JPS62203898A - 海洋掘削プラツトフオ−ム用避難装置 - Google Patents

海洋掘削プラツトフオ−ム用避難装置

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JPS62203898A
JPS62203898A JP61286894A JP28689486A JPS62203898A JP S62203898 A JPS62203898 A JP S62203898A JP 61286894 A JP61286894 A JP 61286894A JP 28689486 A JP28689486 A JP 28689486A JP S62203898 A JPS62203898 A JP S62203898A
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evacuation
evacuation device
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boat
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ダニエル ペー.オブリアン
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B23/00Equipment for handling lifeboats or the like
    • B63B23/30Devices for guiding boats to water surface
    • B63B23/32Rigid guides, e.g. having arms pivoted near waterline

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、海洋掘削プラットフォームの避難設備に関す
る。
以下余白 〔従来の技術〕 海洋掘削産業およびそれに関連する技術は、この20年
間に急速に発展した。今日使用されている掘削機械は、
最も厳しい環境条件に耐え、深海の底においても操作し
得るように設計、製造された、複雑精巧な構造を持つ機
械である。海洋掘削プラットフォームを現在の位置まで
に押し上げたのは、実質上、高級コンピュータ技術の貢
献によるところが大きい。コンピュータは、例えば地質
学的データおよび地震データの集収評価、力学的に位置
づけられるプラットフォームの操作、さく弁制御の秩序
だった実施などに、不可欠であった。
技術面の発展にもかかわらず、掘削プラットフォームか
らの退避を余儀なくさせる災害が、相変らず起きている
。災害とは、例えば甲板上の火事などである。この種の
災害に加え、海岸沖も、場所によっては、例えばカナダ
東海岸沖のように、別して風浪が激しく、特に環境条件
が厳しいところがあり、またその上、嵐が頻繁に襲って
くるところもある。災害発生により、また、悪天候によ
り、プラットフォームからの退避が必要となることは多
いが、こうした場合、近年は、避難装置の不備が不慮の
死亡を招くようになっている。
不幸にして、避難装置およびその部品要素の開発は、プ
ラットフォーム自体に関する技術の急速な開発に、歩を
同じくしていない。現在のところ、特に、避難の3主要
素夫々について欠点がある。
この3主要素とは、集合点呼と乗り込みの手続き、進水
、および、救命ボートのプラットフォーム域からの離脱
である。
それゆえ、最後の頼みの手段を求める状態になった海洋
掘削プラットフォームから、安全に退避するための手段
が、絶対的に必要となっている。
長年に渡って、多くの、外洋航行船用避難装置が提案さ
れている。これ等は、一般に、船から救命ボートを進水
させる方法に関したものである。
初期の頃の例の一つは、1897年5月4日、レスリー
(Leslia)に対して許可された米国特許第582
、069号に示されているが、これは、一対の長く伸び
た形状のつり柱が、舷側から下向きに揺動するように取
付けられ、それによって救命ボートを、船からある間隔
を置いて進水させる避難装置である。つり柱が揺動下降
して水中に入ると、鉤ってあった救命ボートが水に浮い
て離れるというだけのものであった。
同じ様な例が、1898年8月23日、キャペリ一二(
Cappellini)に与えられた米国特許第609
.532号にも見られる。それは、前述と同様な一対の
つり柱が、下方に揺動するときだけ、油圧系によって制
御されるというものである。この初期の特許の注目すべ
き点は、船長が、一連の急発進台を通して救命ボートを
進水させることである。救命ボートは舷側から少し離れ
た場所に置かれて保管される。
1937年8月31日、マックパートランド(McPa
r t 1and)に対して与えられた米国特許第2.
