JPS62206248A - 車両用スロツトル弁駆動装置 - Google Patents

車両用スロツトル弁駆動装置

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JPS62206248A
JPS62206248A JP4793986A JP4793986A JPS62206248A JP S62206248 A JPS62206248 A JP S62206248A JP 4793986 A JP4793986 A JP 4793986A JP 4793986 A JP4793986 A JP 4793986A JP S62206248 A JPS62206248 A JP S62206248A
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JP
Japan
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throttle valve
motor
throttle
deviation
rotation angle
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Application number
JP4793986A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kinoshita
勉 木下
Tetsuro Niimura
新村 鉄朗
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP4793986A priority Critical patent/JPS62206248A/ja
Publication of JPS62206248A publication Critical patent/JPS62206248A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D2011/101Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles
    • F02D2011/102Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles at least one throttle being moved only by an electric actuator

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両エンジンに空気を供給するスロットル弁を
モーターを用いて駆動する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来スロットル弁はアクセルペダルの、動きに応答する
ようにアクセルペダルとスロットル弁との間が機械的な
連結機構によって連結されている。
しかし近年においては、機械的な連結手段に代わり、モ
ーターで直接スロットル弁を駆動する試みが考えられて
いる。この試みはスロットル弁をアクセルペダルの信号
だけでなく、他の外部信号によっても制御したいという
ような要望のためには特に重要となる。
しかしこのような直接モーターで駆動するスロットル弁
においては、次の問題を有する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
スロットル弁を駆動するためにはその耐久性や火花発生
等の安全上の問題からブラシレスモーターにすることが
好ましい、しかしブラシレスモーターにするためには、
このモーターの回転子の回転を検出するための回転セン
サーが必要となり、このためホール素子を用いた回転位
置検出センサーやレゾルバ−等のセンサーが用いられる
。しかしながら、ブラシレスモーターにこのような回転
センサーを設けることはコストアップの要因になり、か
つ構造が複雑になって信頼性の低下にもつながる。そこ
で本発明はブラシレスモーターを用いてスロットル弁を
直接駆動するものにおいて、ブラシレスモーター専用の
回転位置検出センサーを省略する車両用スロットル弁駆
動装置にすることを9的とする。
〔発明の概要〕
このため本発明はブラシレスモーター専用の回転センサ
ーの代わりに既存のスロットルセンサーを用いたもので
ある。すなわちこの種の車両用スロットル弁はスロット
ル弁の回動角を検出して、車両エンジンに供給される空
