JPS6222036Y2 - - Google Patents

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JPS6222036Y2
JPS6222036Y2 JP1978068882U JP6888278U JPS6222036Y2 JP S6222036 Y2 JPS6222036 Y2 JP S6222036Y2 JP 1978068882 U JP1978068882 U JP 1978068882U JP 6888278 U JP6888278 U JP 6888278U JP S6222036 Y2 JPS6222036 Y2 JP S6222036Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は二点切り気中開閉器に関し、特に、バ
ツト接点とブレード接点より成る通電用接点と、
両者にそれぞれ平行する補助接点より成る負荷開
閉用接点とに分け、各接点に所定の投入および開
放の順序を与えた二点切り気中開閉器に関する。 本考案において提案される二点切り開閉器とは
別に、次の3種類の二点切り開閉器の構造が考え
られる。 即ち、 (1) 「バツト主接点と補助接点」と「ブレード主
接点」の組合せ、 (2) 「バツト主接点と補助接点」と「バツト主接
点と補助接点」の組合せ、 (3) 「ブレード主接点」と「ブレード主接点」の
組合せ、 の構成がそれぞれ可能である。気中開閉器の性能
を考慮する時、負荷開閉、定格投入、温度上昇お
よび操作力の各特性についてそれぞれ検討するこ
とが必要である。以下、前記(1)より(3)のそれぞれ
の組合せについて各特性を表記すると次の通りで
ある。
【表】 ここで、◎…良、〇…可、×…不可をそれぞれ
示している。 更に、上記の表に示された各性能について、説
明を付加すると次の通りである。 (a) 前記(1)の組合せ (イ) 負荷開閉について(7.2KV−600A、力率
70%の条件) 補助接点側を2mmの厚さにすれば、消弧室
の細隙の幅を2.5mm程度にすることにより、
消弧性能を上げることができるが、他方のブ
レード主接点側は通電も行う必要があり、従
つて、消弧室の細隙の幅が広くなつて、両側
の補助接点方式のものよりやや開閉回数が少
くなる。 (ロ) 温度上昇について 負荷開閉の回数が増えるにつれてブレード
主接点側がアークによつて荒れ、接触抵抗が
高くなつて温度上昇が見られる。 (b) 前記(2)の組合せ 投入性能を主体に考えると、バツト主接点の
接触面に(Ag−W)等の溶融点の高いAg合金
等を使用することになり、その結果接触抵抗が
高くなつて温度上昇も高くなる。 (c) 前記(3)の組合せ (イ) 負荷開閉について 消弧室の細隙の幅が広くなり、両側補助接
点方式のものより回数が少くなる。 (ロ) 定格投入について(7.2KV、31.5KA−0.3
秒) 数回程度はできるが、数十回になると接点部
が荒れ、溶着したりして投入不能となる。 以上の諸点より、本考案では、「バツト主接点
と補助接点」と「ブレード主接点と補助接点」の
組合せを採用し、通電用接点と負荷開閉用接点と
に分けることにより安定した操作性能を提供す
る。各接点には、所定の投入順序が与えられ、投
入時は、「通電用ブレード接点」−「ブレード接点
に平行する補助接点」−「通電用バツト接点」−「バ
ツト接点に平行する補助接点」の順序で投入さ
れ、開極時は、「通電用バツト接点」−「通電用ブ
レード接点」−「バツト接点と平行する補助接点」
および「ブレード接点と平行する補助接点」の順
序で開放される。 従つて、負荷側の短絡事故時に接点投入を行つ
ても、ブレード接点が先に入り、次いで、大電流
投入の可能な吸引鉄片を有するバツト接点が投入
されるため、接点の荒れや接触不良等がなく、短
絡投入においても何ら支障が生じない。また、負
荷開閉や投入等においても接点の荒れがなく、ば
らつきが少なく安定した操作性能が得られる。補
助接点は薄い板状のものを使用しており、従つ
て、消弧室の細隙の幅を著しく狭くすることが可
能であり、実に、二点切り方式の採用によつて負
荷開閉やしや断性能を向上させることができる。 以下第1図より第4図を参照して本考案の実施
例を詳細に説明する。 中心に位置する連動シヤフト21aの運動によ
つて、時計および反時計の両方向に回転する回転
碍子21に可動金具20が固定されている。可動
金具20には、第1の金具23が固定されてお
り、これに接点表面を有する可動側ブレード接点
22と、可動側補助接点26とがリンク軸24に
よつて相対的回転を許すようにリンク結合されて
おり、第1の金具23と可動側ブレード接点22
