JPS62215052A - 編機におけるキヤリジ駆動用交流モ−タの制御装置 - Google Patents

編機におけるキヤリジ駆動用交流モ−タの制御装置

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JPS62215052A
JPS62215052A JP5122886A JP5122886A JPS62215052A JP S62215052 A JPS62215052 A JP S62215052A JP 5122886 A JP5122886 A JP 5122886A JP 5122886 A JP5122886 A JP 5122886A JP S62215052 A JPS62215052 A JP S62215052A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の!!FIIlな説明 (産業上の利用分野) この発明は編機におけるキ1!リジを駆動する交流上−
夕の制御I装置に係り、特に交流モータを適確に停止さ
せるための制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、側床上に左右摺動可能に装置されたキャリジを駆
動する交流モータを停止させるための制御手段として、
第一に交流モータの駆&回路に正転駆動用ソリッドステ
ートリレー(以下SSRと記載)と逆転駆動用SSRと
を設け、さらに交流モータを停止させるための直流電流
を通電するブレーキング用SSRを設け、前記正転駆動
用SSR及び逆転駆動用SSRをオフした状態でブレー
キング用SSRをオンし、交流モータに直流(脈流)の
ブレーキング電流を流して交流モータの回転磁界を固定
し、同モータを停止させる方法がある。
また、第二の手段として正転駆動用SSRと逆転駆動用
SSRとで交流モータの駆動回路を構成し、例えば正転
していた交流モータを停止させるときには正転駆動用S
SRをオフし、次にタイマーにより予め設定した時間だ
け逆転駆動用SSRをオンして交流モータを制動状態に
し、はぼ回転速度がU口になったと想定されるときに逆
転駆動用SSRをオフする停止制御方法がある。
さらに、第三の手段として交流モータの駆動回路に正転
駆動用SSRと運転駆動用SSRとを設【プ、さらに交
流モータの回転数と回転方向それぞれを検出さVるため
の二眼式ホトインタラプタを内蔵した二相信号出力可能
なエンコーダを設けて二相信号をマイクロコンピュータ
に入力し、マイクロコンピュータで停止制御さける方法
があり、この方法は例えば交流モータが正転している状
態から停止させるときは正転駆動用SSRをオフし、次
に逆転駆動用SSRをオンすることにより回転磁界を逆
転させ、交流モータを制動状態にして回転速度を減少さ
せ、回転速度減少過程まで前記エンコーダによりモータ
の回転数を監視し、モータの回転数がほぼゼロになる付
近で逆転駆動用SSRをオフすることによりモータを停
止させる停止II I11方法である。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来のキャリジ駆動用交流モータ停止制御手段のう
ち、第一の停止uJ m手段では比較的高価な正逆転駆
動用SSR以外に同様のブレーキング用SSRを必要と
するため、コストアップ要因になり、さらに交流モータ
に通電するブレーキング電流が大ぎいため、電源回路及
びブレーキング用SSRに高負荷がかかり、信頼性の低
下を招くという問題があった。
また、前記第二の停止11il1手段は非常に簡単な構
成で、かつ安価な手段であるが、ri源電電圧変動した
場合、もしくは負荷の大小に応じて交流モータが停止す
るまでの時間が大きく変動するため停止精度が悪く実用
的でないという問題があった。
さらに前記第三の停止制御手段では比較的高価な前記二
相出力式のエンコーダが必要であり、かつ処理能力の高
