JPS62222733A - フレ−ム同期回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はディジタル通信装置におけるフレーム同期回路
に関する。

（従来技術） ディジタル通信装置においては、ディフタル信号中に一
定のフレーム同期時間間隔にフレーム同期パタンと称す
る特定のディ・ゾタルパタンを挿入して伝送し、受信側
においては前記フレーム同期１？タンを検出し、検出し
たフレーム同期パタンよリフレーム位相を認識すること
により受信ディジタル信号の情報ビットを識別する、い
わゆるフレーム同期の技術が用いられていることは広く
知られている。

ディジタル通信装置における信号受信部は一般に受信信
号フレーム長を計数するフレームカウンタを備え、該フ
レームカウンタにより受信ディノタル信号の情報信号の
識別を行う。フレーム同期とは具体的に言えば前記フレ
ームカウンタの計数位相を受信ディジタル信号の受信フ
レーム位相に合わせる技術であると言うことができる。

フレーム同期に関する方式、回路構成については、「や
さしいディジタル伝送」（山下手著、電気通協会発行）
第７７〜第８８に−・ゾに記載されている如く、ディジ
タル通信の基本技術の一つであり、従来より各種提案が
行われているが、その主要な眼目は、第一にフレーム同
期復帰時間、即ちフレーム同期が確立していない状態か
らフレーム同期確立状態までの遷移時間を短縮し、フレ
ーム同期外れによる情報信号の欠損を極力少なくするこ
と、第二にフレーム同期回路をディジタル信号のピクト
誤シに対して安定化を計るだめのフレーム同期保護に関
するものに集約される。

フレーム同期回路の従来の一般的構成例を第２図に示す
。同図において１ノは入力信号の入力端子、１２はクロ
ック信号の入力端子、１３は同期ノ’？タン検出器、１
４はフレーム同期保護回路、１５はハンティング許可ダ
ート、１６はフレームカウンタ、１７はフレーム位相信
号の出力端子である。

同期パタン検出器１３は入力信号からフレーム同期／’
Ｐタンに一致するパタンの有無を検出し、該検出結果を
同期パタン検出信号としてフレーム同期保護回路１４お
よびハンティング許可ｆｆ−ト１５へ送出する。フレー
ム同期保護回路１４はフレームカウンタ１６よりフレー
ム同期信号時刻を示すフレーム判定ノクルスを受ケ、該
フレーム判定・クルスの時刻にて同期パタン検出器１３
より送られてくるパタン検出信号を積分し、該積分値よ
υフレーム同期外れ状態であるのか、又はフレーム同期
確立状態であるのかの統計的判定を行い、前記判定結果
を同期外れ検出信号としてハンティング許可ｅ−ト１５
へ送る。該ハンティング許可ゲート１５はフレーム同期
保護回路１４よシ送られてくる同期外れ検出信号がフレ
ーム同期外れ状態を示している場合はハンティング許可
ゲート１５を開いて・やタン検出器１３から送られてく
るパタン検出信号を通過させでフレームカウンタ１６の
計数位相を修正する。またフレーム同期状態判定信号が
フレーム同期確立状態を示している場合は・・／ティン
グ許可ゲート１５を閉じハンティ／グを禁止しフレーム
カウンタ１６の計数位相を保持させる。

（発明が解決しようとする問題点） 前述の構成のフレーム同期回路においては、フレーム同
期外れ時の同期探索を同期パタン、検出器１３の検出結
果に基づいてフレームカウンタ１６の計数位相をシフト
させることによって行っているため、入力信号中にフレ
ーム同期ノ４タンに一致する擬似同期パタンか存在する
と、該パタンが同期復帰時間の増大をもたらす要因とな
っていた。

前述の如く入力信号の擬似同期パタンに同期復帰特性が
直接に依存する従来の構成は、今後各種非電話系回線が
増大する環境下においては性能的に充分なものとはいえ
なかった。

（問題点を解決するための手段） フレーム同期信号、情報信号を含む入力信号からフレー
ム同期・ぜタンを検出するパタン検出器と、該フレーム
同期パタンのフレーム周期成分子ｒのみ通過させるシー
ケンシャルフィルタによって擬似同期パタンを除去して
、入力信号中のフレーム周期成分を抽出し、該フレーム
周期成分によりフレームカウンタを制御する。

（作用） 本発明は・ぐターン検出器によって常時フレーム同期パ
タンを検出し、フレーム同期信号、情報信号及び擬似同
期ｄ’メタン含まれる同期検出信号を出力し、シーケン
シャルフィルタへ送出する。該シーケンシャルフィルタ
は前記同期検出信号におけるフレーム周期成分子ｒを通
過させ、該フレーム周期成分子ｙ以外の同期成分を阻止
する。即ち雑音成分である擬似同期パタンを抑圧してフ
レーム周期成分子ｖを抽出する。７レームカウンタは前
記フレーム周期成分をカウントし同期探索制御を行う。

