JPS62208571A

JPS62208571A - ガス絶縁断路装置

Info

Publication number: JPS62208571A
Application number: JP61051864A
Authority: JP
Inventors: 金春藤原
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-03-10
Filing date: 1986-03-10
Publication date: 1987-09-12
Also published as: JPH044703B2; KR870009420A; KR900001965B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明はガス絶縁断路装置に係り、特に断路装置の可動
接触子の移ａ停止により発生する衝撃力を吸収する緩衝
装置の改良を図ったガス絶縁断路装置に関するものであ
る。

［発明の技術的背景とその問題点コ近年、変電所の縮小化および美観上の観点から、ガス絶
縁開閉装置が多く用いられてきている。また、一般に固
定接触子と可動接触子を接離して電力の開閉を行なう開
閉装置例えば断路器には、可動接触子の移動停止に伴っ
て発生する大きな衝撃力を吸収、低減するための！１Ｉ
ｌｉ装置を備えることが必要である。

第４図は、この種の従来の！！１簡装置を備えてなるガ
ス絶縁断路装置の構成例を示す断面図であり、また第５
図は第４図におけるＡ−Ａ矢視方向から見た断面図、第
６図は第４図における外形図をそれぞれ示したものであ
る。

図において、ガス絶縁断路装置（以下、単に断路器と称
する）１の一部である接地された金属容器（以下、タン
クと称する）２の内部にはＳＦ６ガス等の絶縁性ガス２
ａが封入され、絶縁スペ−サ２９にてタンク２に支持さ
れる可動側接触部３と固定側接触部４とが対向して設け
られて断路部５が形成されている。また、この断路部５
を開閉する筒状の可動接触子９内には軸方向に伸びるラ
ック６が一体に設けられ、このラック６にピニオン７が
可動接触子９の軸直角方向に噛合っている。

このピニオン７は、絶縁ロッド１１の一方側の先端に固
着されたごニオン軸１７とピニオン軸１７ａに挟まれる
ようにして取付けられている。そして、ピニオン７のピ
ニオン軸１７．１７８は可動接触子９に設けた２か所の
切欠部８，８ａを貫通し、可動側接触部３に設けた軸受
部１０，１０８によって２点支持されている。また、ピ
ニオン軸１７ａには可動接触子９の一方の切欠部８ａと
接する位置に、例えばテフロン（商品名）のような摺動
部材１６を設けている。さらに、上述の絶縁ロッド１１
の他方側に一方側を固着する可動ロッド１３は、タンク
２の開口部１４を塞いでいる閉塞板１５の中心部を回転
シールして、他方側には内部に流体２５を充填する緩衝
装置２ｏに連結するレバー１９を固着し、操作装置１２
の主軸１８に連結している。上述の緩衝装置２０は、断
路器のタンク２と操作装置１２の間に可動ロッド１３と
直角方向に設けられ、可動ロッド１３に固着されるレバ
ー１９に継手２１が回転自在にビン結合され、さらに継
手２１には絞り穴２４を有するピストン２２が接続され
、このピストン２２は内部に流体２５例えば油を充填す
るシリンダー２３内を摺動するようになっている。

さて、このように構成された断路器１においては、投入
指令により操作装置１２に設けられた主軸１８が反時計
方向に回転操作されると、主軸１８と連結した可動ロッ
ド１３が回転し、この可動ロッド１３に連結されている
絶縁ロッド１１が回転し、さらに絶縁ロッド１１に固定
され軸受部ｉｏ、ｉｏａによって２点支持されているピ
ニオン７が回転し、このピニオン７に噛合っているラッ
ク６が図示左方向に移動することにより、可動接触子９
が左進し固定側接触部４に接して断路器１の投入が完了
する。また、これと同時に可動ロッド１３に固着される
レバー１９も反時計方向に回転し、第５図に示すように
レバー１９にピン結合している継手２１とこれに接続す
るピストン２２が左進し、シリンダー２３の左側の流体
２５は絞り穴２４を通して排出され衝撃力が発生する。

なお、投入状態から引き外し状態になるときには上述と
逆の作用となる。

しかしながら、上述したような緩衝装置２０においては
、第４図に示すように断路器の本体寸法Ｂに対して！Ｉ
ＩＩ装置２０を含めた寸法Ｃが大きくなり、占有面積お
よび体積が増加することになる。

