JPS6221618B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6221618B2
JPS6221618B2 JP53038450A JP3845078A JPS6221618B2 JP S6221618 B2 JPS6221618 B2 JP S6221618B2 JP 53038450 A JP53038450 A JP 53038450A JP 3845078 A JP3845078 A JP 3845078A JP S6221618 B2 JPS6221618 B2 JP S6221618B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
mold
pipe
layer
circumferential surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53038450A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54129069A (en
Inventor
Hisao Morimoto
Masahiro Tokumaru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP3845078A priority Critical patent/JPS54129069A/ja
Publication of JPS54129069A publication Critical patent/JPS54129069A/ja
Publication of JPS6221618B2 publication Critical patent/JPS6221618B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、受口を有する管の製造方法に関す
る。
従来のこの種の代表的な受口付管の製造方法と
しては、次のようなものが知られている。即ち、
(イ) 例えば、特公昭51―5024号公報に見られるよ
うに、回転芯型に、予め成形した断面U字溝状の
樹脂製半割リングを一対装着し、芯型ならびにリ
ングの外周面に供給した樹脂製管材料とリングと
を一体接合し、硬化後リングとその外周面に接合
された管材料とを一体接合状態のままリング巾方
向中間で切断し、もつて、このリングそのもので
受口部を形成させる方法、(ロ) 例えば、特公昭51
―16071号公報に示されるように、周方向で三つ
以上に分割できる割型を芯型に装着して、供給し
た管材料の硬化後、割型を分解して取外す方法、
或いは(ハ) 例えば、特公昭52―11702号公報の如
く、受口部形成用型材としてゴム等、柔軟な材料
からなる細巾の帯状体を芯型に隙間なく螺旋状に
何回も巻回し、供給管材料の硬化後これを取外す
方法などである。しかしながら、(イ)の方法では、
受口部形成用型材としてのリング自体を予め所定
の寸法形状に成形しておかねばならないととも
に、このリングが樹脂管自体に埋殺しにされて転
用がきかないばかりでなく、リングの内外両周面
を非常に精度の高い平滑面に形成しておかねばな
らないので型材料費が相当高価につくきらいがあ
り、しかも、このリングを芯型に装着するに当つ
てはその取付け精度を良くすることが必要で、そ
のため、成形作業中に一旦芯型の回転を停止しな
ければならないので生産性の低いものになつてい
るとともに品質を一定化することが困難である等
の欠点を有していた。又、(ロ)の方法では、分割型
の外周面が受口の内周面を形成するものであるた
め、分割型をしてその外周面を非常に精度の高い
平滑面に構成しておかねばならず、かつ分割型を
芯型に正確に装着するためにはその内周面をも非
常に精度の高いものにしなければならず、従つて
この分割型は相当高価につくとともに、型同志の
接触部に不連続段部が生じて受口の成形精度が上
がらないといつた欠点がある上に、(イ)と同様、分
割型を芯型に装着するに当つて芯型の回転を一旦
停止しなければならないという欠点があつた。(ハ)
の方法では、型材としての柔軟帯状体を芯型に巻
回するに当つては芯型を連続回転させたまま行な
えるものの、帯状体が柔軟性を有しているので受
口の内周面精度が低くなりがちで、これを解消す
るには柔軟性を有しながら強度大で、かつ耐熱
性、寸法安定性に優れた高価な材料を用いなけれ
ばならず、製品コストをアツプする要因となる等
の欠点を有していた。
以上の如く、受口を、生産性良く、安価に、し
かも精度の高い状態で形成する上で決定的なもの
は、従来なかつた。
問題点を解決するために案出した本発明の技術
的手段の特徴は、回転芯型の軸芯方向所要箇所に
帯状の受口部形成用型材を巻き付けて装着し、こ
の型材の外周面に樹脂結合剤と多孔性充填剤との
混合物による層を形成し、前記回転芯型の外周面
とこの層の外周面とにわたつて連続的に管材料を
供給して所定の管を製造するとともに、この管の
受口部相当部分を切断して受口部から前記型材を
取外した後、前記層の内周面を所定寸法に切削加
工する点にある。
したがつて本発明では次の作用効果が得られ
る。すなわち、前記混合物による層は、供給され
た管材料の受口部内周面に一体的に接合されるも
のであるが、この受口部の切断後、前記層を切削
することにより、受口内周面の寸法を出すため、
受口部切断前での受口部内周面形状はラフなもの
であつても良く、従つて、多孔性層自体の外周面
形状ならびにこの層をその外周面に形成する型材
の内外両周面もラフなもので良いことになり、そ
れ故、型材の芯型に対する装着も安直に行なつて
良く、芯型を連続回転させたまま装着することが
できる。しかも前記層を形成する混合物には多孔
性充填材が混入されるため、後加工による層の切
削も迅速、容易かつ良好に(切削刃の摩耗も少な
い)行なうことができ、後加工を要するものであ
りながら、前述の連続回転中の芯型に対する型材
の装着の利点と相俟つて、精度の高い受口を有す
る管を、生産性の高い状態で製造できるのであ
る。又、切断前の受口部を形成するに当つて、型
材と混合物による層と二重構成をもつて行なつて
いるので、この層自体の厚みは薄いもので良くて
材料を節減でき、しかも、この層は従来の(イ)の方
法の如く予め所定の寸法形状に成形しておく必要
はなく、例えば塗布やスプレーといつた簡単な手
段で形成でき、更に型材としても前述の通り内外
両周面形状がラフなもので良いため、精度の高い
受口を有する管を安価に製造できるのである。
尚、前記受口部形成用型材を、ゴム、紙、布、
プラスチツクなどの柔軟材料から帯状に作製して
おけば、取扱い上便利であるとともに価格的にも
有利であるが、この型材は、プラスチツク、鉄、
木などの硬質材料から割型に作製したものであつ
ても良く、この場合も、その寸法精度が要求され
ないので、従来の(ロ)の方法に比して安価なものに
