JPS622143B2 - - Google Patents

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JPS622143B2
JPS622143B2 JP56114876A JP11487681A JPS622143B2 JP S622143 B2 JPS622143 B2 JP S622143B2 JP 56114876 A JP56114876 A JP 56114876A JP 11487681 A JP11487681 A JP 11487681A JP S622143 B2 JPS622143 B2 JP S622143B2
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JP
Japan
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control program
signal
engine
switch
cpu
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Application number
JP56114876A
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English (en)
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JPS5815733A (ja
Inventor
Shinichi Hori
Yasutoshi Oonishi
Makoto Ono
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP56114876A priority Critical patent/JPS5815733A/ja
Priority to US06/399,957 priority patent/US4481425A/en
Priority to DE3227285A priority patent/DE3227285C2/de
Publication of JPS5815733A publication Critical patent/JPS5815733A/ja
Publication of JPS622143B2 publication Critical patent/JPS622143B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/10Safety devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K28/00Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/0814Circuits or control means specially adapted for starting of engines comprising means for controlling automatic idle-start-stop
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B1/00Engines characterised by fuel-air mixture compression
    • F02B1/02Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
    • F02B1/04Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車用エンジンの自動始動停止方
法に係り、特に自動車の発進時にそのエンジンを
自動的に始動し、自動車が発進した後はこの自動
車が走行状態にあることに基いてエンジンの回転
を保持し、かつ自動車が停止したときエンジンを
停止させるようにした自動車用エンジンの自動始
動停止方法に関する。
この種の自動始動停止方法においては、自動車
のエンジンを自動始動停止制御下にセツトするに
あたり、通常、セツトスイツチが当該自動車のイ
グニツシヨンスイツチの閉成下にて運転者により
操作されたとき生じるセツト信号を利用するよう
にしている。
しかしながら、このような自動始動停止方法に
おいては、例えばセツトスイツチが、その故障に
より、運転者の操作によることなく、操作された
状態となつている場合には、イグニツシヨンスイ
ツチを閉成したときセツト信号がセツトスイツチ
から自動的に生じ、このため、運転者がセツトス
イツチを操作したとの自覚を伴なうことなくエン
ジンが自動始動停止制御下にセツトされてしまう
とともにこのようなセツト状態から解放されるこ
とも不可能となり、その結果、運転者が、当該自
動車の走行中において突然に生じるエンジンの自
動停止或いは自動始動に戸惑い、安全走行の阻害
となる危険性があつた。
本発明は、かかる危険性に対処してなされたも
ので、その目的とするところは、自動車のイグニ
ツシヨンスイツチを操作した後に、当該自動車の
エンジンを自動始動停止制御下にセツトするに必
要なセツト信号が発生していないことを検出し、