気量を把握し、車両エンジンに供給する燃料の量を決定
してエンジン制御を行うためにスロットル弁の回動角度
を検出するスロットルセンサーが用いられている。よっ
て本発明はこのスロットルセンサーの出力信号をブラシ
レスモーターの回転のための信号としても利用すること
により、ブラシレスモーター専用の回転センサーを廃止
するものである。
これを第11図を用いて説明すると、配管60を介して
車両エンジン40内に空気が取り込まれ、この空気の量
を制御するために、スロットル弁2が設けられている。
このスロットル弁2の回a角度はスロットルセンサー4
によって検出され、この回動角度すなわち配管60内を
通る空気量に対応した信号を燃料制御装置41が取込み
、この空気量に見合った燃料を車両エンジン40に与え
るべく演算処理して、燃料の量を制御している。アクセ
ル手段30となる例えばアクセルペダルはアクセルセン
サー31と結合関係にあり、アクセル手段30は踏み込
まれるとアクセルセンサー31はその踏み込み角度に応
じた信号を制御回路70に入力する。スロットルセンサ
ーの出力は燃料制御装置41に用いられるとともに、制
御回路70にも入力される。そしてこの制御回路70は
アクセル手段30の踏み込み角に応じたアクセルセンサ
ー31からの信号とスロットルセンサー4からの信号と
を取込み、演算処理してモーター6を駆動する信号をモ
ーター6に出力する。これによりモーター6は直接スロ
ットル弁2を駆動すべく正。
逆回転するのである。
そして制御回路は、スロットルセンサーからの回動角信
号とアクセル手段からのアクセル信号との偏差を求める
手段を有し、この偏差からストツロル弁を回動すべき方
向を決定する手段を有す。
また前記偏差からスロットル弁を回動する回動角速度を
決定する手段を有し、これによりモーター6を駆動する
ものである。
〔作用〕
スロットルセンサー4はスロットル弁2の回動角を時々
刻々把握して、スロットル弁が現在どの位置にあるのか
を検出する。この事はスロットル弁と連結されたモータ
ーの回転子がモーターのステータに対してどのような角
度位置になっているのかを示す信号でもある。よってこ
のスロットルセンサー4の出力を利用すれば、モーター
の回転子がモーターのステータに対してどのような回動
角度位置にあるのかを判別する手段としても使えること
になる。そしてこのようなスロットルセンサー4は燃料
制御装置41を用いて、燃料量を制御する車両エンジン
システムにおいては、一般的に採用されているものであ
るので、何ら特別なセンサーを追加することなく、モー
ターの制御が可能となる。
次にアクセルセンサーは運転者が操作したアクセル量を
検出し、時々刻々制御回路70に入力している。スロッ
トル弁2としては少なくともアクセル手段30からの指
令に応じて自身の回動位置を制御されなければならない
。このため制御回路70はアクセルセンサー31からの
出力信号とスロットルセンサー4の出力信号とを取込み
、その偏差を求めている。
この偏差の意味するところは、スロットル弁2の現在の
回動位置とこれから回動変位して落ち着くべき位置との
差である。この差は時々刻々変化するものであり、この
ような偏差を時々刻々求めることにより制御回路はモー
ター6によりスロットル弁2を動かしてアクセル手段が
要望している落ち着くべき先まで回動ずべく回動方向を
決定することができる。また前記偏差に応じてモーター
の回動角速度を決定することが望ましい。すなわち偏差
が大きい時には回動角速度を速めてすみやかに偏差を縮
めるように作動しなければならない。
また偏差が小さい時はあまり速い回動角速度ではオーバ
ーシュートしてハンチングを起こす恐れがある。よって
偏差に対応した回動角速度を決定する手段があれば、き
わめてスムーズな制御が可能となるのである。
〔発明の効果〕
上述により本発明においては、ブラシレスモーターを用
いてスロットル弁を駆動することができるので刷子部分
がないため火花等が発生せず、安全でありまた耐久性が
向上する。さらに既存のスロットルセンサーをブラシレ
スモーター用の回転センサーとして兼用しているので、
部品点数が少なくなり、構造が簡単になって信頼性が向
上する。
またコストも低減されるという優れた効果がある。
〔実施例〕
第1図(11)、 (b)は車両エンジンに空気を供給
するスロットルボデー1部分の断面を示すものであり、
第1図(alにおいて、空気は紙面と垂直方向にスロッ
トルボデーl内を流れる。2はスロットル弁であり、ス
ロットルボデー1内の穴1aをほぼ閉塞している。スロ