また、ピストン２２が可Ｑａツド１３の動作の全工程に
渡り動作するため、操作装置１２の操作力の全工程にａ
ｍ効果が動く。ところが、緩衝効果は可動接触子９の投
入、引き外し動作終了時においてのみ必要なものであり
、全工程における緩衝効果は操作装置１２の動力の損失
となる。

［発明の目的］本発明は上記のような問題点を解決するために成された
もので、その目的とするところは小形でかつ衝撃吸収効
率の良い緩衝装置を備えてなる信頼性の高いガス絶縁断
路装置を提供することにある。

［発明の概要］上記の目的を達成するために本発明では、絶縁性ガスが
充填されかつ接地された金属容器内に収納された断路部
を駆動させる開閉機構と連結された可動ロッドが上記金
属容器と回転ガスシールされ、また上記金属容器内に対
向配置して設けられた可ｉｌｌ側接触部と固定側接触部
とで構成される一対の電極間を摺動接触する可動接触子
と、この可動接触子内部に備えられたラックと、絶縁環
に固着一体化されたピニオンを介して取付けられるもの
において、上記可動側接触部と固定側接触部の相対向す
る内部に、上記可動接触子の移動方向と同一軸線上に夫
々緩衝部材を有する緩衝装置を設けることにより、可動
接触子の移動停止に伴う衝撃力を吸収するようにしたこ
とを特徴とする。

［発明の実施例］以下、本発明を図面に示す一実流例について説明する。

第１図は、本発明による断路器の構成例を断面図にて示
すものであり、第４図乃至第６図と同一部分には同一符
号を付して示している。なお第１図は、断路器の引き外
し状態を示しているものである。

第１図において、タンク２の内部に絶縁スペーサ２９．
２９＝にて支持される可動側接触部３と固定側接触部４
とが対向して設けられて断路部５を形成し、可動接触子
９が断路部５を開閉するようにしている。また、上記固
定側接触部４の導体４ａ内には、断路器投入時に可動接
触子９が左進して接合する接触子２６を設け、さらに可
動接触子９の移動方向と同一直線上に緩衝部材２８例え
ばゴム等をガイド部材２７にて支持し、可動接触子９の
先端が接触子２６に接合した後さらに所定のストローク
左進して競合するように構成している。ざらに、上述の
可動側接触部３の導体３ａの内部にも固定側接触部４の
導体４ａと同様に、断路器引き外し時に可動接触子９が
右進し所定のストローク動作時に可動接触子９の一方端
と競合するように、！！衝部材２８′、ガイド部材２７
−により緩衝Ｖｉｌ置を構成している。

一方、断路部５を開閉する筒状の可動接触子９内には軸
方向に伸びるラック６を一体に設け、このラック６にピ
ニオン７が可動接触子９の軸直角方向に噛合っている。

このごニオン７は、絶縁ロッド１１の一方側の先端に固
着されたピニオン軸１７とピニオン軸１７ａに挟まれる
ようにして取付けている。そして、ピニオン７のピニオ
ン軸１７．１７ａは可動接触子９に設けた２か所の切欠
部８，８ａを貫通し、可動側接触部３に設けた軸受部１
０．１０ａによって２点支持している。

また、ピニオン軸１７ａには可動接触子９の一方の切欠
部８ａと接する位置に、例えばテフロン（商品名）のよ
うな摺動部材１６を設けている。

さらに、上述のタンク２の外側には操作装置１２を設け
、この操作装置１２の主軸１８に連結される可動ロッド
１３は、タンク２の開口部１４を塞いでいる閉塞板１５
の中心部を回転シールして貫通して、絶縁ロッド１１の
他方側に連結している。

以上のように構成された新路器１においては、投入指令
により操作装置１２に設けられた主軸１８が反時計方向
に回転操作されると、主軸１８と連結した可動ロッド１
３が回転し、この可動ロッド１３に連結されている絶縁
ロッド１１が回転し、さらに絶縁ロッド１１に固定され
軸受部１０゜１０ａによって２点支持されているピニオ
ン７が回転し、このピニオン７に噛合っているラック６
が図示左方向に移動することにより、可動接触子９の一
方端が固定側接触部４の接触子２６に接合し、所定のス
トローク移動して第２図に示すように可動接触子９と同
一軸線上に導体４ａ内に設けられたｍ＊部材２８に競合
し、可動接触子９の停止のためのＩＩＩ力を受けて緩衝
部材２８は所定の緩衝ストローク分だけ圧縮されて緩衝
作用が動く。