然る後前記セツト信号が発生したときこれに基い
て前記エンジンを自動始動停止制御下にセツトす
るようにした自動車用エンジンの自動始動停止方
法を提供することにある。
以下本発明の一実施例を図面により説明する
と、第1図において、符号11及び12は、それ
ぞれ自動車用エンジン(ガソリンを燃料とする)
のスタータ及びイグニツシヨン回路を示し、符号
Lはセツトランプを示していて、スタータ11は
イグニツシヨンスイツチ13を介して直流電源1
0に接続されている。しかして、イグニツシヨン
スイツチ13がその可動接点13aを固定端子1
3cに一時的に接続するよう操作されると、スタ
ータ11は直流電源10から給電されて始動し当
該エンジンをクランキング状態におく。イグニツ
シヨン回路12は、当該エンジンのデイストソビ
ユータ内に設けた信号発生器に接続してなる制御
回路12aと、トランジスタ12bを介して制御
回路12aに接続したイグニツシヨンコイル12
cとにより構成されている。トランジスタ12b
は制御回路12aの制御下にて信号発生器からの
信号の発生に応答して導通するとともに信号発生
器からの信号の消滅に応答して非導通となる。イ
グニツシヨンコイル12cは直流電源10から受
電可能な状態にてトランジスタ12bの導通に応
答して通電されるとともにトランジスタ12bの
非導通に応答して通電状態から遮断されて火花電
圧を発生しデイストリビユータに付与する。セツ
トランプLは、その点灯により、エンジンが自動
始動停止制御下にセツトされていることを表わ
し、また、その消灯により、エンジンが自動始動
停止制御下から解放されていることを表わす。
オルタネータ14は直流電源10とレギユレー
タリレー15との間に接続されており、当該エン
ジンにより駆動されるとそのステータコイルの中
性点Nに交流電圧を発生するとともにこれを直流
電圧に変換して直流電源10に供給する。レギユ
レータリレー15は、オルタネータ14のステー
タコイルの中性点Nと接地端子15cとの間に接
続した電磁コイル15aと、接地端子15c又は
直流電源10に接続した固定端子15dに接続さ
れる双頭接点15bを備えている。しかして、電
磁コイル15aが消磁状態にあるとき、双頭接点
15bは接地端子15cに接続されて出力端子L
から低電圧L0を発生する。電磁コイル15a
が、ステータコイルの中性点Nに生じる交流電圧
により励磁されると、双頭接点15bは固定端子
15dに接続されて出力端子Lから高電圧Hiを
発生する。
マイクロコンピユータ20は、レギユレータリ
レー15、速度センサ16、セツトランプL、セ
ツトスイツチ17、第1クラツチスイツチ18
a、第2クラツチスイツチ18b及びドアスイツ
チ19に接続されている。速度センサ16は、永
久磁石からなる円板16aと、この円板16aの
各突起と磁気的関係を形成するように配置したリ
ードスイツチ16bとにより構成されており、円
板16aは、当該自動車の動力伝達装置の出力軸
に連結したスピードメータ用駆動ケーブル16c
に取付けられている。しかして、円板16aが駆
動テーブル16cに連動して回転すると、リード
スイツチ16bが円板16aの各突起を順次検出
し当該自動車の現実の走行速度に対応する一連の
速度パルスとして発生する。
セツトスイツチ17は、自己復帰機能を有する
常開型スイツチであつて、当該自動車の車室内の
適所に設けられている。しかして、このセツトス
イツチ17はその一時的閉成により接地されてセ
ツト信号(ローレベルを有する)を発生する。第
1と第2のクラツチスイツチ18a及び18b
は、共に当該自動車のクラツチペダルに設けられ
ていて、第1クラツチスイツチ18aは常開型の
ものでありクラツチペダルを完全に踏込んだとき
第1クラツチ信号を発生する。第2クラツチスイ
ツチ18bは常閉型のものであつて、クラツチペ
ダルの踏込みにより第2クラツチ信号を発生しこ
の第2クラツチ信号をクラツチペダルの開放によ
り消滅させる。ドアスイツチ19は常閉型スイツ
チであつて、当該自動車のドアに設けられてこの
ドアを開いたときドア信号を発生しこのドア信号
をドアの閉成により消滅させる。
マイクロコンピユータ20は、LSIによつて形
成されており、イグニツシヨンスイツチ13の閉
成下にて直流電源10からの給電により定電圧回
路21から生じる定電圧(5V)に応答して作動
状態となる。マイクロコンピユータ20には、中
央処理装置(以下CPU)と称する、入出力装置
(以下l/oと称する)、リード・オンリ・メモリ
(以下ROMと称する)、ランダム・アクセス・メ
モリ(以下RAMと称する)及びクロツク回路が
設けられていて、これらCPU、l/o、ROM、
RAM及びクロツク回路はバスラインを介して互
いに接続されている。l/oは、レギユレータリ
レー15からの低電圧L0(又は高電圧Hi)、速度
センサ16からの各速度パルス、セツトスイツチ
17からのセツト信号、第1と第2のクラツチス
イツチ18a,18bからの第1と第2のクラツ
チ信号及びドアスイツチ19からのドア信号を受
けてRAMに付与する。クロツク回路は、水晶発
振器22に接続されていて、この水晶発振器22
との協働により一連のクロツク信号を発生する。
ROMには、第2図及び第3図にそれぞれ示すフ
