JPS62204693A - 磁気記録再生信号処理回路 - Google Patents

磁気記録再生信号処理回路

Info

Publication number
JPS62204693A
JPS62204693A JP61046212A JP4621286A JPS62204693A JP S62204693 A JPS62204693 A JP S62204693A JP 61046212 A JP61046212 A JP 61046212A JP 4621286 A JP4621286 A JP 4621286A JP S62204693 A JPS62204693 A JP S62204693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
voltage
frequency
apc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61046212A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Kubo
久保 憲
Osamu Takase
高瀬 修
Tomomitsu Azeyanagi
畔柳 朝光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61046212A priority Critical patent/JPS62204693A/ja
Publication of JPS62204693A publication Critical patent/JPS62204693A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は磁気記碌再生装置に係り、特に過渡応答特性の
良好な色信号同期回路として好適なAPC回路と周波数
ディスクリミネータに関する。
〔発明の背景〕
従来、家庭用VTRにおいて再生された色度信号である
搬送色信号の時間軸変動をを除去するために、再生搬送
色信号のバースト信号と周波数f5cN T 5 C方
式3.58 MHz 、  P A L方式443MH
zで発振する基準発振器の出力とを位相検波して出力を
得、該位相検波器の出力信号と水平同期信号の周波数で
電圧制御発振器(以下VCOと略す)の発振周波数で弁
別した出力とを加算し、上記VCOを制御するごとく構
成している。
このような装置の例として特開昭58−92189号が
ある。
上記回路構成を8ミリビデオ方式に適用した場合の構成
例を第9図に示す。第9図において141は低域クロマ
信号が入力される入力端子、5は周波数変換器であり低
域クロマ信号を搬送色信号に変換する、142は出力端
子であり搬送色信号が出力される。10は帯域通過フィ
ルタ、11は周波数変換器、9はfscで発振する層重
発振器、15はNTSC方式では378fHをPAL方
式では375f、を中心に発振するVCO114は1分
周器、13は90°づつ位相の異る2つの信号を出力す
る一分周器、12は1分周器の4つの出力を水平同期信
号とヘッドチャンネル切り換えパルスにより選択する選
択回路、244は水平同期信号が入力される入力端子、
245はヘッドチャンネル切り換えパルスが入力される
入力端子、22はパーストゲートパルスを出力するパル
ス遅延回路、21は位相検波器、20はループフィルタ
、16は周波数弁別器、18は制御信号出力回路、19
はコンデンサ、143は加算器である。なお、Q1〜Q
ztはトランジスタ、R1〜R5!  は抵抗、01〜
C3はコンデンサ、’t〜V、は電圧源である。通常、
再生された搬送色信号は時間軸変動を伴っている。この
時間軸変動を補正するために、位相検波器21とループ
フィルタ20とV CO15により再生APC回路が構
成されている。位相検波器21は、パルス遅延回路22
の出力信号であるパーストゲートパルスがハイの期間だ
け検波を行う。
つまり位相検波器21は、再生賊送色信号のバースト信
号と層重発振器9の出力を位相検波する。
位相検波器の出力は、ループフィルタ20により平滑化
され制御電流1、となる。制御電流tIは、負荷抵抗R
51と基準′1圧源〆、により電圧信号に変換されV 
CO15を制御する。また、IH(H−水平走査期間)
ごとにバースト45号を検波している再生APC回路が
本来の周7&数からrLH(ル:整数)離れた周波数に
