JPS62205497A

JPS62205497A - 無線警報器

Info

Publication number: JPS62205497A
Application number: JP4910886A
Authority: JP
Inventors: 公夫中川; 規任山中; 土肥　祐治; 南出　外史; 達夫吉川; 三木　貴行; 淳齋藤
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1986-03-06
Filing date: 1986-03-06
Publication date: 1987-09-10
Also published as: JPH0462120B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、無線警報器に関する。さらに詳しくは、微
弱電波を利用した送信器と複数の送受信器とからなり、
これらの隔離状態に応じて送受信器側で警報音を発生で
き、迷い子防止等に存用な隔離無線警報器に関する。

（ロ）従来の技術従来、微弱電波を応用した盗難防止器等は知られている
が、本発明者らの知る限り、２以上のものが一定距離以
上離れたことを警報する装置は今のところ見あたらない
。

（ハ）発明が解決しようとする問題点この発明は、人間、物等が一定距離以上隔離した場合に
警報音を発する無線警報システムを提供することを目的
とし、ことに迷い子等の発生をいち早く検知しうる無線
警報器を提供しようとするものである。

に）問題点を解決するための手段かくしてこの発明によれば、送信器と、警報音発生手段
を存する複数の送受信器とからなり、送信器内に、上記
複数の送受信器へ警報音発生防止信号を所定出力で連続
的に発信しうる発信回路を設けると共に、複数の送受信
器の各々に、上記送信器からの警報音発生防止信号の受
信時に他の送受信器へ警報音発生防止信号を上記所定出
力よりも大きな出力で発信しうる発信回路を設けたこと
を特徴とする無線警報器が提供される。

この発明は、被隔離検知対象に付する送信器と、それよ
り送信出力の大きい複数個の送受信器を警報発生側とし
て組合せ、送信器が全ての送受信器から一定距離以下離
れると全送受信器から警報を発し少なくとも１つの送受
信器から一定距離以下であれば、いずれの送受信器にお
いても警報を発しないよう構成したものである。

（ホ）作用この発明の無線警報器によれば、送信器側からは所定出
力の警報音発生防止信号がｍ続して発信されており、そ
の出力に対応する信号到達距離の範囲内に各送受信器が
位置している場合には、警報音発生防止信号によりいず
れの送受信器においても警報音は発せられない。さらに
、いずれか一つの送受信器が上記範囲内に位置しており
他の送受信器がこの範囲外に位置している場合において
も、前者の送受信器から他の送受信器へ警報音発生防止
信号が発信されるので他の送受信器においても受信可能
範囲内である限り警報音は発せられない。そして送受信
器間の発信出力は送信器に比して大とされているため、
実質的に送信器と少なくともいずれかの送受信器間の隔
離状態のみが警報音発生のパラメーターとなる。従って
、例えば子供に上記送信器を付し、二基上の大人が各々
送受信器を所持することにより迷い子の発生防止に役立
つこととなる。

（へ）実施例以下、本発明の実施例を別紙の図面に従って説明する。

第１図で（１）はペンダントサイズの送信器、（２）、
（３）は各々煙草サイズの送受信器である。

第２図は送信器（１）の構成説明図である。ここで、小
型乾電池（４）の電源をスイッチ（５）のＯＮにより回
路に供給しておく。制御部（６）はジャンパー線の組合
せ（例えば重みの異なる４本のジャンパー線）等により
設定した特定のコード（例えばＢＣＤコード）を間欠的
にかつ継続して出力し、無線送信回路（７）を経てアン
テナ（８）よりこのコードに対応する特定の周波数の警
報音発生防止信号Ａを無線出力として空中へ送り出す。

この無線信号は電波法で規制される微弱電波（１００ｍ
おいて１５μＶ／ｍ以下）であり、到達距離は自から限
定された距離（例えば５０〜Ｌｏｏｍ）となる。なお、
発信周波数は５０〜１００ＭＨｚが用いられている。

第３図は送受信器の構成説明図である。ここで小型乾電
池（９）の電源をスイッチＱ〔のＯＮにより回路に供給
しておく。

送信器（１）のアンテナ（８）から発せられた警報音発
生防止信号をアンテナ（＋１９、アンテナスイッチ部（
Ｉｓ）を経て、無線受信回路ＯＪで受信し、デジタル比
較器（例えばプリセットカウンタ）及び警報音発生回路
を備えた制御部Ｑｌ）へ送り、該制御部αυ内のデジタ
ル比較器において前記と同様なジャンパー線等で設定し
たコードと一致すれば送受信器を経由したことを示すコ
ードを付加し、（例えば最下位ピッｌ−（ＬＳＤ）に１
を加える）無線送信回路αａ、アンテナスイッチ部ａ９
を経てアンテナαｅより新たな警報音発生防止信号Ａ′
を無線として空中へ送り出す。この無線は送信器（１）
から発せられるものと同様、電波法で規制される微弱電
波であるが送信器に比べ送信出力を大きく設定しである
（例えば、１０ｄＢ）。

なお、無駄を除くため、この実施例においては送受信器
（２）、（３）に受信された無線信号のコードが警報音
発生防止信号と一致しても、他の送受信器を経由したこ
とを示すコードが付加されていれば新たな警報音発生防
止信号の発信は行なわない。

すなわち、制御部αＤにおけるデジタル比較器は、送信
器（１）からの信号Ａ及び他の送受信器からの信号Ａ′
をデコード　して警報音発生防止信号として同定すると
共にその信号が送信器からのものか送受信器からのもの
かをも判断する論理回路で構成されている。

かかる状態において送受信器（２）、（３）に、送信器
（１）からの警報音発生防止信号が直接又は他の送受信
器を経由して受信されない状態が生じるか、又は一定時
間続くと、制御部αＤは、スピーカ＠を鳴動させ、送信
器（１）の隔離状態がキャッチされることとなる。

（ト）発明の効果この発明の無線警報器によれば、微弱電波の利用によっ
て、送信器が全ての送受信器から一定距離以上離れると
警報を発し迷い子の防止を行なうことができることとな
る。また、ある送受信器から一定距離以上離れていなけ
れば、一定距離以上剤れている他の送受信器から不要な
警報を発しない点でも有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の無線警報器の一実施例を示す構成
説明図、第２図は同じく送信器の構成説明図、第３図は
同じく各送受信器の構成説明図である。（１）・・・送信器、　　　　（２）、（３）・・・送
受信器、（４）、（９）・・・小型乾電池、（５）、α
ω・・・スイッチ、（６）・・・制御部、　　　　（７
）、αａ・・・無線送信回路、（８）、００・・・アン
テナ、　ａυ・・・制御部、０乃・・・スピーカ、　　
　ＯＪ・・・無線受信回路、０５）・・・アンテナスイ
ッチ部。第１　図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

１、送信器と、警報音発生手段を有する複数の送受信器
とからなり、送信器内に、上記複数の送受信器へ警報音
発生防止信号を所定出力で連続的に発信しうる発信回路
を設けると共に、複数の送受信器の各々に、上記送信器
からの警報音発生防止信号の受信時に他の送受信器へ警
報音発生防止信号を上記所定出力よりも大きな出力で発
信しうる発信回路を設けたことを特徴とする無線警報器
。