JPS6221407A

JPS6221407A - 圧延機のロールをロール軸線方向に移動させるための装置

Info

Publication number: JPS6221407A
Application number: JP61125955A
Authority: JP
Inventors: ハンス　フロッシュ
Original assignee: SMS Schloemann Siemag AG; Schloemann Siemag AG
Current assignee: SMS Siemag AG
Priority date: 1985-07-17
Filing date: 1986-06-02
Publication date: 1987-01-29
Anticipated expiration: 2010-07-05
Also published as: US4693106A; DE3525462A1; DE3525462C2; JPH0761491B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技Ｍｉ弊本発明は、多段ロールスタンドのロール支柱の支柱開口
部で案内されるロールチョックをロール軸線方向に移動
させるための装置に関する。

従−米且術− この種の公知の装置（ドイツ特許第２４４０４９５号公
報）は２つの作業ロールと、２つの中間ロールと、２つ
の支持ロールとを備えたロールスタンドに対して構成さ
れているもので、各中間ロールのロールチョックの１つ
には、軸線方向に外側へ突出する２つのアームが設けら
れ、これらのアームのそれぞれにはピストン・シリンダ
装置が結合部材を介して係合している。両ピストン・シ
リンダ装置は、ロールスタンドの支柱に設けられ、それ
ぞれのロールチョックの側方に支柱と直接固定するか、
もしくは支柱と着脱可能に結合される保持台に固定され
る。

この公知の装置の欠点は、ピストン・シリンダ装置から
ロールチョックに伝動されるべき軸線方向の移動力が、
ロールの圧下位置に応じて、従ってロールチョックの圧
下位置に応じて、ロールの中心軸線に対して心合わせ的
に伝動しないことである。これは、それぞれのロールチ
ョックの突出アームが両ピストン・シリンダ装置の共通
の軸面の下方または上方に大きな間隔をもって配置され
、従ってピストン・シリンダ装置の作業部材からこれら
のアームへの力の伝動に伴い、この力の伝動に対応した
曲げモーメントが前記作業部材からアームへ伝わるから
である。さらに、ピストン・シリンダ装置の作業部材か
らアームへの力伝動には滑動案内部材としてのカンチレ
バーを配置する必要があるが、このカンチレバーは生じ
た曲げモーメントを吸収しなければならず、その潤滑に
はしばしば問題が生じる。

＝５− 一１１年本発明の目的は、上記の欠点を除去し、これらの欠点に
伴う問題を解消することである。

−構成表」ｌ勿−釆一本発明は、上記目的を達成するため、ロール支柱に固定
されている担持フレームに枢着された往復動機関によっ
てロール軸線に対して垂直な軸線のまわりに旋回可能に
ガイドレール対が前記担持フレームで支持され、前記往
復動機関と同軸に担持フレームに枢着されている他の往
復動機関によってロールの方向に且つロールから離れる
方向に移動可能な担持往復台がガイドレール対で案内さ
れ、担持往復台のロール側に、ロール軸線に対して横に
配置される旋回軸を備え且つロールチョックと相対回転
不能に結合可能な締め付けアームが枢着されていること
を特徴とするものである。

本発明は、多段ロールスタンドの中間ロールのための軸
線方向移動装置に係わる公知の提案（ドイツ特許公開第
３１４５１３４号公報）を前提としている。この公知の
提案は、従来と構成を異に６一し、ロールチョックの外側で移動可能で且つロール軸に
取り付け可能な連結部材が設けられ、この連結部材は、
支柱に固定される担持フレーム内で移動可能に支障され
る往復台と枢着結合されている。

本発明による装置を用いると、担持フレームに枢着さｔ
ガイドレール対のための旋回装置を形成している往復動
機関によって、担持往復台を駆動させる往復動機関から
生じる移動力を、ロールチョックがどんな圧下位置にあ
ろうともロールの中心軸線の方向に向けることが可能に
なる。

さらに本発明によれば、担持往復台のロール側に、担持
往復台の移動方向に対して横に移動可能な担持突出部が
配置され、該担持突出部のガイドレールに対向する側に
担持往復台に対して支持可能なプランジャーが配置され
、巨つ担持突出部のロール側に締め付けアームが枢着さ
れていることができる。また本発明による装置は、支柱
に固定される担持フレームが、垂直なロール軸面に対し
て平行に延びる滑動面であって、定置の移動装置と結合
され支柱の方向に開口したガイドフォークのための滑動
面を具備しているように構成することもできる。このガ
イドフォークには、ロール軸線に対して横に位置する軸
線のまわりに移動可能な且つ旋回可能な揺動フレームが
支持され、この揺動フレームが締め付けアームを担持し
ている。

