JPS62213129A - 絶縁膜のスパツタリング形成方法およびその装置 - Google Patents
絶縁膜のスパツタリング形成方法およびその装置Info
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- JPS62213129A JPS62213129A JP5460986A JP5460986A JPS62213129A JP S62213129 A JPS62213129 A JP S62213129A JP 5460986 A JP5460986 A JP 5460986A JP 5460986 A JP5460986 A JP 5460986A JP S62213129 A JPS62213129 A JP S62213129A
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は半導体基板に絶縁膜のスパッタリング形成方
法とその装置に関し、特に半導体装置における多層配線
工程において段差部上のカバレージの良好な眉間絶縁膜
のスパッタに適用されるものである。
法とその装置に関し、特に半導体装置における多層配線
工程において段差部上のカバレージの良好な眉間絶縁膜
のスパッタに適用されるものである。
高周波(R,F)スパッタリングによって半導体装置の
層間絶縁膜を形成するのに、第6図に示すように半導体
基板100を載置する半導体基板支持部101の上方に
これと離隔し対向してターゲット102を配置し、スパ
ッタリングに際してターゲット・バイアスを印加すると
同時に半導体基板にもバイアスを印加する。このように
して半導体基板とターゲットの間にプラズマ103を形
成しアルミニウムの段差上でのステップ・カバレージを
良好にし、絶縁膜形成後の半導体基板表面形状の平担化
を行なっている。なお、第6図における104はターゲ
ット・バイアス発生用のターゲットR,F電源、105
は半導体基板のバイアス発生用の基板R,F電源である
。
層間絶縁膜を形成するのに、第6図に示すように半導体
基板100を載置する半導体基板支持部101の上方に
これと離隔し対向してターゲット102を配置し、スパ
ッタリングに際してターゲット・バイアスを印加すると
同時に半導体基板にもバイアスを印加する。このように
して半導体基板とターゲットの間にプラズマ103を形
成しアルミニウムの段差上でのステップ・カバレージを
良好にし、絶縁膜形成後の半導体基板表面形状の平担化
を行なっている。なお、第6図における104はターゲ
ット・バイアス発生用のターゲットR,F電源、105
は半導体基板のバイアス発生用の基板R,F電源である
。
従来の枚葉式バイアス・スパッタ装置においては、ター
ゲットの裏面に永久磁石、または電磁石を配置dシ、こ
れが発生する磁界によりプラズマを閉じ込めている。第
6図はターゲットの裏面に電磁石106を配置した装置
、第7図はターゲットの裏面に永久磁石107を配置す
る場合の永久磁石の配置部を例示するものである。この
ようにして発生する磁界は半導体基板のR,Fスパッタ
リングによるダメージを軽減するとともに、スパッタリ
ングの速度を高速化している。
ゲットの裏面に永久磁石、または電磁石を配置dシ、こ
れが発生する磁界によりプラズマを閉じ込めている。第
6図はターゲットの裏面に電磁石106を配置した装置
、第7図はターゲットの裏面に永久磁石107を配置す
る場合の永久磁石の配置部を例示するものである。この
ようにして発生する磁界は半導体基板のR,Fスパッタ
リングによるダメージを軽減するとともに、スパッタリ
ングの速度を高速化している。
従来、絶縁膜形成に用いられる枚葉式マグネトロンバイ
アス・スパッタリング装置には(a)タゲット裏面に配
置した永久磁石により発生する磁界によりマグネトロン
放電を起こし、かつ、半導体基板にもバイアスを印加し
スパッタ成膜を行なうもの、 (b)ターゲット裏面に電磁石を配置し、そのコイルの
直径の設定を変えることにより磁界を制御し、プラズマ
領域を変化させることによってスパッタ速度およびアル
ミニウム配線の段差部におけるステップカバレージの半
導体基板面内均一性を制御するもの、 がある。しかし、上記(a)には次にあげる問題があっ
て半導体基板面内に均一にバイアス効果を期待できない
。すなわち、 (a−1)ターゲット上に発生する磁場の分布はターゲ
ット・バイアス時に基板に均一な薄膜が得られるように
構成されている。しかし、この磁場の効果によって半導
