JPS62217249A

JPS62217249A - 感光性樹脂版の洗い出し装置

Info

Publication number: JPS62217249A
Application number: JP5933086A
Authority: JP
Inventors: Shinichi Kawatsuji; 川辻　真一; Sumio Yaginuma; 柳沼　澄男
Original assignee: Asahi Chemical Industry Co Ltd
Current assignee: Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date: 1986-03-19
Filing date: 1986-03-19
Publication date: 1987-09-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、画像露光された感光性樹脂版を一定速度で移
送しながら未硬化あるいは非不溶化樹脂をブラッシング
によって洗い出す装置に関する。

〔従来の技術〕

従来より画像露光された感光性樹脂版の未硬化樹脂を洗
い出す方法としては、洗浄液をスプレーすることにより
行う方法、ブラッシングにより行う方法、空気あるいは
温風により吹き飛ばす方法、更には遠心分離により行う
方法等がある。

ましいが腰が弱い感光性樹脂版をブラッシングするには
感光性樹脂版を搬送用コンベヤ上で移動しないように固
定する必要がある。

この種の洗い出し装置として特開昭５５−４３５２６号
公報に示されるものは、露光済み感光性樹脂版を搬送す
る手段、洗浄液を供給する手段を内蔵する洗浄用回転ブ
ラシ及び洗浄後の版を水洗する手段からなる装置が示さ
れ、前記のブラシをクランクによって公転させるために
前記した感光性樹脂版が撓んだりあるいは搬送ベルト上
を移動することを防止するために、搬送ベルトをマグネ
ットベルトとし、磁性体金属クランプをマグネットシー
トに吸着させてマグネットベルト上の感光性樹脂版を固
定する方法及び搬送ベルトを磁性体金属シートベルトと
した場合は、板固定用冶具を用い、これを搬送ベルトに
磁力で固定することにより感光性樹脂版を固定している
ものが開示されている。

また、特開昭５９−１３７９５４号公報には、片面に粘
着層を有する搬送板を搬送自在に設け、該搬送板を安定
走行させるガイドバーを設けたものが開示されている。

そして、これら従来のものは、感光性樹脂版を固定して
おくための構成を必要とし装置として複雑となる難点が
あった。

［発明が解決しようとする問題点〕本発明は、上記した従来装置の問題点を解決し、腰の弱
い剛性のない感光性樹脂版であっても搬送に当って特に
搬送帯に固定するための治具等を必要としない感光性樹
脂版の洗い出し装置の提供を目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の感光性樹脂版の洗い出し装置は、前記の目的を
達成するために、画像露光された感光性樹脂版を一定速
度で移送しながら未硬化又は非不溶化樹脂を洗い出す装
置において、複数のブラシをそれぞれ自転させる手段と
、前記の自転する複数のブラシを前記の感光性樹脂版の
移送方向に対して直交する方向に揺動する手段と、前記
ブラシの作動内領域に未硬化又は非不溶化樹脂洗浄液を
供給する手段とよりなることをその特徴とするものであ
る。

〔作用〕

本発明は、画像露光された感光性樹脂版を移送しながら
未硬化又は非不溶化樹脂を洗い出す装置において、複数
のブラシを各別に自転させるようにするとともに、前記
の複数のブラシを版の進行方向に直交する方向に揺動さ
せ、ブラシの作動内領域に未硬化樹脂洗浄液を供給する
ようにしたもので、複数のブラシを各別にブラシ自体を
回転するようになしたのでブラシを小型化することが可
能であり、ブラシの接圧を容易に調整でき、また、これ
らの複数のブラシを版の進行方向に対して直交する方向
に揺動することによって洗浄ムラを無くすることができ
るものであり、フ゛ラシそれ自身が回転すること、ブラ
シの小型化によって搬送される感光性樹脂版が搬送帯上
で動かされるような力を前記のブラシより受けないもの
である。

［実施例〕本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。

ＩＩ、１□、ｌｌ、・・・・・・１．は洗い出し装置の
複数の洗浄用ブラシで、その配列は、本実施例において
は画像露光された感光性樹脂版が移送される移送方向に
２列、前記板の幅方向に３列配置されている。

そして、移送される感光性樹脂版に対してそれぞれの洗
浄用ブラシ１１＋１２＋１３＋　・・・・・・１６が洗
いむらを生ずることのないように洗浄用ブラシ径を変化
させる（第４図参照）かあるいはそれぞれの洗浄用ブラ
シ１１．１□。■１．・・・・・・１６の軸を偏心させ
るようにする。

