JPS6221164Y2 - - Google Patents
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- JPS6221164Y2 JPS6221164Y2 JP1981189256U JP18925681U JPS6221164Y2 JP S6221164 Y2 JPS6221164 Y2 JP S6221164Y2 JP 1981189256 U JP1981189256 U JP 1981189256U JP 18925681 U JP18925681 U JP 18925681U JP S6221164 Y2 JPS6221164 Y2 JP S6221164Y2
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- JP
- Japan
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- piston
- damping force
- chamber
- valve
- communication passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 65
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 14
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 14
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 19
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は減衰力調整式油圧緩衝器に関する。
例えば車においては乗心地を良くするために各
種の油圧緩衝器が用いられている。このような油
圧緩衝器の一例として、シリンダ内に摺動自在に
嵌入されたピストンを、ピストンロツドに中空ナ
ツトにより固定し、かつピストンの両側にそれぞ
れ縮み側減衰弁、伸び側減衰弁を配設し、前記中
空ナツトの中空部を、ピストンロツドに形成され
た連通路を介してピストン上室に連通すると共
に、中空ナツトに連通孔を形成してピストン下室
に連通し、これにより油が封入されたピストン上
室とピストン下室とを連通し、ピストンロツドの
中心部に挿通された操作棒を回すことにより、こ
の操作棒の端部に設けられた連通路開閉体で前記
連通孔を開閉して、緩衝器の伸び行程、縮み行程
における減衰力の調整を行なうようにしたものが
知られている。
種の油圧緩衝器が用いられている。このような油
圧緩衝器の一例として、シリンダ内に摺動自在に
嵌入されたピストンを、ピストンロツドに中空ナ
ツトにより固定し、かつピストンの両側にそれぞ
れ縮み側減衰弁、伸び側減衰弁を配設し、前記中
空ナツトの中空部を、ピストンロツドに形成され
た連通路を介してピストン上室に連通すると共
に、中空ナツトに連通孔を形成してピストン下室
に連通し、これにより油が封入されたピストン上
室とピストン下室とを連通し、ピストンロツドの
中心部に挿通された操作棒を回すことにより、こ
の操作棒の端部に設けられた連通路開閉体で前記
連通孔を開閉して、緩衝器の伸び行程、縮み行程
における減衰力の調整を行なうようにしたものが
知られている。
しかしながら、従来のこのような緩衝器にあつ
ては、減衰弁の外には、中空ナツトに形成された
単一の連通孔を開閉して減衰力を調整するだけで
あるから、その調整量が不十分で、例えば車が凹
凸の激しい悪路を走る場合においてその伸縮行程
が急激である場合、車が滑らかで良好な道路を走
る場合においてその伸縮行程が緩慢な場合等の各
伸縮行程に最適な減衰力特性を得ることができな
いという欠点があつた。即ち、減衰力特性は伸び
側と縮み側とほぼ同じで、ただ伸び側においては
ピストン速度に対する減衰力の絶対値が大きいた
め、前記連通孔を閉じた時の減衰力特性に対し、
前記連通孔を開いた時の減衰力特性は低いものと
なるが、縮み側においてはピストン速度に対する
減衰力の絶対値が小さいため、(縮み側減衰力が
高いと、ソフトな乗心地が得られないため、一般
に縮み側減衰力は伸び側減衰力の1/2〜1/3程度に
なるように設定されているがこれでも十分とは云
えない。)前記連通孔を閉じた時の減衰力特性に
対し、前記連通孔を開いた時の減衰力特性はそれ
程下らず、従つてソフトな乗心地とはならない。
そこで、この連通孔を開いた時の減衰力特性をさ
らに下げようとして前記連通孔の径を大きくした
り、中空ナツトに形成されて開口した連通孔の数
を増したりすると、伸び側減衰力特性も下がつて
しまい、操縦安定性が悪くなるという事情があつ
た。
ては、減衰弁の外には、中空ナツトに形成された
単一の連通孔を開閉して減衰力を調整するだけで
あるから、その調整量が不十分で、例えば車が凹