ットル弁は回動軸3を持っており、該回動軸はスロット
ルボデー1に軸支されている。
4はスロットルセンサーであり、センサー人力軸5を持
っており、このセンサー人力軸5の回動角に応じて回動
角信号すなわち出力電圧を発生する周知の可変抵抗器型
のものである。スロットル弁2の回動軸3の両端には穴
が開けられており、この穴の中にセンサー人力軸5が挿
入され、ピン゛で回動軸3と固定され、センサー人力軸
5と回動軸3は一体に回動するようになっている。なお
この回動軸3とセンサー人力軸5との連結構造は種々の
構成を作用できる。
次に、6はモーターであり、モーター出力軸7を持って
おりこのモーター出力軸7は回動軸3の穴内に挿入され
、ピン8で固定されている。
モーター6はエンドフレーム90とステータハウジング
10とを持つ円筒状の外形を有し、11はステータコア
、12はステータコイル、13は軸受であり、モーター
出力軸7をエンドフレーム90に回動自在に軸支するも
のである。
モーター6の回転子15は永久磁石16とこの永久磁石
16の両側面に接合された金属板17とを持っている。
このモーターはブラシレスモーターであり、固定子すな
わちステータ側に多相巻線が巻回されたものであり、こ
の一実施例においては固定子側に三相巻線が巻回されて
いるものである6次にこのモーターの回転原理について
説明する。
第2図(al、 (b)、 (C)は回転原理を示すも
のであり、第2図(a)においてU”、U−等は各巻線
の巻始めと巻終りを示している。すなわちU+は三相の
うちのU相の巻始めを示し、U−はU相の巻終りを示し
ている。そしてX印はステータコイル12の電流の流れ
る向きを示し、紙面と垂直に手前から向こう側に流れる
ことを示している。またN、 Sは回転子15の永久磁
石16の周面に着磁された極性を示している。またφ1
はコイルによって作られる磁束、φ2は他方のコイルに
よって作られる磁束、φ0は合成磁束を示している。
第2図(C)はステータコイル12のU相、■相。
W相に印加される電圧波形図であり、このモーターを連
続回転させる場合の波形図である。従って連続回転でな
く、360”以内の回動範囲で使用する場合にはこの波
形のごく一部を使用することになり、a点からb点まで
の範囲は電気角で60゜の範囲を示している。いま点A
すなわち時刻への時の電圧波形を見ると、第2図(C)
のごとくU相のみが正極であり、■相とW相とは共に負
極である。
従ってこの時刻Aにおける各相の電流の方向は第2図(
a)のとおりとなる。そしてこのコイル12に流れる電
流により合成磁束φ0が生じ、このφOが回転子15は
貫通する。よって回転子15は矢印R1方向に回転する
次に、第2図(C)のB点について電圧波形を調べると
W相のみが負極であり、U相、■相は正極である。よっ
てステータコイル12の電流分布は第2図(b)のよう
になり、合成磁束φOは傾斜した方向となる。よって回
転子154rφ0に応じて機械角で60″回動じた位置
に存在する。
上述のごとく例えば電気角60”の範囲内で三相交流波
形に基づく電圧をU相、■相、W相の各ステータコイル
に印加することにより、回転子15を機械角60°の範
囲で回動させることができる。もちろん電気角60’に
限らず、任意の回動角度内で回転子の回動角を制御する
ことができるものである。またモーターの構造によって
は電気角と機械角とが異なる角度になることはもちろん
であり、そしてこの場合A点からB点に至るまでの間に
各U相、■相、W相には第2図(C)に示したごとく時
間の経過について電圧振幅が変化する電圧波形を印加し
なければならない。また電圧振幅と共に極性も反転する
場合があることも第2図(C)で明らかである。
なお、次に述べる制御回路の一実施例においては第2図
(C)の振幅の異なる電圧を得るために、直流電圧をP
WM (パルス中度ff1) して時々刻々変化する実
効値をもつ電圧を得ている。また極性を変化させるため
にコイルにトランジスタからなるブリフジ回路を接続し
、コイルに流れる電流の向きを反転させている。
第3図はモーターのステータコイルおよびこのステータ
コイルに電圧を印加する制御回路並びにスロットルセン
サー等を模式的に示す全体結線図である。
第3図において破線の部分で囲ったところはステータコ
イル12の部分に電圧を振幅変調しながらかつ極性を変
えて印加する部分を示している。
以下この部分をU相ブロック、V相ブロックおよびW相
ブロックとして説明する。なお、U相ブロックは具体的
に示したが、■相ブロックとW相ブロックとは省略して
