JPS62223160A - アルケニルオキシベンズアミド誘導体、それらの製造方法およびそれらを有効成分として含有する5−リポキシゲナ−ゼ阻害剤 - Google Patents

アルケニルオキシベンズアミド誘導体、それらの製造方法およびそれらを有効成分として含有する5−リポキシゲナ−ゼ阻害剤

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JPS62223160A
JPS62223160A JP6495586A JP6495586A JPS62223160A JP S62223160 A JPS62223160 A JP S62223160A JP 6495586 A JP6495586 A JP 6495586A JP 6495586 A JP6495586 A JP 6495586A JP S62223160 A JPS62223160 A JP S62223160A
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acid
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JP6495586A
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Yoshinobu Arai
義信 新井
Hisao Nakai
久郎 中井
Masaaki Toda
正明 戸田
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ono Pharmaceutical Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なアルケニルオキシベンズアミド誘導体に
関する。さらに詳しく言えば、生体内においてアラキド
ン酸から生合成されるロイコトリエン(1eukotr
iene )とよばれる一群の化合物があるが、アラキ
ドン酸から各種ロイコトリエンが生合成される一連の生
体内反応においで、その第一段階に閏与する5−リポキ
シゲナーゼの活性?強力に阻害し、そのためにロイコト
リエンに起因するアレルギー性の気管及び気管支又は肺
の疾患、アレルギー性のショックあるいはアレルギー性
の各種炎症の予防や治療に有効と考えられる一般式〔式
中、 Xi工 (1)酸素原子または (2)イオウ原子7表わし、 R1は (1)水素原子ま1こは (2)炭素数1〜4の直ンロま1こは分枝鎖のアルキル
基を表わし、 R1は (1)水素原子、 (2)ハロゲン原子、 (3)炭素数1〜4の直鎖または分枝Aのアルキル基、 (4)水酸基または (5)ニトロ基乞表わし、 nは5〜9を表わす。〕 で示されるアルケニルオキシベンズアミド誘導体、それ
らの製造方法およびそれらを有効成分として含有する5
−リポキシゲナーゼ阻害剤に関する。
〔発明の背景〕
プロスタグランジン( Prostaglandin,
以下PGと略記する。〕研究の領域において,ここ数年
の間に相ついで、いくつかの重大な発見が行なわれ1こ
そのためPG研死開発の流れにも近年大きな変化が見ら
れる。新しく発見され、または新たに荷造決定のなされ
たPGファミリーの中で特に強力かつユニークな生物活
性?もったものとしてPGエンドパーオキサイド( P
G endoperoxides b丁なわちPGG,
及びP G H(トロンボキサンA。
( Thromboxane A2、以下T X A*
と略記する。〕、プロスタサイクリン( Prosta
cyclin.すなわちPGIt)およびロイコトリエ
ンA,B,C,D及びE(以下それぞれをLTA 、 
LTB 、 LTC 、 LTDおよびLTEと略記す
る。) fiどがあげられる。これらの化合物に加え、
それまでに既によ(知られていた各種PGを含むPGフ
ァミリーの全てはアラキドン酸?共通の母体として生体
内で生合成されるため、アラキドン酸に始まる代謝経路
の全体乞アラキドン酸カスケード( Ar+ichid
onate cascade )とよんでいる。
各経路の詳しい説明や各生成物の薬理的性質については
、医学のあゆみ114,378(1980)、同。
および同, 12.1105(1980)  などに記
載されている。
アラキドン酸カスケードヲマアラキドン酸にPGシクロ
オキシゲナーゼ( P G cyelooxygena
se )が作用してP G G,、さらにPGH2乞経
て各種PG,例えばプロスタグランジンF2a(以下P
GF2aと略記する。)、PG5、T X A,等に至
る経路とアラキドン酸にリポキシゲナーゼが作用してハ
イドロパーオキシエイコサテトラエノイックアゾッド(
 hydroperoxy eicosa tetra
 enoic acid 、以下HPETEと略記する
。〕乞経て、ハイドロキシェイコサテトラエノイックア
シッド( hydroxy eicosa tetra
enoic acid +以下HETEと略記する。)
あるいはロイコトリエンに至る経路とに大別される。
後者の経路については反応工程式Iに示す経絡によって
