JPH09268917A - ２行程内燃機関用気化器 - Google Patents
２行程内燃機関用気化器Info
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- JPH09268917A JPH09268917A JP8106186A JP10618696A JPH09268917A JP H09268917 A JPH09268917 A JP H09268917A JP 8106186 A JP8106186 A JP 8106186A JP 10618696 A JP10618696 A JP 10618696A JP H09268917 A JPH09268917 A JP H09268917A
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- carburetor
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成が簡単かつ小形であり、空気制御弁が気
化器の絞り弁に連動連結し、空気通路間で弁開度にばら
つきが生じない、２行程機関用気化器を得る。 【解決手段】 ピストン３４により開閉される掃気口３
３とクランク室３９ａとを連通する掃気通路３３ａの掃
気口３３に近接する部分に空気通路２５を接続し、空気
通路２５に掃気通路３３ａへ向う空気の流れを許す逆止
弁２７を設ける。空気清浄器Ｄと気化器Ｂとの間に絞り
弁１５に連動して空気通路２５の空気量を制御する空気
制御弁Ｃを挟み、空気清浄器Ｄと空気制御弁Ｃと気化器
Ｂとを一体的に機関本体Ａに取り付ける。
化器の絞り弁に連動連結し、空気通路間で弁開度にばら
つきが生じない、２行程機関用気化器を得る。 【解決手段】 ピストン３４により開閉される掃気口３
３とクランク室３９ａとを連通する掃気通路３３ａの掃
気口３３に近接する部分に空気通路２５を接続し、空気
通路２５に掃気通路３３ａへ向う空気の流れを許す逆止
弁２７を設ける。空気清浄器Ｄと気化器Ｂとの間に絞り
弁１５に連動して空気通路２５の空気量を制御する空気
制御弁Ｃを挟み、空気清浄器Ｄと空気制御弁Ｃと気化器
Ｂとを一体的に機関本体Ａに取り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はピストンの昇降運動
ないし往復運動に伴うクランク室の圧力変動を利用し、
混合気をクランク室へ吸入するとともに、クランク室で
混合気を加圧してシリンダの内部へ供給する、クランク
室圧縮式の２行程内燃機関に適した気化器に関するもの
である。
ないし往復運動に伴うクランク室の圧力変動を利用し、
混合気をクランク室へ吸入するとともに、クランク室で
混合気を加圧してシリンダの内部へ供給する、クランク
室圧縮式の２行程内燃機関に適した気化器に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のクランク室圧縮式２行程内燃機関
では、クランク室で加圧された混合気を掃気口からシリ
ンダないし燃焼室へ供給することにより、シリンダに残
つている燃焼ガスを排出（掃気）するものであるため、
燃焼ガスの掃気を良好に行うとすれば、シリンダへ流入
した混合気が燃焼ガスと一緒に排気口から大気中へ排出
されるという、所謂吹抜け現象が発生する。混合気の吹
抜け現象は、未燃焼成分である炭化水素（ＨＣ）が排出
ガスに多量に含まれることになり、また無駄に消費され
る燃料量が多くなる。
では、クランク室で加圧された混合気を掃気口からシリ
ンダないし燃焼室へ供給することにより、シリンダに残
つている燃焼ガスを排出（掃気）するものであるため、
燃焼ガスの掃気を良好に行うとすれば、シリンダへ流入
した混合気が燃焼ガスと一緒に排気口から大気中へ排出
されるという、所謂吹抜け現象が発生する。混合気の吹
抜け現象は、未燃焼成分である炭化水素（ＨＣ）が排出
ガスに多量に含まれることになり、また無駄に消費され
る燃料量が多くなる。
【０００３】吹抜け現象を抑えるには、ピストンによる
排気口の閉時期を早めればよいが、シリンダの内部に残
留する燃焼ガスが多くなり、不完全燃焼や失火などによ
る不整燃焼が増加し、結局排出ガスに含まれる炭化水素
が増加し、機関出力が低下するという難点がある。
排気口の閉時期を早めればよいが、シリンダの内部に残
留する燃焼ガスが多くなり、不完全燃焼や失火などによ
る不整燃焼が増加し、結局排出ガスに含まれる炭化水素
が増加し、機関出力が低下するという難点がある。
【０００４】そこで、特開平７−１３９３５８号公報、
特開平７−１８９７０４号公報、特開平７−２６９３５
６号公報などに開示される２行程内燃機関では、掃気通
路の掃気口に近接する部分に空気通路を接続し、該空気
