JPS62204935A - プラスチツクス積層体 - Google Patents

プラスチツクス積層体

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JPS62204935A
JPS62204935A JP4907086A JP4907086A JPS62204935A JP S62204935 A JPS62204935 A JP S62204935A JP 4907086 A JP4907086 A JP 4907086A JP 4907086 A JP4907086 A JP 4907086A JP S62204935 A JPS62204935 A JP S62204935A
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JP
Japan
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laminate
plastics
plastic
corrugated
present
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JP4907086A
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芳雄 木嶋
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Dainippon Plastics Co Ltd
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Dainippon Plastics Co Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は屋根板、板ガラス代用等に使用される新規、且
つ改良された構造のプラスチックス積層板に係わる。
(従来技術および問題点) 従来ガラス又は金属からなる繊維製の網等の補強材が埋
入され、透光性を有する合成樹脂板又は波板は周知であ
る。例えば格子状のガラス繊維網状体が2枚の透明もし
くは半透明のプラスチックス板でサンドイッチされたガ
ラス繊維網状体補強波板及びシートが市販されているが
、このものはプラスチックスの強度を単にガラス繊維で
補強したものにすぎず、格子状の目金が美観を呈するこ
とはあっても太陽熱を反射して熱線を遮断する機能はも
プていない。又、例えば実開昭53−149072のも
のは透明合成樹脂板が開示されているがこのものはガラ
ス繊維の集束の際に用いる集束剤に着色剤例えばlft
1lを混入することにより、着色ガラスネットとしてい
るが、その効果として透明合成樹脂自体が着色されてい
ない為、光線透過率が良いのに拘らず、全体が着色され
ているかの様な美しい外観を呈すると言う外観上の提案
で、太陽熱を反射して熱線を遮断する機能は有していな
い。又、実開昭57−171642ではガラス繊維等の
補強材に適宜の色柄又は模様を印刷、付与しデザイン性
等の意匠的効果を目的にした合成樹脂波波である。
一方、金属線を編んで構成される通常の金網を介在させ
てなる波板、或いは金属製多孔質プレートを介在させ積
層一体化してなる積層板については実公昭57−471
62、実公昭55−140432等が開示されている。
これら所謂、金網入りプラスチックス板或いは波板はプ
ラスチックスシートの補強を大きな目的としているが、
(1)使用場所がプラスチックスの特性をいかす野外を
主としている為に永年の使用で金網に錆が発生して透明
性が悪くなり美観、採光性が損われ、又強度が低下する
という問題があり、(2)金属光沢に乏しく太陽熱を反
射して断熱する効果が少なく、(3)金属が埋入されて
いる為重く、高所の屋根に施工する場合、枚数が多い場
合は1人で作業がやりにくく、能率が悪くなり、(4)
工場における製造時には連続的に長尺物を製造しこれを
定尺に仕上げる目的で板の周囲を切断するが、切口に金
属線が針状に露出しているので施工時に作業者が負傷し
易い、等の問題がおった。
(問題点を解決するための手段) 本発明者はこの様な問題点を改良する為本発明に到達し
た。本発明は2枚の透明又は半透明プラスチックス板と
、それらの中間に位置せしめ、表面に金属薄膜を設けた
ガラス繊維網状体との3贋が一体化されたことを特徴と
するプラスチックス積層体である。
本発明のプラスチックス積層体は波板状であっても良く