擬似ロックすることを防止するために、弁別器16、制
御信号出力回路18、コンデンサ19、再生APCから
の制御電流とコンデンサ19からの制御電流を刀0算す
る加算器143により周波数ディスクリミネータ(以下
周波数ディスクリと略す)が構成されている。
例えば、弁別器16の動作は、水平同期信号を6H周期
で計測し、その6Hのうち3H目から3Hの期間V C
O15の出力をカウントし61目に制御信号出力回路1
8を動作させるデータセットパルスと判別パルスを出力
する。弁別器16のカウントの結果がNTSC方式で1
134±6.PAL方式で1125±3 以内の場合2
つの判・別パルスはともにローとなり制御信号出力回路
18は制御信号を出力しない。また、弁別器のカウント
の結果が上記範囲からはずれた場合は、判別パルスは一
方がハイ、一方がローとなり制御信号出力回路18は制
御電流りを出力する。つまりVCO15の発振周波数が
中心周波数からある範囲を越えてずれた場合だけ、制御
信号出力回路18から制御信号が出力される。制御電流
i、は、コンデンサ19によって平滑化され抵抗R1,
を通゛り再生APC回路からの制御電流i、に加算され
VCO15を制御する。すなわち、制御信号出力回路1
8の出力は抵抗R□を介して位相検波器21と、再生A
PC回路のループフィルタ四と、基準電圧fjjA V
、と、負荷抵抗R1,とからなる再生APC回路の出力
に結合されている。これにより、再生APC回路からの
制御電流t、が周波数ディスクリのコンデンサ19に流
れ込んだり、また、周波数ディスクリからの制御電流i
、が再生APC回路のループフィルタ20に流れ込んだ
りする現象が生じる。つまり再生APC回路のループフ
ィルタ加の最適値を設計する場合、抵抗R3,とコンデ
ンサ19を考慮して決めなければならない。
また周波数ディスクリのコンデンサ19の最適値を設計
する場合には、抵抗R1,とループフィルタ20を考慮
して決めなければならない。これにより実際上再生AP
C回路と、周波数ディスクリの両方の回路の最適設計は
困難になっている。
再生APCループフィルタ加は交流ゲインとその帯域設
定により応答が早く、かつ、引き込み範囲を確保するよ
うに設計されるべきである。
また、周波数ディスクリのコンデンサ19は再生APC
回路への外乱とならないように制御信号以外のノイズ出
力を十分吸収出来、かつ、通常再生からサーチ再生への
急激な状態変化の場合は十分に出力を伝え乙ように設計
すべきである。
設計が最適でない場合、再生APC回路の応答が鈍くな
り再生における時間軸変動成分を十分補正出来なくなり
色むらを生じたり、サーチ時にはノイズにより周波数デ
ィスクリが誤動作し色付きを悪化させるなどの画質上重
大な影響がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は上記問題点を解決し、再生APC回路の
ループフィルタと周波数弁別のコンデンサを独立に最適
化出来、高画質を得ることが出来る再生色信号同期回路
を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明では再生APC回路の制御信号電流と周波数弁別
の制御信号を別個に電圧信号の形にして加算することに
より、再生APC回路のループフィルタと周波数弁別の
コンデンサの間の干渉を排しそれぞれ独立に最適値を設
計することが出来、再生信号の時間軸変動による色むら
やサーチ時の誤動作をなくしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図に示す。なお、第9図
に対応する部分には同一符号をつけ動作説明を略す。第
1図において、1は入力端子であり磁気テープから再生
信号が入力される。
2は低域クロマ信号のみ通過させる低域通過フィルタ、
3はACC回路、4はバースト信号を約6ctB減衰さ
せるバーストディエンファシス回路、5は周波数変換器
、6は周波数変換器5の出力のうち不用成分を除去する
帯域通過フィルタ、7はくし形フィルタ(位相検波器2
1に入力される搬送色信号はこの出力とする)、8は記
録時強調されたクロマ信号のサイドバンド成分をもとに
もどすクロマディエンファシス回路(C,D )、24
は出力端子であり搬送色信号が出力される。17は加算
器でありQ、〜Q、はトランジスタ、81〜81mは抵
