JPS622183A

JPS622183A - テレビジヨン受像機の距離測定装置

Info

Publication number: JPS622183A
Application number: JP14234685A
Authority: JP
Inventors: Sumio Iwamoto; 岩本　澄男
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1985-06-27
Filing date: 1985-06-27
Publication date: 1987-01-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、テレビジョン受像機の距離測定装置に関する
。

（従来の技術）テレビジョン信号の伝送は限られた伝送帯域を使用する
ため、フリッカ、走査線数の性能に限界があり、このた
め視聴する適正距離が決められている。ＮＴＳＣ方式の
開発された初期においては。

その距離は画面の高さの六倍であり、現在では四倍と言
われている。

（発明が解決しようとする問題点）ところが、このような適正距離を視聴者に知らせるよう
になされたテレビジョン受像機は現在まで提案されてい
ない。したがって、視聴者はテレビジョンを見ている距
離が適正であるのかどうかを知ることができず、適正距
離より近すぎる場合には目の疲労等の原因になっていた
。

（問題点を解決するための手段）本発明に係わるテレビジョン受像機の距離測定装置は、
テレビジョン受像機を遠隔操作する遠隔操作部から赤外
線と超音波とが同時に発射され。

それら赤外線と超音波とをそれぞれ受信する受信部がテ
レビジョン受像機側に設けられ、それら受信部での受信
時間差によって遠隔操作部とテレビジョン受像機との距
離が測定されてなるものである。

（作用）遠隔操作部から赤外線と超音波とが同時に発射されると
、テレビジョン受像機側に設けられた受信部では、この
赤外線と超音波とを受信し、これらの到達時間の差から
、遠隔操作部とテレビジョン受像機との間の距離を測定
する。

（実施例）以下１本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

まず１本発明に係わるテレビジョン受像機の距離測定装
置の測定原理を第３図および第４図を参照して説明する
。

１はテレビジョン受像機を遠隔操作する遠隔操作部であ
るリモートコントロール送信機（以下単にリモコン送信
機という）で、赤外線と超音波との送信部を一対として
設けたものであり、リモコン送信機１を操作すると赤外
線と超音波とのパルスを同時に発射するものである。

１０は受信機で、赤外線受信部と超音波受信部とを備え
ている。

いま、リモコン送信機１と受信機１０との距離をＬとす
ると、二つのパルスの到達時間は次式のようになる。

■ ここで、ｔｌ：赤外線パルスの到達時間ｔ８：超音波パ
ルスの到達時間Ｌ：リモコンと受信機との距離ｖｃ：光の速度Ｖド音の速度０式において、　　ｖ　ｃ＞＞　ｖ　、であるから１時
間１゜を受信機１０への赤外線パルス到達時間と超音波
パルス到達時間の差１．とすると。

Ｌ＝ｔ、ｖ、・・・・・・■ となる。

音波の速度は既知なので９時間ｔ、を測定することによ
り、リモコン送信機１と受信機１０との距離りを求める
ことができる。

第１図は上記した原理を利用した距離測定装置の概略ブ
ロック図を示し、第２図（ａ）〜（ｈ）はその信号処理
を示すタイミングチャートを示している。

距離測定装置は前記したリモコン送信機１と受信機１０
とで構成される。リモコン送信機１のキースイッチ２を
操作すると、エンコーダ３でコード化された信号がパル
ス変調されアンプ４で増幅されて、第２図＋ａ＋に示す
信号ＳＩが発光ダイオード５およびゲート発生回路６に
それぞれ出力される。

発光ダイオード５からは、この信号Ｓ、を受けて、赤外
線が発射される。

一方、ゲート発生回路６では、信号Ｓｌをエンベロープ
検波して第２図（ｂ）に示すゲート信号Ｓ２を作り、こ
のゲート信号Ｓ２がドライブ回路７に入力され、超音波
発振部８より第２図（Ｃ）に示す超音波の信号Ｓ３を発
射する。このゲート信号Ｓ２によって超音波の発射のタ
イミングと幅を決定する。ゲート発生回路６に接続され
た可変抵抗ＶＲ。

