JPS62218901A - ミラ−反射率測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、レーザ光を用いる機器のミラー反射対車測定
装置に関するものである。

〈従来の技術〉 レーザ光を応用した各種の機器が開発されており、工作
物をトリミング、穴あけ、切断、溶接、表面処理等を行
う加工機にもレーザ光が応用されている。

これらのレーザ光応用機器は、レーザ発振器から発振し
たレーザ軸を直射使用する場合は別として、屈折したレ
ーザ光通路を伝送する場合には各屈折点に鋼材を鏡面仕
上したミラーが所定の角度で配置されている。とりわけ
、工作物を加工するレーザ加工機ｌζおいては、レーザ
トーチを各種の形状のワーク加工面に直角に向けるよう
複数個所に異なった旋回軸線で旋回する旋回部を有し、
この各旋回部でレーザ光軸を屈折反射させるミラーが配
置されている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 上記のミラーは、高熱のレーザ光を受けるため、その鏡
面が熱の影響により劣化して反射率が低下する。従って
ミラーの交換を必要としているが、従来では、この交換
時期をタイマーによる設定時間で行ったり、ミラーを外
して目視によるチェックで行っており、実際のミラーの
反射率を自動で検出するものがなく、反射率の低下によ
り加工性能に影響を及ぼすことがある。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記従来の問題点を解決したものであり、そ
の構成要旨は、レーザ光軸を屈折反射して伝送するミラ
ーに、反射率低下ｌこ伴い温度上昇するミラーの温度を
検出する温度検出手段を備えたものである。

く作　用〉 本発明は、ミラーの劣化Ｉこよるミラーの温度上昇を検
出し、ミラーの反射率を測定するものである。

〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。１はレ
ーザ光軸りの伝送管、２はレーザトーチである。３はレ
ーザトーチ２の旋回部であり、この旋回部３にミラー５
がホルダ４を介して所要の角度で固定されている。６は
ミラー５の背面に圧着されている放熱フィンである、本
発明は、このミラ−５１Ｃｍ度検出手段を備えたもので
ある。この温度検出手段の一実施例としては、前記放熱
フィン６＃こ形状記憶合金７を設け、この形状記憶合金
７の形状変化量を検出する近接スイッチ８をホルダ４に
固設したものである。

上記の設計変更例として、近接スイッチ８を差動トラン
スに置換してもよいし、図示省略しているが、放熱フィ
ン６に温度計を装着することも可能である。

本発明は上記の通りの構造であるから、ミラー５が劣化
して反射率が低下すると、ミラー５Ｉこレーザ光の熱が
蓄積され、ミラー５の温度が上昇する。このミラー５の
反射率が低下すると７０〜８０″Ｃに温度上昇する。従
って、図示の実施例の場合ｌこは、ミラー５の背面にあ
る放熱フィン６も温度が上昇し、この放熱フィン６ｆこ
設けた形状記憶合金７が温度変化をとらえて形状変化す
る。この形状記憶合金７の変化量を近接スイッチ８（又
は差動トランス）にて検出し、ミラー５の反射率を測子
するものである６前記近接スイツチ８（又は差動トラン
ス）による場合、あるいは温度計が電気信号による場合
には自動的にミラー５の反射率の測定が得られる。また
、形状記憶合金７の変化量を、あるいは温度計が、デジ
タル又はアナログの場合ｆこは作業者の目視でも外部よ
り測定することが可能である。

〈発明の効果〉 以上のように本発明によると、レーザ光反射ミラーの反
射率を、ミラー自体に蓄熱される温度によって自動的に
あるいは外部より測定することが可能となり、ミラーの
劣化が簡単な構造により確実に検知できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示す要部断面図である。 １・・・伝送管、３・・・旋回部、５・・・ミラー、６
・−・放熱フィン、７・・・形状記憶合金、８・・・近
接スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レーザ光軸を屈折反射して伝送するミラーに、反射率低
   下に伴い温度上昇するミラーの温度を検出する温度検出
   手段を備えたことを特徴とするミラー反射率測定装置。