抗、Vlは基準電圧源、I、は電流源である。周波数弁
別コンデンサ19の出力は負荷抵抗ちと基準電圧源r1
により電圧信号に変換され、エミッタホロア30により
α点に伝えられる。また、再生APCループフィルタ2
0の出力は、負荷抵抗へとα点の電圧により電圧信号に
変換される。α点の電圧はy c o 15を制御する
周波数弁別の制御電圧である。このためVC015を制
御する制御電圧は再生APCループフィルタ20の出力
と周波数弁別コンデンサ19の出力が加算された制御電
圧となり、V C015に入力される。この加算回路1
7の方式では、再生Apc回路の制御信号i1と周波数
弁別の制御信号t、はともに電圧信号とされた後にエミ
ッタホロア30を通して加算されるため、再生APC回
路のループフィルタ加と周波数弁別コンデンサ19は互
いに干渉し合うことなく別個に最適化設計をすることが
出来、従来方式の問題点は解決される。また、再生AP
C回路では負荷抵抗杏と電圧源30との間にスイッチ3
2を設けることにより、バースト信号期間以外にループ
フィルタ加のコンデンサC1とC6にたくわえられた電
荷が負荷抵抗へを通り電圧源30に放電し制御電圧が下
がりたり、バースト信号以外の期間に電圧源Jから負荷
抵抗りを通しループフィルタ20のコンデンサC1と0
4に電荷が充電され制御電圧が上昇するのを防いでいる
。スイッチ32は抵抗R6〜R11とトランジスタQ、
とインバータnの出力であるパーストゲートパルスの反
転させたものにより制御されている。パーストゲートパ
ルスがハイの期間つまりバースト信号期間はスイッチ3
2はオフ状態であり、パーストゲートパルスがローの期
間つまりバースト信号以外の期間はスイッチ32はオフ
状態である。スイッチ32がオフ状態の場合はループフ
ィルタ加から見た抵抗り、は実質的に、無限大に見え、
ループフィルタ20のコンデンサC3と04は充電も放
電も行なわない。これにより、バースト信号期間以外は
V C015の制御電圧は変化しないため、V C01
5の発幾周波数は映像期間中は変化せず、画面左から右
への色相の変化のない高画質が得られる。また、周波数
弁別についても再生APC回路と同様に、負荷抵抗へと
基準電圧源V1の間にスイッチ31を設は抵抗R1〜R
い トランジスタQ、とパーストゲートパルスの反転さ
せたものによりスイッチ31を制御し、コンデンサ19
の充電あるいは放電を防いでいる。
次に第2図に第1図の一実施例を実現させる具体的回路
図を示す。W、2図において第1図と対応するものにつ
いては、同−信号をつけ動作説明を略す。第2図におい
てV C015の1つの例としてエミッタカップル形マ
ルチバイブレータを用いている。エミッタカップル形マ
ルチバイブレータでは抵抗R3m  と抵抗Rat に
流れる電流により発振周波数が決まる。抵抗R11の抵
抗値を調節してV CO15の発振周波数を制御信号が
入力されない場合NTSC方式は378f、%PAL方
式は375f、にしている。V C015の発振周波数
はbとCの電圧により決められるため、IC化する場合
温度による変化が問題となる。
抵抗の抵抗値は同じ種類の抵抗であれば温度によりすべ
て同じ比率で変化するため問題とならないが、トランジ
スタのペースエミッタ間電圧は温度による変化を補償す
る必要がある。33はバイアス回路であり、抵抗RS4
 の抵抗値をr11抵抗Rss の抵抗値をrl、抵抗
Raa の抵抗値をr8、抵抗R87の抵抗値をr、と
すると、 1”3−=374   という関係となっている。
Q +r3    rl +r4 この式が成り立つ場合、bの電圧はトランジスタのペー
スエミッタ間電圧の温度特性の影響を全くうけない。ま
たCの電圧は再生APC回路と周波数弁別からの制御信
号で変化するが、再生APC回路及び周波数弁別が正し
くロックしている場合には加算器17のバイアス回路4
0によりエミッタホロア招を通して決まる。バイアス回
w540の抵抗値の関係をバイアス回路おの抵抗値の関
係と等しくすれば、V CO15のCの電圧はトランジ
スタのペースエミッタ間電圧の影響を全くうけない。上
記バイアス回路間と40により温度変化による影響のな
い〆c o 15となっている。
次に加算器17において41及び42はリミッタである
。リミッタ41により再生APC回路の制御電圧はある
電圧範囲に制限されている。また、周波数弁別の制御電
圧はリミッタ42によって制限される。再生信号のドロ