ローチヤートをCPUが実行するに必要な主制御
プログラム並びに第4図に示すフローチヤートを
CPUが実行するに必要な割込制御プログラムが
予め記憶されている。
CPUは、割込タイマを有しており、この割込
タイマはマイクロコンピユータの始動と同時に計
時を開始し、その計時値が1msecに達したと
き、リセツトされて再び計時し始める。しかし
て、CPUは、クロツク回路からの一連のクロツ
ク信号に応答して主制御プログラムの実行を行な
い、割込タイマの計時値が1msecに達する毎に
主制御プログラムの実行を中止して割込制御プロ
グラムの実行を行ない、両制御プログラムの交互
の実行により、以下に述べるごとく、各種の演算
処理を行なうとともに、セツトランプLを点灯
(又は消灯)させるに必要な点灯信号(又は消灯
信号)、スタータ11を駆動(又は停止)させる
に必要な駆動信号(又は駆動停止信号)及びイグ
ニツシヨンコイル12cに対する通電(又は通電
停止)に必要な通電信号(又は通電停止信号)の
各発生をもたらす。この場合、CPUによる主制
御プログラムの実行はその開始後10msec以内に
て繰返し終了するようになつている。
マイクロコンピユータ20には、スタータリレ
ー32及びイグニツシヨンリレー34がそれぞれ
トランジスタ31及び33を介して接続されてい
る。トランジスタ31は、そのベースにてマイク
ロコンピユータ20のl/oに接続されるととも
にそのエミツタにてイグニツシヨンスイツチ13
の固定端子13bに接続されていて、イグニツシ
ヨンスイツチ13の閉成下にてCPUから駆動信
号を受けて導通し、またCPUから駆動停止信号
を受けて非導通となる。トランジスタ33は、そ
のエミツタにて接地されそのベースにてl/oに
接続されていて、CPUから通電信号を受けて非
導通となり、またCPUから通電停止信号を受け
て導通する。
スタータリレー32は電磁コイル32aと常開
接点32bを有してなり、電磁コイル32aはそ
の一端にて接地されその他端にてトランジスタ3
1のコレクタに接続されてトランジスタ31の導
通下にて直流電源10からの給電を受けて励磁さ
れトランジスタ31の非導通に応答して消磁され
る。スタータリレー32の常開接点32bは直流
電源10とスタータ11との間に接続されてい
て、電磁コイル32aの励磁に応答して閉じ直流
電源10からスタータ11への給電を許容しこの
スタータ11を始動する。また、常開接点32b
は電磁コイル32aの消磁に応答して開きスター
タ11への給電を遮断してこれを停止させる。イ
グニツシヨンリレー34は電磁コイル34aと常
閉接点34bからなり、電磁コイル34aはイグ
ニツシヨンスイツチ13の固定端子13bとトラ
ンジスタ33のコレクタ間に接続されてトランジ
スタ33の非導通下にて消磁状態におかれ、また
トランジスタ33の導通に応答して直流電源10
からの給電を受けて励磁される。常閉接点34b
は、電磁コイル34aが消磁状態にあるとき、閉
じて直流電源10からイグニツシヨンコイル12
cに対する給電を許容し、また電磁コイル34a
の励磁に応答して開きイグニツシヨンコイル12
cに対する給電を遮断する。
以上のように構成した本実施例において、当該
自動車が停止している状態にてイグニツシヨンス
イツチ13が可動接点13aを固定端子13bに
接続するように操作されると、定電圧回路21が
直流電源10から給電されて定電圧を発生し、こ
れに応答してマイクロコンピユータ20が作動状
態となる。これと同時に、CPUの割込タイマが
計時を開始し、CPUが第2図のフローチヤート
に従い主制御プログラムの実行をステツプ40に
て開始する。ついで、イグニツシヨンスイツチ1
3が可動接点13aを固定端子13cに一時的に
接続するように操作されると、スタータ11が直
流電源10からの給電を受けてイグニツシヨン回
路12との協働によりエンジンを始動する。この
とき、レギユレータリレー15はオルタネータ1
4の制御下にて高電圧Hiを発生する。なおリー
ドスイツチ16bは当該自動車の停止状態のもと
にて円板16aとの磁気的関係により閉成してい
るものとする。
このような状態にて主制御プログラムがステツ
プ41に進むと、CPUがマイクロコンピユータ
20の内容を初期化し、フラグFSをリセツト
し、フラグFSWをセツトし、フラグF2を速度セ
ンサ16からの速度パルスの現実のレベル(現段
階にては、リードスイツチ16bが閉成している
ため、このリードスイツチ16bから生すべき速
度パルスはローレベル、即ち零になつているもの
とする。)にセツトして、主制御プログラムをス
テツプ42に進め、フラグFSがリセツト状態に
あるか否かについて判別する。この場合、フラグ
SWは、セツトスイツチ17が現段階にて操作さ
れているとの擬制を表わす。また、フラグFS
は、エンジンを自動始動停止制御下にセツトする
ためのセツト条件が成立していることを表わし、
かかるセツト条件は、レギユレータリレー15が
高電圧Hiを発生していること、ドアスイツチ1
9からのドア信号が消滅していること、及びセツ
トスイツチ17がセツト信号を発生しているこ
と、以上三つの要件の同時成立より成立する。し
かして、CPUが、ステツプ41におけるフラグ
Sのリセツト状態に基き、ステツプ42におい