体基板にバイアスを印加した時の基板面内でのバイアス
効果が不均一になり、その値は±50%を超えることも
ある。
アス・スパッタリング装置には(a)タゲット裏面に配
置した永久磁石により発生する磁界によりマグネトロン
放電を起こし、かつ、半導体基板にもバイアスを印加し
スパッタ成膜を行なうもの、 (b)ターゲット裏面に電磁石を配置し、そのコイルの
直径の設定を変えることにより磁界を制御し、プラズマ
領域を変化させることによってスパッタ速度およびアル
ミニウム配線の段差部におけるステップカバレージの半
導体基板面内均一性を制御するもの、 がある。しかし、上記(a)には次にあげる問題があっ
て半導体基板面内に均一にバイアス効果を期待できない
。すなわち、 (a−1)ターゲット上に発生する磁場の分布はターゲ
ット・バイアス時に基板に均一な薄膜が得られるように
構成されている。しかし、この磁場の効果によって半導
体基板にバイアスを印加した時の基板面内でのバイアス
効果が不均一になり、その値は±50%を超えることも
ある。
(a−2)逆にバイアス効果が基板面内で均一になるよ
うに永久磁石を配置すると、ターゲット・バイアス時の
分布が不均一になる。
うに永久磁石を配置すると、ターゲット・バイアス時の
分布が不均一になる。
次に、上記(b)電磁石を配置したものには次にあげる
問題がある。すなわち、 (b−t)エロージョン怪(マグネトロン・スパッタリ
ングにおいてターゲット上に現われる被スパッタ物質の
消耗が速い部分からなる円の直径、すなわち、プラズマ
の拡がりを示す量)を拡げ、約160mmになるように
コイルの直径を設定した場合を示す第4図aによってみ
ると1曲線Aはデポジションレート〔人/■in)を示
し、Aはターゲット・バイアスが2000ワツト、半導
体基板のバイアスが0ワツトの場合で、 200010
の如く示されている。
問題がある。すなわち、 (b−t)エロージョン怪(マグネトロン・スパッタリ
ングにおいてターゲット上に現われる被スパッタ物質の
消耗が速い部分からなる円の直径、すなわち、プラズマ
の拡がりを示す量)を拡げ、約160mmになるように
コイルの直径を設定した場合を示す第4図aによってみ
ると1曲線Aはデポジションレート〔人/■in)を示
し、Aはターゲット・バイアスが2000ワツト、半導
体基板のバイアスが0ワツトの場合で、 200010
の如く示されている。
これからターゲット・バイアス時における絶縁膜の堆積
速度の面内均一性は非常に良好で1例えば5インチ径の
半導体基板の場合±4%である。しかし、この磁界のも
とで半導体基板バイアスのみ例えば図中に示す200ワ
ツトで印加した時の逆スパッタ速度は図中の曲線Bで示
されるように、半導体基板の周辺部で速く、中央部では
ほとんど逆スパッタされないので面内均一性は40%で
ある。
速度の面内均一性は非常に良好で1例えば5インチ径の
半導体基板の場合±4%である。しかし、この磁界のも
とで半導体基板バイアスのみ例えば図中に示す200ワ
ツトで印加した時の逆スパッタ速度は図中の曲線Bで示
されるように、半導体基板の周辺部で速く、中央部では
ほとんど逆スパッタされないので面内均一性は40%で
ある。
これらからこの磁界のもとでは半導体基板の中央部では
スパッタ速度が速く、周辺部では遅い曲線Cで示すもの
となり、面内均一性は約±15%となる。第4図すには
半導体基板の中央部での絶縁膜のステップカバレージ形
状を断面図で示し、第4図Cには周辺部での絶縁膜のス
テップ・カバレージ形状を断面図で示す。図中、100
は半導体基板、108は半導体基板上の熱酸化(Sin
、 )膜、109は熱酸化膜上のAQ−5i配線パター
ン、110は熱酸化膜108、Afi−5i配線パター
ン109上に形成された絶縁膜を夫々示す1図からも明
らかなように、アルミニウム段差上でのステップカバレ
ージも半導体基板周辺部では良好なテーパがつくが、中
央部では逆スパッタが行なわれないため悪い。それ故に
本工程に施される二層目の配線パターンが中央部におい
て断線を起す可能性が高い。
スパッタ速度が速く、周辺部では遅い曲線Cで示すもの
となり、面内均一性は約±15%となる。第4図すには
半導体基板の中央部での絶縁膜のステップカバレージ形
状を断面図で示し、第4図Cには周辺部での絶縁膜のス
テップ・カバレージ形状を断面図で示す。図中、100
は半導体基板、108は半導体基板上の熱酸化(Sin
、 )膜、109は熱酸化膜上のAQ−5i配線パター
ン、110は熱酸化膜108、Afi−5i配線パター