との間にワイプスプリング25が伸縮自在に位置
させられている。第1の金具23は3つのストツ
パー23a,23bおよび23cを有し、開閉動
作中に所定の機能を行う。即ち、ストツパー23
aは可動補助接点26を開放し、ストツパー23
bはこれを投入し、ストツパー23cは可動側ブ
レード接点22を開放する。可動側ブレード接点
22に対応する固定側ブレード接点27はブツシ
ング1の中に位置する導体と接続されている。こ
の可動側ブレード接点22および固定側ブレード
接点27と平行に可動補助接点26および固定補
助接点27bが位置させられており、固定補助接
点27bは固定側ブレード接点27と連絡導体2
7aによつて接続されている。特に、第4図より
明らかなように、固定補助接点27bは幅の狭い
細隙28aを有する消弧室28の下部に位置して
いる。 以上の構成とほぼ対称的に、可動金具20に第
2の金具16が固定されており、これに可動補助
接点14がリンク軸19を介してリンク結合され
ている。第2の金具16は可動補助接点14を開
放するストツパー16aおよびこれを投入するス
トツパー16bを有し、また、ボルト18を有す
るワイプスプリング17を介して接点表面12を
有する可動側バツト接点13と係合している。接
点表面12は固定側バツト接点10の接点表面1
1と電気的接続を提供する構成を有し、固定側バ
ツト接点10はブツシング1の中に位置する導体
と接続されている。可動側バツト接点13は、第
2図に見られるように、ワイプスプリング17の
ボルト18と係合する長孔18aを有し、また、
可動側バツト接点13および固定側バツト接点1
0と平行に可動補助接点14および固定補助接点
10bが位置させられている。固定補助接点10
bは連絡導体10aを介して固定側バツト接点1
0と接続され、また、固定補助接点10bは幅の
狭い細隙15aを有する消弧室15の下部に位置
させられている。可動側バツト接点13と可動側
ブレード接点22は可撓性を有する編組導体22
aによつて電気的に接続されている。 第1図は投入が完了した状態を示しており、第
3図はブレード接点が投入される状態を示してい
る。ブレード主接点22,27およびバツト主接
点13,10によつて通電用接点を構成し、補助
接点14,10bおよび26,27bによつて負
荷開閉用接点を構成している。投入時は通電用ブ
レード接点22が最初に入り、次に、ブレード接
点側の補助接点26が入り、その後、通電用バツ
ト接点13が入つて最後にバツト接点側の補助接
点14が入る。また、開極時においては、通電用
バツト接点13、通電用ブレード接点22、バツ
ト接点側の補助接点14およびブレード接点側の
補助接点26の順序で動作するように構成されて
いる。 従つて、短絡点投入においては、吸引鉄片を有
した銀合金材を使用したバツト接点13が入つて
これに短絡電流が流れるため、接点部にほとんど
荒れが生じない。また、消弧室15,28の細隙
15aおよび28aの幅が著しく狭く構成されて
いるため、負荷開閉性能やしや断性能を向上させ
ることが可能になる。 次に、以上の本考案に基づく二点切り気中開閉
器の操作について説明する。まず投入操作では、
連動シヤフト21aの時計方向の回転により、回
転碍子21も時計方向に回転し、可動金具20に
固定された第1の金具23および第2の金具16
も回転する。第1の金具23はリンク軸24を支
点としてある限定された範囲で相対的に回転可能
な可動側ブレード接点22とワイプスプリング2
5を介して係合されており、第1の金具23の回
転によつて可動側ブレード接点22も回転する。
可動側ブレード接点22が固定側ブレード接点2
7に投入される状態までワイプスプリング25は
伸張している。第3図では、可動側ブレード接点
22が固定側ブレード接点27に接触し始めてお
り、また、ストツパー23bが補助接点26を背
部より押してその投入を強制しつつある。この段
階では、可動側バツト接点13と固定側バツト接
点10の接点表面11および12の間に間隙があ
つてまだ投入の状態に至つていない。この段階か
ら更に回転角が進むと、第2の金具16がボルト
18の長孔18aの中のスライドにより反時計方
向に回転して可動バツト接点13を固定バツト接
点10に投入し、ワイプスプリング17が縮小し
始める。同時に、ストツパー16bが補助接点1
4の背部より押し、バツト接点13および10の
投入に次いでその投入が強制される。 開極操作では、連動シヤフト21aの回転によ
り、回転碍子21が反時計方向に回転する。最初
にバツト接点13および10が開放し、次いでブ
レード接点22および27が開放する。この場
合、可動側ブレード接点22は固定側ブレード接
点27と接触している部分を支点として時計方向
にねじり動作し、第1の金具23のストツパー2
3cが可動側ブレード接点22の下部に接して衝
撃力を加え、安定した開放操作を提供する。次い
で、ストツパー16aおよび23aがそれぞれ補
助接点14および26と係合して両補助接点を開
放する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図であ
り、完全投入の状態を示している。第2図は本考
案の一実施例を示す平面図である。第3図は本考
案の一実施例を示す正面図であり、投入開始の状
態を示している。第4図は消弧室の部分を示す断
面図である。 符号の説明、1……ブツシング、10……固定
側バツト接点、10a……連絡導体、10b……
固定補助接点、11,12……バツト接点表面、
13……可動側バツト接点、14……可動補助接
点、15……消弧室、15a……細隙、16……
第2の金具、16a,16b……ストツパー、1
7……ワイプスプリング、18……ボルト、18
a……長孔、19……リンク軸、20……可動金
具、21……回転碍子、21a……連動シヤフ
ト、22……可動側ブレード接点、22a……編
組導体、23……第1の金具、23a,23b,
23c……ストツパー、24……リンク軸、25
……ワイプスプリング、26……可動補助接点、
27……固定側ブレード接点、27a……連絡導
体、27b……固定補助接点、28……消弧室、
28a……細隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転碍子に固定された第1および第2の金具
    と、前記第1の金具に回転的にリンク結合された
    可動側ブレード接点と第1の可動補助接点と、前
    記可動側ブレード接点と前記可動補助接点とにそ
    れぞれ対応する固定側ブレード接点と第1の固定
    補助接点と、前記第2の金具に回転的にリンク結
    合された第2の可動補助接点と、前記可動側ブレ
    ード接点と接続され、前記第2の金具に支持され
    た可動側バツト接点と、前記可動側バツト接点と
    前記第2の可動補助接点とにそれぞれ対応する固
    定側バツト接点と第2の固定補助接点とを有し、 前記可動側ブレード接点と第1の金具との間、
    および前記可動側バツト接点と前記第2の金具と
    の間にそれぞれワイプスプリングが設けられ、 前記第1の金具は前記第1の可動補助接点と係
    合する第1および第2のストツパーと、前記可動
    側ブレード接点の下部と係合する第3のストツパ
    ーを有し、 前記第2の金具は前記第2の可動補助接点と係
    合する第1および第2のストツパーを有し、 前記第1および第2の金具が投入方向に回転す
    ると対応する前記ワイプスプリングを介して前記
    可動側ブレード接点および前記可動側バツト接点
    にその回転を伝えるとともに前記第1および第2
    の金具の前記第1のストツパーが前記第1および
    第2の可動補助接点に係合して前記可動側ブレー
    ド接点、前記第1の可動補助接点、前記可動側バ
    ツト接点、前記第2の可動補助接点の順序で投入
    し、 前記第1および第2の金具が開極方向に回転す
    ると前記第2の金具が前記可動側バツト接点を開
    極した後、前記第1の金具の前記第3のストツパ
    ーが前記可動側ブレード接点をその下部に係合し
    て開極し、次いで、前記第2の金具の前記第2の
    ストツパーが前記第2の可動補助接点に係合する
    とともに前記第1の金具の前記第2のストツパー
    が前記第1の可動補助接点に係合して前記第2の
    可動補助接点、前記第1の可動補助接点の順序で
    開極することを特徴とする二点切り気中開閉器。
JP1978068882U 1978-05-22 1978-05-22 Expired JPS6222036Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978068882U JPS6222036Y2 (ja) 1978-05-22 1978-05-22

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Publication Number Publication Date
JPS54169749U JPS54169749U (ja) 1979-11-30
JPS6222036Y2 true JPS6222036Y2 (ja) 1987-06-04

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