JPS62218870A - 自動分析装置における容器移送装置 - Google Patents

自動分析装置における容器移送装置

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JPS62218870A
JPS62218870A JP6081986A JP6081986A JPS62218870A JP S62218870 A JPS62218870 A JP S62218870A JP 6081986 A JP6081986 A JP 6081986A JP 6081986 A JP6081986 A JP 6081986A JP S62218870 A JPS62218870 A JP S62218870A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、生化学的分析や免疫学的分析を行う自動分
析ラインが複数形成されてなる自動分析装置における容
器の移送方法及びその装置に関する。
(従来技術) 従来より、自動分析装置は種々の方式のものが提案され
ており、これらは分析される項目の時系列的な扱いによ
り、一般には単一チャンネル方式と多チャンネル方式に
分類されている。
このうち多チャンネル方式で汁及している方式としては
、多チヤンネル多項目同時分析タイプ(一般にマルチチ
ャンネルという。)のものが一般的である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のマルチチャンネル方式の自動分析
装置にあっては、例えばサンプル容器を例にとり説明す
ると、患者によって検査すべき測定項目数か異なるにも
拘らず、一定の速度でサンプル吸引位置へと順次移送す
ることから、各サンプル吸引位置におけるサンプル吸引
作業時間が異なり、全てのサンプルの分析が終了するま
で多くの無駄な時間を浪費して自動分析装置における実
質的稼動効率が低いという問題を有していた。
(問題点を解決するための手段と作用)この発明は、か
かる現状に鑑み創案されたものでありて、その目的とす
るところは、前記マルチチャンネル方式の有する欠点を
是正し、自動分析装置における実質的稼動効率を飛躍的
に向上させることかできる自動分析装置を提供しようと
するものである。
上記目的を達成するために、この発明にあっては、複数
の液体吸引位置が設定され、該位置まで液体か収納され
た容器を移送する自動分析装置における容器の移送を、
上記容器か第1の容器移送路を移送された後、分配制御
装置及び容器移送装置で上記第1の容器移送路と平行に
配設され、かつ上記複数の液体吸引位置か設定された第
2の容器移送路へと移し返えように構成したものである
またこの発明にあっては、上記方法を実施するため、複
数の液体吸引位置が設定され、該位置まで液体が収納さ
れた容器を移送する自動分析装置における容器の移送装
置を、第1の容器移送路と、上記第1の容器移送路と平
行に配設され、かつ上記複数の液体吸引位置が設定され
た第2の容器移送路と、上記第1の容器移送路上の容器
を第2の容器移送路へと分配して移送する分配制御装置
とから構成したものである。
(実施例) 以下この発明を、添付図面に示す自動分析装置のサンプ
ル容器移送装置に適用した場合を例にとり詳細に説明す
る。
この発明が適用される自動分析装2tAは、第1図に示
すように、測定すべきサンプル(血清)が収納された複
数個のサンプル容器lと、該サンプル容器lが所定の順
序て複数列に配列されたサンプル容器保持装置lOと、
上記サンプル容器1を第1のサンプル容器移送路20へ
と1容器づつ送り出すサンプル容器押圧装置30と、上
記第1のサンプル容器移送路20上のサンプル容器lを
第2のサンプル容器移送路40上に設定された各サンプ
ル吸引位置aまで移送するサンプル容器移送装置50と
、上記サンプル容器1を所定の各サンプル吸引位ata
まで選択して分配移送する第1の分配制御装置60と、
該各サンプル吸引位置aまで移送されたサンプル容器l
内から所要量のサンプルを吸引して後記する複数のルー
プ状の自動分析ラインLに配設された対応反応容器5へ
と分注するサンプリングピペット装置70と、該自動分
析ラインしに配設され対応反応容器5内へ測定項目に対
応する所要量の試薬を夫々の試薬容器6内から所要量吸
引・分注するリージエントとベット装置80と、各自動
分析ラインLに配設され所定昨間経過後にサンプルと試