各種化合物が生成することが知られでいる。反応工程式
I中、LTAはロイコトリエンA( Leukotri
ene A ) ?:表わし、以下同様である。
反応工程式■ CHCooH LTE、     昆 アラキドン酸は良(知られている経路、jなわチPGエ
ンドパーオキサイド乞桶る経路で代謝されろほか、リポ
キシゲナーゼによって全く別の、経路に入って代謝され
る。すなわちアラキドン、裟にリポキシゲナーゼ、例え
ば5−リポキシゲナーゼ、12−リポキシゲナーゼある
いは15−リポキシゲナーゼが作用して、それぞれ 5−HPETE          12−HPETE
’OOH これらのHPETE  は、パーオキシダーゼにより過
酸化水素基が水酸基に変換されて5−HETE。
12−)(ETEあるいは15−HETE Ic変換さ
れる。また、これらのHPETHのうち、 5−HPE
TEは脱水されることによってLTA4に変換される。
さらに、LTA4は酵素的にロイコトリエンB4(以下
、LTB、と略記する。)に、またグルタチオン−S−
トランスフェラーゼによりLTC4に変換される。
そして、LTC,はγ−グルタミルトランスペプチダー
ゼによりLTD4に変換される。L T D4はさらに
LTE、に代謝されることが最近明らかとなっている[
 Biochem、 Biophys 、 Res、 
Commun、 + 91 + 1266(1979,
l i6よびProstaglandins 、 19
 (5) 、 645(1980)参照〕。
各7重ロイコトリエンのもつ薬理作用に関する研究も進
められてお(その作用も次第に判明しできた。とりわけ
LTB4. LTD4は生体に対して重要な桑浬作用乞
持つということが判明した。
ます、一般式 〔式中、c、 −c7間e C8−CQ間I Cl0−
 C11問およびC14”−C15間の二重侍8−ハそ
れぞれZ、E、Eおよび2を表わす。〕 で示される構造を有するロイコトリエンB、 (LTB
、 。
一般には単にLTBと呼ばれろ。〕は、白血球に対する
強力な遊走作用および粘着作用乞有し、さらに白血球の
脱顆粒作用乞有することがわかってし)る( Natu
re、 286,264(1980)、Pr*c、 N
at、 Acad、 Sci。
USA、78.3887(1981)およびJ 、 B
iol、 chem、 。
256.5317(1981)参照〕。その上、カルシ
ウムイオノフオア−作用も強く、種々の細胞乞攻峯して
、その細胞からのアラキドン酸代謝物の遊r;[t’を
促進していると考えられるC I 、 Biol、 c
hem、、 257e4746(1982)参照〕。白
血球や51々のアラキドン酸代謝物(特にP G E、
など)が炎症やアレルギー症状の発現に太き(関与して
いること乞考えろと、L T R4のこのような作用は
、炎症やアレルギー症状の発現のひとつの重要なファク
ターであると言うことができる。
一方、LTC,およびLTD、はSR3(Slow R
eactingSubstance )あるいはSR5
−A (5lovr ReactingSubstan
ce of Anaphylaxis )と同一の物質
であることが明らかとな(そのためこれらロイコトリエ
ンの薬埋注質はSR3または5R3−Aの薬理的性質と
置き換えて考えることができる[ Proe、Natl
Acad、 Sci、USA、 76.4275(19
79)、Biochem。
Biophys、 Res、 Commun、、 91
 、1266(1979)、Proc。
Natl、Acad、 Set、 USA、 77.2
014(1980)%Nature、 285 、10
4(1980)参照〕。
ここで古くから知られているこのSR5という名称はF
eldbergらがコブラ毒の肺潅流またはコブラ毒を
卵黄とインキュベーションした時に遊離する物質に対し
て用いたもので、この物質は摘出モルモット回腸を緩徐
に収縮し、その作用は長時間持続することが報告されで
いろ[J、 Physiol、。
94.187(1983)参照〕。
さらにKe 11 aWa7らは感作モルモット肺の晶
流時に抗原乞感作させると5R8−Aが遊離することt
示し、5R3−Aとアレルギー反応との関係ヶはじめて
示したC Quant、 J、 Exp−Physio
l、 、 30 、121(1940)6照〕。ま7C
Brocklehurstは特異抗原のわかっている気
管支喘息患者の手術によって摘出した肺切片に抗原?作
用させるとヒスタミンと5R3−Aが遊離し、気管支筋
2強(収縮し、この収縮は抗ヒスタミン剤によって緩解
されないので5R3−Aは喘息発作時における重要な気
管支収縮物質(bronchoconstrictor
 )であること?示唆したC Prgr、AIIerg
y、 6.539(1962つ8照〕。その後、人の肺
組織片から得られた5R5−Aは正常な人の気管支筋輪
を収縮させろ[In1Arch、AIlergyApp
l、 Immunol、、 38.217(1970)
 参照〕、ラットのSR8−Agモルモットに静注する
と肺気道抵抗の増強が認められるC J、clin、 
Invest、、53.1679(1974)参照3.