091,327号は、回転つり柱式進水装置であって、
舷側から少し離れた位置に救命ボートを保管する装置例
を示している。救命ボートは単に、つり柱が水面にまで
下降した時、水に浮いてつり柱から離れる方式である。
最後に、1946年8月9日、アルバート(Alber
t)に対し許可された米国特許第2.398.274号
は、巡視艇やランチ、あるいはそれ等と同類の艇の進水
/積込み装置を示している。進水/積込み用プラットフ
ォームが、回動可能なつり柱に取付けられており、つり
柱およびプラットフォームに接続された一連のケーブル
により降下させられる。ボートは単に、プラットフォー
ムが水面下に沈んだ時、水に浮いてプラットフォームか
ら離れるだけである。この場合、小型のボートは、母船
に極めて接近して進水させられる。注目すべき点は、進
水方向であって、ボートは、直接、進みたいと望む方向
に、または、差し迫ってとにかく、母船から遠去かる方
向に向って、水に入ることである。
これ等の場合はすべて、装置には、進水の間、救命ボー
トの鉤合いを保つ手段が具備されている。
最近には、甲板の端に取付ける回動式つり柱を含めた、
これ等初期の特許のいくつかの特徴を具備する、海洋掘
削プラットフォーム用避難装置が、特許申請されている
。また他に、プラ、7トフオームの面上に近く設けられ
た軌道から、避難ボートが自由に水面に落ちて進水する
、自由落下式装置も申請されている。
これ等の装置はどれも、避難装置の安全性と信頼性を確
立するため問題となる領域については・十分な考慮が払
われていない。
〔発明の目的および構成〕
従って、本装置は、従来の技術による各種装置に固有な
問題を克服するため、開発されたものである。
ここに開発された装置は、その数種の実施例が示す通り
、人員が救命艇に乗り込む方法、進水構造と手続き、進
水後のプラットフォーム域からの離脱、および海上にお
ける、救助船による救命艇の位W確認等の諸点について
、改善をはかったものである。
本発明の、第1の実施例によれば、海洋掘削機械または
海洋掘削プラットフォームのための外洋避難装置であっ
て、救命艇の進水構造から成る外洋避難装置が提供され
る。上記進水構造は、少くとも1本の支柱を含み、該支
柱の一端は、掘削プラットフォームの上部構造に揺動可
能に取付けられ、他の一端は救命艇用支持架台を保持し
、上限位置と下限位置との間で回動することが可能であ
る。また、上記外洋避難装置は、該進水構造に上記上限
位置から下限位置までの回動を行わせる手段と、プラッ
トフォームの居住域から救命艇束組み位置にまで通じ、
しかも救命艇と密封関係にある密閉専用通路を含んでい
る。
また別の実施例においては、海洋掘削機械または海洋掘
削プラットフォーム用の外洋避難装置であって、救命艇
進水構造から成る外洋避難装置が提供される。該進水構
造は、少くとも1本の支柱から成っており、該支柱の一
端はプラットフォームの上部構造に揺動可能に取付けら
れ、他の一端は救命艇用支持架台を保持する支柱を有す
る。また上記進水構造は、上限乗り組み位置と下限進水
位置との間で回動可能とされる。上記外洋避難装置には
、さらに該進水構造に上記上限位置から下限位置までの
回動を行わせる手段と、環境状況およびプラットフォー
ム状況を監視し、該救命艇の進水を制御する救命艇用層
塔載コンピューターとが設けられる。
最適な外洋避難装置にとって解決されなければならない
幾つかの特有な問題点については、容易に整理し指摘す
るこができる。第」の問題は、作業員を最も迅速でかつ
最も安全な方法によって救命ボートに乗り込ませること
にある。第2の問題は、ボート内を進水前の「安全な避
難所」とし、それによって乗組員が最後の瞬間まで進水
をひきのばせるようにすることである。さらに第3の問
題は、進水手続きの複雑さをなくし、人間をできる限り
遠くまで避難させることである。進水時にボートをプラ
ットフォームから安全な距離のところに位置させ、しか
も進水後ボートをプラットフォームに衝突しないように
することが肝要である。
最後に、進水に続く航行の問題を考えなければならない
が、この場合にもプラットフォームとの衝突を避け、そ
して、ボートが早急にその位置を探索され、海から回収
されるようにしなければならない、完全な避難装置はこ
れ等問題のすべてを処理するものでなければならず、未
発明は、その各種実施例において、そら等の困難な問題
