JPS6221219A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPS6221219A
JPS6221219A JP60160055A JP16005585A JPS6221219A JP S6221219 A JPS6221219 A JP S6221219A JP 60160055 A JP60160055 A JP 60160055A JP 16005585 A JP16005585 A JP 16005585A JP S6221219 A JPS6221219 A JP S6221219A
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JP
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mark
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JP60160055A
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Inventor
Hajime Nakamura
元 中村
Hiroki Suzukawa
鈴川 弘樹
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は被検物体の位置検出用パターンの位置を検出す
るための装置に関し、特に半導体焼付工程でウェハある
いはマスク(またはレチクル)を位置合せする場合、テ
レビカメラあるいはCOD等の撮像手段で撮像して得た
画像信号からパターンの位置を正確に検出するための装
置に関するものである。
[従来技術] アライメントマークが撮像手段の撮像視野内にない場合
、アライメントマークを有する物体あるいは撮像手段を
移動させマークを模索する過程が必要であるが、従来こ
の様な場合X座標およびY座標同時に検出できるまで模
索動作を繰り返し行なってきた。しかしながら、上述の
様な模索動作はマークの存在方向とは独立に行われてい
るためマークを検出するのに時間がかかるという欠点が
あった。
マークが入っている場合、アライメントマークと光学系
のマークが重なり合うと、アライメントマークとして検
出できず、さらに模索動作を行なった後、結果的には位
置検出不可能という状態になってしまうという欠点も持
っていた。
[発明の目的] 本発明は、前記従来例の欠点に鑑み、被検物体のパター
ンの位置検出を高速に行ない、かつ光学系内のマークと
被検物体のパターンが重なり合った場合にも正確に位置
検出することのできる位置検出@置を提供することを目
的とする。
[実施例の説明〕 以下、図面に従って本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明が適用されるパターン焼付は装置の外
観を示す。同図において、1は集積回路バ°ターンを具
えたマスクで、他のマスクセツティングマークやファイ
ンアライメントマークを具えるものとする。2はマスク
チャックで、マスク1を保持してマスク1を平面内並び
に回転方向に移動させる。3は縮小投影レンズである。
4は感光層を具えるウェハで、ファインアライメントマ
ークとプリアライメントマークを具えるものとする。
5はウェハステージで、ウェハ4を保持してそれを平面
内並びに回転方向に移動させたり、ウェハ焼付は位置(
投影野内)とテレビ・プリアライメント位置間を移動す
る。6はテレビ・プリアライメント用検出装置の対物レ
ンズ、7は撮像管(または固体撮像素子)、8は映像観
察用のテレビ受像器である。9は双眼ユニットで、投影
レンズ3を介してウェハ4の表面を観察するために役立
つ。
10は、光源10aを発したマスク照明光を収束させる
ための照明光学系並びにファインアライメント用の検出
装置を収容する上部ユニットである。
ウェハステージ5は図示しないウェハ搬送手段により搬
送されたウェハを所定の位置で保持し、まず、テレビ・
プリアライメント用対物レンズ6の視野内にウェハ上の
プリアライメントマークが入る位置まで移動する。この
時の位置精度は機械的なプリアライメント11度による
ものであり、対物レンズ6の視野はおよそ直径1〜21
程度である。この視野内の7ライメントマークはIll
雷管7検出され、テレビ・プリアライメント視野内のア
ライメントマークの座標位置が検出される。ここで、投
影光学系のファインアライメント用検出位置と前述のテ
レビ・プリアライメントにおける座標の原点はあらかじ
め設定されているのでこの2点の位置と、テレビ・プリ
アライメントマークの座標位置から7?インアライメン