ン109上に形成された絶縁膜を夫々示す1図からも明
らかなように、アルミニウム段差上でのステップカバレ
ージも半導体基板周辺部では良好なテーパがつくが、中
央部では逆スパッタが行なわれないため悪い。それ故に
本工程に施される二層目の配線パターンが中央部におい
て断線を起す可能性が高い。
次に、二ローション径を狭め約110mmにした場合を
第4図に示したところに準じて第5図に示す。
第4図に示したところに準じて第5図に示す。
半導体基板のバイアスのみ印加したときの逆スパッタ速
度の面内均一性は第5図aの曲線Cに見られるように非
常に良く±10%程度である。しかし、ターゲット・バ
イアス時のスパッタ堆積速度は中央部で周辺部よりも速
くなり、均一性は曲線Aに見られるように±8%程度で
ある。また、バイアス・スパッタ時のスパッタ速度は半
導体基板面上の任意の点においてターゲット・バイアス
と半導体基板のバイアスの相互作用によって、ターゲッ
ト・バイアス時の堆積速度と半導体基板バイアス時の逆
スパッタ速度との単純な加算にはならず、その結果、面
内均一性は±20%と悪いものとなる。
度の面内均一性は第5図aの曲線Cに見られるように非
常に良く±10%程度である。しかし、ターゲット・バ
イアス時のスパッタ堆積速度は中央部で周辺部よりも速
くなり、均一性は曲線Aに見られるように±8%程度で
ある。また、バイアス・スパッタ時のスパッタ速度は半
導体基板面上の任意の点においてターゲット・バイアス
と半導体基板のバイアスの相互作用によって、ターゲッ
ト・バイアス時の堆積速度と半導体基板バイアス時の逆
スパッタ速度との単純な加算にはならず、その結果、面
内均一性は±20%と悪いものとなる。
この場合も半導体基板の周辺部において逆スパッタの効
果が顕著に現われ、アルミニウム段差上のステップカバ
レージが中央部と周辺部とで異なっていることが第5図
す、・Cによっても明らかである。
果が顕著に現われ、アルミニウム段差上のステップカバ
レージが中央部と周辺部とで異なっていることが第5図
す、・Cによっても明らかである。
次に、コイルの直径を変化させることによって二ローシ
ョン径を約110mmから約1601の間で変化させバ
イアス・スパッタ法により成膜を行なったが、スパッタ
速度およびアルミニウム配線段差部上におけるステップ
カバレージが半導体基板面内で均一となる条件は存在し
ない。
ョン径を約110mmから約1601の間で変化させバ
イアス・スパッタ法により成膜を行なったが、スパッタ
速度およびアルミニウム配線段差部上におけるステップ
カバレージが半導体基板面内で均一となる条件は存在し
ない。
この発明は上記従来の問題点に鑑み、枚葉式マグネトロ
ン・バイアス・スパッタ装置の長所を損なわずにスパッ
タ速度および段差部上ステップカバレージの面内均一性
を改善することを目的とする。
ン・バイアス・スパッタ装置の長所を損なわずにスパッ
タ速度および段差部上ステップカバレージの面内均一性
を改善することを目的とする。
この発明にかかる絶縁膜20のスパッタリング形成方法
は、半導体基板上に絶縁膜をスパッタリング法により形
成するにあたり、半導体基板100をターゲット102
に対向させて配置し、ターゲットのバイアスと半導体基
板のバイアスを交互に印加し、かつターゲットのバイア
ス印加時には堆積速度が半導体基板100上で均一にな
るように磁場の分布を設定し、半導体基板のバイアス印
加時には逆スパッタ速度が半導体基板上で均一になるよ
うに磁場の分布を設定する手段を含むものであり、さら
に、これに用いられるスパッタ′!A@は、半導体基板
支持部101と、これに対向させて配置されたターゲッ
ト102と、前記半導体基板とターゲット間の空間に形
成されるプラズマ領域を制御するために変位する励磁コ
イル14と、ターゲットのバイアスと半導体基板のバイ
アスを交互に印加するバイアス切換機構17を具備した
ことを特徴とするもので、スパッタ速度、ステップカバ
レージの面内均一性が改善される。
は、半導体基板上に絶縁膜をスパッタリング法により形
成するにあたり、半導体基板100をターゲット102
に対向させて配置し、ターゲットのバイアスと半導体基
板のバイアスを交互に印加し、かつターゲットのバイア
ス印加時には堆積速度が半導体基板100上で均一にな
るように磁場の分布を設定し、半導体基板のバイアス印
加時には逆スパッタ速度が半導体基板上で均一になるよ
うに磁場の分布を設定する手段を含むものであり、さら
に、これに用いられるスパッタ′!A@は、半導体基板