て「YES」と判別し、主制御プログラムをセツ
ト条件判別ルーテイン43(第3図参照)に進め
る。
上述したごとく、主制御プログラムがセツト条
件判別ルーテイン43に進むと、CPUがステツ
プ43aにてフラグFSWのセツト状態について判
別する。しかして、CPUが、ステツプ41にお
けるフラグFSWのセツト結果に基き、ステツプ4
3aにて「YES」と判別し、主制御プログラム
をセツトスイツチ17からのセツト信号発生につ
いて判別するステツプ43bに進める。すると、
現段階にてはセツトスイツチ17がいまだ操作さ
れておらずセツト信号を発生していないため、
CPUが「NO」と判別し、次のステツプ43cに
てフラグFSWをリセツトして主制御プログラムを
ステツプ42に戻す。
このようにして主制御プログラムがステツプ4
2に戻つた後再びステツプ43aに達すると、
CPUがステツプ43cにおけるリセツト結果に
基き「NO」と判別し、主制御プログラムをセツ
トスイツチ17からのセツト信号の発生について
判別するステツプ43dに進める。すると、
CPUが、既に述べた場合と同様にしてセツト信
号が発生していないことに基き「NO」と判別
し、ステツプ43fにてフラグFONをリセツト
し、ステツプ43lにてフラグFSのセツト状態
について判別する。この場合、フラグFONは、現
段階にてセツトスイツチ17が操作されているこ
とを表わす。しかして、CPUが、ステツプ41
におけるリセツト結果に基きステツプ43lにて
「NO」と判別し、ステツプ43mにて消灯信号を
発生する。これにより、セツトランプLがCPU
から消灯信号を受けて消灯状態を維持する。
主制御プログラムがセツト条件判別ルーテイン
43のステツプ43mからステツプ49(第2図
参照)に進むと、CPUがスタータ11の停止条
件成立の有無について判別する。この場合、スタ
ータ11の停止条件は、レギユレータリレー15
が高電圧Hiを発生しているという要件の成立に
より成立する。現段階においては、レギユレータ
リレー15がエンジンの始動により高電圧Hiを
発生しているため、CPUがステツプ49にて
「YES」と判別し主制御プログラムをステツプ5
0を通してステツプ42に戻す。なお、以上述べ
た主制御プログラムの実行中において、CPU
は、割込タイマの時計値が1msecに達する毎
に、主制御プログラムの実行を中止して第4図の
フローチヤートに示す割込制御プログラムの実行
を行なつている。
このような各制御プログラムの実行中におい
て、ドアスイツチ19が当該自動車のドアの開状
態に応答してドア信号を発生したままセツトスイ
ツチ17がその一時的な操作によりセツト信号を
発生している間に主制御プログラムがセツト条件
判別ルーテイン43のステツプ43aを通してス
テツプ43dに達すると、CPUがセツトスイツ
チ17からのセツト信号に基き「YES」と判別
し、主制御プログラムをステツプ43eに進めて
フラグFONがセツト状態にあるか否かについて判
別する。しかして、CPUがステツプ43fにお
けるリセツト結果に基き「NO」と判別し、次の
ステツプ43gにてフラグFONをセツトした後、
ステツプ43hにてフラグFSがセツト状態にあ
るか否かについて判別する。
上述したごとく、主制御プログラムがステツプ
43hに進むと、CPUがステツプ41における
フラグFSのリセツト結果に基き「NO」と判別
し、ステツプ43jにてセツト条件が成立してい
るか否かについて判別する。すると、CPUがド
ア信号の発生に基き「NO」と判別し、ステツプ
43lにて「NO」と判別して、主制御プログラ
ムをステツプ43m,49及び50を通してステ
ツプ42に戻す。しかして、主制御プログラムが
セツト信号の発生中にてステツプ43eに進む
と、CPUがステツプ43gにおけるセツト結果
に基き、「YES」と判別し、主制御プログラムを
ステツプ43l,43m,49を通してステツプ
42に戻す。主制御プログラムがセツト信号の消
滅後ステツプ43dに達すると、CPUが「NO」
と判別し、ステツプ43fにてフラグFONをリセ
ツトし、上述した場合と同様に主制御プログラム
をステツプ42に戻す。
かかる状態にてドアスイツチ19からのドア信
号が当該自動車のドアの閉成に応答して消滅する
とともにセツトスイツチ17が再び操作されてセ
ツト信号を発生している間に主制御プログラムが
セツト条件判別ルーテイン43のステツプ43d
に達すると、CPUがセツト信号の発生との関連
にて「YES」と判別し、ステツプ43eにてス
テツプ43fにおけるリセツト結果に基き
「NO」と判別し、ステツプ43gにフラグFON
セツトし、ステツプ43hにてステツプ41にお
けるリセツト結果により「NO」と判別し、主制
御プログラムをステツプ43jに進める。する
と、レギユレータリレー15からの高電圧Hi及
びセツトスイツチ17からのセツト信号の各発生
並びにドアスイツチ19からのドア信号の消滅に
基き、CPUが「YES」と判別し、次のステツプ
43kにてフラグFSをセツトした後、主制御プ
ログラムをステツプ43lに進める。ついで、
CPUがステツプ43kにおけるセツト結果に基
き「YES」と判別し、次のステツプ43nにて
点灯信号を発生する。これにより、セツトランプ