5R5−A乞モルモット、ラット、サルの皮肉に注射す
ると血管の透過性χ元通させる[ Advances 
in Immunology、 10.105(196
9)+J、 Allergy clin Immuno
l、、 621.371(1978) 。
Prostaglandins、 19(5) + 7
79< 1980)等参照〕など多(の報告がある。
上記のようにSR3は免疫反応が関与して遊離して(ろ
もの’ll5R5−A、カルシウムイオノファ(Cal
cium 1onophore )処理など免疫反応に
よらないで遊離して(るものをSR5と2種類に区別さ
れているが、両者の間には多(の類似点があり同一の物
質であるoT能性が強いと考えられている。
このような多くの研究結果に基づいて、現在ではアラキ
ドン酸からLTA、Yl!で生合成される各オ重ロイコ
トリエン(LTB、 、 LTC,、LTD、やLTE
、および今後さらに新しく構造決定されるかも知れない
ロイコトリエン〕は、アレルギー性の気管および気管支
または肺の疾患、アレルギー性ショックあるいはアレル
ギー性の各種炎症の発現に関与する重要な因子と考えら
れている。従って、これらのロイコトリエン類に代謝さ
れる際に一番最初に関与する5−リポキシゲナーゼの作
用?1且害するということは、LTBに起因すると考え
られろ各種炎症や、アレルギー症状の改善に有効である
ばかりでな(LTCやLTDに起因すると考えられる各
種アレルギー症状の改善にも有効である。
〔従来の技術〕
従来よ(5−リポキシゲナーゼ阻害作用ケ有する化合物
は知られでいる。例えば、待開昭57−106651号
明細書には一役式〔 式中。
RIAは (1)炭素iC9,6〜10の直鎖のアルキル基を表わ
し、R2Aは (1) −0R4Aン表わし。
R4Aは (1) 7に素原子または (■炭素数1〜5の直鎖または分枝鎖のアルキル基乞表
わし、 R3Aは (1)水素原子ま1こは (2)炭素数1〜5の直鎖または分枝鎖のアルキル基を
表わし、 Cは (1)単結合または (2)ビニレン基を表わす。〕 で示される化合物が開示されている。
(各記号の説明は本発明と関連のある唾所のみ記載した
。〕 ま1こ、本発明化合物の溝造項似化合物としでは、特開
昭60−97946号明細1に一役式〔式中、RlBは
炭素数5〜15の直鎖または分枝鎖のアルケニルオキシ
基を表わす。〕 (各記号の説明は本発明と関連のある箇所のみ記載した
。) で示されるこの化合物が、SR3拮抗作用ホスホリパー
ゼ1sIi害作用および5α−リダクターゼ1且害作用
乞有することが記載されでお(特開昭60−14293
6号明細書には一般式〔 式中、 R10は (1)炭素数2〜15の直鎖または分枝鎖のアルケニル
基または C)炭素数3〜15の直鎖または分枝鎖のアルケニルオ
キシ基を表わし、 R20は (1)水素原子、 (2)ハロゲン原子または (3)炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルキル基を
表わし xoは (L) −CONR基を表わし、 R30は (1)炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルキル基ま
たは (2)ベンゼン項?表わ丁。〕 (各記号の説明は本発明と関連のある箇所のみ記載した
。) で示される化合物(C)がSR8拮抗作用、ホスホリパ
ーゼ阻害作用および5α−リグクターゼ阻害作用を有す
ることが記載されてお(さらに、特開昭60−1468
55号明細4には、一般式〔式中。
RlDは (1)炭素数2〜15の直鎖または分枝鎖のアルケニル
オキシ基乞表わし R2Dは (L)ハロゲン原子、 (2)アルキル基、 (3)アルコキシ基、 (4)水酸基または (5)ニトロ基乞表わす。〕 (各記号の説明は本発明と関連のある置所のみ記載した
。) で示される化合物(D、lがSR3拮抗作用、ホスホリ
パーゼ;且害作用および5α−リダクターゼ阻害作用乞
有するものとして記載されている。
〔発明の目的コ 本発明の目的は、5−リポキシゲナーゼ阻害作用?有す
る全く新規な化合物?提供することにある。
〔目的乞達成するための千没〕
今回、本発明者らは、従来の5−リポキシゲナーゼ阻害
剤とは化学構造?異にした化合物についつ定アルケニル
オキシ基乞有するベンズアミド誘導体が予想外にも強力
な5−リポキシゲナーゼ阻害作用乞有すること?見い出
し、本発明化合物し1こ。
〔従来技術との比較〕
本発明化合物は、〔従来技術〕の項で述ペタ一般式(A
)で示される化合物とは著しく異なった化学虜造を有し
でいる。
すなわち本発明化合物は、一般式(A)で示される化合
物のベンゼン環と側鎖のビニレン基との間にH素原子ま
たはイオウ原子が入ったものであ(またさらに側鎖のビ
ニレン基のかわりとして1.4−ジエン型(C〕が導入
された化学構造ケ有しでいる。これらの化学修飾は今ま
でに全(試みられたことがなく、従って本発明化合物は
一般式(4)で示される化合物群とは著しく異なった化
学溝造乞有しているといえる。
一万、一般式(Bン、(C)、(D)で示される化合物
の薬理作用は、3化合物ともSR5拮抗作用、ホスホリ
パーゼ阻害作用および5α−リダクターゼ]阻害作用で
あ(本発明化合物の特徴とする5−リポキシゲナーゼ阻
害作用はこれらの作用からは全(予想されない作用であ
ると言える。丁なわち5−リポキシゲナーゼ′lf:阻
害するとは化合物が5−リボキンゲナーゼに直接結合し
て失活させることであ(ロイコトリエ/に拮抗するとは
化合物がロイコトリエン填の受容体に結合することによ
りロイコt−IJエン類の受容体への、漬合?遮断して
しまうことである。
このように5−リポキシゲナーゼ阻害作用はSR5拮抗
作用とは作用機序が根本的に異なってお(全く別のもの
