JPS62209356A - 板波探傷装置 - Google Patents

板波探傷装置

Info

Publication number
JPS62209356A
JPS62209356A JP61048596A JP4859686A JPS62209356A JP S62209356 A JPS62209356 A JP S62209356A JP 61048596 A JP61048596 A JP 61048596A JP 4859686 A JP4859686 A JP 4859686A JP S62209356 A JPS62209356 A JP S62209356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
mode
plate wave
flaw detection
elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61048596A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiro Sanemori
実森 彰郎
Satoru Inoue
悟 井上
Takaaki Maekawa
隆昭 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP61048596A priority Critical patent/JPS62209356A/ja
Publication of JPS62209356A publication Critical patent/JPS62209356A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 乙の発明は、板波(La+ab波)を用いて薄板の欠陥
を非破壊的に検査する板波探傷装置に関するものである
〔従来の技術〕
第3図はミ従来の板波探傷装置の探触子部を示す図であ
る。図において、(1)は被検材、(21+よ圧電振動
子、(3)ば回転シュー、(4)は固定シューである。
(5)はこれらの(2) 、 +33 、 (41の各
部材によって構成された可変角探触子であり、被検査材
(1)に密着させられている。
次に動作について説明する。圧電振動子(2)に電気パ
ルスが与えられると、圧電振動子(2)は振動して超音
波を回転シュー(3]に伝える。回転シュー(3)は、
境界面に入れられた油膜(図示せず)によりて、固定ン
ユー(4)と音響的に結合させたまま、回転させること
ができる。回転シュー(3)に伝わった超音波は固定シ
ュー(4)内へ進み、さらに、被検材(1)中へ進んで
行く。回転シュー(3)と固定シュー(4)とは同一材
料で作られているので、超音波がそれらの境界を通る時
に何ら影響されないが、一般に、被検材(1)はシュー
の材料と同じ材質では無いので、その境界で超音波は屈
折し、被検材(1)中に横波が発生する。この時の入射
角θiと屈折角θtとは次の関係にある。
汁 =78冒     (1) に こで、C1はシュー内での音速、C8は被検材中での横
波の伝搬速度である。
被検材(1)中に生じた横波はθLの方向へ速度C3で
進み、被検材(1)の下面及び上面で反射をくり返しな
がら、被検材(1)中を右方向へ伝搬して行く。
この上下面での反射の繰り返しにより、被検材(1)の
材質、厚さ、超音波の周波数によって決まるモードの板
波が形成されろ。但し、このモードの形成には、角度θ
Lが適切な値をとることが必要である。板波には、II
 l+ 11rp ” 2””sOp 5IpS2・・
・・と呼ばれる二種類の無限高次のモードが存在し、被
検材(1)の材質、厚さ及び超音波周波数を決めると、
存在し得ろモードが決まる。各モードは板厚×周波数の
値によりその位相速度Cpt群速度Cgが決まっている
。存在し得るモードを形成するには、次の関係が成立っ
ていなければならない。
s ■丁UげCp            (21式(11
,(2+より   Ci θ 1=siロ ’ (−C5)          
     (3)となる。これは、所望のモードの板波
を発生させるには、可変角探触子(5)の回転シュー(
3)の回転位置を調節しなければならないことを示して
いる。
被検材中で形成された板波は、被検材中に欠陥があれば
そこで反射され、探触子の方へ戻って来る。探触子では
、上述の板波の発生の場合と同じく、(3)式を満たす
モードの板波が検出される。
板波は欠陥に当ると、エネルギーの全てが同じモードの
まま反射されるのでは無く、いろいろなモードの波に変
換される。また、欠陥の形状や被検材の厚さ方向での位
置によって、反射されやすいモードもあれば、されにく
いモードもある。従って、一つの被検材について、一つ
だけのモードの板波を用いて探傷するのでは無く、いく
つかのモードで探傷する必要がある。このためには、可
変角探触子(5)の回転シュー(3)の回転位置を調節
する必要があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の板波探勝装置は、以上の様に構成されているので
、モード変換のために機械的に入射角を変えて7JrJ
整しなければならず、探傷に時間がかかった。また、一
