JPS62215639A - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents

タイヤ用ゴム組成物

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JPS62215639A JP5705886A JP5705886A JPS62215639A JP S62215639 A JPS62215639 A JP S62215639A JP 5705886 A JP5705886 A JP 5705886A JP 5705886 A JP5705886 A JP 5705886A JP S62215639 A JPS62215639 A JP S62215639A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、加硫物の反撥弾性、引張ジ強度。
耐摩耗性に潰れたゴム組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
自動車に対する低燃費化の要求に伴なって、タイヤ用ゴ
ム材料、特にタイヤトレッド、タイヤアンダートレッド
ゴム材料として反撥弾性の優れた共役ジエン系重合体が
求められるようになった。従来、これら共役ジエン系重
合体Fi特公昭44−4996号公報、米国特許第59
56252号明細書、特開昭57−205414号公報
などに記載されるように、炭化水素溶媒中で有& IJ
チウム開始Wrk用いて共役ジエン化合物を重合又は共
役ジエン化合物とビニル芳香族炭化水素化合物を共1合
した後、ハロゲン化スズ化合物と反応させることにより
、得られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ハロゲン化スズ化合物を用いて、共役ジ
エン糸1合体リチウムとカップリング反応を行なう際ハ
ロゲン原子に対して過剰量のリチウム原子当量の条件で
も、ハロゲン化スズ化合物中のハロゲン原子の全ては消
費されない。そのため2官能以上のハロゲン化スズ化合
物を用いて共役ジエン系重合体リチウムをカップリング
して得られる1合体は未反応のハロゲン原子を含んだ形
でカッ7リングした重合体となっている。この様な重合
体は加熱、就床時に部分的にゲル化反応によりムーニー
粘度の上昇を起こし、又、生ゴムの熱安定性が低下し、
貯蔵時、カップリングした炭素−スズ結合が容易に切断
され、分子量が大きく、変化し、不安定であった。この
様な問題があるため、スズ−炭素結合を重合体中に含む
加硫物は、反撥弾性や引張強度、耐摩耗性などの優れた
特性が必すしも十分に発揮されていなかった。そこで本
発明は加硫物が反撥弾性、引張強度、耐摩耗性にすぐれ
、かつ1合体の熱安定性、貯蔵安定性が優れた、ハロゲ
ン化スズ化合物とカップリングして得られるブタジェン
重合体又はスチレン−ブタジエン共1合体t−ゴム成分
として含有するタイヤ用ゴム組成物を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は炭化水素溶媒中で開始剤として有機リチウム化
合物を用いてブタジェンを重合またはブタジェンとスチ
レ/と共重合した後、リチウム1グラム原子当景当シ、
ハロゲン原子当量が0.2〜1.0当量のハロゲン化ス
ズ化合物で反応させ、さらに、N、N−ジアルキルアミ
ノ芳香族アルデヒド化合物及び/又はN、N−ジアルキ
ルアミノ芳香族アセトフェノン化合物(以下N、N−二
置換アミノ芳香族化合物という)をリチウム1グラム原
子当黛当り、0.1〜1.0モル反応させて得られた、 (1)結合スチレンが40iii−%以下、軸) 結合
スチレン中、スチレン連鎖長が11個以上のブロックポ
リスチレンが10)k−*N以下であり、スチレン連鎖
長が51βI以下の短鎖ポリスチレンが80重量%以上
、 (iill  ガラス転移温度が一1l0C以上、好ま
しくは−110C〜−20C1 (M  A−二−粘度(MLL+4.1oOc)が20
〜150 であるブタジエン重合体ゴムまたはスチレンーイ々、鵬
)〒1ノー14−−゛八ルーJL1〜釦−I山w 11
X以上含有し、さらにヨウ素吸着量が759/I以上で
かつジブナルフタレート吸油量が110ym/1001
以上のカーボンブラック充填剤をゴム100重量部に対
してi0〜120重量部配合し負部るタイヤ用ゴム組成
物を提供することにある。
本発明において、1合は、ブタジェン又はブタジェンと
スチレンを炭化水素溶媒中で有機リチウム化合物を開始