（実施例） 第１図は本発明の実施例を示すブロック図である。同図
において１１は入力信号の入力端子、１２はクロック信
号の入力端子、１３は同期ノｅタン検出器、１８はフレ
ーム周期成分子ｖを通過させ、フレーム周期成分子ｖ以
外の成分を阻止するシーケンシャルフィルタ、１６はフ
レームカウンタ、１７はフレーム位相信号の出力端子で
ある。同期・やタン検出器１３は入力信号からフレーム
同期パタンに等しい信号ノ４タンを常時検出し、該検出
結果を前記シーケンシャルフィルタ１８へ送出する。入
力信号列の中には、毎フレーム同一のパタンを繰返すフ
レーム同期信号と、伝送されるべき情報信号がそれぞれ
含まれている。従って同期ｉ４タン検出器１３により検
出された同期検出信号中には真のフレーム同期信号の検
出結果と共に、情報信号パタンか偶然にフレーム同期信
号／Ｊ？タンと一致した場合に検出される犠似同期パタ
ン検出結果が含まれている。シーケンシャルフィルタ１
８は同期パタン検出器より出力される同期検出信号を複
数フレームに渡って観測して同期ノｅタン検出密度を測
定し、該検出密度が所定のスレッショルド値を越えたか
否かにより真のフレーム同期信号と擬似同期ツクタンの
判定を行う。同期パタン密度の測定法の一例としては、
フレーム同期回路における同期保護回路に用いられてい
る手法で、競合計数器による方法がある。当該方法は、
パタン検出器１３にてフレーム同期ノぐタンと一致する
パタンか検出された時は一致・ぐルスを、フレーム同期
パタンと一致しないパタンが検出された時は不一致・ぐ
ルスを発生させ、該一致パルスを一致パルス計数器（図
示せず）により計数し、又不一致・ぐルスを不一致パル
ス計数器（図示せず）により計数し、一定時間内の一致
・ぐルスと不一致パルスの数を評価することで同期・９
タン密度を判定する。この判定をフレームの全ての位相
に対して個別に行うことにより真のフレーム同期位相に
おいては何らかの原因による誤りのない限り毎フレーム
確実にフレーム同期パタンか検出されているため真のフ
レーム同期位相と判定され、他の位相において時々擬似
同期ツヤタンが現われたとしてもスレッショルドを越え
ることはなくフレーム同期位相以外の位相と判定される
。以上の如くシーケンシャルフィルタ１８はパタン検出
器１３で検出された同期検出信号より雑音成分である擬
似同期／’Ｐタン成分を抑圧し、真のフレーム同期成分
を抽出する。フレームカウンタ１６はシーケンシャルフ
ィルタ１８により抽出された真のフレーム同期位相によ
り制御を受け、該同期位相とフレームカウンタ１６の計
数位相が異っているフレーム同期外れ時は擬似同期パタ
ンの影響を受けずに計数位相シフトを行うため、同期復
帰速度の大幅な改善が可能である。

まだシーケンシャルフィルタ１８は第一図に示す従来回
路と同様にフレーム同期保護回路の機能を有している。

即ち従来のフレーム同期保護回路は、フレーム同期確立
時に伝送路などの誤りによるフレーム同期外れを防ぐた
めの前方保護、およびフレーム同期復帰時に擬似同期パ
タンを真の同期パタンとみなして同期復帰してしまう擬
似同期確立を防ぐだめの後方保護の２つの機能を果すも
のであるが、シーケンシャルフィルタは該フィルタのス
レッショルドの適当な選定により前方及び後方保護と同
一の機能を有するものであることは先の説明の通りであ
る。

（発明の効果） 以上詳細に説明した如く本発明は、フレーム同期回路に
シーケンシャルフィルタを用いて構成したことにより、
従来の同期保護機能に加えて、同期復帰時間の大幅な高
速化を実現可能とした。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るフレーム同期回路、第２図は従来
のフレーム同期回路である。 １３・・・パタン検出回路、１４・・・フレーム同期保
護回路、１５・・・ハンティング許可ｒ−ト、１６・・
・フレームカウンタ、１８・・・シーケンシャルフィル
タ。 特許　出　願人　沖電気工業株式会社 日本電信電話株式会社 手続補正書（睦） １、事件の表示 昭和６１年　特　許　願第０４５３７７号２、発明の名
称 フレーム同期回路 ３　補正をする者 事件との関係　　　　　　　特　許　出　願　人住　所
（〒１０５）　　東京都港区虎ノ門１丁目７番１２号６
６　　補正の内容 （１）明細書「特許請求の範囲」の欄を別紙の通り補正
する。 （２）同書第５頁第１４行目から第１５行目に「フレー
ムカウンタを制御する。」とあるのを 「フレームカウンタを位相制御する。」と補正する。 （３）　　同書第頁第１４行目から第２０行目の「本発
明ハ・・・シーケンシャルフィルりへ送出スル。」を下
記のように補正する。 「本発明においては、ノ々ターン検出器によす検出サレ
タ検出ノソタンをシーケンシャルフィルタへ入力する。 」 （４）　　同書第６頁第１行目に「前記同期検出信号」
とあるのを 「前記パタン検出信号」と補正する。 （５）同書同頁第５行目から第６行目に［前記）る。 （６）　　同書第頁第１４行目に「等しい」とあるのを 「一致する」と補正する。 （７）　　同書第７頁第４行目に「犠似同期・やタン」
とあるのを 「擬似同期パタン」と補正する。 （８）同書第８頁第１４行目に「同期位相により制御」
とあるのを 「同期位相により位相制御」と補正する。 １司 （９）　　同書蕃４頁第２０行目に「機能を」とあるの
を 「機能をも」と補正する。 ０Ｑ　　同書第９頁第９行目に「機能を」とあるのを 「機能をも」と補正する。 特許請求の範囲

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力信号からフレーム同期パタンを検出するパタン検出
   器と、該フレーム同期パタンのフレーム周期成分を通過
   させるシーケンシャルフィルタと、フレーム周期を計数
   するフレームカウンタを具備し、前記パタン検出器で検
   出したフレーム同期パタンを前記シーケンシャルフィル
   タを通すことにより入力信号中のフレーム周期成分を抽
   出し、該フレーム周期成分により前記フレームカウンタ
   を制御することを特徴としたフレーム同期回路。