つの探触子では、発生させろモードと検出するモードと
は同じにならざるを得なく、欠陥でのモード変換を観測
することができず、充分な探傷情報が得られないなどの
問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、発生及び検出するモードの変更・調節を電
子的に高速に行うことができ、かつ、欠陥の検出、形状
等の評価を行うに足りる情報が得られるようにした板波
探傷装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る板波探傷装置は、所定の間隔で並んだ複
数個のエレメントより成る探触子と、前記の各エレメン
トをそれぞれ独立に駆動するパルサ群と、各パルサに所
定の時間間隔を持って順次トリガを与える第1の遅延回
路群と、前記のエレメントが検出した信号を各々独立に
所定の時間遅らせる第2の遅延回路群と、該遅延回路群
の各出力を合成する加算回路とを備丸たもである。
〔作用〕
この発明におけろ板波探傷装置は、板波の位相速度に合
わせて各エレメントがパルサ群により順次駆動され、板
波が発生する。発生した板波は、板状の被検材中を伝指
し、欠陥があればそこで反射される。反射された板波は
、発生時と同じエレメントでそれぞれ検出され、位相速
度に合わせて第2の遅延回路群により順次遅らされた後
加算回路で合成され、所望の板波信号のエコーが得られ
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、(15)はn個の微小エレメントから成ろ
探触子である。(21)はシステムの動作タイミングを
司ると共に他の回路定数を制御するタイミング制御回路
、(22)はタイミング制御回路のタイミング信号を基
準に所定の時間遅れたパルス群を作るための、n個のデ
ィジタル遅延回路から成るディジタル遅延回路群である
。(23)はディジタル遅延回路群(22)のngの出
力信号がトリガ信号として与丸られ、高電圧パルスを発
生するn個のパルサを有するパルサ群である。このn個
の出力は、探触子(15)内のn個のエレメントに各々
接続されていて、各エレメントに振動を生じさせろ。(
3])は各エレメントが検出した信号を各々増幅するプ
リアンプ群、(32)はプリアンプ群(31)の各出力
を各々所定の時間ずつ遅らせるためのngのアナログ遅
延回路から成るアナログ遅延回路群、(33)はアナロ
グ遅延回路群(32)のn個の出力を加算する加算回路
、(34)は加算回路(33)の出力を増幅するための
アンプ、(35)はアンプ(34)の出力をタイミング
制御回路(21)から出力される制御信号に従って表示
するための表示器である。
タイミング制御回9 (21)は、一定周期でタイミン
グパルス信号を発生し、それはディジタル遅延回路群(
22)の各遅延回路へ入力される。1番目の遅延回路は
、下記の時間Tiだけ遅延されるようになっている。
ここで、lは1〜n、Δx1は後述するが、探触子(1
5)内の各エレメントの間隔であり、Cは板波の位相速
度である。遅延された各タイミングパルス信号は、パル
サ群(23)の各パルサに与えられ、パルスのトリガが
かけられる。探触子(15)は第2図に示すように、n
個の微小ニレメン!−(151)。
(152)・ 、 (15i)、・・・・(15れ)が
、Δx1の間隔で並べられている。パルサ群(23)の
各パルサは、探触子(15)の微小エレメント(15i
)に、順番に対応しているので、ニレメンl−(151
)がWBaされh後、時間’r+(=A−二) 後に、
ニレメンI−(152)が、ΔXi 駆動され、時間T’  (”り  後にエレメント(1
5i)が次々に駆動されて行く。
各エレメントを駆動することによって、第1番目のニレ
メン1−(151)を基準にするとのような波が発生し
、全体として、 U=Σu i               (61t
W+ なる波が、被検材(1)中を伝播して行く。ところで、
Tiは式(4)のように決められているのでU=nu・
eosωt(7) のような波が発生し、伝播していく。
この波は被検材(1)中の欠陥Fで反射され、探触子(
15)の方向へ戻って来る。探触子(15)の下を通過
する時、各ニレメンI−(151) 、 (152) 
、・・・・・・(15n)により検出され、電気信号に
変換される。この信号は、次式で表される。
i  =  1〜 n これらの信号は、プリアンプ群(31)で各々増幅され
た後、アナログ遅延回路群(32)で各々Tiだけ遅延
される。
従って、遅延回路群(32)の出力は、= v eO5
(cl t            (10)となり、
これらは、加算回路(33)で加算されv=nvCO5
ωt           (11)となる。即ち、位
相速度がCである波が検出される。この信号は、アンプ
(34)で増幅された後、表示器(35)に表示される
。表示器には、例えばオシロスコープが用いられ、その
掃引トリガ信号は、タイミング制御回路(21)から、
発生するタイミングパルス信号が用いられる。
また、ディジタル遅延回路群(22)とアナログ遅延回
路群(32)の遅延時間は、タイミング制御回路(21
)の指令によって変更できるようになっている。
