JPS6220740Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6220740Y2
JPS6220740Y2 JP19098283U JP19098283U JPS6220740Y2 JP S6220740 Y2 JPS6220740 Y2 JP S6220740Y2 JP 19098283 U JP19098283 U JP 19098283U JP 19098283 U JP19098283 U JP 19098283U JP S6220740 Y2 JPS6220740 Y2 JP S6220740Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
joint
fitting part
double
adhesive tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19098283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6097409U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19098283U priority Critical patent/JPS6097409U/ja
Publication of JPS6097409U publication Critical patent/JPS6097409U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6220740Y2 publication Critical patent/JPS6220740Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furniture Connections (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、簡易テーブル、ワゴン、店舗用陳
列台など簡単、軽便なパイプ組立品の組立てに使
用される挿し込み式継手とパイプの接続構造に係
り、さらにいえば、継手とパイプとはガタつきを
生じない程度の強さに確実に固着されるが、必要
に応じて分解、改造等をすることも可能な接続構
造に関する。
(背景技術) 従来、簡易テーブル等のパイプ組立品は、通常
ABS樹脂等の成形品たる挿し込み式継手と、鉄
パイプの表面にABS樹脂等をほぼ均一に被覆し
て成るパイプとを接続して組立てることが多かつ
た。
その際、継手とパイプとは、有機溶剤による接
着を行なうのが普通であつた。従つて、一且接着
すると強固に固定できるが、分解することは不可
能となる。よつて、組立品の設計変更とか改造、
補修などができず、ひいては継手、パイプの再使
用ができない欠点ないし不便および不経済な面が
あつた。
(考案の目的) そこで、この考案の目的は、継手とパイプとを
不意に抜けたりガタつかない程度に強固にきつち
り固着できると共に、必要があれば分解すること
も可能であり、従つて、パイプ組立品の設計変更
とか改造、補修などに応ずることができ、さらに
は分解した継手、パイプを新たな用途に再使用す
ることもできる構成に改良した挿し込み式継手と
パイプの接続構造を提供することにある。
(考案の構成および作用効果) 上記目的を達成するために、この考案のパイプ
接続構造は、継手の方に、最深部の内径がパイプ
の外径と略等しく、かつ、末広がりに若干のテー
パないし傾き(異形パイプの場合)の付いた嵌合
部(挿し込み孔部)を所定深さに設け、他方、パ
イプには、前記嵌合部の深さに相当する長さ範囲
内に、同嵌合部の最大内径以内の外径となるよう
に所定幅の両面接着テープを巻き付けた。そし
て、パイプは嵌合部内にきつちり挿し込み、両面
接着テープを介して固着した構成とされている。
つまり、嵌合部に挿し込まれたパイプの先端
は、嵌合部の最深部にきつちりと当接して納ま
り、その上、両面接着テープが嵌合部内面にぴつ
たり密着し固着されるので、パイプは継手に対し
てガタつきのない状態にきつちり接続固定され
る。従つて、十分強固で、安定性の高いパイプ組
立品の組立てに寄与するのである。
しかし、両面接着テープの粘着力以上の強い力
で引張ると、テープの破断という形でパイプと継
手は分解(分離)される。従つて、パイプ組立品
の設計変更、改造、補修などが可能であり、融通
性、自在性に富む。勿論、分解した継手とパイプ
はそれぞれ別異の用途に再使用することもでき経
済的なのである。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明する。
図中1は挿し込み式の継手、2,2は前記継手
1を介して接続されるパイプである。
継手1は、ABS樹脂の射出成形品であり、中
空構造とされ、直角2方向にパイプ2を挿し込む
嵌合部3,3が所望深さAのものとして設けられ
ている。嵌合部3における最深部の内径Bは、パ
イプ2の外径B′と同一とされている。なお、パイ
プ2は、均等直径のものとされている。嵌合部3
は、後述の如くパイプ2の外周に両面接着テープ
を巻いてもなお無理なく挿し込み得る程度の末広
がりのテーパが付いたテーパ孔として形成されて
いる。
一方、パイプ2は、鉄パイプの表面にABS樹
脂を均等な厚みで被覆したものである。パイプ2
には、その先端から上記嵌合部3の深さAの長さ
範囲A′内であつて、できるだけ内方寄り位置に
両面接着テープ4が巻き付けられている。該テー