に対処している。
先に概略的に述べたように、本発明は、完全に密閉した
モーター推進救命艇の進水装置を含んでいる。そのよう
な救命艇のあるものは既に知られており、また、他に開
発中のものもある。救命艇は厳しい法的規準に適合しな
ければな′らず、救命艇自体は本発明の対象ではない。
本発明による基本的な装置について強調し得る点として
は、密封された専用通路を通って救命艇に乗り込むシス
テムと、コンピューター制御の避難シーケンスとが挙げ
られる。
進水装置を機構面から見ると、その進水装置には、プラ
ットフォームのガーダ−に対して回動するように堅牢に
取付けられた回動つり柱配列が含まれている。つり柱の
下降は、ウィンチとケープルを組合せた手段によって行
なわれる。つり柱の好適な形状は、その頂上から支持部
材を突き出させたような逆■字形である。進水装置が1
隻だけの救命艇を具備するのが好適な形態であるが、必
要ならば、一対の救命艇を装備できる構造も実施可能で
ある。単一ボート形態を好適とする理由は、艇は大きい
方がより安全とする一般感覚による。
しかしながら、特に、プラットフォームに現に用意され
ているボートを利用する方が経済的である過渡的な期間
などには構造を2隻のポートに適応させることも可能で
ある。
単一の救命艇を使用するような好適な場合においては、
逆■字形つり柱の頂上から伸びる支持部材は、U字形の
架台支持具を保持する。U字形架台支持具の腕の中には
、救命艇を支持する架台が回動自在に取付けられている
。架台は、艇の長手軸を水平位置に、すなわち、鉤合い
を保つように回動し、そして、支持構造が水面に、また
更に水面下に揺動下降すると、救命艇は単に水に浮き、
架台から離れる。救命艇乗船域に設けられた永久的な支
持構造は一対の腕木を有する支柱を具備し、該支柱の腕
木は、降下をはじめる前に、救命層の上に伸び、救命艇
を架台内に確保する。
進水順序は、好適に、コンピューター制御とする。救命
層に荷重がかかり、ハツチが手動的に閉じられると、コ
ンピューターが艇の監視と制御を開始する。各種の制御
シーケンスが提案できるが、ここでは例を引いて説明す
る。
救命艇のハツチが閉ざされて、密封されたことが検出さ
れると、コンピューターは責任者に適当な信号を発信す
る。第1段階が確認されると、コンピュータは、艇の進
水準備が完了したことを表示する。
この表示があった時、救命艇は安全避難所として機能す
ることになる。すなわち、艇は気密な外囲体となり、プ
ラットフォーム作業員は艇内を避難所として、有毒ガス
や火災、その他の同様な災害から身を守ることが可能と
なる。一旦作業員が艇内に入り、ハツチが閉ざされると
、実際の艇の進水については、プラットフォームに残っ
ては乗り組んだ作業員の生命が危険にさらされることに
なるとされる迄、遅延させることが可能である。
プラットフォームからの退避は、作業員のストレスが最
大になる時だけに行なわれることになるので、退避手続
きは可能な限り自動化されることが特に望ましい。本発
明が、進水シーケンスをすべてコンピュータ制御とする
ように目途しているのは、上記の理由による。当然なが
ら、装置は常に、手動優先とすることが可能である。以
下に、マイクロプロセサ制御によって有利に実行できる
追加機能につき、概要説明する。
救命層が満員となるか、あるいは、満員ではなくとも進
水良しとなると、艇のハツチ密封の表示により、進水順
序はコンピューター制御に切り換わる。上記順序の第1
段階として、マイクロプロセサーは、艇内の荷重分布が
進水に適切なものかどうかをT、II認する。これは、
艇に人員が片寄って乗り込んだような状態のとき、特に
重要である。
制御装置は、その後、可視および/または可聴信号によ
り、艇の進水準備完了を表示する。この後、責任者は、
作業員の乗り組んだ救命層を安全な避難所としてプラッ
トフォームに留めておくか、いつでも退避できる状態を
維持し続けるかの重要な決定を行なう必要がある。この
決定は、明らかに、救命艇外部の状況に関する多くの要
因に基く。
例えば、時刻、風速、風の方向、波高、海面概況、機械
の釣合いおよび傾斜状況、井戸の状況、有毒ガスおよび
火災発生の有無といった会−夕は、すべて、掘削装置か
らの離脱決定に影客する要因である。このような条件は
すべて救命艇に積み込んだコンピュータにより、遠隔検
出監視される。
プラットフォームからの退避が決定されると、進水シー