LがCPUから点灯信号を受けて点灯する。その
結果、運転者は、セツト条件の成立によりフラグ
Sがセツトされたことを目視によつて確認でき
る。なお、この確認と同時にセツトスイツチ17
が開放されるものとする。
主制御プログラムがステツプ43nからステツ
プ44(第2図参照)に進むと、CPUがフラグ
F1をリセツトし、次のステツプ45にてフラグ
F1がリセツト状態にあるか否かについて判別す
る。この場合、フラグF1は、速度センサ16か
ら生じる速度パルスがそのレベルにおいて変化し
たことを表わす。しかして、CPUが、ステツプ
45にて、ステツプ44におけるリセツト結果に
基き「YES」と判別し、主制御プログラムをス
テツプ42に戻す。ついで、CPUが、ステツプ
43kにおけるフラグFSのセツト結果に基き、
ステツプ42にて「NO」と判別し、エンジンの
自動始動停止制御下からのキヤンセル条件成立の
有無を判別するステツプ51に主制御プログラム
を進める。この場合、キヤンセル条件は、ドアス
イツチ19からのドア信号の発生又はフラグFS
のセツト下におけるセツトスイツチ17からのセ
ツト信号の発生という要件の成立により成立す
る。しかして、ドアスイツチ19からのドア信号
が消滅していること及びセツトスイツチ17から
セツト信号が生じていないことに基き、CPUが
ステツプ51にて「NO」と判別し、主制御プロ
グラムをステツプ45を通してステツプ42に戻
す。なお、ルーテイン43のステツプ43hにお
いてCPUによる判別が「YES」となる場合に
は、フラグFSがステツプ43iにてリセツトさ
れる。
以上説明したことから理解されるとおり、セツ
トスイツチ17がイグニツシヨンスイツチ13の
操作後にセツト信号を発生していないことを一度
確認し、然る後にセツトスイツチ17の操作によ
り生じるセツト信号に基いてセツト条件の成立を
確認するようにしたので、運転者は常に自己の自
覚のもとにエンジンを自動始動停止制御下におく
ことができる。
このような状態にて、当該自動車がその発進操
作機構の操作により発進すると、当該自動車の走
行速度が速度センサ16により速度パルスとして
検出されてマイクロコンピユータ20に付与され
る。この段階にて、CPUが割込タイマからの計
時値に応答して主制御プログラムの実行を中止し
て割込制御プログラムの実行をステツプ60(第
4図参照)にて開始すれば、速度センサ16から
の速度パルスが次のステツプ61にてRAMに記
憶される。しかして、割込制御プログラムがステ
ツプ62に進むと、CPUが、ステツプ61にて
記憶した速度パルスがハイレベルにあるか否かに
ついて判別する。
ステツプ61にて記憶した速度パルスがハイレ
ベルにある場合には、CPUが割込制御プログラ
ムをステツプ64に進め、フラグF2がハイレベ
ル即ち1であるか否を判別する。しかして、
CPUが、主制御プログラムのステツプ41にお
けるフラグF2のレベルに基き、「NO」と判別
し、割込制御プログラムをステツプ66に進めて
フラグF2=1とセツトする。割込制御プログラ
ムがステツプ67に進むと、CPUが、RAMに設
けたカウンタの内容Cをリセツトし、然る後次の
ステツプ68にてフラグF1をセツトして、割込
制御プログラムをステツプ72にて完了する。こ
の場合、RAMのカウンタは、RAMに記憶した速
度パルスのレベル変化のない時間をクロツク回路
からのクロツク信号に応答して計数する。なお、
ステツプ62における判別結果が「NO」の場合
には、CPUが割込制御プログラムをステツプ6
3に進める。
割込制御プログラムの実行完了後主制御プログ
ラムがステツプ45に進むと、CPUが、割込制
御プログラムのステツプ68におけるセツト結果
に基き「NO」と判別し、主制御プログラムをス
テツプ46に進めて、エンジンが停止中であるか
否かについて判別する。すると、CPUがレギユ
レータリレー15からの高電圧Hiに基き「NO」
と判別し、然る後ステツプ52においてエンジン
の停止条件が成立しているか否かについて判別す
る。この場合、エンジンの停止条件は、第2クラ
ツチスイツチ18bからの第2クラツチ信号が消
滅していること及びRAMのカウンタによる計数
値Cが2sec(当該自動車がそのブレーキペダルの
操作後一旦停止するまでに要する時間)であると
いう二つの要件の同時成立により成立する。しか
して、現段階においてはRAMのカウンタによる
計数値Cが2secとなつていないため、CPUがス
テツプ52にて「NO」と判別し、主制御プログ
ラムをステツプ42に戻す。
然る後、上述した場合と同様にして主制御プロ
グラムの実行から割込制御プログラムの実行に移
行すれば、速度センサ16からの速度パルスがス
テツプ61にてRAMに記憶される。しかして、
このRAMに記憶した速度パルスがローレベル即
ち零にあれば、CPUがステツプ62にて「NO」
と判別し、割込制御プログラムをステツプ63に
進めてフラグF2=0であるか否かについて判別
する。すると、CPUが、ステツプ66における
セツト結果F2=1に基き「NO」と判別し、ステ
ツプ65にてF2=0とセツトし、ステツプ67
にてRAMのカウンタによる計数値Cをリセツト
し、ステツプ68にてフラグF1をセツトして割
