JPS6221921Y2 - - Google Patents

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JPS6221921Y2
JPS6221921Y2 JP11169583U JP11169583U JPS6221921Y2 JP S6221921 Y2 JPS6221921 Y2 JP S6221921Y2 JP 11169583 U JP11169583 U JP 11169583U JP 11169583 U JP11169583 U JP 11169583U JP S6221921 Y2 JPS6221921 Y2 JP S6221921Y2
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tape measure
brake
tape
case
protrusion
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JP11169583U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は停止装置付き巻尺に関するものであ
る。
従来巻尺ケースに引き込み自在に引き出される
巻尺の停止装置としてはケースのテープ引出口上
方の外側に突出した指掛部を親指等で上下動させ
る方式やケースに軸止めされたシーソー形押圧ボ
タンの両端突出部分を交互に指先で押し込む方式
等あるが、いずれの方式でも引き出された巻尺テ
ープを停止させる場合と該停止を解除する場合と
では指の掛ける位置や力を入れる方向が異なり、
操作性に劣るという欠点があり、特に巻尺テープ
の幅が広い場合や卓上型電子計算機等が組み込ま
れた場合の如く巻尺ケースが大型化すると押圧ボ
タン等に指が届きにくく、操作性が一層劣るとい
う欠点がある。
本考案者はかかる従来の欠点に鑑み鋭意工夫の
結果、ケース引出口に向つて上下動するブレーキ
と押圧体とを上下に配列することにより、これの
解消に成功し、本考案を完成するに至つたのであ
る。
以下本考案につき図面を参照しながら詳述す
る。
図面において1は巻尺ケースである。該巻尺ケ
ース1は合成樹脂、金属等から作製され、その内
壁ほぼ中央に支軸11が突出されると共に該ケー
ス1の周壁下部に巻尺テープ引出口12が形成さ
れている。なお、13は後述のブレーキ4の爪片
42の突起422が係止される係止部、14は後
述のブレーキ4の押圧片43の段部431が係止
される突起、15は後述の押圧体5の押圧片53
の段部531が係止される突起、16,16′は
後述のコイルバネ6,6′の下端部を支持するコ
イルバネ受けである。2はリールであり、該リー
ル2は巻尺ケース1の支軸11に回動自在に軸着
され、該リール2はその内側に嵌め込まれた渦巻
きばねにより、巻尺テープ3が引き出された際に
該巻尺テープ3を巻き込む如き回転力が付与され
るようになされている。
3は巻尺テープであり、金属製、繊維製等から
なり、また断面形状は扁平状でも弧状であつても
よい。
4は、ブレーキであつて、巻尺ケース1の巻尺
テープ引出口12の直上のケース1内側の下方に
組み込まれたものであり、該ブレーキ本体4はほ
ぼ縦長の板状体となされ、ほぼ中央の胴部41の
上部に爪片42と押圧片43が形成され、さらに
胴部41の下部には制動部44が形成され、胴部
41自身にコイルバネ支持部45が形成されてい
る。爪片42は上端が斜面421となされ、該斜
面421の低い側の下方に突起422が突出され
ている。該突起422は巻尺ケース1の内壁に形
成された係止部13に係止されるものであり、該
突起422の上面および係止部13の下面はほぼ
水平の係止面423,131となされ、係止面4
23は係止面131より長くなされ、かつ突起4
22の下面および係止部13の上面の両方もしく
はいずれか一方が傾斜されて摺動面424,13
2となされている。なお爪片42と胴部41の境
に水平方向の薄肉部425が形成されていると該
爪片42が屈曲しやすくなり好ましい。押圧片4
3は通常は爪片42より低くなされており、その
頂部はほぼ水平となされている。
また該押圧片43の側面には段部431が形成
され、ケース1に形成された突起14に係止され
てブレーキ4の上下方向の移動幅が規制されるよ
うになされている。制動部44は胴部41との接
合部441がくびれていると共に該接合部441
の下方に水平方向の切欠442が形成されておれ
ばクツシヨン作用が発揮され好ましく、この場合
は制動部44の下端部から爪片42の突起422
の係止面423までの高さが、巻尺ケース1の巻
尺テープ引出口12内側の底部上面から係止部1
3の係止面131までの高さよりやや大きくなさ
れているのがよい。コイルバネ支持部45は胴部
41をくり抜いて形成されているが、他の位置に
形成されてもよい。
押圧体5は頭部51と該頭部51の下部に形成
された爪片52と押圧片53とからなり、頭部5