と言える。
さらに5−リポキシゲナーゼ阻HによってSR3に拮抗
するだけでは抑制できないLTB、やLTA、生成ヶ抑
えることができるという点においでも両者の作用は区別
される。
〔発明の構成〕
従って、本発明は一般式 〔式中、 Xは (1)酸素原子または (2)イオウ原子?表わし、 R1は (1)水素原子または (2)炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルキル基を
表わし、 R2は (1)水素原子、 (2)ハロゲン原子、 (3)炭素数1〜4の直鎖ま1こは分枝鎖のアルキル基
、 (4)水r浚基または り5)ニトロ基乞表わし、 nは5〜9を表わす。〕 テ示すれるアルケニルオキシベンズアミド誘導体および
それらの非毒性塩、それらの人造方法並びにそれら乞有
効成分として含有する5−リポキシゲナーゼ阻害剤に関
する。
#記請求の範囲?含む本明細iにおいで、部分に含まれ
るふたつの二重結合は共にンス型(1″′なわち:Z型
)である。またR1またはR2が分枝鎖のアルキル基乞
表わ丁場合には種々の異性体乞生ずるが、一般式(しで
示される本発明化合物にはそれらによって生じる丁べて
の異性体が含まれるものとする。
すべての本発明化合物はN −(置%ベンゾイル)アミ
ノ安息香酸の誘導体として命名することができる。例え
ば、一般式(しにおいてXが酸素原子を表わし、R1お
よびR2が水素原子?表わし、nが7乞表わし、 C0
NR’が左側のベンゼン環のオルト位結合し、カルボキ
シル基が右側のベンゼン環のオルト位に結合する本発明
化合物、丁なわち式で示される化合物は、2−(2−(
(9Z、12Z)−オクタデカ−9,12−ジエニルオ
キシ)ベンゾイルアミノ)安息香酸またはN −(2−
((9Z、122)−オクタデカ−9,12−ジエニル
オキシンベンゾイル)アントラニル酸として令名される
一般式(しにおいで、R1およびR2が表わ″j′炭素
数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルキル基としてはメチ
ル、エチル、プロピル、ブチルおよびそれらの異性体が
挙げられ、さらにR2が表わすハロゲン原子としては塩
素原子、フッ素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられ
ろ。なかでも好ましいR1と占 して水素原子、また好ましいR2としては水素原子もし
くはハロゲン原子が挙げられる。
C0NR’が左側のベンゼン環に結合する位置は、0−
9m−およびp−位のいずれも好ましい。ま1こカルボ
キシル基が右側のベンゼン環に結合する位置もo−、m
−およびp−位のいずれも好ましい。
非毒性塩(工水C6性であることが好ましい。適当な塩
としては、例えばナトリウムまたはカリウムの如きアル
カリ金属の塩、カルシウムまたはマグネシウムの如きア
ルカリ土類金4の塩アンモニウム塩および薬学的に計容
されろ(非毒性)のアミン塩が含まれる。カルボン酸と
そのような塩?形成する適当なアミンはよ(知られてお
(例えばテトラメチルアンモニウムのスロきテトラアル
キルアンモニウムの塩およびメチルアミン塩、ジメチル
アミン塩、シクロペンチルアミン塩、ベンジルアミン塩
、フェネチルアミン塩、ピペリジン塩、モノエタノ−ル
ア・ミン塩、ジェタノールアミン塩、IJ ’)ン塩、
アルギニン塩またはN−メチルグルカミン塩等の有機ア
ミン塩が挙げられる。
好ましい化合物としでは、 2−93−または4−((2−,3−または4−((7
z、ioz )−ヘキサデカ−7,10−ジエニルオキ
シ(ま1こはチオ))ベンゾイルアミノ)安息香酸、2
−93−または4−((2−,3−または4−((8Z
、IIZ )−へブタデカ−8,11−ジェニルオキソ
(まタハチオ))ベンゾイルアミノ)安息香酸。
2−23−または4−((2−,3−または4−((9
Z、12Z)−オクタデカ−9,12−ジエニルオキシ
(またはチオ))ベンゾイルアミノ)安息香酸、2−2
3−または4−((2−,3−または4−((10Z、
13Z)−ノナデカ−10,13−ジエニルオキシ(ま
たはチオ))ベンゾイルアミノ)安息香酸、2−13−
または4−((2−,3−または4−((11Z、14
Z)−エイコサ−11,14−ジエニルオキシ(ま1こ
はチオ))ベンゾイルアミノ)安息香酸および相当てろ
クロロ1Js8体、フルオロ置換体、ブロモ置遺体およ
びヨウ素置換体が挙げられる。
〔本発明化合物のM造方法〕
一般式(I)で示される本発明化合物は次の反応により
製造することができる。
一般式 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味乞表わす。〕 で示される+iRクロライドと、一般式〔式中、すべて
の記号は前記と同じ意味7al−表わ丁。〕 で示されるアミン乞反応させることによって製造される
この反応はアミド化反応として公知の反応であ(例えば
不活性有機浴媒(ジエチルエーテル。
塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロ7ラン等)
中または無浴媒で、三級アミン(ピリジン、トリエチル
アミン、ピコリン等)の存在下、−20℃〜40℃の温
度で行なわれる。好適に(工、塩化メチレン中、トリエ
チルアミンの存在下00C〜室温で行なわれる。
一般式(I)で示される化合物は公知であるか、または
公知の方法により容易に製造することができる。例えば
R1およびR2が水素原子である化合物はアミノ安息香
酸として市販されている。
一般式(It)で示される化合物は、一般式〔式中、す
べての記号は前記した一般式(I)と同じ意味を表わす
。〕 で示されるカルボン酸を酸クロライドに変換することに
より型造される。
