JPS6220902Y2 - - Google Patents

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JPS6220902Y2
JPS6220902Y2 JP1829581U JP1829581U JPS6220902Y2 JP S6220902 Y2 JPS6220902 Y2 JP S6220902Y2 JP 1829581 U JP1829581 U JP 1829581U JP 1829581 U JP1829581 U JP 1829581U JP S6220902 Y2 JPS6220902 Y2 JP S6220902Y2
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JP
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magnet
yoke
holding frame
coil
fixed
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JP1829581U
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JPS57134729U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、1ユニツトで正確な2次元位置設
定、制御ができる2次元駆動装置に関する。
レザー光を使つたビデオデイスク用の光学式ピ
ツクアツプは、固定位置から出るレザー光をミラ
ー・レンズ等を介してデイスクに当て、デイスク
上のトラツク方向に並べて記録したデータ信号と
再生用位置並びにフオーカス信号をレザー光の反
射光で取り、集光して検出器に導き画像信号と音
信号を検出・再生するよう構成している。そして
デイスクはレコード盤と類似して全くの水平は確
保できず、かつ走査信号の位置ズレ、タイミング
ズレも生じ易いのでレザー光の集光位置をフオー
カス、トラツキング、タイムの多方向で調整する
多次元コントロールができる構成のピツクアツプ
系が必要となる。しかし、従来の光学式ピツクア
ツプではレザー光を中介ミラーで調整する方式が
多く、可動部が多いために構成が複雑で実用的で
ない。又従来方式を改良した特開昭54−155802号
「対物レンズ駆動装置」が提案されて多次元制御
ができるようになつた。しかし、この方式では第
1図のように可動部20に磁石21をもつため可
動部が重くて応答性が悪い。光軸方向の精度を出
す為図示されない手段が必要で部品点数が多い。
水平方向の磁気ループが開であり磁力利用の効率
が悪い等の欠点がある。さらに第1図では寸法維
持手段がなく、具体的構成では工夫を要する。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、2次元の駆
動系を夫々の方向と対応するように別体で構成し
両者を重合して2次元駆動を行なうようにした2
次元駆動装置を提案することにある。
本考案の特徴は、垂直移動用と水平移動用の駆
動用コイルを筒状コイルと偏平コイルで構成して
独立閉ループ磁気回路の磁路空間中に位置させ、
両コイルの一方を垂直動のみ、他方を水平動のみ
夫々可能に本体内の被駆動体の回りに配置支持し
たことである。
以下、図示の実施例で本考案を説明する。実施
例を被駆動体に対物レンズを内装する光学式ビデ
オデイスク用2次元駆動装置で述べると、第2
図、第3図で円筒形の非磁性磁石ホルダー1の上
側に第1磁石2が垂接され、第1磁石2の上・下
面にヨーク3と4とが夫々固定されている。第1
磁石2とヨーク3と4とで形成された筒状の磁路
空間Aに筒状コイル5が位置されている。筒状コ
イル5が保持された第1保持枠6は上記ヨーク3
を固定部材として回り止めピン7で上記筒状コイ
ル5の軸方向に移動自在に即ち垂直移動自在に支
持されている。第1保持枠6に上記筒状コイル5
の軸方向と直角をなす方向即ち水平直線方向に移
動自在で垂直移動不能にガイドピン8で支持され
た被駆動体9は上記ヨーク4に形成された垂直中
心孔4a内に挿入され、被駆動体9の下端は上記
磁石ホルダー1の下側に突設されている。磁石ホ
ルダーの下側には第2磁石10とヨーク11,1
2と電極板13が配置され、第2磁石10とヨー
ク11間の対向空間Bに偏平コイル14が位置さ
れている。偏平コイル14が外側に保持された第
2保持枠15は上記被駆動体9に垂直移動自在で
水平移動不能に嵌められ、第2保持枠15は第2
