JPS6220482A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPS6220482A
JPS6220482A JP15963585A JP15963585A JPS6220482A JP S6220482 A JPS6220482 A JP S6220482A JP 15963585 A JP15963585 A JP 15963585A JP 15963585 A JP15963585 A JP 15963585A JP S6220482 A JPS6220482 A JP S6220482A
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JP
Japan
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electron beam
signal
screen
horizontal
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP15963585A
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English (en)
Inventor
Shizuo Inohara
猪原 静夫
Minoru Ueda
稔 上田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15963585A priority Critical patent/JPS6220482A/ja
Publication of JPS6220482A publication Critical patent/JPS6220482A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スクリーン上の画面を垂直方向に複数の区分
に分割したときのそれぞれの区分毎に電子ビームを発生
させ、各区分毎にそれぞれの電子ビームを垂直方向に偏
向して複数のラインを表示し、全体としてテレビジョン
画像及びパーソナルコンピュータ画像を表示する装置に
関する。
従来の技術 従来、カラーテレビジョン画像表示用の表示素子として
は、ブラウン管が主として用いられているが、従来のブ
ラウン管では画面の大きさに比して奥行きが非常に長く
、薄型のテレビジョン受像機を作成することは不可能で
あった。また、平板状の表示素子として最近EL表示素
子、プラズマ表示装置、液晶表示素子等が開発されてい
るが、いずれも輝度、コントラスト、カラー表示等の性
能の面で不充分であり、実用化されるには至っていない
そこで電子ビームを用いて平板状の表示装置を達成する
ものとして、本出願人は特願昭56−2061.8号(
特開昭57−135590号公報)により、新規な表示
装置を提案した。
これは、スクリーン上の画面を垂直方向に複数の区分に
区分したときのそれぞれの区分毎に電子ビームを発生さ
せ、各区分毎にそれぞれの電子ビームを垂直方向に偏向
して複数のラインを表示し。
全体としてテレビジョン画像を表示するものである。
まず、ここで用いられる画像表示素子の基本的な一構成
を第4図に示して説明する。この表示素子は、後方から
前方に向って順に、背面電極(1)、ビーム源としての
線陰極(2)、垂直集束電極(3)(3’)、垂直偏向
電極(4)、ビーム流制御電極(5)。
水平集束電極(6)、水平偏向電極(7)、ビーム加速
電極(8)およびスクリーン(9)が配置されて構成さ
れており、これらが夏平なガラスバルブ(図示せず)の
真空になされた内部に収納されている。ビーム源として
の線陰極(2)は水平方向に線状に分布する電子ビーム
を発生するように水平方向に張架されており、かかる線
陰極(2)が適宜間隔を介して垂直方向に複数本(図で
は(2a)〜(2d)の4本のみ示している)設けられ
ている。この例では15本設けられているものとする。
それらを(2a)〜(20)とする。これらの線陰極(
2)はたとえば10〜20μφのタングステン線の表面
に熱電子放出用の酸化物陰極材料が塗着されて構成され
ている。そして、これらの線陰極(2a)〜(20)は