、平板状であっても良い。
金属薄膜としては一般的に良く使用されるアルミの@着
に、よるもので良い。
プラスチックスとしてはポリ塩化ビニル系樹脂。
アクリル系樹脂、ポリカーボネート系等の熱可塑性プラ
スチックスの硬質或いは軟質のものを使用目的に応じて
適宜選択して用いる。2枚のプラスチックス板は同種で
も、異種のプラスチックス板を適宜組合せても使用出来
るが、密着強度を高める為には同種のプラスチックス板
を使用するのが望ましい。プラスチックス板の厚味は0
.4〜1゜5mm程度の物を使用するのが普通であるが
、必ずこれに限定されず、又両者の厚みが異なっていて
も良い。
本発明のガラス繊維網状体には所謂ガラス繊維の他ロッ
クウール等の無機質繊維及び耐熱性の合成繊維も含まれ
る。網状体の形状としては菱目、角目、長方形等が使用
出来るが縦横の寸法安定性の点で格子状のものが好まし
い。これらの編み方としては平織、綾織、からみ織り等
で編網する事が出来る。これらの編網後、目くずれを防
いだり後処理の接着性を向上させる為に収束剤(接着剤
)により処理されたものが望ましい。適当な収束剤とし
てはポリウレタン系、エポキシ系、ポリアミド系、塩化
ビニル系等が主成分として含むものが好ましいものとし
て挙げられる。
網形状の角方向の配列される繊維束の間隔は1゜Qmm
〜F3mmがよいが、望ましいのは1.5mm 〜4゜
0mmである。繊維は50〜400本を収束して0゜0
3〜Q、8mm程度の繊維径にしたものが、特に0.1
〜0.2II1m程度のものが好ましく、網の形状によ
って適宜決定しうる。本発明における網状体の表面に金
属薄膜を設ける方法としては、化学メッキ、真空蒸着、
スパッタリング等の方法があるが経済的には蒸着法が好
ましいが、被覆を厚く出来る等の性能上からは化学メッ
キが好ましい。
メッキする金属としてはアルミ、すず等の金属が使用さ
れるが、アルミが好ましいものとして挙げられる。特に
塩化ビニル樹脂シートと積層体とする場合、アルミは特
にポリ塩化ビニルの共存下水分により変質を受は易く、
艶ぼけや透明化をおこし易いので水分及び塩化ビニルに
接触しない構造体とし、それによってメタライジング層
が変質しないように特に接着界面からの水分の侵入及び
滲透を防止し、艶ぼけや、透明化を起し難くするのが望
ましい。従って、アルミの耐水性を向上させる為に実開
昭58−151036で開示したごとく金R層を耐水性
のめる接着剤にて処理する事が望ましい。適当な接着剤
としてはポリウレタン系。
ポリアミド系、エチレン/酢ビ共重合体系、ニトリルゴ
ム系等の接着剤を主成分として含むものが好ましい。処
理方法としては公知の塗布方法が使用されるが溶剤によ
る浸漬処理が好ましい方法として挙げられる。 本発明
のプラスチックス積層体は例えば、屋外でのテラス、ベ
ランダ、カーポート、アーケード、ガレージ等の風、雨
よけ及び採光屋根、採光側壁、天窓等の明りとり用に好
適である。
本発明の積層板を製造する方法として例えば、ウェット
ラミネーション、ドライラミネーション、エクストルー
ジョンラミネーション、ホットプレス等、公知の貼合方
法を採用して2枚の透明ないし半透明の板材の間にガラ
ス繊維網状体を挾んで積層一体化すればよい。充分強固
に接着一体化する様に、加熱加圧条件を適宜選択する必
要がおる。
上述の方法のうちでもシートとガラス繊維の境界部分に
気泡が入り込んだり、接着むらを生じさせ難い方法のエ
クストルージョンラミネーション即ち押出し速度に合わ
せて移動しつつあるガラス繊維網状体あるいはガラス繊
維網状体と一枚のプラスチックス板と重ねた物の片側ま
たは両側に押出成型機からいた状に押出されてくるプラ
スチックスを未だ柔かい間にラミネートする方法が望ま
しい方法である。更に波形に成形するには、型押し成形
法、フォーミングロールによる成形法などの公知の方法
を採用すればよい。
本発明の積層板に使用する積層前のプラスチック板は予
め適当な紫外線吸収剤を練り込んだプラスチックス材料
から作るか、板に成型後表面に紫外線吸収剤を塗布した
り、付着させたものを使用するかして耐候性を付与する
とか、又積層板の表面に界面活性剤の層を設けて結露の
生じにくい状態にすると言った公知の性能向上策を適用
出来る事は言う迄もない。
(考案の効果) 本発明は以上の様に構成しておるので従来のガラス製網
状体入りのプラスチックス積層板と同様の特徴を有する
ことはいう迄もないが、本発明の表面に金属薄膜を設け
たガラス繊維網状体入りプラスチックスは内部に金属薄