ト位置へのウェハステージ5の送り込み量が決められる
テレビ・プリアライメントの位置検出精度は±5μ以下
であり、テレビ・プリアライメント位置からファインア
ライメント位置までのウェハステージ5の移動で発生す
る誤差を考慮に入れても、±10μ程度である。従って
ファインアライメントは約±10μの範囲で行なえばよ
く、これはテレビ・プリアライメントを行なわない場合
のファインアライメントの視野範囲の1/100以下の
範囲であり、ファインアライメントがより高速で行なえ
ることになる。
第2図はテレビ・プリアライメント用検出装置の実施例
を示しており、図中の縮小投影レンズ3、ウェハ4、対
物レンズ6、撮像管7は第1図と同一である。
他方、11は照明用光源で、例えばハロゲンランプを使
用する。12はコンデンサレンズである。13(13A
と13B)は交換的に着脱される明視野絞りと暗視野絞
りで、図では明視野絞り13Aを光路中に装着している
。コンデンサレンズ12は光源11を絞り13上に結像
する。14は照明用リレーレンズ、15は接合プリズム
で、接合プリズム15は照明系の共軸と受光系の光軸を
共軸にする機能を持ち、内側反射面15aと半透過反射
面15bを具える。ここで光源11、コンデンサレンズ
12、絞り13、照明リレーレンズ14、接合プリズム
15および対物レンズ6は照明系を構成し、対物レンズ
6を射出した光束はウェハ4上を落射照明する。
また、16はリレーレンズ、11は光路を折曲げる鏡で
ある。18は観察時使用する目盛りまたはテレビ・プリ
アライメント用基準マーク等を有するガラス板で、基準
マークはいわば座標の原点を与える機能を持つ、従って
プリアライメントマークはX座標の値とY座標の値とし
て検出されることになる。19は撮像レンズで、上に述
べた接合プリズム15、リレーレンズ16、鏡17、ガ
ラス板18および撮像レンズ19は、撮像管7と共に受
光系を構成する。この受光系において、対物レンズ6を
通る光束は接合プリズム15の内側反射面15aで反射
して半透過面15bで反射し、ざらに内側反射面15a
で再度反射してリレーレンズ16へ向う。これによりウ
ェハ4上のプリアライメントマーク像は撮像管7のlf
f1ll!而に結像する。
他方、第3図(A>はプリアライメントマークPMの一
例である。これは、ウェハ上のスクライブライン中に設
けであるか、またはウェハ上の特定のチップパターンの
位置に設けである。図示のマークはスクライブライン内
に設けた十字状のマークで、十字パターンの方向が撮像
管の走査方向とほぼ平行および垂直になる様に配列され
ている。
なお、MEは光学系の目盛りである。
第2図へ戻ってプリアライメントマークの検出作用を述
べるが、検出したビデオ信号の電気処理については俊述
する。照明用光源11からの光束はコンデンサレンズ1
2で収斂されて絞り13の開口を通過し、さらに照明リ
レーレンズ14おJ:び接合プリズム15の半透過面1
5bを透過して反射面15aで反射し、対物レンズ6を
通ってウェハ4を照明する。ウェハ4の表面で反射した
光束は対物レンズ6で結像作用を受け、接合プリズム1
5へ入射して反射面15aj5よび半透過面1.5bで
反射し、次いで反射面15aで再度反射してこれを射出
し、リレーレンズ16でリレーされて1117で反射し
、ガラス板18上に結像した後、撮像レンズ19により
撮像管7上に結像する。
この場合、絞り13としては先ず明視野絞り13Δを用
いて゛ウェハ4而のプリアライメントマークが撮像管7
のam野内のにあるか否かを確認し、無ければ必要に応
じてウェハ4を移動し該マークの検索を行なって該マー
クを撮像外内に来たらしめる。次いで、絞り13を晴視
野絞り133と交換し視野を暗視野状態に切換えて、プ
リアライメントマーク像が明瞭に見得る様にし、これを
I!1(lIシてプリアライメントマーク像の位置を検
出する。ウェハステージ5は、後述する電気的処理によ
り検出された、プリアライメントマークの位置に応じて
ウェハ4が投影レンズ3の投影野牛の規定位置4′を占
めるように移動して停止する。なお、ウェハ4を一旦標
準位置にアライメントし、その後、投影罫中へ移動させ
る様に変形しても良い。
第4図はテレビ・プリアライメント検出回路の一実施例
を示すブロック図である。第3図(A>に示したテレビ
・プリアライメントマークを検出する方法はいろいろあ
るが、第4図に示した実施例はテレビの画像を画素に分
解し、この画素の濃度をX方向(水平方向)およびY方
向(垂直方向)に夫々、加算するものである。加算する
ことによる利点は、■加算によりランダム・ノイズが平
均化されS/N比がよくなる。■X方向とY方向の位置