従って、被検材の材質、厚さ、使用超波数および使用モ
ードが与えられると、物理現象として被検材中を伝わり
得る板波の位相速度Cが決まるので、式(4)2式(9
)によって遅延時間を選択設定することにより、所望の
モードの板波により探傷を行うことができろ。また、被
検材の材質が不詳などのために、位相速度Cが正確に求
められない場合は、遅延時間を順次変更して行き、感度
が最大となる点をさがすことが可能である。これは、電
子的な制御によるので、高速に行うことができる。
上記実施例では、探触子(15)のエレメント間隔が異
なるように記したが、等しくしても良いのは言うまでも
ない。特に、等しくすると遅延回路の構成、制御が簡単
になる。
また、発生側のディジクル遅延時間と、検出側のアナロ
グ遅延時間とが等しいように記したが、異なる値に設定
することも可能である。これは、発生する板波モードと
検出する板波のモードとを異なるようにすることで、次
の理由により、探傷上、極めて有効である。即ち、板波
は、欠陥により反射するが、この時、欠陥への入射波と
同じモードのみで反射されるのでは無く、エネルギーは
、いくつかのモードに変換、分散される。この分散の仕
方は、欠陥の形状や被検材の厚さ方向での位置により異
なる。従って、あるモードの板波を発」 生させ、他のモードのエコーを観測することにより、欠
陥の分類を行うことができろ。欠陥の分類は、欠陥の有
害度を判断する上で重要である。
まtコ、発生側の遅延回路は、タイミングパルス信号を
ディジタル的に遅延するような例を示したが、タイミン
グ制御回路(21)で、アナログ的な信号を発生させ、
アナログ的に遅延させても良い。
また、検出側の遅延回路は、プリアンプの後、A/D変
換し、ディジタル的に遅延させるようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、所望のモードの板波の
発生・検出を電子的に制御するようにしなので、高速に
モードの変更、調節ができ、また、従来できなかった欠
陥の分類のため発生する板波のモードと、検出する板波
のモードとを異なるようにすることができ、操作性が良
く、また、精度の高いものが得られるという効果が得ら
れてる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による板波探傷装置を示す
ブロック図、第2図は第1図に示す装置の構成要素の一
つである探触子の原理的構成図、第3図は従来の板波探
傷装置の探触子部を示す図である。 (15)は探触子、(151) 、 (152) 、・
・・・・・(15n)は探触子(15)を構成するニレ
メン+−1(22)はディジタル遅延回路群、(23)
はパルサ群、(32)はアナログ遅延回路群、(33)
は加算回路。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の間隔で並んだ複数個のエレメントより成る
    探触子と、前記の各エレメントをそれぞれ独立に駆動す
    るパルサ群と、各パルサに所定の時間間隔を持って順次
    トリガを与える第1の遅延回路と、前記の各エレメント
    が検出した信号を各々独立に所定の時間遅らせる第2の
    遅延回路群と、該第2の遅延回路群の各出力を合成する
    加算回路と、を備えたことを特徴とする板波探傷装置。
  2. (2)駆動時間間隔及び受信側遅延時間間隔は、隣接す
    るエレメントとの間隔(ΔXi)と板波の位相速度(C
    )との比(ΔXi/C)に設定されていることを特徴と
    した特許請求の範囲第1項記載の板波探傷装置。
  3. (3)各エレメントが等間隔(ΔX)に配置されている
    ことを特徴とした特許請求の範囲第2項記載の板波探傷
    装置。
  4. (4)駆動時間間隔と受信側遅延時間間隔とを異ならせ
    、発生する板波のモードと受信する板波のモードとを違
    えたことを特徴とした特許請求の範囲第1項、第2項又
    は第3項記載の板波探傷装置。
JP61048596A 1986-03-07 1986-03-07 板波探傷装置 Pending JPS62209356A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61048596A JPS62209356A (ja) 1986-03-07 1986-03-07 板波探傷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61048596A JPS62209356A (ja) 1986-03-07 1986-03-07 板波探傷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62209356A true JPS62209356A (ja) 1987-09-14

Family