膜反射層を有するので断熱性能が優れているにも拘らず
採光は従来品とほとんど変らずベランダ、テラス、カー
ポート、アケード、ガレージの屋根材海水浴場の簡易ハ
ウスの屋根材、農場用ハウス、豚舎の囲い材等に広範囲
に使用出来る。
又、外観が格子状の模様で美観に優れている。特に従来
の金網入り積層板の様に長期の使用でも錆の発生がなく
、錆によって透明性が悪くなり美観、採光性が損われ、
又強度が低下すると言う問題がない。又、金網入りに比
較して重量が軽く施工作業も容易である。更に保温効果
もあるので暖房したハウス等の放熱防止用にも用いる事
が出来る。
以下実施例で説明する。第1図は本発明のプラスチック
ス積層板の波板状のものの部分切欠斜視図である。1及
び2はプラスチックス板、3は表面に金属薄膜を設けた
ガラス繊維網状体である。
先ず通常の押出成型法により0.4mm厚の透明な硬質
塩化ビニルシートを作り、又別にアルミを真空蒸着した
ガラス繊維網状体(縦糸0.8111m、横糸0.4m
m、糸の間隔は縦横共3.9mm、厚み0.25mm)
に更にエチレン−酢ビ共重合体(酢ビ含量15%)を浸
漬塗布したものとを重ねて、網状体側に押出し直後のQ
、4mm厚の透明な硬質塩化ビニルシートを押出しラミ
ネーションで、約Q、8mm厚味に積層一体化した。こ
の時の塩ビ押出ダイスの温度は210’C,積層に使用
した冷却ロールの温度は157°Cであった。得られた
シートを、ピッチ32mm、谷の深さ9mmに波付機で
成形した。この波板は遮熱率を第2図に示した装置を用
いて測定した。4は60Wの白熱電球、5は測定試料、
6は精密温度計である。
その結果は第1表の通りであった。ここに遮熱率は次式
で表現される。
TB−TC 遮熱率E(%)=        X’lOOB−TA TA     測定室温度(°C) TB     ブランク時平衡温度じC)TC試料取付
時の平衡温度(’C) 尚可視光域の420nm〜820nmに就いて光線透過
率を分光光度計で測定し合わせて表示した。
(以下空白) 第1表 ビニル波板(形状は本発明の物と同じで金属薄膜化処理
をしていないもの)についての値を付記したが、本発明
の波板を従来品と対比すると、光線透過率は金属薄膜に
より不透明化された事から単純に予想される光線透過率
約48%に対して実測値が61.3%と良好な透過率を
示すのは反射によるものとして理解出来ても、遮熱効果
が著しく大きい点は驚くべき事であった。
なお、平衡温度に遠した後、熱源を遮断し、放熱により
温度が低下する速度を測定したところ、元の温度になる
のに本発明品は90分を要したのに対し、従来品では7
0分で本発明の波板は保温性の点でも優れていることを
示している。又、本発明の波板の塩化ビニル而を光線に
向けて促進耐候テスト(サンシャインカーボンアーク型
のウェザメータ使用)にかけた処、1000時間でも何
等変化はなかった。又、上記波板から巾25mm、長さ
10cmの短冊状サンプルを切り出し、パンチで中央部
に穴をあけ、これを60℃の温水に8時間浸漬後、16
時間放冷のサイクルによる合計800時間の耐水テスト
にかけたが、全く異常が認められなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例を示す波板状積層体の部分欠切斜
視図、 第2図は遮熱率測定に使用した装置の説明図である。 1及び2はプラスチックス板。 3は表面に金属薄膜を設けたガラス繊維網状体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2枚の透明又は半透明プラスチックス板と、それ
    らの中間の表面に金属薄膜を設けたガラス繊維製網状体
    との3層が一体化されたことを特徴とするプラスチック
    ス積層体。
  2. (2)積層体が波板状である特許請求の範囲第1項記載
    のプラスチックス積層体
  3. (3)金属薄膜がアルミの蒸着によるものである特許請
    求の範囲第1項記載のプラスチックス積層体。
JP4907086A 1986-03-06 1986-03-06 プラスチツクス積層体 Granted JPS62204935A (ja)

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JPH0555305B2 JPH0555305B2 (ja) 1993-08-16

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