支持部101と、これに対向させて配置されたターゲッ
ト102と、前記半導体基板とターゲット間の空間に形
成されるプラズマ領域を制御するために変位する励磁コ
イル14と、ターゲットのバイアスと半導体基板のバイ
アスを交互に印加するバイアス切換機構17を具備した
ことを特徴とするもので、スパッタ速度、ステップカバ
レージの面内均一性が改善される。
以下、この発明の一実施例につき図面を参照した説明す
る。なお、説明において従来と変わらない部分について
は図面に従来と同じ符号をつけて・示し説明を省略する
。
る。なお、説明において従来と変わらない部分について
は図面に従来と同じ符号をつけて・示し説明を省略する
。
この発明の方法は、第2図に断面図で示されるスパッタ
装置を用い、その励磁コイル14の直径を周期的に変化
させ、るとともに、これとともにターゲットのバイアス
と半導体基板のバイアスを交互に印加するようにする第
1図に示されるスケジュールを設定して行なわれる。ま
た、半導体基板上に絶縁膜を形成する過程は第3図a
−dに示される。まず、予め半導体基板100上に熱酸
化膜108と、この上面に膜厚が1.0μ璽のAQ−3
Lの配線パターン109がスパッタ法により堆積され、
ついで通常のフォト・リソグラフィ法と反応性イオンエ
ツチング法により形成される6次に、これと対向して配
置されているターゲット102にバイアスを印加するタ
ーゲットR,F電源15と、半導体基板100にバイア
スを印加する基板R,F電源16とを第1図a、bに示
すように交互に、かつ、これと同じ周期でプラズマ領域
を変化させるように第2図に示される励磁コイル14を
移動させて一例の膜厚1.0μmの絶縁膜20が形成さ
れる。
装置を用い、その励磁コイル14の直径を周期的に変化
させ、るとともに、これとともにターゲットのバイアス
と半導体基板のバイアスを交互に印加するようにする第
1図に示されるスケジュールを設定して行なわれる。ま
た、半導体基板上に絶縁膜を形成する過程は第3図a
−dに示される。まず、予め半導体基板100上に熱酸
化膜108と、この上面に膜厚が1.0μ璽のAQ−3
Lの配線パターン109がスパッタ法により堆積され、
ついで通常のフォト・リソグラフィ法と反応性イオンエ
ツチング法により形成される6次に、これと対向して配
置されているターゲット102にバイアスを印加するタ
ーゲットR,F電源15と、半導体基板100にバイア
スを印加する基板R,F電源16とを第1図a、bに示
すように交互に、かつ、これと同じ周期でプラズマ領域
を変化させるように第2図に示される励磁コイル14を
移動させて一例の膜厚1.0μmの絶縁膜20が形成さ
れる。
上記絶縁膜20のスパッタリング形成のスパッタ条件は
次の如く設定される。
次の如く設定される。
スパッタ時の真空度(アルゴンガスの分圧)−−−−0
,40ρa。
,40ρa。
励磁コイル電流−−−−4A
堆積時:ターゲット側パワー−−−−2000す基板側
バワー−−−−OV コイル直径−−−−150mm 逆スパッタ時:ターゲット側パワー−−−−OW基板側
パワー−−−−20014 コイル直径−−−−10On+m (ここに、上記堆積時、逆スパッタ時における両R,F
パワー、コイル直径等は第1図、および第4図aにも示
される。)また、1周期は酸化膜の堆積、逆スパッタエ
ツチングで構成されており。
バワー−−−−OV コイル直径−−−−150mm 逆スパッタ時:ターゲット側パワー−−−−OW基板側
パワー−−−−20014 コイル直径−−−−10On+m (ここに、上記堆積時、逆スパッタ時における両R,F
パワー、コイル直径等は第1図、および第4図aにも示
される。)また、1周期は酸化膜の堆積、逆スパッタエ
ツチングで構成されており。
堆積時間30秒、逆スパッタ時間30秒の1周期に形成
されるスパッタ膜厚は約500人であった。
されるスパッタ膜厚は約500人であった。
次に、第3図a ” dに示される過程は、まず。
ターゲットにバイアス印加して絶縁膜20を堆積しく第
3図a)、次に半導体基板にバイアス印加して絶縁膜に
逆スパッタエツチングを施し特に突出角部に加えられる
エツチングは顕著で(第3図b)。
3図a)、次に半導体基板にバイアス印加して絶縁膜に
逆スパッタエツチングを施し特に突出角部に加えられる
エツチングは顕著で(第3図b)。
次にターゲットにバイアス印加して絶縁膜を積み増しく
第3図c)、さらに、半導体基板にバイアス印加して絶
縁膜に逆スパッタエツチングを施しく第3図d)、良好
