JPS6221760Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6221760Y2 JPS6221760Y2 JP1983007837U JP783783U JPS6221760Y2 JP S6221760 Y2 JPS6221760 Y2 JP S6221760Y2 JP 1983007837 U JP1983007837 U JP 1983007837U JP 783783 U JP783783 U JP 783783U JP S6221760 Y2 JPS6221760 Y2 JP S6221760Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- receiver
- wire rope
- damper
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、スクロール型ケーシングの吹出口に
おいて、直線的に往復動する送風機における風量
調整用ダンパーの操作装置に関するものである。
おいて、直線的に往復動する送風機における風量
調整用ダンパーの操作装置に関するものである。
(従来技術と問題点)
従来、この種のダンパーの操作装置には、スプ
ロケツトとチエーンによるものがあるが、比較的
大径のスプロケツトを使用するので、操作装置を
装備するアウターケーシングが必然的に大形とな
つて好ましくなく、且つその分だけコスト高にな
り、又スプロケツトとチエーンとによるものであ
るので、ダンパーの往復作動の切替時に円滑を欠
き、且つかみ合い部分の騒音も発生する等の不都
合が見られたものであつた。
ロケツトとチエーンによるものがあるが、比較的
大径のスプロケツトを使用するので、操作装置を
装備するアウターケーシングが必然的に大形とな
つて好ましくなく、且つその分だけコスト高にな
り、又スプロケツトとチエーンとによるものであ
るので、ダンパーの往復作動の切替時に円滑を欠
き、且つかみ合い部分の騒音も発生する等の不都
合が見られたものであつた。
また、レバーとリンクによるものもあるが、レ
バーの回転軌跡上をリンクの枢着点が移動するの
で、リンクの他端に枢着したダンパーの直線的往
復作動に円滑性を欠くと共に、レバー回動のため
のスペースが必要となり、アウターケーシングが
大形化するという問題があつた。
バーの回転軌跡上をリンクの枢着点が移動するの
で、リンクの他端に枢着したダンパーの直線的往
復作動に円滑性を欠くと共に、レバー回動のため
のスペースが必要となり、アウターケーシングが
大形化するという問題があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は叙上の不都合を排除するために成され
たもので、スクロール型ケーシングの吹出口を直
線的往復動により開閉するダンパーの後部に受子
を設け、アウターケーシングに、横孔を有する環
体を固定した回動軸が支承されると共に、該回動
軸と対向する溝車の軸受が調整ねじを介して支持
され、前記環体の横孔への挿通部が固定され、環
体両側への延出部分が前記回動軸に互に逆方向に
数回巻回されたワイヤーロープの一方の端部を前
記受子に固定し、ワイヤーロープの他方を前記溝
車に掛回すと共に端部を受子に固定したことにあ
る。
たもので、スクロール型ケーシングの吹出口を直
線的往復動により開閉するダンパーの後部に受子
を設け、アウターケーシングに、横孔を有する環
体を固定した回動軸が支承されると共に、該回動
軸と対向する溝車の軸受が調整ねじを介して支持
され、前記環体の横孔への挿通部が固定され、環
体両側への延出部分が前記回動軸に互に逆方向に
数回巻回されたワイヤーロープの一方の端部を前
記受子に固定し、ワイヤーロープの他方を前記溝
車に掛回すと共に端部を受子に固定したことにあ
る。
よつて、回動軸の一方向回動により、環体の両
側から延出したワイヤーロープの一方は回動軸に
巻取られ、他方は回動軸より繰出され、溝車を介
したかかるワイヤーロープの作動により受子が一
方向に移動するに伴いダンパーが同方向に移動す
る。
側から延出したワイヤーロープの一方は回動軸に
巻取られ、他方は回動軸より繰出され、溝車を介
したかかるワイヤーロープの作動により受子が一
方向に移動するに伴いダンパーが同方向に移動す
る。
また、回動軸の他方向回動により、ワイヤーロ
ープの前記作動を逆の巻取り、繰出し作動により
受子が他方向に移動し、ダンパーが受子と同方向
に移動する。
ープの前記作動を逆の巻取り、繰出し作動により
受子が他方向に移動し、ダンパーが受子と同方向
に移動する。
そして、調整ねじにより、ワイヤーロープは受
子、環体及び溝車に対してたるみのない緊張した
状態を保持する。
子、環体及び溝車に対してたるみのない緊張した
状態を保持する。
(実施例)
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図,第2図において、1は吹出口1aを有