ケンス開始スイッチが起動される。このようなスイッチ
は大型の押釦であることが好ましい。防水衣着用によっ
て手動の機敏さが減じているため、その様なスイッチは
、制限された動作によっても容易に扱かえる必要がある
自動手続きの第2段階は、一連の装置起動から成る段階
である。これには、エンジン始動、スプリンクラ−系起
動(艇が進水するまで延ばすことが可能である)、層内
圧縮空気系起動(致命艇内に正圧力を発生させ、有毒ガ
スの浸入を防ぐ)、および無線方向探知器(RDF)の
起動が含まれる。艇内コンピュータが、RDFまたは羅
計儀を通し、自動的に救命艇の進路を制御する。進水後
、RDFが、救命艇から作業員を教出するため配置され
たプラットフォーム待機救助船からの信号で受信すると
、救命艇は、自動的に、進路を待機船方向にセットする
救命艇には、その海上位置を救助船によって探知される
ように、レーダ応答機が具備されているのが好ましい。
これ等装置類の起動によって進水準備が完了し、別の可
視および/または可聴信号により、この最終準備完了状
態は責任者に表示される。進水開始が決定されると、実
際の進水開始スイッチが起動される。この行為は進水ケ
ーブルウィンチのブレーキ解放に働き、それによって、
支持フレームの下降が始まる。フレームは、制御された
速さで下降され、それが水面に到達すると、救命艇は単
純に水に浮き、架台から離れる。支持フレームは更に下
降し続けて水面下に入り、救命艇が十分に薄れ去るよう
にする。この時点で、艇のエンジンのスロットルは一杯
に引かれ、艇が後退してプラットフォームの構造に衝突
することのないようにする。救命艇が架台から分離する
と、艇の動力伝導トランスミッション係合、スロットル
全開が自動的に達成される。この時点において、予めプ
ログラムされた磁石進路がプリセットされた時開が経っ
た後にl’?DFによってたどられ、次いで待機救助船
から発信される信号が救命艇を導びき、プラットフォー
ムから遠去かり、待機間に向かわせる。
本発明の更に好適な特徴は、囲われて気密になった専用
通路が設置されていることである。該専用通路は、その
一端が気密なシールを通して救命艇の後部入口に接続し
、他の端はプラットフォームの居住域に接続する。
この専用通路は、救命艇に向う、防護され危険のない通
行路であって、それにより、時々に甲板上に発生する障
害と、火災や有毒ガスを含む悪環境状況の双方を避ける
ことが可能である。専用通路は非常用照明装置を具備し
、保温された、防水衣および救命胴着置き場としても利
用される。居住域に貯蔵されているものにより、供給品
は法的規準に十分適合する。密閉された専用通路内に保
管される防水衣および救命胴着は、居住域に貯蔵された
通常の補給品に加えられるのが好適である。
使用する救命艇は1隻の方がはるかに好ましい。
退避を必要とする時の状況を考えると、集合場所を単一
にした方が、作業員にふりかかる難事を大巾に減少でき
るからである。同様に、救命艇を扱かう待機救助船の仕
事は、海上の救命艇がただ1隻という方が、はるかに単
純化される。
単一の大型艇を使う場合のより独特な利点は、その大き
なスペースと耐航海性にある。この両要因は、乗員の志
気昂揚に貢献し、船酔いの可能性を減する。
それにもかかわらず、プラットフォームの反対の端に第
二の同様な装置を設置し、作業員が第一の救命艇に行く
のが困難な場合の予備装置とじて使用することは考えら
れる。
〔実施例〕
以下の説明において、図に示された装置の同様な構成要
素については、同一の参照番号が用いられる。
掘削プラットフォーム10は代表的なものであり、従っ
て、本発明の説明には適当なものである。
しかし、既に述べた通り、本発明は、各種各様の特定な
形状および構成を有する各種掘削プラットフォームに広
く適用されることが可能である。なお、図中のプラット
フォームには細部が書き込んでないが、それはかかる細
部が当業者には明白だからである。
図示される通り、避難構造には、プラットフォーム10
の首部14に設けられている。更に好適な場合、同様の
構造は、プラットフォーム10の尾部16にも設けられ
る。
各構造は、夫々が、ブラ・ノドフオーム10の全乗務員
を収容できるような1隻の救命艇を支持する。通常に必
要とされる避難者収容能力の規準については、プラット
フォーム要員の200%である。
従って、本発明による装置を2基、一つは首部に、一つ