カルボン酸を酸クロライドに変換する反応はよく知られ
てお(不活性有機溶媒(塩化メチレン、テトラヒドロフ
ラン等〕中またばN溶媒でチオニルクロライド、オキサ
リルクロライド、クロロギ酸エチル等の塩化物を用いて
、−40’C〜30’Cの温度で行なわれる。
一般式(ff)で示される化合物は公知の方法によす って製造冬→ることかできるが製造方法の一例を反応工
程式Hに挙げる。
反応工程式… HOCH2−(CHt )n−CHt 0H(Jb) 及九・ニオX代庁 〔→ト式−一、 ノー2−イル基を表わし、 R3はトシルオキシ基(すなわち、p−トルエンスルホ
ニルオキシ基〕またはメシルオキシ基(すなわち、メタ
ンスルホニルオキシ基)を表わし、R4は低級アルキル
を表わす。〕 各工程を浦単に説明すると、 工8(a)は水酸基をテトラヒドロピラン−2−イル基
で保護する反応であ(不活性有機溶媒(塩化メチレン等
〕中、縮合剤(p−トルエンスルホン酸等〕の存在下、
2.3−ジヒドロピランと室温で反応させることにより
行なわれる。
工程(b)は緩和な酸化反応であ(例えばジメチルスル
ホキシド中、トリエチルアミンの存在下三酸化イオウ−
ピリジン錯体を用いて室温で反応させるか、スワン酸化
により行なわれる。
工程(e、lはウイティヒ反応である。不活性有機溶媒
(THF(テトラハイドロフランク等]中、強塩基(n
−ブチルリチウム等)の存在下一般式(■〕の化合物と
一役式 で示されるホスホニウム塩を一78′Cから室温で反応
させることにより行なわれる。反応はへキサメチルホス
ファアミド中で行なうことが望ましい。
工程(d)は脱THP化反応であ(酸性条件下で加水分
解することにより行なわれる。好ましくは希塩酸とT)
(Fの混合液、希塩酸とメタノールの混合液、酢酸、水
およびTHFの混合液、リン酸、水およびTHFの混合
液、P−トルエンスルホン酸とメタノールの混合液中、
室温から80℃で行なわれる。
工程(e)は還元反応である。不活性有機溶媒(トルエ
ン等)中、公知の還元剤(ジイソブチルアルミニウムハ
イドライド等)を用いて一78℃から室温で行なわれる
工程(f)はトシル化またはメシル化反応である。
三級アミン(ピリジン、トリエチルアミン等〕の存在下
、不活性有機溶媒(塩化メチレン等〕中あるいはピリジ
ン中において、−30℃から50℃でトシルクロライド
またはメシルクロライドと反応させることにより行なわ
れる。
工Q(、g)は不活性有機m媒(ジメチルホルムアミド
等)中、塩基(水素化すl−IJウム等)の存在下、一
般式 〔式中、R5は低級アルキルを表わす。〕で示されるフ
ェノールを用いで、氷冷下から80゛Cで反応させ、 
その後、ケン化反応に付すことにより行なわね7る。
ケン化反応は公知であ(例えば(1)水と混和しうる有
機溶媒(TI(F、ジオキサン、エタノール、メタノー
ル等9中、アルカリ(水酸化カリウム。
水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、炭酸カリウム、炭
酸すl−1,1ウム等)の水浴液を用いるか、(渇アル
カノール(メタノール、エタノール等〕中、上記のアル
カリを用いて無水条件で行なわれる。
これらの反応は通常−10℃〜100℃の温度で行なわ
れる。
工程(h)は不活性有機溶媒(ベンゼン等)と、塩基(
水酸化ナト’Jクム)水浴液との二層系で。
一般式 で示されるチオフェノールを用いて、室温から溶媒の還
流温度で反応させることにより行なわれる。
fx F) ハチトラブチルアンモニウムブロマイドの
存在下に行なうのが好ましい。
前記した一連の反応式において、出発物質とし7て用い
た一般式(v)および(■)で示される化合物、および
一般式(XI[) 、(XI)および(MV )で示さ
れる化合物はそれ自体公知であるか、または公知の方法
により簡単に製造することができる。
本発明の非毒性塩は公知の方法により簡単に製造するこ
とができる。
反応生成物は、通常のis手段、例えば常圧下または減
圧下における蒸留、シリカゲルまたはケイ酸マグネシウ
ムを用いた高速液体クロマトグラフィー、4層クロマト
グラフィー、あるいは、カラムクロマトグラフィまたは
洗浄、再結晶等の方法により精製することができる。精
製は各反応ごとに行なってもよいし、い(つかの反応路
T後行なってもよい。
〔効果〕
一般式(しで示される化合物およびその薬学的に計容さ
れる非毒性塩は、5−リポキシゲナーゼの活性を特異的
に阻害するので、人間を含めた捕乳動物、将に人間にお
いて、5−リポキシゲナーゼの作用によって生成する5
−HPETE以降の産生物質の生成をコントロールする
ことが望まれる場合Jこ有効である。これらの作用は実
験室の実験−こより認められている。例えば5−リポキ
シゲナーゼに対する阻害作用は以下に述べるスクリーニ
ング系により確認した。
5−リポキシゲナーゼ1週害作用 5−リポキシゲナーゼの活性測定は、カゼイ゛ン処理し
て得たモルモットの腹腔内多核白血球を超音波処理した
のち遠心分m去によって得た105,000×1の上清
分画を醪素として用いた。すなわちこの上清分画(10
0〜500μm蛋白〕を1 mM塩化カルシウム共存下
に、放射性同位体(14c)で標識したアラキドン酸と
30℃で5分間インキュベートしたのちエーテル抽出し
、抽出物をシリカゲル薄層クロマトグラフィーで分離す
ると5− HETE。
5 、12− diHfi:TEおよびロイコトリエン
Bの生成が観察される。この測定系において5−HET
E。
5.12−di HETEおよびロイコトリエンBの生
成を50%阻害するのに必要な本発明化合物のa If
をもって、5−リポキシゲナーゼに対するtjll J
 A度(IC,。)とした。
5−リボキンゲナーゼ阻害作用 上記の検体化合物のIC,。値はすべでNa塩として測