磁石10とヨーク11を固定部材として水平移動
自在に支持されている。上記第1磁石2は垂直方
向に異極に着磁され、上記第2磁石10は第3
図、第4図のように垂直方向に異極に着磁される
と共に、水平直線方向両側で逆極性に構成され、
左右の非対向面a,b側の両磁極がヨーク12で
短絡されている。上記ヨーク3上には電極板16
が固定され、ヨーク3と電極板16の外周及び上
側には非磁性カツプ状カバー17が被嵌されてい
る。
上記磁石ホルダー1、第1磁石2、第2磁石1
0、ヨーク3,11,12、電極板13,16は
夫々リング状に形成され、ヨーク4はリング板の
上側に円筒部4bが形成されて円筒部4b内に上
記垂直中心孔4aが、円筒部外周に上記磁路空間
Aが夫々構成されている。上記第1磁石2の下側
に固定されたヨーク4のさらに下面に上記電極板
13が固定され、その下側にヨーク11が固定さ
れて磁石ホルダー1の内周段部1a上に乗接され
るように第1磁石2が磁石ホルダー1につき合わ
されて嵌められると、第2磁石10とヨーク12
が磁石ホルダー1の下側に固定されているから、
ヨーク11と第2磁石10との吸引力で第3図の
積層状態が維持される。また、上記ヨーク4と磁
石ホルダー1とを接着することによつて上記積層
状態を維持してもよい。
上記第2磁石10の左右の非対向面a,b側に
は上記のようにヨーク12が設けられて片面の両
磁極が短絡されているから、第5図のように閉ル
ープ磁気回路が構成されて磁気効率の向上が計ら
れている。電極板13,16はベークライト材等
の絶縁材で形成されている。
上記第1保持枠6はリング板の下側に円筒部6
aが形成されて下端に上記筒状コイル5が固定さ
れ、リング板の上側に円筒部6bが形成されてい
る。円筒部6bには上記ガイドピン8が第2図の
ように2本並行に圧入固定されている。リング板
の周囲には複数の切欠き孔6cが形成されて上記
回り止めピン7が嵌められている。円筒部6bの
内周には上記被駆動体9が挿入され、ガイドピン
8で支持されている。回り止めピン7は固定部材
に固植されている。
上記被駆動体9は内径が段部9aで2段の内径
で形成された円筒体で、上側外周には鍔部9bが
形成されて第1保持枠6の円筒部6b上に乗接さ
れている。被駆動体8の円筒内には図示されない
対物レンズが内装されている。
上記第2保持枠15は円筒の下側外周に環状外
向き突片15aが形成され、外周に上記偏平コイ
ル14が固定されると共に第2磁石10とヨーク
11の間隔寸法より突片15aの肉厚がわずかに
小さく形成されて水平直線方向の移動が可能に構
成されている。
上記筒状コイル5と偏平コイル14のリード線
は第1保持枠6と第2保持枠15に夫々溝が形成
されて通し、他との引かかりや断線等が防止され
ている。
上記2次元駆動装置の筒状コイル5にサーボ回
路から通電されると、ヨーク3とヨーク4の円筒
部4b間の磁気空間Aで出来る閉ループ磁気回路
の磁界の作用で筒状コイル5は上昇方向に推力を
受け、第1保持枠6が上昇され、ガイドピン8で
被駆動体9が上昇される。そして或る範囲に設定
された動作標準位置で筒状コイル5の縦寸法の中
心がヨーク3の縦寸法の略中心まで来て磁界が有
効に利用されるように構成されている。
次に偏平コイル14に通電されると、第5図の
ように第2磁石10とヨーク11,12と対向空
間Bの閉ループ磁気回路の磁界で発生する示矢の
磁束方向でローレンツ力が偏平コイル14に生ず
るから、X−X方向の力は第6図のようにコイル
の中心の左右で逆方向の磁界により加算されて太
い矢印Tとなる。尚偏平コイル14に働く垂直方
向の動きは、コイル一周について積分され、相殺
されて零となる。偏平コイル14に矢印Tの水平
移動の力が働くと第2保持枠15が水平直線方向
に移動され、被駆動体9もガイドピン8をガイド
に水平移動される。偏平コイル14に流れる電流
の方向が反対方向に切換えられると矢印Tと逆方
向に水平移動される。
上記第1磁石2とヨーク3,4の組み合わせ
と、第2磁石10とヨーク11,12の組み合わ
せは夫々閉ループ磁気回路で構成され、かつヨー
ク4と11間に電極板13が設けられて間隔寸法
が取られて磁気遮蔽されているから、両磁気回路
間の磁気干渉は起らない。
第7図は第3図における被駆動体9とガイドピ
ン8の位置が上側にあつてこじれが生じ易く、第
2保持枠15の突片15aの寸法出しが難かしい
ので、ガイドピン8を中心位置に移動して第1保
持枠6と第2保持枠15の配置を交換してガイド
ピン8と偏平コイル14の位置関係を近づけた他
