JPH0478926B2 - - Google Patents
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- JPH0478926B2 JPH0478926B2 JP62205258A JP20525887A JPH0478926B2 JP H0478926 B2 JPH0478926 B2 JP H0478926B2 JP 62205258 A JP62205258 A JP 62205258A JP 20525887 A JP20525887 A JP 20525887A JP H0478926 B2 JPH0478926 B2 JP H0478926B2
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- JP
- Japan
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- light
- spot
- laser beam
- receiving lens
- light receiving
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 14
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- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
レーザビームを用いて材料の切断、溶接等の加
工を行う場合には、第1図に示すように、レーザ
ビームガンGの軸Zを被加工物表面Jに垂直に保
つとともに、レーザビームガンGの先端と表面J
との間〓dを一定に保つことが必要である。本発
明の姿勢検出器は、上記のレーザビームガンGに
装備して、レーザビームガンGの被加工物表面J
に対する姿勢(傾斜および間〓)を自動検出し、
正規の姿勢に自動制御するに役立つ信号を発生す
るものである。本発明は、同様な工具の姿勢制御
にも適用できる。
工を行う場合には、第1図に示すように、レーザ
ビームガンGの軸Zを被加工物表面Jに垂直に保
つとともに、レーザビームガンGの先端と表面J
との間〓dを一定に保つことが必要である。本発
明の姿勢検出器は、上記のレーザビームガンGに
装備して、レーザビームガンGの被加工物表面J
に対する姿勢(傾斜および間〓)を自動検出し、
正規の姿勢に自動制御するに役立つ信号を発生す
るものである。本発明は、同様な工具の姿勢制御
にも適用できる。
(従来の技術)
レーザビームガンGの姿勢検出に関する従来の
技術を第1図により説明する。従来のレーザビー
ムガンではガンの先端近くに、板状電極Cを挿入
し、板状電極Cと被加工物表面Jとの間に静電容
量を形成させ、静電容量の変化を電気的量の変化
にかえて、それを検出し、間〓dの制御を行つて
いる。この方法では、間〓dの平均値は求められ
るが、Z軸との傾きは不明である。
技術を第1図により説明する。従来のレーザビー
ムガンではガンの先端近くに、板状電極Cを挿入
し、板状電極Cと被加工物表面Jとの間に静電容
量を形成させ、静電容量の変化を電気的量の変化
にかえて、それを検出し、間〓dの制御を行つて
いる。この方法では、間〓dの平均値は求められ
るが、Z軸との傾きは不明である。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明が解決しようとする問題点は、次の2点
である。
である。
(イ) レーザビームガンの姿勢を自動検出できる姿
勢検出器を実現すること。ここに、姿勢検出と
は、第1図のZ軸の表面Jに対する傾斜および
先端間〓dが加工上きめられている規定値に適
合しているかどうかを検出することである。
勢検出器を実現すること。ここに、姿勢検出と
は、第1図のZ軸の表面Jに対する傾斜および
先端間〓dが加工上きめられている規定値に適
合しているかどうかを検出することである。
(ロ) 上記姿勢検出器を、レーザビームガンの総重
量、外径寸法をあまり増加することなく装備で
きること。
量、外径寸法をあまり増加することなく装備で
きること。
(問題を解決するための手段および実施例)
本発明の姿勢検出器を装備したレーザビームガ
ンの例を第2図に示す。本姿勢検出器はレーザビ
ームガンGの中心軸Zのまわりに複数個の測定系
M1,M2……Moを配置して形成されている。n
は通常3〜4で充分である。
ンの例を第2図に示す。本姿勢検出器はレーザビ
ームガンGの中心軸Zのまわりに複数個の測定系
M1,M2……Moを配置して形成されている。n