通路に逆止弁を設け、該空気通路の空気流量を機関の絞
り弁操作に連動して調整するようにしている。上述の２
行程内燃機関によれば、ピストンの上昇時クランク室が
負圧になると、気化器からの混合気が吸気口からクラン
ク室へ吸引され、同時に空気通路の空気が逆止弁を押し
開き、掃気通路ないし掃気口へ流入する。混合気の爆発
によりピストンが下降すると、下死点付近で排気口が開
いて燃焼ガスが排出される。続いて掃気口が開くと、ま
ずクランク室の正圧により掃気通路の空気がシリンダへ
供給され、次いでクランク室の混合気がシリンダへ供給
される。排気口が開いている間は、掃気口からシリンダ
へ当初噴出する空気のみが排気口へ流出し、続いて混合
気が排気口へ達するまでに排気口が閉じる。
特開平７−１８９７０４号公報、特開平７−２６９３５
６号公報などに開示される２行程内燃機関では、掃気通
路の掃気口に近接する部分に空気通路を接続し、該空気
通路に逆止弁を設け、該空気通路の空気流量を機関の絞
り弁操作に連動して調整するようにしている。上述の２
行程内燃機関によれば、ピストンの上昇時クランク室が
負圧になると、気化器からの混合気が吸気口からクラン
ク室へ吸引され、同時に空気通路の空気が逆止弁を押し
開き、掃気通路ないし掃気口へ流入する。混合気の爆発
によりピストンが下降すると、下死点付近で排気口が開
いて燃焼ガスが排出される。続いて掃気口が開くと、ま
ずクランク室の正圧により掃気通路の空気がシリンダへ
供給され、次いでクランク室の混合気がシリンダへ供給
される。排気口が開いている間は、掃気口からシリンダ
へ当初噴出する空気のみが排気口へ流出し、続いて混合
気が排気口へ達するまでに排気口が閉じる。
【０００５】上述の２行程内燃機関は、気化器の吸気路
を開閉する絞り弁を固持する軸に結合した腕が、調整機
構の蝶弁の軸に結合した腕とロツドにより連結され、絞
り弁と蝶弁とは連動して開閉するように構成される。し
かし、気化器の絞り弁と調整機構の蝶弁を連動連結する
ために、複数のロツドを必要とし、構造が複雑になる。
特に、３つの掃気口をもつ２行程内燃機関では、掃気口
と同数の調整機構またはロツドが必要になり、構造が非
常に複雑になるだけでなく、調整機構相互間で蝶弁の開
度にばらつきが生じ、絞り弁との同期動作（同調）が難
しくなる。長期使用の内に絞り弁と連動する蝶弁の開度
が変化し、機関の掃気状況が変化することがある。機関
本体に調整機構を設けるために、調整機構が機関本体か
ら突出し、全体が大形になる。また、異物が各空気通路
から機関へ浸入しないように、独立する各空気通路にそ
れぞれ空気清浄器を装着することは、取付空間などの制
約から難しい。
を開閉する絞り弁を固持する軸に結合した腕が、調整機
構の蝶弁の軸に結合した腕とロツドにより連結され、絞
り弁と蝶弁とは連動して開閉するように構成される。し
かし、気化器の絞り弁と調整機構の蝶弁を連動連結する
ために、複数のロツドを必要とし、構造が複雑になる。
特に、３つの掃気口をもつ２行程内燃機関では、掃気口
と同数の調整機構またはロツドが必要になり、構造が非
常に複雑になるだけでなく、調整機構相互間で蝶弁の開
度にばらつきが生じ、絞り弁との同期動作（同調）が難
しくなる。長期使用の内に絞り弁と連動する蝶弁の開度
が変化し、機関の掃気状況が変化することがある。機関
本体に調整機構を設けるために、調整機構が機関本体か
ら突出し、全体が大形になる。また、異物が各空気通路
から機関へ浸入しないように、独立する各空気通路にそ
れぞれ空気清浄器を装着することは、取付空間などの制
約から難しい。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、構成が簡単かつ小形であり、空気制御弁が
気化器の絞り弁に連動連結し、各空気通路間で弁開度に
ばらつきが生じない、２行程内燃機関用気化器を提供す
ることにある。
問題に鑑み、構成が簡単かつ小形であり、空気制御弁が
気化器の絞り弁に連動連結し、各空気通路間で弁開度に
ばらつきが生じない、２行程内燃機関用気化器を提供す
ることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成はピストンにより開閉される掃気口と
クランク室とを連通する掃気通路の掃気口に近接する部
分に空気通路を接続し、該空気通路に掃気通路へ向う空
気の流れを許す逆止弁を設けた２行程内燃機関の気化器
において、空気清浄器と気化器との間に絞り弁に連動し
て空気通路の空気量を制御する空気制御弁を挟み、空気
清浄器と空気制御弁と気化器とを一体的に機関本体に取
り付けたことを特徴とするものである。
に、本発明の構成はピストンにより開閉される掃気口と
クランク室とを連通する掃気通路の掃気口に近接する部