ップアウトやつなぎ録画された信号を再生した場合、水
平同期信号の位相が大きく変動する場合がある。この時
、rt c o 15の発振周波数が中心周波数よりも
非常に高くなり周波数弁別の弁別器16の動作限界を越
えてしまうことがある。例えば、判別パルスの出力がV
 CO15の発振周波数が低い場合と同じ状態となると
、it c o 15には発振周波数を上げるように制
御電圧がかかり、一度誤動作した周波数弁別の制御ルー
プはもとにもどらなくなってしまう。この現象を防止す
るためにリミッタ42により周波数弁別の制御電圧の範
囲を制限し周波数弁別の弁別器16の動作限界をF C
O15の発振周波数が越えないようにしている。また再
生、! P C@路も同様にドロップアウトなどにより
搬送色信号の位相が大きくずれた場合、位相をそろえる
ためにV CO15の発振周波数を非常に高くするよう
に再生APC制御電圧が高くなることがある。V C0
15の発振周波数が7分周器14の動作限界を越えた場
合、7分周器14は誤動作し圭分周以上の分周をしてし
まう。この時再生APC制御ループはV CO15の発
振周波数が低いと判断し再生APC検波器21の出力は
V CO15の発振周波数を高くするように働いてしま
い一度はずれた再生APC制御ループのロックはもどら
なくなってしまう。この現象を防止するためリミッタ4
1により再生APCルーズの制御電圧の範囲を制限し、
発揚器15の発振周波数がi分周器14の動作限界を越
えないようにしている。
次に加算器17の44はベース電流補償回路である。加
算器17は、パーストゲートパルスがハイの期間だけ動
作する。IHは約64μS1パーストゲートパルスのパ
ルス幅は約4μsであり、抵抗26の抵抗値は平均で見
ればfAA−’q  16倍に見える。
4μs− このためベース電流のようなわずかな電流であっても電
圧降下は大きい。抵抗R3により電圧降下すれば実質的
に周波数弁別の制御電圧が低いこととなり発根器15の
発振周波数に影響を与えてしまう。これを防止するため
PNPトランジスタQ3?とQssによりベース電流を
補償している。
また、エミッタホロア43の45も上記と同様トランジ
スタのベース電流補償回路であり、抵抗^と4.による
電圧降下を防止している。
次に第3図により第1図と異る本発明の一実施例を示す
。第3図において第1図と対応するものには同一符号を
つけ説明を略す。第3図において47はカウンタ、48
はインバータ、49はNANDゲートである。カウンタ
47は、水平同期信号をクロックとし、ヘッドチャンネ
ル切り換えパルスによりリセットがかけられる。ヘッド
チャンネル切り換えから一定期間、例えば約14Hだけ
ハイの信号VGP lを出力する。このカウンタ47と
インバータ化とANDゲート49により、ヘッドチャン
ネル切り換えから一定期間はパーストゲートパルスを位
相検波器21に入力しない構成となっている。ヘッドチ
ャンネル切り換えから一定期間はバースト信号が検波器
21に入力されないため検波器21は動作しない。カウ
ンタ47の出力パルスであるVGP lがハイの期間は
、カラー映像信号の垂直ブランキング期間に対応してい
る。垂直ブランキング期間はバースト信号がないため位
相検波器21が動作してもループフィルタ20で平滑化
されると制御電流11は再生APC回路から出力されな
いはずである。
しかし、これは理想的な場合であり、現実には位相検波
器21には第2図における抵抗へ。と馬。
の抵抗値ばらつき、トランジスタQ+a  と(’+?
 あるいはQ、s  とQlg のペースエミッタ間電
圧のばらつき、トランジスタ(’14  とQss あ
るいはQ2゜と(’ts  のhpxのばらつきなどに
よりオフセットが生じる。このオフセットによる電流が
制御電流として出力されてしまう。また、垂直ブランキ
ング期間はバースト信号がないため位相検波器21はノ
イズを検波してしまい、ノイズによる制御電流を出力し
てしまう。垂直ブランキング期間の位相検波器21のオ
フセット及びノイズの検波による制御電流により’p’
 c o 15の発振周波数が変化してしまう。V C
O15の発振周波数のずれは垂直ブランキング期間後の
バースト信号により再生APC回路によって補正される
が、再生APC回路の応答速度には限界があり応答速度
に応じた分だけ画面上部の色相が変化する問題が生じる
。これを防止するため、パルスVGP1により垂直ブラ