ID=12807786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61048596A Pending JPS62209356A (ja) 1986-03-07 1986-03-07 板波探傷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62209356A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007004571A1 (ja) * 2005-07-04 2007-01-11 Independent Administrative Institution Japan Aerospace Exploration Agency 超音波伝搬方法並びにこれを用いた超音波伝搬装置及び超音波試験装置
JP2014013187A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Mitsubishi Electric Corp アレイ探傷装置および方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007004571A1 (ja) * 2005-07-04 2007-01-11 Independent Administrative Institution Japan Aerospace Exploration Agency 超音波伝搬方法並びにこれを用いた超音波伝搬装置及び超音波試験装置
US8225668B2 (en) 2005-07-04 2012-07-24 Independent Administrative Institution Japan Aerospace Exploration Agency Ultrasonic wave testing method and ultrasonic testing device using this method
JP2014013187A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Mitsubishi Electric Corp アレイ探傷装置および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4098129A (en) Non-destructive testing of materials using ultrasonic waves
Schmerr Jr et al. An ultrasonic system
US6032534A (en) Ultrasonic apparatus and method of simultaneously inspecting microcomponents for defects
JPS62209356A (ja) 板波探傷装置
US4121467A (en) Non-destructive technique for surface wave velocity measurement
Theobald et al. Acoustic emission transducers—development of a facility for traceable out-of-plane displacement calibration
JP3709308B2 (ja) 超音波振動方向制御方法及び装置並びに当該装置を用いた材料劣化診断装置
JP4682921B2 (ja) 超音波探傷方法及び超音波探傷装置
JP2740871B2 (ja) 超音波試験における横波音速測定方法および装置
JP2001255308A (ja) 超音波探傷方法及びその装置
JPH11133006A (ja) 超音波探傷装置とその方法
Thompson et al. Long and intermediate wavelength flaw reconstruction
JPH04136755A (ja) アレイ形超音波探触子を用いる超音波映像探傷装置
JP2728265B2 (ja) 塗膜付き被測定物の板厚測定装置
RU2011193C1 (ru) Устройство для ультразвукового контроля изделий
JPH0548130B2 (ja)
RU2034236C1 (ru) Ультразвуковой эхо-импульсный толщиномер
JP3088614B2 (ja) アレイ探傷方法及びその装置
SU1206626A1 (ru) Устройство дл измерени скорости ультразвука
US3166931A (en) Ultrasonic inspection apparatus using short elastic pulses
JPH0440360A (ja) 複合材の超音波探傷方法
Mielentz et al. Development of a phased array transmitting equipment for ultrasonic testing of concrete
JPS606858A (ja) 表面弾性波の音速・減衰測定法
SU896548A1 (ru) Устройство дл ультразвукового контрол изделий в виде тел вращени
SU1619064A1 (ru) Способ измерени скорости ультразвуковых волн