凸の激しい悪路を走る場合においてその伸縮行程
が急激である場合、車が滑らかで良好な道路を走
る場合においてその伸縮行程が緩慢な場合等の各
伸縮行程に最適な減衰力特性を得ることができな
いという欠点があつた。即ち、減衰力特性は伸び
側と縮み側とほぼ同じで、ただ伸び側においては
ピストン速度に対する減衰力の絶対値が大きいた
め、前記連通孔を閉じた時の減衰力特性に対し、
前記連通孔を開いた時の減衰力特性は低いものと
なるが、縮み側においてはピストン速度に対する
減衰力の絶対値が小さいため、(縮み側減衰力が
高いと、ソフトな乗心地が得られないため、一般
に縮み側減衰力は伸び側減衰力の1/2〜1/3程度に
なるように設定されているがこれでも十分とは云
えない。)前記連通孔を閉じた時の減衰力特性に
対し、前記連通孔を開いた時の減衰力特性はそれ
程下らず、従つてソフトな乗心地とはならない。
そこで、この連通孔を開いた時の減衰力特性をさ
らに下げようとして前記連通孔の径を大きくした
り、中空ナツトに形成されて開口した連通孔の数
を増したりすると、伸び側減衰力特性も下がつて
しまい、操縦安定性が悪くなるという事情があつ
た。
この考案は前記事情に鑑みてなされたもので、
シリンダ内に摺動自在に設けられピストンロツド
にナツトにより取り付けられたピストンにより前
記シリンダ内をピストン上室とピストン下室とに
画成し、前記ピストンロツド及びナツト内にそれ
ぞれ前記ピストン上室、ピストン下室に開口し前
記ピストン上室と前記ピストン下室とを連通する
連通路を形成し、前記ピストンロツドに挿通され
た操作棒を操作することにより該操作棒に取り付
けられた連通路開閉体により前記連通路を流れる
油量を調整して減衰力を調整する減衰力調整式油
圧緩衝器において、前記連通路の通路壁に、前記
ピストン下室から前記ピストン上室方向への油の
流通を許しこの逆方向への油の流通を制限する弁
を、縮み行程においては、前記連通路の通路壁か
ら殆ど抵抗を発生せず離間させ得る強さであつて
伸び行程においては前記通路壁に圧接状態とする
強さのスプリングにより押し付けて接離自在に設
けることにより、連通路開閉体による連通路の開
閉調整を全開状態に調整した場合の伸び側減衰力
特性に対し、縮み側減衰力特性を十分に下げるこ
とができて幅の広い減衰力調整を行ない得て、車
に適用した場合、操縦安定性を良好に保ちながら
ソフトな乗心地が得られる減衰力調整式油圧緩衝
器を提供することを目的とする。
シリンダ内に摺動自在に設けられピストンロツド
にナツトにより取り付けられたピストンにより前
記シリンダ内をピストン上室とピストン下室とに
画成し、前記ピストンロツド及びナツト内にそれ
ぞれ前記ピストン上室、ピストン下室に開口し前
記ピストン上室と前記ピストン下室とを連通する
連通路を形成し、前記ピストンロツドに挿通され
た操作棒を操作することにより該操作棒に取り付
けられた連通路開閉体により前記連通路を流れる
油量を調整して減衰力を調整する減衰力調整式油
圧緩衝器において、前記連通路の通路壁に、前記
ピストン下室から前記ピストン上室方向への油の
流通を許しこの逆方向への油の流通を制限する弁
を、縮み行程においては、前記連通路の通路壁か
ら殆ど抵抗を発生せず離間させ得る強さであつて
伸び行程においては前記通路壁に圧接状態とする
強さのスプリングにより押し付けて接離自在に設
けることにより、連通路開閉体による連通路の開
閉調整を全開状態に調整した場合の伸び側減衰力
特性に対し、縮み側減衰力特性を十分に下げるこ
とができて幅の広い減衰力調整を行ない得て、車
に適用した場合、操縦安定性を良好に保ちながら
ソフトな乗心地が得られる減衰力調整式油圧緩衝
器を提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。第1図中1はシリンダであり、このシリ
ンダ1は外シリンダ2、内シリンダ3及びこれら
の下端部、上端部にそれぞれ設けられた底蓋4、
上蓋5からなつている。外シリンダ2と、内シリ
ンダ3との間にはリザーバ6が設けられている。
このリザーバ6は、内シリンダ3の下部に設けら
れた連通孔7によつて内シリンダ3内と連通され
ている。底蓋4の外面には取付環8が取り付けら
れており、シリンダ1の頂部にはロツドガイド
9、スプリング10、ワツシヤ11、シール部材
12が設けられている。
明する。第1図中1はシリンダであり、このシリ
ンダ1は外シリンダ2、内シリンダ3及びこれら
の下端部、上端部にそれぞれ設けられた底蓋4、
上蓋5からなつている。外シリンダ2と、内シリ
ンダ3との間にはリザーバ6が設けられている。
このリザーバ6は、内シリンダ3の下部に設けら
れた連通孔7によつて内シリンダ3内と連通され
ている。底蓋4の外面には取付環8が取り付けら
れており、シリンダ1の頂部にはロツドガイド
9、スプリング10、ワツシヤ11、シール部材
12が設けられている。
また、内シリンダ3内にはピストン13が摺動