は通常3〜4で充分である。
第2図に示すように、レーザビームガンGの筺
体Bを上下に分割してB1,B2とし、その間に環
状の受光レンズ£Rを、その光軸をZ軸に一致さ
せて設ける。筺体内側にオプチカルフアイバIiを
設け、その先端に微小集光レンズ£fを設け、図
のようにZ軸に平行に細い信号光ビームLiを発射
し、被加工物表面J上に光のスポツトaiを生ぜし
める。aiからの乱反射光の一部が、受光レンズ
£Rで集光されて、筺体B1内に設けた受光素子Si
上に入射する。受光素子Siは、レーザビームガン
Gの姿勢が規定値になつている時、aiの像Ai0がSi
上に結ばれるように取付けられている。受光レン
ズ£Rとスポツトaiとの距離が規定値からずれる
と、aiからの反射光の受光素子への入射位置が変
化する。これについては後に説明する。受光レン
ズ£Rは測定系Mi(i=1、2、……)に共用さ
れており、構造の単純化、価格の低下に役立つて
いる。
体Bを上下に分割してB1,B2とし、その間に環
状の受光レンズ£Rを、その光軸をZ軸に一致さ
せて設ける。筺体内側にオプチカルフアイバIiを
設け、その先端に微小集光レンズ£fを設け、図
のようにZ軸に平行に細い信号光ビームLiを発射
し、被加工物表面J上に光のスポツトaiを生ぜし
める。aiからの乱反射光の一部が、受光レンズ
£Rで集光されて、筺体B1内に設けた受光素子Si
上に入射する。受光素子Siは、レーザビームガン
Gの姿勢が規定値になつている時、aiの像Ai0がSi
上に結ばれるように取付けられている。受光レン
ズ£Rとスポツトaiとの距離が規定値からずれる
と、aiからの反射光の受光素子への入射位置が変
化する。これについては後に説明する。受光レン
ズ£Rは測定系Mi(i=1、2、……)に共用さ
れており、構造の単純化、価格の低下に役立つて
いる。
受光素子Siは直線状の細長い形をなし、光が入
射すると電気出力を生じ、その電気出力から光の
入射位置を知ることができるような素子である。
例えば、市販されているPSD(ホトセンサデバイ
ス)、シリコンホトダイオードアレー等、あるい
は複数條のオプチカルフアイバの一端を直線上に
密に並べて配置して受光部とし、光フアイバでレ
ーザビームガンGの外部へ導出し、他端に受光用
ホトダイオードを設けたものを用いてもよい。
射すると電気出力を生じ、その電気出力から光の
入射位置を知ることができるような素子である。
例えば、市販されているPSD(ホトセンサデバイ
ス)、シリコンホトダイオードアレー等、あるい
は複数條のオプチカルフアイバの一端を直線上に
密に並べて配置して受光部とし、光フアイバでレ
ーザビームガンGの外部へ導出し、他端に受光用
ホトダイオードを設けたものを用いてもよい。
次に、1つの測定系Miにつき光学的測定原理
を第3〜7図により説明する。第2図の構造にお
いては、下の筺体Bzはスポツトaiの乱反射光が受
光レンズ£Rの反対側の部分に入射するのを遮り、
さらにまた、受光素子Siとして細い線状のものを
用いるので、測定系Miにおけるスポツトaiからの
乱反射光が受光素子Siに入射する様子は、近似的
には、受光素子Siとレンズの光軸Zを含む面内の
現象として取扱つてもよい。さらにまた、受光素
子Siの取付方向は、必ずしもZ軸に平行でなくて
もよい。その様子をわかり易くするために、Z軸
に平行と垂直の場合を代表例として図に示してお
いた。Z軸に平行な受光素子をSivで、垂直な受
光素子をSihで示した。円環状受光レンズ£Rの内
縁の半径をr1、外縁の半径をr2、Z軸と信号光ビ
ームとの距離をrL、受光レンズの中心面とスポツ
トaiとの距離をlaiとし、rL、laiの変化にともなつ
て生ずる、受光素子Siへのスポツト反射光の変化
の様子を述べる。図において、ai0は被加工物J0上
の規定位置にあるスポツト、ai1は遠方にあるス
ポツト、ai2は近くにあるスポツトを示し、それ
らの像をAi0、Ai1、Ai2で示す。la0、lai1、lai2はそ
れぞれ受光レンズ£Rの中心面とスポツトai0、
ai1、ai2との距離である。
を第3〜7図により説明する。第2図の構造にお
いては、下の筺体Bzはスポツトaiの乱反射光が受
光レンズ£Rの反対側の部分に入射するのを遮り、
さらにまた、受光素子Siとして細い線状のものを
用いるので、測定系Miにおけるスポツトaiからの
乱反射光が受光素子Siに入射する様子は、近似的
には、受光素子Siとレンズの光軸Zを含む面内の
現象として取扱つてもよい。さらにまた、受光素
子Siの取付方向は、必ずしもZ軸に平行でなくて
もよい。その様子をわかり易くするために、Z軸