込制御プログラムの実行を終了する。この割込制
御プログラムの実行終了後主制御プログラムがス
テツプ45に進むと、CPUが上述した場合と同
様に「NO」と判別し、主制御プログラムをさら
に進めてステツプ46及び52にて順次「NO」
と判別する。なお、上述した割込制御プログラム
のステツプ62における判別結果が「YES」と
なる場合には、CPUが、ステツプ66における
セツト結果F2=1に基きステツプ64にて
「YES」と判別し割込制御プログラムをステツプ
69に進める。
以上説明したことから理解されるとおり、当該
自動車の走行中においては、速度センサ16から
生じる速度パルスのレベル変化、即ちローレベル
からハイレベルへの変化又はハイレベルからロー
レベルへの変化に基いてエンジンの回転状態が保
持される。
このような当該自動車の走行状態において、当
該自動車を渋滞のため先行車両に追随して一旦停
止させるべくブレーキペダルを操作すれば、ステ
ツプ65(又は66)と68を通る割込制御プロ
グラム並びにステツプ42,51,45,46及
び52を通る主制御プログラムの各実行をCPU
が繰返しつつ当該自動車が減速され、クラツチペ
ダルの踏込みにより第2クラツチ信号を第2クラ
ツチスイツチ18bから発生させた状態にて停止
し、速度センサ16の円板16aがその回転を停
止してリードスイツチ16bからの速度パルスの
発生を消滅させる。然る後、クラツチペダルを開
放して第2クラツチ信号を消滅させる。この場
合、リードスイツチ16bが円板16aとの磁気
的関係により閉成してローレベル信号を発生して
いるものとする。
然る後、上述した場合と同様にして割込制御プ
ログラムの実行に移行すると、速度センサ16か
らのローレベル信号がステツプ61にてRAMに
記憶される。しかして、CPUがステツプ62に
て、ステツプ61における記憶レベルに基き
「NO」と判別し、ステツプ63にて、ステツプ6
5におけるセツト結果F2=0に基き「YES」と
判別する。ついで、割込制御プログラムがステツ
プ69に進むと、RAMのカウンタがその計数値
Cを「1」とし、CPUが次のステツプ70にて
RAMのカウンタによる計数値Cが2secとなつて
いるか否かについて判別する。現段階において
は、RAMのカウンタによる計数値Cが2sec以上
となつていないため、CPUがステツプ70にて
「NO」と判別し割込制御プログラムの実行を終了
する。なお、RAMのカウンタよる加算値「1」
は割込制御プログラムの実行に要する時間(1m
sec)に一致する。
この割込制御プログラムの実行終了後主制御プ
ログラムの実行に移行すると、CPUがステツプ
52にて、割込制御プログラムのステツプ70に
おける判別結果に基き、「NO」と判別して主制御
プログラムをステツプ42に戻す。以後、CPU
が割込制御プログラムのステツプ69における加
算演算及びステツプ70における「NO」として
の判別と主制御プログラムのステツプ52におけ
る「NO」としての判別を繰返す。然る後、割込
制御プログラムのステツプ69における加算結果
が2sec以上になると、CPUがステツプ70にて
「YES」と判別し、ステツプ71てRAMのカウン
タによる計数値Cを2secとセツトする。しかし
て、主制御プログラムがステツプ52に進んだと
き、CPUが第2クラツチスイツチ18bからの
第2クラツチ信号の消滅及びステツプ71におけ
るセツト結果に基き「YES」と判別し、主制御
プログラムをステツプ53に進めて通電停止信号
を発生する。すると、トランジスタ33がCPU
からの通電停止信号に応答して導通しイグニツシ
ヨンリレー34が電磁コイル34aの励磁により
常閉接点34bを開きイグニツシヨンコイル12
cへの通電を停止する。これにより、エンジンが
停止しレギユレータリレー15が低電圧Loを発
生する。
主制御プログラムがステツプ49を通りステツ
プ42に戻りステツプ46に達すると、CPU
が、「YES」と判別し、主制御プログラムをスタ
ータ11の駆動条件が成立しているか否かについ
て判別するステツプ47に進める。この場合、ス
タータ11の駆動条件は、レギユレータリレー1
5が低電圧Loを発生していること及び第1クラ
ツチスイツチ18aが第1クラツチ信号を発生し
ていることの二つの要件の同時成立により成立す
る。しかして、CPUが、第2クラツチ信号が消
滅していることに基きステツプ47にて「NO」
と判別し、ステツプ49にて、レギユレータリレ
ー15からの低電圧Loに基き「NO」と判別して
主制御プログラムをステツプ42に戻す。
また、上述した当該自動車の一旦停止時にリー
ドスイツチ16bが円板16aとの磁気的関係に
より開成しハイレベル信号を発生している場合に
は、割込制御プログラムがステツプ61に進んだ
とき、速度センサ16からのハイレベル信号が
RAMに記憶される。ついで、CPUが、ステツプ
62にて、ステツプ61における記憶レベルに基
き「YES」と判別し、ステツプ64にて、ステ
ツプ65におけるセツト結果F2=0に基き
「NO」と判別し、ステツプ66にてF2=1とセ
ツトして割込制御プログラムをステツプ72に進
める。しかして、再び割込制御プログラムがステ
ツプ64に達したとき、CPUがステツプ66に
おけるセツト結果F2=1に基き「YES」と判別