検出を独立に行なうことができ検出が簡単になる。0画
像データを格納するメモリの容量が少なくなる等があげ
られる。
第4図のブロック図において破線で囲まれたブロックX
は、X方向の画素の′a度を加算するブロック、ブロッ
クYはY方向の画素の濃度を加算するブロックである。
第4図において、31はビデオ・アンプ、32はアナロ
グ・デジタル変換器、33はラッチであり、図示しない
テレビカメラコントロール部から送られるビデオ信号(
Iil(lII管7からの画像信号に同期信号を付加す
る等の電気的処理を施したもの)はビデオアンプ31で
増幅され、アナログ・デジタル変 ・換器32でデジタ
ル化された後ラッチ33に格納される。ラッチ33の出
力データはX方向の加算ブロックXとY方向の加算ブロ
ックYへ出力される。ブロックYにおいて、34はY方
向にデータを加算する加算器、35は加算器34の出力
データをラッチする加算出力ラッチ、36は加算出力ラ
ッチ35のデータを格納するY方向積算メモリ、37は
メモリ36の出力データをラッチする加算入力ラッチで
ある。
ブロックXにおいて、38はX方向にデータを加算する
加算器、39は加算器38の出力をラッチするラッチ、
40はラッチ39の出力データを格納するX方向積算メ
モリである。
これらの回路におけるデジタル・データのピット数に特
に限定はないが、例えばアナログ・デジタル変換器32
が8ビツト、加算器34.38およびメモリ36.40
が16ビツト構成である。
一方、41はテレビ・プリアライメント検出回路のタイ
ミングやシーケンスを制御し、またメモリ36のリード
・ライトおよびチップセレクトをコントロールするシー
ケンス/メモリコントロール回i、42はブロックX中
のメモリ40を制御するメモリコントロール回路である
。43はシーケンス/メモリコントロール回路41をマ
イクロプロセッサ(不図示)が制御するためのコントロ
ールレジスタで、レジスタ43の入力はマイクロプロセ
ッサのデータバス44に接続されている。また、マイク
ロプロセッサは、このデータバス44を介して、メモリ
36.40をアクセスすることが可能である。45゜4
B、 47.48はそのためのバッフ?であり、バッフ
ァ45.47はマイクロプロセッサがメモリにデータを
ライトする時、またバッファ46.48はデータをリー
ドする時動作する。49はクロック回路、50゜51は
Y方向積算メモリ36のライト・アドレスおよびリード
・アドレスを発生する、メモリ・ライト・アドレス回路
およびメモリ・リード・アドレス回路である。52はメ
モリのリード・アドレスとライト・アドレスを切換える
アドレスセレクタ、53はマイクロプロセッサがメモリ
36をアクセスする時のアドレスバッフ?であり、マイ
クロプロセッサがアクセスする時以外は、アドレスセレ
クタ52の出力が選択されており、バッファ53の出力
は禁止されている。54はX方向積算メモリ40のアド
レスを発生するメモリ・アドレス回路、55はメモリア
ドレス回路54のアドレスとマイクロプロセッサがメモ
リ40をアクセスする時発生するアドレスの切換えをす
るアドレスセレクタである。56はクロック回路49の
クロックを基準にTVの水平同期信号、垂直同期信号、
ブランキング信号等を発生するTV同期信号発生回路で
ある。57.58はマイクロプロセッサのデータバス4
4に接続されたそれぞれX位置表示レジスタおよびY位
置表示レジスタ、59はマーカ表示回路であり、マーカ
表示回路59は、テレビ・プリアライメントにおいて検
出したアライメントマークの位置をマイクロプロセッサ
がX位置表示レジスタ57およびY位置表示レジスタ5
8に出力することにより、ミックス信号を作成してTV
カメラコントロール部のビデオ入力端子へ送出する。
続いて第4図のテレビ・アリアライメント検出回路の機
能および動作について説明する。
テレビ・プリアライメント検出回路の機能は、■X方向
のデータの積算、■Y方向のデータの積算、■プリアラ
イメントマーク検出位置のTVモニタ上への表示である
このうち、X方向のデータの積算およびY方向の゛デー
タの積算は、テレビ・プリアライメント検出回路のハー
ドウェアが加算を実行し、その加算データをメモリに格
納する。データの加算はテレビ信号の1フレ一ム単位で
行なわれ、後述するように必要に応じて、1フレームの
加算で終了してもよいし、あるいは複数のフレームの加
算を行なってもよい。いずれの場合でも、加算中は、メ
モリ36.40のデータ・バスおよびアドレス・バスは
マイクロプロセッサのデータ・バス44およびアドレス
・バスから電気的に切り離されており、メモリ36のア
ドレスはアドレスセレクタ52、メモリ40のアドレス
