JPS62205211A - 溶鋼の脱燐方法 - Google Patents

溶鋼の脱燐方法

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Publication number
JPS62205211A
JPS62205211A JP4661586A JP4661586A JPS62205211A JP S62205211 A JPS62205211 A JP S62205211A JP 4661586 A JP4661586 A JP 4661586A JP 4661586 A JP4661586 A JP 4661586A JP S62205211 A JPS62205211 A JP S62205211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten steel
slag
molten
converter
reaction
Prior art date
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Pending
Application number
JP4661586A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Nakamura
博巳 中村
Masahiro Kawakami
川上 正弘
Satoshi Kodaira
悟史 小平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP4661586A priority Critical patent/JPS62205211A/ja
Publication of JPS62205211A publication Critical patent/JPS62205211A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、転炉内の溶鋼を脱燐する脱燐方法に関する
[従来の技術] 転炉において溶鋼を脱燐する場合には、転炉吹錬する際
に転炉内に脱燐剤を投入し、生成するスラグ中に燐を移
行させている。脱燐剤としては、生石灰及び軽焼ドロマ
イト等が使用されており、これらと燐とを反応させるこ
とによりスラグ中に安定な燐酸カルシウムが生成される
。このようなスラグと溶鋼との脱燐の平衡式は下記(1
)式により示される。
10cI  ((P20S >/ [P]” ) =λ
x(11,21oa  (Ca0)+0.3(Mac)
−0,005(Fed))+29600/T−36,2
5+51og (Fed))・・・・・・・・・・・・
(1) 但し、(P20S )はスラグ中における五酸化燐の濃
度であり、[P]は溶鋼中の燐の濃度を示し、Cab)
はスラグ中における酸化カルシウムの81度であり、<
Mac)はスラグ中における酸化マグネシウムの濃度で
あり、(Fed)はスラグ中における酸化鉄の濃度であ
り、王は反応時の温度である。
(1)式から明らかなように、溶鋼の脱燐反応は反応温
度下に比較的強く依存しており、温度Tが低い程脱燐反
応が進行する。ところが、転炉内のスラグの温度は、吹
錬による温度上昇のために、通常、溶鋼より約30乃至
約50℃高く、脱燐反応の進行を阻害している。そのた
め、従来は、吹錬後転炉に底吹きガスを吹込み溶鋼とス
ラグとを攪伴するいわゆるリンスにより、i8鋼温度ど
スラグ温度との均一を図り、脱燐反応時の反応温度−丁
を下げている。
[発明が解決しようとする問題点1 ところが、リンスにより溶鋼とスラグとを攪伴して温度
を下げる場合、溶tJA温度とスラブ温度との均一を図
っているだけであるから、充分な温度の低下を1qるこ
とができず、そのため溶鋼を充分に脱燐することができ
ないという問題点がある。
この発明は斯る事情に鑑みなされたもので、溶鋼の脱燐
を向上させることができる溶鋼の脱燐方法を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る溶鋼の脱燐方法は、転炉において、溶鋼
に脱燐剤を投入して吹錬するとともに、溶!舅の吹!1
I11了の際に、炭酸マグネシウムを主成分とする造滓
剤を投入することを特徴とする。
[作用〕 この発明による溶鋼の脱燐方法では、溶鋼の吹錬終了の
際に炭酸マグネシウムを主成分とする造滓剤を投入する
。この場合、造滓剤は下記(2)式に示すように反応す
る。
MQCO3→−C−m− MQO+2CO+Δ1(・・・・・・・・・(2)この
場合、式(2)は吸熱反応であるから、造滓剤の反応に
より、転炉内の温度が低下(ン、脱燐剤による溶鋼のI
bl燐反応が促進される。
L実施例] 以下に添附図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に
説明する。
第1図に示すように、この発明に用いられる330トン
用の転炉10の上端部に形成された間口部には、溶tl
A12に酸素を吹込むランス14が上下動自在に配設さ
れている。転炉の上方には、脱燐剤を供給するホッパー
16と、転炉に生ドロマイトを供給するホッパー18が
配設されている。
脱燐剤には生石灰及び軽焼ドロマイトが用いられている
次に、この発明の実施例による溶SNの脱燐方法につい
て説明する。約330トンの溶銑を転炉内に装入した後
、溶)易に酸素吹込みランス14から酸素を吹付け、溶
ン易の吹錬を開始する。吹錬の開始により、溶鋼中の炭
