JPS62214546A - デイスク駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気記録媒体、光情報記録媒体等の記録媒
体を回転駆動して、記録媒体に対して記録または／およ
び再生をおこなうディスク駆動装置に関する。

〔従来の技術〕

ディスク駆動装置の一例として、本出願人の出願に係る
実開昭５９−１０７７９２号公報に開示された記録再生
装置がある。これを第５図ないし第７図に示し、この従
来例を同図に基づいて説明する。

磁気ディスク５１は、硬質合成樹脂で成形されたディス
クカートリッジ５２内に回転自在に収納され、カートリ
ッジ５２の中央部に設けた透孔５３より磁気ディスク５
１を中央で挟着したハブ５４が露呈し、カートリッジ５
２の所定位置に形成された磁気ヘッド挿入口５５の下部
には金属板からなる閉鎖部材５６が回動可能に配置され
ている。

一方、記録再生装置の本体６１の前枠６１ａにカートリ
ッジ挿入口５９とイジェクトボタン６０とを設け、カー
トリッジ挿入口５９の後方には、本体１１の両側壁にそ
れぞれ形成した鍵形の孔６４に案内されるローラ６５を
側部に設けたカートリッジホルダ６６が配置されている
。このカートリッジホルダ６６は、本体６１との間に設
けた引張りばね６７にて常に、前枠６１ａ方向でかつ下
方に付勢され、ディスクカートリッジ５２が挿入されな
い時は、第６図に示すように前記引張りばね６７により
ローラ６５は前記孔６４の水平部６４ａの先端に位置し
ている。

また、第５図に示すように、カートリッジホルダ６６の
前方上部には、磁気ディスク５１のハブ５４をターンテ
ーブル６９に押圧する押え部７０の支持部７１が設けら
れている。さらにカートリッジホルダ６６の後端部には
、カートリッジ５２の先端と当接する下方へ折曲した折
曲部７５がある。

前記イジェクトボタン６０には、本体６１の側壁に設け
た長孔７６に案内されるビン７７ａを側部に設けたスラ
イド板７７が連結されている。このスライド板７７には
、前記鍵形の孔６４の垂直部６４ｂにて前記ローラ６５
と当接可能な傾斜部７８が設けられている。

従って、ディスクカートリッジ５２をカートリッジ挿入
口５９からカートリッジホルダ６６に挿入して、折曲部
７５を押圧すると、ローラ６５が鍵形の孔６４の垂直部
６４ｂ上に達たときに、引張りばね６７の弾性力にてロ
ーラ６５が垂直部６４ｂの下部へ移動すると共にカート
リッジホルダ６６も下方へ押下され、ロード状態になる
。すると、カートリッジホルダ６６に設けられる押え部
７０にて、磁気ディスク５１のハブ５４がターンテーブ
ル６９に押圧され、磁気ディスク５１の回転が可能な状
態になるとともに、磁気ディスク５１が磁気ヘッド７２
側へ押圧され、記録／再生可能な状態になる。

ロード状態にあるカートリッジホルダ６６をロード前の
状態に戻すには、イジェクトボタン６０を内方へ押す。

すると、鍵形の孔６４の垂直部６４ｂの下部に位置して
いるローラ６５を押上げ部材７７の傾斜部７８で押上げ
、ローラ６５が傾斜部７８と前記垂直部６４ｂに挾持さ
れた状態で上昇し、水平部６４ａ部分に達すると傾斜部
７８とローラ６５との当接関係がなくなるため、カート
リッジホルダ６６の引張りばね６７の作用にて、ローラ
６５は水平部６４ａの先端部に移動する。このローラ６
５の移動と共に、カートリッジホルダ６６も上昇し、カ
ートリッジ挿入口５９側へ移動してロード状態前に戻る
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上記従来例にあっては、カートリッジホルダ
６６をターンテーブル６９側へ移動させて磁気ディスク
５１をロードさせるために、本体６１の側板に形成した
鍵形の孔６４と、スライド板７７に形成した傾斜部７８
と、カートリッジホルダ６６に突設したローラ６５と、
カートリッジホルダ６６をターンテーブル６９方向へ敵
勢する引張りばね６７とが必要となり、スライド板７７
を往復動させる過程で、孔６４の水平部６４ａと垂直部
６４ｂに該ローラ６５を変位させ、ディスクカートリッ
ジ５２のローディング・アンローディングをおこなって
いる。

