JPS62204924A - 中空成形容器の製造法 - Google Patents

中空成形容器の製造法

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JPS62204924A
JPS62204924A JP61047600A JP4760086A JPS62204924A JP S62204924 A JPS62204924 A JP S62204924A JP 61047600 A JP61047600 A JP 61047600A JP 4760086 A JP4760086 A JP 4760086A JP S62204924 A JPS62204924 A JP S62204924A
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JP
Japan
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parison
container
molded
wall
manufacturing
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JP61047600A
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Yoshihiko Watanabe
渡辺 義彦
Sadao Hirata
平田 貞夫
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、中空成形容器の製造法に関し、より詳細に
は発泡中空成形によって曇りガラスに類似する外観を有
する容器の製造方法に関する。
(従来技術およびその問題点) 容器の器壁が光の乱反射によって曇りガラスのような外
観を呈するプラスチック容器は、意匠上の立場から化粧
品、シャンプーなどの洗剤の容器に、また内容品の保存
上の立場から薬品の容器等に使用されている。
このようなプラスチック容器の製造は、従来、押出し機
から管状の溶融パリソンを押し出して予備成形し、細か
い凹凸表面の金型で挟んで一端を溶封してこのパリソン
内部に加圧気体を吹き込み、器壁に細かい凹凸を形成し
て行なわれている。ま −た、所望の箇所に細かい凹凸
表面が設けられた金型に溶融樹脂を射出して、器壁で光
が乱反射する容器が製造されている。
しかしながら、いずれの従来方法によっても細かい凹凸
表面を有する高価な金型を用意する必要がある。また、
従来方法によって得られた容器では、細かい凹凸表面が
器壁の外側に設けられ、意匠上好ましくなかった。
この発明は上述の事情を背景にしてなされたものであり
、その目的とするところは意匠上すぐれた中空容器を安
価に製造することのできる方法を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、種々の成形法について種々の試験研究を
行った結果、容器に保温、断熱、緩衝性を付与するため
に採用されている発泡剤による発泡成形を応用すれば、
容器に所望の光沢および外観を付与できることを見出し
、この発明を完成するに至った。
すなわち、この発明の中空成形容器の製造法は、発泡剤
を含む熱可塑性樹脂からパリソンに予備成形し、金型内
に配置されたパリソン内部に加圧気体を吹き込み、金型
のキャビティに密着するまで膨脹させて、器壁内部に気
泡を有すると共に内壁に凹凸表面を有する中空容器に成
形することを特徴とするものである。
この発明の好ましい態様として、熱可塑性樹脂を、ポリ
エチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリメタクリル系樹脂、アクリロニトリル樹脂、
スチレン系樹脂、ポリカーボネート、またはポリアミド
とすることができる。
別の好ましい態様として、押出し機から管状のパリソン
を押し出して予備成形し、直ちに金型で挟んで一端を溶
封してパリソン内部に加圧気体を吹き込むでもよい。
この発明の他の態様として、有底パリソンに射出して予
備成形し、直ちに吹き込み用金型に移しパリソン内部に
加圧気体を吹き込むことができる。
さらに別の態様として、予備成形されたパリソンを成形
温度に加熱してパリソン内部に吹き込み、延伸成形して
もよい。
以下のこの発明の中空成形容器に製造法をより詳細に説
明する。
この発明において原料として熱可塑性樹脂が用いられる
。この発明に用いできるその樹脂の具体例としてはポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリメタ
クリル系樹脂、アクリロニトリル系樹脂、ポリエステル
、スチレン系樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド、ポ
リごニルブチラール、エヂレンー酢酸ビニル共重合体、
飽和ポリエステル樹脂、ポリアセタール樹脂、酢酸セル
ロース、これらのブレンドポリマー、これらの積層ポリ
マーなどがある。これらの熱可塑性樹脂の種類、等級の
選択は、ブロー成形、押出し成形、射出成形などの成形
法、発泡剤の種類、所望の中空容器の形状および用途な
どに応じて適宜変更して行うことができる。この発明に
おいて好ましい樹脂は、ポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリ塩化ビニル、ポリメタクリル系樹脂、アクリロニ
トリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリカーボネート、ポ
リアミドなどである。
この発明において熱可塑性樹脂に発泡剤が添加される。
この発明において用いることのできる発泡剤には無機系
および有機系の発泡剤があり、この無機系発泡剤には炭
酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸水素ナト
リウム、亜硝酸アンモニウム、水素化ホウ素ナトリウム
、アジド類(カルシウムアジド)などがある。他方、有
機系発泡剤にはアゾビスブチルニトリル、アゾジカルボ
アミド、バリウムアゾジカルボキシレートなどのアゾ系
発泡剤、ジフェニルスルホン−3,3′−ジスルホヒド
ラジン、4.4′−オキシビス(ベンゼンスルホヒドラ
ジド)、トリヒドラジノトリアジン、アリルビス(スル
ホヒドラジド)などのヒドラジン系発泡剤、p−トルイ
レンスルホニルセミカルバジド、4.4’ −オキシビ
ス(ベンゼンスルホニルセミカルバジド ルバジド系発泡剤、5−モルホリル−1.2,3。
4−デアトリアゾールなどのトリアゾール系発泡剤、N
,N’ −ジニトロソペンタメチレンテトラミン、N.