に平行と垂直の場合を代表例として図に示してお
いた。Z軸に平行な受光素子をSivで、垂直な受
光素子をSihで示した。円環状受光レンズ£Rの内
縁の半径をr1、外縁の半径をr2、Z軸と信号光ビ
ームとの距離をrL、受光レンズの中心面とスポツ
トaiとの距離をlaiとし、rL、laiの変化にともなつ
て生ずる、受光素子Siへのスポツト反射光の変化
の様子を述べる。図において、ai0は被加工物J0上
の規定位置にあるスポツト、ai1は遠方にあるス
ポツト、ai2は近くにあるスポツトを示し、それ
らの像をAi0、Ai1、Ai2で示す。la0、lai1、lai2はそ
れぞれ受光レンズ£Rの中心面とスポツトai0、
ai1、ai2との距離である。
第3図、rL<r1なる場合を示す。この場合、ス
ポツトの反射光が受光素子Siに入射する位置は lai=lai1<la0なる場合 :Siv上では区間〔A′u1〜A′u2〕 Sih上では区間〔A″u1〜A″u2〕 lai=la0なる場合 :Sivl,Sih上で点Ai0 lai=lai2<la0なる場合は図に示してないが、Ai0
に関してlai1>la0なる場合の区間と反対側の一定
区間。
ポツトの反射光が受光素子Siに入射する位置は lai=lai1<la0なる場合 :Siv上では区間〔A′u1〜A′u2〕 Sih上では区間〔A″u1〜A″u2〕 lai=la0なる場合 :Sivl,Sih上で点Ai0 lai=lai2<la0なる場合は図に示してないが、Ai0
に関してlai1>la0なる場合の区間と反対側の一定
区間。
第4図、rL=r1なる場合を示す。この場合のス
ポツト反射光の受光素子への入射位置は、lai=
lai1>la0なる場合 :Siv上では区間〔Ai0〜A′i1〕 Sih上では区間〔Ai0〜A″i1〕 lai=la0なる場合 :Sivl,Sih上で点Ai0 lai=lai2<la0なる場合は図に示してないが、Ai0
に関してlai1>la0なる場合の区間と反対側の一定
区間。
ポツト反射光の受光素子への入射位置は、lai=
lai1>la0なる場合 :Siv上では区間〔Ai0〜A′i1〕 Sih上では区間〔Ai0〜A″i1〕 lai=la0なる場合 :Sivl,Sih上で点Ai0 lai=lai2<la0なる場合は図に示してないが、Ai0
に関してlai1>la0なる場合の区間と反対側の一定
区間。
第5図、r2>rL>r1なる場合、はスポツトから
の反射光はSi上で、Ai0の両側にまたがる区間に
入射する。
の反射光はSi上で、Ai0の両側にまたがる区間に
入射する。
第6図、rL=r2なる場合を示す。スポツトSiの
反射光の受光素子への入射位置は、 lai=lai1>la0なる場合(a図) :Siv上では区間〔Ai0〜A′i1〕 Sih上では区間〔Ai0〜A″i1〕 lai=la0なる場合 :Siv,Sih上で点Ai0 lai=lai2<la0なる場合(b図) :Siv上では区間〔Ai0〜A′i2〕 Sih上では区間〔Ai0〜A″i2〕 第7図、rL>r2なる場合を示し、スポツト反射
光の受光素子への入射位置は、 lai=lai1>la0なる場合 :Siv上では区間〔A′u1〜A′u2〕 Sih上では区間〔A″u1〜A″u2〕 lai=la0なる場合 :Siv,Sih上で点Ai0 lai=lai2<la0なる場合は図に示してないが、Ai0
に関してlai>la0なる場合の入射区間と反対側の一
定区間。
反射光の受光素子への入射位置は、 lai=lai1>la0なる場合(a図) :Siv上では区間〔Ai0〜A′i1〕 Sih上では区間〔Ai0〜A″i1〕 lai=la0なる場合 :Siv,Sih上で点Ai0 lai=lai2<la0なる場合(b図) :Siv上では区間〔Ai0〜A′i2〕 Sih上では区間〔Ai0〜A″i2〕 第7図、rL>r2なる場合を示し、スポツト反射
光の受光素子への入射位置は、 lai=lai1>la0なる場合 :Siv上では区間〔A′u1〜A′u2〕 Sih上では区間〔A″u1〜A″u2〕 lai=la0なる場合 :Siv,Sih上で点Ai0 lai=lai2<la0なる場合は図に示してないが、Ai0
に関してlai>la0なる場合の入射区間と反対側の一
定区間。
上述の第3図より第7図までを比較すると、rL
r2、rLr1なる場合は、laiが規定値より外れた
場合、スポツトからの反射光が受光素子Siへ入射
する区間が、lai〓la0に対して、Ai0の互に反対側
にあるので、その識別がやり易くなる。しかし、
r2>rL>r1なる場合は上述の性質を有しないので