は尾部に取付ければ、この規定を守ることになる。
本発明による避難装置の主要な構成要素は、救命艇支持
構造20、艇内コンピュータ22 (図示されず)、お
よび密閉された専用通路24である。
全面的に覆い包まれたモーター推進救命tflB自体に
ついては、従来からある同様の船を本発明の装置に適合
するよう改造することが可能であるから、本発明の一部
分を構成するものではない。また、本発明の装置を適用
する場合、そのすべてにおいて、上記要素のすべてを備
える必要はないことを強調しなければならない。例えば
、密閉専用通路のない場合もあり得る。但し、これによ
って、「すべての場合に専用通路があることが、特に好
ましいわけではない」というつもりはない。同様に、あ
る適用においては、艇内コンピュータによる制御機能が
変えられ、あるいは、具備されていないこともあり得る
。但し、すべての場合に、すべての装置があることが、
非常に好ましいことには変りない。
特に第3図および第4図に示される通り、救命艇支持構
造20は、細長いA字形フレーム28と架台支持構造3
0から成っている。A字形フレーム28は、主横行ガー
ダ36上の位置32および34に回動自在に接続される
主横行ガーダ36は、半ば水中にあるプラットフォーム
の浮棧橋に近い高さにある。
A字形フレーム28の回動運動はウィンチ・ケーブル装
置によって制御され、これは甲板位置にあるウィンチ3
8と、A字形フレーム28または架台支持構造30に取
付けられたケーブル40から成る。
架台支持構造30は、A字形フレーム28の延長部材4
2と、延長部材42の端を横切って取付けられた横行部
材44と、一対の直置アーム46とから成る。構造30
はA字形フレーム28の平面内に位置する。
救命艇支持架台48は、アーム46に回動自在に接続さ
れる。架台は、もっと多くの部材から成る形状をとるこ
とも可能であるが、図示された簡単な形状においては、
一対の細長い部材50および52から成り、それからは
一対のスリング58および60が吊下されており、その
各々は、一対の縦部材62および64と、横部材66お
よび68とから成る。横部材66および68には、キー
ル支持部材70が固定される。救命ILt18は、この
支持架台48の中に載せられる。
支持架台48は、水平軸AA上で、揺動機構72および
74により、直置アーム46に回動自在に取付けられる
。揺動機構72および74は、救命艇18を海に降すま
で、支持架台48の鉤合い位置すなわち救命艇18の鉤
合い位置を維持するための装置である。このような鉤合
い維持は、好ましくは、風や波浪の影響に敏感でない確
実作動歯車列によって達成される。ケーブル・リール装
置も非常に好ましい装置である。
A字形フレームの構造は、横方向に十分な強度を持つた
め選ばれた構造である。しかし、それは特にかかる構造
でなければならないとする程非常に重要なことではない
。このような構造とって必要なことは、揺動する能力を
持ち、風や波浪の影響に耐え得る強度を持つことだけで
ある。
第1図および第5図に示す通り、甲板構造76は、救命
艇への通路として、また支持架台48への保守用通路と
して、プラットフォームの甲板位置に設けられる。同様
に、甲板構造76は、後に述べる密閉専用通路の支持台
にもなっている。
救命艇18をその保管位置において支持架台48中に確
実に維持するために、甲板構造76から上方に伸びる少
くとも一対の支柱78および80が設けられる。これ等
支柱の頂部には、横に伸びる部材82および84が設け
られる。これ等は最終的に救命艇18の上部構造に接触
し、救命艇を現位置に維持する。進水が行なわれる時は
、支持架台48は、救命艇18と共に、単純に部材82
および84からはなれて下降し、架台が水中に入ったと
き、艇18を水に浮べて架台から解放させる。
救命艇は、数多くある形状のうちのいずれの形状のもの
であってもよい。但し、そのような形状のすべては、適
用される法規則に適格でなければならない。また、救命
艇の最小限条件として、それは全体的に覆い包まれ、し
がもモータでもって推進されるものでなければならない
。使用時、艇内には予圧が掛けられ、有毒ガスの浸入は
確実に阻止される。艇には、4点安全ベルトの付いた、
背もたれの高い個人用椅子を装備するのが好ましい。救
命艇進水に必要な段階のシーケンスは、艇内コンピュー
ターで制御されるのが一層好ましい。