図示した。V相プロ・7りとW相ブロックは構造上U相
ブロックと同一のものである。
以下U相ブロックの中を説明する。12はステータコイ
ル12のU相の部分であり、このコイル部分12の一端
は中性点20に接続されている。
また他端はトランジスタ21.22部分に接続されてい
る。従ってステータコイル12はU相、■相、W相の一
方のコイル端が中性点20に接続されたY結線構造を持
つものである。
23は第1バツテリ、24は第2バツテリであり、直列
接続されその中間点はアースされている。
25.26はダイオード、27はトランジスタ21.2
2にベース電流を供給する増幅回路である。
そしてU相のコイル12の巻始め部分すなわちトランジ
スタ21.22側から巻終りとなる中性点20側に電流
を流したい時には、トランジスタ21がONL、逆に中
性点20側からコイル12のトランジスタ側に電流を流
したい時にはトランジスタ21はOFFしており、トラ
ンジスタ22がONとなる。すなわちこの時は第2バツ
テリ24の+側からアースを経由し、中性点20を通っ
てコイル12に流れ、さらにONしたトランジスタ22
を通って第2バツテリ24の一側に電流が流れるもので
ある。
またコイル12に加える電圧の振幅を増減させるために
トランジスタ21.22はONLでいる期間のパルス幅
が次々に変化するPWM制御がなされる。すなわち例え
ばU租コイル12にトランジスタ側から中性点20側に
所定の実効値を持った電圧を印加したい場合にはトラン
ジスタ21が所定のデユーティ−でON、OFFする。
この場合高い電圧を加える時にはパルス幅が長くなるこ
とはもちろんである。
第3図において30はアクセルペダルであり、車両の運
転者によって操作されるものである。31はアクセルセ
ンサーであり、アクセルペダル30の踏み込み角を電圧
信号に変換する可変抵抗器である。4は前述したスロッ
トルセンサーであり、スロットル弁の回動角を検出し、
それを電圧信号に変換して車両エンジン40の燃料量を
制御する燃料制御装置41に供給する。そして燃料制御
装置41はスロットルセンサーからの回動角信号に基づ
いて、車両エンジン40に供給される空気量を予想し、
演算処理により燃料量を決定して、車両エンジン40に
供給する燃料の量を制御するものであり、例えば周知の
電子燃料噴射制御装置である。42.43はA/D変換
器である。44はマイクロコンピュータであり、周知の
ごとく内部に入出力を制御するI 10.プログラムメ
モリー。
データメモリー、クロック信号発生器、中央演算処理装
置(CPU)等を持つものである。45はPWM用ドラ
ドライバーる。
次に第4図は第3図に述べたアクセルセンサーの出力電
圧特性図であり、横軸にアクセルペダル30の踏み込み
角を取り、縦軸に出力電圧Vapを取ったものである。
なお、アクセルセンサーは一種の可変抵抗器であり、定
電流回路によりこの可変抵抗器に定電流が供給されると
、このセンサーの出力端にアクセル踏み込み角に応じた
電圧降下すなわち出力電圧を与えるものである。
第5図はスロットルセンサーの出力電圧特性図であり、
スロットル弁2の回動角度に応じた出力電圧Vspを出
力する。そしてスロットル弁2の回動角度は構造上最大
で90°であり、出力電圧は直線的に出力されるものと
する。
マイクロコンピュータ44のプログラムについて第6図
等を用いて説明する。まずスタートするとステップ10
0においてその時の第4図、第5図に示したVap、V
apを読み込む。このVspはスロットルセンサー出力
電圧であり、Vapはアクセルセンサー出力電圧である
次にステップ101に進み、VapとVspとが等しい
かどうかを判定する。等しくない時すなわちスロットル
センサー出力電圧とアクセルセンサー出力電圧との間に
差があり、アクセルペダルの支持する位置にスロットル
弁が位置していない時には、ステップ102に進み、一
時期前のスロットルセンサー出力電圧Vsρ。からこの
ステップ102の時のいまのスロットルセンサー出力電
圧V spnを引いてそれに比例定数Kを乗算し、その
結果をθspとする。
次にステップ103に進み、ステップ100の時に読み
込んだVapからVspを引き、この差の値をVeとす
る。このVeはアクセルセンサー出力電圧からスロット
ルセンサー出力電圧をひいたものであるから、アクセル
指令に対する偏差を表している。
次にステップ104に進み、前述のアクセル指令に対す
る偏差Veからθを求めて記憶する。
次にステップ105に進み、前述のθからステップ10