電流が流されることにより熱電子ビームを発生しうるよ
うに加熱されており、後述するように、上記の線陰極(
2a)から順に一定時間ずつ電子ビームを放出するよう
に制御される。背面電極(1)は、その一定時間電子ビ
ームを放出すべく制御される線陰極以外の他の線陰極か
らの電子ビームの発生を抑止し、かつ、発生された電子
ビームを前方向だけに向けて押し出す作用をする。この
背面電極(1)はガラスバルブの後壁の内面に付着され
た導電材料の塗膜によって形成されていてもよい。また
、これら背面電極(1)と線陰極(2)とのかわりに、
面状の電子ビーム放出陰極を用いてもよい。
垂直集束電極(3)は線陰極(2a)〜(20)のそれ
ぞれと対向する水平方向に長いスリット(10)を有す
る導電板(11)であり、線陰極(2)から放出された
電子ビームをそのスリット(10)を通して取り出し、
かつ、垂直方向に集束させる。水平方向上ライン分(3
60絵素分)の電子ビームを同時に取り出す。図では、
そのうちの水平方向の1区分のもののみを示している。
スリット(10)は途中に適宜の間隔で桟が設けられて
いてもよく、あるいは、水平方向に小さい間隔(はとん
ど接する程度の間隔)で多数個数べて設けられた貫通孔
の列で実質的にスリットとして構成されてもよい。垂直
集束電極(3′)も同様のものである。
垂直偏向電極(4)は上記スリット(10)のそれぞれ
の中間の位置に水平方向にして複数個配置されており、
それぞれ、絶縁基板(12)の上面と下面とに導電体(
13) (13’)が設けられたもので構成されている
。そして、相対向する導電体(13) (13’ )の
間に垂直偏向用電圧が印加され、電子ビームを垂直方向
に偏向する。この例では、一対の導電体(13) (1
3’ )によって1本の線陰極(2)からの電子ビーム
を垂直方向に16ライン分の位置に偏向する。
そして16個の垂直偏向電極(4)によって15本の線
陰極(2)のそれぞれに対応する15対の導電体対が構
成され、結局、スクリーン(9)上に240本の水平ラ
インを描くように電子ビームを偏向する。
次しこ、制御電極(5)はそれぞれが垂直方向に長いス
リット(14)を有する導電板(15)で構成されてお
り、所定間隔をあけて水平方向に複数個並設されている
。 この例では180本の制御電極用導電板(15−1
)〜(15−n)が設けられている。(図では9本のみ
示している)。この制御電極(5)はそれぞれが電子ビ
ームを水平方向に2絵素分ずつに区分して取り出し、か
つその通過量をそれぞれの絵素を表示するための映像信
号に従って制御する。従って制御電極(5)用導電板(
15−1)〜(15−n)を180本設ければ水平1ラ
イン分当り360絵素を表示することができる。また、
映像をカラーで表示するために各絵素はR,G、Bの3
色の蛍光体で表示することとし、各制御電極(5)には
2絵素分のR,G。
B の各映像信号が順次加えられる。また、180本の
制御電極(5)用導電板(15−1)〜(15−n)の
それぞれには1ライン分の180組(1組あたり2絵素
)の映像信号が同時に加えられ、1ライン分の映像が一
時に表示される。
水平集束電極(6)は制御電極(5)のスリット(14
)と相対向する垂直方向に長い複数本(180本)のス
リット(16)を有する導電板(17)で構成され、水
平方向に区分されたそれぞれの絵素毎の電子ビームをそ
れぞれ水平方向に集束して細い電子ビームにする。
水平偏向電極(7)は上記スリット(16)のそれぞれ
の両側の位置に垂直方向にして複数本配置された導電板
(18) (18’ )で構成されており、それぞれ、
  の電極(18) (18’ )に6段階の水平偏向
用電圧が印加されて、各絵素毎の電子ビームをそれぞれ
水平方向に偏向し、スクリーン(9)上で2組のR,G
、  Bの各蛍光体を順次照射して発光させるようにす
る。その偏向範囲は、この実施例では各電子ビーム毎に
2絵素分の幅である。
加速電極(8)は垂直偏向電極(4)と同様の位置に水
平方向にして設けられた複数個の導電板(19)で構成
されており、電子ビームを充分なエネルギーでスクリー
ン(9)に衝突させるように加速する。
スクリーン(9)は電子ビームの照射によって発光され
る蛍光体(20)がガラス板(21)の裏面に塗布され