分に空気通路を接続し、該空気通路に掃気通路へ向う空
気の流れを許す逆止弁を設けた２行程内燃機関の気化器
において、空気清浄器と気化器との間に絞り弁に連動し
て空気通路の空気量を制御する空気制御弁を挟み、空気
清浄器と空気制御弁と気化器とを一体的に機関本体に取
り付けたことを特徴とするものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明では空気清浄器と空気制御
弁と気化器とが一体的に機関に取り付けられ、気化器の
絞り弁と空気制御弁とは１つのロツドにより連結され、
絞り弁が開くにつれて、混合気が機関のクランク室へ吸
入され、空気制御弁を通過した空気が空気通路を経て各
掃気通路の掃気口に近接する部分へ吸入される。
弁と気化器とが一体的に機関に取り付けられ、気化器の
絞り弁と空気制御弁とは１つのロツドにより連結され、
絞り弁が開くにつれて、混合気が機関のクランク室へ吸
入され、空気制御弁を通過した空気が空気通路を経て各
掃気通路の掃気口に近接する部分へ吸入される。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の一実施例に係る気化器を備え
た２行程内燃機関の側面断面図である。機関本体Ａはク
ランクケース３９の上部にシリンダ３２を結合され、シ
リンダ３２にピストン３４を昇降可能に嵌合される。ク
ランクケース３９に支持されたクランク軸３８の腕３８
ａに、連接棒４２によりピストン３４が連結され、シリ
ンダ３２の上端部とピストン３４との間に燃焼室３２ａ
が仕切られる。シリンダ３２の頭部に点火栓３１が装着
され、シリンダ３２の壁部に、ピストン３４の下死点で
開く排気口３５と掃気口３３が形成される。排気口３５
は排気マフラ４４を経て大気に連通し、掃気口３３は後
述する掃気通路３３ａを経てクランク室３９ａへ連通さ
れる。
た２行程内燃機関の側面断面図である。機関本体Ａはク
ランクケース３９の上部にシリンダ３２を結合され、シ
リンダ３２にピストン３４を昇降可能に嵌合される。ク
ランクケース３９に支持されたクランク軸３８の腕３８
ａに、連接棒４２によりピストン３４が連結され、シリ
ンダ３２の上端部とピストン３４との間に燃焼室３２ａ
が仕切られる。シリンダ３２の頭部に点火栓３１が装着
され、シリンダ３２の壁部に、ピストン３４の下死点で
開く排気口３５と掃気口３３が形成される。排気口３５
は排気マフラ４４を経て大気に連通し、掃気口３３は後
述する掃気通路３３ａを経てクランク室３９ａへ連通さ
れる。
【００１０】気化器Ｂはクランクケース３９の吸気口３
７に、吸気弁（リード弁）３７ａを備えた断熱管２１を
介して取り付けられる。詳しくは、２行程内燃機関のク
ランクケース３９に対し断熱管２１を介して、気化器Ｂ
と空気制御弁Ｃと空気清浄器Ｄとが一体的に、図示して
ない２本の取付ボルトにより取り付けられる。気化器Ｂ
は本体１６の吸気路を横切る円筒部に、絞り孔を有する
絞り弁１５を嵌挿し、絞り弁１５の上端の軸部１２に絞
り弁レバー１０を結合される。本体１６の下部には膜１
８により定圧燃料室１９と大気室１７とが区画される。
定圧燃料室１９には図示してない燃料槽の燃料が燃料ポ
ンプにより逐次補給され、常時一定圧に保持される。定
圧燃料室１９から燃料ノズル２０が絞り弁１５の絞り孔
へ突出される。絞り弁１５の軸部１２から絞り孔へ突出
する棒弁１４が、燃料ノズル２０へ嵌挿され、燃料噴孔
の開度を加減するようになつている。絞り弁レバー１０
をばねの力に抗して回動すると、絞り弁１５の開度が増
加し、同時に絞り弁レバー１０と本体１６の上端壁との
間に形成したカム機構により、絞り弁１５と一緒に棒弁
１４が上昇し、燃料ノズルの燃料噴孔の開度が増加す
る。
７に、吸気弁（リード弁）３７ａを備えた断熱管２１を
介して取り付けられる。詳しくは、２行程内燃機関のク
ランクケース３９に対し断熱管２１を介して、気化器Ｂ
と空気制御弁Ｃと空気清浄器Ｄとが一体的に、図示して
ない２本の取付ボルトにより取り付けられる。気化器Ｂ
は本体１６の吸気路を横切る円筒部に、絞り孔を有する
絞り弁１５を嵌挿し、絞り弁１５の上端の軸部１２に絞
り弁レバー１０を結合される。本体１６の下部には膜１
８により定圧燃料室１９と大気室１７とが区画される。
定圧燃料室１９には図示してない燃料槽の燃料が燃料ポ
ンプにより逐次補給され、常時一定圧に保持される。定
圧燃料室１９から燃料ノズル２０が絞り弁１５の絞り孔
へ突出される。絞り弁１５の軸部１２から絞り孔へ突出
する棒弁１４が、燃料ノズル２０へ嵌挿され、燃料噴孔
の開度を加減するようになつている。絞り弁レバー１０
をばねの力に抗して回動すると、絞り弁１５の開度が増
加し、同時に絞り弁レバー１０と本体１６の上端壁との
間に形成したカム機構により、絞り弁１５と一緒に棒弁