したがって、ロードに要する大きな部材としては、本体
６１、スライド板７７およびカートリッジホルダ６６が
必要となっていた。しかし、コストの低減を考えると本
体６１は不可欠として、他の部材については一考の余地
があるように思料される。

また、上記構成では、ディスクカートリッジ５２をイジ
ェクトする際には、イジェクトボタン６０を押してスラ
イド板７８を後退させる必要がある。

そして、該イジェクトボタン６０を押すと、カートリッ
ジ挿入口５９からディスクカートリッジ５２が排出され
るが、この時、カートリッジ挿入口５９付近には何もな
いので、ディスクカートリッジ５２が例えば押圧した指
の上方から飛び出して、脱落する虞れがある。

この発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は部品点数が少なく、かつ、ディスクカ
ートリッジの脱落の虞れのないディスク駆動装置を提供
することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点を解決し、その目的を達成するため、この発
明は、ディスク状に形成された情報記録媒体を収納した
ディスクカートリッジを導入し、該情報記録媒体をター
ンテーブル上にロードして情報の記録または再生あるい
は記録および再生をおこなうディスク駆動装置において
、側面に突起が突設され、上記ディスクカートリッジを
保持するカートリッジホルダと、該突起が嵌入して接動
することによりカートリッジホルダをターンテーブルに
対して昇降動作させるガイド溝が側板に形成された枠体
と、上記カートリッジホルダをディスクカートリッジ挿
入側であって、かつ枠体の底抜方向へ敵勢する賦勢手段
との王者からなるローディング機構を備えた構成にしで
ある。

〔作用〕

上記手段によれば、ディスクカートリッジをカートリッ
ジホルダに挿入して賦勢手段の敵勢力に抗して押し込む
と、ディスクカートリッジの側面に設けた突起がガイド
溝に沿って押圧方向に移動し、ガイド溝の下降部に至る
とターンテーブル方向へ変位してディスクカートリッジ
内の情報記録媒体をターンテーブル上にロードすること
ができる。そして、ディスクカートリッジを、例えば予
め設定した位置でディスクカートリッジ挿入側へ戻り得
るような形状にしておくことにより、当該位置まで動か
せば上記賦勢手段の敵勢力でイジェクトすることができ
る。このとき、ディスクカートリッジを例えば上方に設
定された当該位置まで触って動かすので、イジェクト時
には、常に指等で受けた形になり、自動的に掌の中に飛
び込むようにすることができる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図ないし第４図は実施例に係るディスク駆動装置を
説明するための概略動作図である。

同図において、ディスク駆動装置は、枠体１と、カート
リッジホルダ２と、ターンテーブル３と、引張りばね４
とから主に構成されている。

枠体１は、ターンテーブル３を回転駆動する図示しない
モータを底板６の下面側に備えるとともに、両側面から
は側板５ａ、５ｂが対称な位置に立設されている。また
、枠体１の底板６がらは、位置決めビン７が立設され、
ディスクカートリッジ８の下面を支持するようになって
いる。一方、側板５ａ、５ｂにはそれぞれガイド溝９ａ
、９ｂが形成され、カートリッジホルダ２のディスクカ
ートリッジ挿入側Ａに近接した側の側板５ａに形成され
たガイド溝９ａは、水平部１０ａと垂直部１１ａとから
なり、該挿入側Ａから離間した側の側板５ｂに形成され
たガイド溝９ｂは、水平部１ｏｂと傾斜部１１ｂとから
なっている。該傾斜部１１ｂは、上記底板６に近接する
ように傾斜しており、垂直部１１ａは該底板６に対して
略垂直に近接する方向に形成されている。

カートリッジホルダ２は、断面コの字形に形成され、−
側にディスクカートリッジ挿入口２ｃが設けられ、他側
にディスクカートリッジ８の先端部８ａが当接する当接
部２ａが本体から折曲されて一体的に設けられている。