2で求めたθspを引算し、その差をθeとして記憶す
る。
なおステップ104のθはVeから求めたのでアクセル
指令に対する偏差に対応したモーター出力軸回動角速度
の指令値に相当するものである。
またθspは単位時間あたりのスロットルセンサー出力
電圧の変化量に比例したセンサー人力軸の回動角に相当
するものである。よってその差であるθeはモーター出
力軸回動角速度の指令値に対する偏差ということができ
る。
次にステップ106に進み、前述のようにして求めたV
eの値からVeが正の値であるのか負の値であるのかを
判別する。そしてVe>Q又はVe=0の時はステップ
107に進み、正転指令を発し、モーターを正転させる
。一方Veが負の値である時には、逆転指令を出しモー
ターを逆転させる。なお、この正転指令、逆転指令はコ
ンピューター内のメモリーに指令値として記憶されてい
る。
なお、以上のステップにおいてステップ101において
Vap=VspO時にはスロットル弁を動かす必要がな
い時である。すなわち、この時にはVap=Vspとな
るようにスロットルセンサーとア 。
クセルセンサーの出力電圧の値を決定しである。
すなわち、スロットルセンサー出力電圧とアクセルセン
サー出力電圧とはスロットル弁を動かす必要がない時に
は、Vsp=Vapとなるように、互いの出力電圧をマ
ツチングさせているのである。そして、ステップ101
においてVap=Vspとなった場合には、ステップ1
09に進み、モーターのステータ側と回転子との間に保
持トルクが作用するようにステータコイルに電圧を印加
する。この電圧の印加の状態すなわちU、V、Wの各相
にどのような極性のどのような電圧振幅の大きさの電圧
をかけるのか、ここでは説明を省略するがステータ側に
対して現在回転子が取っているその位置の状態でお互い
の間に保持トルク(ホールディングトルク)が発生する
ように、ステータコイル電圧が加えられるのである。そ
してこのホールディングののちにふたたびステップ10
0に戻る。そしてスロットル弁を動かす必要がない時に
はステップ100,101.109間を循環し、モータ
ーの回転子にはホールディングトルクが働くので回転子
はその位置を保持し、不用意に回転することはなくなる
。つまり、例えば第2図(b)のごとき位置に回転子1
5をホールドさせたい時には、第2図(ClOB点の時
の各相電圧をステータコイル12に印加すればよいので
ある。
次にステップ109のさらに詳細な説明を行う。
第7図(a)、 (bl、 (C)はコンピューター4
4内のROM内のデータとして記憶されたU相データ。
V相データ、W相データであり、第2図(C)の三相交
流電圧波形の一部に相当するものである。そして横軸に
はこのデータのアドレスをとり、縦軸には電圧振幅に比
例したデータを取っである。そして横軸のアドレス00
はスロットル弁2が閉じている状態に対応しており、ア
ドレスFFはスロットル弁2が全開している場合に対応
している。そしてスロットル弁がどのような回動位置に
あるが第5図のスロットルセンサーの出力電圧Vspで
知ることができる。すなわち、閉じている時が00であ
り、全開の時が90°に相当する。よって第6図のステ
ップ109においてはVaρ=Vspと判断された時に
その時のスロットルセンサーの出力電圧Vspに対応し
たスロットル弁開度のU相、■相、W相の各データを第
7図に示したごときROM内のデータから読みだし、こ
のデータに所定の比例定数を乗じて、これをコンピュー
タ44から第3図のPWM用ドラドライバー力するデー
タとするものである。PWM用ドラドライバ一種のD/
A変換器であり、コンピューター44から与えられたデ
ィジタルデータすなわち第7図ta)、 lb)、 I
O)に示した現在のスロットル弁の開度に対応している
各相データのディジタル信号が入力される。そしてPW
M用ドラドライバーのディジタル人力に対応したアナロ
グ出力すなわちパルス幅変調された矩形パルス列からな
るアナログデータを増幅回路27に加えるものである。
つまり、コンピューター44の11050からは第6図
のステップ109においてホールディングさせるための
各相データがディジタル信号として出力され、このディ
ジタル信号はPWM用ドラドライバー45ってアナログ
出力に変えられる。
そしてこのアナログ出力はパルス幅の変化する矩形パル
スからなり、この矩形パルスは増幅回路27によって増
幅されて、トランジスタ21または22に加えられるも
のである。
すなわちPWM用ドラドライバー45力は第7図(a)