することができる。殊に、型材をダンボールやス
ポンジなどから作製しておけば、1回限りの使い
捨てができて大変便利である。
又、前記混合物からなる層を、型材を芯型に装
着する前に予め、型材の外周面に形成すべくなせ
ば、生産性を一層向上することが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、1は、回転しつつその軸芯方
向に沿つて移動する回転芯型である。この回転芯
型1は、芯型管に螺旋状に密に巻回された無端ス
チールベルトから構成され、周方向に一回転する
と同時に軸芯方向に移動し、芯型管の終端部に至
つたのち芯型管の内部空間を通つて始端部に至り
再度螺旋状に巻回されるよう循環運行されるもの
であるが、この構成は公知(例えば特公昭51―
5024号公報参照)であるので図示は略す。2は樹
脂製管材料供給装置で、強化材に熱硬化性樹脂液
を含浸させた帯状の管材料3を順次的に繰出す。
この強化材としては、ガラス繊維、カーボン繊
維、化学繊維、天然繊維からなる帯状体が用いら
れる。4はスプレーノズル、5は加熱硬化炉、6
は切断装置である。
芯型1を回転させつつ軸芯方向に移動させる状
態において、その軸芯方向一側端寄りの所定箇所
に帯状体7を一巻き状態で粘着巻回する。この帯
状体7は受口部形成用用の型材8とその上面に予
め形成た層9からなつている。型材8は、ゴム、
紙、布、プラスチツクなどの柔軟材料から帯状に
作製されたものであり、その下面には粘着剤が塗
布してある。層9は樹脂結合剤と多孔性充填剤と
の混合物である。結合剤としては、不飽和ポリエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂
等の熱硬化性樹脂を、又多孔性充填剤としては、
無機又は有機の中空体、プラスチツク発泡体、軽
石をくだいたもの等があり、殊に無機中空体は安
価である。
このように帯状体7を芯型1に巻回してから、
前記供給装置2から管材料3を繰り出し、これを
回転中の芯型1の外周面に螺旋状に巻回させる。
引き続き、芯型1に巻回された管材料3の外周面
であつて挿口部に相当する軸芯方向所定箇所に、
前記ノズル4から、前記層9の組成と同一又はほ
ぼ同様の組成を有する樹脂結合剤と多孔性充填材
との混合物を噴霧し、この部分にも層10を形成
させる。その後、管材料3は巻回帯状体7の外周
部にも巻回され、受口部aを形成するに至る。こ
のようにして芯型1上に形成された連続樹脂管体
は連続的に加熱硬化炉5を通過して加熱硬化され
るとともに受口部aが切断装置6に達たとき、受
口部aの軸芯方向中間部が切断されるに至る。層
10に相当する挿口部bもその軸芯方向中間部に
おいて、同様に切断装置6にて切断される。
このようにして第3図の如き樹脂管Aが製造さ
れるに至る。その後、前記型材8を受口部aから
取外す。受口部層9、挿口部層10は、夫々管A
と一体的に接合されてある。而して、第4図に示
す如く、受口部層9の内周面部を、回転式切削機
11における切削刃11aにて切削して、内周面
平滑でかつ周方向および軸芯方向において均一厚
さの受口を形成する。挿口部層10も同様にして
切削加工する。層9,10の一部9′,10′は、
第5図のように管Aと一体接合状態のみまま残存
する。そして挿口部残存層10′外周面に、第6
図、第7図に示す如く、シール用ゴムリング12
又はOリング嵌合溝付ゴムリング12′を接着す
るか、或いは第8図の如く、受口部残存層9′内
周面に、Oリング嵌合溝付ゴムリング13(単な
るシール用ゴムリングでも良い)を接着して完成
品を得る。
尚、切削部の強度、硬度を増加したい場合は、
硬化性樹脂単体或いはこれと充填材との混合物を
充填付設しても良い。
上例では、型材8を芯型1に装着する前に、層
9を型材8に予め形成したが、これ以外に、型材
8を芯型1に装着した後で、スプレー、塗布等適
宜手段により層9を型材8外周面に形成しても良
い。又、上例では型材8として柔軟材料からなる
帯状のものを使用したが、プラスチツク、鉄、木
などと硬質材料から割型に作製されたものを用い
ても良く、殊にダンボール、スポンジ等の安価な
材料から作製しておけば使い捨てができて便利で
ある。又、上例では、回転芯型1をその軸芯方向
に移動させたが、芯型1は回転させるだけで供給
装置2側を移動させて良い。又管材料3としては
帯状のものに限らず、流動性のあるものを芯型1
外周面に直接供給しても良い。
応用できる管としては、強化プラスチツク単管
又はプラスチツクとレジンコンクリートとの複合
管がある。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る受口付管の製造方法の実施
例を示し、第1図は全体概略平面図、第2図は要
部縦断面図、第3図〜第5図は製造工程を順に示
す縦断面図、第6図〜第8図は夫々別の後処理を
示す縦断面図である。 1……回転芯型、2……管材料供給装置、8…
…受口部形成用型材、9……層、a……受口部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転芯型1の軸芯方向所要箇所に帯状の受口
    部形成用型材8を巻き付けて装着し、この型材8
    の外周面に樹脂結合剤と多孔性充填剤との混合物
    による層9を形成し、前記回転芯型1の外周面と
    この層9の外周面とにわたつて連続的に管材料3
    を供給して所定の管を製造するとともに、この管
    の受口部a相当部分を切断して受口部aから前記
    型材8を取外した後、前記層9の内周面を所定寸
    法に切削加工することを特徴とする受口付管の製
    造方法。 2 前記受口部形成用型材8は、ゴム、紙、布、
    プラスチツクなどの柔軟材料から帯状に作製され
    たものである特許請求の範囲第1項に記載の受口
    付管の製造方法。 3 前記受口部形成用型材8は、プラスチツク、
    鉄、木などの硬質材料から割型に作製されたもの
    である特許請求の範囲第1項に記載の受口付管の
    製造方法。 4 前記混合物からなる層9は、前記型材8に対
    し、これを芯型1に装着する前に予め、型材8の
    外周面に形成することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の受口付
    管の製造方法。
JP3845078A 1978-03-30 1978-03-30 Production of pipe with socket and spigot Granted JPS54129069A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3845078A JPS54129069A (en) 1978-03-30 1978-03-30 Production of pipe with socket and spigot