１４が上昇し、燃料ノズルの燃料噴孔の開度が増加す
る。
【００１１】本発明によれば、外部から掃気通路３３ａ
の掃気口３３に近接する部分への空気の流れを許す逆止
弁２７がシリンダ３２の壁部に設けられる。このため、
逆止弁３７を備えた接続管２６は一端を掃気通路３３ａ
の掃気口３３に近接する部分へ連通され、他端を空気通
路２５、空気制御弁Ｃ、吸気路９、空気清浄器Ｄを経て
大気へ連通される。
の掃気口３３に近接する部分への空気の流れを許す逆止
弁２７がシリンダ３２の壁部に設けられる。このため、
逆止弁３７を備えた接続管２６は一端を掃気通路３３ａ
の掃気口３３に近接する部分へ連通され、他端を空気通
路２５、空気制御弁Ｃ、吸気路９、空気清浄器Ｄを経て
大気へ連通される。
【００１２】空気制御弁Ｃは吸気路９を有するブロツク
状の本体８の上半部に、吸気路９から上方へ延びかつ弁
室８ａ（図３）を横切る、掃気口３３と同数の弁通路７
を備えられる。弁通路７の上端は接続管６を結合され
る。図３に示すように、本体８の吸気路９と直交する円
筒状の弁室８ａに、棒状の弁体５が回転可能に嵌挿され
る。弁体５は弁室８ａを横切る弁通路７と連通可能の弁
通孔５ａを備えており、弁体５を回転すると弁通路７の
面積が変化する。各弁通路７の下端は、吸気路９と交差
する通路５３へ連通する。通路５３の端部は蓋５２によ
り閉鎖される。空気制御弁Ｃの空気出口すなわち接続管
６は管からなる空気通路２５により、シリンダ３２の壁
部に取り付けた接続管２６へ接続される。
状の本体８の上半部に、吸気路９から上方へ延びかつ弁
室８ａ（図３）を横切る、掃気口３３と同数の弁通路７
を備えられる。弁通路７の上端は接続管６を結合され
る。図３に示すように、本体８の吸気路９と直交する円
筒状の弁室８ａに、棒状の弁体５が回転可能に嵌挿され
る。弁体５は弁室８ａを横切る弁通路７と連通可能の弁
通孔５ａを備えており、弁体５を回転すると弁通路７の
面積が変化する。各弁通路７の下端は、吸気路９と交差
する通路５３へ連通する。通路５３の端部は蓋５２によ
り閉鎖される。空気制御弁Ｃの空気出口すなわち接続管
６は管からなる空気通路２５により、シリンダ３２の壁
部に取り付けた接続管２６へ接続される。
【００１３】空気制御弁Ｃの本体８には吸気路９を挟ん
で対称な位置にボルト挿通孔５４が設けられる。空気制
御弁Ｃは単一の回転型絞り弁から構成され、弁室８ａに
嵌挿した弁体５の一端に抜止め用止め輪５１を係止し、
弁体５の他端にレバー２３を結合し、弁体５の外端部に
巻き付けた戻しばね２２の一端を本体８に、他端をレバ
ー２３にそれぞれ係止される。図２に示すように、気化
器Ｂの絞り弁レバー１０と空気制御弁Ｃのレバー２３と
は、ロツド１３により最短距離で連結される。絞り弁レ
バー１０を開方向へ操作すると、空気制御弁Ｃも開き、
掃気口３３への空気量を増加させる。
で対称な位置にボルト挿通孔５４が設けられる。空気制
御弁Ｃは単一の回転型絞り弁から構成され、弁室８ａに
嵌挿した弁体５の一端に抜止め用止め輪５１を係止し、
弁体５の他端にレバー２３を結合し、弁体５の外端部に
巻き付けた戻しばね２２の一端を本体８に、他端をレバ
ー２３にそれぞれ係止される。図２に示すように、気化
器Ｂの絞り弁レバー１０と空気制御弁Ｃのレバー２３と
は、ロツド１３により最短距離で連結される。絞り弁レ
バー１０を開方向へ操作すると、空気制御弁Ｃも開き、
掃気口３３への空気量を増加させる。
【００１４】図１に示すように、空気清浄器Ｄは２分割
体からなる箱形のケース２，４を、両者の間にフイルタ
３を挟んで結合し、ケース２の取入口２ａから吸入され
た空気は、フイルタ３、ケース４、空気制御弁Ｃと気化
器Ｂの各吸気路９、断熱管２１、吸気弁３７ａを経て吸
気口３７へ流れる。
体からなる箱形のケース２，４を、両者の間にフイルタ
３を挟んで結合し、ケース２の取入口２ａから吸入され
た空気は、フイルタ３、ケース４、空気制御弁Ｃと気化
器Ｂの各吸気路９、断熱管２１、吸気弁３７ａを経て吸
気口３７へ流れる。
【００１５】次に、本発明による２行程内燃機関用気化
器の作動について説明する。ピストン３４が上死点へ達
するまでに、混合気が吸気口３７からクランク室３９ａ
へ充填され、空気が接続管２６から掃気通路３３ａと掃
気口３３へ充填される。一方、ピストン３４が上死点へ
達する直前の状態で、シリンダ３２には圧縮された混合
気が存在する。シリンダ３２の圧縮された混合気が点火
栓３１により点火されると、シリンダ３２の内部で混合
気の爆発が生じ、ピストン３４が下降する。ピストン３
４が下降する時、クランク室３９ａの混合気が加圧さ
れ、同時にクランク室３９ａの圧力が掃気通路３３ａを
経て掃気口３３へ伝達され、掃気口３３の空気も加圧さ
れる。