カートリッジホルダ２の側面２ｂには突起としてローラ
１２ａ　、　１２ｂが回動自在に突設されており、前記
ガイド溝９ａ。

９ｂ内に嵌入して、ガイド溝９ａ、９ｂを転動し、この
溝形状によって規定された経路のみ移動可能である。

ターンテーブル３は、前述のように図示しないモータに
よって回転駆動され、ロード時にディスクカートリッジ
８内の情報記録媒体（以下、ディスクと称する）８ｂを
回転させるものである。

引張りバネ４は、カートリッジホルダ２と枠体１の側部
に張設され、カートリッジホルダ２を常時図において左
下方、即ち、ディスク力−トリッジ挿入側Ａの底板６方
向に弾発している。

ディスクカートリッジ８は、例えば硬質の合成樹脂製の
ケース内にディスク８しを収納したもので、所定の個所
にはシャッタが設けられ、ロード時にはこのシャッタが
開いて図示しない磁気ヘッドがケース内のディスク８し
の表面に摺接できるようになっている。

その他、特に説明しない各部は従来例に準じて構成しで
ある。

上記のように構成されたディスク駆動装置の動作につい
て引き続き説明する。

第１図はカートリッジホルダ２が初期状態すなわち待機
状態にある場合を示しており、このとき、ローラ１２ｂ
が水平部１０ｂのディスクカートリッジ挿入側Ａへ最も
寄った端部に引張りばね４によって偏奇されている。こ
の位置では、両ローラ１２ａ、１２ｂはそれぞれのガイ
ド溝９ａ、９ｂの水平部ＩＱａ、１０ｂにあり、このた
めカートリッジホルダ２はターンテーブル３の回転平面
Ｂに対してほぼ平行になっている。

次に、第１図から第２図に示すように、ディスクカート
リッジ８がカートリッジホルダ２に挿入され、先端部８
ａが当接部２ａに当接するまでは両ローラ１２ａ、１２
ｂはそれぞれ上記水平部１０ａ。

１０ｂに位置している。そして、さらに矢印Ｃ方向へ押
圧すると、カートリッジホルダ２が同Ｃ方向へ移動し、
ローラ１２ａ、１２ｂがガイド溝９ａ＋９ｂの水平部１
０ａ、１０ｂに沿って移動する。

そして、側板５ｂ側のローラ１２ｂが傾斜部１１ｂに至
ると、第３図に示すようにカートリッジホルダ２の先端
部り側が底板６側に傾き、傾斜部１１ｂの先端に当接し
たとき、側板５ａ側のローラ１２ａは水平部１０ａの先
端部に至っている。この状態で、ディスクカートリッジ
８への矢印Ｃ方向への押圧力を解除しないでおくと、引
張りばね４の弾性力の底板６方向の分力のためローラ１
２ａは、第３図位置から垂直部１１ａに沿って下方向、
すなわち底板６側に下降し、前記位置決めピン７にディ
スクカートリッジ８のケースが当接した位置で停止する
。この位置が第４図に示すロード位置で、このとき、タ
ーンテーブル３上にディスク８ｂがロードされ、ローデ
ィング動作が終了する。ローディング動作が終了すると
、ターンテーブル３が回転し、記録または再生がおこな
われる。

記録または再生が終了すると、例えば指でディスクカー
トリッジ８の末端を第４図矢印Ｅ方向に押し上げる。そ
して、ローラ１２ａが垂直部１１ａから第３図に示すよ
うな水平部１０ａに至ると、引張りばね４の弾性力の底
板６と平行な方向の分力のため、該ローラ１２ａは水平
部１０ａに沿って第３図矢印Ｆ方向に戻る。この過程で
、ローラ１２ｂも傾斜部１１ｂに沿って戻り、カートリ
ッジホルダ２も第２図に示す状態まで復帰し、イジェク
ト動作がおこなわれる。

このローディング動作およびイジェクト動作は、前記ガ
イド溝９ａ、９ｂの水平部１０ａ、１０ｂの磁気ヘッド
からの高さと、傾斜部１１ｂの傾斜開始位置と傾斜角を
適当に選択することにより、磁気ヘッドとの当接を回避
しておこなうことができる。