定を行なった。そのNa塩調製法については次に記載し
たと89である。
すなわち、フリーのカルボン酸の試験化合物をエタノー
ル:DMSO(ジメチルスルホキシド)(1/l)にて
20mM浴液とする。この一定款に同量の20 mM 
NaOH水−エタノール(1/4)浴液を添加し、10
mMすl−IJウム塩浴孜として実験に供する。
5−リポキシゲナーゼの作用を1且害することによって
、5− HPETE以降の・産生物質、と9わけロイコ
トリエンA、 B%C,DおよびEの生成を抑えること
ができる。従って、−−を式(しの本発明化合物および
それらの非毒性塩は、人間を含めだ捕乳動物、待に人間
におけるロイコトリエンA、 B、C,DおよびEに起
因する疾患の予防や治療に有用である。例えばロイコト
リエンBに起因する炎症やアレルギー症状、およびロイ
コトリエンCおよびDに起因するアレルギー性の気管お
よび気管支または肺の疾患、アレルギー性のショックあ
るいはアレルギー性の各種炎症の予防や治療に有効であ
る。
さらに、本発明化合物の毒性は非常に低いものであ(医
薬品として十分安全に便用できることが確認された。
本発明化合物を上記の目的で用いるには、通常全身的あ
るいは局所的に、経口又は非経口で投与される。投与量
は年令、症状、治4効果、投与方法、処理時間等により
異なるが、通常成人ひとり尚た(1回につき0.1η〜
500rIWIの範囲で1日1回から数回経口投与され
るか、または特に騒急な処置が必要な場合には、成人ひ
とり当(1回につき1μ2〜10$vの範囲で1日1回
から数回静脈内投与されるか、または0.1μ2〜1q
/時間の範囲で1日1回から数回静脈内持続注入される
もちろん前記したように、投与量は種々の条件で変動す
るので、上記投与量範囲より少ない量で十分な場合もあ
るし、また範囲を越えて必要な場合もある。
本発明による経口投与のための固体組成物としては、錠
剤、散剤、顆粒剤等が含まれる。このような固体組成物
においでは、ひとつまたはそれ以上の活性物質が、少な
くともひとつの不活性な希釈剤、例えば乳塘、マンニト
ール、ブドウ糖、ヒドロキシプロピルセルロースb e
 M A%セルロース、デンプン、ポリビニルピロリド
ン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムと湿分される。
組成物は、常法に従って、不活性な希釈剤以外の添加剤
1例えばステアリン酸マグネシウムのようなτ閏滑斉(
礒維素ダルコン酸カルシウムのような崩壊剤、ラクトー
スのような安定化剤、グルタミン酸またはアスパラギン
酸のような@解補助剤を含有していてもよい。錠剤また
は丸剤は必要により白糖、ゼラチン、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキソプロピルメチルセルロースフ
タレートナトの胃溶性あるいは楊浴注物質のフィルムで
vl模しでもよいし、また2以上の層で被膜してもよい
。さらにゼラチンのような吸収されつる物質のカプセル
も包含される。
経口投与のための液体組成物は、薬剤的に計容される乳
濁剤、溶液剤、懸濁剤、シロップ削、エリキシル剤等を
含み、一般的に用いられる不活性な希釈剤、例えばnI
製氷、エタノールを含む。この組成物は不活性な希釈剤
以外に湿潤剤、ii:濁剤のような補助剤、甘味剤、風
味剤、芳香剤、防1腐剤をi有していてもよい。
経口投与のためのその他の組成物としては、ひとつまた
はそれ以上の活性物質を含み、それ自体公用の方法によ
り処方されるスプレー刊が含まれる。この組成物は不活
性な希釈剤以外に岨硫敲水素ナトリウムのような安定剤
と専張性を与えるような緩衝剤、例えば塩化ナトリウム
、クエン酸ナトリウムあるいはクエン酸を含有してもよ
い。スプレー剤の製造方法は、例えば米国特許第286
8691号および同第3095355号明細、替に詳し
く記載されている。
本発明による非経口投与のための注射剤としては、無菌
の水性または非水性の唇液剤、懸濁剤、乳濁剤を包才す
る。水性の浴腹剤、懸濁剤としては例えば注射用蒸留水
及び生理食塩水が含まれる。
非水浴性の@液剤、懸濁剤としては1例えばプロピレン
グリコール、ホリエチレングリコール、オリーブ油のよ
うな植物油、エタノールのようなアルコール類、ポリソ
ルベート80等がある。このような組成物は、さらに防
腐剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤、安定化剤(例えば、ラ
クトース)、溶解補助剤(例えば、グルタミン酸、アス
パラギン酸〕のような補助剤を含んでもよい。これらは
例えばバクテリア保留フィルターを通す濾過、殺歯剤の
配合または照射によって無閑化される。これらはまた無
菌の固体組成物を製造し、使用前に無菌水または無菌の
注射用溶媒に溶解して使用することもできる。
非経口投与のためのその他の組成物としては、ひとつま
たはそれ以上の活性物質を言み、それ自体公知の方法に
より処方される外用液剤、軟コウのような塗布剤、直腸
内投与のための坐剤及び膣内投与のためのペッサリー等
が含まれる。
〔実施例〕
以下、参考例および実施例により本発明を詳述するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。な
お参考例および実施例中のrT L CJおよびrIR
Jの記号は、おのおの「薄層クロマトグラフィ」および
「赤外吸収スペクトル」を表わし、クロマトグラフィに
よる分離の箇所に記載されでいる溶媒の割合は1体積比
を示し、カッコ内の溶媒は使用された浴出各課または展
開済媒を示す。
参考例1 (9Z、12Z)−1−ヒドロキシ−オクタデカ−9,
12−ジエン リノール酸エチルエステル体(15,4t ) ヲト7
し二ン(300rPt)にgsし、室温IこてD I 
