連通管10側から空気溜7側への一方向のみ空気が流れ
るよう逆止弁11が付設されている。そして、上記連通
管10には、気化器のスロットル9aと連動して作動す
るスロットルlOaが設けられている。尚、連通管10
は、固有振動数を低くして低速域での空気の供給効率を
良くするため、長い管で構成されている。
介して接続され、連通管lOと空気溜7の接続箇所には
連通管10側から空気溜7側への一方向のみ空気が流れ
るよう逆止弁11が付設されている。そして、上記連通
管10には、気化器のスロットル9aと連動して作動す
るスロットルlOaが設けられている。尚、連通管10
は、固有振動数を低くして低速域での空気の供給効率を
良くするため、長い管で構成されている。
上記空気溜7は、容積的に少なくともlサイクル当たり
の副掃気ポート3Bから燃焼室への空気供給量より大き
くしておく必要がある。
の副掃気ポート3Bから燃焼室への空気供給量より大き
くしておく必要がある。
また、上記主掃気ポート3への燃焼室側開口部3aは、
第2図に図示するように、排気ポート4の中心軸に対称
に且つ排気ポート4より遠い部分に混合気を流出するよ
うな角度に形成されている。
第2図に図示するように、排気ポート4の中心軸に対称
に且つ排気ポート4より遠い部分に混合気を流出するよ
うな角度に形成されている。
一方、副掃気ポー)3Bの燃焼室側開口部3bは、第2
図に示すように、排気ポート4の中心軸に対象に且つ排
気ポート4近傍部分に空気を流出するような角度に形成
されている。
図に示すように、排気ポート4の中心軸に対象に且つ排
気ポート4近傍部分に空気を流出するような角度に形成
されている。
しかして、上記構成よりなる本2サイクルエンジンは、
以下のように作用する。
以下のように作用する。
即ち、爆発工程において気化器7から負圧状態のクラン
クケース室Bに混合ガスを吸入する際、エアクリーナ8
から連通管10、逆止弁11を経て空気溜7に空気が吸
入される。そして、爆発工程から圧縮工程に移行すると
、第1図に示すように、バランスウェイト12の回転に
より、クランクケース室Bの混合ガスは主掃気ボー1−
3Aから燃焼室Aに圧送供給されるとともに、バランス
ウェイト12の回転と逆止弁itの逆止作用により、や
や遅れて空気溜7の空気も副掃気ポート3Bから燃焼室
Aに圧送供給される。そして、この燃焼室Aへの流入に
際し、主掃気ボー1−34からは混合ガスが第1図の矢
印で示すように、排気ポート4から遠い部分に充満する
よう供給され、同じく副排気ポー1−3Bからは空気が
排気ポート4近傍部分に充満するよう供給される。
クケース室Bに混合ガスを吸入する際、エアクリーナ8
から連通管10、逆止弁11を経て空気溜7に空気が吸
入される。そして、爆発工程から圧縮工程に移行すると
、第1図に示すように、バランスウェイト12の回転に
より、クランクケース室Bの混合ガスは主掃気ボー1−
3Aから燃焼室Aに圧送供給されるとともに、バランス
ウェイト12の回転と逆止弁itの逆止作用により、や
や遅れて空気溜7の空気も副掃気ポート3Bから燃焼室
Aに圧送供給される。そして、この燃焼室Aへの流入に
際し、主掃気ボー1−34からは混合ガスが第1図の矢
印で示すように、排気ポート4から遠い部分に充満する
よう供給され、同じく副排気ポー1−3Bからは空気が
排気ポート4近傍部分に充満するよう供給される。
即ち、空気が排気ポート4近傍に充満し、混合ガスが排
気ポート4より遠い部分に充満し、これらの混合ガスと
空気が、シリンダ1内で層状になるよう供給される。
気ポート4より遠い部分に充満し、これらの混合ガスと
空気が、シリンダ1内で層状になるよう供給される。
その結果、圧縮工程がさらに進行して、ピストン2によ
り主掃気ポート3^および副掃気ポート3Bが閉じて排
気ポート4だけ開いている状態において、さらにピスト
ン2が上昇することにより燃焼室Aの容積が少なくなり
排気ポート4から排気管側へ燃焼室Aの気体が流出する
場合でも、排気ポート4近傍部分に充満する空気のみが
流出し、混合ガスは燃焼室Aから流出することはない、
即ち、燃焼室の混合ガスの所謂吹き抜は現象はなくなる
。
り主掃気ポート3^および副掃気ポート3Bが閉じて排
気ポート4だけ開いている状態において、さらにピスト
ン2が上昇することにより燃焼室Aの容積が少なくなり
排気ポート4から排気管側へ燃焼室Aの気体が流出する
場合でも、排気ポート4近傍部分に充満する空気のみが
流出し、混合ガスは燃焼室Aから流出することはない、
即ち、燃焼室の混合ガスの所謂吹き抜は現象はなくなる
。
特に、上述のエクスパンションチャンバーの効果が少な
い、低速域での混合ガスの吹き抜は現象防止に有益とな
る。
い、低速域での混合ガスの吹き抜は現象防止に有益とな
る。
尚、上記連通管10のスロットルlOaは、気化器9の
スロットル9aと連動して作動するため、シリンダ1の
燃焼室Aへの混合ガスの量と空気の量の配分は所定の配
分が維持される。また、点火プラグ16が混合ガスが充
満する層内(シリンダの燃焼室の左上部)に配設されて