識別し難くなる。つまり、信号光の位置を受光レ
ンズ£Rの内縁より内側か、外縁より外側にとつ
て、測定系Miを構成しておけば、スポツトaiが受
光レンズ£Rに規定値より遠すぎるか、近すぎる
か、丁度よいかを識別し易くなる。
r2、rLr1なる場合は、laiが規定値より外れた
場合、スポツトからの反射光が受光素子Siへ入射
する区間が、lai〓la0に対して、Ai0の互に反対側
にあるので、その識別がやり易くなる。しかし、
r2>rL>r1なる場合は上述の性質を有しないので
識別し難くなる。つまり、信号光の位置を受光レ
ンズ£Rの内縁より内側か、外縁より外側にとつ
て、測定系Miを構成しておけば、スポツトaiが受
光レンズ£Rに規定値より遠すぎるか、近すぎる
か、丁度よいかを識別し易くなる。
次に雑音の除去について説明する。レーザビー
ム加工においては、加工用レーザビームの加工点
における反射・散乱、加工点の温度上昇による発
光、および工場内の各種光源等の雑音光による測
定妨害が存在する。しかし、これらの雑音光の時
間変動の周波数スペクトルはせいぜい100kHz以
下であるので、測定に使用する信号光ビームを数
百kHz程度の高周波で変調しておけば、受光素子
の電気出力側でハイパスフイルタを用いて、雑音
光対応成分を除去し、雑音光による測定妨害を除
くことができる。
ム加工においては、加工用レーザビームの加工点
における反射・散乱、加工点の温度上昇による発
光、および工場内の各種光源等の雑音光による測
定妨害が存在する。しかし、これらの雑音光の時
間変動の周波数スペクトルはせいぜい100kHz以
下であるので、測定に使用する信号光ビームを数
百kHz程度の高周波で変調しておけば、受光素子
の電気出力側でハイパスフイルタを用いて、雑音
光対応成分を除去し、雑音光による測定妨害を除
くことができる。
上に説明した測定系Miを、レーザビームガン
Gの軸Zのまわりに、一定角づつずらして、例え
ば90°づつずらして4個(M1、M2、M3、M4)配
置すれば、4個の光スポツトaiと受光レンズ£R
との距離が、規定値la0とどのようにずれている
かを知ることができるので、レーザビームガンG
の姿勢を矯正できる。
Gの軸Zのまわりに、一定角づつずらして、例え
ば90°づつずらして4個(M1、M2、M3、M4)配
置すれば、4個の光スポツトaiと受光レンズ£R
との距離が、規定値la0とどのようにずれている
かを知ることができるので、レーザビームガンG
の姿勢を矯正できる。
以上においては、レーザビームガンGのZ軸を
被加工物表面Jに垂直に保つ場合につき説明した
が、レーザビームガンGのZ軸を被加工物表面J
に対して一定の傾斜を保たせるためには、その傾
斜位置において、各スポツトaiの像を結ぶ位置
Ai0に、それぞれの受光素子Siを設けることによ
り、前述と全く同様にレーザビームガンGの規定
位置からのずれ方向を検知することができる。
被加工物表面Jに垂直に保つ場合につき説明した
が、レーザビームガンGのZ軸を被加工物表面J
に対して一定の傾斜を保たせるためには、その傾
斜位置において、各スポツトaiの像を結ぶ位置
Ai0に、それぞれの受光素子Siを設けることによ
り、前述と全く同様にレーザビームガンGの規定
位置からのずれ方向を検知することができる。
次に、姿勢検出システムを第5図により説明す
る。図において、OPSは高周波変調された信号
光発生器で、信号光をオプチカルフアイバli(i=
1、2、……)を通してレーザビームガンGへ送
る。レーザビームガンGは前に説明したとおりの
機能をもつている。DETi(i=1、2、……)は
検出回路で、受光素子Siの電気出力Viを増幅し、
フイルタで雑音成分を除去し、光のスポツトaiか
らの反射光が受光素子Si上で正規の入射位置に対
して遠近何れの側にあるかを示す電気信号を発生
し、それをデジタル化して、その信号V′iをマイ
クロプロセツサμPへ送りこむ。マイクロプロセ
ツサμPはV′iを受け入れて、これらの信号からレ
ーザビームガンGが正規の姿勢からどうずれてい
るか(被加工物表面に対する傾斜および距離)を
判断し、その姿勢を矯正するための信号を発生
し、レーザビームガン駆動機GDへ送る。レーザ
ビームガン駆動機GDは、前記姿勢矯正のための
駆動力を発生し、レーザビームガンGの姿勢を正
しい姿勢に矯正する。
る。図において、OPSは高周波変調された信号
光発生器で、信号光をオプチカルフアイバli(i=
1、2、……)を通してレーザビームガンGへ送
る。レーザビームガンGは前に説明したとおりの
機能をもつている。DETi(i=1、2、……)は