自在に嵌入され、このピストン13の中心部には
ロツド孔14が形成されている。ピストン13
は、ピストンロツド15の一端に形成された小径
部にロツド孔14を嵌合されかつ小径部の先端に
中空ナツト16を螺合されて取り付けられてい
る。ピストンロツド15の他端はシリンダ1の頂
部のロツドガイド9、ワツシヤ11、シール部材
12を貫通してシリンダ1外に突出している。従
つて、内シリンダ3内はピストン13によりピス
トン上室17と、ピストン下室18とに区画され
ている。ピストン上室17、ピストン下室18及
びリザーバ6内には油が封入され、リザーバ6内
の油の上部にはガスが封入されている。ピストン
ロツド15、中空ナツト16にはピストン上室1
7とピストン下室18とを連通する連通路19が
形成されている。この連通路19はピストンロツ
ド15の中心を貫通する中心孔20と、この中心
孔20から分岐してピストン上室17に開口した
連通孔21と、中空ナツト16の中空部と、中空
ナツト16の壁に形成された連通孔22とからな
つている。
自在に嵌入され、このピストン13の中心部には
ロツド孔14が形成されている。ピストン13
は、ピストンロツド15の一端に形成された小径
部にロツド孔14を嵌合されかつ小径部の先端に
中空ナツト16を螺合されて取り付けられてい
る。ピストンロツド15の他端はシリンダ1の頂
部のロツドガイド9、ワツシヤ11、シール部材
12を貫通してシリンダ1外に突出している。従
つて、内シリンダ3内はピストン13によりピス
トン上室17と、ピストン下室18とに区画され
ている。ピストン上室17、ピストン下室18及
びリザーバ6内には油が封入され、リザーバ6内
の油の上部にはガスが封入されている。ピストン
ロツド15、中空ナツト16にはピストン上室1
7とピストン下室18とを連通する連通路19が
形成されている。この連通路19はピストンロツ
ド15の中心を貫通する中心孔20と、この中心
孔20から分岐してピストン上室17に開口した
連通孔21と、中空ナツト16の中空部と、中空
ナツト16の壁に形成された連通孔22とからな
つている。
ピストン13の両端面にはそれぞれ環状の溝2
4,25が形成されている。また、ピストン13
には溝25に連通してピストン上室17と、ピス
トン下室18とを連通する連通孔26と、溝24
に連通してピストン下室18とピストン上室17
とを連通する連通孔27とが形成されている。ピ
ストン13の上部で、ピストンロツド15の小径
部の外周部には縮み側減衰弁28が配設されてい
る。この縮み側減衰弁28は、ピストン13の連
通孔27を覆う2枚の板からなるデイスクバルブ
29と、デイスクバルブ29の撓みの支点となる
リテーナ30と、デイスクバルブ29の過大撓み
を防止するワツシヤ31とからなつている。な
お、デイスクバルブ29、リテーナ30及びワツ
シヤ31はピストンロツド15に形成された段部
15aと、ピストン13との間に挟持されてい
る。また、デイスクバルブ29の2枚の板のうち
のピストン13側の板の外周部にはこの板の径方
向に延びる凹部状の切欠部(図示せず)が形成さ
れている。また、ピストン13の下部で、ピスト
ンロツド15の小径部の外周部には伸び側減衰弁
32が配設されている。この伸び側減衰弁32
は、ピストン13の連通孔26を開閉するデイス
クバルブ33と、このデイスクバルブ33の撓み
の支点となるリテーナ34と、デイスクバルブ3
3の過大撓みを防止するワツシヤ35とからなつ
ている。なお、デイスクバルブ33、リテーナ3
4及びワツシヤ35は中空ナツト16とピストン
13との間に挟持されている。
4,25が形成されている。また、ピストン13
には溝25に連通してピストン上室17と、ピス
トン下室18とを連通する連通孔26と、溝24
に連通してピストン下室18とピストン上室17
とを連通する連通孔27とが形成されている。ピ
ストン13の上部で、ピストンロツド15の小径
部の外周部には縮み側減衰弁28が配設されてい
る。この縮み側減衰弁28は、ピストン13の連
通孔27を覆う2枚の板からなるデイスクバルブ
29と、デイスクバルブ29の撓みの支点となる
リテーナ30と、デイスクバルブ29の過大撓み
を防止するワツシヤ31とからなつている。な
お、デイスクバルブ29、リテーナ30及びワツ
シヤ31はピストンロツド15に形成された段部
15aと、ピストン13との間に挟持されてい
る。また、デイスクバルブ29の2枚の板のうち
のピストン13側の板の外周部にはこの板の径方
向に延びる凹部状の切欠部(図示せず)が形成さ
れている。また、ピストン13の下部で、ピスト
ンロツド15の小径部の外周部には伸び側減衰弁
32が配設されている。この伸び側減衰弁32
は、ピストン13の連通孔26を開閉するデイス
クバルブ33と、このデイスクバルブ33の撓み
の支点となるリテーナ34と、デイスクバルブ3
3の過大撓みを防止するワツシヤ35とからなつ
ている。なお、デイスクバルブ33、リテーナ3