剤として0°〜100Cの範囲の温度で回分式又は連続
方式で1合することによって行なう。重合溶媒の炭化水
素化合物としてiヘキサン、ヘプタン、オクタンメチル
シクロペンタン、シクロヘキサン、2−メチルブテン−
1,2−メチルブテン−2などの炭化水素化合物が単独
又は混合物で用いられる。その量は七ツマー1i量部当
v2〜10i量部の範囲で用いられる。
1合開始剤の有り9チウム化合物rrin−ブチルリチ
ウム、 5ee−ブチルリチウム、 tart−ブチル
リチウム、アミルリチウム、ヘキシルリチウム、1,4
−ジリチオブタン、1.3−ビス(1−リテyr−+、
5−ジメチルペンチル)ベンゼン。
1、 +、4.4−テトラフェニルー1,4−ジリチオ
ブタン、1,5−ビス(1−リチオ−5−メチルペンチ
ル〕ベンゼンなどが用いられる。そのmはモノマー10
0y当り0.1〜10ミリモルの範囲で用いられる。ま
たブタジェンの1,2構造をコントロールするために炭
化水素溶媒中にジエf k ! −fル、テトラヒドロ
フラン、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレ
ングリコールジプチルエーテル、ジエチレンクリコール
ジメチルエーテル、ジエチレンクリコールジエチルエー
テル、 NNN’N−テトラメチルエチレンジアミン、
1,2−ジピベリジノエタンなどのエーテル又は第5級
アミンを存在させることができる。
有機リチウム化合物を開始剤としてブタジェン又はブタ
ジェンとスチレンを1合して得られるブタジェン系1合
体アニオンとハロゲン化スズ化合物との反応はリチウム
1グラムル子当鷲当ジハロゲン化スズ化合物のハロゲン
原子当−当り 0.2〜1.0当量テ20〜j OOC
,1分〜1時間で行なわれる。
ハロゲン化スズ化合物のハロゲン原子当量が0.2当量
未満では加硫物の反撥弾性、引張強度及び加工性が劣る
。ハロゲン化スズ化合物のハロゲン原子当量が1.0当
量を越えると化コムの熱安定性が劣る。
ブタジェン系1合体アニオンはブタジェニルアニオンが
好ましくブタジェニルアニオンにすることによりハロゲ
ン化スズ化合物との反応によって共役ジエン系1合体が
スズ−ブタジエニル結合で結合され加硫物の反撥弾性、
引張強度、耐摩耗性の優れた重合体が得られる。
ブタジェン系重合体木端をブタジェニルアニオンにする
ことは重合後、1,5−ブタジェンを少量添加すること
により容易に生成されることができる。
ハロゲン化スズ化合物としてはテトラクロロスズ、テト
ラブロムスズ、トリクロロブチルスズ、トリクロロメチ
ルスズ、トリクロロオクチルスズ、ジブロムジメチルス
ズ、ジクロロジメチルスズ、ジクロロジブチルスズ、ジ
クロロスズ、 1.2−1=’ス(トリクロロスタニル
)エタン。
1.2−ビス(メチルジクロロスタニルエタン。
1.4−ビス(トリクロロスタニル)ブタン。
1.4−ビス(メチルジクロロスタニル)ジエンなどが
用いられる。
ハロゲン化スズ化合物を反応させた後、更に添加される
NN−二置換アミノ芳香族化合物が未反応のポリマー末
端の活性リチウムと反応して、ポリマー末端にN、N−
二置換アミノ芳香族化合物が導入され、その結果熱安定
性に優れ、かつその加硫物の反撥弾性、I&壊強度、耐
摩耗にすぐれた重合体が倚られる。なお、得られるスズ
−炭素結合含有ブタジェン系重合体ij N、N−二置
換アミノ芳香族化合物変性ブタジェン系重合体も含んで
いる。
N、N−二置換アミノ芳香族化合物はリチウム1グラム
原子当量当り0.1〜1.0モルの範囲で添加され、2
0〜+ooc、5分〜2時間の範囲で反応が行なわれる
。N、N−二置換アミノ芳香族化合物の友がリチウム1
グラム原子当蓋当90.1モル未満では生ゴムの熱安定
性及び加硫物の反撥弾性、破壊特性、耐摩耗が劣る。又
1.0モルを越えるとNN−二置換アミノ芳香族化合物
の未反応物が1合体中に多く残り加硫物の反撥弾性を低
下させる。
N、N−ジアルキルアミノ芳香族アルデヒド化合物とし
ては、p−ジメチルアミノベンズアルデヒド、p−ジエ
チルアミノベンズアルデヒド。
5.5−ビス(ジヘキシルアミノ)ベンズアルデヒドな
どが、N、N−ジアルキルアミノ芳香族アセトフェノン
化合物としてUp−ジメチルアミノアセトフェノン、m
−ジメチルアミノアセトフェノンなどが用いられる。
特にp−ジメチルアミノアセトフェノン、m−ジメチル
アミノアセトフェノンなどのN、N −ジアルキルアミ
ノアセトフェノン化合物、p−ジメチルアミノベンズア
ルデヒド、p−ジエチルアミノベンズアルデヒド、3.