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3845078A JPS54129069A (en) 1978-03-30 1978-03-30 Production of pipe with socket and spigot

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54129069A JPS54129069A (en) 1979-10-06
JPS6221618B2 true JPS6221618B2 (ja) 1987-05-13

Family

ID=12525614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3845078A Granted JPS54129069A (en) 1978-03-30 1978-03-30 Production of pipe with socket and spigot

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS54129069A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5350687B2 (ja) * 2008-06-18 2013-11-27 エバック株式会社 合成樹脂製ホースの製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51143076A (en) * 1975-06-03 1976-12-09 Sekisui Chemical Co Ltd Method of manufacture of reinforced plastic pipe having receiving inlet

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51143076A (en) * 1975-06-03 1976-12-09 Sekisui Chemical Co Ltd Method of manufacture of reinforced plastic pipe having receiving inlet

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54129069A (en) 1979-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2153139C (en) Method of making a paint roller
SU651676A3 (ru) Способ непрерывного изготовлени армированной пластмассовой трубы
US5398409A (en) Method of making a paint roller
US4200605A (en) Production of reinforced plastic pipes
JPS6221618B2 (ja)
JPS5782022A (en) Method for continuously manufacturing compound pipe
JPS5933091B2 (ja) 曲り管の製造方法
JPS6160765B2 (ja)
US3740284A (en) Method for making tubing
JPH08230058A (ja) Frp継手の製造方法およびその装置
JPS6155460B2 (ja)
JPS5931383Y2 (ja) 強化樹脂管成形用マンドレル
JPH03169532A (ja) 管ライニング材
JPS57159614A (en) Manufacture of reinforced plastic tube joint
JPS5931380Y2 (ja) 異形管成形用芯型
JPS63257627A (ja) 断熱二重管の製造方法
JPS55101421A (en) Method and apparatus for continuous preparation of specially shaped tube made of reinforced resin
JPH0120052B2 (ja)
JPS5839418A (ja) 強化プラスチツク管の成形方法
JPS6061361A (ja) ステアリングホイ−ル及びその製造方法
JPS58119822A (ja) 強化樹脂曲管の成形方法
JPS5931379Y2 (ja) 管製造装置
JPS5722027A (en) Production of curved pipe
JPS6354536B2 (ja)
JPH0345700B2 (ja)