、また、メタルバック層(図示せず)が付加されて構成
されている。蛍光体(20)は制御電極(5)の1つの
スリット(14)に対して、すなわち水平方向に区分さ
れた各1本の電子ビームに対して、R2O,Bの3色の
蛍光体が2対ずつ設けられており、垂直方向にストライ
プ状に塗布されている。第4図中でスクリーン(9)に
記入した破線は複数本の線陰極(2)のそれぞれに対応
して表示される垂直方向での区分を示し、2点鎖線は複
数本の制御電極(5)のそれぞれに対応して表示される
水平方向での区分を示す。これら両者で仕切られた1−
っの区画には、第5図に拡大して示すように、水平方向
では2絵素分のR,G、Bの蛍光体(2o)があり、垂
直方向では16ライン分の幅を有している。1つの区画
の大きさは、たとえば、水平方向が1mm、垂直方向が
9mmである。
なお、第4図においては、わかり易くするために水平方
向の長さが垂直方向に対して非常に大きく引き伸ばして
描かれている点に注意されたい。
また、この例では1本の制御電極(5)すなわち1本の
電子ビームに対して、R,G、Bの蛍光体(20)が2
絵素分の1対のみ設けられているが、もちろん、1絵素
あるいは3絵素以上設けられていてもよく、その場合に
は制御電極(5)には1絵素あるいは3絵素以上のため
のR,G、B映像信号が順次加えられ、それと同期して
水平偏向がなされる。
次に、この表示素子にテレビジョン映像を表示するため
の駆動回路の基本構成および各部の波形を第6図に示し
て説明する。最初に、電子ビームをスクリーン(9)に
照射してラスターを発光させるための駆動部分について
説明する。
電源回路(22)は表示素子の各電極に所定のバイアス
電圧(動作電圧)を印加するための回路で、背面電極(
1)には−Vい垂直集束電極(3)(3’)には”39
V3′、水平集束電極(6)にはv6、加速電極(8)
にはve、スクリーン(9)にはV、の直流電圧を印加
する。
次に、入力端子(23)にはテレビジョン信号の複合映
像信号が加えられ、同期分離回路(24)で垂直同期信
号■と水平同期信号Hとが分離抽出される。
垂直偏向駆動回路(40)は、垂直偏向用カウンタ(2
5)、垂直偏向信号記憶用のメモリ(27)、ディジタ
ル−アナログ変換器(39) (以下D−A変換器とい
う)によって構成される。垂直偏向駆動回路(40)の
入力パルスとしては、第7図に示す垂直同期信号■と水
平同期信号Hを用いる。垂直偏向用カウンタ(25)(
8ビツト)は、垂直同期信号Vによってリセットされて
水平同期信号Hをカウントする。
この垂直偏向用カウンタ(25)は垂直周期のうちの垂
直帰線期間を除いた有効走査期間(ここでは240FI
分の期間とする)をカウントし、このカウント出力はメ
モリ(27)のアドレスへ供給される。メモリ(27)
からは各アドレスに応じた垂直偏向信号のデータ(ここ
では8ビツト)が出力され、D−A変換器(39)で第
7図(第6図(b)D)に示すυ、υ′の垂直偏向信号
に変換される。 この回路では240H分のそれぞれの
ラインに対応する垂直偏向信号を記憶するメモリアドレ
スがあり、16H分ごとに規則性のあるデータをメモリ
に記憶させることにより、16段階の垂直偏向信号を得
ることができる。
一方、線陰極駆動回路(26)は垂直同期信号Vと垂直
偏向用カウンタ(25)の出力を用いて線陰極駆動パル
スa−oを作成する。第8図(a)は垂直同期信号V、
水平同期信号Hおよび垂直偏向用カウンタ(25)の下
位5ビツトの関係を示す。第8図(b)はこれら各信号
を用いて16Hごとの線陰極駆動パルスa′〜0″をつ
くる方法を示す。第8図で、LSBは最低ビットを示し
、 (LSB+1)はLSBより1つ上位のビットを意
味する。
最初の線陰極駆動パルスa′は垂直同期信号Vと垂直偏
向用カウンタ (25)の出力(LSB+4)を用いて
R−Sフリップフロップなどで作成することができ、線
陰極駆動パルスbl −、01はシフトレジスタを用い
て、線陰極駆動パルスa′を垂直偏向用カウンタ(25
)の出力(LSB+3)の反転したものをクロックとし
転送することにより得ることができる。この駆動パルス
a′〜0′は反転されて各パルス期間のみ低電位にされ
、それ以外の期間には約20ボルトの高電位にされた線