薬との反応を所定の波長で光学測定する光学測定装置7
と、サンプルの分注が終了したサンプル容器lをストッ
カー装置100の対応するストッカー列に移送する第2
の分配制御装置90と、上記ストッカー列まで移送され
たサンプル容器lのうちで再検査か必要なサンプル容器
lをセレクトして再検査ラインBへと移送する第3の分
配m制御装置110とから構成されている。尚、第1図
中符号S2は、緊急検査用のサンプル容器lかセットさ
れるラインを示し、符号S5はサンプル分注か終了した
緊急検査用のサンプル容!!lが収納されるストッカー
列を夫々示す。
サンプル容器lは、合成樹脂などの材質で略升状に形成
されており、その外周面には金属膜か被覆されている。
勿論、サンプル容器l全体を金属若しくは磁石吸着材で
形成してもよい。
また該サンプル容器lの外面には、検査受付番号、患者
名、検査項目などの情報が光学的に入力されたバーコー
ド等の記憶媒体(図示せず)か貼着されている。
サンプル容器保持装置10は、第1図に示すように、上
記サンプル容器lを10個ずつ直線状に保持するストッ
カー11が並列に所要数配設されており、このうち、図
示の実施例では右端のストッカー11aが緊急検体用容
器1aをストックするように構成されているとともに、
これら各ストッカー11及びllaの底面にはその長手
方向に沿ってスリット12が夫々開設されている。
第1のサンプル容器移送路20は、図示はしないが、無
端ベルトと、該無端ベルトを懸架するブーりと、上記無
端ベルトを一定の速度で第1図右方向へと移送するモー
タと、から構成されており、該無端ベルトの上面は前記
ストッカー11の底面高さと路面−となるようにセット
されている。
サンプル容器押圧型3130は、いわゆるXYバー装置
であって、第2図に示すように。
2本のモ行に配設されたレール31.31と、該レール
31.31と直交して配設されたクロスバ−32と、該
クロスバー32の長子方向に沿って摺動可能に嵌装され
た移動体33と、該移動体33に突設された抑圧体34
と、から構成され、また上記クロスバー32の両端は、
上記レール31.31に摺動可能に嵌装された移動体3
5.35に固着されていて、上記クロスバー32のY方
向(第2図上下方向)への移動量制御及び移動体33の
X方向(第2図左右方向)への移@量制御は、図示はし
ないが公知のタイミングベルト装置等で駆動制御される
とともに、上記移動体33は、図示はしないか上記抑圧
体34が前記スリット12内から出没可能なように、回
動し得るよう駆動制御されている。
すなわち、上記サンプル容器押圧装置 30は、押圧体34がサンプル容器保持装置lOの各ス
トッカー11の底面に開設されたスリット12のうちの
制御装置によって指示された任意のスリット12を選択
して突出し、該スリット12が開設されたストッカーl
l内のサンプル容器lを1容器分だけ押圧して、先端の
サンプル容器lが第1のサンプル容器移送路20へと押
し出されるように駆動制御されている。
第2のサンプル容器移送路40は、前記第1のサンプル
容器移送路20と平行に配設され、第1のサンプル容器
移送路20と同様、図示はしないか、無端ベルトと、該
無端ベルトを懸架するプーリと、上記無端ベルトを第1
のサンプル容器移送路20の無端ベルトと同一の速度で
第1図右方向へと移送するモータと、から構成されてお
り、該無端ベルトの上面は第1のサンプル容器移送路2
0の前記無端ベルトの上面と路面−となるようにセット
されており、該第2のサンプル容器移送路40の無端ベ
ルト移動方向先端部には後記するストッカー装置110
が配設されている。
サンプル容器移送装置50は、前記第1のサンプル容器
移送路20で移送されるサンプル容器lを、第1のサン
プル容器移送路20と第2のサンプル容器移送路40と
の間に形成されたサンプル官憲待機位置b、或いは第2
のサンプル容器移送路40上のサンプル吸引位置aに移
送するもので、第2のサンプル容器移送路40の無端ベ
ルト流れ方向に沿って所定間隔毎に配置された5個の反
応ラインLのサンプル分注位W1aに対応して5基配設
されている。
これらの各サンプル容器移送装置50は、特に第3図に
示すように、前記第1のサンプル容器移送路20で移送
されるサンプル容器1をサンプル容器待機位@b方向へ
押圧して移送するアクチュエータ51と、サンプル容器
lを所定のサンプル容器待機位Hbで待機させる位置決
め装2152と、から構成されている。