はアドレス回路54から供給され、シーケンス/メモリ
コントロール回路41、およびメモリコントロール回路
42からハード的に発生するリードライト信号およびチ
ップセレクト信号の制御のもとに加算が実行される。
所定のフレーム数の加算が終了すると、シーケンス/メ
モリコントロール回路41からインタラブド信号線IN
T上に加算終了信号が発生する。この加算終了信号の発
生後、マイクロプロセッサは、メモリ36およびメモリ
40にアクセスを行ない、加算データからテレビ・プリ
アライメントマーク位置を検出する。マイクロプロセッ
サがメモリ36゜40をアクセスする時は、当然ながら
メモリのアドレス、リードライト切換、デツプセレクト
等はマイクロプロセッサの制御宿弓によって行なわれる
またメモリ36のデータはバッファ46、メモリ40の
データはバッファ48を経由してデータバス44に送ら
れ、マイクロプロセッサに読み取られる。
ところで、第4図中、ブロックXにおけるX方向の加算
、ブロックYにおけるY方向の加算を説明する前に第5
図を参照して画素の分割方法について述べる。第5図は
テレビ画面をX方向にN分割、Y方向にM分割した画素
を表わしている。画素PJiは、第1行、第1列の画素
を示す。Y方向の分割数Mは通常、水平走査ライン数と
一致しており、従って画素に分割するためには、−水平
同期信号区間内に、アナログ・デジタル変換器32(第
4図)にてN回すンプリングを行なえばよい。
すなわち、X方向の加算は Sx + =DA1−A (P+ + )+DATA 
(Pt 2 )+ ・・・・・・ +DATA (P+
 N )、Sx 2 =DATA (P2 + ) 十
DAT’A (P22 )+ ・・・・・・ +DAT
A (P2 N )、SX間−DATA (PM I)
+DATA (PM2 )+ ・・・・・・ +DAT
A(PMN)、Y方向の加算は SYI =DATA (P+ + )−+DATA (
P2 + )」−・・・・・・ +DATA (PM 
I )、SY2 =DATA (P+ 2 ) 十DA
TA (P、? 2 )+ ・・・・・・ +DATA
 (PM2 )、SY N =DATA (P+ N 
) +DATA (1〕2 N )+ ・・・・・・ 
+DATA (PMN )、で表わされる。
加算が終了した時点で、X方向積算メモリ40内にはS
 x I* S X 2・・・・・・SXMのデータが
、Y方向積算メモリ36内にはSYI 、Sv2・・・
・・・SYNのデータが格納される。
以上はテレビプリアライメントマークPMの中心が撮像
管の視野F内に見出される場合である。
ところが、第6図(A)に示すように、マークPMの一
部が光学系の目盛りME等に重なり合いマークPMの光
信号を検知できない場合、X方向およびY方向に画素を
濃度加算した分布は第6図(B)、(C)に示すように
なる。第6図(B)はX方向に加算した時の濃度のY方
向に対する分布、第6図(C)はY方向に加算した時の
濃度のX方向に対する分布を示すものである。この場合
アライメントマークの中心は視野Fの左方向へずれ、か
つ光学系の目盛りとマークが重なり合っているため第6
図(C)に示す様にX方向は加算出力のピークが1箇所
しか現われず位n検出ができない。
また、第7図(A)に示すように、マークPMの中心が
視野Fの外にあり、マークPMの一部しか撮像されない
場合、X方向、Y方向に濃度加算した分布は第7図(B
)、(C)に示すようになる。第7図(B)はX方向に
加算した時の濃度のY方向に対する分布、第7図(C)
はY方向に加算した時の濃度のX方向に対する分布を示
すものである。この場合、アライメントマークの中心は
視野Fの左方向へずれているため第7図(C)に示す様
にX方向は加算出力のピークがなく位置検出ができない
第6図、第7図の両図において、Y方向はマーク座標位
置が検出されている。このためマークの模索はX方向の
みでよく、ウェハを保持している −ウェハステージは
X方向、すなわら第2図中矢印Sで示す方向のみに移動
する。従来、ウェハステージ5の移動方向はX軸方向の
正の方向が、あるいはその反対の負の方向かの判定方法
がなく、また、1度の模索で移動させる距離も不定であ
った。
勿論任意゛の方向へ、任意の距離移動して模索してもよ
いが、余分に検出時間がかがったり、またマークを飛び
こして模索してしまうという現象・があられれる。一般
的にこのような模索移動では1度の模索移動で移動距離
を大きくとると短時間で広範囲の模索が行なえるが、マ
ークを飛びこえて移動してしまう可能性が出てくる。反
対に移動距離を小さくとるとマークを飛びこえてしまう
現象ハなくなるが広範囲の模索に時間がかかってしまう