なステップカバレージと1面内均一性が得られた。
第3図c)、さらに、半導体基板にバイアス印加して絶
縁膜に逆スパッタエツチングを施しく第3図d)、良好
なステップカバレージと1面内均一性が得られた。
次に、一実施例の装置は、すでに−都連べている他に、
ターゲット側の上面に電気絶縁板11を介して励磁コイ
ル移動用モータ12によってターゲットと平行に走行す
る搬送ベルト13上に励磁コイル14が設けられており
、励磁コイルの径が例えば100〜150mmに変化で
きる。また、ターゲット・バイアス用ターゲットR,F
電1jlX15と半導体基板の基板R,F電源16とを
所定の周期で、かつ励磁コイル径の変化と連動させて切
換えるバイアス切換機構17が設けられている。このバ
イアス切換機構17はメモリ、タイマ、スイッチ等によ
って所定の切換がなされる。
ターゲット側の上面に電気絶縁板11を介して励磁コイ
ル移動用モータ12によってターゲットと平行に走行す
る搬送ベルト13上に励磁コイル14が設けられており
、励磁コイルの径が例えば100〜150mmに変化で
きる。また、ターゲット・バイアス用ターゲットR,F
電1jlX15と半導体基板の基板R,F電源16とを
所定の周期で、かつ励磁コイル径の変化と連動させて切
換えるバイアス切換機構17が設けられている。このバ
イアス切換機構17はメモリ、タイマ、スイッチ等によ
って所定の切換がなされる。
この発明によれば、所定の配線パターン上にバイアス・
スパッタ法で形成すると、平均の成膜速度の半導体基板
面内均一性として第4図aに示すように±4%とという
良好な値が得られた6また、段差部上でのステップカバ
レージも第4図す、cに示されるように中央部1周辺部
の差が認められない程度に良好で有意差のない形状が得
られた。
スパッタ法で形成すると、平均の成膜速度の半導体基板
面内均一性として第4図aに示すように±4%とという
良好な値が得られた6また、段差部上でのステップカバ
レージも第4図す、cに示されるように中央部1周辺部
の差が認められない程度に良好で有意差のない形状が得
られた。
次に、多層配線に用いた場合、この後の反応性イオンエ
ツチングによるエッチバック(平坦性)、層間絶縁膜積
み増し後1段差部で段線の認められないステップカバレ
ージの良好な二層目配線を半導体基板面上均一に形成で
きるなどの顕著な利点がある。
ツチングによるエッチバック(平坦性)、層間絶縁膜積
み増し後1段差部で段線の認められないステップカバレ
ージの良好な二層目配線を半導体基板面上均一に形成で
きるなどの顕著な利点がある。
第1図a、b、cは夫々本発明のターゲットのR,Fパ
ワー、基板側のR,Fパワー、コイル径の時間変化の設
定例を示す線図、第2図は本発明の装置の断面図、第3
図a ” dは本発明の方法による絶縁膜ステップカバ
レージの時間変化を示すいずれも断面図、第4図は本発
明にかかり、第4図aは成膜速度面内分布を示す線図、
第4図すは半導体基板中央部の絶縁膜のステップカバレ
ージ形状を示す断面図、第4図Cは半導体基板周辺部の
絶縁膜のステップカバレージ形状を示す断面図、第5図
および第6図は夫々二ローション径が160gm、11
0m園の場合につき、第5図aと第6図aは成膜速度面
内分布を示す線図、第5図すと第6図すは半導体基板中
央部の絶縁膜のステップカバレージ形状を示す断面図、
第5図Cと第6図Cは半導体基板周辺部の絶縁膜のステ
ップカバレージ形状を示す断面図、第7図はバイアス・
スパッタリングを説明するための断面図、第8図は電磁
石マグネ装置のターゲット側の断面図である。 11−−−−−−1気絶縁板 12−−−一−−励磁コイル移動用モータ13−−−−
−一搬送用ベルト 14−−−−−一励磁コイル 15、104−一−−−−ターゲットR,F電源。 16、105−−−−−一基板R,F電源17−−−−
−−バイアス切換機構 20−−−−−一絶縁膜 100−−一−−−半導体基板 1oz−−−−−一ターゲット 108−−−−−一熱酸化膜
ワー、基板側のR,Fパワー、コイル径の時間変化の設
定例を示す線図、第2図は本発明の装置の断面図、第3
図a ” dは本発明の方法による絶縁膜ステップカバ
レージの時間変化を示すいずれも断面図、第4図は本発
明にかかり、第4図aは成膜速度面内分布を示す線図、
第4図すは半導体基板中央部の絶縁膜のステップカバレ
ージ形状を示す断面図、第4図Cは半導体基板周辺部の
絶縁膜のステップカバレージ形状を示す断面図、第5図
および第6図は夫々二ローション径が160gm、11