ンキング期間は検波器21の動作を止めている。
次に第4図は第1図及び第3図と異る本発明の一実施例
である。第1図及び第3図と対応するものには同一の符
号をつけ説明を略す。第4図において51はインバータ
、(資)はANDゲートである。カウンタ47で出力さ
れる。VGPlはインバータ51で反転されANDゲー
ト50によりデータセットパルスと論理積をとり制御信
号出力回路18に入力される。再生信号ではヘッドチャ
ンネル切り換えによるスキューにより水平同期信号の周
期がずれてしまう。この時、弁別器16によりV CO
15の出力をカウントした結果と水平同期信号とがずれ
、判別パルスの一方がハイ、一方がローとなり、制御信
号が出力されるためV C015の発振周波数がずれて
しまう。ヘッドチャンネル切り換えは垂直同期信号期間
、あるいはその直前に行なわれ、バースト信号のない期
間あるいはあってもすぐ垂直ブランキング期間となると
きであり、スキューによって誤動作したy c o 1
5の発振周波数は垂直ブランキング期間後にバースト信
号が出て来て再生APC回路がパルスVGP lにより
動作するまで、補正が行なわれない。この周波数弁別の
スキー−による誤動作は再生搬送色信号と基準発揚器9
との位相のずれとなる。この位相のずれは再生Apc回
路により補正されるが、再生APC回路の応答時間に応
じた分だけ画面上部の色相が変化する問題が生じる。こ
の現象を防止するためには、ヘッドチャンネル切り換え
後、周波数ディスクリの動作を止める必要がある。カウ
ンタ47の出力であるVGP lにより、ヘッドチャン
ネル切り換えから一定期間データセットパルスは制御信
号出力回路18に入力されない。データセットパルスが
入力されない場合判別パルスのハイ、ローにかかわらず
制御信号は出力されない。このため、実質的に周波数弁
別はヘッドチャンネル切り換え後から一定期間動作を止
めることになり、上記問題を解決している。
第5図に、第1図及び第3図及び第4図と異る一実施例
を示す。第5図において第1図及び第3図及び第4図と
対応するものについては同一符号をつけ説明を略す。第
5図の55は記録搬送色信号が入力される入力端子、5
6は記録再生切り換えスイッチ、57は記録ACC回路
、露はバーストエンファシス回路、59はクロマ信号の
サイドバンド成分を強調するクロマエンファシス回路、
60は記録周波数変換器、61は記録時のクロマキラー
回路、52は再生時のクロマキラー回路であり両方の回
路とし入力信号にバースト信号がない場合信号を止める
。62は低域通過フィルタ、53は出力端子であり低域
クロマ信号が出力される。66は色同期回路などに基準
信号として入力される搬送色信号を記録と再生に応じて
切り換えるスイッチ、9はfscを中心に発根するyc
o (以下fscVCOと略す)、63は9のfscV
COを再生時には層重電圧r、を与え基準発振器とし記
録時は入力搬送色信号と同期をとる記録APC回路を構
成する15oV COとするための切り換えスイッチで
ある。65は記@Apr位相検波器、64は記録APC
ループフィルタ、69はV CO15に入力される制御
電圧を記録と再生に応じて切り換えるスイッチ、67は
水平同期信号とV C015の出力の周波数を検波する
記録AFC回路の検波器、69は記録AFCループフィ
ルタである。なおスイッチ56と63と66と69にお
いて記録時は白側、再生時は黒側となっている。
再生信号処理回路のうち再生クロマキラー回路52の制
御は、クロマキラー検波器53と90°移相回路54に
より行っている。fscVCO9の出力と再生された搬
送信号のバースト信号とは90”位相がずれているため
、匍°移相回路54により補正されたfsc V C0
9の出力と再生搬送色信号のバースト信号を検波器53
により検波しクロマキラー回路52に制御信号として伝
えられる。このクロマキラー検波器53ではバースト信
号を検波しているため、垂直ブランキング期間のバース
ト信号のない期間には制御信号によりクロマキラー回路
52が動作する。垂直ブランキング期間後にバースト信
号が出て来ても、クロマキラー検波器53の応答速度に
よりバースト信号の初めの幾つかがなくなったり、縮ん
だり、また映像信号が縮んだりするという現象が起こる
。バースト信号の初めの幾つかがなくなると、再生信号
をテレビモニターに映し出したり、他のVTRに録画し