、 (b)、 (C)に示したごとき振幅の波形および
極性に対応するパルス幅変調されたパルス列信号が出力
されるのである。そして増幅回路27はこのパルス列を
増幅するとともに、その信号の極性に応じてトランジス
タ21側かトランジスタ22側かにベース電流を供給す
るのである。例えばホールディングした時の第7図+a
)のアドレスが80の位置においては、つまりスロット
ル弁2が半分量いている時にはU相データとしてはプラ
スのデータが出力され、■相、W相はマイナスのデータ
が出力される。またこの場合はV相データで最も大きな
振幅を持ったデータとして出力されている。
よってこの時は増幅回路27はU相ブロックのトランジ
スタ21側のみにU相データに対応したデユーティ−を
持ったすなわち実効値をもったパルス幅変調された電圧
をベース人力として与えることになる。
またV相ブロック56では第7図(b)のアドレス80
に相当するデータが働くので、トランジスタ22側に相
当するトランジスタに実効値の大きなパルス列が加えら
れる。さらに、W相ブロック57には第7図(C)のア
ドレス80に相当するデータが作用するので、トランジ
スタ22側に相当するトランジスタにデユーティ−信号
が送られることになる。これによってモーターのホール
ディングは完了する。
前述のステップ104においてVeすなわちアクセル指
令に対する偏差からθすなわちモーター出力軸の回動角
速度の指令値を求めるステ・ノブについて詳しく説明す
る。このステップにおいてVeからθを求めるためには
ROM内に記憶されたデータからθを求めるものであり
、第8図のようなデータをROM内に記憶させておくも
のである。
第8図において横軸にはアドレスをとってあり、このア
ドレスはVeすなわちアクセル指令に対する偏差に相当
する。そして縦軸のデータはθすなわちモーター出力軸
の回動角速度の指令値に相当する。すなわちこの第8図
のデータからアクセル指令に対する偏差に応じてモータ
ーがいかなる角速度で回転すればよいかを判別するので
ある。そしてこの回転速度でMAXとあるのはモーター
が出し得る最高スピードであり、MINとあるのはモー
ターの効率を考慮して定めた最低速度である。
そして中間レベルにおいては、速度がVeO値に応じて
変化するようにしである。そしてその第8図に示したよ
うな特性を持つテーブルからアクセル指令に対する偏差
Veに応じた速度指令パターンデータを読取り、これを
ステップ104においてθとしたものである。このθは
モーターの回転子がいかなる速度でVeの偏差を埋める
べきかを示すものである。すなわち偏差が大きい時はス
ピードを速くし、偏差が少ない時にはゆっくりしたスピ
ードでモーターを駆動して回転子が所定の位置にすみや
かに到達するようにするものである。
次にステップ105で演算したθeはモーター回動角速
度の指令値に対する偏差、つまり現在回動じている角速
度が回動角速度の指令値に対してどの程度隔たっている
かを表すものである。この隔たりが大きい時には、モー
ターの回動角速度の差を縮めるべく現実のモーターの回
動角速度を大きくしたり小さくしたりしなければならな
い。そしてモーターの回動角速度は第7図(al、 (
b)、 fc)に示した位相データをロードするスピー
ドに関係している。すなわちいま仮にスロットル弁がア
ドレス80の位置にある時に、これを正転方向すなわち
矢印C方向に回転子を回動すべく位相データを進める場
合に、アドレス80の次のアドレスの位相データを読み
取るまでの時間すなわち次々とアドレスを進めて行くピ
ッチが短ければ短いほど、すなわちすみやかにアドレス
のデータを次々とロードしていく場合には、回転子の回
転は速くなる。
逆に80のアドレスに回転子がある時次のアドレスのデ
ータを読み込んでモーターに与えるまでの時間が長い時
は、位相データが変化していくスピードが遅くなり、回
転子の回転は遅いものとなる。
よって第7図の位相データを読み取るピッチを速くすべ
きか遅くすべきかによって回転スピードは変わる。また
現在あるスロットル弁の位置の右側のデータを読むか、
あるいは左側のデータを読むかによってローターの正転
、逆転が決定される。
すなわちいまスロットル弁が80の位置にある時に、次
のデータを第7図(a)において矢印C方向のデータを
読み取ることにすれば、それはローターを正転させるこ
と、すなわちスロットルバルブを開放することであり、
アドレス80の左側のデータすなわち矢印CC方向のデ
ータを読むことは回転子を逆転させることであって、こ