BAL (62,5−一原料エステルの約2等量分)を
1商下し、室温で1時間攪拌したのち、水(20rnt
)をゆっくり滴下し、さらに1時間攪拌した。析出して
きたアルミニウム固形物を戸別し、さらζこそのものを
酢酸エチルにて洗いPMを濃縮し標題化合物11.02
を得た。
TLC(n−ヘキサン:酢酸エチル=5:1):Rfo
、32゜ C前例2 (9Z、12Z )−1−メタンスルホニル7−オクタ
デカ−9,12−ジエン (] アルコール体(参考例1で#遺した。、IIOPのメチ
レンクロライド−トリエチルアミン(90ml−10r
st)浴液に水冷攪拌下、メタンスルホニルクロリドC
3.5ml)をゆつ(り加えた。反応混合物を酢酸エチ
ルで金沢し、希塩酸で振って得た有機層を無水硫酸ナト
IJウムで転機後、減圧4縮して矢の物件値を有する漂
題化合物121を得た。
TLC( n−へキサン:酢酸エチル=3 : 1 )
:Rf O.24。
参考例3 2−((9Z,12Z)−オクタデカ−9,12−ジエ
ニルオキシ〕安息香酸メチルエステルアルゴンガス下,
サリチル曖メチルエステル2、64tのDlvlF (
ジメチルホルムアミド)(45m)浴液に水冷下水素化
ナトリウム653■(at64チ〕を7)IIえた。6
0℃で105+攪拌した後、参考例2で得られたメシレ
ート体5?のDMF(57り浴液を加え、70°Cで2
時間攪拌した。反応混合物を水に注ぎ酢酸エチル抽出し
た。有機層を無水硫酸すl−IJウムで乾燥後、減圧濃
縮しで得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−
(n−へキサン:酢酸エチル=40:1)に付し、次の
物性値を有する標題化合物5.82を得た。
TLC(n−へキサン:酢酸エチル=10 : 1):
Rf O,80゜ 参考例4 1− ((9Z、12Z)−オクタデカ−9,12−ジ
エニルオキシジ安息香酸 エステル(参考例3で製造した)(,5?)のメ1)/
−/l/−THF(60m−20ml)fllgに、2
規定水酸化すh IJウム(10ml)を加え50〜6
0℃で3時間攪拌した。冷却後、希塩酸で酸性とし、酢
酸エチルで抽出して、有機層を無水硫酸ナトIJウムで
乾燥後、減圧a帰して次の物性値を有する標題化合物4
.81を与た。
TLC(n−へ午サン:酢酸エチル=3:1 ) :R
f O,59゜ 参考例5 3−((9Z、12z)−オクタデカ−9,12−ジエ
ニルオキシ)安息香酸 参考例2で得たメシレート体(1,Or)とm−ヒドロ
キシ安息香酸メチルエステル(663η)を用いて参考
例3および参考例4と同様にしで、次の物性値を有する
標題化合物1.0?を得た。
TLC(n−へ千すン:酢欲エチル=2:1.l:Rf
0.50゜ 参考例6 4−((9Z、12Z、l−オクタデカ−9,12−ジ
エニルオキシ)安息香酸 参考例2で得たメシレート体(1,OS’ )とp−ヒ
ドロキシ安息香酸メチルエステル(663!Iv)を用
いて参考例3および参考例4と同様にして次の物性値を
有する標題化合物1.01を得た。
TLC(n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1 ) :R
f O,60゜ 参考例7 2− ((9Z、12Z)−オクタデカ−9,12−ジ
ェニルチオ9安息香ば アルゴンガス下チオサリチル酸(1,54r)の2規定
水酸化ナトリウム(30rd) MUにメシレート体(
参考列2で製造した) (3,41’ )のベンゼン(
50d)giおよびテトラブチルアンモニウムブロマイ
ド(3,22y)を加えて3時間還流した。反応混合物
を酸性とし、酢酸エチルで抽出して得た有機層を無水硫
酸すl−IJウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(n−へキプン:酢酸
エチル=5:1月こ付し、次の物性(直を有する標題化
合物2.02を得た。
TLC(n−ヘキサンニ酢酸エテル=l:1 ) :R
f O,58゜ 実施例1 N−[2−((9z、xzz)−オクタデカ−9,12
−ジエニルオキシンベンゾイル メチレンクロライド2−に洛かしたカルボン酸(参考例
4で型造した) ( 193η)に過剰のオキサリルク
ロIJドを加えて、室温で1時間かきまぜた後、減圧0
縮して相当する酸クロリドを得た。
次に得られた酸クロライドをメチレンクロライド(1−
)に爵かし、アントラニルfi(68,5η〕のメチレ
ンクロライド−ピリジン(5m/!−0,3m/)溶液
に水冷攪拌下に加えた。15分後に反応混合物を酢酸エ
チルで希釈し、希塩酸で振って得た残渣を、シリカゲル
カラムクロマト(n−ヘキサン:酢酸エチル:5:1)
に付し、次の物性値を有する標題化合物200 ′Hi
を得た。
生成物の形状:茶色オイル; TLC(n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1):Rf 
o、z2: ■R1直Ccm   )、  3500〜2200,1
700,1670゜1650.1605,1590.1
520 (’1便護膜法。
以下参考例4〜7で製造した安7!、香酸誘導体と相当
するアミノ安息香酸を用いC実施例1と同様1こして次
表の本発明化合物を得た。
前記の実施例1(a)〜1(e)の本発明化合物は各々
次のとおり命名される。
実施例1(a):N ’−(3−((9Z、12Z)−
才クタデカー9.12−ジエニルオキシジベンゾイル)
アントラニル酸 実施例1(b):N −+ 4− ((9Z、12z)
−オクタデカ−9,12−ジエニルオキシ)ベンゾイル
)アントラニル酸 実施例1(e)’3− (2−((9z、12z )−
オクタデカ−9,12−ジエニルオキン〕ベンゾイルア