また、上記イジェクト動作を例えば大指し指でおこなう
と、掌は上を向き、親指がカートリッジ挿入口２Ｃに対
向した位置にくるので、引張りばね４の弾性力が強くて
ディスクカートリッジ８がカートリッジホルダ２内から
飛び出したとしても、ディスクカートリッジ８の末端が
親指に当たり、掌で受けとめることができる。これによ
り、ディスクカートリッジ８がディスク駆動装置から脱
落する虞れはほとんどなくなった。

さらに、上記ローディングおよびイジェクト操作は、直
接ディスクカートリッジ８に触れておこなうため、誤動
作の虞れが少なく、操作方向とディスクカートリッジ８
の動作方向に大きなくい違いがないので、操作感に優れ
ている。

〔発明の効果〕

以上のように、カートリッジホルダの側面にローラを突
起として設け、該ローラを枠体の底板側に導くガイド溝
を枠体の側板に形成し、該ローラを該ガイド溝に嵌入し
てなるこの発明によれば、ディスクカートリッジを介し
て直接ディスクホルダを駆動してターンテーブル上にデ
ィスクをロードすることができるので、従来必要であっ
たスライド板とこれを操作するイジェクトレバーが不要
となり、部品点数を削減することができ、部品コスト、
組立コストの低減を図ることができる。また、イジェク
トレバーを用いた場合のように間接的にディスクカート
リッジをイジェクトさせるのではなく、直接ディスクカ
ートリッジに触れてイジェクト操作をおこなうので、操
作感に優れるとともに、イジェクト時にディスクカート
リッジが駆動装置から脱落する虞れも少なくなるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は実施例を説明するためのもので、
第１図はディスクカートリッジをカートリッジホルダに
挿入した直後のカートリッジホルダの待ａ（初期）状態
を示す概略側面図、第２図はディスクカートリッジがカ
ートリッジホルダの当接部に当接する位置まで挿入され
た状態を示す概略側面図、第３図はディスクカートリッ
ジを押圧してカートリッジホルダの先端側が傾斜した状
態を示す概略側面図、第４図はカー１〜リツジホルダの
後端側も下降してディスクカートリッジがターンテーブ
ル上にロードされた状態を示す概略側面図、第５図ない
し第７図は従来例を説明するためのもので、第５図はデ
ィスク駆動装置の斜視図、第６図および第７図はそれぞ
れ動作を示すディスク駆動装置の側面図である。 １・・・・・・枠体、２・・・・・・カートリッジホル
ダ、３・・・・・・ターンテーブル、４・・・・・・引
張りばね（賦勢手段）５ａ、５ｂ・・・・・・側板、６
・・・・・・底板、８・・・・・・ディスクカートリッ
ジ、９ａ、９ｂ・・・・・・ガイド溝、１０ａ、ｔｏｂ
・・・・・・水平部、ｌｌａ・・・・・・垂直部、１１
ｂ・・・・・・傾斜部、１２ａ、１２ｂ・・・・・・ロ
ーラ（突起）。 Ｔ　１　日 才２４ 才３圀 ４Ｅ 才５　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスク状に形成された情報記録媒体を収納した
   ディスクカートリッジを導入し、該情報記録媒体をター
   ンテーブル上にロードして情報の記録または再生、ある
   いは記録および再生をおこなうものにおいて、側面に突
   起が設けられ、上記ディスクカートリッジを保持するカ
   ートリッジホルダと、上記突起が嵌入して接動すること
   によりカートリッジホルダをターンテーブルに対して昇
   降動作させるガイド溝が穿設された枠体と、上記カート
   リッジホルダをディスクカートリッジ挿入側かつ枠体の
   底板側に常時賦勢する賦勢手段との三者からなるローデ
   ィング機構を備えたことを特徴とするディスク駆動装置
   。
2. （２）特許請求の範囲第（１）項の記載において、上記
   ガイド溝を、水平部と枠体の底板方向に傾斜した傾斜部
   とを備えたディスクカートリッジ挿入側から離れた側の
   ガイド溝と、水平部と該底板に対して近接する方向に延
   出した垂直部とを備えたディスクカートリッジ挿入側に
   近接した側のガイド溝とから形成したことを特徴とする
   ディスク駆動装置。