れはスロ・ノトル弁を閉じることに相当する。そして第
7図において矢印C方向のデータを読むべきか、矢印C
C方向のデータを読むべきかは、ステップ106゜10
7.108によって決定される。またアドレスから次の
アドレスを読み取るまでのピッチすなわち時間間隔を短
くすべきか長くするべきか、すなわち回転子の速度をど
のようにすべきかはステップ109で決定される。また
第7図で読み取った位相データすなわちU相、■相、W
相相互間の電圧振幅の比率をもとに、モーターのステー
タコイルのU相、■相、W相に実際にどの程度の振幅の
電圧を加えるか、すなわちモーターの発生トルクの大き
さをどの程度のものにするかは、ステップ109によっ
て決定される。
次にステップ106においてVeが正の値であるか負の
値であるかが決定される。そしてVeが正の値である時
、すなわちステップ103においてVapの方がVsp
より大きい時、この時は第4図。
第5図で判明するごとくアクセル開度の方がスロットル
弁の開度より大きいので、モーターはスロットル弁を開
く方向に回転しなければならない。
よってこの時は第7図の位相データは矢印C方向のアド
レスを次々と読んでいくことになる。すなわちステップ
106において’Jeが正の値である時、ve>Oの時
にはステップ107に進み、第7図矢印C方向にアドレ
スを進ませてスロットル弁を開く方向に回動させる。ま
たVeが負の時にはステップ108に進み、第7図の矢
印CC方向のアドレスを読取り、スロットル弁を閉じる
すなわちステップ107.108は第7図の位相データ
において現在のスロットル弁の位置に対応するアドレス
からどちら方向のアドレスを次に呼ぶべきかを指令する
のであって、この指令値はコンピューター内のメモリー
に蓄えておき、後述のステップでそれを使用する。
次にステップ109に進み、ステップ105で求めたθ
eからアドレス送り時間と電圧振幅指令値EADを求め
る。アドレス送り時間はアドレスを読み取るピッチを定
めるものであり、これはモーターの回転角速度に影響す
る。ステップ104および第8図において速度指令パタ
ーンデータからモーター出力軸回動角速度の指令値θを
読み取ったが、これは速度指令値であり、この速度指令
値に対して現在回転子が速度の遅れを持っているかを知
る必要がある。これはステップ105においてθeとし
て求められた。これは速度の偏差を示すものである。す
なわち速度の偏差が大きければ大きいほど、指令した速
度に対して実際のモーターの速度は遅れているわけであ
るから、アドレス送り時間を小さくしてピッチを速くし
なければならない。よってステップ109においては、
速度の偏差θeから第9図に示すテーブルを用いてアド
レス送り時間を決定する。第°9図は横軸に速度の偏差
θeをとったものであり、縦軸にアドレス送り時間をと
っである。アドレス送り時間が小さければ小さいほどア
ドレスを送るピッチは速くなり、モーターの回転スピー
ドは向上する。またステップ109においては同じく速
度の偏差θeから電圧振幅指令を第1O図のテーブルを
用いて読み取る。すなわち速度の偏差が大きければ大き
いほど速度が遅れているわけであり、速いピッチでアド
レスを読みだして増速しなければならない。
またこの時にはモーターは大きなトルクを必要とするの
であるから、速度の偏差が大きければ大きいほどモータ
ーのステータコイルに加わる電圧の振幅を大きくして十
分なトルクが回転子に発生するようにしなければならな
い。そのためステップ109においては第10図のテー
ブルからθeの速度の偏差に対応した電圧振幅データB
ADを読み取る。
次にステップ110に進み、ステップ109で求めた第
7図の位相データのうち現在のスロットル弁の位置に対
応するアドレスの次のアドレスの位相データにステップ
109で求めた電圧振幅指令データBADを乗算し、こ
の乗算値Rをコンピューター44のl1050から出力
し、ステップ111においてPWM用ドラドライバー動
するものである。すなわちステップ111はPWM用ド
ラドライバーアウトプットを示している。その後またA
印のように初期のV sp、  V sp読み込みステ
ップ100に戻るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す全体構成図であり
、第1図(a)は平面方向から見た一部断面図、第1図
(b)は矢印1−1断面図である。第2図(al、 (
b)、 (C1は上記一実施例に使用したモーターの回
転原理を示す模式図である。第3図は上記一実施例の全