ミン)安息香酸 実施例1(d):N−(2−((,9Z、12Z)−オ
クタデカ−9,12−ジエニルオキシ)ベンゾイル)−
5−クロロアントラニル酸 実施例1(e):N−(z−((9z、12z)−オク
タデカ−9,12−ジェニルチオ)ベンゾイル)アント
ラニル酸 製剤実施例I N −(2−((9Z、12)−オクタデカ−9,12
−ジエニルオキシ)ベンゾイル)アントラニル酸5?、
繊維素グルコン酸マグネシウム(崩壊剤)200mg、
ステアリン酸マグネシウム(潤滑剤)100■および結
晶セルロース4.72を常法により混合し、打錠して1
錠中に50■の活性成分をJ有する淀削100錠を得た

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、 Xは (1)酸素原子または (2)イオウ原子を表わし、 R^1は (1)水素原子または (2)炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルキル基を
    表わし、 R^2は (1)水素原子、 (2)ハロゲン原子、 (3)炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルキル基、 (4)水酸基または (5)ニトロ基を表わし、 nは5〜9を表わす。〕 で示されるアルケニルオキシベンズアミド誘導体または
    それらの非毒性塩。 2)が酸素原子である特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。 3)Xがイオウ原子である特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 4)R^1が水素原子である特許請求の範囲第1項乃至
    第3項のいずれかの項に記載の化合物。 5)R^2が水素原子あるいはハロゲン原子である特許
    請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかの項に記載の化
    合物。 6)化合物が、N−{2−((9Z,12Z)−オクタ
    デカ−9,12−ジエニルオキシ)ベンゾイル}アント
    ラニル酸である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7)化合物がN−{3−((9Z,12Z)−オクタデ
    カ−9,12−ジエニルオキシ)ベンゾイル}アントラ
    ニル酸である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 8)化合物が、N−{4−((9Z,12Z)−オクタ
    デカ−9,12−ジエニルオキシ)ベンゾイル}アント
    ラニル酸である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 9)化合物が、3−{2−((9Z,12Z)−オクタ
    デカ−9,12−ジエニルオキシ)ベンゾイルアミノ}
    安息香酸である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 10)化合物がN−{2−((9Z,12Z)−オクタ
    デカ−9,12−ジエニルオキシ)ベンゾイル}−5−
    クロロアントラニル酸である特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 11)化合物が、N−(2−(9Z,12Z)−オクタ
    デカ−9,12−ジエニルチオ)ベンゾイル}アントラ
    ニル酸である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 12)一般式▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、 nは5〜9を表わし、 Xは (1)酸素原子または (2)イオウ原子を表わす。〕 で示される化合物と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、 R^1は (1)水素原子または (2)炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルキル基を
    表わし、 R^2は (1)水素原子、 (2)ハロゲン原子、 (3)炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルキル基、 (4)水酸基または (5)ニトロ基を表わす。〕 で示されるアミンを反応させることを特徴とする一般式
    ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中すべての記号は前記と同じ意味を表わす。〕で示
    されるアルケニルオキシベンズアミド誘導体の製造方法
    。 13)一般式▲数式、化学式、表等があります▼( I
    ) 〔式中、 Xは (1)酸素原子または (2)イオウ原子を表わし、 R^1は (1)水素原子または (2)炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルキル基を
    表わし、 R^2は (1)水素原子、 (2)ハロゲン原子、 (3)炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルキル基、 (4)水酸基または (5)ニトロ基を表わし、 nは5〜9を表わす。〕 で示されるアルケニルオキシベンズアミド誘導体、また
    はその非毒性塩を有効成分として含有する5−リポキシ
    ゲナーゼ阻害剤。
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