4及びワツシヤ35は中空ナツト16とピストン
13との間に挟持されている。
また、ピストンロツド15に形成された連通路
19の中心孔20には、この中心孔20との間に
隙間を設けて操作棒41が挿通されている。この
操作棒41の上端部はピストンロツド15から外
部へ突出し、ピストンロツド15の上端部と操作
棒41との間には操作棒41の回転を許容してシ
ール部材42が設けられている。操作棒41の下
端部はピストンロツド15から突出しており、こ
の下端部には、中空ナツト16の中空部において
連通路開閉体43が取り付けられている。この連
通路開閉体43は断面L字形に形成され、操作棒
41の回転により操作棒41と一体的に回転し、
かつ中空ナツト16の内周部に摺動回転自在に嵌
合され、中空ナツト16の連通孔22を後述する
ように開閉可能とされている。なお、中空ナツト
16には第2図、第3図に示すように連通路開閉
体43の回転を阻止するストツパ44が設けられ
ている。連通路開閉体43と、中空ナツト16に
形成された段部16aとの間には複数のリング状
のパツキン45が介在されている。ピストンロツ
ド15の下端には弁46が設けられている。この
弁46は、中空ナツト16の下端に螺合され、か
つ中心に弁孔47を有する下蓋48と、この下蓋
48上に上下動自在に設けられ弁孔47を開閉す
る弁体49と、この弁体49と連通路開閉体43
との間に介在され、弁体49を弁孔47の縁部に
形成された弁座に押しつけると共に連通路開閉体
43を上方へ付勢するスプリング50とからなつ
ている。弁46はピストン下室18内の油を中空
ナツト16内、中心孔20、連通孔21を介して
ピストン上室17へ流入させることは可能である
が、この逆方向すなわち中空ナツト16内の油を
ピストン下室18へ流入させることは不可能な一
方向弁である。なお、連通孔開閉体43にはパツ
キン45の内周面の内側の下方に位置して、中空
ナツト16の中空部における連通路開閉体43の
上下部を連通する複数の連通孔51が形成されて
いる。
19の中心孔20には、この中心孔20との間に
隙間を設けて操作棒41が挿通されている。この
操作棒41の上端部はピストンロツド15から外
部へ突出し、ピストンロツド15の上端部と操作
棒41との間には操作棒41の回転を許容してシ
ール部材42が設けられている。操作棒41の下
端部はピストンロツド15から突出しており、こ
の下端部には、中空ナツト16の中空部において
連通路開閉体43が取り付けられている。この連
通路開閉体43は断面L字形に形成され、操作棒
41の回転により操作棒41と一体的に回転し、
かつ中空ナツト16の内周部に摺動回転自在に嵌
合され、中空ナツト16の連通孔22を後述する
ように開閉可能とされている。なお、中空ナツト
16には第2図、第3図に示すように連通路開閉
体43の回転を阻止するストツパ44が設けられ
ている。連通路開閉体43と、中空ナツト16に
形成された段部16aとの間には複数のリング状
のパツキン45が介在されている。ピストンロツ
ド15の下端には弁46が設けられている。この
弁46は、中空ナツト16の下端に螺合され、か
つ中心に弁孔47を有する下蓋48と、この下蓋
48上に上下動自在に設けられ弁孔47を開閉す
る弁体49と、この弁体49と連通路開閉体43
との間に介在され、弁体49を弁孔47の縁部に
形成された弁座に押しつけると共に連通路開閉体
43を上方へ付勢するスプリング50とからなつ
ている。弁46はピストン下室18内の油を中空
ナツト16内、中心孔20、連通孔21を介して
ピストン上室17へ流入させることは可能である
が、この逆方向すなわち中空ナツト16内の油を
ピストン下室18へ流入させることは不可能な一
方向弁である。なお、連通孔開閉体43にはパツ
キン45の内周面の内側の下方に位置して、中空
ナツト16の中空部における連通路開閉体43の
上下部を連通する複数の連通孔51が形成されて
いる。
前記ピストンロツド15の上端部には外周にね
じ部を有する小径部が形成されており、このピス
トンロツド15の上端部は車体52に嵌挿され、
かつ小径部に螺合されたナツト53により車体5
2に取り付けられる。なお、取付環8は車輪に取
り付けられる。
じ部を有する小径部が形成されており、このピス
トンロツド15の上端部は車体52に嵌挿され、
かつ小径部に螺合されたナツト53により車体5
2に取り付けられる。なお、取付環8は車輪に取
り付けられる。
次に上記構成の減衰力調整式油圧緩衝器の作用
について説明する。第4図は減衰力特性図であ
り、横軸はピストン速度Vを示し、縦軸は横軸よ
り上方は伸び側減衰力W1を、横軸より下方は縮
み側減衰力W2をそれぞれ示す。まず、操作棒4
1の上端部を図示しない回転手段により回し、第
2図に示すように連通路開閉体43により連通孔
22を閉塞した状態とする。この状態において伸
び行程の場合、弁46は閉状態で、ピストン13
がピストンロツド15等と共にシリンダ1に対し
て相対的に第1図において矢印A方向に移動す
る。すると、ピストン上室17内の油がデイスク
バルブ29のピストン13側に形成された切欠部
及び溝24並びにピストン13の連通孔27を介
してピストン下室18に流入する。また、この時
同時にリザーバ6内の油がその上部のガス圧に押
されて連通孔7を介しピストン下室18内に流入
する。これにより伸び行程時における減衰力が発
生する。これを図示すると第4図にD線により示
す如くなる。そして、同図に示すD1点付近の状
態になると、デイスクバルブ33がリテーナ34
を支点として撓められ、これによりピストン13
の連通孔26が開放され、ピストン上室17内の
油が連通孔26、溝25を介してピストン下室1
8内に流入するので、ピストン上室17からピス
トン下室18へ油が流通し易くなり、伸び行程時
におけるピストン速度の増加に対する減衰力の増
加量が減少する。
について説明する。第4図は減衰力特性図であ
り、横軸はピストン速度Vを示し、縦軸は横軸よ
り上方は伸び側減衰力W1を、横軸より下方は縮
み側減衰力W2をそれぞれ示す。まず、操作棒4
1の上端部を図示しない回転手段により回し、第
2図に示すように連通路開閉体43により連通孔
22を閉塞した状態とする。この状態において伸
び行程の場合、弁46は閉状態で、ピストン13
がピストンロツド15等と共にシリンダ1に対し
て相対的に第1図において矢印A方向に移動す
る。すると、ピストン上室17内の油がデイスク
バルブ29のピストン13側に形成された切欠部
及び溝24並びにピストン13の連通孔27を介
してピストン下室18に流入する。また、この時
同時にリザーバ6内の油がその上部のガス圧に押
されて連通孔7を介しピストン下室18内に流入
する。これにより伸び行程時における減衰力が発
生する。これを図示すると第4図にD線により示
す如くなる。そして、同図に示すD1点付近の状
態になると、デイスクバルブ33がリテーナ34
を支点として撓められ、これによりピストン13
の連通孔26が開放され、ピストン上室17内の
油が連通孔26、溝25を介してピストン下室1
8内に流入するので、ピストン上室17からピス
トン下室18へ油が流通し易くなり、伸び行程時
におけるピストン速度の増加に対する減衰力の増
加量が減少する。
他方、縮み行程の場合、ピストン13がピスト
ンロツド15等と共にシリンダ1に対して相対的
に第1図において矢印B方向に移動する。する
と、弁46が殆んど抵抗を発生せず開いてピスト
ン下室18内の油が弁孔47、中空ナツト16の
中空部、連通孔51、中心孔20、連通孔21を
通りピストン上室17内に流入する。また、ピス
トン下室18内の油がピストン13の連通孔2
7、溝24、デイスクバルブ29のピストン13
側に形成された切欠部を介してピストン上室17
内に流入し、この時同時にピストン下室18内の
油が連通孔7をリザーバ6に流入する。これによ
り縮み行程時における減衰力が発生する。これを
図示すると第4図にd線により示す如くなる。そ
して、同図に示すd1点付近の状態になると、デイ
スクバルブ29のワツシヤ31側がリテーナ30
を支点として上方へ撓められ、これによりピスト
ン下室18からピストン上室17へ油が流通し易
くなり、縮み行程時におけるピストン速度の増加
に対する減衰力の増加量が減少する。
ンロツド15等と共にシリンダ1に対して相対的
に第1図において矢印B方向に移動する。する
と、弁46が殆んど抵抗を発生せず開いてピスト
ン下室18内の油が弁孔47、中空ナツト16の
中空部、連通孔51、中心孔20、連通孔21を
通りピストン上室17内に流入する。また、ピス
トン下室18内の油がピストン13の連通孔2
7、溝24、デイスクバルブ29のピストン13
側に形成された切欠部を介してピストン上室17
内に流入し、この時同時にピストン下室18内の
油が連通孔7をリザーバ6に流入する。これによ
り縮み行程時における減衰力が発生する。これを
図示すると第4図にd線により示す如くなる。そ
して、同図に示すd1点付近の状態になると、デイ
スクバルブ29のワツシヤ31側がリテーナ30
を支点として上方へ撓められ、これによりピスト
ン下室18からピストン上室17へ油が流通し易
くなり、縮み行程時におけるピストン速度の増加
に対する減衰力の増加量が減少する。
次に、再び操作棒41の上端部を回転手段(図
示せず)により回し、第3図に示すように連通孔
22を開放する。この状態において、伸び行程の
場合、弁46は閉状態で、ピストン上室17内の
油は連通孔21、中心孔20、連通孔51、中空
ナツト16の中空部、連通孔22を介してピスト
ン下室18内に流入する。これにより、ピストン
上室17からピストン下室18へ油が前記の場合
より流通し易くなり、この結果伸び側減衰力特性
は第4図にE線により示すようになる。
示せず)により回し、第3図に示すように連通孔
22を開放する。この状態において、伸び行程の
場合、弁46は閉状態で、ピストン上室17内の
油は連通孔21、中心孔20、連通孔51、中空
ナツト16の中空部、連通孔22を介してピスト
ン下室18内に流入する。これにより、ピストン
上室17からピストン下室18へ油が前記の場合
より流通し易くなり、この結果伸び側減衰力特性
は第4図にE線により示すようになる。
他方、縮み行程の場合、弁46が殆ど抵抗を発
生せず開いて開状態となり、ピストン下室18内
の油が弁孔47、連通孔22、中空ナツト16の
中空部、連通孔51、中心孔20、連通孔21を
介してピストン上室17内に流入する。これによ
り、ピストン下室18からピストン上室17へ油
が前記の場合より流通し易くなり、この結果縮み
側減衰力特性は第4図にe線により示す如くな
る。ちなみに前記従来の油圧緩衝器の減衰力特性
曲線を第4図に示すと、中空ナツトの連通孔22
を閉じた場合、伸び側減衰力特性D線とほぼ同じ
となり、縮み側減衰力特性はd′破線となり、中空
ナツトの連通孔22を開くと、伸び側減衰力特性
はE線とほぼ同じとなり、縮み側減衰力特性はf
破線となり、若し仮に中空ナツトの連通孔22を
開いた時、第4図にe線により示す縮み側減衰力
特性を得ようとすると、伸び側減衰力特性が第4
図にF破線により示す状態となつてしまう。とこ
ろが、この考案の油圧緩衝器によれば、中空ナツ
ト16の連通孔22を開いた時、伸び側減衰力特
性が従来と同じでありながら、縮み側減衰力特性
は第4図にf線により示す従来の縮み側減衰力特
性に対し、同図にe線により示す縮み側減衰力特
性に下がる。
生せず開いて開状態となり、ピストン下室18内
の油が弁孔47、連通孔22、中空ナツト16の
中空部、連通孔51、中心孔20、連通孔21を
介してピストン上室17内に流入する。これによ
り、ピストン下室18からピストン上室17へ油
が前記の場合より流通し易くなり、この結果縮み
側減衰力特性は第4図にe線により示す如くな
る。ちなみに前記従来の油圧緩衝器の減衰力特性
曲線を第4図に示すと、中空ナツトの連通孔22
を閉じた場合、伸び側減衰力特性D線とほぼ同じ
となり、縮み側減衰力特性はd′破線となり、中空
ナツトの連通孔22を開くと、伸び側減衰力特性
はE線とほぼ同じとなり、縮み側減衰力特性はf
破線となり、若し仮に中空ナツトの連通孔22を
開いた時、第4図にe線により示す縮み側減衰力
特性を得ようとすると、伸び側減衰力特性が第4
図にF破線により示す状態となつてしまう。とこ
ろが、この考案の油圧緩衝器によれば、中空ナツ
ト16の連通孔22を開いた時、伸び側減衰力特
性が従来と同じでありながら、縮み側減衰力特性
は第4図にf線により示す従来の縮み側減衰力特
性に対し、同図にe線により示す縮み側減衰力特
性に下がる。
従つて、この考案の油圧緩衝器を車に適用した
場合、連通孔22を閉じた時には操縦安定性に優
れた減衰力特性が得られ、連通孔22を開いた時
には操縦安定性をほぼ良好に維持しながらソフト
な乗心地が得られる。
場合、連通孔22を閉じた時には操縦安定性に優
れた減衰力特性が得られ、連通孔22を開いた時
には操縦安定性をほぼ良好に維持しながらソフト
な乗心地が得られる。
なお、前記実施例においては、中空ナツト16
の下端に弁孔47を有する下蓋48を取り付け、
弁孔47を弁体49により開閉するようにして弁
46を構成し、かつ中空ナツト16の壁に形成さ
れた連通孔22を連通路開閉体43により開閉す
るようにしたが、これに限られることなく、例え
ば、第5図及び第6図に示すようにピストンロツ
ド61の下部に前記実施例同様にピストン13、
縮み側減衰弁28、伸び側減衰弁32を通常のナ
ツト62により取り付け、ピストンロツド61に
形成された連通孔21を、操作棒64の下端に取
り付けられた連通路開閉体65により開閉し得る
ようにし、かつピストンロツド61の下端に弁6
6を取り付けてもよい。この弁66は、ピストン
ロツド61の中心孔20の下部に、中心に貫通孔
63を有するスプリング受け67と、弁孔68を
有する下蓋69とを離間して取り付け、この下蓋
69の上に設けられた中心部にオリフイス70が
形成された弁体71を、弁体71とスプリング受
け67との間に介在されたスプリング72によ
り、弁孔68の縁部に形成された弁座(図示せ
ず)に押し付けるように構成されている。
の下端に弁孔47を有する下蓋48を取り付け、
弁孔47を弁体49により開閉するようにして弁
46を構成し、かつ中空ナツト16の壁に形成さ
れた連通孔22を連通路開閉体43により開閉す
るようにしたが、これに限られることなく、例え
ば、第5図及び第6図に示すようにピストンロツ
ド61の下部に前記実施例同様にピストン13、
縮み側減衰弁28、伸び側減衰弁32を通常のナ
ツト62により取り付け、ピストンロツド61に
形成された連通孔21を、操作棒64の下端に取
り付けられた連通路開閉体65により開閉し得る
ようにし、かつピストンロツド61の下端に弁6