いマイクロコンピュータを使用することが必要であるた
めコストが高くなるという問題があった。
そこで本発明においては安価な単眼のホトインタラプタ
を使用し、かつ処Iq!能力の低いマイクロプロセッサ
を用いても移動中のキャリジを所定の位置もしくは希望
する任意の位置で適確に停止させることができるように
交流モータを制御することを解決すべき技術的課題とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 前記at題解決のための技術的手段は、特に交流モータ
に正転駆動電流及び逆転駆動電流を通電さける七−夕駆
動回路と、一定日周角度間隔で任意数のスリットが形成
されかつ前記交流モータの回転に連動する回転板と、前
記回転板のスリットを検出する毎にスリット検出信号を
出力する単眼のホトインタラプタと、外部から停止指令
信号が入力されたとき前記交流モータがそれまで回転し
ていた回転方向対応の駆動信号の出力を停止させると共
に反対の回転方向対応の駆動信号をモータ駆動回路に出
力して交流モータを制動状態にさせ、かつ前記ホ!・イ
ンタラプタからのスリット検出信号の入力時間間隔が予
め設定された停止判定時間を越えたとき、もしくはその
停止判定時間を越え<Kい場合でもスリット検出信号の
入力時間間隔が首記停止判定時間よりも小さな所定の基
準判定時間以上であって今回のスリット検出信号の入力
時間間隔が前回のそれよりも小さくなったとき前記駆動
信号の出力を停止させる駆動停止制御装置とを備えた構
成にすることである。
(作用) 前記構成の編機におけるキャリジ駆動用交流モータの制
a++装置によれば、外部から駆動停止、制御装置に停
止指令信号が入力されると駆flJ停止制御装aは交流
モータがそれまで回転していた回転方向対応の駆動信号
の出力を停止すると共に、反対の回転方向対応の駆動信
号をモータ駆動回路に出力して交流モータを制動状態に
させる一方、単眼のホトインタラプタから出力されるス
リット検出信号を入力して同信号の入力時間間隔が予め
設定された停止判定時間を越えたとき、もしくはその停
止判定時間を越えない場合でもスリット検出信号の入力
時間間隔が前記停止判定vRIFilよりも小さな所定
の基準判定時間以上であって、かつ、今回のスリット検
出信号の入力時間間隔が前回のそれよりも小さくなった
とき交流モータが停止したと判断して前記駆動信号の出
力を停止する作用をする。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明する
。始めに、IQ機本体を説明し、しかるのちに電気雪−
制御回路及び制御作用について説明する。
キ11リジ駆!l1g 11を茄えた編機を正面から表
わした第1図において、固定台(テーブル)1上には多
数本の編針を左右方向に列設した孟1床2がクランプ体
3を介して固定されている。前記針床2上にはキャリジ
4が左右方向へ摺動可能にvt着され、このキャリジ4
の上面には、上部に水平状のグリップ?A5aを備えて
門形状をなす操作ハンドル5が起立状に取付【プられて
いる。
次に、キャリジ4を左右方向へ往復移動させるキャリジ
駆動装置について説明すると、前記固定台1上には左右
方向に長尺の固定バー6が、その前端に固着された取付
片6aにおいて、前記クランプ体3によって固定されて
いる。前記固定バー6の左右両端部には、側面形状が略
り字状をなす一対の支柱7が、左右方向へ移11+調整
可能にかつ妄1床2の左右両端面と当接した状態におい
て、立設されている。
一対の支柱7の上端には取付片7aが前方へ向けて延出
されており、これら両取付片7aの下面には、前記キャ
リジ4の上面より所定の高さを隔てかつ下部にガイドレ
ール8aを僅えた断面チャンネル形の支持体8が左右方
向に水平状に架設されている。前記支持体8の内部には
、例えばコンデンサモータ等の可逆の交流モータ9を駆