器の作動について説明する。ピストン３４が上死点へ達
するまでに、混合気が吸気口３７からクランク室３９ａ
へ充填され、空気が接続管２６から掃気通路３３ａと掃
気口３３へ充填される。一方、ピストン３４が上死点へ
達する直前の状態で、シリンダ３２には圧縮された混合
気が存在する。シリンダ３２の圧縮された混合気が点火
栓３１により点火されると、シリンダ３２の内部で混合
気の爆発が生じ、ピストン３４が下降する。ピストン３
４が下降する時、クランク室３９ａの混合気が加圧さ
れ、同時にクランク室３９ａの圧力が掃気通路３３ａを
経て掃気口３３へ伝達され、掃気口３３の空気も加圧さ
れる。
【００１６】ピストン３２がさらに下降すると、排気口
３５が開き始め、シリンダ３２の燃焼ガスが排気口３
５、排気マフラ４４を経て大気中へ排出される。排気口
３５が開くとすぐ掃気口３３が開き始め、掃気口３３の
加圧された空気がシリンダ３２へ流入し、シリンダ３２
に残留している燃焼ガスを排気口３５へ押し出す掃気作
用を行う。次いで、クランク室３９ａの混合気が掃気通
路３３ａ、掃気口３３を経てシリンダ３２へ流入する。
掃気口３３からシリンダ３２へ流入する空気と、クラン
ク室３９ａから掃気通路３３ａ、掃気口３３を経てシリ
ンダ３２へ流入する混合気とは、混合しない分離した状
態で空気が先に流入し、次いで混合気が流入する。
３５が開き始め、シリンダ３２の燃焼ガスが排気口３
５、排気マフラ４４を経て大気中へ排出される。排気口
３５が開くとすぐ掃気口３３が開き始め、掃気口３３の
加圧された空気がシリンダ３２へ流入し、シリンダ３２
に残留している燃焼ガスを排気口３５へ押し出す掃気作
用を行う。次いで、クランク室３９ａの混合気が掃気通
路３３ａ、掃気口３３を経てシリンダ３２へ流入する。
掃気口３３からシリンダ３２へ流入する空気と、クラン
ク室３９ａから掃気通路３３ａ、掃気口３３を経てシリ
ンダ３２へ流入する混合気とは、混合しない分離した状
態で空気が先に流入し、次いで混合気が流入する。
【００１７】したがつて、燃焼ガスと一緒に排気口３５
から排出されるのは、シリンダ３２へ先に流入した空気
だけであり、空気の後からシリンダ３２へ流入する混合
気はシリンダ３２に滞留する。つまり、混合気がシリン
ダ３２へ流入するのと相前後して排気口３５が閉じるの
で、混合気が直接排気口３５を経て大気中へ流出する吹
抜け現象は起こらない。排気口３５の開時期を遅くする
ことにより、燃焼ガスの掃気が確実になり、機関の出力
向上に大きく寄与できる。しかも、排出ガスに含まれる
未燃焼成分（ＨＣ）の量が低減され、燃料の無駄がなく
なる。
から排出されるのは、シリンダ３２へ先に流入した空気
だけであり、空気の後からシリンダ３２へ流入する混合
気はシリンダ３２に滞留する。つまり、混合気がシリン
ダ３２へ流入するのと相前後して排気口３５が閉じるの
で、混合気が直接排気口３５を経て大気中へ流出する吹
抜け現象は起こらない。排気口３５の開時期を遅くする
ことにより、燃焼ガスの掃気が確実になり、機関の出力
向上に大きく寄与できる。しかも、排出ガスに含まれる
未燃焼成分（ＨＣ）の量が低減され、燃料の無駄がなく
なる。
【００１８】次に、ピストン３４が下死点から上昇する
行程へ移り、上死点付近に達すると、クランク室３９ａ
が負圧状態になり、吸気口３７の吸気弁３７ａが開き、
気化器Ｂで生成された混合気が吸気口３７からクランク
室３９ａへ吸入される。同時に前回の行程で掃気口３３
へ流入しかつ残留している混合気がクランク室３９ａへ
吸い戻される。また、クランク室３９ａの負圧により逆
止弁２７が開かれ、空気が空気清浄器Ｄから空気制御弁
Ｃ、空気通路２５、逆止弁２７、掃気通路３３ａを経て
クランク室３９ａへ吸入される。こうして、ピストン３
４がほぼ上死点へ達すると、クランク室３９ａには混合
気が充填され、掃気口３３には空気だけが充填された状
態になる。
行程へ移り、上死点付近に達すると、クランク室３９ａ
が負圧状態になり、吸気口３７の吸気弁３７ａが開き、
気化器Ｂで生成された混合気が吸気口３７からクランク
室３９ａへ吸入される。同時に前回の行程で掃気口３３
へ流入しかつ残留している混合気がクランク室３９ａへ
吸い戻される。また、クランク室３９ａの負圧により逆
止弁２７が開かれ、空気が空気清浄器Ｄから空気制御弁
Ｃ、空気通路２５、逆止弁２７、掃気通路３３ａを経て
クランク室３９ａへ吸入される。こうして、ピストン３
４がほぼ上死点へ達すると、クランク室３９ａには混合
気が充填され、掃気口３３には空気だけが充填された状
態になる。
【００１９】本発明によれば上述のように、ピストン３
４の上昇に伴つてクランク室３９ａと掃気通路３３ａが
負圧状態になると、逆止弁２７が開かれて外部の空気が
接続管２６を経て掃気通路３３ａと掃気口３３へ吸入さ
