JPS6221187Y2 - - Google Patents

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JPS6221187Y2
JPS6221187Y2 JP1982011453U JP1145382U JPS6221187Y2 JP S6221187 Y2 JPS6221187 Y2 JP S6221187Y2 JP 1982011453 U JP1982011453 U JP 1982011453U JP 1145382 U JP1145382 U JP 1145382U JP S6221187 Y2 JPS6221187 Y2 JP S6221187Y2
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JP
Japan
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gas
pressure
housing
bellows
ball
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JP1982011453U
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JPS58114962U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、過流閉止弁に関し、ガス圧力が変化
しても低圧換算において所定の流量でしや断させ
ることを目的とする。
第1図は従来の過流閉止弁を示し、底部が開口
する筒状の筐体1がその側部にガス流入口2及び
その頂部にガス流出口(ノズル)3を有し、この
筐体1内のガス流入口2とガス流出口3との間に
置いたボール(浮子)4を支え棒5の上端に載
せ、ボール4がそのまわりを通過するガス6の過
剰流れにより生じる浮力により浮上して筐体1の
ガス流出口3を閉じる構成となつている。
なお、ボール4の支え棒5は筐体1の底部開口
側に螺着した固定部材7に立設され、また筐体1
の直径はボール4がガス6の正常流量時における
圧力にさらされても支え棒5から落下するのを防
止するほどの寸法に設定されている。
このような従来の過流閉止弁は、しかし、その
筐体のガス流入口に流入してくるガスの圧力が変
化すると、低圧換算において閉止作動流量が変る
という欠点がある。その理由は、ガス(気体)は
ボイル−シヤルルの法則によりPV=一定(但し
Pは圧力、Vは体積)の関係が成立ち、したがつ
てガスの圧力が高くなるとその作動流量が多くな
り、逆にガスの圧力が低くなると作動流量が少な
くなるからである。一例として、このような過流
閉止弁をガスボンベの容器弁に内蔵した場合、ボ
ンベのガス圧力は周囲の温度によつて一般に0.7
〜15.6Kg/cm2変化するので、過流閉止弁を例えば
0.7Kg/cm2で4m2/H(大気圧換算)に作動設定
したときには、ガス圧力が15.6Kg/cm2に変化する
とその作動流量は64m2/Hになつてしまう。
本考案は、このような従来の問題を解消するた
めになされたものである。
本考案によれば、過流閉止弁はその筒体の底部
開口側にこの底部開口を閉じるとともに一定内圧
を有して周囲のガスの圧力変化に応じて伸縮する
圧力感応ベローズを内蔵し、このベローズにボー
ルを載置している支え棒の下端を連結してこの支
え棒をベローズ伸縮に連動して上下動自在として
いる。したがつて、この構成によれば、ガス圧力
が変化しても、それに応じて圧力感応ベローズが
伸縮して筐体のガス流出口とボールとの間隔を変
化させるので、過流閉止弁の作動値をガス圧力変
化に応じて変化させ、これにより作動所定値を低
圧換算で一定に保つことができる。
以下図面を参照して本考案の一実施例について
詳述する。
第2a図において、過流閉止弁10は底部が開
口する筒状の筐体11を包含し、筐体11はその
側部にガス流入口12及びその頂部にガス流出口
13を有し、この筐体11内のガス流入口12と
ガス流出口13との間に置いたボール14は支え
棒15の上端に安定する形で載つている。以上述
べた基本的構成は第1図に示した従来例と同様で
あり、したがつて、その作動原理も同様であつ
て、ボール14がそのまわりを通過するガス16
の過剰流れにより生じる浮力により浮上して筐体
11のガス流出口13を閉じる。
しかして、筐体11はその底部開口側にこの開
口を閉じる一定内圧の圧力感応ベローズ17を内
蔵し、このベローズ17の中央部はボール14が
載つている支え棒15の下端に連結され、また筐
体11の頂部側内部には第2b図に詳細に示すよ
うに筐体11に一体成形した複数の案内部材18
が配置されている。この案内部材18は、ボール
14が支え棒15から落下するのを防止するとと
もにボール14の浮上をガイドする働きをもち、
これにより筐体11がベローズ17を内蔵するこ
とからその直径が大きくなることによる不都合を
解消している。
以上述べた構成によれば、したがつて、過流閉
止弁10の圧力感応ベローズ17は筐体11の底
部開口側に流入してくるガスの圧力変化に応じて
伸縮し、ガス圧力Pがベローズ17の内圧よりも
高くなつたときにはベローズ17が上向きに収縮
してボール14を支え棒15を介して押し上げ筐
体11のガス流出口13とボール14との間隔を
狭くして少ない流量でしや断し、逆にガス圧力P
がベローズ17の内圧よりも低くなつたときには
ベローズ17が下向きに伸張してボール14を支
え棒15を介して下降させ筐体11のガス流出口
13とボール14との間隔を広くして大きな流量
でしや断し、このような動作によつてその作動値
をガス圧力の変化に応じて変え、これにより低圧
換算において所定の流量でしや断させることがで
きる。
好適には、圧力感応ベローズ17には温度変化
の受けにくい気液混合物質を封入し、ベローズ内
圧が周囲温度の変化に影響されずに常に一定であ
るようにすると良い。
次に、以上述べた第2a図の過流閉止弁をガス