動源とするベルト駆動機構が内設されている。すなわち
、支持体8の一端部(第1図では右端部)には、可逆モ
ータの出力軸に対し第3図に略式図示した減速機構38
を介して連繋された駆動の案内輪11が回転可能に内設
され、同支持体8の他端部には従動の案内輪12が回転
可能に内股されている。
そして、これら両案内輪11.12の間には前記交流モ
ータ9によって、正逆回11Jされる駆動ベルト13が
張設されている。なお、交流モータ9は、支持体8の一
端部前面に固定されたモータケース14内に内!されて
いる。その交流モータ9の出力軸39には、冷W用ファ
ン及び円形の回転板(いずれも図示せず)が固定支持さ
れ、その回転板にはその回転方向に等角度づつ隔てて1
2個のスリットが穿設される。さらにモータケース14
の片側に形成された制御ボックス15には、交流モータ
9の回転、停止、逆転等をit、IJ御し、次に述べる
キャリジ駆動体16と共にキャリジ4の左右方向の移動
幅を側面する制御装置が内蔵されるとともに操作面には
後述のモード切換スイッヂ、キャリジの方向表示器、段
数計等が配設されている。
前記支持体8には、その内部に配設された駆動ベルト1
3の下側直線部分13aの一部とベルト連結片17によ
って連結されたキャリジ駆動体16が装着されている。
このキャリジ駆動体16は、支持体8のガイドレール8
aによって前記針床2のほぼ全長にわたって往復移動案
内されるもので、その両端部には、前記ガイドレール8
aの外側面(下面)に沿って転動する左右2個の外側案
内ロー518が、水平方向のローラ軸19回りに回転自
在に取付けられている。さらに、キャリジ駆動体16の
中央部には、前記両外側案内ローラ18の中間部に位d
しかつ前記ガイドレール8aの内側面(上面)に沿って
転勤する1111の中間案内ローラ21が、O−ラ軸2
2の軸回りに回転自在に取付けられている。
前記キャリジ駆動体16の下端部には、同駆動休16と
前記キャリジ4とをll1Il脱可能に連結するキャリ
ジ連結片24が、回動可能に取付1ノられている。この
キャリジ連結片24の下端部には、前記キトリジ4の操
作ハンドル5の起立部5bと嵌合する連結部を備えた溝
状連結部24bが形成さている。
したがって、キャリジ4の操作ハンドル5の起立部5b
に対し、キャリジ連結片24の溝状連結部5bが嵌合し
ている状態において、交流モータ9を作動すると、モー
タの出力軸39、減速機構38、駆動の案内輪11を介
して駆動ベルト13が正逆方向へ駆動される。すると、
駆動ベル1−13と共にキャリジ駆動体16及びキャリ
ジ連結片24が左右方向へ一体に往復移動され、これに
よって、キャリジ4が針床2上に沿って動がされ、編目
が編成される。
また、前記&J mボックス15の操作面には、第2図
に承りようにキャリジ4の左もしくは右移初方向を表示
さゼる方向表示ランプOL、JG成モードが連続モード
か断続モードかを選択させるモード切換スイッチMS、
編成段数が設定されて設定段数の編成が終了したとき終
了信@ずなわら、ゼ1コ信号を出力する段数計N、及び
編幅を設定する編幅設定スライドWSS電源周波数(5
011zらしくは5QIIz)を選択させる周波数選択
スイッチFS1及び2段階の負荷レベルのいずれかを選
択させる負荷レベル選択スイッチLSが取付【プられる
なお、方向表示ランプD Lは右方向表示ランプDLR
と左方向表示ランプDLLとを備え、後述のマイクロプ
ロセッサCPUがらキャリジ4の右移動方向表示信号も
しくは左移動方向表示信号が出力されたとき点灯表示す
る。
前記交流モータ9の左側に隣接された編幅ストローク変
更装置B1は、第3図に示すように、前記交流モータ9
の出力軸39の前端に位置する駆動ギセ74が設けられ
ている。駆動ギヤ74の左側に噛合う小ギヤ75が軸7
6にて回転可能に軸支されると共に、同小ギヤ75の左
側に噛合う大ギヤ77を有する駆動スプロケット78が
