JPS6222164B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6222164B2
JPS6222164B2 JP3058079A JP3058079A JPS6222164B2 JP S6222164 B2 JPS6222164 B2 JP S6222164B2 JP 3058079 A JP3058079 A JP 3058079A JP 3058079 A JP3058079 A JP 3058079A JP S6222164 B2 JPS6222164 B2 JP S6222164B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
wafer
grooves
glass
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3058079A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55122224A (en
Inventor
Yoshiaki Horiuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3058079A priority Critical patent/JPS55122224A/ja
Publication of JPS55122224A publication Critical patent/JPS55122224A/ja
Publication of JPS6222164B2 publication Critical patent/JPS6222164B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は再生能率の良い磁気ヘツドの製造方法
に関するものである。
コア半体を衝き合わせた、フロント及びバツク
ギヤツプを持つ磁気ヘツドの再生能率は各ギヤツ
プ部における磁気抵抗に依存する。この再生能率
を向上させるためにはフロントギヤツプ部の磁気
抵抗を大きくするか或いはバツクギヤツプ部の磁
気抵抗を小さくする様な構造にすると良い。たと
えば第1図に示した従来の磁気ヘツドでは加工性
を良くするためトラツク幅Tを規定するための各
コア半体P,Qに形成した溝G1,G2及びG
3,G4をバツクギヤツプ部にまでストレートに
形成するようにしていたが、これではバツクギヤ
ツプ部の衝合面積をこの溝の分だけ小さくしてし
まう結果、該当部の磁気抵抗を大きくして再生能
率の向上のための障害となる。これに対して特開
昭47−5884号公報に示されている様にバツクコア
部をその全幅にわたつて衝合させるものにあつて
は該当部の磁気抵抗を小さくできるがその溶着は
コイル巻線窓から各コア半体の対向空間に向けて
一方向から溶融ガラスを浸透流入させるものであ
るから該当部へのガラスの流入が十分に行なわれ
ずコア半体の接合強度を十分にすることができな
いという別の面での欠点がある。
本発明は磁気ヘツドのバツクギヤツプ部の面積
を大きくして該当部における磁気抵抗を小さくす
る一方、バツクコア部における接合強度を十分に
大きくすることができる磁気ヘツドの製造方法を
提供しようとするものである。
次に本発明を図に示した実施例に基づき説明す
る。先ず第2図に示す様にフエライトウエハ1を
用意する。このウエハの幅2は所望の磁気ヘツド
の全長3の2倍以上とする必要がある。このウエ
ハの基準面4,5をそれぞれ研磨し、またギヤツ
プ衝き合わせ面となる表面6を鏡面研磨仕上げす
る。
次いで第3図に示す様にウエハ1の表面6上
に、所望のギヤツプ長の1/2に相当する厚さの非
磁性の膜(たとえばSiO2等)7,7,8,8を
形成する。膜7,7はフロントギヤツプ部の全面
を十分にカバーしうる幅9となし、一方膜8,8
はバツクギヤツプ部の一部のみをカバーしうる幅
10とするようにしている。
その後このウエハの左右両端5,5′から内方
に向けてトラツク幅11を規定するための第1溝
12を形成する。この第1溝は基準面4から一定
の距離13,13′で所望のトラツク幅11を残
すように一定のピツチ14,14′で順次、各第
1溝の深さ15,15′がフロントコア部を超え
かつバツクコア部に至らないように、研削され
る。しかしてこの第1溝12を形成した後のウエ
ハは第4図に示す如きパターンを呈する。
次いで第5図に示す様にこのウエハの左右両側
の第1溝12,12′を連結する第2溝16を研
削する。この第2溝の溝幅17は将来のスライシ
ング工程におけるカツターのカツターしろに等し
くしている。しかしてこの第2溝の隣接するもの
の間隔18はバツクコア部の全幅に等しくされて
いる。なおこの第2溝の溝幅17は前述のカツタ
ーしろより小さくしてもよいことはいうまでもな
いし、その場合当然に前述の間隔はバツクコア部
の全幅より広いものとされる。
次いで第6図に示す様に、第1溝12及び第2
溝16の各延在方向と直交する方向に、左右対称
となるように2本の巻線溝19,19′を研削
し、また3本のガラス挿入溝20,20′,21
を研削する。
その後第6図のウエハと、第5図(又は第4
図)のウエハとを第7図に示す如く各ウエハの基
準面4と4及び5と5′が一致するように衝き合
わせ、各ガラス挿入溝内にガラス22,22,2
2を挿入し、加圧条件下で、ガラスを溶融させ
る。溶融ガラスは第1及び第2溝12,16内を
流動しかつこれら両溝並びにガラス挿入溝からの
溶融ガラスは各ウエハの対向スペース間にも浸透
する。その後ブロツクを冷却させるとガラスは固
化され各ウエハは一体化される。そして第1溝及
び各ウエハ間のスペース内にガラスが充填され