プ4は、その外径C′が前記嵌合部3における先
端部内径(最大内径)Cと略同一となるようにパ
イプ2の全周に巻き付けられている。両面接着テ
ープ4の幅は、通常嵌合部3の深さAの1/3〜1/2
程度とし、継手1とパイプ2とを必要十分に固着
するに足るものとされている。
従つて、パイプ2を嵌合部3中へきちんと挿し
込むと、パイプ2の先端はこれと同一径である嵌
合部3の最深部にきつちりと当接する。また、両
面接着テープ4は、これと略同径の嵌合部3の口
部付近内面に密着する。よつて、ガタつきがな
く、きつちりとして安定な接続を達成できる。
その上、継手1とパイプ2とは、両面接着テー
プ3を介して固着されるので、不意に抜けたりす
るおそれのない強固な接続、固定ができる。従つ
て、剛強で安定な、かつ、品質の高いパイプ組立
品の構築に寄与する。
一方、継手1とパイプ2とを、両面接着テープ
4の粘着力以上の力で引張ると、両面接着テープ
4の破断という形で、両者は健全な状態のまま分
解(分離)する。従つて、分解した継手1及びパ
イプ2は、そのまま再使用に供することができる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は継手とパイプの接続前の状態を示す一
部破断の正面図、第2図は継手とパイプの接続状
態を示す一部破断の正面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 継手1には、最深部の内径Bがパイプ2の外
    径と略等しく、かつ、末広がりに若干のテーパ
    ないし傾きの付いた嵌合部3が所定の深さAで
    設けられており、 (ロ) パイプ2には前記嵌合部3の深さAに相当す
    る長さ範囲A′内に、同嵌合部3の最大内径C
    以内の外径となるように所定幅の両面接着テー
    プ4が巻き付けられており、 (ハ) パイプ2は継手1の嵌合部3に挿し込み両面
    接着テープ4を介して固着せしめられている、 ことを特徴とする挿し込み式継手とパイプの接続
    構造。
JP19098283U 1983-12-10 1983-12-10 挿し込み式継手とパイプの接続構造 Granted JPS6097409U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19098283U JPS6097409U (ja) 1983-12-10 1983-12-10 挿し込み式継手とパイプの接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19098283U JPS6097409U (ja) 1983-12-10 1983-12-10 挿し込み式継手とパイプの接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6097409U JPS6097409U (ja) 1985-07-03
JPS6220740Y2 true JPS6220740Y2 (ja) 1987-05-27

Family

ID=30411371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19098283U Granted JPS6097409U (ja) 1983-12-10 1983-12-10 挿し込み式継手とパイプの接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6097409U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7123317B2 (ja) * 2017-06-27 2022-08-23 日本製鉄株式会社 管構造物の取り付け構造および管構造物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6097409U (ja) 1985-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6220740Y2 (ja)
JP3016200B2 (ja) 割り型継手
JPS5819375Y2 (ja) ボ−ルジヨイント
JPS6110902U (ja) セラミツクタ−ビンホイ−ルの抜け防止装置
JPS592253Y2 (ja) 竪樋の接続装置
JPH08145066A (ja) 繊維強化合成樹脂管と継手部材の接合構造
JPH09222188A (ja) パイプ等のワンタッチ接続法
JPS59113506U (ja) 伸縮ポ−ル
JPS6116281U (ja) スリツプオン継手接合用治具
JPS6147187U (ja) プラスチツクパイプの接続部
JPS6381470U (ja)
JPS608504U (ja) 合成樹脂製の継手
JPH0629556U (ja) ゴルフクラブ用ソケット
JPH03108988U (ja)
JPH0411924U (ja)
JPS60178689U (ja) 伸縮可撓管継手における脱管防止機構
JPH0384493U (ja)
JPS6262089U (ja)
JP2001012423A (ja) パイプの連結部材
JPS5889313U (ja) 強化プラスチツク屈曲管継手製造用芯金型
JPS60154615U (ja) リモ−トコントロ−ルリンケ−ジの結合構造
JPS6034178U (ja) 管継手
JPS60154689U (ja) 管継手
JPS60189695U (ja) 管継手
JPH0180890U (ja)