アクチュエータ51のピストン先端部は、磁石で構成さ
れており、サンプル容器lの外面に接触した場合には同
サンプル容器lを吸着するように構成されている。
また位置決め装置52は、第4図に示すように、ブロッ
ク状に形成された本体53と、該本体53の上面54に
開設されたスリット55と、該スリット55内に回動可
能に軸支されその上端部か上記上面54から突出するよ
うに構成されてなる停止体56と、該停止体56を常態
において第4図時計方向へ引張するスプリング57と、
から構成されており、上記上面54は、前記第1のサン
プル容器移送路20と第2のサンプル容器移送路40の
各無端ベルト上面と面一となるように構成されている。
また上記停止体56は、スプリング57によって、常態
において第4図時計方向へ引張されて、上記スリット5
5の第1のサンプル容器移送路側端部であるストッパ5
8に衝合しており、常態において直立した状態にセット
されている。
第1の分配制御装置60は、第5図に示すように、第1
のサンプル容器移送路20と第2のサンプル容器移送路
40との間に配設されたモータ61と、該モータ61の
駆動軸に連結された分配板62と、から構成されており
、該分配板62は、前記第1及び第2のサンプル容器移
送路20.40方向へ回動し、制御装置によって指示さ
れたサンプル容器lの上流方向への移送を規制するよう
に構成されている。
それ故、第1のサンプル容器移送路20上のサンプル容
器1か所定位置に到来すると、第1の分配制御装置60
の停止板62が、第3図に示すように、上記サンプル容
器lの移送路を塞ぐように回動し、次いでサンプル容塁
移送装2t50のアクチュエータ51が伸長動して、第
4図(A)に示すように、第1のサンプル容器移送路2
0上のサンプル容器lを本体53方向へと押圧し移送す
る。このとき、上記アクチュエータ51の磁性体で形成
された先端部は、金属コーティングが施こされたサンプ
ル容21の表面に吸着される。この状態からアクチュエ
ータ51の伸長動がさらに進むと、第4図(B)に示す
ように、第1のサンプル容器移送路20上のサンプル容
器lは、スプリンタ57の付勢力に抗して停止体56を
第4図反時計方向へ押圧回動させるとともに、本体53
上で待機状態にセットされていたサンプル容器lと衝合
する。この状態からさらに上記アクチュエータ51の伸
長動が進むと、第4図(C)に示すように1本体53上
の衝合している各サンプル容器1は、第2のサンプル容
器移送路方向へと押圧され、本体53上で待機状態にセ
ットされていたサンプル容器1が第2のサンプル容器移
送路40上にセットされる。このとき停止体56はスプ
リング57の付勢力により第4図時計方向へ引張され、
ストッパ58に衝合して直立状態にセットされている0
次にアクチュエータ51が収縮動を開始すると、第4図
(D)に示すように、上記アクチュエータ51の磁性体
で形成された先端部に吸着されたサンプル容器lが、上
記アクチュエータ51が収縮動とともに本体53方向へ
と移送され、停止体56と衝合する。この状態から上記
アクチュエータ51の収縮動がさらに進行すると、第4
図(E)に示すように、上記アクチュエータ51の磁性
体で形成された先端部に吸着されたサンプル容器lは、
停止体56と衝合しているので、上記吸着状態が解除さ
れ、アクチュエータ51のみが原位置へと復帰する。
上記サンプル容器移送装置50及び第1の分配制御装置
60によってサンプル容器lが所定のサンプル吸引位1
iaへと移送されると、各自動分析ラインLに配設され
た各サンプリングとベット装置70によるサンプル吸引
作業が行なわれる。
自動分析ラインLは、ループ状に配列された所要数の反
応容器5と、該反応容器5を1容器毎に1ピツチずつ間
欠移送する駆動型M(図示せず)と、第1試薬又は第2
試薬が収納された試薬ボトル6a、6bと、該試薬ボト
ル6a。
6bを所定の試薬吸引位置へと移送する正逆回転可能な
移送装置(図示せず)と、サンプリングピペット装置7
0と、第1及び第2リージエントピペツト装置80.8
0’と、光学測定装置7と、洗浄装置8と、から構成さ
れている。
勿論、上記自動分析ラインLは図示の構成のものに限定
されるものではなく、反応容器移送路、各ピペット装置
、光学測定装置等公知の機構を有する各種タイプの自動
分析ラインを適用することができる。
サンプリングピペット装置70は、公知のピペット装置