検出回路で、受光素子Siの電気出力Viを増幅し、
フイルタで雑音成分を除去し、光のスポツトaiか
らの反射光が受光素子Si上で正規の入射位置に対
して遠近何れの側にあるかを示す電気信号を発生
し、それをデジタル化して、その信号V′iをマイ
クロプロセツサμPへ送りこむ。マイクロプロセ
ツサμPはV′iを受け入れて、これらの信号からレ
ーザビームガンGが正規の姿勢からどうずれてい
るか(被加工物表面に対する傾斜および距離)を
判断し、その姿勢を矯正するための信号を発生
し、レーザビームガン駆動機GDへ送る。レーザ
ビームガン駆動機GDは、前記姿勢矯正のための
駆動力を発生し、レーザビームガンGの姿勢を正
しい姿勢に矯正する。
(発明の効果)
本発明の姿勢検出器では、測定に用いる信号光
ビームとして高周波変調を加えた光ビームを用
い、受光素子の電気出力側でフイルタにより雑音
成分を除去することにより、外部雑音光による測
定妨害を防止している。
ビームとして高周波変調を加えた光ビームを用
い、受光素子の電気出力側でフイルタにより雑音
成分を除去することにより、外部雑音光による測
定妨害を防止している。
また、1個の受光レンズ£Rを複数個の測定系
に共用することにより、姿勢検出器構造の小形
化、経済化をはかつている。本姿勢検出器の使用
により、作業中におけるレーザビームガンの姿勢
の自動制御が可能になり、作業の自動化の推進に
非常に役立つ。
に共用することにより、姿勢検出器構造の小形
化、経済化をはかつている。本姿勢検出器の使用
により、作業中におけるレーザビームガンの姿勢
の自動制御が可能になり、作業の自動化の推進に
非常に役立つ。
第1図は現用のレーザビームガンGの構造を示
す図、第2図は本発明の姿勢検出器を装備したレ
ーザビームガンGを示す図、第3図〜第7図は本
発明の姿勢検出器の光学系を示す図で、信号光ビ
ームLiと中心軸Zとの距離rLと円筒状受光レンズ
£Rの内縁径r1と外縁径r2との関係が、第3図はrL
<r1なる場合、第4図はrL=r1なる場合、第5図
はr2>rL>r1なる場合、第6図はrL=r2なる場合
でa図は、lai1>la0なる場合、b図はlai2<la0なる
場合、第7図はrL>r2なる場合を示す図、第8図
は姿勢検出システムを示す図である。 前記各図において用いた記号について、Gはレ
ーザビームガン、£wは加工レーザビーム用集光
レンズ、Lwは加工レーザビーム、Bは筺体、C
は静電容量用の板状電極、dはレーザビームガン
Gと被加工物表面Jとの間〓、Wは加工点、B1
は上部の筺体、B2は下部の筺体、£Rは環状の受
光レンズ、r1,r2はそれぞれ£Rの内縁半径、外
縁半径、Iiはオプチカルフアイバ、Liは信号光ビ
ーム、aiは信号光ビームのスポツト、£fは微小集
光レンズ、Riは受光方向、ORは受光レンズの中
心、Fは受光レンズの焦点、Siは受光素子、Zは
レーザビームガンGの中心軸、Miは信号光ビー
ムLi、受光レンズ£R、および受光素子Siよりな
る測定系、la0はレーザビームガンGが規定の姿
勢をとつた場合のスポツトai0と受光レンズとの
距離、Ai0はla0なる場合のスポツトai0の像、rLは
信号光ビームLiとZ軸との距離、ai1は規定値la0
より遠いスポツト、ai2は近いスポツト、Ai1,Ai2
はそれぞれai1,ai2の像、u1,u2はそれぞれ受光
レンズ£Rの内縁および外縁、Siv,Sihはそれぞれ
Z軸に平行および垂直におかれた受光素子、
A′u1,A′u2,A″u1,A″u2,A′i1,A″i1,A′i2、
お
よびA″i2は何れもスポツトからの反射光の受光素
子上の入射区間を示す点、GDはレーザビームガ
ン駆動機、OPSは信号光発生器、DETiは検出回
路、μPはマイクロプロセツサである。
す図、第2図は本発明の姿勢検出器を装備したレ
ーザビームガンGを示す図、第3図〜第7図は本
発明の姿勢検出器の光学系を示す図で、信号光ビ
ームLiと中心軸Zとの距離rLと円筒状受光レンズ
£Rの内縁径r1と外縁径r2との関係が、第3図はrL
<r1なる場合、第4図はrL=r1なる場合、第5図
はr2>rL>r1なる場合、第6図はrL=r2なる場合
でa図は、lai1>la0なる場合、b図はlai2<la0なる
場合、第7図はrL>r2なる場合を示す図、第8図
は姿勢検出システムを示す図である。 前記各図において用いた記号について、Gはレ
ーザビームガン、£wは加工レーザビーム用集光
レンズ、Lwは加工レーザビーム、Bは筺体、C
は静電容量用の板状電極、dはレーザビームガン
Gと被加工物表面Jとの間〓、Wは加工点、B1