N’−ジメチル−N,N’ −ジニトロソテレフタルア
ミドなどのN−ニトロソ系発泡剤がある。この発泡剤の
選択は、分解温度、発生ガス山、加圧条件、発泡倍率、
気泡サイズ、気泡の種類に応じて適宜変更して行うこと
が好ましい。
発泡剤と併せて発泡助剤を添加することもできる。ポリ
マー中に発泡剤が分散した場合には、発泡剤単独では分
解が遅く、多量の未分解物が残留するので、この助剤を
併用して分解を促進して完全に行い、分解温度を低下さ
せることができる。
助剤としては、例えば、有機酸、金属セッケン、尿素な
どがある。
この発明において、樹脂、発泡剤以外に可塑剤、滑剤な
どの添加を必要に応じて加えることができる。
この発明の方法において、発泡剤を含む熱可塑性樹脂は
成形曙によってパリソンに予備成形される。予備成形に
よって得られたパリソンは、次いで所望形状に成形加工
される。この発明において、射出成形、押出し成形、吹
込み成形(ブロー成形)などによって成形加工すること
ができる。例えば、吹込み成形では、押出し機から管状
の溶融パリソンを押し出して予備成形し、パリソンを直
ちに金型で挟んで一端を溶封してパリソン内部に加圧気
体を吹き込んで、金型のキャビティに密着するまで膨脹
させて、器壁内部に気泡を有すると共に内壁に凹凸表面
を有する中空容器に成形する。
成形におけるダイの種類、成形温度、押出速度、樹脂圧
、ブロー圧は、所望の発泡が起こるように制御する必要
がある。
この発明において、中空容器は器壁内部に気泡を有する
と共に内壁に凹凸表面を有する。このような容器を得る
ために、発泡倍率を、例えば1、01〜2.5、好まし
くは1.05〜1.7に制御する。
発泡倍率の制御は、発泡剤濃度、分解温度の低い発泡剤
の選択、発泡助剤の添加量、成形温度、成形速度、吹込
み圧力を変更して行うことが望ましい。
この発明により得られた中空容器の例を第1図によって
概略的に示ず。
この中空容器1は版状である。その器壁はa部分の拡大
図Aに示すように、平滑な金型に接触する器壁外側2は
比較的に平坦であり、他方、器壁内側表面3は、気泡が
破れて細かい凹凸が形成されている。また、器壁内部4
は均一な細かい気泡が形成されている。
〔発明の効果〕
この発明によって、光の乱反射によって曇りガラスのよ
う外観を呈するプラスチック中空容器を安価に製造する
ことができ、また細かい凹凸表面を器壁の内壁表面に設
けることができて意匠上すぐれた容器を製造することが
できる。
また、特に含窒素系の発泡剤を用いることにより、容器
内に窒素ガスの発生があり、内容物の酸化劣化を防ぐ効
果がある。
(実施例) 以下、この発明を、具体的な例をもって説明する。
例1 下記組成の原料を押出し機で205/’Cに加熱し、管
状溶融パリソンを予備成形する。
重R% ゼオンコンパウンド) ホールAC3) 得られたパリソンを、30℃の金型で直ちに挟んで一端
を密封し、6.0KJ/cdのエアー圧でパリソン内部
に吹き込んで成形した。この時の発泡倍率は1.2であ
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による中空成形容器の断面図である。 1・・・中空容器、2・・・器壁外表面、3・・・器壁
内表面、4・・・器壁。 出願人代理人  佐  藤  −雄 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発泡剤を含む熱可塑性樹脂からパリソンに予備成形
    し、金型内に配置されたパリソン内部に加圧気体を吹き
    込み、金型のキャビティに密着するまで膨脹させて、器
    壁内部に気泡を有すると共に内壁に凹凸表面を有する中
    空容器に成形することを特徴とする中空成形容器の製造
    法。 2、熱可塑性樹脂がポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
    リ塩化ビニル、ポリメタクリル系樹脂、アクリロニトリ
    ル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリカーボネート、または
    ポリアミドである、特許請求の範囲第1項記載の製造法
    。 3、押出し機から管状のパリソンを押し出して予備成形
    し、直ちに金型で挟んで一端を溶封してパリソン内部に
    加圧気体を吹き込む、特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の製造法。 4、有底パリソンに射出して予備成形し、直ちに吹き込
    み用金型に移しパリソン内部に加圧気体を吹き込む、特
    許請求の範囲1項または第2項記載の製造法。 5、予備成形されたパリソンを成形温度に加熱してパリ
    ソン内部に吹き込み、延伸成形する、特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の製造法。 6、発泡に際して、発泡倍率を1.01〜 2.5に制御する、特許請求の範囲第1項ないし第5項
    のいずれか1項記載の製造法。
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