この場合揺動フレームは、その旋回軸線において移動可
能に、即ちロール軸に対して横に移動可能に形成されて
いることができる。

本発明の他の構成によれば、担持往復台が、横木部によ
ってＨ字状に結合される２つの平行な滑動フランジから
成り、横木部のロールとは逆の側に往復動機関が枢着さ
れ、且つ横木部のロール側にして滑動フランジの間に、
締め付けアームを担持している前記担持突出部がリニア
ボールベアリングによって保持され、担持突出部内に配
置されるプランジャーの端面が、滑動フランジの前記端
面側の側面を付勢している。また、担持フレームとガイ
ドレールの互いに対向している側面に、互いに滑動可能
に作用を及ぼしあっている案内面が＝８− 配置され、さらに担持フレームに、ガイドレールの旋回
範囲を上方及び下方で制限している位置調整可能なスト
ッパー要素が配置されているように構成することもでき
る。最後に本発明によれば。

締め付けアームの案内軸受の担持体が、ロールチョック
に位置付け可能に装着できる、結合されるべき案内溝の
ための移行プラグとして形成されている。

本発明による装置は、あらゆる種類の冷間及び熱間圧延
機において中間ロール、作業ロール、支持ロール、二重
ロールを移動させるために適しているが、特にロール間
隙の輪郭を可変にするためロールを軸線方向に正確に位
置付けしながら移動させるようにした多段ロールスタン
ド（ＥＰ　　００４．９７９８　　Ａ２及びＥＰ　　０
４３８６９　　Ａ３参照）や、中間ロールまたは作業ロ
ールをロール面に対して平行にロールの共通な垂直中心
軸面から移動させるようにしたロールスタンドでの使用
に適している。例えば１つのロール対に対して２つの装
置を重設した場合、本発明によるガイドレール対を用い
ると、これらの２つの装置を正六方晶系的に上方及び下
方へ所定のロール取外し位置へ移動させ、次に新たに取
付けられるロール対のための所定の圧延位置、即ち連結
位置へ移動させることができる。担持往復台に対して横
に移動可能な担持突出部を用いると、装置を上述のよう
なロールの外心制御に適合させることができ、この場合
担持突出部は、変化した横位置でプランジャーにより液
圧的にロックされる。ガイドレールを旋回させる往復動
機関は、ロールの所定条件に影響を与えるような力がロ
ールに伝わらないようにするため、装置を重量的に平衡
にさせるためにも用いられる。

矢１１外次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。

第１図かられかるように、担持フレーム１は図示してい
ないロール支柱に固定して配置され、Ｕ字形湾曲体の形
状をもっている。ＴＪ字ウェブ１ａの内面には、旋回軸
受１０で支持されるガイドレ−ル対の２つのガイドレー
ル２と３が枢着されている。この両ガイドレール２と３
の自由端には、枢着部１１と１２（第２図参照）で往復
動機関としてのピストン・シリンダ装置４と５が係合し
ている。ピストン・シリンダ装置４と５は、担持フレー
ム１に枢着されている。ガイドレール２と３で担持往復
台８が案内され、該担持往復台８は、横木部８ｂによっ
てＨ字形に結合されている２つの滑動フランジ８ａから
成っている。横木部８ｂには駆動用往復動機関としての
ピストン・シリンダ装置７が枢着部１３を介して取付け
られている。

このピストン・シリンダ装置７は、ガイドレール２と３
のための軸受１０の軸線上で、担持フレーム１のＵ字つ
ェブ１ａの内面に軸受１４によって枢着されている。横
木部８ｂのロール（図示せず）側には、ピストン・シリ
ンダ装置７によって生じる担持往復台８の移動方向に対
して横に移動可能に担持突出部９がリニアボールベアリ
ング１５で支持されている。担持突出部９のガイドレー
ル２と３側には、圧力媒体で付勢可能なプランジャー１
１が配置され、該プランジャー１１の端面は。

滑動フランジ８ａの互いに向き合っている内面に作用す
る。さらに担持突出部９は、ロール或いはロールチョッ
ク側に、旋回軸受１７で支持される担持部材１８を担持
し、この担持部材１８には、締め付けアーム２０を形成
しているアームが枢着されている。締め付けアーム２０
は、そのフック部２０ａによってロールチョック６の対
応する受容部で受容され、そして締め付けアーム２０の
フック部２０ａとは逆の側のアーム端２０ｂは、ピスト
ン・シリンダ族［２２と枢着結合されている。