その後、緩衝部材２８は所定の緩衝ストローク分だけガ
イド部材２７に沿って圧ｍ後、ガイド部材２７に設けら
れた位置決め部２７ａに当たる位置に復帰して、可動接
触子９を所定の位置で停止させることになる。

なお、投入状態から引き外し状態となる時には上述と逆
の操作が作用し、可動接触子９は右進し可動接触子９の
他方端が可動側接触部３内に設けられた緩衝部材２８′
に競合して緩衝作用が働くことになる。

上述したように本実施例においては、緩衝部材２８．２
８”、ガイド部材２７．２７−を使用した！！衝装置を
、固定側接触部４と可動側接触部３の内部に設けるよう
にしたので、第３図に示すように断路器１全体としての
大きさを小形にすることができる。また、可動接触子９
が所定の距離移動した後に緩衝作用が動くようにしてい
るので、操作力が極めて効果的に作用することになる。

さらに、緩衝が可動接触子９に直接に作用するため、部
品組合わせのガタによる可動接触子９の停止位置の不揃
い等がなくなり、極めて信頼性の高い断路器を得ること
が可能である。

尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく
、その要旨を変更しない範囲で種々に変形して実施する
ことができるものである。

「発明の効果」以上説明したように本発明によれば、絶縁性ガスが充填
されかつ接地された金属容器内に収納された断路部を駆
動させる開閉１ｌｌＩｌｌと連結された可９０ツドが上
記金属容器と回転ガスシールされ、また上記金属容器内
に対向配置して設けられた可動側接触部と固定側接触部
とで構成される一対の’ＩＩ間８摺動接触する可動接触
子と、この可動接触子内部に備えられたラックと、絶縁
棒に固着一体化されたピニオンを介して取付けられるも
のにおいて、上記可動側接触部と固定側接触部の相対向
する内部に、上記可動接触子の移動方向と同一軸線上に
夫々ｍ衝部材を有する緩！ｉ装置を設けるようにしたの
で、小形でかつ衝撃吸収効率の良い緩衝装置を備えてな
る掻めて信頼性の高いガス絶縁断路装置が提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による断路器の一実ｍ例を示す断面図、
第２図は同実流例における投入時の固定側接触部の詳細
を示す断面図、第３図は第１図における外形図、第４図
は従来の緩衝装置を備えてなるガス絶縁断路装置の構成
例を示す断面図、第５図は第４図におけるＡ−Ａ矢視方
向から見た断面図、第６図は第４図における外形図であ
る。１・・・断路器、２・・・タンク、３・・・可動側接触
部、３ａ・・・導体、４・・・固定側接触部、４ａ・・
・導体、５・・・断路部、６・・・ラック、７・・・ピ
ニオン、８，８ａ・・・切欠部、９・・・可動接触子、
１０．１０ａ・・・軸受部、１１・・・絶縁ロッド、１
２・・・操作装置、１３・・・可動ロッド、１４・・・
開口部、１５・・・閉塞板、１６・・・摺動部材、１７
．１７ａ・・・ピニオン軸、１８・・・主軸、１つ・・
・レバー、２ｏ・・・緩衝装置、２１・・・継手、２２
・・・ピストン、２３・・・シリンダー、２４・・・絞
り穴、２５・・・流体、２６・・・接触子、２７．２７
′＝ｊｊ　イト部材、２８．２８−・−緩ｖｆＪ８１１
材、２９・・・絶縁スペーサ。出願人代理人　　弁理士　鈴江武彦第　１　図第２図ン盲ｉｉＢ　　図１４図第　５　口第６図

Claims

【特許請求の範囲】

絶縁性ガスが充填されかつ接地された金属容器内に収納
された断路部を駆動させる開閉機構と連結された可動ロ
ッドが前記金属容器と回転ガスシールされ、また前記金
属容器内に対向配置して設けられた可動側接触部と固定
側接触部とで構成される一対の電極間を摺動接触する可
動接触子と、この可動接触子内部に備えられたラックと
、絶縁棒に固着一体化されたピニオンを介して取付けら
れるものにおいて、前記可動側接触部と固定側接触部の
相対向する内部に、前記可動接触子の移動方向と同一軸
線上に夫々緩衝部材を有する緩衝装置を設けるようにし
たことを特徴とするガス絶縁断路装置。