陰極駆動パルスa〜0に変換され(第6図(b)E)、
各線陰極(2a)〜(2o)に加えられる。
各線陰極(2a)〜(20)はその駆動パルスa −o
の高電位の間に電流が流されて加熱されており、駆動パ
ルスa−oの低電位期間に電子を放出しろるように加熱
状態が保持される。これにより、15本の線陰極(2a
)〜(2o)からはそれぞれに低電位の駆動パルスa 
−oが加えられた16H期間にのみ電子が放出される。
高電位が加えられている期間には、背面電極(1)と垂
直集束電極(3)とに加えられているバイアス電圧によ
って定められた線陰極(2)の位置における電位よりも
線陰極(2a)〜(2o)に加えられている高電位の方
がプラスになるために、線陰極(2a)〜(2o)から
は電子が放出されない。かくして、線陰極(2)におい
ては、有効垂直走査期間の間に、上方の線陰極(2a)
から下方の線陰極(2o)に向って順に1.6H期間ず
つ電子が放出される。放出された電子は背面電極(1)
により前方の方へ押し出され、垂直集束電極(3)のう
ち対向するスリット(10)を通過し、垂直方向に集束
されて、平板状の電子ビームとなる。
次に、線陰極駆動パルスa−Oと垂直偏向信号υ、υ′
との関係について、第9図を用いて説明する。第9図(
a)は線陰極駆動パルスの波形図、(b)は垂直偏向信
号の波形図、(c)は水平偏向信号の波形図である。第
9図(b)の垂直偏向信号V。
υ′は第9図(a)の各線陰極パルスa−oの16■]
期間の間にIH分ずつ変化して16段階に変化する。
垂直偏向信号υとυ″とはともに中心電圧が■4のもの
で、υは順次増加し、υ′は順次減少してゆくように、
互いに逆方向に変化するようになされている。これら垂
直偏向信号υとυ′はそれぞれ垂直偏向電極(4)の電
極(13)と(13’ )に加えられ、その結果、それ
ぞれの線陰極(2a)〜(2o)から発生された電子ビ
ームは垂直方向に16段階に偏向され、先に述べたよう
にスクリーン(9)上では1つの電子ビームで16ライ
ン分のラスターを上から順に順次1ライン分ずつ描くよ
うに偏向される。
以上の結果、15本の線陰極(2a)〜(20)上方の
ものから順に16H期間ずつ電子ビームが放出され、か
つ各電子ビームは垂直方向の15の区分内で上方から下
方に順次1ライン分ずつ偏向されることによって、スク
リーン(9)上では上端の第1−ライン目から下端の2
40ライン目まで順次1ライン分ずつ電子ビームが垂直
偏向され、 合計240ラインのラスターが描かれる。
このように垂直偏向された電子ビームは制御電極(5)
と水平集束電極(6)とによって水平方向に180の区
分に分割されて取り出される。第5図ではそのうちの1
区分のものを示している。この電子ビームは各区分毎に
、制御電極(5)によって通過量が制御され、水平集束
電極(6)によって水平方向に集束されて1本の細い電
子ビームとなり、次に述べる水平偏向手段によって水平
方向に6段階に偏向されてスクリーン(9)上の2絵素
分のR2O,B各蛍光体(20)に順次照射される。第
5図に垂直方向および水平方向の区分を示す。制御電極
(5)のそれぞれ(15−1)〜(15−n)に対応す
る蛍光体は2絵素分のR,G、Bとなるが説明の便宜上
、1絵素をR1,G1.B1とし他方をR2,G2.B
とする。
つぎに、水平偏向駆動回路(4I)は、水平偏向用カウ
ンタ(28) (11ビツト)、水平偏向信号を記憶し
ているメモリ(29)、D−A変換器(38)から構成
されている。水平偏向駆動回路(41)の入力パルスは
第10図に示すように垂直同期信号Vと水平同期信号H
に同期し、水平同期信号Hの6倍のくり返し周波数のパ
ルス6Hを用いる。水平偏向用カウンタ(28)は垂直
同期信号Vによってリセットされて水平の6倍パルス6
Hをカウントする。この水平偏向用カウンタ(28)は
IHの間に6回、1vの間に240 HX 6/ H=
 1440回カウントし、このカウント出力はメモリ(
29)のアドレスへ供給される。
メモリ(29)からはアドレスに応じた水平偏向信号の
データ(ここでは8ビツト)が出力され、D−A変換器
(38)で、第10図(第6図(b)C)に示すり、h
’のような水平偏向信号に変換される。この回路では6