れる。掃気通路３３ａと掃気口３３へ空気を導入する手
段は、大気に直接連通する接続管２６を設け、接続管２
６の内部に逆止弁２７を設けただけの簡単な構造でもよ
い。掃気通路３３ａと掃気口３３への空気の導入は、ピ
ストン３４の上昇行程のほぼ全期間に亘り行われるよう
になり、掃気通路３３ａと掃気口３３への空気充填効率
が向上し、燃焼ガスを掃気する際に、掃気通路３３ａと
掃気口３３から燃焼室３２ａへ流入する空気の勢いが強
くなり、掃気性能が向上する。
４の上昇に伴つてクランク室３９ａと掃気通路３３ａが
負圧状態になると、逆止弁２７が開かれて外部の空気が
接続管２６を経て掃気通路３３ａと掃気口３３へ吸入さ
れる。掃気通路３３ａと掃気口３３へ空気を導入する手
段は、大気に直接連通する接続管２６を設け、接続管２
６の内部に逆止弁２７を設けただけの簡単な構造でもよ
い。掃気通路３３ａと掃気口３３への空気の導入は、ピ
ストン３４の上昇行程のほぼ全期間に亘り行われるよう
になり、掃気通路３３ａと掃気口３３への空気充填効率
が向上し、燃焼ガスを掃気する際に、掃気通路３３ａと
掃気口３３から燃焼室３２ａへ流入する空気の勢いが強
くなり、掃気性能が向上する。
【００２０】なお、上述の実施例において、気化器Ｂと
空気制御弁Ｃとに別個の空気清浄器を接続してもよい。
また、図１には携帯作業機に多用される膜型気化器を例
示したが、本発明はこの種の気化器に限定されるもので
はない。
空気制御弁Ｃとに別個の空気清浄器を接続してもよい。
また、図１には携帯作業機に多用される膜型気化器を例
示したが、本発明はこの種の気化器に限定されるもので
はない。
【００２１】
【発明の効果】本発明は上述のように、空気清浄器と気
化器との間に絞り弁に連動して空気通路の空気量を制御
する空気制御弁を挟み、空気清浄器と空気制御弁と気化
器とを一体的に機関本体に取り付けたことにより、空気
制御弁と気化器へ流れる空気が単一の空気清浄器で清浄
化され、機関全体の大形化を回避でき、気化器や空気清
浄器として従来品をそのまま利用できる利点がある。
化器との間に絞り弁に連動して空気通路の空気量を制御
する空気制御弁を挟み、空気清浄器と空気制御弁と気化
器とを一体的に機関本体に取り付けたことにより、空気
制御弁と気化器へ流れる空気が単一の空気清浄器で清浄
化され、機関全体の大形化を回避でき、気化器や空気清
浄器として従来品をそのまま利用できる利点がある。
【００２２】気化器の絞り弁と空気制御弁とが最短距離
で１本のロツドにより連結されるので、この点でも機関
全体の大形化を回避できる。
で１本のロツドにより連結されるので、この点でも機関
全体の大形化を回避できる。
【００２３】空気制御弁の各空気出口と各掃気通路の空
気入口とを接続する各空気通路の長さを最適値に設定で
き、長期使用の内に絞り弁と空気制御弁の同期動作が変
化することはない。
気入口とを接続する各空気通路の長さを最適値に設定で
き、長期使用の内に絞り弁と空気制御弁の同期動作が変
化することはない。
【００２４】空気制御弁が回転型絞り弁からなるので、
製作が容易で空気制御弁の大形化を回避できる。
製作が容易で空気制御弁の大形化を回避できる。
【図１】本発明に係る気化器を備えた２行程内燃機関の
左側面断面図である。
左側面断面図である。
【図２】同２行程内燃機関の平面断面図である。
【図３】図２の線３Ａ−３Ａによる気化器の空気制御弁
の正面断面図である。
の正面断面図である。
Ａ：機関本体 Ｂ：気化器 Ｃ：空気制御弁 Ｄ：空気
清浄器 ５：弁体 ５ａ：弁通孔 ６：接続管 ７：弁
通路 ８：本体 ９：吸気路 １０：絞り弁レバー １
２：軸部 １３：ロツド １４：棒弁 １５：絞り弁
１６：気化器本体 １７：大気室 １８：膜 １９：定圧燃料室 ２０：燃
料ノズル ２１：断熱管 ２２：戻しばね ２３：レバ
ー ２５：空気通路 ２６：接続管 ２７：逆止弁 ３
１：点火栓 ３２：シリンダ ３２ａ：燃焼室 ３３：
掃気口 ３３ａ：掃気通路 ３４：ピストン ３５：排
気口 ３７：吸気口 ３７ａ：吸気弁 ３８：クランク軸 ３８ａ：腕 ３９：クランクケース
３９ａ：クランク室 ４２：連接棒 ４４：排気マフラ ５１：止め輪 ５
２：蓋 ５３：通路
清浄器 ５：弁体 ５ａ：弁通孔 ６：接続管 ７：弁
通路 ８：本体 ９：吸気路 １０：絞り弁レバー １
２：軸部 １３：ロツド １４：棒弁 １５：絞り弁
１６：気化器本体 １７：大気室 １８：膜 １９：定圧燃料室 ２０：燃
料ノズル ２１：断熱管 ２２：戻しばね ２３：レバ
ー ２５：空気通路 ２６：接続管 ２７：逆止弁 ３
１：点火栓 ３２：シリンダ ３２ａ：燃焼室 ３３：
掃気口 ３３ａ：掃気通路 ３４：ピストン ３５：排
気口 ３７：吸気口 ３７ａ：吸気弁 ３８：クランク軸 ３８ａ：腕 ３９：クランクケース