するスクローク型ケーシング、2はローター、3
はローター軸、4は吹出口1aにガイド5を介し
て往復動可能に設けられたダンパーを示し、該ダ
ンパー4の後部上面には、スクロール型ケーシン
グ1外において、複数の受子6が固着され(例え
ば溶接手段により)、該受子6上にロープ固定子
7が螺合されている。
するスクローク型ケーシング、2はローター、3
はローター軸、4は吹出口1aにガイド5を介し
て往復動可能に設けられたダンパーを示し、該ダ
ンパー4の後部上面には、スクロール型ケーシン
グ1外において、複数の受子6が固着され(例え
ば溶接手段により)、該受子6上にロープ固定子
7が螺合されている。
8はアウターケーシング、9はアウターケーシ
ング8に横装支承された正逆回動する回動軸を示
し、該回動軸9にはハンドル9aが固着されてい
る。なお、回動軸9の操作は電動式とすることも
できる。10は回動軸9の複数個所に嵌合しビス
11で固定された環体を示し、該環体10には横
孔10aが設けられている(第3図参照)。12
は環体10と同数の溝車、12aは溝車軸、13
は溝車軸12aを支承するチヤンネル状の軸受、
14は軸受13に嵌挿されたヘツド14aを有す
る調整ねじを示し、該調整ねじ14がアウターケ
ーシング8に嵌挿しナツト15で固定されている
(第6図,第7図参照)。
ング8に横装支承された正逆回動する回動軸を示
し、該回動軸9にはハンドル9aが固着されてい
る。なお、回動軸9の操作は電動式とすることも
できる。10は回動軸9の複数個所に嵌合しビス
11で固定された環体を示し、該環体10には横
孔10aが設けられている(第3図参照)。12
は環体10と同数の溝車、12aは溝車軸、13
は溝車軸12aを支承するチヤンネル状の軸受、
14は軸受13に嵌挿されたヘツド14aを有す
る調整ねじを示し、該調整ねじ14がアウターケ
ーシング8に嵌挿しナツト15で固定されている
(第6図,第7図参照)。
16は前記環体10と同数のワイヤーロープを
示し、該ワイヤーロープ16の一端部16aが受
子6にロープ固定子7を介して固定される(第4
図,第5図参照)と共に、中途が回動軸9に数回
巻回された後、環体10の横孔10aに挿通さ
れ、該挿通部がロープ固定ビス17で固定される
(第3図参照)。そして、横孔10aより出された
ワイヤーロープ16の他方が回動軸9に前記と逆
方向に数回巻回された後、溝車12に掛回される
と共に他端部16bが受子6にロープ固定子7で
固定されている(第3図参照)。而して、ワイヤ
ーロープ16は受子6、環体10、溝車12に対
し、調整ねじ14によりたるみのない緊張した状
態で掛回らされている。
示し、該ワイヤーロープ16の一端部16aが受
子6にロープ固定子7を介して固定される(第4
図,第5図参照)と共に、中途が回動軸9に数回
巻回された後、環体10の横孔10aに挿通さ
れ、該挿通部がロープ固定ビス17で固定される
(第3図参照)。そして、横孔10aより出された
ワイヤーロープ16の他方が回動軸9に前記と逆
方向に数回巻回された後、溝車12に掛回される
と共に他端部16bが受子6にロープ固定子7で
固定されている(第3図参照)。而して、ワイヤ
ーロープ16は受子6、環体10、溝車12に対
し、調整ねじ14によりたるみのない緊張した状
態で掛回らされている。
なお、8aはアウターケーシング8に設けられ
たダンパー4のガイドである。
たダンパー4のガイドである。
よつて、ハンドル9aにより回動軸9を矢印の
方向に回動することにより、ワイヤーロープ16
の一方は第2図,第3図の如く回動軸9に巻取ら
れて溝車6を介して受子6を一方向に引張ると共
に、ワイヤーロープ16の他方は回動軸9より繰
出される。よつてダンパー4は、第1図,第2図
において矢印a方向に移動し、その回動度合に応
じて吹出口1aが開口される。また回動軸9を前
記と反対方向に回動することにより、ワイヤーロ
ープ16の前記作動と逆の巻取り、繰出し作動に
よつて受子6は逆方向に引張られ、ダンパー4は
矢印b方向に移動し、吹出口1aの開口度合が狭
められると共に最終的には閉口される。
方向に回動することにより、ワイヤーロープ16
の一方は第2図,第3図の如く回動軸9に巻取ら
れて溝車6を介して受子6を一方向に引張ると共
に、ワイヤーロープ16の他方は回動軸9より繰
出される。よつてダンパー4は、第1図,第2図
において矢印a方向に移動し、その回動度合に応
じて吹出口1aが開口される。また回動軸9を前
記と反対方向に回動することにより、ワイヤーロ
ープ16の前記作動と逆の巻取り、繰出し作動に
よつて受子6は逆方向に引張られ、ダンパー4は
矢印b方向に移動し、吹出口1aの開口度合が狭
められると共に最終的には閉口される。
(効果)
本考案は、回動軸に固定した環体横孔への挿通
部が固定され、環体両側への延出部分が回動軸に
互に逆方向に巻回されたワイヤーロープの一方の
端部をダンパーに設けた受子に固定し、ワイヤー
ロープの他方を調整ねじを有する溝車に掛回して