 X 240ライン分のそれぞれに対応する水平偏向信
号を記憶するメモリアドレスがあり、1ラインごとに規
則性のある6個のデータをメモリに記憶させることによ
り、IH期間に6段階波の水平偏向信号を得ることがで
きる。
この水平偏向信号は第10図に示すように6段階に変化
する一対の水平偏向信号りとh′であり、ともに中心電
圧がv7のもので、hは順次減少し、h′は順次増加し
てゆくように、互いに逆方向に変化するにれら水平偏向
信号り、h’はそれぞれ水平偏向電極(7)の゛電極(
18)と(18′)とに加えられる。その結果、水平方
向に区分された各電子ビームは各水平期間の間にスクリ
ーン(9)のR,G。
B、R,G、B (R工、G工、B、、R,、G、、B
2)の蛍光体に順次H/6期間ずつ照射されるように水
平偏向される。かくして、各ラインのラスターにおいて
は水平方向180個の各区分毎に電子ビームがR1,G
工、 B1. R2,G2. B、の各蛍光体(20)
に順次照射される。
そこで各ラインの各水平区分毎に電子ビームをR工、 
G1. B1. R2,G2. B2の映像信号によっ
て変調することにより、スクリーン(9)の上にカラー
テレビジョン画像を表示することができる。
次に、その電子ビームの変調制御部分についで説明する
。まず、テレビジョン信号入力端子(23)に加えられ
た複合映像信号は色復調回路(30)に加えられ、ここ
で、R−YとB−Yの色差信号が復調され、G−Yの色
差信号がマトリクス合成され、さらに、それらが理度信
号Yと合成されて、R2O,Bの各原色信号(以下R,
G、B映像信号という)が出力される。それらのR,G
、B各映像信号は180組のサンプルホールド回路(3
1−1)〜(31−n)に加えられる。各サンプルホー
ルド回路(31−1)〜(31−n)はそれぞれR1用
、G1用、B1用、R2用。
G2用、B2用の6個のサンプルホールド回路を有して
いる。それらのサンプルホールド出力は各々保持用のメ
モリ(32−1)〜(32−n)に加えられる。このメ
モリはディジタルでもアナログでも基本的に全く同等で
ある。
一方、基準クロック発振器(33)はPLL (フェー
ズロックドループ)回路等により構成されており、この
例では色副搬送波fscの6倍の基準クロック6fsc
と2倍の基準クロック2fscを発生する。その基準ク
ロックは水平同期信号Hに対して常に一定の位相を有す
るように制御されている6基準クロック2fscは偏向
用パルス発生回路(42)に加えられ、水平同期信号H
の6倍の信号6HとH/6ごとの信号切替パルスr1+
 glr b1+  r2+g 2 l b 2 (第
6図(b) B )のパルスを得ている・一方基準クロ
ック6f!ICはサンプリングパルス発生回路(34)
に加えられ、ここでシフトレジスタにより、クロック1
周期ずつ遅延されるなどして、水平周期(63,5μ5
ec)のうちの有効水平走査期間(約50μ5ec)の
間に1080個のサンプリングパルスR工1.G工□、
B□1.R1□、G□21 B工2.R2□、 G21
゜B mRzz+ Gzz+ B12−Rn1. Gn
t、 Bnt+Rn2tGn2. Bo3(第6図(b
)A)が順次発生され、その後に1個の転送パルスtが
発生される。このサンプリングパルスR工、〜Bnzは
表示すべき映像の1ライン分を水平方向360の絵素に
分割したときのそれぞれの絵素に対応し、その位置は水
平同期信号Hに対して常に一定になるように制御される
この1080個のサンプリングパルスR工、〜Bn2が
それぞれ180組のサンプルホールド回路(31−1)
〜(3L−n )に6個ずつ加えられ、これによって各
サンプルホールド回路(31−1)〜(3]、−n)に
は1ラインを180個に区分したときのそれぞれの2絵
素分のR工、Gよ、B□、 R2,G2. B2の各映
像信号が個別にサンプリングされホールドされる。その
サンプルホールドされた180組のR,、G工、B工、
R2゜Gz、Bzの映像信号は1ライン分のサンプルホ
ールド終了後に180組のメモリ (32−1)〜(3
2−n)しこ転送パルスtによって一斉に転送され、こ
こで次の一水平期間の間保持される。この保持されたR
 1 tG工、 B1. R2,G2. B2 の信号