の構成と同様1図示はしないが、一端が軸に軸支された
アームと、このアームの他端に配設されたピペットと、
このピペットに連通接続されサンプルを所要量吸引し反
応容器5に吐出するサンプルリングポンプと、上記アー
ムをサンプル吸引位!faからサンプル分注位置d、さ
らには洗浄位置(図示せず)まで軸を中心に所定のタイ
ミングで回動制御され各位置で昇降制御する駆動装置と
、から構成されている。このサンプルの計量方式は、吸
上系内を水で満たしておき、空気を介してサンプルと水
とを隔離した状態で吸引計量した後、サンプルのみを吐
出させ、この後内部から洗浄水を通してピペットの内部
を洗浄する。尚、このピペットにはサンプル等の吸上量
を確認する公知の構成よりなる吸上量確認装gt(図示
せず)か配設されており、サンプリングのたびにサンプ
ル等の絶対量を検出し、サンプル量が不足の場合には、
これを自動的に補正する。
測定項目に対応する試薬が収納された試薬ボトル6a、
6bは、ループ状に配設された反応容器列の内側に同軸
状に配設された試薬テーブル(図示せず)に装着され、
制御装置の指令に基き、測定項目に対応する試薬を第1
試薬吸引位置及び第2試薬吸引位置へと高速で移送する
。この各テーブルにセットされる6第1及び第2試薬ボ
トル6a、6bは、予じめ定められた位置にセットされ
て制御装置にメモリーさ・れている。
このようにして測定項目に対応する各試薬ボトル6a、
6bが所定の試薬吸引位置に到来すると、リージェント
ピペット装置80,80゜を介して対応反応容器5内に
対応する試薬が所要量毎に夫々分注される。
リージェントピペット装fi80.80”は。
公知のり−ジェントとベット装置の構成と同様1図示は
しないが、一端が軸に軸支されたアームと、このアーム
の他端に配設されたとベットと、このピペットに連通接
続され試薬を所要量吸引し反応容器5に吐出するポンプ
と、上記アームを各試薬吸引位置から試薬分注位置さら
には洗す位置へと軸を中心に所定のタイミングで回動制
御され各位置でアームの昇降制御をする駆動装置と、か
ら構成されている。この試薬の計量方式は、吸上系内を
水で満たしておき、空気を介して試薬と水とを隔離した
状態で吸引計量した後、試薬のみを吐出させ、この後内
部から洗浄水を通してピペットの内部を洗浄する。尚、
このとベットには試薬等の吸上量を確認する公知の構成
よりなる吸上量確認装置(図示せず)が配設されており
、試薬の吸引が行われるたびに試薬等の絶対量を検出し
、試薬量の補正か自動的に行われるように構成されてい
る。また、上記ピペットは、洗浄水が存在せず空気のみ
が存するよう構成し、試薬分注時に上記空気を一緒に吐
出させて試料(サンプルと試薬の混合液をいう、以下同
じ、)を攪拌するように構成してもよい。
検出部もしくは観測点を形成する光学測定装W17は、
公知の光学測定装置の構成作用と同様であって1図示は
しないが、光源と、この光源から照射された測定光を測
定項目に対応する波長に変換するフィルター装置と、波
長変換された測定光が反応容器5を透過した後の光量を
受光する受光素子と、この受光素子で受光された光量を
電圧変換してその分析値を処理するデータ処理部と1表
示部とから構成されている。この光学測定装置7は1反
応容器5が光路な横切るように配設されており、光路な
横切る反応容器l内の試料は、光束を横切る際に吸光度
を測定され必要に応じてプリントアウトされる。勿論、
光学測定方式として回折格子方式のものを使用してもよ
い。
洗浄袋M8は、公知の洗浄装置の構成と同様であって、
前記試料を吸引した後に、洗浄水を供給・廃棄し、これ
を複数回行なった後に反応容器5を再使用に供するよう
に構成されている。
各サンプル吸引位置aでサンプル吸引作業が終了したサ
ンプル容器lは、同タイミングを検知した制御装こによ
って、第1の分配制御装置60の停止板62が第2のサ
ンプル容器移送路40を開くように回動制御されること
から、第2の分配制御袋M90の方向へと順次移送され
る。
第2の分配制御装置90は、前記したように第2のサン
プル容器移送路40の終端部に配設されており、その構
成は第1の分配制御装置60と同様、モータ91と、該
モータ91の駆動軸に連結された分配板92と、から構
成されており、該分配板92は、前記第2のサンプル容
器移送路40方向へ回動してサンプル容器lの上流方向
への移送を規制するように構成されている。
ストッカー装置100は、第1図に示すように、サンプ