る。この一体化の後、図中の破線A−A′,B−
B′,C−C′に沿つてこのブロツクを分断する。
第8図はこのように分断した1つのブロツクに
ついてそのテープ当接面23を研磨したものの斜
面図を示したものである。図中24はいわゆるギ
ヤツプデプスである。次いでこのブロツク25に
ついて第9図に示す様に、テープタツチ幅26を
規定する溝27を研削し、さらに同図中破線D−
D′,E−E′,……で示す様にスライシングす
る。このスライシングは上記第2溝に沿つて行な
われ、スライシング後のチツプにはカツターしろ
によつてこの第2溝が残らないようにしている。
第10図はかかる製法によつて得られた磁気ヘ
ツドチツプの斜視図である。図示の様にこの磁気
ヘツドチツプはそのバツクギヤツプ部28が該当
部のコア全幅29に等しくされている。したがつ
て該当部における衝合面積は大きくそのため磁気
抵抗を小さくすることができるため再生能率を損
なうおそれがない。またこのバツクギヤツプ部に
はガラス挿入溝及び第2溝からの溶融ガラスが浸
透して行くので該当部に溶融ガラスが行きわたり
コアの接合強度を十分にもたせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気ヘツドチツプの斜視図であ
る。第2図乃至第9図は本発明方法の工程説明図
であり、第2図イ,ロはウエハの正面図、側面図
であり、第3図イ,ロはこのウエハに膜を形成し
たものの正面図、側面図であり、第4図イ,ロ、
第5図イ,ロ及び第6図イ,ロは順次第1溝、第
2溝、並びにガラス挿入溝及び巻線溝を形成した
ものの正面図、側面図である。第7図は第5図と
第6図のウエハを衝合してガラスを挿入した状態
の斜視図、第8図はこのブロツクを分断してテー
プ当接面を研磨したものの斜視図、第9図イ,ロ
はこのブロツクにテープタツチ幅規定溝を形成し
たものの斜視図、部分拡大図である。第10図は
本発明により製造した磁気ヘツドチツプの斜視図
である。 1……ウエハ、12……第1溝、16……第2
溝、19……コイル巻線溝、20,21……ガラ
ス挿入溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) コア半体を構成するウエハの1面にその
    左右両端から内方へトラツク幅規定用の第1溝
    を形成する工程と、 (ロ) このウエハ上の左右両側の第1溝を連結しか
    つ将来のスライシング工程におけるカツターの
    カツターしろに等しいかそれより小さい溝幅の
    第2溝を形成する工程と、 (ハ) 前記(イ)工程を経たウエハと前記(ロ)工程を経た
    ウエハ又は、前記(ロ)工程を経た1組のウエハの
    双方又はいずれか一方に前記第1溝の延在方向
    に直交する方向に2本のコイル巻線溝とガラス
    挿入溝を刻設した後で、各ウエハを、その加工
    面を対向させかつギヤツプ長に相当するスペー
    スを空けて衝き合わせ、ガラス溶着を行なう工
    程と、 (ニ) 一体化したブロツクをガラス挿入溝に沿つて
    2分割した後で、分割した各ブロツクについて
    前記第2溝に沿つてスライシングする工程と、 を備えてなる磁気ヘツドの製造方法。
JP3058079A 1979-03-15 1979-03-15 Production of magnetic head Granted JPS55122224A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3058079A JPS55122224A (en) 1979-03-15 1979-03-15 Production of magnetic head

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JP3058079A JPS55122224A (en) 1979-03-15 1979-03-15 Production of magnetic head

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55122224A JPS55122224A (en) 1980-09-19
JPS6222164B2 true JPS6222164B2 (ja) 1987-05-16

Family

ID=12307783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3058079A Granted JPS55122224A (en) 1979-03-15 1979-03-15 Production of magnetic head

Country Status (1)

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JP (1) JPS55122224A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60124010A (ja) * 1983-12-07 1985-07-02 Sanyo Electric Co Ltd 複合型磁気ヘッド用補強コアの製造方法
JPS62114108A (ja) * 1985-11-14 1987-05-25 Mitsubishi Electric Corp 電磁変換素子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55122224A (en) 1980-09-19

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