はゲートパルスの間隔を調整するためのもので。

前記した赤外線の信号の２回分の間隔より小さな幅で超
音波を発射するように調整される。

これにより、リモコン送信機１からは赤外線と超音波と
が同時に発射される。

１０はテレビジョン受像機（図示省略）に内蔵された受
信機で、ホトトランジスタ（赤外線受信部）ＰＴから入
力された前記赤外線は、前置増幅器１１で前置増幅され
、第２図（ｄ）に示す信号ｓ４としてデコーダ１２およ
びゲート発生回路１４にそれぞれ入力される。デコーダ
１２では、この信号Ｓ４をリモートコントロール信号と
して作用する。ゲート発生回路１４では、入力された信
号Ｓ４をエンベロープ検波して、第２図（ｅｌに示すゲ
ート信号Ｓ、を反転回路１５およびフリップフロップ１
６にそれぞれ出力する°。

可変抵抗ＶＲ，はゲート信号Ｓ５のゲート幅を調整する
もので、後述するように、この可変抵抗ＶＲ，を可変し
て調整したゲート幅によってリモコン送信機１との距離
を弁別する。

反転回路１５によって反転された第２図（ｆ）に示すゲ
ート信号Ｓ６はフリップフロップ１６に入力される。

一方、超音波受信部１８で受信された超音波は。

ピーク検波回路１７でピーク検波され、第２図（ｇ）に
示す波形のパルス信号Ｓフとして前記フリップフロップ
１６に入力される。

フリップフロップ１６は、以下に示す真理値表に従って
動作する。

このフリップフロップ１６の動作を具体的に説明すれば
、リモコン送信機」と受信機１０との距離が適正距離（
Ｌｏ）である場合の赤外線パルスと超音波パルスとの到
達時間差をｔｏ　　（前記した０式より求めることがで
きる）とすると、このゲート信号Ｓ、、の時間幅を前記
可変抵抗Ｖ　Ｒｔを調整して時間Ｌ０に設定することに
より、リモコン送信機１と受信機１０との距離が適正距
離（Ｌｏ）以内の場合にパルス信号Ｓ８を出力するよう
に動作する。

従って、このパルス信号Ｓ８を受けて１例えば受像管に
「注意」の表示をすることにより、あるいはスピーカか
ら「注意」の意味の言葉を発することにより、視聴者に
テレビジョン受像機との距離が適正距離（Ｌｏ）以内で
あることの注意を促すことができる。

なお、上記実施例では、ゲート信号Ｓ、６の時間幅を予
めｔｏに設定することにより、パルス信号Ｓ８が出力さ
れた場合に、リモコン送信ａｌｌと受信機１０との距離
が適正距離（Ｌｏ）以内であることを弁別していやが１
例えば、赤外線パルスと超音波パルスとの到達時間差ｔ
。を測定するために、ゲート信号Ｓ、の立上りでスター
トしパルス信号Ｓ７の立上りで終了するカウンタ（図示
省略）を用い、このカウンタの出力に音速（ｑ３４０ｍ
／５ｅｃ）を掛は合わすことにより距離りが測定で′き
るから。

この測定距離りを表示するようにしてもよい。

（発明の効果）以上説明したように１本発明によれば、遠隔操作部とテ
レビジョン受像機との距離を測定することにより、視聴
者にテレビジョン受像機との距離が適正距離以内である
ことの注意を促すことができる。また、距離を測定する
ことにより、それを一つの情報として上記以外の新たな
機能を機器に付加することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のテレビジョン受像機の距離測定装置の
概略ブロック図、第２図は信号処理を示すタイミングチ
ャート第３図および第４図は本発明の距離測定装置の原
理を説明するための模式１・・・リモートコントロール
送信機（遠隔操作部）２・・・キースイッチ　　　３・
・・エンコーダ４・・・アンプ　　　　　　５・・・発
光ダイオード６・・・ゲート発生回路　　７・・・ドラ
イブ回路８・・・超音波発振部　　　１ｏ・・・受信機
１１・・・前置増幅器　　　１２・・・デコーダ１４・
・・ゲート発生回路　１５・・・反転回路１６・・・フ
リップフロップ１７・・・ピーク検波回路　１８・・・超音波受信部第
２図

Claims

【特許請求の範囲】

１）テレビジョン受像機を遠隔操作する遠隔操作部から
赤外線と超音波とが同時に発射され、それら赤外線と超
音波とをそれぞれ受信する受信部がテレビジョン受像機
側に設けられ、それら受信部での受信時間差によって遠
隔操作部とテレビジョン受像機との距離が測定されるこ
とを特徴とするテレビジョン受像機の距離測定装置。