ル容器保持装置10のストッカー11と同数で、上記サ
ンプル吸引作業が終了したサンプル容器1を10個ずつ
直線状に保持するストッカー101と、該ストッカー1
01と同様の構成よりなる1列の予備ストッカー105
と、緊急検査用のサンプル容器lが収納されるストッカ
ーSsが並列に配設されているとともに、これら各スト
ッカーlot。
105及びSsの底面にはその長手方向に沿ってスリッ
ト102が夫々開設されている。
尚、上記第2の分配制御袋gi90で分配されたサンプ
ル容器lの対応するストッカー101への各移送は、図
示はしないが公知のアクチュエータによって行われる。
また上記各スト・ンカーlot、105及びS8内に収
納されたサンプル容器lの第3の分配制御装置110へ
の移送は、前記サンプル容器抑圧装置30と同様の構成
からなるサンプル容器押圧装fi130によりて行われ
るので、該サンプル容器押圧装置130の詳細な構成の
説明はここでは省略する。
第3の分配制御装置110は、図示はしないが、無端ベ
ルトと、該無端ベルトを懸架するプーリと、上記無端ベ
ルトを一定の速度で第1図左右方向へと移送するモータ
と、から構成されており、該無端ベルトの上面は前記ス
トッカー101等の底面高さと路面−となるようにセッ
トされている。
このように構成された第3の分配制御装置110は、再
検査の必要があると制御装置で判定されたサンプル容器
lを、サンプル容器保持装置10にセットされた全ての
サンプル容器lの分析が終了した後、前記再検査ライン
Bへとセレクトして移送するものである。
再検査の必要があると判定されるケースとしては種々考
えられるが、r51にハード部分の故障が生じた場合、
第2に分析データが正常値を外れた場合、第3にはアナ
ログ波形解析上問題となるものは、自動分析装置の測定
精度を保つ意味においても、再検査へと回されるべきで
ある。
再検査ラインBは、図示はしないが、無端ベルトと、該
無端ベルトを懸架するプーリと、上記無端ベルトを一定
の速度で第1図左方向へと移送するモータと、かう構成
されており、該無端ベルトの上面は第3の分配制御1装
置110の無端ベルト高さと路面−となる・ようにセッ
トされている。また、上記第3の分配制御装置110で
分配されたサンプル容器lは、その終端部でアクチュエ
ータ150によって再検査ストッカー151へと移送さ
れる。このアクチュエータ150は、再検査ストッカー
151にストックされたサンプル容器1の第1のサンプ
ル容器移送路20への送り出しも行うことができるよう
に構成されている。
尚、第1図中符号120は、サンプル容器lの外面に貼
着された記憶媒体の情報を読み取る装置であって、該情
報読み取り装置 120は、前記第2のサンプル容器移送路40に沿って
形成された各サンプル吸引位置a、第2の分配制御装置
90の入口付近及びストッカー装置100の各ストッカ
ー101゜105及びS8の出口と対面する部位に夫々
配設されており、これらの配設位置を通過するサンプル
容器lの認識情報を制御装置に入力して、該サンプル容
器l内の分析情報及び移送路を決定する情報を制御装置
に供与する。
次に、この実施例に係る自動分析装aIAの作用につい
て説明する。尚、説明の都合上、同一の構成からなる手
段・装置が複数個ある場合には、これらの位置関係を明
らかにするため、図面及び以下の説明では、第1同左か
ら右へ向って各符号の末尾に夫々a、b、c・・・・・
又はIn  2+ 3・・・・・付して説明する。
スタートスイッチ(図示せず)をONすると、第1図右
端のストッカー11.内にセットされたサンプル容器l
の1容器かサンプル容器押圧装置30を介して第1のサ
ンプル容器移送路20へと押し出される。この第1のサ
ンプル容器移送路20へのサンプル容器lの押し出し作
業は、ストッカー11n内にセットされた全てのサンプ
ル容器lが第1のサンプル容器移送路20へ押し出され
るまで行われ、これが終了すると、ストッカー11.の
左隣りのストッカー11.、のサンプル容器lが、上記
ストッカー11nの移送と同様の手順で順次行われ。
ストッカー11内の全てのサンプル容器lが移送される
まで連続して行われる。また、緊急検査用ストッカーS
8にセットされたサンプル容器lも同様にして第1のサ
ンプル容器移送路20へと押し出される。
このようにして第1のサンプル容器移送路20に順次送
り出されたサンプル容器1は、第1図右方向へ順次移送