その端部を受子に固定したので、 (a) スクロール型ケーシングの吹出口を開閉する
ダンパーの直線的な往復作動を円滑に行わせる
ことができる。
部が固定され、環体両側への延出部分が回動軸に
互に逆方向に巻回されたワイヤーロープの一方の
端部をダンパーに設けた受子に固定し、ワイヤー
ロープの他方を調整ねじを有する溝車に掛回して
その端部を受子に固定したので、 (a) スクロール型ケーシングの吹出口を開閉する
ダンパーの直線的な往復作動を円滑に行わせる
ことができる。
(b) 調整ねじにより、ワイヤーロープの緊張度合
を一定に保持することができる。
を一定に保持することができる。
(c) ワイヤーロープの作動のため、従来のスプロ
ケツトとチエーン或いはレバーとリンクとによ
るものの如く、騒音を発生することがないと共
に、コンパクトな操作装置が得られる。
ケツトとチエーン或いはレバーとリンクとによ
るものの如く、騒音を発生することがないと共
に、コンパクトな操作装置が得られる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断側
面図、第2図は要部の平面図、第3図は回動軸の
一部の拡大平面図、第4図は受子とロープ固定子
の平面図、第5図は同上側面図、第6図は溝車部
の平面図、第7図は同上側面図である。 1……スクロール型ケーシング、1a……吹出
口、4……ダンパー、6……受子、7……ロープ
固定子、8……アウターケーシング、9……回動
軸、10……環体、10a……横孔、12……溝
車、13……軸受、14……調整ねじ、16……
ワイヤーロープ、16a……一端部、16b……
他端部。
面図、第2図は要部の平面図、第3図は回動軸の
一部の拡大平面図、第4図は受子とロープ固定子
の平面図、第5図は同上側面図、第6図は溝車部
の平面図、第7図は同上側面図である。 1……スクロール型ケーシング、1a……吹出
口、4……ダンパー、6……受子、7……ロープ
固定子、8……アウターケーシング、9……回動
軸、10……環体、10a……横孔、12……溝
車、13……軸受、14……調整ねじ、16……
ワイヤーロープ、16a……一端部、16b……
他端部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 スクロール型ケーシングの吹出口を直線的往復
動により開閉するダンパーの後部に受子を設け、 アウターケーシングに、横孔を有する環体を固
定した回動軸が支承されると共に、該回動軸と対
向する溝車の軸受が調整ねじを介して支持され、 前記環体の横孔への挿通部が固定され、環体両
側への延出部分が前記回動軸に互に逆方向に数回
巻回されたワイヤーロープの一方の端部を前記受
子に固定し、ワイヤーロープの他方を前記溝車に
掛回すと共に端部を受子に固定した、 ことを特徴とする送風機における風量調整用ダ
ンパーの操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP783783U JPS59114499U (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 送風機における風量調整用ダンパ−の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP783783U JPS59114499U (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 送風機における風量調整用ダンパ−の操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59114499U JPS59114499U (ja) | 1984-08-02 |
JPS6221760Y2 true JPS6221760Y2 (ja) | 1987-06-02 |
Family
ID=30139351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP783783U Granted JPS59114499U (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 送風機における風量調整用ダンパ−の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59114499U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5670199U (ja) * | 1979-11-06 | 1981-06-10 |
-
1983
- 1983-01-25 JP JP783783U patent/JPS59114499U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59114499U (ja) | 1984-08-02 |
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