はスイッチング回路(35−1)〜(3s−n)に加え
られる。スイッチング回路(35−1)〜(35−n)
はそれぞれがR11G 11 B 1. IR2,G2
.B2の個別入力端子とそれらを順次切換えて出力する
共通出力端子とを有するトライステートあるいはアナロ
グゲートにより構成されたものである。
各スイッチング回路(35−1)〜(35−n)の出力
は180組のパルス幅変調(PWM)回路(37−1)
〜(37−n)に加えられ、ここで、サンプルホールド
されたR□、 G、、 B1. R,、G2. B2映
像信号の大きさに応じて基準パルス信号がパルス幅変調
されて出力される。その基準パルス信号のくり返し周期
は上記の信号切換パルスrxt glr bx+  r
z+gztt)zのパルス幅よりも充分小さいものであ
ることが望ましく、たとえば、1:10〜1 : 10
0程度のものが用いられる。
このパルス幅変調回路(37−1)〜(37−n)の出
力は電子ビームを変調するための制御信号として表示素
子の制御電極(5)の180本の導電板(15−1)〜
(15−n)にそれぞれ個別に加えられる。各スイッチ
ング回路(35−1)〜(35−n )はスイッチング
パルス発生回路(36)から加えられるスイッチングパ
ルスI”i+ glr b1+  rz+ gzr b
zによって同時に切換制御される。スイッチングパルス
発生回路(36)は先述の偏向用パルス発生回路(42
)からの信号切換パルス r1+ glr b1+ r
zt glr bz によって制御されており、各水平
期間を6分割してH/6ずつスイッチング回路(35−
1)〜(35−n)を切換え。
R,、G□、B□、 R2,G2. B2の各映像信号
を時分割して順次出力し、パルス幅変調回路(37−1
)〜(37−n)に供給するように切換信号rxr g
lr b1trz+ g2r b2を発生する。
ここで注意すべきことは、 スイッチング回路(35−
1)〜(35−口)における R1,G□、B工、R2
゜G、、 B、の映像信号の供給切換えと、水平偏向駆
動回路(41)による電子ビームR3,G工l Bll
 R2jG2.B2の蛍光体への照射切換え水平偏向と
が、タイミングにおいても順序においても完全に一致す
るように同期制御されていることである。これにより、
電子ビームがR1蛍光体に照射されているときにはその
電子ビームの照射量がR1映像信号によって制御され、
G□、B、、R,、G2.B2についても同様に制御さ
れて、各絵素のR1,G□、B工。
R,、G2.B2各蛍光体の発光がその絵素のR,、G
1゜B□、R2,G2. B2 の映像信号によってそ
れぞれ制御されることになり、各絵素が入力の映像信号
に従って発光表示されるのである。かかる制御が1ライ
ン分の180組(各2絵素づつ)について同時に行なわ
れて1ライン360絵素の映像が表示され、さらに24
0H分のラインについて上方のラインから順次行われて
、スクリーン(9)上に1つの映像が表示されることに
なる。
そして1以上の如き諸動作が入力テレビジョン信号の1
フイールド毎にくり返され、その結果、通常のテレビジ
ョン受像機と同様にスクリーン(9)上に動画のテレビ
ジョン映像が映出される。
さらに、入力信号が上記のテレビジョン信号ではなく、
パーソナルコンピュータ(以下パソコンと略す)のもの
のような場合には、第11図に示すように、テレビジョ
ン信号からの色復調出方R9G、Bをパソコン(45)
からのR,G、Bのコンポーネント信号に切換え、従来
ブロックのサンプルホールド(メモリ)回路(31−1
)(31−n)に蓄積する。
この時のサンプリング位相は副搬送波fgcの2倍であ
る2 f、cを得る水晶発振器によるものである。
以上の如く入力がパソコン時でも、あたかも、テレビジ
ョン信号であるかのように全く同様に処理し、パソコン
映像が映出される。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の様な構成では、テレビジョン信号を
受信している場合は全く問題はないが、パソコン入力時
には、R,G、Bのコンポーネント信号の入力して来る
速さは、各メーカのパソコンによって各種さまざまであ
り、1000文字対応では、7 MHz近傍、2000