5−ビス(ジヘキシルアミノ〕ベンズアルデヒドなどの
NN−ジアルキルアミノ芳香族アルデヒド化合物はカー
ボンブラックと良縁シする際、カーボンブランクの分散
改良剤として働らくこと、又老化防止剤としての効果t
−有しており耐老化性が改良され、さらにはリチウム末
端ポリマーへの反応性上好ましい。N、N−ジアルキル
ベンゼンの様な化合物はアルデヒド、ケトンなどの官能
晶がないためブタジェン系重合体アニオンと反応しない
ため効果がない。
本発明の共役ジエン系1合体のムーニー粘度ML、+4
100 G )は20〜150であるが、これは20未
満では加工性か良いが、反撥弾性、引張強度、耐摩耗性
が低下し、一方、150を超えると加工性が悪くなるか
らである。
共役ジエン糸重合体のカラス転移温度(Tg)は、走査
熱量計で(nsa)で測定されるもので一2OC以下で
あることが必要である。Tgが一2OCを超えると反撥
弾性及び引張強度、耐摩耗性に劣るため好ましくない。
Tgが一1l0C以下の重合体は、有機リチウムを開始
剤とする重合では製造が困難である。
本発明の共役ジエン系重合体のガラス転移温度(1g)
は共役ジエン重合体のミクロ構造(1,2構造)をコン
トロールするか又は共重合体中のスチレン量をコントロ
ールすることによシー110Cから−200の範囲で任
意に変えることができる。
本発明のゴム組成物においては、ゴム100重量部に対
して20〜120重量部のカーボンブランクを配合する
。カーボンブランクが20重量部未満では、補強効果が
なく、120重量部を超えると混11り時の作業性が悪
化し好ましくない。又、カーボンブラックとしては、破
壊特性、耐摩耗性゛をより高めるため、ヨウ素吸着量が
75mg/i以上でかつジブチル7タレート吸油量が1
1QWLt/10(ii1以上である、カーボンブラッ
クが好まし−がこのカーボンを使用すると加硫物の反撥
弾性が低くな)発熱性能が悪化する。そこで本発明では
、スチレン−ブタジエン共重合体ゴムにおいてスチレン
連鎖長が5個以下のポリスチレンが結合スチレン全体の
80重量X以上となる、ランダムスチレン−ブタジエン
共重合体が加硫ゴムにした場合破壊強度、耐摩耗性が上
昇し反撥弾性も高くなることを見出した。
本発明のブタジェン系1合体は、単独又は天然ゴム、シ
ス−1,4−ホリイソプレン、乳(t1合スチレンブタ
ジェン共1合体、溶液重合スチレンブタ′ジエン共重合
体、高シス−1,4−ポリブタジェン、低シス−1,4
−ポリブタジェン、ハロゲン化ブチルゴムから1種また
は2種以上とブレンドして使用される。本発明のゴム組
成物に於いて本発明の]k全体は、少なくとも50重量
%含まれることが必要でそれ以下では目標とする諸物性
が得られず好ましくない。
また本発明の共役ジエン糸重合体は必要に応じて高芳香
族プロセス油、ナフテン系プロセス油などで油展して使
用することができる。
本発明の共役ジエン系重合体は通常の加硫ゴム用配合剤
を加え加硫を行ない、トレッド、アンダートレッド、サ
イドウオール、ビード部分などタイヤ用途に用いること
ができる。
〔実施例〕
以下、実施例によυ本発明を更に説明する。
本発明のブタジェン系1合体中のスチレン、ブタジェン
の含量は100 MHz ’H−NMR(日本電子M)
から求めた。
ホリブタジエン部分のミクロ構造はり、モレ口らの方法
(Ohem+、e Ind、、Mol 41 p 75
8 :1959)により求めた。
スチレン−ブタジエン共重合体のスチレン連鎖分布の測
定はオゾン分解−ゲルバーミエーションクロマトグラフ
法(GPC)により(Polymer、Vol、  2
2 、1981田中ら、P1721〜1725)求めた
加硫物の引張り特性はJIS K 6501に従って測
定した。反撥弾性はタイヤトレッドの転がり摩擦抵抗の
指標とするため70Cでダンロップトリプンメーターで
測定した。生ゴムの熱安定性は1001の重合体をガラ
ス製テストチューブに入れ90C空気下で、5日間熱老
化し、ムーニー粘度を測定した。
窒素置換された内容積5−eの反応器に表−1に示す処
方に従ってシクロヘキサン、スチレン、1.5−ブタジ
ェン、テトラヒドロフランを仕込んだ後、重合反応を行
なった。1合転化率が95%85CK達した時点で1,
5−ブタジェンを1077添加し、10分間引き続き重
合を行なった。その後、表−1に示す、カップリング剤
及びその′jjiを添加し、反応を行なった。1合体は