担持部材１８は、そのピン１８ａによってロールチョッ
ク６の端面に差し込み可能且つ位置付け可能な移行プラ
グとして形成されている。この移行プラグによって結合
可能な案内溝はロールチョック６と担持部材８に設けら
れているが、これは本発明には直接関係がないので、図
面を簡略にするためにも図示していない。

締め付けアーム２０のフック部２０ａがロールチョック
６の受容部で受容されているときにピストン・シリンダ
装置７を操作することによって、ロールチョック６をロ
ールとともに軸線方向に移動させ、位置付けさせること
ができる。この過程は、ロールチョック及びロールの圧
下位置とは無関係にロール中心部の上方或いは下方で行
われる。

ロールがロールスタンドのロールの共通の垂直な軸線面
からずれると、担持部材９を締め付けアーム２０ととも
にリニアボールベアリング１５で案内しながらこのずれ
移動に追従させることができる。このようにして調整さ
れたロールの外心位置は、プランジャー１１を操作する
ことによって固定され、図示していない態様でロックさ
れる。

ガイドレール２，３の旋回運動は、担持フレーム１とガ
イドレール２或いは３の互いに対向している側面１ａに
配置され互いに滑動可能に付勢されている案内面１ｃ、
２ａ或いは３ａによって案内され、側方から支持される
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の部分断面平面図、第２図は
第１図の装置の部分断面側面図である。１・・・担持フレーム２．３・・・ガイドレール４．５・・往復動機関（ピストン・シリンダ装置）６・
・・ロールチョック７・・・往復動機関（ピストン・シリンダ装置）８・・
・担持往復台　　８ａ・・・滑動フランジ８ｂ・・・横
木部　　　９・・・担持突出部１１・・・プランジャー１５・・・リニアボールベアリング２０・・・締め付けアーム

Claims

【特許請求の範囲】（１）多段ロールスタンドのロール支柱の支柱開口部で
案内されるロールチョックをロール軸線方向に移動させ
るための装置において、ロール支柱に固定されている担
持フレーム（１）に枢着された往復動機関（４、５）に
よってロール軸線に対して垂直な軸線のまわりに旋回可
能にガイドレール対（２、３）が前記担持フレーム（１
）で支持され、前記往復動機関（４、５）と同軸に担持
フレーム（１）に枢着されている他の往復動機関（７）
によってロールの方向に且つロールから離れる方向に移
動可能な担持往復台（８）がガイドレール対（２、３）
で案内され、担持往復台（８）のロール側に、ロール軸
線に対して横に配置される旋回軸（１７）を備え且つロ
ールチョック（６）と相対回転不能に結合可能な締め付
けアーム（２０）が枢着されていることを特徴とする装
置。（２）担持往復台（８）のロール側に、担持往復台（８
）の移動方向に対して横に移動可能な担持突出部（９）
が配置され、該担持突出部（９）のガイドレール（２、
３）に対向する側に担持往復台（８）に対して支持可能
なプランジャー（１１）が配置され、且つ担持突出部（
９）のロール側に締め付けアーム（２０）が枢着されていることを特徴とする、特許請求
の範囲第１項に記載の装置。（３）担持往復台（８）が、横木部（８ｂ）によってＨ
字状に結合される２つの平行な滑動フランジ（８ａ）か
ら成り、横木部（８ｂ）のロールとは逆の側に往復動機
関（７）が枢着され、且つ横木部（８ｂ）のロール側に
して滑動フランジ（８ａ）の間に、締め付けアーム（２
０）を担持している前記担持突出部（９）がリニアボールベアリング（１５）によって保持
されていることと、担持突出部（９）内に配置されるプランジャー（１１）の端面が、
滑動フランジ（８ａ）の前記端面側の側面を付勢してい
ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項または第２
項に記載の装置。（４）担持フレーム（１）とガイドレール（２、３）の互いに対向している側面（１ｂ）に、互い
に滑動可能に作用を及ぼしあっている案内面（１ｃ、２
ａ或いは３ａ）が配置されていることを特徴とする、特
許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１つに記
載の装置。（５）担持フレーム（１）に、ガイドレール（２、３）
の旋回範囲を上方及び下方で制限している位置調整可能
なストッパー要素（２６）が配置されていることを特徴とする、特許請求
の範囲第１項から第４項までのいずれか１つに記載の装
置。（６）締め付けアーム（２０）の案内軸受の担持体（１
８）が、ロールチョック（６）に位置付け可能に装着で
きる、結合されるべき案内溝のための移行プラグとして
形成されていることを特徴とする、特許請求の範囲第１
項から第５項までのいずれか１つに記載の装置。