たりする場合、テレビモニター及び他のVTRの色信号
同期回路の動作に悪影響を及ぼす。また、バースト信号
が縮んだり映像信号が縮んだりした場合は画面上部の色
がうずくなる問題が生じる。この現象を防ぐためにはバ
ースト信号のない期間はキラー検波器53の検波を止め
る必要がある。バースト信号のない期間は映像期間でな
いため白黒映像信号であっても全く問題ない。検波器5
3に入力されるパーストゲートパルスを第3図で用いた
ANDゲー)48の出力パルスとすることにより、バー
スト信号の−ない期間はキラー検波器52は動作せず前
述問題は解決される。また再生ACC回路3は、バース
ト信号を検波しバースト信号のレベルが一定となるよう
に自動瑚得制御する回路である。
バースト信号のない期間はバースト信号が非常に小さい
状態と同じため再生ACC回路3の利得は大きくなる。
ACC回路3の応答は十分に早くないため、応答時間の
分だけ画面上部の色が濃くなる現象が生じる。この現象
を防止するためには、バースト信号、のない期間は再生
ACC回路3の検波を止める必要がある。再生ACC回
路3の検波を止めるために第3因で用いたHANDゲー
ト48の出力パルスを用いる。このパルスによりバース
ト信号のない期間は再生ACC回路3の検波を止めるこ
とが出来、画面上部の色が濃くなる問題を解決出来る。
再生時のクロマキラー回路52の問題と同じ問題が記録
クロマキラー回路61にも生じる。しかしクロマキラー
検波器53は記録再生共通であるためパルスVGP 1
により解決される。再生時の、4 CC回路3と同じく
記録ACC回路57はバースト信号のない期間は利得が
非常に大きくなり、記録A CC回路57の5速時間の
分だけ画面上部の色が濃くなってしまう。これを解決す
るために再生ACC回路3と同様に、第3図で用いたH
ANDゲート48の出力パルスを用いることにより、バ
ースト信号のない期間検波を止めることが出来る。この
結果画面上部の色が濃くなってしまう問題は解決される
。次に記録APC回路において記録APC回路位相検波
器65は、再生APC回路位相検波器21と通常同じ構
成の回路を用いる。再生APC回路で問題となったよう
に、記録APC検波器65は回路の素子の特性ばらつき
によりオフセットによる制御信号が出力され、またバー
スト信号のない期間にバースト信号を検波するためノイ
ズによる制御信号も出力される。このためバースト信号
のない期間にfscVCO9の見損周波数がずれ、記録
Apc回路の応答が十分早くないため応答時間の分だけ
画面上部の色相が変化する問題が生じる。
これを防止するため第3図で用いたNANDゲート48
の出力パルスを兼用する。記録APC検波器65の検波
をバースト信号のない期間上めることにより、画面上部
の色相変化の問題を併決出来る。記録AFC回路におい
てy c o 15の出力と周波数検波される水平同期
信号は通常輝度信号処理回路から同期信号分離回路によ
り複合同期信号が取り出され、複合同期信号のfH/2
周期の信号を除去したものを水平同期信号として入力端
子244に入力される。この入力端子244から入力さ
れる水平同期信号はfH/2  の同期の信号がある期
間(垂直ブランキング期間)には水平同期信号のパルス
幅は通常より狭くなっている。水平同期信号のパルスの
前端は変化せず後端が狭くなるため、パルスの中心の位
置が少しずれてしまう。記録AFC検波器67は可変周
波数発振器15のパルスと水平同期信号のパルスの中心
を合わせるように働くため垂直ブランキング期間には可
変周波数発掘器15の位相と水平同期信号の位相がずれ
てしまう。この垂直ブランキング期間の水平同期信号と
可変周波数発振器15の出力との位相のずれは記録AP
C回路に悪影響を及ぼし画面上部の色相変化という問題
となる。これを防止するため第3図で用いたパルスVG
P lを兼用し、パルスVGP1がハイの期間は記録A
FC検波器の検波を止めることにより上記問題は解決す
る。
第6図は本発明に用いられるパルス〆GP1を出力する
カウンタ47の一例を示す論理図である。8g6図にお
いて151から163はインバータ、171から176
はNARDゲート、191から194はフリップフロッ
プ、150はヘッド切り換えパルスの入力端子、149
は水平同期信号の入力端子、148はパルスVGP1の
出力端子である。
インバータ151. 152. 153. 154. 