本発明の実施によれば次のようにしてマークの存在する
方向が正確に決定される。
従来、マーク検出不可能時はプリアライメントの実行を
中止していたが、本発明では、マーク検出不可能時には
、この濃度加算出力の分布データより移動距離および移
動方向を決めてプリアライメントを実行する。すなわち
、第6図の様な場合、1個の加算出力ピークをもとに、
この加算出力ピークを視野Fの中心に持ってくるように
ウェハステージをX方向に移動させ(以下この動作を小
模索と呼ぶ)、再び計測を行なう。この時の移動距離は
、 く視野Fの中心座標)−(加算出力のピーク座標)で求
められる。また移動方向はこの距離の符号で決める。
第7図のような場合は、X方向の加算出力のビ一りがな
いため、X方向の左側の加算濃度データ(XL)と右側
の加算濃度データ(XR)の大小比較を行なう。比較の
結果、もしXL左方向大きければマークの中心は視野外
の左方向にあると判断し、ウェハステージを視野の左方
向へ1視野分移動して再び計測を行なう(以下この模索
移動を大模索と呼ぶ)。この場合、XL−XRとも何点
かの加算平均をとって大小比較を行なうことが好ましい
次に、第8図のフローヂャートを用いて上記マーク検出
動作を更に詳しく述べる。測定が開始されるとまずステ
ップ401にてマーク計測が行われる。このマーク計測
は1フレームまたは複数フレームの画面信号をXおよび
Y方向に加算し加算終了後加算濃度データからマーク位
置を検出するものである。もし、ステップ402でマー
ク座標がX方向、Y方向とも検出できれば、ステップ4
18へ進みマーク検出は終了する。
一方、ステップ402で、X方向およびY方向の座標の
いずれかが検出できない場合にはステップ403に進み
、ここでX方向かY方向のいずれが一方向でも検出が行
なわれたか否かチェックする。
もしど、ちらか一方向のみでも検出できた場合にはステ
ップ404にてその方向がX方向かY方向かを調べる。
X方向のみが検出された場合にはステップ405へ進み
、一方、Y方向のみが検出された場合にはステップ40
8へ進む。
ステップ408では、前記Y方向積算メモリ36(第4
図)内の加算濃度データより小摸索行為が必要なのか大
摸索行為が必要なのかを判断する。
大摸索行為が必要とされた場合はステップ409へ進み
前述のようにX方向両側の加算濃度データ(XL−XR
)を使用して演算処理し、この結果をもとに、ウェハス
テージ5(第2図)を移動する。前記ステップ408に
て小摸索行為が必要とされた場合は、ステップ410に
進み前記加算濃度データを使用して演算処理を行ない、
この結果をもとに小°摸索を行なう。
ステップ405〜407はマーク座標のX方向のみが検
出された場合で前述ステップ408〜410の模索対象
方向がY方向からX方向に変わったのみである。
一方、ステップ403においてマークの座標がX方向、
Y方向とも検出できない場合はステップ411に進む。
そしてステップ411において前述加算濃度データのX
方向にのみ着目し、X方向に大摸索が必要なのか、また
は小摸索が必要なのかを判断する。大摸索が必要とされ
た場合はステップ412へ進み、また小摸索が必要とさ
れた場合はステップ415へ進む。
ステップ412およびステップ415は前述加算濃度デ
ータのY方向のみ看目しY方向に大摸索が必要なのか、
または小摸索が必要なのかを判断する。
ステップ412、ステップ415の各ステップの判断に
よりステップ413、ステップ414またはステップ4
16、ステップ417のいずれかに進み、X方向および
Y方向の各方向について大摸索、小摸索を組み合わせた
摸索動作を行なう。
前述実施例では大摸索の移動範囲を1視野分としたが、
マーク形状等を変更することにより大摸索の移動範囲を
1視野以上任意の視野にする事も可能である。
[発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、アライメントマーク
の中心が撮像手段の視野内になくアライメントマークの
位置が検出できない時は加算′mr!Xデータをもとに
大摸索によって高速、かつ広範囲の摸索を行ない、また
アライメントマークが目盛り等光学系の遮蔽物に隠され
てアライメントマークの位置が検出できない時は小摸索
によって視野内での摸索動作を行なうようにしているた
め、マーク位置検出を確実、かつ短時間に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る半導体焼付は装置の
外観を示す斜視図、 第2図は、第1図の装置におけるテレビ・プリアライメ
ント検出系の光学系斜視図、 第3図は、第1図の装置におけるテレビ・プリアライメ
