JPH0641330Y2 - 多極回路しや断器のトリツプバ− - Google Patents

多極回路しや断器のトリツプバ−

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JPH0641330Y2
JPH0641330Y2 JP16367085U JP16367085U JPH0641330Y2 JP H0641330 Y2 JPH0641330 Y2 JP H0641330Y2 JP 16367085 U JP16367085 U JP 16367085U JP 16367085 U JP16367085 U JP 16367085U JP H0641330 Y2 JPH0641330 Y2 JP H0641330Y2
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JP
Japan
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plunger
trip bar
arm
circuit breaker
breaker
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP16367085U
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JPS6270344U (ja
Inventor
良明 松本
伸示 山県
和義 杉原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は多極回路しや断器のトリツプバー、特に各相
の引外し電磁石のプランジヤーヘツドの間を絶縁する相
間バリヤーの改良に関する。
〔従来の技術〕 トリツプバーを備えた従来の多極回路しや断器が第2図
に、そして従来のトリツプバーが第3図に示されてい
る。図において、(1)はケース、(101)はベース、
(102)はカバー、(2)は可動接触子、(201)はその
接点、(3)は固定接触子、(301)はその接点、
(4)は可動接触子(2)に連結された接点開閉機構、
(5)は接点開閉機構の操作ハンドル、(6)は引外し
電磁石、(601)は引外し電磁石のプランジヤー、(60
2)はプランジヤーヘツド、(7)は熱動引外し機構の
バイメタル、(701)はバイメタル(7)の先端に設け
られた調整ねじ、(8)は消弧室である。(9)はトリ
ツプバーで、各相の引外し電磁石(6)のプランジヤー
ヘツド(602)と係合するプランジヤー係合アーム(90
1)および引外し電磁石(6)により作動された時に接
点開閉機構(4)を作動させる作動アーム(902)を各
相毎に備えると共に隣接するプランジヤーヘツド(60
2)の中間に設けられてこれらプランジヤーヘツド(60
2)間を絶縁するつば状の相間バリヤー(903)を備えて
いる。
このような回路しや断器では、操作ハンドル(5)の操
作により接点開閉機構(4)を介して接点(201),(3
01)を開閉させることができる。そして、第3図の接点
閉成状態において過電流が流れるとバイメタル(7)が
加熱されて湾曲し、その調整ねじ(701)で作動アーム
(902)が押圧され、接点開閉機構(4)を介して可動
接触子(2)を開離させる。また、第2図の閉成状態に
おいて短絡電流のような大電流が流れるとその相の引外
し電磁石(6)のプランジヤー(601)が吸引されてプ
ランジヤーヘツド(602)によりプランジヤー係合アー
ム(901)が引下げられてトリツプバー(9)が回動
し、これにつれて作動アーム(902)も回動し、接点開
閉機構(4)を介して可動接触子(2)が開離される。
ところで電流しや断時に接点(201),(301)間にアー
クが生じるが、そのアーク熱により周囲の金属が溶融
し、それがトリツプバー(9)に付着して絶縁劣化をも
たらすので隣接する相のプランジヤーヘツド(602)の
間の中間部に相間バリヤー(903)を設けて相間絶縁を
保つようにしてある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の多極回路しや断器のトリツプバーは以上のように
構成され、相間バリヤー(903)が全周にわたるつば状
のものとして形成されるため周囲に空間を必要とし、更
に隣接する相のプランジヤーヘツド(602)の間の中間
に設けられているため、ケース(1)のベース(101)
の相間隔壁に相間バリヤー(903)のための逃がしを設
けなければならずベース(101)の強度が劣化し、また
プランジヤー係合アーム(901)がプランジヤーヘツド
(602)と係合する時の衝撃により破損する等の問題点
があつた。
この考案は従来のもののかかる問題点を解決するために
なされたもので、周囲に特別な空間を必要とすることな
く、相間バリヤーのための逃げをベースに設ける必要も
なく、またトリツプバーのプランジヤー係合アームの強
度を増強した多極回路しや断器のトリツプバーを提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るトリツプバーは相間バリヤーをプランジ
ヤー係合アームにこれから立上がつて一体的に形成した
ものである。
〔作用〕 この考案においては相間バリヤーはプランジヤー係合ア
ームから立上がつてこれと一体的に形成されるので隣接
する相のプランジヤーヘツドの間の中間からずれた位置
に位置すると共にプランジヤー係合アームを補強する。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図について説明する。
なお、第3図の従来のものと同一部分には同一符号を付
してその説明は省略する。図において(903A)は従来の
ものの(903)に対応する相間バリヤーであつて、左右
両端のプランジヤ係合アーム(901)の側部にこれから
立上がつて一体的に形成されている。このようにプラン
ジヤー係合アーム(901)と一体的に形成することによ
り、相間バリヤーはプランジヤーヘツド(602)の間の
中間からはずれてしかもプランジヤー係合アーム(90
1)より作動アーム(902)側に位置することになり、周
囲に特別な空間を必要とせずまたベース(101)の相間
隔壁からずれて位置するので相間隔壁に相間バリヤー
(903A)のための逃がしを形成する必要がなくベース
(101)の強度低下を回避できる。しかも相間バリヤー
(903A)はプランジヤー係合アーム(901)と一体的に
形成されるのでこれを補強しプランジヤーヘツド(60
2)との係合時に受ける衝撃に対する機械的強度を増強
する。
なお、前記実施例では相間バリヤー(903A)は左右両端
のプランジヤー係合アーム(901)に一体的に形成して
いるが、中央の相間バリヤー(903A)の両側部に一体的
に形成しても良いし、各プランジヤー係合アーム(90
1)にそれぞれ一体的に形成しても良い。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、相間バリヤーをプラン
ジヤー係合アームにこれから立上がつて一体的に形成し
たので、周囲に相間バリヤー用の特別な空間を必要とせ
ず、ベースの相間隔壁に相間バリヤーの逃げを設ける必
要がなくなるためベースの強度低下を回避でき、しかも
プランジヤー係合アームを補強しうる効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図は従来の
トリツプバーを備えた回路しや断器の断面図、第3図は
従来のトリツプバーの斜視図である。 図において、(4)は接点開閉機構、(6)は引外し電
磁石、(602)はプランジヤーヘツド、(9)はトリツ
プバー、(901)はプランジヤー係合アーム、(902)は
作動アーム、(903A)は相間バリヤーである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多極回路しや断器の各相毎に設けられた引
    外し電磁石のプランジヤーヘツドと係合するプランジヤ
    ー係合アームと前記引外し電磁石により作動された時に
    接点開閉機構を作動させる作動アームとを各相毎に備え
    た多極回路しや断器のトリツプバーにおいて、前記プラ
    ンジヤー係合アームにこれから立上がつて相間バリヤー
    を一体的に形成したことを特徴とする多極回路しや断器
    のトリツプバー。
JP16367085U 1985-10-23 1985-10-23 多極回路しや断器のトリツプバ− Expired - Lifetime JPH0641330Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6270344U JPS6270344U (ja) 1987-05-02
JPH0641330Y2 true JPH0641330Y2 (ja) 1994-10-26

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