軸79にて回転可能に軸支されている。また、従動スプ
ロケット80が軸81にて回転可能に軸支されている。
駆動スプロケット78と従動スプロケット80には、正
道運動体であるところの、内歯を有する正逆運動ベル1
−82が掛装されている。正逆運動ベルト82は、前記
交流モータ9の駆動により駆動ベルト13の正逆回転と
同一方向へ回転される。
前記編幅設定スライドws、wsには第3図に示ずボー
ル素子からなる位置センサー85R,85Lが固着され
る。
また前記正逆運動ベルト82の上側辺には信号発生手段
であるところの永久磁石96を備えた支持部材97が設
けられており、永久磁石96が前記位置センサー85R
もしくは85Lに近接したとぎ永久磁石96が近接した
位置センナ−85Rちしくは85Lから位置信号(ター
ン位置信号)が出力される。
なお、制御ボックス15のハウジング41の左上部には
、前記正逆運動ベルi・82の反転回数をカウントしう
る前記段数KI Nが装面されると共に、同ハウジング
41の内部には後述の電気制御回路を構成するメイン基
板(図示省略)が内臓される。
なお、第1図及び第2図に示すように例えばフットスイ
ッチS/Sがスタートストップスイッチとして用いられ
、そのリード線が同ハウジング41内の前記メイン基板
に接続される。
M1記制御ボックス15によって、キャリジ4を左右方
向に摺動させるi合には、交流モータ9が駆動されるこ
とによって、駆動ベルト13が回転されると共に、その
駆動ベル1−の回転に伴って正逆運動ベルト82が模擬
的に回転される。そして、支持部材97の永久磁石96
が編幅設定スライドWSのどちらかの位置セン’J−8
5R1もしくは851−上に位置すると、同磁石96の
磁気を感知した位置センlt−85R1もしくは85L
から位置信号を発生し、この位置信号に基づいて後述の
電気制御回路が作動して、前記交流モータ9の回転が反
転される。この繰返しによって、キl’リジ4が4床2
上に沿って左右方向に往復摺動される。
しかして、編幅設定スライドws、wsの位置を左右方
向に退官移動操作することによって、前記交流モータ9
の反転時期が変更され、よってキャリジ4のス1−〇−
りが編物のコース幅に応じた酊に変更される。
次に、本実施例の編機の電気制御回路について第4図に
従って説明する。
図に示すように主制御部はマイクロプロセッサCPUで
構成され、マイクロプロセッサCPUには前記永久磁石
96が位置検出センサ85Rもしくは85mに近接した
とき、位置検出センサ85Rもしくは85mからそれぞ
れ出力される位置信号、ずなわちキ17リジ4が右もし
くは左にターンするためのターン位置信号、キャリジ4
の移動を開始させるとき、もしくはキせリジ4の移動を
停止させるとぎに操作されるttIgL!フットスイッ
ヂS/Sからの操作信号、編成が第1の移動モードの連
続編成であるか第2の移動モードの1gi続編成で行う
かを設定させるためのモード切換スイッチMSからのモ
ード信号、前記段数計Nで設定された編成段数が終了し
たとぎに段数計Nから出力される設定編成段数終了信号
(ゼロ信号)、それに前記周波数選択スイッチFSから
の50112もしくは60Hz周波数選択信号、及び前
記負荷レベル選択スイッチLSからの負荷レベル信号、
さらには前記交流モータ9の出力軸39と共に回転する
図示しない回転板に形成された12個から成るスリット
のそれぞれを検出する毎に信号を出力づる単眼のホトイ
ンタラプタPH1からの信号が入力される。
一方、マイクロプロセッサCPUの出力信号としては、
前記交流モータ9に右回転駆動電流を通電させるソリッ
ドステートリレー(以下5SRIと記載)に出力する右
回転駆動信号と、左回転駆動電流を通電させるソリッド
ステートリレー(以下5SR2と記載)に出力する左回
転駆動信号と、キャリジ4の移動方向を表示させる方向
表示ランプDLの右表示ランプDLR,左表示ランプD