1の底面にはさらにコイルバネ支持部54が形成
されている。頭部51は巻尺ケース1の上部から
突出し、直接指等で押圧されるものである。爪片
52はその下端がブレーキ4の爪片42の斜面4
21とほぼ平行の斜面521となされると共に、
両斜面421,521は垂直方向に見て互いに重
ならないようになされている。なお爪片52と頭
部51の境に水平方向の薄肉部522が形成され
ていると該爪片52が屈曲しやすくなり好まし
い。押圧片53は爪片52よりやや短かくなされ
ると共にその端部はほぼ水平となされている。ま
た押圧片53の側面には段部531が形成され、
ケース1に形成された突起15に係止されて押圧
体5が上方にはずれないようになされている。さ
らに該押圧片53はブレーキ4の押圧片43と突
き合せ状に当接されるようになされると共に、両
押圧片53,43の間隔は両爪片52,42の間
隔よりも大きくなされている。
コイルバネ支持部54は頭部51の底面に形成
されているが、他の位置に形成されてもよい。
6,6′はそれぞれコイルバネであり、ブレー
キ4および押圧体5のコイルバネ支持部45,5
4に支持され、該コイルバネ6,6′の下端は巻
尺ケース1に形成されたコイルバネ受け16,1
6′にそれぞれ係止され、該コイルバネ6,6′の
反発力によりブレーキ4および押圧体5が絶えず
押し上げられている。
次に本考案停止装置付き巻尺の使用方法につい
て説明する。
まず第1図はブレーキ4がコイルバネ6の反発
力により持ち上つた状態を示している。
そこで第2図の如く、押圧体5の頭部51をコ
イルバネ6′の反発力に抗して下方に押圧する。
すると、押圧体5の押圧片53がブレーキ4の押
圧片43をコイルバネ6の反発力に抗して押し下
げ、それにつれて爪片42に形成された突起42
2の摺動面424がケース1の係止部13の摺動
面132に沿つて下方に摺動し、ついには突起4
22の係止面423が係止部13の係止面131
の下方に位置される。
その状態で指による押圧体5の頭部51の押圧
を解除すると第3図の如く押圧体5はコイルバネ
6′の反発力により元の位置に戻るが、ブレーキ
4は爪片42の突起422が係止部13に係止さ
れたままとなり、該ブレーキ4の制動部44の下
面と巻尺テープ引出口12内側のケース底部上面
とで巻尺テープ3が挾みつけられ、その動きが停
止されたままとなる。なおこのとき爪片42の突
起422の係止面423が係止部13の係止面1
31より長くなされていることにより爪片42は
押圧体5の爪片52の下端部より外方に傾斜され
ている。
そして巻尺テープ3の停止を解除する場合は第
4図の如く押圧体5を再び指で押し下げることに
より押圧体5の爪片52の斜面521がブレーキ
4の爪片42の斜面421に接し、爪片42を外
方へ倒すことにより、爪片42の突起422の係
止面423が係止部13の係止面131からはず
れる。これは突起422の係止面423が押圧体
5の押圧時に上記斜面421,521により爪片
42が揺動される幅よりも短く設定されているこ
とによる。上記状態で押圧体5の押圧を解除する
と押圧体5が元の位置に復帰する際に押圧体5の
爪片52の斜面521に導かれてブレーキ4の爪
片42ごとブレーキ4全体がコイルバネ6の反発
力により押し上げられ、制動部44の下面とケー
ス1底部上面とが離れ、巻尺テープ3の移動が自
由となされる。
以上詳述した如く、本考案停止装置付き巻尺は
巻尺テープ引出口の直上のケース内側に組み込ま
れたブレーキの上部および押圧体5の下部にそれ
ぞれ爪片および押圧片が相対して形成され、両爪
片の先端が垂直方向に見て互いに重ならずブレー
キの爪片には突起が突出され、ケース内壁に係止
部が形成されているので、押圧体が押し下げられ
ると該押圧体の押圧片がブレーキの押圧片に当接
されてブレーキが押し下げられ、ブレーキ爪片の
突起がケースの係止部に係止され巻尺テープを停
止させることができる。
また本考案においてはブレーキおよび押圧体の
それぞれの爪片の端部が平行な斜面となされると
共にブレーキ爪片の突起の係止面がケース係止部
の係止面よりも長く、押圧体の押圧時に上記斜面
より爪片が揺動される幅よりも短くなされている
ので、ブレーキ爪片の突起がケース係止部に係止
されると該爪片が突起と反対の方向に傾斜されて
押圧体の爪片がブレーキの爪片とケースの係止部
との間に位置されることになり、押圧体を再び押
圧した際に押圧体の爪片の斜面にてブレーキ爪片
の斜面が突起と反対の方向に押されてブレーキ爪
片の突起がケース係止部からはずれ、押圧体の押
圧が解除されるとブレーキもゆるみ巻尺テープの
停止が解除され、巻尺テープの停止、解除が同じ
押圧動作で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案停止装置付き巻尺の一例のブレ
ーキが解除された状態を示す断面図、第2図は同
押圧体を押し下げ、ブレーキを作動させた状態を