体電気結線図、第4図は上記一実施例のアクセルセンサ
ーの出力特性図、第5図は上記一実施例のスロットルセ
ンサーの出力特性図、第6図は上記一実施例に使用した
マイクロコンビ二一夕のフローチャート、第7図は上記
一実施例に使用したマイクロコンピュータ内に記憶され
た位相データの特性図であり、第7図(a)はU相デー
タ、第7図(b)はV相データ、第7図(C)はW相デ
ータである。第8図は上記一実施例のコンピューター内
に記憶された速度指令パターンデータの特性図、第9図
は上記一実施例に使用するコンピューター内に記憶され
たアドレス送り時間指令データの特性図、第10図は同
じく電圧振幅指令データの特性図、第11図は本発明装
置の概略構成を示した模式図である。 2・・・スロットル弁、3・・・回動軸、4・・・スロ
ットルセンサー、5・・・センサー人力軸、6・・・モ
ーター。 7・・・モーター出力軸、15・・・回転子、16・・
・永久磁石、27・・・増幅回路、30・・・アクセル
ペダル。 41・・・燃料制御装置、40・・・車両エンジン、4
4・・・マイクロコンピュータ、45・・・PWM用 
ドライバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両エンジンに空気を送り込む配管中に設けられ
    、回動軸を有するスロットル弁、 該スロットル弁の前記回動軸に連結され、前記スロット
    ル弁の回動角を検出し、この回動角に応じた回動角信号
    を出力するスロットルセンサー、前記スロットル弁の前
    記回動軸に連結され、前記スロットル弁の回動角を変化
    させるスロットル弁駆動のためのモーター、 前記スロットルセンサーからの信号より前記車両エンジ
    ンに供給する燃料量を制御する燃料制御装置、 前記スロットル弁を制御するアクセル信号を発生するア
    クセル手段、 少なくとも前記アクセル手段からの前記アクセル信号と
    前記スロットルセンサーからの回動角信号とが入力され
    、前記モーターの出力軸の回動角を制御し、前記スロッ
    トル弁の回動角を制御する制御回路とを備え、 かつ前記制御回路は次の構成を有する。 (a)前記スロットルセンサーからの前記回動角信号と
    、前記アクセル手段からの前記アクセル信号との偏差を
    求める手段、 (b)前記偏差から前記スロットル弁を回動すべき方向
    を決定する手段、 (c)前記偏差から前記スロットル弁を回動する回動角
    速度を決定する手段。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の車両用スロットル
    弁駆動装置において、前記モーターは回転子に永久磁石
    を有し、固定子に多相巻線が巻回されたブラシレスモー
    ターからなり、前記制御回路はさらに次の構成を有する
    。 (d)前記多相巻線に印加する多相交流波形に対応する
    位相指令データを記憶する手段と、 (e)前記偏差に応じて前記位相指令データを出力する
    時間間隔を決定し、前記モーターの速度を決定する手段
    と、 (f)前記偏差に応じて前記位相指令データのアドレス
    の読取り方向を決定し、前記モーターの回動方向を定め
    る手段。
  3. (3)特許請求の範囲第2項に記載の車両用スロットル
    弁駆動装置において、前記制御回路はさらに次の構成を
    有する。 (g)前記偏差に応じて前記位相指令データからモータ
    ーに印加する各相電圧の実効値を決定する手段。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01167423A (ja) * 1987-12-23 1989-07-03 Mazda Motor Corp エンジンの制御装置
US4963800A (en) * 1988-06-14 1990-10-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Apparatus for controlling throttle actuator

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614835A (ja) * 1984-06-15 1986-01-10 Shikoo Giken:Kk スロツトル弁調節機構

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