し割込制御プログラムをステツプ69に進める。
このようにして割込制御プログラムがステツプ6
9に進んだ後は、CPUが、上述した場合と同様
にして、割込制御プログラムのステツプ69にお
ける加算演算及びステツプ70における「NO」
としての判別と主制御プログラムのステツプ52
における「NO」としての判別を繰返し、ステツ
プ69における加算結果が2secになつたとき割込
制御プログラムをステツプ71に進める。この割
込プログラムの終了後、主制御プログラムがステ
ツプ52に進んだとき、CPUが、上述した場合
と同様にして、「YES」と判別し、ステツプ53
にて通電停止信号を発生し、イグニツシヨン回路
12への通電を停止し、エンジンを停止させてレ
ギユレータリレー15から低電圧Loを発生させ
る。
このような当該自動車及びエンジンの一旦停止
時において、当該自動車を再び発進させるべくク
ラツチペダルを操作して第1クラツチ信号を第1
クラツチスイツチ18aから発生させると、主制
御プログラムがステツプ47に進んだときCPU
が、「YES」と判別し、ステツプ48にて駆動信
号を発生する。すると、トランジスタ31が
CPUからの駆動信号に応答して導通しスタータ
リレー32が電磁コイル32aの励磁により常開
接点32bを閉じ、スタータ11を駆動してエン
ジンを始動する。このとき、レギユレータリレー
15がエンジンの始動によるオルタネータ14の
制御下にて高電圧Hiを発生する。しかして、主
制御プログラムがステツプ49に進んだとき、
CPUがレギユレータリレー15からの高電圧Hi
に基き「YES」と判別し、ステツプ50にて駆
動停止信号を発生する。これにより、トランジス
タ31が非導通となつてスタータリレー32の常
開接点を開きスタータ11を停止させる。然る
後、当該自動車はその発進操作機構の操作により
発進する。
また、上述した当該自動車及びエンジンの一旦
停止中において、当該自動車のドアを開くと、ド
アスイツチ19がドア信号を発生する。しかし
て、かかる状態にて主制御プログラムがステツプ
51に進んだとき、CPUがドア信号の発生に基
き「YES」と判別し、主制御プログラムをステ
ツプ54に進めてフラグFSをリセツトする。然
る後、CPUがステツプ55にて駆動停止信号を
発生し、かつステツプ56にて通電信号を発生す
る。これにより、トランジスタ31が駆動停止信
号に応答して非導通となりスタータリレー32の
常開接点32bを開状態に維持してスタータ11
の自動的駆動を不能にし、かつトランジスタ33
が通電信号に応答して非導通となりイグニツシヨ
ンリレー34の常閉接点34bを閉状態に維持
し、イグニツシヨンコイル12cへの通電を可能
な状態にする。
主制御プログラムがステツプ56からステツプ
42に戻ると、CPUがステツプ54におけるリ
セツト結果に基き「YES」と判別し、主制御プ
ログラムをセツト条件判別ルーテイン43に進め
る。すると、CPUが、ステツプ43cにおける
リセツト結果に基き、ステツプ43aにて
「NO」と判別し、セツト信号が発生していないこ
とに基き、ステツプ43dにて「NO」と判別
し、ステツプ43gにてセツト済みのフラグFON
を、ステツプ43fにてリセツトし、ステツプ5
4におけるリセツト結果に基きステツプ43lに
て「NO」と判別し、ステツプ43mにて消灯信
号を発生してセツトランプLを消灯させる。これ
により、運転者は、エンジンが自動始動停止制御
下から開放されたことを目視により確認できる。
ところで、このような状態において、上述した
当該自動車の一旦停止時間が長くなつたため、運
転者がイグニツシヨンスイツチ13を開放したも
のとすれば、当該自動車のすべての電気要素に対
する給電が遮断される。然る後、かかる状態に
て、セツトスイツチ17の故障、或いはセツトス
イツチ17をマイクロコンピユータ20の入力ポ
ートに接続する電気配線の故障等により、前記入
力ポートが接地されてしまつたものとする。しか
して、このような前記入力ポートの接地のもと
に、当該自動車を発進させるべくイグニツシヨン
スイツチ13が可動接点13aを固定端子13b
に接続するように操作されると、マイクロコンピ
ユータ20が、上述した場合と同様にして、作動
状態となり、CPUが第2図のフローチヤートに
従い主制御プログラムの実行をステツプ40にて
開始する。また、マイクロコンピユータ20の前
記入力ポートには、その接地に起因してマイクロ
コンピユータ20の作動と同時にローレベル信号
が生じる。このことは、運転者の自覚によるセツ
トスイツチ17の操作を伴なうことなくセツト信
号がマイクロコンピユータ20の前記入力ポート
に付与されることを意味する。
かかる状態にて、主制御プログラムがステツプ
41に進むと、CPUがマイクロコンピユータ2
0の内容を初期化し、フラグFSをリセツトし、
フラグF2及びFSWをそれぞれセツトし、次のス
テツプ42にて「YES」と判別し、主制御プロ
グラムをセツト条件判別ルーテイン43に進め
る。すると、CPUが、ステツプ43aにて、ス
テツプ41におけるフラグFSWのセツト結果に基
き「YES」と判別し、主制御プログラムをステ
ツプ43bに進める。しかして、マイクロコンピ
ユータ20の前記入力ポートにはセツト信号が付