LLに出力される右方向表示信号及び左方向表示信号と
がある。なお、本実施例においてはマイクロプロセッサ
CPUの内部タイマの最小時間を1ミリ秒とする。
次に、本実施例の作用のI!要を第4図に従って説明し
、さらに第5図の停止制御フローチャートに従って交流
モータ9の停止制御作用を説明する。
最初、フットスイッチS/Sが押されるとマイクロプロ
セッサCPUは前記5SR1に右回転駆動信号を出力し
、SSR1をオンして交流モータ9に右回転駆動電流を
通電させ、交流モータ9を右回転させる。交流モータ9
が一定時間後定常回゛転状態になってからマイクロプロ
セッサCPUは前記ホトインタラプタPHIから出力さ
れるパルス状のスリット検出信号を入力し、スリット検
出信号が入力される毎にその入力時間間隔を計測する。
この入力時間間隔が、前記周波数選択スイッチFSの周
波数選択信号と前記負荷レベル選択スイッチLSの負荷
レベル信号とによって定められる過負荷判定時間以上で
あるかどうかを比較し、過負荷判定時間以上であれば過
負荷と判定して右回転駆動信号の出力を停止し、交流モ
ータ9を停止させる一方、過負荷判定時間に満たなけれ
ば適正負荷と判定して回転を継続させる。
交流モータ9がキVリジ4を左右移動させて前記段数計
Nで設定された段数の編成を終了したとき、もしくはフ
ットスイッチS/Sが再度押されたとき、マイクロプロ
セッサCPUは停止信号が入力されたと判断して前記S
SR1に対する右回転駆動信号の出力を停止する一方、
前記5SR2に対して左回転駆動信号を出力し、交流丘
−夕9を制動状態にさせる。交流モータ9の回転数が低
下する過程でマイクロプロセッサCPUは前記ホトイン
タラプタPHIからのスリット検出信号の入力時間間隔
を計測し、この入力時間間隔が予め設定された停止判定
時間を越えたとぎ、もしくはその停止判定時間を越えな
い場合でもスリット検出信号の入力時間間隔が、停止判
定時間より短かく定められた別の基準判定時間以上にな
り、かつ、今回のスリット検出信号の入力時間間隔が萌
回のそれよりも小さくなったときに交流七−夕9が停止
したと判断して5SR2に対する左回転駆動信号の出力
を停止する。
本実施例においては交流モータ9にj@ fJJ回転す
る前記円板に形成されたスリットの数は12に定めた。
もし、円板に形成されたスリット数が例えば100以上
有り、入力されるスリット検出信号の入力間隔に十分対
処出来るような処理能力の高いマイクロプロセッサCP
Uを使用し、かつ前記停止判定時間を短かく設定した場
合には交流モータ9の停止精度を上げることができる。
しかしながら本実施例のようにスリットの数が12であ
り、マイクロプロセッサCPUに内蔵されたタイマーの
最小時間が1ミリ秒のような低処理能力のマイクロプロ
セッサCPUを使用した場合には実験的に停止判定時間
を例えば16ミリ秒(交流モータ9の反転1/J動時に
おける速度曲線とエンコーダのスリット数との関係から
最適に決定できる時間)に設定している。もし、停止判
定時間が例えば30ミリ秒に設定された場合には立上が
りの早い交流モータ9が使用されていると交流モータ9
が反転して加速状態に入り逆転してしまう恐れがあり、
逆に停止判定時間を例えば10ミリ秒に設定した場合に
は交流モータ9が停止しないうちに停止したと判定する
恐れがある。
次に、マイクロプロセッサCPUの処理能力が低いとぎ
、すなわちマイクロプロセッサCPLIの内部タイマー
の最小基準時間が長いマイクロプロセッサCPUを使用
した交流モータ制御装置による停止制御作用を第5図の
停止制御フローチャートに従って説用する。
初めに第5図に示す停止!1ullフローチャートのス
テップ5TP2及び5TP5に示されるSは前記ホトイ
ンタラプタPHIの出力信号が立上ったときにセットさ
れ、マイクロプロセッサCPUがS雷1かどうかを調べ
たあとにリセットされる。
また、ステップ5TP6に示される王は1ミリ秒毎に1