いるため、シリンダ内の燃焼状態も極めてよい。
スロットル9aと連動して作動するため、シリンダ1の
燃焼室Aへの混合ガスの量と空気の量の配分は所定の配
分が維持される。また、点火プラグ16が混合ガスが充
満する層内(シリンダの燃焼室の左上部)に配設されて
いるため、シリンダ内の燃焼状態も極めてよい。
上記実施例においては、空気溜から副掃気ポートをへて
燃焼室への空気の圧送手段に、空気溜とクランクケース
室を連通し、バランスウェイ)12のポンプ作用を利用
しているが、これに代えて以下のような手段を用いても
よい。
燃焼室への空気の圧送手段に、空気溜とクランクケース
室を連通し、バランスウェイ)12のポンプ作用を利用
しているが、これに代えて以下のような手段を用いても
よい。
例えば、第3図、第4図に図示するように、排気ポート
4に連通した空間13を設け、この空間13に上下動自
在なシール弁14を装着し、このシール弁を下方よりコ
イルスプリング15で空間底部に支持し、排気ガスの圧
力とコイルスプリング15の反ばつ力を利用して上記シ
ール弁14を昇降させ、このシール弁14の下方空間1
3Bを空気溜7° (第4図参照)に連通させるととも
に、空気溜7“の副掃気ポー1−3Bへの流出側に副掃
気ポート3Bへの一方向のみ空気が流れるよう逆止弁1
7を設けて、空気溜7“の容積を変化させ該空気溜7°
の空気を副掃気ポー1−38に圧送するよう構成しても
よい。
4に連通した空間13を設け、この空間13に上下動自
在なシール弁14を装着し、このシール弁を下方よりコ
イルスプリング15で空間底部に支持し、排気ガスの圧
力とコイルスプリング15の反ばつ力を利用して上記シ
ール弁14を昇降させ、このシール弁14の下方空間1
3Bを空気溜7° (第4図参照)に連通させるととも
に、空気溜7“の副掃気ポー1−3Bへの流出側に副掃
気ポート3Bへの一方向のみ空気が流れるよう逆止弁1
7を設けて、空気溜7“の容積を変化させ該空気溜7°
の空気を副掃気ポー1−38に圧送するよう構成しても
よい。
あるいは、第5図、第6図に図示するように、上記第3
図、第4図の排気ガスの圧力に代えて、シール弁14°
自体を適当な質量のものにして、エンジンの振動による
このシール弁14′の上下動を利用して空気溜7°の空
気を圧送するように構成してもよい。
図、第4図の排気ガスの圧力に代えて、シール弁14°
自体を適当な質量のものにして、エンジンの振動による
このシール弁14′の上下動を利用して空気溜7°の空
気を圧送するように構成してもよい。
また、第7図、第8図に図示するように、第1図、第2
図と同様な空気溜7に、クランクケース室Bと空気溜7
部分とを圧力伝達自在に隔離するダイアフラム15を設
け、第1図、第2図の実施例と同じくバランスウェイト
の回転によるクランクケース室の圧力の変動を利用して
もよい。
図と同様な空気溜7に、クランクケース室Bと空気溜7
部分とを圧力伝達自在に隔離するダイアフラム15を設
け、第1図、第2図の実施例と同じくバランスウェイト
の回転によるクランクケース室の圧力の変動を利用して
もよい。
(発明の効果)
本発明にがかる2サイクルエンジンは、上述のようにシ
リンダの燃焼室内の混合ガスが圧縮工程の際に排気管側
に流出することがないため、燃料消費率特に低速域での
燃料消費率を著しく向上させることができる。近年、省
エネルギーが叫ばれ且つ技術的に完成されつつあるエン
ジンにおいて、さらに省エネルギーの途を開くものとし
て大きな意義を有する。また、省エネルギーとともに、
大きな課題である排気ガスの清浄化(GO,HCxの減
少等)が達成できる。さらに、排気ポートにカーボンが
つまる等の不具合いもなくなり、エンジンの整備性も向
上する。
リンダの燃焼室内の混合ガスが圧縮工程の際に排気管側
に流出することがないため、燃料消費率特に低速域での
燃料消費率を著しく向上させることができる。近年、省
エネルギーが叫ばれ且つ技術的に完成されつつあるエン
ジンにおいて、さらに省エネルギーの途を開くものとし
て大きな意義を有する。また、省エネルギーとともに、
大きな課題である排気ガスの清浄化(GO,HCxの減
少等)が達成できる。さらに、排気ポートにカーボンが
つまる等の不具合いもなくなり、エンジンの整備性も向
上する。
第1図は本発明の第1実施例にかかる2ナイクルエンジ
ンの縦断面図、第2図は第1図のX−X矢視図、第3図
、第5図、第7図は他の実施例を示す2サイクルエンジ
ンの縦断面図、第4図、第6図、第8図は各々第3図、
第5図、第7図のX−X矢視図、第9図は従来の2サイ
クルエンジンの構造を示す縦断面図である。 A・・・燃焼室、1・・・シリンダ、3A・・・主掃気
ボー(〜、3B・・・副掃気ポート、4・・・排気ポー
ト。 J−1”’jJ 品2図 坂3 +5 舘4 図 1只 閑51図 品6図 嬬7図 イ8 ワ
ンの縦断面図、第2図は第1図のX−X矢視図、第3図
、第5図、第7図は他の実施例を示す2サイクルエンジ
ンの縦断面図、第4図、第6図、第8図は各々第3図、
第5図、第7図のX−X矢視図、第9図は従来の2サイ