３９ａ：クランク室 ４２：連接棒 ４４：排気マフラ ５１：止め輪 ５
２：蓋 ５３：通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺門 人志 東京都港区芝公園２丁目３番３号 株式会 社日本ウォルブロー内 (72)発明者 大沼 倫郎 東京都港区芝公園２丁目３番３号 株式会 社日本ウォルブロー内 (72)発明者 小林 猛 東京都港区芝公園２丁目３番３号 株式会 社日本ウォルブロー内
Claims (4)
- 【請求項１】ピストンにより開閉される掃気口とクラン
ク室とを連通する掃気通路の掃気口に近接する部分に空
気通路を接続し、該空気通路に掃気通路へ向う空気の流
れを許す逆止弁を設けた２行程内燃機関において、空気
清浄器と気化器との間に絞り弁に連動して空気通路の空
気量を制御する空気制御弁を挟み、空気清浄器と空気制
御弁と気化器とを一体的に機関本体に取り付けたことを
特徴とする２行程内燃機関用気化器。 - 【請求項２】前記空気制御弁の空気出口を前記掃気通路
の掃気口に近接する部分に接続した、請求項１に記載の
２行程内燃機関用気化器。 - 【請求項３】前記空気制御弁の空気出口と前記掃気通路
の掃気口に近接する部分とを共通の空気通路または掃気
口と同数の独立した空気通路により接続した、請求項１
に記載の２行程内燃機関用気化器。 - 【請求項４】前記空気制御弁は回転型絞り弁である、請
求項１に記載の２行程内燃機関用気化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106186A JPH09268917A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | ２行程内燃機関用気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106186A JPH09268917A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | ２行程内燃機関用気化器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09268917A true JPH09268917A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14427185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8106186A Pending JPH09268917A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | ２行程内燃機関用気化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09268917A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0997621A1 (en) | 1998-10-30 | 2000-05-03 | Komatsu Zenoah Co. | Stratified scavenging two-cycle engine |
| EP1120560A2 (en) * | 2000-01-27 | 2001-08-01 | Walbro Corporation | Small engine fuel injection system |
| US6481699B1 (en) | 1999-10-21 | 2002-11-19 | Walbro Japan, Inc. | Acceleration device for a two-cycle engine |
| WO2004005692A1 (en) | 2002-07-02 | 2004-01-15 | Aktiebolaget Electrolux | Valve for control of additional air for a two-stroke engine |
| US6688585B2 (en) * | 2002-05-28 | 2004-02-10 | Walbro Engine Management Llc | Carburetor for a two-cycle scavenging engine |
| US6877723B2 (en) | 2000-01-14 | 2005-04-12 | Aktiebolaget Electrolux | Valve for control of additional air for a two-stroke engine |