２は洗浄用ブラシ駆動用モータで、該モータ２の軸に固
定されたスブロケ・ノド３と洗浄用ブラシ１、の軸に固
定された第１スプロケツト４との間にチェーン５を巻回
し前記駆動用モータ２の回転によって洗浄用ブラシ１．
を回転させる。６Ｉは前記洗浄用ブラシ１１の軸に固定
された第２スプロケツト、６□＋　ｋ　６ｓ及び６．は
それぞれ前記した洗浄用ブラシ１ｇ、　１３．１４．　
Ｉｓ及びｌ、の軸に固定されたスプロケットであり、こ
れらスプロケット６□６□、・・・・・・６、間にエン
ドレスにチェーン７を巻回し該チェーン７によって駆動
用モータ２によって回転させられる洗浄用ブラシ１．の
回転をそれぞれの洗浄用ブラシｌｚ＋　１３＋　・・・
・・・１６に伝達しそれらを回転させる。

したがって、本実施例においてはそれぞれの洗浄用ブラ
シ１１゜１ｇ＋　１ｓ＋　・・・・・・１６は同一方向
に各別に回転させられるものである。８．．８□、８．
及び８．はぞれぞれ前記した各スプロケット６、と６□
、６□と６３．６４と６．及び６５と６．との間に介装
させてチェーン７−側に回転自在に軸支されたスプロケ
ットであり、該スプロケット９は前記した各洗浄用ブラ
シ１□１ｚ＋　１３１　・・・・・・１．を回転させる
チェーン７により駆動される。１１は前記スプロケット
９と同軸に固定された回転板であり、該回転板１１には
連杆１３を連結した偏心軸１２が突設され、前記の連杆
１３の基部１４は固定台１５に軸支される。

１６．１６’は固定台１７．１７．１７　’　、　１７
　’に固定された案内杆で、該案内杆１６．１６’に沿
ってすべり軸受１８．１Ｂ、・・・・・・を介して前記
した各ブラシ１□１□、１３．・・・・・・１６及びそ
の回転機構等を支持する支持台１０を往復動させる。

１９、１９．・・・・・・は複数の各洗浄用ブラシ間に
配設された洗浄液供給ノズルであり、洗浄液は洗浄液タ
ンク２０よりポンプ２１を介して洗浄液バイブ２２より
前記洗浄液供給ノズル１９．１９．・・・・・・より前
記洗浄用ブラシＬ＋　ｂ＋　１＊＋　・・・・・・１．
の作動領域内に供給される。

また、２３はコンベヤモータで、該コンベヤモータ２３
によって画像露光された感光性樹脂版を一定速度で搬送
するコンベヤ２４を駆動する。

２５は洗い出し終了後版面に付着した洗浄液を水爆する
ための乾燥ボックス、２８は乾燥終了後に版の物性を高
めるために行われる後露光のための紫外線型光灯及び殺
菌灯である。２９は後露光終了後の版を受けるための版
受部、３０は装置の制御を行うための制御盤、３１は操
作パネルである。なお図においてに）は画像露光された
感光性樹脂版の進行方向を示す。

本実施例は以上のように構成されるので、画像露光され
た感光性樹脂版を洗い出し部の挿入口より挿入し、その
先端部を閃みコンベヤ２４にて一定速度で搬送しながら
洗い出すものであるが、洗浄に用いられる複数の洗浄用
ブラシＩＩ、１□、１３．・・・・・・ｌ、は本実施例
においては前記感光性樹脂版の移送方向に２列、前記版
の幅方向に３列に配置し、移送され洗い出される感光性
樹脂版に洗いむらを生じさせないように各ブラシの外径
を変化させている。そして、前記した複数の洗浄用ブラ
シｌ＋＋１２１１３＋　・・・・・・１．の軸に固定し
たスプロケット６１゜６□、６３．・・・・・・６６に
エンドレスにチェーン７を巻回しであるので、前記の洗
浄用ブラシｌ５，１□、１３゜・・・・・・１．は各別
に回転させることができ、更に前記各洗浄用ブラシＬ＋
　１＊＋　１３＋　・・・・・・１．を回転させるチェ
ーン７により、前記した複数の洗浄用ブラシ１゜ｂ＋　
１３＋　・・・・・・１．及びそれの駆動回転機構等を
支持している支持架台１０の感光性樹脂版の搬送方向に
沿う一側に軸支したスプロケット９を駆動回転し、該ス
プロケット９と同軸に固定した回転板１１を回転させ、
この回転板１１に偏心して突設した偏心軸１２に連杆１
３が連結されているので、前記の回転板１１０回転によ
って連杆１３は基部１４を中心とに沿って回転板１１の
中心より偏心軸１２までの距離の２倍に相当する長さだ
け版の進行方向に直交する方向に往復することとなる。

この往復揺動によって搬送される感光性樹脂版の幅方向
全体に亘って洗いむらを生ずることな（完全に洗い出す
ことが可能となる。また、前記の洗い出し時においては
、各ブラシ間に配設された洗浄液供給ノズル１９゜１９
、・・・・・・より洗浄液を供給する。

