JPS62216653A - 解砕機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 未発１１は、アスファルト拳コンクリート廃材等の粘着
性を有する固塊物又はプレスにより固塊化されたアルミ
缶等の小さな固塊物を解砕する解砕機に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

従来、Ｌ記囚塊物を解砕する解砕機としては、例えば特
開昭５９−１０２４５４号公報所載のものが知られてい
る。

この解砕機は、」二端部及び下端部に投入口及び排出口
を有する箱形のケーシングと、ケーシング内の一側に斜
設され、ケーシングの他側へ突設した櫛歯状の多数の解
砕歯を下端部に設けた解砕板と、ケーシング内の他側下
部に水平に配はされ、解砕板の解砕歯と噛合する多数の
解砕歯を有するロータとからなり、投入口から投入され
た固塊物をロータと解砕板との間に噛み込み、ロータと
解砕板の両解砕歯にょるせん断・曲げ破砕により解砕す
るものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上記従来の解砕機によれば、アスファルト・コ
ンクリート廃材等の粘着性を有する平板状の固塊物を解
砕する場合、ロータの解砕歯の通る所のみが削り取られ
、固塊物が解砕板の解砕歯に付着してしまい、ロータと
解砕板の両解砕山間への噛み込みが良好に行われ番ごく
いという、いわゆる噛み込み不良が発生する問題がある
。

又、小さなプレス固塊物を解砕する場合、ロータの２列
程度の解砕歯によって固塊物を削り取る状態が発生し、
この削り取る際に発生する力（ｒＩＩｉｌ塊物との絡み
により生ずる力）が、固塊物をロータと解砕板との間に
噛み込ませるに必要な力より小さいため、同様に噛み込
み不良が発生する問題がある。

そこで２本発明は、固塊物をその性状及び大小にかかわ
らず良好に噛み込み得るようにした解砕機を提供しよう
とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の解砕機は、前記問題点を解決するため、上端部
に投入口を有し、かつ下端部に排出口を有する箱形のケ
ーシングと、ケーシング内の−・側に斜設され、ケーシ
ングの他側へ突出した櫛歯状の多数の解砕歯を下端部に
設けた解砕板と、ケーシグ内の他側に水平に配置され、
解砕板の解砕歯と噛合する多数の高い解砕歯と解砕板の
解砕歯と対向する多数の低い解砕歯とをそれぞれ周方向
及び軸方向へ離隔して設けたロータとからなるものであ
る。

〔作　用〕

投口入から投入された固塊物は、ロータの高い解砕歯に
よる解砕時の下方への押し込み力に加えて、ロータの低
い解砕歯の食い込みに伴う押し込み力を受けることによ
り下方へ送り込まれる力が増大され、実用上粘着性又は
大小にかかわらず押し下げられてロータと解砕板との間
に送り込まれ、ロータと解砕板の両解砕歯に噛み込まれ
てせん断・曲げ破砕によって解砕される。

〔実施例〕

本発明の解砕機の一実施例を第１図、第２図により説明
する。

図中１は上端部に被解砕物である固塊物（図示せず）を
投入する投入口２を有し、かつ下端部に解砕物（図示せ
ず）を排出する排出口３を有する箱形のケーシングで、
下部ケーシング１ａとこの下部ケーシング１ａの上端に
連設した上部ケーシングｉｂとからなる。ケーシングｌ
内の一側（第１図においては右側）には。

ケーシングｌの他側（第１図においては左側）方向へ突
出した櫛歯状の多数の解砕歯４を下端部に設けた上下方
向の解砕板５が、その上端部を水平なビン６によりケー
シグ１に枢支され、下端部を揺動可能に斜設されている
。そして、解砕板５の下端部の背面（第１図においては
右側面）とケーシングｌとの間には、解砕板５と後述の
ロータとの間に解砕不衡な異物が噛み込まれた際に解砕
板５の解砕Ｗ１４等を保護すべく解砕板５の下端部を弾
性的に支持する圧縮コイルスプリング等からなる安全装
置７が介装されている。

一方、ケーシング１内の他側下部には、解砕板５の解砕
歯４と噛合する、換言すると解砕板５の解砕歯４間に入
り込む多数の高・い解砕歯８と、解砕板５の解砕歯４と
対向する多数の低い解砕歯９とをそれぞれ周方向及び軸
方向へ数置にｍ隔して設けた水平なロータ１０が、その
軸１０ａの両端部をケーシング１の円外側に設けた軸受
１１　ａ、ｌｌｂに支持されて回転自在に横架されてい
る。そして、ロータ１０の軸１０ａの外端は、ロータ１
０を図示矢印方向へ回転すべくカップリング又はプーリ
、ベルト等を介して’ｉｔｔ！ｌｌＩ機（いずれも図示
せず）と直接又は間接に連動されている。

なお、第１図、第２図において１２は上部ケーシングｔ
ｂの内面に取り付けたケーシングライナ、１３は解砕板
５の正面に取り付けた解砕板ライナである。

上記構成の解砕機により固塊物を解砕するには、電ａｍ
を作動しテロータｌＯを５０　ｍ／ｗｉｎ程度の先端周
速で図示矢印方向へ回転すると共に、投入口２から固塊
物を投入する。

投入口２から解砕板５及びロータｌＯとケーシングｌと
によって囲繞された側方閉鎖空間（解砕室）に投入され
た固塊物は、解砕板５の傾斜した正面等に案内されて、
又はロータｌαの回転に伴って解砕板５とロータ１０と
の間の上部に移動される。そして、固塊物は、ロータ１
０の高い解砕ｍ８による解砕時の下方への押し込み力に
加えて、ロータｌＯの低い解砕歯９の食い込みに伴う押
し込み力を受け、その粘着性又は大小にかかわらず確実
に押し下げられてロータｌＯと解砕板５との間に送り込
まれ、解砕板５の解砕歯４とロータ１０の高い解砕歯８
とに噛み込まれてせん断魯曲げ破砕により解砕され、解
砕物となって排出口３から落下排出される。

〔発鳴の効果〕

以上のように本発明の解砕機によれば、固塊物は、解砕
板の解砕歯と噛み合うロータの高い解砕歯の押し込み力
に加えて、ロータの低い解砕歯の解砕板の解砕歯との協
働によって生ずる強力な押し込み力を受け、その粘着性
又は大小にかかわらず確実に押し下げられるので、従来
のように１１み込み不良が発生することはなく、固塊物
をロータと解砕板の両解砕歯に確実に噛み込ませること
ができ、ひいては解砕効率を大ｉ１に向上することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の解砕機の一実施例を示す縦断面図、第
２図は第１図におけるＩＩ　−ＩＩ線断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上端部に投入口を有し、かつ下端部に排出口を有する箱
   形のケーシングと、ケーシング内の一側に斜設され、ケ
   ーシングの他側へ突出した櫛歯状の多数の解砕歯を下端
   部に設けた解砕板と、ケーシング内の他側下部に水平に
   配置され、解砕板の解砕歯と噛合する多数の高い解砕歯
   と解砕板の解砕歯と対向する多数の低い解砕歯とをそれ
   ぞれ周方向及び軸方向へ離隔して設けたロータとからな
   ることを特徴とする解砕機。