155.156゜157  、  158  、  1
59  、  160  、   N  A  N  
D  ゲー ト 171゜172はヘッド切り換えパル
スの立ち上り及び立ち下がり検出回路183である。ヘ
ッド切り換えパルスが立ち上がると、立ち上がりを検出
してHANDゲート172の出力には負のパルスが出力
され、HANDゲート171の出力はハイのまま変化し
ない。逆に、ヘッド切り換えパルスが立ち下がると、立
ち下がりを検出してNA N Dゲート171の出力に
は負のパルスが出力されNANDゲート172の出力は
ハイのまま変化しない。また、HANDゲート176と
163、フリップフロップ191〜194はカウンタ1
80であり、tのクロックが15回立ち下がった時にN
 A A’ Dゲート176は負パルスを出力し、カウ
ンター180はリセットされる。HANDゲート175
とインバータ161は水平同期信号ゲート回路181で
ある。また、NANDゲート173とNANDゲート1
74によりラッチ回路182は構成されている。
ここで第7図を用いて動作を説明する。入力端子150
から入力されるヘッド切り換えパルスSが変化しない場
合は水平同期信号ゲート回路181によりクロックtは
ハイのまま変化せずカランターはカウントを行なわない
。ヘッド切り換え信号が変化した場合エツジ検出回路1
83からのエツジパルスがラッチ回路174によりホー
ルドされ、VGP lは立ち上がる。また水平同期信号
ゲート回路181の出力tが立ち下がり、水平同期信号
ryrLcがカウンタ180に入力され、カウンタ18
0は水平同期信号zyncをカウントし始める。カウン
タ180のクロックtを1/2分周したものがμ、μを
1/2分周したものがν、Vを172分周したものがw
、wを1/2分周したものがXとなる。tの立ち下がり
が15回目にリセットパルスyが出力される。このリセ
ットパルスyが反転した負パルスがラッチ回路182に
入力されVGP lが立ち下がる。またラッチ回路18
2により水平同期信号出力回路181の出力をハイにし
カウンタ180のクロックtを止める。
この動作により出力端子148にはヘッド切り換え時に
立ち上がり約14Hの間ハイとなりその後立ち下がるパ
ルスVGP lが出力される。このVGP lはカラー
映像信号の垂直ブランキング期間に対応し、再生APC
回路、周波数弁別、記録再生ACC回路、記録再生クロ
マキラー回路、記録APC回路、記録AFC回路におい
て垂直ブランキング期間及びヘッドチャンネル切り換え
による誤動作を防止するため検波器の検波を止めるのに
好都合な信号であり、1つのカウンタによりすべての検
波器に対応しているためICとする時の小型化低消費電
力化に好都合である。
第8図は本発明に用いられるループフィルタ20及び周
波数弁別コンデンサ19の実施例を示す。
第8図においてC100からC105はコンデンサ、R
101とR102は抵抗である。家庭用VTRは通常、
映像回路の電源はシリンダーモーターやキャプスタンモ
ーターなどのモーター系と、システムコントローラーや
サーボ回路などのディジタル回路系と電源を共通として
いる。このため電源にノイズ信号がのる電源リップルは
さけられない問題となっている。ここで第2図にもどっ
て説明すると可変周波数発振器15のバイアス回路の抵
抗により分圧された電源リップルが印加されるためb点
の電位は変動している。一方、再生APC回路のループ
フィルタ加のコンデンサは容量の大きなものであるため
、ループフィルタ20の出力は電源リップルにより変動
していない。よって、C点の電位は電源リップルにより
変動していない。V CO15は抵抗38と抵抗39に
流れる電流の差により発振周波数が変化する。を源リッ
プルによりb点は変動し、C点は変動しないため発振器
15の出力は電源リップルにより変動しP 、’tlノ
イズとなってしまう。この現象を防止する方法の1つに
b点の電位を電源リップルにより変動しないようにする
方法がある。しかしバイアス回路33は温特補償を行っ
ているため電M IJップルによる変動はさけられない
。このためもう一つの方法としてC点の電位が電源リッ
プルによる変動をするようにする方法がある。第8図(
α)は従来のループフィルタである。ループフィルタの
コンデンサC101トClO2は容量の大きなものであ
り電源リップルによるノイズを除去してしまい、可変周
波数発振器15のC点は電源リップルによる変動がない
C点の電位を電源リップルにより変動させるには再生A
PCループフィルタ加と周波数弁別コンデンサ19を第
8図の(blの回路とすれば解決出来る。第8図におい
て(α)と(Alの特性が同じになるようにコンデンサ
ーC100をClO2とC103に、またC101をC
104とClO3に分離し電源とGNI)に接続する。
この第8図の(b)のループフィルタの場合、電源リッ
プルがコンデンサにより分圧されたノイズを含んだ出力
となり、このノイズが加算器17とエミッタホロアを通
してC点に伝わりC点の電位が変動する。b点の電位と
C点の電位が電源リップルにより同時に変動するため、
可変周波数発振器15の出力は電源リップルの影響が少
なくなり、PMノイズの問題を解決出来る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、再生APC回路と周波数弁別を電文と
することが出来るため、再生APC回路の最適設計及び
周波数弁別の最適設計が容易に行えるので色むらがなく
、また、サーチなどの時間軸の急激な変化による色づき
の悪化がない高画質な色信号を得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図の実施例を実現するための具体的回路図、第3図
は本発明の他の一実施例を示すブロック図、第4図及び
第5図は本発明のさらに他の実施例を示すブロック図、
第6図は本発明に用いられるカウンタの一例を示す論理
回路図、第7図は第6図の動作を説明するためのタイミ
ングチャート、第8図は本発明で用いられるループフィ
ルタの実施例を示す回路図、第9図は従来方式のブロッ
ク図である。 21・・・再生APC位相検波器 20・・・再生APCループフィルタ 16・・・弁別器 18・・・周波数弁別制御信号出力回路19・・・コン