前述した洗い出しが終了後は感光性樹脂版は更に搬送さ
れ、次工程である版面に付着した洗浄液の水洗いを行い
、水洗い後は乾燥され、乾燥終了後は版の物性を高める
ために後露光をされ版受は部２９より取り出される。

前述したように、洗い出し装置には、洗浄用ブラシが複
数段けであるので、各ブラシを小型化することができ、
しかも各洗浄用ブラシ自体を回転させるものであるので
、個々の洗浄用ブラシの接圧状態を各別に調整すること
が可能であり、また、前記したように、複数の各別に自
転する小型の洗浄用ブラシにより構成される構成体が揺
動するために洗いむらのない高い洗浄性が得られるもの
である。

従来のこの種洗い出し装置におけるブラシはクランク等
によって公転されるので搬送される感光性樹脂版が前後
左右方向に動かされる力が力Ｕねり、そのために重装備
の搬送手段例えば、前記版を搬送用コンベヤベルトに固
定するための別体の治具あるいは片面が粘着面であるよ
うな搬送板を必要としていたが、本実施例においては、
洗浄用ブラシを複数としたので、ブラシを小型化するこ
とができ、しかも前記の小型の洗浄用ブラシを各別に自
転させるので、搬送されてくる感光性樹脂版を動かす力
が発生することがないので、該感光性樹脂版を搬送用コ
ンベヤに固定する必要がなく、例えば搬送する画像露光
された前記の感光性樹脂版の先端のみを両面粘着テープ
等によって版搬送バーにて装着して搬送する等の移送が
可能となり装置の簡略化、小型化が図れるものである。

本実施例においては、複数の洗浄用ブラシの配設を、前
記したように、感光性樹脂版が搬送される移送方向に２
列、前記版の幅方向に３列としたが、実用上は感光性樹
脂版の移送方向に１列乃至８列、版の幅方向に２列乃至
８列が有用であり、洗浄用ブラシの回転数は１０〜２０
０ｒｐｍ、複数の洗浄用ブラシを揺動せしめる揺動数は
５〜１２０回／分の範囲とするのがよく、また、各洗浄
用ブラシの回転方向は本実施例においては同一方向とし
たが、相隣り合う洗浄用ブラシを互に逆方向に回転させ
てもよいものである。

〔発明の効果〕

本発明に係る感光性樹脂版の洗い出し装置は、洗浄用ブ
ラシを複数としたので各洗浄用ブラシを小型化すること
が可能であるとともに、各洗浄用ブラシを各別に自転さ
せるものであり、洗浄用ブラシを個々に接圧調整するこ
とができるので、洗い出しのために搬送されてくる感光
性樹脂版に対して、該版を前後左右に動かす力が前記の
洗浄用ブラシで発生しないので搬送される感光性樹脂版
をコンベヤ等の搬送帯に固定することなく連続的に搬送
しながら未硬化樹脂を洗浄することができ、また、複数
の洗浄用ブラシを感光性樹脂版の搬送方向に対して直交
する方向に揺動させるので、前記した複数の洗浄用ブラ
シの個々を各別に接圧調整が可能なことと相俟って高い
洗浄性が得られ、洗浄むらが生じないものである。

更に、前記したように、感光性樹脂版の搬送にあたり特
にコンベヤ等の搬送帯に固定する必要がないので搬送手
段の機構を簡易化、小型化することが可能となり、また
、前記したように洗浄用ブラシを小型化できたので、ブ
ラシの清掃、接圧調整、交換等のメンテナンス性が容易
となるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例で第１図は全体側面図、第２図は
洗い出し部の平面図、第３図は同正面図、第４図は洗浄
用ロールの下面図である。１１＋１２＋１３＋　・・・・・・１ｂ：洗浄用ブラシ
２：％！動用モータ３、　４．６１．６□、６５．・・・・・・６．．９：
スプロケット５．７：チェーン　　１０：支持架台１１：回転板　　　　　１２：偏心軸１３：連　杆　　　　　１９：洗浄液供給ノズル２３　
：　ｗｌ送用コンベヤ特許出願人　　旭化成工業株式会社　　。、ダパトン〜　　、同　　　　　沖　　野　　佐　　市　１−、゛で−第４
図

Claims

【特許請求の範囲】

画像露光された感光性樹脂版を一定速度で移送しながら
未硬化又は非不溶化樹脂を洗い出す装置において、複数
のブラシをそれぞれ自転させる手段と、前記の自転する
複数のブラシを前記の感光性樹脂版の移送方向に対して
直交する方向に揺動する手段と、前記ブラシの作動内領
域に未硬化又は非不溶化樹脂洗浄液を供給する手段とを
有することを特徴とする感光性樹脂版の洗い出し装置。