0m園の場合につき、第5図aと第6図aは成膜速度面
内分布を示す線図、第5図すと第6図すは半導体基板中
央部の絶縁膜のステップカバレージ形状を示す断面図、
第5図Cと第6図Cは半導体基板周辺部の絶縁膜のステ
ップカバレージ形状を示す断面図、第7図はバイアス・
スパッタリングを説明するための断面図、第8図は電磁
石マグネ装置のターゲット側の断面図である。 11−−−−−−1気絶縁板 12−−−一−−励磁コイル移動用モータ13−−−−
−一搬送用ベルト 14−−−−−一励磁コイル 15、104−一−−−−ターゲットR,F電源。 16、105−−−−−一基板R,F電源17−−−−
−−バイアス切換機構 20−−−−−一絶縁膜 100−−一−−−半導体基板 1oz−−−−−一ターゲット 108−−−−−一熱酸化膜
Claims (2)
- (1)半導体基板上に絶縁膜をスパッタリング法により
形成するにあたり、半導体基板をターゲットに対向させ
て配置し、ターゲットのバイアスと半導体基板のバイア
スを交互に印加し、かつターゲットのバイアス印加時に
は堆積速度が半導体基板上で均一になるように磁場の分
布を設定し、半導体基板のバイアス印加時には逆スパッ
タ速度が半導体基板上で均一になるように磁場の分布を
設定する手段を含む絶縁膜のスパッタリング形成方法。 - (2)半導体基板支持部と、これに対向させて配置され
たターゲットと、前記半導体基板とターゲット間の空間
に形成されるプラズマ領域を制御するために変位する励
磁コイルと、ターゲットのバイアスと半導体基板のバイ
アスを交互に印加するバイアス切換機構を具備したこと
を特徴とする絶縁膜のスパッタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5460986A JPH0693450B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 絶縁膜のスパツタリング形成方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5460986A JPH0693450B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 絶縁膜のスパツタリング形成方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62213129A true JPS62213129A (ja) | 1987-09-19 |
JPH0693450B2 JPH0693450B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=12975480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5460986A Expired - Lifetime JPH0693450B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 絶縁膜のスパツタリング形成方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0693450B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0297502A2 (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-04 | Hitachi, Ltd. | Method of and apparatus for sputtering |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP5460986A patent/JPH0693450B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0297502A2 (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-04 | Hitachi, Ltd. | Method of and apparatus for sputtering |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0693450B2 (ja) | 1994-11-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |