JPS62210973A - 鮮度保持剤 - Google Patents

鮮度保持剤

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JPS62210973A
JPS62210973A JP61051778A JP5177886A JPS62210973A JP S62210973 A JPS62210973 A JP S62210973A JP 61051778 A JP61051778 A JP 61051778A JP 5177886 A JP5177886 A JP 5177886A JP S62210973 A JPS62210973 A JP S62210973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
far
urs
freshness
infrared
far infrared
Prior art date
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Pending
Application number
JP61051778A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Konno
今野 和義
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Original Assignee
Individual
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Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 常温で遠赤外線を放射するセラミックスを用いて、肉、
野菜、魚、果物、生花、パンなどの鮮度を長く保たたせ
る事に関する。
従来の技術 以 下 余 白 従来、肉、野菜、魚、果物、生花等の鮮度を保つために
冷蔵庫に入れて、品物の温度を下げて品物の中にある酵
素、菌等の活動を抑えて長時間、鮮度を保つ様にしてい
た。
過去に於いて、遠赤外線放射セラミックスを鮮度保持剤
に用いられた例はない。
発明が解決しようとする問題点 しかし、いくら品物を冷蔵庫に入れて置いても次第に鮮
度が落ち、味が悪くなったり、不快な匂いが出たり、水
分が蒸発してしまうと言う欠点があった。
問題を解決するための手段 本発明はこれ等の欠点を無くす為に鋭意研究した結果、
常温で遠赤外線を放射するセラミックスが酵素や菌を不
活性化させる作用がある事を見出して完成したものであ
る。
此で詳しく遠赤外線について説明すると、赤外線と言う
のは、0.76〜1000μの波長全体を称し、0.7
6〜4μを遠赤外線と呼び、4〜1000μを遠赤外線
と呼んで区別している。この遠赤外線野中でも8〜14
μの波長は肉、野菜、魚、果物、生花、パン等の鮮度を
長く保たたせる作用のある事を見出した。
従来、セラミックス等から遠赤外線を放射させるにはセ
ラミックス等を高温で熱しないと遠赤外線を放射しない
と言う欠点があった。
従って、遠赤外線を利用するには焼いたり、煮たりする
言わゆる加熱しながら利用する方法に限定されていた。
又この時、放射される遠赤外線の波長は4μ以下であり
、波長だけ見ても鮮度の保持には利用することの出来な
い波長であった。
本発明に用いる遠赤外線放射セラミックスは(以下UR
Sと言う)商品名を“セラヒート”と言い 、常温でも
8〜14μの波長の遠赤外線を多量に放射するURS
である。
URSの利用方法としては、URSを板状にして箱の内
壁板として用いて、四方から囲むとその効果が著しい。
URSを微粉末にして紙にすき込み、この紙を用いて箱
を造ってもよい。又紙箱の内側や外側に粉末のURSを
塗布してもよい。
プラスチックを用いる場合には、熱軟化性のプラスチッ
クならばURSの微粉末をプラスチックに練り込み、シ
ートとし、このシートを用いて肉、野菜、果物、卵、魚
等を入れる容器を成型して用いてもよい。発砲スチロー
ルの場合はスチロール粉末の中にURSの微粉末を入れ
てから成型する。ポリエステル等のFRPの容器の時は
ポリエステル中にURSの微粉末を入れて、グラスファ
イバーで強化しながら容器をつくればよい。
作用と効果 この様に、URSは常温でも鮮度を保つに必要な8〜1
4μの波長の遠赤外線を放射するので、URSを用いた
容器に置かれた肉、魚、野菜、果物、卵、パン、生花等
は水分が■にくく、しかも、酵素、菌等に活動がおさえ
られるので、室温に置いても、鮮度を何時までも保つこ
とが出来るのである。従って、冷所で用いた時には、通
常保存出来る日数の倍以上の保存が可能となり、しかも
、味を落とすこともないので、流通段階でのメリットは
大きい。
例えば、魚(マグロ)を本発明の容器に中に入れて、5
℃の冷蔵庫に入れて、テストすると通常なら3日が限度
であるマグロの切身が7日経過しても鮮度が落ちず、官
■試験の結果も良好であった。
実施例1 URSの板の上にバナナを置き、もう一方の皿の上にバ
ナナを置いて、室温で放置してその鮮度を見た。
皿の上に置いたものは3日で過熱し腐敗したが、URS
の上に置いたバナナは10日も鮮度が保たれた。
実施例2 URSが粉末にされプラスチックの中に20〜30%含
む容器を用いてバナナの鮮度を調べてみた。その結果は
実施例1と同様の結果を得た。
実施例3 FRPとグラスファイバーとURSの粉末を20%混入
して造ったとち箱の中に、ポリエチレンの袋に入れて密
封した。まぐろの切身をそのまま冷蔵庫の中に各々10
切れ保存して、7日目に取出して、10人の専問家に試
食させ官能検査を行った。
その結果は本発明のURSを用いた容器の中にあったま
ぐろの切身は、そのままの切身より、味、鮮度に於いて
差があると判定された。
本発明の容器の中にあったまぐろの切身は、そのままの
まぐろの切身の3日目と同じ、味、鮮度であるとの、官
能試験の結果が得られている。
実施例4 URSの粉末を紙箱に塗布したものを実施例3と同様な
実験を行い、同様な結果が得られた。
実施例5 URSが粉末にされポリエチレンの中に10%混入され
た容器の中に、はくさいを入れ比較試験を行った。2週
間経過後、はくさいの重量を比較した結果、URSの容
器に入っていたはくさいは水分3%減少しただけで、見
た目にも生き生きしていた。しかし、通常のポリエチレ
ン容器中のはくさいは水分が10%減少してしなびた葉
が多く見られた。
実施例6 URSの微粉末を20%含んだ段ボール箱の中に肉を入
れ、他の通常の段ボール箱の中にも肉を入れて、5℃冷
蔵庫に10日間放置後、取り出し匂いを調べた。この肉
はポリ袋に密閉したものを用いた。その結果、通常の段
ボールにあった肉は不快な臭いが出たが、URSを含ん
だ段ボール箱に入っていた肉は、全く不快な臭いが出な
かった。
実施例7 URSの微粉末を20%含む塩ビの卵ケースの中に卵を
入れて、比較にURSを含まない塩ビの卵ケースの中の
卵と鮮度を調べた。室温で2週間放置後、卵黄係数を測
定した。
その結果、本発明の卵ケースでは0.44〜0.36で
あったが、通常の卵ケースでは0.21〜0.19であ
った。(卵10ヶのばらつき範囲)卵黄係数と言うのは
、殻付卵を平板上で割卵し、卵黄の高さを卵黄の直径で
割った値で、新鮮卵では0.44くらいで、25℃、1
0日放置した卵では0.25くらいの値になる。
実施例8 URSの板、(厚さ1cm)を食品輸送車の箱の内壁に
付けて、その中にバナナを入れた。他の食品輸送車の箱
はそのままで、その中にバナナを入れて鮮度を見た。
その結果は実施例1と同様で、本発明のURSを付けた
箱のバナナは10日も鮮度が保たれたが、他の箱に入っ
ていたバナナは3日で過熱し、腐敗した。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)常温で遠赤外線を放射するセラミックスを用いて
    、肉、野菜、魚、果物、生花、パンなどの鮮度を長く保
    たゝせる事を特徴とする遠赤外放射セラミックスの利用
    法。
  2. (2)遠赤外線放射セラミックスから放射される波長が
    8〜14μである特許請求の範囲第1項記載の遠赤外線
    放射セラミックスの利用法。
  3. (3)遠赤外線放射セラミックスが粉末でプラスチック
    、又は紙に混合して用いる特許請求範囲第1項記載の遠
    赤外線放射セラミックスの利用法。
  4. (4)遠赤外線放射セラミックスが板で用いる特許請求
    範囲第1項記載の遠赤外線放射セラミックスの利用法。
JP61051778A 1986-03-10 1986-03-10 鮮度保持剤 Pending JPS62210973A (ja)

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