与されている状態となつているため、CPUがス
テツプ43bにて「YES」と判別し、主制御プ
ログラムをステツプ42に戻し、以後、ステツプ
42,43a及び43bを通る主制御プログラム
の実行を繰返する。このことは、イグニツシヨン
スイツチ13の操作後ステツプ43bにて一度
「NO」と判別し、然る後にセツトスイツチ17か
らセツト信号が新たに発生しない限り、セツト条
件が成立し得ないことを意味する。なお、当該自
動車の発進にあたつては、イグニツシヨンスイツ
チ13をさらに操作することによりスタータ11
を駆動しエンジンを始動させればよい。これによ
り、エンジンは自動始動停止制御下におかれるこ
となく(セツトランプLが消灯したままである)
作動状態となる。
以上説明したことから理解されるとおり、イグ
ニツシヨンスイツチ13の操作前においてセツト
スイツチ17の故障、或いはセツトスイツチ17
をマイクロコンピユータ20の前記入力ポートに
接続する電気配線の故障等が生じており、イグニ
ツシヨンスイツチ13を操作したとき、運転者が
自覚していないにもかかわらず、マイクロコンピ
ユータ20の前記入力ポートにあたかもセツトス
イツチ17からセツト信号が付与されているのと
同様の現像が生じる場合には、ステツプ42,4
3a及び43bを順次通る主制御プログラムの実
行を繰返し、これによつて運転者自身の自覚に伴
なうセツトスイツチ17の操作なくしてエンジン
が自動始動停止制御下におかれてしまう危険性を
未然に防止できる。
なお、上記実施例においては、本発明を自動車
用ガソリンエンジンに適用した例について説明し
たが、これに限らず、本発明を自動車用デイーゼ
ルエンジンに適用することもできる。しかして、
この場合、デイーゼルエンジンを塔載した自動車
のキースイツチ(イグニツシヨンスイツチ13に
相当する)を操作した後に、デイーゼルエンジン
を自動始動停止制御下にセツトするに必要なセツ
ト信号が発生していないことを検出し、然る後に
前記セツト信号が発生したときこれに基いてデイ
ーゼルエンジンを自動始動停止制御下にセツトす
るようにし、かつ、イグニツシヨン回路12に代
えて、デイーゼルエンジンへの燃料の噴射量を制
御する燃料射量制御手段を虎採用し、この燃料噴
射量制御手段が、イグニツシヨンリレー34の常
閉接点34bが開いたときに燃料の噴射を停止す
るようにすればよい。
以上詳細に説明したとおり、本発明による自動
車用エンジンの自動始動停止方法においては、上
記実施例にてその一例を示したごとく、当該自動
車のイグニツシヨンスイツチを操作した後に、前
記エンジンを自動始動停止制御下にセツトするに
必要なセツト信号が発生していないことを検出
し、然る後に前記セツト信号が発生したときこれ
に基いて前記エンジンを自動始動停止制御下にセ
ツトするようにしたことにその構成上の特徴があ
り、これにより、運転者が前記イグニツシヨンス
イツチの操作後に前記検出結果を確認した上でそ
の自覚のもとに前記セツト信号を発生させて前記
エンジンを自動始動停止制御下におくことがで
き、その結果本明細書の冒頭に述べた危険性を未
然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図、第3図及び第4図はそれぞれ第1図
のマイクロコンピユータの作用を示すフローチヤ
ートである。 符号の説明、11……スタータ、12……イグ
ニツシヨン回路、13……イグニツシヨンスイツ
チ、16……速度センサ、17……セツトスイツ
チ、18a……第1クラツチスイツチ、18b…
…第2クラツチスイツチ、20……マイクロコン
ピユータ、31,33……トランジスタ、32…
…スタータリレー、34……イグニツシヨンリレ
ー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動車の発進時にその発進操作機構の操作に
    応答して前記自動車のエンジンを自動的に始動
    し、前記自動車が発進した後はこの自動車が走行
    状態にあることを検出してこの検出結果に基き前
    記エンジンの回転を保持し、かつ前記自動車が停
    止したとき前記エンジンを停止させるようにした
    自動車用エンジンの自動始動停止方法において、
    前記自動車のイグニツシヨンスイツチを操作した
    後に、前記エンジンを自動始動停止制御下にセツ
    トするに必要なセツト信号が発生していないこと
    を検出し、然る後に発生する前記セツト信号に基
    いて前記エンジンを自動始動停止制御下にセツト
    するようにしたことを特徴とする自動車用エンジ
    ンの自動始動停止方法。
JP56114876A 1981-07-22 1981-07-22 自動車用エンジンの自動始動停止方法 Granted JPS5815733A (ja)

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JP56114876A JPS5815733A (ja) 1981-07-22 1981-07-22 自動車用エンジンの自動始動停止方法
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