デンサ 17・・・制御信号加算器 15・・・可変周波数発振器 代理人弁理士  小 川 勝 男 兄  3  図 鬼 4 記 、−1 L  9  (2) L −図 (α) r?:+o( g 記 (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電圧制御発振器と、この電圧制御発振器と再生された搬
    送色信号と同期をとる自動位相制御回路(以下APCと
    略す)の位相検波器のループフィルタと、該APC回路
    の擬似ロックを防止するため構成された周波数ディスク
    リミネータからの制御信号を平滑化するコンデンサと、
    前記ループフィルタからの制御信号と該コンデンサから
    の制御信号を加算し該電圧制御発振器に制御信号を入力
    する加算器から成る映像信号磁気記録再生装置の色信号
    同期回路において、APCからの制御信号を電圧信号に
    変換し、また、周波数弁別器からの制御信号も電圧信号
    に変換し、その両方の電圧信号を加算し該電圧制御発振
    器に入力する加算器を設けたことを特徴とする磁気記録
    再生信号処理回路。
JP61046212A 1986-03-05 1986-03-05 磁気記録再生信号処理回路 Pending JPS62204693A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61046212A JPS62204693A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 磁気記録再生信号処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61046212A JPS62204693A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 磁気記録再生信号処理回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62204693A true JPS62204693A (ja) 1987-09-09

Family

ID=12740789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61046212A Pending JPS62204693A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 磁気記録再生信号処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62204693A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007208433A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Oki Electric Ind Co Ltd カラーキラー回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007208433A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Oki Electric Ind Co Ltd カラーキラー回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0461897B1 (en) A horizontal synchronizing signal separation circuit for a display apparatus
US4196445A (en) Time-base error correction
US4405937A (en) Chrominance signal reproducing apparatus
KR930006540B1 (ko) 콤필터 억제 회로를 갖는 광대역 vcr
US4531154A (en) Interface for a video display processor arranged to provide an overlay on a video display
JPS62204693A (ja) 磁気記録再生信号処理回路
JP2649229B2 (ja) 位相ロックループ装置
US4193085A (en) Apparatus for removing jitter in color television signal
US5185657A (en) Color signal processing circuit with residual phase error correction
EP0865213B1 (en) VTR signal processing circuit
GB2091971A (en) Apparatus for processing a PAL color video signal
EP0395056A2 (en) A color signal processing circuit
KR940003388B1 (ko) 비디오 카세트 레코더의 화질보상회로
JP3282441B2 (ja) 映像信号処理装置
JPH0241976Y2 (ja)
GB2156629A (en) Apparatus for the color synchronization of reproduced video signals
KR900003277Y1 (ko) V-록크 펄스 자동제어회로
JPS6054591A (ja) 磁気記録再生回路
JP3114912B2 (ja) 遅延装置およびこの遅延装置を用いたビデオ信号処理装置
JPH0151120B2 (ja)
JPS6074897A (ja) カラ−映像信号記録再生装置
JPS6046879B2 (ja) 色副搬送波発生方式
JPH0140555B2 (ja)
JPH11234698A (ja) 信号同期回路およびそれを用いた色信号再生回路
JPH0710109B2 (ja) 色信号処理装置