され、前記サンプル容器移送装置50を介して、第1図
右側のサンプル吸引位2ialから順次左側のサンプル
吸引位置a 2 + a 3・・・・・へと移送される
。この場合、サンプル吸引位置a+へ送られるサンプル
容器1は第1の分配制御装置60aによって。
またサンプル吸引位置a2へ送られるサンプル容器lは
第1の分配制御装置60bによって、といった具合に、
夫々対応するサンプル容器移送装置!t50と第1の分
配制御装W160によって所定のサンプル吸引位Maへ
と移送される。
このようにして、最初に全てのサンプル吸引位置aヘサ
ンプル容器lが移送されセットされると、次の最初のサ
ンプル容器1は、制御装置が判別したサンプル吸引が最
も早く終了するサンプル吸引位置a(例えば、サンプル
吸引位置a=)のサンプル容器待機位11b(例えば、
サンプル容器待機位51b3)へと移送され、最初のサ
ンプル容器lのサンプル吸引作業が終了するまで待機状
態にセットされる。従って、その次のサンプル容器lも
上記の場合と同様、制御装置が判別したサンプル吸引が
その次に最も早く終了するサンプル吸引位aa(例えば
、サンプル吸引位2ia%)のサンプル容器待機位1b
(例えば、サンプル容器待機位xbs )へと移送され
、該位置における最初のサンプル容litのサンプル吸
引作業が終了するまで待機状態にセットされ、以後同作
業が全てのサンプル容器lに対して順次行われる。
尚、上記のようなサンプル容器lの待機位nbr 、b
z 、b*・・・・・及びサンプル吸引位置aI* ”
 ’ a3・・・・・への分配及び移送は。
前記サンプル容器移送装置50と第1の分配制御装置6
0によって前記手順で行われる。
以上のようにしてサンプル吸引位fiaにサンプル容器
lがセットされると、対応するサンプリングピペット装
置70が同容器内から所要量のサンプルを吸引し、対応
する反応容器5内に上記サンプルを分注する。このとき
各読み取り装fi120は、吸引したサンプル情報をサ
ンプル容器1の記憶媒体から読み取り、該情報な刊御装
置へと入力し、かつ吸引されたサンプルがどの反応容器
5に分注されたかを制御装置に入力する。
サンプルか分注された反応容器5内には、各自動分析ラ
インして測定項目に対応する第1試葵及び第2試薬が分
注され、所定反応時間経過後、所定波長で光学的測定が
行われ、これらの作業か終了した反応容器5は、洗浄装
w18で洗浄される。
一方、サンプル吸引位iaでサンプル吸引が終了したサ
ンプル容器lは、第2のサンプル容器移送路40によっ
て第2の分配制御装置90方向へと移送され、第2の分
配制御装置90の入口付近でサンプル容器lの情報が読
み取り装置120によって読み取られ、制御装置に入力
される。これは、当該サンプル容器lが前記サンプル容
器保持装置lOのどのストッカー11.S、にセットさ
れていたかを確認し、これをストッカー装ztooの対
応するスットカ−101,S!に収納させるためである
。従って、第2の分配制御装置t90は、上記情報に基
いてサンプル容器lを対応するスットカー101.S、
へと確実に移送するように、その分配板92の回動制御
が制御装置によって行なわれる。
また、再検査の必要があると制御装置で判定されたサン
プル容器lは、第3の分配制御装置110でセレクトさ
れて再検査ラインBへと移送される。
すなわち、再検査を行う場合には、サンプル容器押圧装
置130が作動して、第1図右端のストッカー1oin
内に収納されているサンプル容器lを順次ストッカー装
置1110へと1容器ずつ移送する。ストッカー装ff
1llOは。
第1図左右方向へ往復移動が可能なので、再検査の必要
がないサンプル容器lは、第1図右方向へと送られた後
、ストッカー装g2tooの左端に配設された予備スト
ッカー105へと移送され、再検査の必要があるサンプ
ル容器lは、第1図左方向へ送られて再検査ラインBに
のせられる。このようにして上記ストッカー101n内
の全てのサンプル容器lが移送されると、該ストッカー
101n内は空になるので、該ストッカー10inは、
ストッカー101nの隣のストッカー10 i n−1
内に収納されているサンプル容器lの予備ストッカーと
して機能する0以上のようにして、各ストッカー101
内のサンプル容器lは、再検査が必要なものと、再検査
が必要でないものとに振り分けられる。この各サンプル
容器1の判別は、ストッカー装置110の各ストッカー
出口付近に配設された読み取り装fi120によって行