文字対応では15MHz近傍である。このため、第11
図より発せられる2f、に相当するサンプリングパルス
の固定の周波数でもってサンプリングすれば、入力のR
,G、Bのコンポーネント信号との間で位相ずれが生じ
、第3図に示す如く、パソコンからのドツト情報が不確
実(Δ印で示しているタイミングの部分)となる。
このため、(A)に示すように、文字を構成するドツト
が不確実となるため、雑音の多い情報の欠落した、にじ
んだようなドツトで文字が構成されてしまうという問題
点を有していた。
本発明は、上記問題点を解決するもので、パソコン入力
時のR,G、Bのコンポーネント信号によって構成され
るドツト情報を確実に得、多種多様なパソコン入力に対
しても、上記の問題点を解決しようとするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、パソコンからの
入力の1つである水平同期信号に対し、電圧制御発振器
(VCO)出力を分周(分周比はN)したものとの間で
位相比較するPLLを設け、パソコンのR,G、Bのコ
ンポーネント信号と同期するクロックを再生し、これを
用いて、上記R,G。
Bのコンポーネント信号をサンプルホールドするための
タイミングパルス(ラッチパルス)を作り出すという構
成を備えたものである。
作用 本発明は、上気した構成によってパソコン入力時のR,
G、Bのコンポーネント信号と同期したラッチパルスを
作り出すことができ、第3図の点線矢印のサンプリング
タイミングに如く、R,G。
Bのコンポーネントデータを完全にラッチするものであ
る。これによって、第11図の(31−1)〜(31−
n) 、 (32−1)〜(32−n)のメモリ群には
、パソコンのドツト情報が確実に蓄積され、第3図(B
)に示すように、何ら雑音のない確実な情報がパソコン
画像として映出されることとなる。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第1
図はその一実施例を示すブロック図、第2図に具体回路
図である。第1図において、(50)は位相比較器、(
51)はローパスフィルタ、(52)はVCO(電圧制
御発振器)(53)はプリセッタブル分周器、(33)
 (34)は従来ブロックの基準クロック発生器、サン
プリングパルス発生回路である。
第2図の具体回路例において、(54)は第1図に示す
位相比較器(50)及びローパスフィルタ(51)を構
成し、(55)はV CO(52)を、(56)はlハ
のプカセッタブルカウンタ分周器(53)をそれぞれ構
成する。(57)は分周比を決定するセレクタースイッ
チである。
以上のように構成された回路について、まずVCO(5
5)で発生したクロックを分周器(56)で1/Nに分
周する。これは、セレクタスイッチ(57)でNを値を
定めることによって行なわれる。図では、N=910の
場合を示している。分周された水平しイトのパルスが入
力である水平同期信号fl+と位相比較器(54)で位
相比較され、ローパスフィルタ(51)を通してvC○
(55)を制御しており、このループでPLLを構成し
ている。
入力されるパソコンの水平同期信号とRGBコンポーネ
ント信号はラインロックがかかっており、水平同期信号
の周波数とコンポーネント信号の周波数とはある整数値
(またはそれに近い値)をもつため、それをセレクター
スイッチ(57)でプリセットしてやるだけで、コンポ
ーネント信号の周波数を容易に選び出すことができる。
このように選択されたvC○出力はR,G、Bコンポー
ネントの周波数と一致しており、これをサンプリングパ
ルスとして従来の第11図の基準クロック発振器(33
)入力のfscにかわって利用する。
これにより、パソコン入力時のR,G、Bコンポーネン
ト信号によるドツト情報を完全にメモリに蓄積すること
ができ、何んら雑音のない忠実なパソコン画像を映出す
ことができる。
なお1本発明は入力をパソコンに限らず、文字多重、キ
ャプテンシステム等にそのまま適用できるのは容易に推
察できる。
また、入力の水平同期信号の周波数とコンポーネント信
号の周波数が整数倍の関係になくても、それに一番近い
整数値Nをプリセットすることで、実用上問題なく、本