ボンベの容器弁に内蔵した場合について第3図を
参照して説明する。
第3図において、容器弁は、周知のように、ハ
ンドル20を回動することによりスピンドル21
が回動しながら上方に移動し、これによりスピン
ドル21の先端に連結したバルブステム22が上
昇してノズル23が開きガス導入口24からガス
25がガス導出口26へ流れるようにしてある。
ガス導入口24はガスボンベに図示しない接続管
を介して接続され、またガス導出口26は図示し
ない単段低圧調整器等を介してガス熱焼器等に接
続されている。
なお、27はバルブステム22の側壁に嵌着さ
れてガス漏れを防止するOリング、28はバルブ
シート、29はバルブシート28と対向するよう
にバルブステム22の先端に嵌着したシートパツ
キング、30は安全弁装置を総括的に示す。
しかして、第2図に示したと同様な構成の過流
閉止弁10がガス導入口24のノズル23側端内
に螺着され、その筐体11のガス流出口13がノ
ズル23と整合しているとともに、この流出口1
3付近まで延びるリセツト棒31がバルブステム
22に取着されている。
したがつて、この容器弁の下流側において地震
等により配管等が破壊して大量のガスが流出した
ときには、過流閉止弁10のボール14がそのま
わりを通過するガス25の過剰流れにより生じる
浮力により浮上して筐体11のガス流出口13を
閉じ、大量のガスがノズル23を通してガス導出
口26側へ流れるのを遮断する。この浮上したボ
ール14を支え棒15の上端に再び載せるようリ
セツトするには、ハンドル20を閉じ方向に回動
しスピンドル21及びバルブステム22を介して
リセツト棒31を下降してボール14を押し下げ
ることによりおこなわれる。
以上述べた容器弁においては、また、ボンベの
ガス圧力が周囲温度によつて変化しても、容器弁
に内蔵した過流閉止弁10の圧力感応ベローズ1
7がこのガス圧力変化に応じて伸縮して筐体11
のガス流出口13とボール14との間隔を変える
ので、その作動値が変えられ、これにより低圧換
算において所定の流量でしや断させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の過流閉止弁を示す断面図、第2
a図は本考案による過流閉止弁の一例を示す断面
図、第2b図は第2a図の2b−2b線断面図、
第3図は第2a図の過流閉止弁を内蔵した容器弁
の一例を示す断面図である。 10……過流閉止弁、11……筐体、12……
ガス流入口、13……ガス流出口、14……ボー
ル、15……支え棒、16……ガス、17……圧
力感応ベローズ、18……案内部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部が開口する筒状の筐体がその側部にガス流
    入口及びその頂部にガス流出口を有し、この筐体
    内のガス流入口とガス流出口との間に置いたボー
    ルを支え棒の上端に載せ、前記ボールがそのまわ
    りを通過するガスの過剰流れにより生じる浮力に
    より浮上して前記筐体のガス流出口を閉じる過流
    閉止弁において、前記筐体の底部開口側にこの底
    部開口を閉じるとともに一定内圧を有して周囲の
    ガスの圧力変化に応じて伸縮する圧力感応ベロー
    ズを内蔵し、このベローズに前記支え棒の下端を
    連結して該支え棒をベローズ伸縮に連動して上下
    動自在としたことを特徴とする過流閉止弁。
JP1145382U 1982-02-01 1982-02-01 過流閉止弁 Granted JPS58114962U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1145382U JPS58114962U (ja) 1982-02-01 1982-02-01 過流閉止弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1145382U JPS58114962U (ja) 1982-02-01 1982-02-01 過流閉止弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58114962U JPS58114962U (ja) 1983-08-05
JPS6221187Y2 true JPS6221187Y2 (ja) 1987-05-29

Family

ID=30024061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1145382U Granted JPS58114962U (ja) 1982-02-01 1982-02-01 過流閉止弁

Country Status (1)

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JP (1) JPS58114962U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5153302U (ja) * 1974-10-23 1976-04-23

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4855127U (ja) * 1971-10-09 1973-07-16
JPS5929186Y2 (ja) * 1979-12-29 1984-08-22 東京瓦斯株式会社 ガス流路における安全弁装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5153302U (ja) * 1974-10-23 1976-04-23

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Publication number Publication date
JPS58114962U (ja) 1983-08-05

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