の実施例である。第1保持枠6の上方に第2保持
枠15を設け、第2磁石10とヨーク11間を非
磁性円筒ホルダー18の内周に突設された環状の
内向きスペーサ18aで規定し、対向空間Bの寸
法出し容易化と組み立て性の向上が計られてい
る。詳細構成並びに動作は前記第2図から第6図
と略同一である。
上記第2保持枠15の水平移動ガイドは第2磁
石10とヨーク11の面以外の他の部分で行なつ
てもよい。又磁石ホルダー以下略すべての構成部
品を円筒形に形成するように述べたが矩形等他の
形状で構成してもよい。上記2次元駆動装置は光
学式ビデオデイスク用以外の機器に用いてもよ
い。
本考案は上述のように構成されたから、偏平コ
イル利用で水平移動が確実に動作される。又水平
直線方向両側で逆極性の第2磁石と、この磁石の
非対向面側の両磁極をヨークで短絡したので磁気
効率が著しく向上された。さらに可動部が軽いの
で応答性がよい。又部品点数が少なくコンパクト
に構成出来る等の実用上優れた効果を奏する2次
元駆動装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の多次元駆動装置の縦断側面図、
第2図は本考案2次元駆動装置の平面図、第3図
は同上縦断側面図、第4図は第2磁石の説明図、
第5図は第2磁石とヨークの作る閉ループ磁気回
路の説明図、第6図は偏平コイルに働く力の説明
図、第7図は他の実施例縦断側面図である。 2……第1磁石、3,4,11,12……ヨー
ク、4a……垂直中心孔、5……筒状コイル、6
……第1保持枠、9……被駆動体、10……第2
磁石、14……偏平コイル、15……第2保持
枠、2,3,4,11,12,10……固定部
材、A……磁路空間、B……対向空間、a,b…
…非対向面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定の第1磁石とヨークとで筒状の磁路空間を
    形成しかつヨークには垂直中心孔を設け、上記空
    間に筒状コイルを位置させて、該コイルを保持し
    た第1保持枠を固定部材に垂直移動自在に支持
    し、上記中心孔に被駆動体を挿入して上記第1保
    持枠に水平直線方向移動自在で垂直移動不能に支
    持し、外側に偏平コイルを保持した第2保持枠を
    被駆動体と垂直移動自在で水平移動不能に嵌め、
    固定の第2磁石とヨークとの対向空間に偏平コイ
    ルを位置させると共に第2保持枠を固定部材に水
    平移動自在に支持し、第2磁石は垂直方向に異極
    に着磁してあり、更に上記水平直線方向両側で逆
    極性として成り、第2磁石の非対向面側の両磁極
    をヨークで短絡した2次元駆動装置。
JP1829581U 1981-02-13 1981-02-13 Expired JPS6220902Y2 (ja)

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JP1829581U JPS6220902Y2 (ja) 1981-02-13 1981-02-13

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JP1829581U JPS6220902Y2 (ja) 1981-02-13 1981-02-13

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Publication Number Publication Date
JPS57134729U JPS57134729U (ja) 1982-08-23
JPS6220902Y2 true JPS6220902Y2 (ja) 1987-05-27

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JP1829581U Expired JPS6220902Y2 (ja) 1981-02-13 1981-02-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60120519U (ja) * 1984-01-23 1985-08-14 ソニー株式会社 光学ピツクアツプ

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JPS57134729U (ja) 1982-08-23

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