示す要部の断面図、第3図は同巻尺テープが停止
された状態を示す要部の断面図、第4図は同ブレ
ーキを解除するために押圧体を押し下げた状態を
示す要部の断面図、第5図は第1図−線の方
向に見た本考案の他の例の断面図、第6図は本考
案に使用されるブレーキの一例を示す斜視図、第
7図は本考案に使用される押圧体の一例を示す斜
視図である。 1……巻尺ケース、12……巻尺テープ引出
口、13……係止部、131……係止面、2……
リール、3……巻尺テープ、4……ブレーキ、4
2……爪片、421……斜面、422……突起、
423……係止面、43……押圧片、5……押圧
体、52……爪片、521……斜面、53……押
圧片、6,6′……コイルバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻尺ケース1内に回転自在に軸着されたリール
    2の外周に巻尺テープ3が巻回され、リール2内
    の渦巻きばねによつてリール2が巻尺テープ3の
    巻込み方向に付勢された巻尺において、巻尺ケー
    ス1のテープ引出側周壁下部に巻尺テープ引出口
    12が形成され、巻尺テープ引出口12の直上の
    ケース1内側に、下方にブレーキ4が、上方に押
    圧体5がほぼ垂直方向に組み込まれ、ブレーキ4
    は上方に向つて、押圧体5は下方に向つてそれぞ
    れ爪片42,52および押圧片43,53が並ん
    で延設され、爪片42,52どうし、押圧片4
    3,53どうしが上下に相対され、爪片42,5
    2の端部はそれぞれ平行な斜面421,521が
    形成されると共に、爪片42,52の先端は垂直
    方向に見て互いに重ならないようになされてお
    り、かつ爪片42,52の間隔は押圧片43,5
    3間の間隔より小さくなされ、爪片42には上記
    斜面421の低い側の側面に突起422が突出さ
    れると共にケース1内壁には該突起422が着脱
    自在に係止される係止部13が形成され、突起4
    22の係止面423が係止部13の係止面131
    よりも長く、押圧体5の押圧時に上記斜面42
    1,521により爪片42が揺動される幅よりも
    短くなされ、上記ブレーキ4はコイルバネ6によ
    り上方に付勢されており、巻尺テープ3の制動時
    は押圧体5によりブレーキ4がコイルバネ6に抗
    して下方に押圧され、上記突起421が係止部1
    3に係止されて巻尺テープ3がブレーキ4とケー
    ス1底壁との間に挾着され、解放時は押圧体5の
    押圧時の上記斜面421,521の接触により上
    記係止状態のブレーキ4が揺動されて係止がはず
    されるようになされた停止装置付き巻尺。
JP11169583U 1983-07-18 1983-07-18 停止装置付き巻尺 Granted JPS6019904U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11169583U JPS6019904U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 停止装置付き巻尺

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JP11169583U JPS6019904U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 停止装置付き巻尺

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Publication Number Publication Date
JPS6019904U JPS6019904U (ja) 1985-02-12
JPS6221921Y2 true JPS6221921Y2 (ja) 1987-06-04

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JP11169583U Granted JPS6019904U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 停止装置付き巻尺

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6243964B1 (en) * 1999-08-04 2001-06-12 The Stanley Works Rule asssembly with reduced housing size

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JPS6019904U (ja) 1985-02-12

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