素Cと酸素0とが反応してCOガスが発生し、脱炭され
る。ホッパー16からは吹錬初期に、脱燐剤として生石
灰及び軽焼ドロマイトとを供給する。このような脱燐剤
と燐との反応によりスラグ20中に安定な燐酸カルシウ
ムが生成され、溶鋼中のfJA(P)がスラグに移行す
る。
次に、吹&!!終了から約30秒前に、ホッパ=18か
ら生ドロマイトの0.31−ン乃至1トン、好ましくは
約0.5トンを溶鋼に投入する。溶鋼に投入された生ド
ロマイトは、前述した(2)式に示すように反応し、吸
熱反応が進行する。従って、式(1)に示すスラグと溶
鋼との脱燐の平衡式において、脱燐反応時の温度Tが下
がるから脱燐反応が進行する。
そして、酸素ランス14からの酸素の供給を停止して酸
素ランス14を上昇させ、転炉から除く。
その後、約2分間放置して、脱燐反応を終了し、転炉か
ら溶鋼を出鋼する。
第2図に各チャージ毎の脱燐反応後のスラグ中の総鉄分
量[%]と素鋼中の総燐m[%]との関係のグラフを示
す。この第2図では、横軸にスラグ内の総鉄分![%]
をとり、縦軸に索鋼内の総燐恐[%]をとり、白丸は本
発明により吹!il!終了時に転炉に約0.5トンの生
ドロマイトを投入した場合を示し、黒丸は従来を示して
いる。この第2図から明らかなように、本発明によれば
、従来に比較して、同じスラグな中の総鉄分量であって
も、素鋼中の総燐囚[%]が従来より約10%低くなっ
ている。従って、この発明によれば)d鋼の脱燐を向上
することができる。
この発明は上述した一実施例に限定されることなくこの
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、生ドロマイトの投入時期は吹錬終了直前に限ら
ず、吹錬終了と同時あるいは吹錬終了直後、例えば、吹
錬終了後約1分後であっても同様な効果をえることがで
きる。
また、炭酸マグネシウムを主成分とする造滓材としては
、生ドロマイトに限らず、例えばマグネサイトを用いて
も、同様な効果を得ることができる。
[発明の効果] この発明によれば、吹錬終了の際に、溶鋼と炭酸マグネ
シウムとの吸熱反応を生じさせて、脱燐反応1度を下げ
ている。従って、脱燐反応を促進させて脱燐を増加させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例に用いられる溶鋼の脱燐方
法を説明する断面図、第2図は各チャージ毎の脱燐反応
後のスラグ内の総鉄分量[%]と素鋼内の総燐Il[%
]との関係のグラフ図である。 1o・・・転炉、12・・・溶鋼、14・・・酸素吹込
みランス、16・・・脱燐剤ホッパー、18・・・生ド
ロマイトホツパ、20・・・スラグ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 (xlO−3) スラグ中のS魁鉄亦量  〔7゜〕 M2 図 +l?TJIJ  5i、、、、i5゜特1作庁長官 
宇 賀 道 部   殿1、事件の表示 %頓昭61−46615号 2、発明の名称 溶鋼の脱燐方法 3、補正をする者 411件との関係 特許出願人 (412)  日本鋼管株式会社 4、代理人 5、自発補正 7、補正の内容 明細書中、第6貫第1O行目に、「スラグな」とあるの
を「スラグ」に訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 転炉内の溶鋼に脱燐剤を投入して吹錬するとともに、溶
    鋼の吹錬終了の際に、炭酸マグネシウムを主成分とする
    造滓剤を投入することを特徴とする溶鋼の脱燐方法。
JP4661586A 1986-03-04 1986-03-04 溶鋼の脱燐方法 Pending JPS62205211A (ja)

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JP4661586A JPS62205211A (ja) 1986-03-04 1986-03-04 溶鋼の脱燐方法

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JP4661586A JPS62205211A (ja) 1986-03-04 1986-03-04 溶鋼の脱燐方法

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JPS62205211A true JPS62205211A (ja) 1987-09-09

Family

ID=12752203

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JP4661586A Pending JPS62205211A (ja) 1986-03-04 1986-03-04 溶鋼の脱燐方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819425A (ja) * 1981-07-27 1983-02-04 Kawasaki Steel Corp 転炉の吹込みフラツクス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819425A (ja) * 1981-07-27 1983-02-04 Kawasaki Steel Corp 転炉の吹込みフラツクス

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