ントマークの平面図と座標方向に関しての積尊画像濃度
データ分布図、 第4図は、第1図の装置におけるテレビ・プリアライメ
ント検出回路のブロック図、 第5図は、テレビ画面の画素分割法を示す説明図、 第6図は、小摸索が必要とされる場合のテレビ・プリア
ライメントマークの平面図と座標方向に関しての積算画
像濃度データ分布図、 第7図は、大摸索が必要とされる場合のテレビ・プリア
ライメントマークの平面図と座標方向に関しての積算画
像濃度データ分布図、 第8図は、本発明の一実施例に係る位置検出装置の動作
を説明するためのフローチャート図である。 1:マスク、3:縮小投影レンズ、4:ウェハ、5:ウ
ェハステージ、6:対物レンズ、7:撮像管、ブロック
X:X方向加算ブロック、ブロックY:Y方向加算ブロ
ック、PM:位置検出用マーノ、ME:光学系の目盛り
。 X 第6図 卯帽瓦ル 第7図 纒深c(B) 手続ン市正rq<方 式) 昭和60年11月6日 特許庁長官  宇 賀 通 部 殿 1、事件の表示 昭和60年 特  許  願 第160055号2、発
明の名称 位買検出装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 居 所 東京都大田区下丸子3丁目30番2号名称(1
00)キャノン株式会社 昭和60年10月9日(発送日:昭60.10.29)
6、補正の対象 「図  而」 7、補正の内容 第5図を別添の通り添付する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定形状の位置検出用パターンを備えた物体を撮像する
    撮像手段と、 前記撮像手段により得られた画像濃度データを所定の座
    標方向に関して加算する加算手段と、前記物体と前記撮
    像手段を相対的に移動する移動手段と、 前記加算手段による前記座標方向に直角な方向に関して
    の複数個所の積算画像濃度データを基に前記位置検出用
    パターンと前記撮像手段との相対的位置のずれ方向を検
    知する手段と、 前記積算画像濃度データを基に前記位置検出用パターン
    が前記撮像手段に対して所定の範囲内に位置しているか
    否かを判定し、この判定結果に基づいて前記移動手段の
    移動量を設定する手段と、前記移動手段により前記検知
    したずれ方向に前記移動量だけ移動させる位置制御手段
    とを具備することを特徴とする位置検出装置。
JP60160055A 1985-07-22 1985-07-22 位置検出装置 Pending JPS6221219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60160055A JPS6221219A (ja) 1985-07-22 1985-07-22 位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60160055A JPS6221219A (ja) 1985-07-22 1985-07-22 位置検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6221219A true JPS6221219A (ja) 1987-01-29

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ID=15706929

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JP60160055A Pending JPS6221219A (ja) 1985-07-22 1985-07-22 位置検出装置

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JP (1) JPS6221219A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013046019A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Dainippon Kaken:Kk アライメントマークの位置検出方法

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JP2013046019A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Dainippon Kaken:Kk アライメントマークの位置検出方法

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