重合体溶液に2yの2.6−シーtart−ブチル−p
−クレゾールを添加した後、スチームストリッピングで
脱溶媒し、100C熱ロールで乾保を行なって得た(ポ
リマーA−K)。得られた1合体を表−2に示す配合処
方に従ってプランベンタープラストミル及びロールで混
Isり配合して145Cで20分間加硫を行なった。1
合体の特性値を表−5に、加硫物の性質を表−4に示す
実施例1において、シクロヘサ7.1.5−ブタジェン
、テトラヒドロフラン全仕込み、後添加の1,5−ブタ
ジェンを使用しないで1合?行なった外は、実施例1と
同様に行なった(表19゜得られた重合体り、M、N1
0、P、Qの特性値を表−5に加硫物の注5iit−表
−4に示す。
本発明の共役ジエン糸重合体を用いないか(比較例11
)、503kit%以下のjjkを用いるか(比較例1
2,15)カーボンブラックを20gjli部未溝の盆
で用いるか(比較例14)、カーボンブラックにHAF
’i用いる(比較例15)外は、実施例1と巨1様に行
なった。加硫物の性質を表−4に示す。
〔注〕冬j  5n−A:四塩化スズ 5n−Bニジブチルジクロロスズ +2a二p−)メチルアミノベンズアルデヒドb:p−
ジメチルアミノアセトフェノンCニジメチルアミノベン
セン 肴50内はn−ブチルリチウム1グラム当量当りのハロ
ゲン化スズのノ為ロゲン原子当量 0表−2) 配合処方 ポリマー          100 ISAFカーボン      表−4に示すステアリン
酸          2 ZnO5 老化防止剤810 J A 1)I Tp 2)      0.8 促進剤 D P G 3)0.6 D M A)      1.2 イ   オ   ウ                
           1・51)N−フェニルーゾー
イングロピル P−7二二レンジアミン 2)ンジウムージプチルジチオカーパメート3〕 ジフ
ェニルグアニジン リ ジベ/ゾチアジルジスルフイド (表− A         61           20
         4.1B         62 
         20         3.2G 
        60           20  
       5.ID         61   
       20         2,5K   
      55          20     
    2.5F         6 1     
      20         2.1G    
     61          20      
   5.5H61212,4 161202,5

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭化水素溶媒中で、開始剤として有機リチウム化
    合物を用いて、ブタジエンを重合するか、またはブタジ
    エンとスチレンと共重合した後、リチウム1グラム原子
    当量当り、ハロゲン原子当量が0.2〜1.0当量のハ
    ロゲン化スズ化合物と反応させ、さらにN,N−ジアル
    キルアミノ芳香族アルデヒド化合物及び/又はN,N−
    ジアルキルアミノ芳香族アセトフェノン化合物をリチウ
    ム1グラム原子当量当り0.1〜1.0モル反応させて
    得られた、 (i)結合スチレンが40重量%以下、 (ii)結合スチレン中、スチレン連鎖長が11個以上
    のブロックポリスチレンが10重量 %以下であり、スチレン連鎖長が5個以下 の短鎖ポリスチレンが80重量%以上、 (iii)ガラス転移温度が−110℃ないし−20℃
    、 (iv)ムーニー粘度(ML_1_+_4、100℃)
    が20〜150 であるブタジエン重合体またはスチレン−ブタジエン共
    重合体を原料ゴム中30重量%以上含有し、さらにヨウ
    素吸着量が75mg/g以上でかつジブチルフタレート
    吸油量が110ml/100g以上のカーボンブラック
    充填剤をゴム100重量部に対して20〜120重量部
    配合してなるタイヤトレッド用ゴム組成物。
  2. (2)ハロゲン化スズ化合物がブタジエン系重合体とス
    ズ−ブタジエニル結合で結合する特許請求の範囲第1項
    記載のスズ−炭素結合含有タイヤ用ゴム組成物。
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