となり、マイクロプロセッサCPU/fiT=1かどう
かを調べたあとはリセットされる。ざらにステップ5T
P4.ステップ5TP7.ステップ5TP8.ステップ
5TPIO,ステップ5TP11.ステップ5TP12
及びステップ5TP13に示されるBは4ビツトのレジ
スタであり、前記ホトインタラプタPH1からのスリッ
ト検出信号の今回の計測における入力時間間隔を記憶す
るものである。また、ステップ5TP3.ステップ5T
P9.ステップ5TP10.ステップ5TP11及びス
テップ5TPI 2に示されるTCは前記Bと同様に4
ビツトのレジスタであり、前記ホトインタラプタPHI
からのスリット検出信号の前回の計測における入力時間
間隔を記憶するものである。
マイクロブ0セツサCPUにフットスイッチS/Sもし
くは段数計Nから停止指令信号が人力されると、マイク
ロプロセッサCPUはステップ5TPIにおいてそれま
で回転していた回転方向対応の駆動信号の出力を停止し
、それまで回転していた回転方向と反対の回転方向対応
の駆動信号を対応するSSRに出力し、交流モータ9に
対して減速する方向の駆?h電流を通電させる。ステッ
プ5TP2において前記Sをリセットし、ステップ5T
P3において前記TCをクリアし、ざらにステップ5T
P4において前記Bをクリアする。ステップ5TP5に
おいてS=1かどうかを調べ、S−1ならばステップ5
TP9に進み、S=0ならばステップ5TP6に進む。
ステップ5TP6においてT==1かどうかを調べ、T
−1ならばステップ5TP7に進みT=0ならばステッ
プ5TP6の実行を繰返す。ステップ5TP7において
Bの内容を1だけ増加し、ステップ5TP8でBの内容
が16ミリ秒に達した・かどうかを調べ、16ミリ秒に
達していなければステップ5TP5に戻り、16ミリ秒
に達したならばステップ5TP14に進む。
一方、ステップ5TP9においてTCが実験的に定めら
れた基準判定時間6ミリ秒より大きいかどうかを調べ、
TOが6ミリ秒より大きくなければ何の判定も眩ずにス
テップ5TP12に進み、TCが6ミリ秒より大きい場
合はステップ5TP10に進む。ステップ5TP10に
おいて今回計測したスリット検出信号の入力時間間隔が
前回のそれよりも小さいかどうかを調べ、今回計測した
入力時間間隔が小さければ交流モータ9が反転したとみ
なしてステップ5TP14に進み、そうでなければステ
ップ5TP11に進む。ステップ5TP11において今
回計測した入力時間間隔が前回のそれと比較して差が4
ミリ秒を越えているかどうかを調べ、周差が4ミリ秒を
越えていれば次のスリット検出信号が入力されるまでの
間に交流モータ9が反転する恐れがあるとしてステップ
5TP14に進み、周差が4ミリ秒を越えていなければ
ステップ5TP12に進む。ステップ5TP12におい
て今回計測したスリット検出信号入力時間間隔を次回の
計測に僅えてレジスタTCにメモリさせステップ5TP
13に進む。ステップ5TP13においても次回の計測
に儒えてレジスタBをクリアし、そのあとステップ5T
P6に戻る。
ステップ5TP14においてはマイクロプロセッサCP
Uから前記5SRIもしくは5SR2に対する駆動信号
の出力を停止し、次のステージへと進む。
以上のフローチャートの特に前記ステップ5TP9.ス
テップ5TP10及びステップ5TP11におけるソフ
ト上の処理により、単眼のホトインタラプタでも回転方
向の判定が可能であり、かつ交流モータ9の停止2;差
を減少させることができる。
次に第6図に基づいて前記フローチャートのステップ5
TP9.ステップ5TP10及びステップ5TP11に
おける処理の有効性を具体的に説明する。第6図は定常
状態で交流モータ9が回転しているときにマイクロプロ
セッサCPIJに外部から停止指令信号が入力され、そ
れまで回転していた方向の駆動信号の出力が停止される
一方、反対方向の駆動信号が出力されて交流モー99が