クルエンジンの構造を示す縦断面図である。 A・・・燃焼室、1・・・シリンダ、3A・・・主掃気
ボー(〜、3B・・・副掃気ポート、4・・・排気ポー
ト。 J−1”’jJ 品2図 坂3 +5 舘4 図 1只 閑51図 品6図 嬬7図 イ8 ワ
Claims (1)
- 燃焼室内に混合ガスを供給して該燃焼室から燃焼ガスを
排出するため排気ポートあるいはその近傍高さ位置のシ
リンダ周囲に主掃気ポートと副掃気ポートを適所に配設
した2サイクルエンジンにおいて、上記主掃気ポートか
らはクランク室を経た混合ガスを排気ポートから遠い部
位に充満するよう流出させ、上記副掃気ポートからは空
気のみを排気ポートの近傍位置に充満するよう流出させ
るよう構成したことを特徴とする2サイクルエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6670486A JPS62223413A (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | 2サイクルエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6670486A JPS62223413A (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | 2サイクルエンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62223413A true JPS62223413A (ja) | 1987-10-01 |
JPH0580567B2 JPH0580567B2 (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=13323588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6670486A Granted JPS62223413A (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | 2サイクルエンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62223413A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51101610A (en) * | 1975-03-05 | 1976-09-08 | Saburo Yui | 2 saikuruenjin |
JPS5271602U (ja) * | 1975-11-26 | 1977-05-28 | ||
JPS53134111A (en) * | 1977-03-17 | 1978-11-22 | Franke Walter | Operating system of 22cycle engine and 22cycle engine appropriate to this operating system |
JPS57210125A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-23 | Nippon Clean Engine Res | Stratified scavenging 2-cycle internal combustion engine |
JPS58152119A (ja) * | 1982-02-17 | 1983-09-09 | ブリティッシュ・テクノロジー・グループ・リミテッド | 層状給気型内燃機関 |
-
1986
- 1986-03-24 JP JP6670486A patent/JPS62223413A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51101610A (en) * | 1975-03-05 | 1976-09-08 | Saburo Yui | 2 saikuruenjin |
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JPS57210125A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-23 | Nippon Clean Engine Res | Stratified scavenging 2-cycle internal combustion engine |
JPS58152119A (ja) * | 1982-02-17 | 1983-09-09 | ブリティッシュ・テクノロジー・グループ・リミテッド | 層状給気型内燃機関 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0580567B2 (ja) | 1993-11-09 |
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