は上部の筺体、B2は下部の筺体、£Rは環状の受
光レンズ、r1,r2はそれぞれ£Rの内縁半径、外
縁半径、Iiはオプチカルフアイバ、Liは信号光ビ
ーム、aiは信号光ビームのスポツト、£fは微小集
光レンズ、Riは受光方向、ORは受光レンズの中
心、Fは受光レンズの焦点、Siは受光素子、Zは
レーザビームガンGの中心軸、Miは信号光ビー
ムLi、受光レンズ£R、および受光素子Siよりな
る測定系、la0はレーザビームガンGが規定の姿
勢をとつた場合のスポツトai0と受光レンズとの
距離、Ai0はla0なる場合のスポツトai0の像、rLは
信号光ビームLiとZ軸との距離、ai1は規定値la0
より遠いスポツト、ai2は近いスポツト、Ai1,Ai2
はそれぞれai1,ai2の像、u1,u2はそれぞれ受光
レンズ£Rの内縁および外縁、Siv,Sihはそれぞれ
Z軸に平行および垂直におかれた受光素子、
A′u1,A′u2,A″u1,A″u2,A′i1,A″i1,A′i2、
お
よびA″i2は何れもスポツトからの反射光の受光素
子上の入射区間を示す点、GDはレーザビームガ
ン駆動機、OPSは信号光発生器、DETiは検出回
路、μPはマイクロプロセツサである。
Claims (1)
- 1 1個の環状受光レンズと、該受光レンズの光
軸のまわりに配置され、環状受光レンズの内縁よ
り内側または外側において、前記受光レンズの光
軸に平行な細い複数條の信号光ビームを発生する
手段を有し、該信号光ビームが被加工物表面につ
くるスポツトと受光レンズとが所定の距離になつ
た時、該受光レンズにより結ばれるスポツトの像
の結像点に、受光位置を検知する手段をもつた細
長い線状受光素子をそなえ、姿勢検出の場合、受
光素子に入射するスポツトからの反射光の入射区
間が、前記の所定距離の場合のスポツト結像点の
何れの側にあるかを判別する電気回路をそなえ、
該電気回路の複数個の出力から姿勢を検出するこ
とを特徴とする姿勢検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62205258A JPS6449901A (en) | 1987-08-20 | 1987-08-20 | Attitude detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62205258A JPS6449901A (en) | 1987-08-20 | 1987-08-20 | Attitude detector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6449901A JPS6449901A (en) | 1989-02-27 |
JPH0478926B2 true JPH0478926B2 (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=16504007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62205258A Granted JPS6449901A (en) | 1987-08-20 | 1987-08-20 | Attitude detector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6449901A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111331247A (zh) * | 2020-04-13 | 2020-06-26 | 深圳美克激光设备有限公司 | 用于激光切割机的ai智能送料装置 |
-
1987
- 1987-08-20 JP JP62205258A patent/JPS6449901A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111331247A (zh) * | 2020-04-13 | 2020-06-26 | 深圳美克激光设备有限公司 | 用于激光切割机的ai智能送料装置 |
CN111331247B (zh) * | 2020-04-13 | 2021-07-30 | 深圳美克激光设备有限公司 | 用于激光切割机的ai智能送料装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6449901A (en) | 1989-02-27 |
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