発明を応用できることも分かる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、入力信号の水平同期信号
に対し、プリセッタブルの分周器を介在するPLL回路
を設け、このvC○出力に対応するクロックを従来の基
準クロック発振器に入力することにより、入力信号のコ
ンポーネント信号の周波数を事実上再生したことになり
、これをメモリに確実に蓄積することで、入力信号を忠
実に映出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
その具体回路図、第3図は入力コンポーネントデータと
サンプリングタイミングの関係と、従来例と本発明の再
生画像(A)(B)の比較を示した図、第4図は本発明
が適用される画像表示装置の基本電極構成図、第5図は
スクリーン上での本画像表示装置の最小単位を示す図、
第6図は同装置における駆動回路のブロック図および各
部の波形図、第7図は垂直偏向電圧と水平同期信号との
相関図、第8図は各種タイミングを示す図、第9図は陰
極駆動パルス、垂直水平偏向信号の関係を示す図、第1
0図は水平同期信号と水平偏向電圧との相関図、第11
図はパソコン入力時の信号処理を示す従来の回路ブロッ
ク図である。 (2) (2a)〜(20)・・線陰極、(3)・・・
垂直集束電極、(4)・・・垂直偏向電極、(5)・・
・ビーム流制御電極、(6)・・・水平集束電極、(7
)・・・水平偏向電極、(8)・・・ビーム加速電極、
(9)・・・スクリーン、(20)・・・蛍光体、(3
1−1)〜(31−n)・・・サンプルボード回路、 
(32−1)〜(32−n)・・・メモリ、(33)・
・・基準クロック発振器、(34)・・・サンプリング
パルス発生回路、(50)・・・位相比較器、(51)
・・・ローパスフィルタ、(52)・・・電圧制御発振
器(VC○) 、 (53)・・・プリセッタブル分周
器第7図 第3図 I−1(・     O C〕に1C10 【−・ζ2・二・O 第、5図 2θ 水!杏向−+llB介 第7図 手続補正書働式) 昭和60年1り月//日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、電子ビームが照射されることにより発光する蛍光体
    が塗布されたスクリーンと、上記スクリーン上の画面を
    垂直方向に複数に区分した各垂直区分毎に電子ビームを
    発生する電子ビーム源と、上記電子ビーム源で発生され
    た電子ビームを水平方向に複数に区分した各水平区分毎
    に分離して上記スクリーンに照射する分離手段と、上記
    電子ビームを上記スクリーンに至るまでの間で垂直方向
    および水平方向に複数段階に偏向する偏向電極と、上記
    水平区分毎に分離された電子ビームを上記スクリーンに
    照射する量を制御して上記スクリーンの画面上の各絵素
    の発光量を制御するビーム流制御電極と、各絵素におい
    て電子ビームによる蛍光体面上での発光サイズを制御す
    る集束電極と、上記電子ビーム源からの電子ビーム量を
    制御する背面電極と、上記スクリーンまで電子ビームを
    加速照射せしめる加速電極とを備え、上記ビーム流制御
    電極に印加されるパルスの幅に対応したディジタル信号
    をメモリにサンプルホールドするタイミングに用いる信
    号に対応する信号を出力する電圧制御発振器を設け、上
    記ディジタル信号に同期して並列に入力される水平同期
    信号と上記電圧制御発振器出力を分周した信号との位相
    差に対応する電圧で上記電圧制御発振器出力の発振周波
    数を制御するループを設け、上記電圧制御発振器出力を
    分周する分周比を調整する手段を設けた画像表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0456576A (ja) * 1990-06-26 1992-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像表示装置

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