制動状態になったときの前記各スリットの通過時間を縦
軸に、また対応するスリット番号を横軸にとったグラフ
を示したものである。第6図中ラインAは交流モータ9
が適正に停止したときのグラフであり、またラインBは
少し逆転して停止したときのグラフで、さらにラインC
は完全に反転してしまったときのグラフを示したもので
ある。
前記フローチャートのステップ5TP9においてTC≦
6ミリ秒ならば何も判定しない理由は逆転$り動状態直
後の各スリット通過時間があまり増加せず、またマイク
ロプロセッサCPUの内部タイマーの最小時間が1ミリ
秒という大きさのため測定時間は±1ミリ秒の誤差を持
ちうる。そのためもし、ステップ5TP9を実行するこ
となく直接ステップ5TP10を実行すれば、交流モー
タ9がまだほとんど停止していないのにすでに逆転した
と判断してしまって交流モータ9に対する駆動電流を遮
断してしまうため、しばらくの間交流モータ9は回り続
けてしまう。
一方、702749秒の場合、ラインCのようにB<T
Cが成立すると交流モータ9は必ず反転している。また
、ラインBのように702749秒の条件のもとでB−
TC>4ミリ秒のときは戻り出、すなわち停止誤差が大
きくなるのでbの時点で交流モータ9に対する駆動電流
を遮断する。
従ってステップ5TP11では交流モータ9の減速量を
計算し、設定値と比較して交流モータ9が戻り過ぎない
ようにしている。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、単眼のホトインタラプタ
を用いてスリット数を極端に減少させたロータリエンコ
ーダを構成し、かつ制御回路として処理能力の低いマイ
クロプロセッサを用いてブレーキング用SSRを設ける
ことなく交流モータを適正に停止させることができるた
め、交流モータの制御装置を構造簡単にして安価に構成
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は編機全体を示す正面図、第2図は制御ボックス
外観図、第3図は編機の略体斜祝図、第4図は電気制御
回路図、ITS図はIIJ御フローチャート図、第6図
は作用説明図である。 2・・・針床 4・・・キャリジ 9・・・交流モータ S/S・・・フットスイッチ CPU・・・マイクロプロセッサ PH1・・・ホトインタラプタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 針床上に左右摺動可能に装置されたキャリジを交流モー
    タにより駆動するようにした編機において、 前記交流モータに正転駆動電流及び逆転駆動電流を通電
    させるモータ駆動回路と、 一定円周角度間隔で任意数のスリットが形成されかつ前
    記交流モータの回転に連動する回転板と、前記回転板の
    スリットを検出する毎にスリット検出信号を出力する単
    眼のホトインタラプタと、外部から停止指令信号が入力
    されたとき前記交流モータがそれまで回転していた回転
    方向対応の駆動信号の出力を停止させると共に反対の回
    転方向対応の駆動信号をモータ駆動回路に出力して交流
    モータを制動状態にさせ、かつ前記ホトインタラプタか
    らのスリット検出信号の入力時間間隔が予め設定された
    停止判定時間を越えたとき、もしくはその停止判定時間
    を越えない場合でもスリット検出信号の入力時間間隔が
    前記停止判定時間よりも小さな所定の基準判定時間以上
    であつて今回のスリット検出信号の入力時間間隔が前回
    のそれよりも小さくなつたとき前記駆動信号の出力を停
    止させる駆動停止制御装置とを備えたことを特徴とする
    編機におけるキャリジ駆動用交流モータの制御装置。
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