6を取り付けてもよい。この弁66は、ピストン
ロツド61の中心孔20の下部に、中心に貫通孔
63を有するスプリング受け67と、弁孔68を
有する下蓋69とを離間して取り付け、この下蓋
69の上に設けられた中心部にオリフイス70が
形成された弁体71を、弁体71とスプリング受
け67との間に介在されたスプリング72によ
り、弁孔68の縁部に形成された弁座(図示せ
ず)に押し付けるように構成されている。
この実施例における作用は前記実施例の作用と
同様であるのでその説明を省略するが、この実施
例の減衰力特性は第7図に示すようになる。第7
図中D、d線は連通路19の連通孔21を閉鎖し
た場合の特性を示し、E,e,e′線はこの連通孔
21が開いた場合の特性を示し、従来のものは同
図中D,E,d,e線に示す特性を有し、この実
施例のものはD,E,d,e′線に示す特性を有す
る。但し、連通孔21を連通路開閉体65により
閉じた場合において、縮み行程の場合、弁66は
閉状態なので、この時の縮み側減衰力特性は従来
のものと同様第7図中d線に示す特性となる。
同様であるのでその説明を省略するが、この実施
例の減衰力特性は第7図に示すようになる。第7
図中D、d線は連通路19の連通孔21を閉鎖し
た場合の特性を示し、E,e,e′線はこの連通孔
21が開いた場合の特性を示し、従来のものは同
図中D,E,d,e線に示す特性を有し、この実
施例のものはD,E,d,e′線に示す特性を有す
る。但し、連通孔21を連通路開閉体65により
閉じた場合において、縮み行程の場合、弁66は
閉状態なので、この時の縮み側減衰力特性は従来
のものと同様第7図中d線に示す特性となる。
以上説明したようにこの考案によれば、シリン
ダ内に摺動自在に設けられピストンロツドにナツ
トにより取り付けられたピストンにより前記シリ
ンダ内をピストン上室とピストン下室とに画成
し、前記ピストンロツド及びナツト内にそれぞれ
前記ピストン上室、ピストン下室に開口し前記ピ
ストン上室と前記ピストン下室とを連通する連通
路を形成し、前記ピストンロツドに挿通された操
作棒を操作することにより該操作棒に取り付けら
れた連通路開閉体により前記連通路を流れる油量
を調整して減衰力を調整する減衰力調整式油圧緩
衝器において、前記連通路の通路壁に、前記ピス
トン下室から前記ピストン上室方向への油の流通
を許しこの逆方向への油の流通を制限する弁を、
縮み行程においては、前記連通路の通路壁から殆
ど抵抗を発生せず離間させ得る強さであつて伸び
行程においては前記通路壁に圧接状態とする強さ
のスプリングにより押し付けて接離自在に設けて
なる構成であるから、連通路開閉体による連通路
の開閉調整を全開状態に調整した場合の伸び側減
衰力特性に対し、縮み側減衰力特性を十分に下げ
ることができて幅の広い減衰力調整を行ない得
て、車に適用した場合、操縦安定性を良好に保ち
ながら、ソフトな乗心地が得られる。
ダ内に摺動自在に設けられピストンロツドにナツ
トにより取り付けられたピストンにより前記シリ
ンダ内をピストン上室とピストン下室とに画成
し、前記ピストンロツド及びナツト内にそれぞれ
前記ピストン上室、ピストン下室に開口し前記ピ
ストン上室と前記ピストン下室とを連通する連通
路を形成し、前記ピストンロツドに挿通された操
作棒を操作することにより該操作棒に取り付けら
れた連通路開閉体により前記連通路を流れる油量
を調整して減衰力を調整する減衰力調整式油圧緩
衝器において、前記連通路の通路壁に、前記ピス
トン下室から前記ピストン上室方向への油の流通
を許しこの逆方向への油の流通を制限する弁を、
縮み行程においては、前記連通路の通路壁から殆
ど抵抗を発生せず離間させ得る強さであつて伸び
行程においては前記通路壁に圧接状態とする強さ
のスプリングにより押し付けて接離自在に設けて
なる構成であるから、連通路開閉体による連通路
の開閉調整を全開状態に調整した場合の伸び側減
衰力特性に対し、縮み側減衰力特性を十分に下げ
ることができて幅の広い減衰力調整を行ない得
て、車に適用した場合、操縦安定性を良好に保ち
ながら、ソフトな乗心地が得られる。
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断面図、
第2図は第1図の−線に沿う横断面図、第3
図はその中空ナツトの連通孔が開放された時の状
態を示す横断面図、第4図はその減衰力特性図、
第5図はこの考案の他の実施例を示す縦断面図、
第6図は第5図の円部の拡大詳細図、第7図は
その減衰力特性図である。 13……ピストン、15,61……ピストンロ
ツド、16……中空ナツト、17……ピストン上
室、18……ピストン下室、19……連通路、2
0……中心孔、28……縮み側減衰弁、32……
伸び側減衰弁、41,64……操作棒、43,6
5……連通路開閉体、46,66……弁、62…
…ナツト。
第2図は第1図の−線に沿う横断面図、第3
図はその中空ナツトの連通孔が開放された時の状