われる。勿論、緊急検査用容器も同様にして判別され移
送される。
再検査ラインBに移送されたサンプル容器lは、前記し
たように再検査ストッカー151へと移送される。
尚、上記各装置の関連する作動制御及び測定データの演
算処理等はマイクロコンピュータで行われる。
第7図は、この発明の第2実施例を示しており、該実施
例では、サンプル容器lを1個ずっ移送するのではなく
て、複数個(図示の実施例では11個)のサンプル容器
lを、サンプルカセット220にセットし、該サンプル
カセット220を、そのまま第1のサンプル容器移送路
20及び第2のサンプル容器移送路4oへと移送するよ
うに構成することで、自動分析袋2tAの例えばサンプ
ル容審押圧装置i!i30等の構成をより簡易化したも
のである。
すなわち、サンプルカセット220は、カセットトレー
200に複数本が並列に保持されている。カセットトレ
ー200は、矩形の箱状に形成されており、その画面壁
は切欠されて開口201が形成されているとともに、後
面壁には送り装置の送り出し腕(図示せず)が出没する
穴部230,230が開設されている。尚、同図中符号
202は、サンプルカセット220の下端部を嵌合する
スタンドを示す。
尚、この実施例にあっては、送り装置の送り出し腕によ
ってサンプルカセット220が1カセツトずつ第1のサ
ンプル容器移送路2oへと移送され、これに対応して第
2のサンプル容器移送路40等の各装置が適宜設計変更
されて適用される。
尚、上記実施例では、この発明をサンプル容器の移送装
置に適用した場合を例にとり説明したか、この発明にあ
ってはこれに限定されるものではなく、例えば試薬容器
や反応容器の移送装置等にも適用し得ること勿論である
〔発明の効果〕
この発明は1以上説明したように構成したのて、マルチ
チャンネル方式の自動分析装置でありながら、いわゆる
出抜は状態が発生しないのて自動分析装置の実質的稼動
効率が飛躍的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用された自動分析装置の全体構成
を概略的に示す説明図、第2図はサンプル容器押圧装置
の概略的構成を示す説明図、第3図はサンプル容器移送
装置と第1の分配制御装置の構成を示す斜視図、第4図
(A)乃至(E)はサンプル容器の移送状態を示す断面
図、第5図は第1の分配制御装置の構成を示す斜視図、
第6図は自動分析ラインの一例を示す構成説明図、第7
図はこの発明の第2実施例に係るサンプル容器のセット
例を示す斜視図である。 〔符合の説明〕 A・・・自動分析装置   L・・・自動分析ラインa
・・・サンプル吸引位置 1−・・サンプル容器20・
・・第1のサンプル容器移送路 40・・・第2のサンプル容器移送路 50・・・サンプル容器移送装置 60−・・第1の分配制御装置 特許出願人 株式会社 日テクエンジニアリング第6図 第2図 第3v!J 第5図 第7図 ・〜1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の液体吸引位置が設定され、該位置まで液体
    が収納された容器を移送する自動分析装置における容器
    の移送方法であって、上記容器は、第1の容器移送路を
    移送された後、分配制御装置及び容器移送装置によって
    、上記第1の容器移送路と平行に配設され、かつ上記複
    数の液体吸引位置が設定された第2の容器移送路へと移
    し返られるように構成されていることを特徴とする自動
    分析装置における容器移送方法。
  2. (2)複数の液体吸引位置か設定され、該位置まで液体
    が収納された容器を移送する自動分析装置における容器
    の移送装置であって、該移送装置は、第1の容器移送路
    と、上記第1の容器移送路と平行に配設され、かつ上記
    複数の液体吸引位置が設定された第2の容器移送路と、
    上記第1の容器移送路上の容器を第2の容器移送路へと
    分配して移送する分配制御装置とから構成されているこ
    とを特徴とする自動分析装置における容器移送装置。
JP61060819A 1986-03-20 1986-03-20 自動分析装置における容器移送装置 Expired - Lifetime JPH0718884B2 (ja)

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