| US6928996B2 (en) | 2002-07-03 | 2005-08-16 | Walbro Japan, Inc. | Stratified scavenging mechanism of a two-stroke engine |
| US7017535B2 (en) | 2003-05-28 | 2006-03-28 | Zama Japan | Carburetor for two-stroke engine |
| US7104253B1 (en) | 2005-03-30 | 2006-09-12 | Walbro Engine Management, L.L.C. | Stratified scavenging carburetor |
| EP1739300A2 (en) * | 1999-04-28 | 2007-01-03 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Two-stroke cycle engine |
| US7461631B2 (en) | 2003-11-12 | 2008-12-09 | Husqvarna Zenoah Co., Ltd. | Transmissible connecting mechanism between valve shafts forming angle |
| US7516724B2 (en) | 2003-11-12 | 2009-04-14 | Husqvarna Zenoah Co., Ltd. | Transmissible connecting mechanism for a throttle |
| DE19918719B4 (de) * | 1999-04-24 | 2010-04-08 | Andreas Stihl Ag & Co. | Membranvergaser für einen mit Schichtspülung arbeitenden Zweitaktmotor |
-
1996
- 1996-04-03 JP JP8106186A patent/JPH09268917A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7516725B2 (en) | 1999-04-28 | 2009-04-14 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Two-stroke cycle engine |
| EP1739300A2 (en) * | 1999-04-28 | 2007-01-03 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Two-stroke cycle engine |
| EP1739300A3 (en) * | 1999-04-28 | 2007-01-10 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Two-stroke cycle engine |
| US6481699B1 (en) | 1999-10-21 | 2002-11-19 | Walbro Japan, Inc. | Acceleration device for a two-cycle engine |
| US6877723B2 (en) | 2000-01-14 | 2005-04-12 | Aktiebolaget Electrolux | Valve for control of additional air for a two-stroke engine |
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| US7461631B2 (en) | 2003-11-12 | 2008-12-09 | Husqvarna Zenoah Co., Ltd. | Transmissible connecting mechanism between valve shafts forming angle |
| US7516724B2 (en) | 2003-11-12 | 2009-04-14 | Husqvarna Zenoah Co., Ltd. | Transmissible connecting mechanism for a throttle |
| US7104253B1 (en) | 2005-03-30 | 2006-09-12 | Walbro Engine Management, L.L.C. | Stratified scavenging carburetor |
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