態を示す横断面図、第4図はその減衰力特性図、
第5図はこの考案の他の実施例を示す縦断面図、
第6図は第5図の円部の拡大詳細図、第7図は
その減衰力特性図である。 13……ピストン、15,61……ピストンロ
ツド、16……中空ナツト、17……ピストン上
室、18……ピストン下室、19……連通路、2
0……中心孔、28……縮み側減衰弁、32……
伸び側減衰弁、41,64……操作棒、43,6
5……連通路開閉体、46,66……弁、62…
…ナツト。
Claims (1)
- シリンダ内に摺動自在に設けられピストンロツ
ドにナツトにより取り付けられたピストンにより
前記シリンダ内をピストン上室とピストン下室と
に画成し、前記ピストンロツド及びナツト内にそ
れぞれ前記ピストン上室、ピストン下室に開口し
前記ピストン上室と前記ピストン下室とを連通す
る連通路を形成し、前記ピストンロツドに挿通さ
れた操作棒を操作することにより該操作棒に取り
付けられた連通路開閉体により前記連通路を流れ
る油量を調整して減衰力を調整する減衰力調整式
油圧緩衝器において、前記連通路の通路壁に、前
記ピストン下室から前記ピストン上室方向への油
の流通を許しこの逆方向への油の流通を制限する
弁を、縮み行程においては、前記連通路の通路壁
から殆ど抵抗を発生せず離間させ得る強さであつ
て伸び行程においては前記通路壁に圧接状態とす
る強さのスプリングにより押し付けて接離自在に
設けてなることを特徴とする減衰力調整式油圧緩
衝器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18925681U JPS5892537U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
GB08231310A GB2111168B (en) | 1981-11-06 | 1982-11-02 | Hydraulic damper with bypass |
KR828204999A KR860001691B1 (ko) | 1981-11-06 | 1982-11-05 | 유압댐퍼 |
BR8206430A BR8206430A (pt) | 1981-11-06 | 1982-11-05 | Amortecedor hidraulico |
DE3240984A DE3240984C3 (de) | 1981-11-06 | 1982-11-05 | Hydraulischer Dämpfer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18925681U JPS5892537U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5892537U JPS5892537U (ja) | 1983-06-23 |
JPS6221164Y2 true JPS6221164Y2 (ja) | 1987-05-29 |
Family
ID=29993314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18925681U Granted JPS5892537U (ja) | 1981-11-06 | 1981-12-18 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5892537U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5142874A (ja) * | 1974-10-08 | 1976-04-12 | Kayaba Industry Co Ltd | Sharyoyoyuatsudanpano nobigawagensuiryokuchoseisochi |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57119146U (ja) * | 1981-01-20 | 1982-07-23 |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP18925681U patent/JPS5892537U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5142874A (ja) * | 1974-10-08 | 1976-04-12 | Kayaba Industry Co Ltd | Sharyoyoyuatsudanpano nobigawagensuiryokuchoseisochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5892537U (ja) | 1983-06-23 |
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