該コンピューターのために、電源が艇内に具備されるが
、該コンピューターは、掘削プラットフォームの主コン
ピユータとインターフェイスされることが可能である。
以下に記す退避シーケンスは、実用し得る代表的なシー
ケンスである。このシステムについては、第6図にフロ
ーチャートとして示す。避難警報が鳴ると、プラットフ
ォームの全乗務員は、途中で防水服と救命胴衣を拾いな
がら、救命艇に向う。全乗務員の救命艇搭乗が計数によ
って確認されると、救命艇のハツチは閉ざされて密封さ
れる。この時点で艇搭載コンピューターが退避手続きの
不可欠な一要素となる。艇搭載コンピューターは、人口
ハツチの密封を確認した後、救命艇の進水準備完了を表
示する。
次いで、責任者は退避に関する最終決定を行なう必要が
ある。艇搭載コンピュータは各種情報源からの情報を提
供し、責任者は所定の決定を下し得る状態に置かれる。
該コンピュータは、上記の通り、多くの環境要因を監視
し、かつその他のプラットフォームの状態を示すデータ
を表示する。
例えば、風速とその方向、波高、海上概況、掘削機械の
釣合いおよび傾斜状況、井戸に関する情報、および有毒
ガスの有無に関するデータなどである。
すべてのスイッチ類、制御器は、押釦であるにしろ、レ
バーやその他の形態のものであるにしろ、水中服および
救命胴衣を着用した操作員が容易に操作し得るデザイン
のものでなければならない。
水中服は手動の敏感さを著しく減するため、制御器等は
大きく、しかも容易に操作できることが肝要である。
退避を進めることが決定されたならば、進水シーケンス
開始スイッチが起動される。それによりコンピュータは
いくつかの装置を起動させ、救命艇進水の準備をする。
これ等の機能としては、好ましくは、エンジンの始動、
艇搭載圧縮空気装置の起動、および無線方向探知機の起
動が挙げられる。
この時点でコンピュータは内部空気圧および炭酸ガス濃
度を検知し、妥当な調整を行なう。
この一連の段階が完了すると、可視および/または可聴
表示器によって完了が責任者に表示される。それによっ
て責任者は進水スイッギを起動させる。コンピュータは
ケーブルウィンチのブレーキを解放し、ケーブル40は
制御された速さで送り出され、支持構造20が下降させ
られる。該構造は、ガーダ36上の接続点32および3
4のまわりに揺動し、救命艇18は支持架台48と共に
、プラットフォーム10から離れ、外方向に弧を描きな
がら下降させられる。
支持構造が海面に届き、更に海面下にすべり込むと、救
命艇は浮き、架台48は離脱する。構造26は揺動を続
けて海面下に入り、救命艇18を妨げるものがないよう
にする。
同時に、コンピューターは救命艇のトランスミッション
を係合させ、救命艇エンジンを全開にする。それによっ
て救命艇は動き始め、プラットフォームから離れる。進
水を検知する好適な方法は、架台と救命艇とを接続させ
る接触子を具備させ、艇が水に浮いて架台を離れる時、
該接触子が折れるようにすればよい。
この時点で、海水スプリンクラが起動し、救命艇を一定
の海水噴流で包むようにする。この装置は、プラットフ
ォーム上および周辺の海面にも火災が生じた場合、特に
有意義である。
救命艇のプラットフォーム域からの離脱は、2段階に行
なわれるのが好適である。第一段階で艇はコンピュータ
により、予め設定された羅針路に導かれ、艇の羅針盤に
より進路が維持される。第2段階においては、予め設定
された時間が経過した後、RDFが進路設定機能を受は
継いで、受信信号に従って艇を導く。これの理屈は、ま
ず艇は、掘削機械から離脱するのに十分な時間、予めプ
ログラムされた羅針路に導かれる。その後、艇は、プラ
ットフォーム待機救助船によって発信されるRDF信号
電波に導かれて航行できる。
艇の架台からの離脱はまた、コンピュータ内の経過時間
計を始動させる。該経過時間計により、艇が予めプログ
ラムされた羅針路に従って制御される時間が決定される
第二の救命艇も進水される場合、第二救命艇は同様にコ
ンピュータ制御によって、プラットフォームから離れて
予め定められた海域に入り、そこから、第二番艇も待機
救助船のRDF信号によって誘導され、効果的な会合を
行なう。最初のコンピュータ制御の進路は、救命艇を常
に確実にプラットフォームから離脱させた状態で航行さ
せる。
救命艇は、好ましくは、レーダ応答機を具備し、待機救
命間がより容易に艇の海上位置を探知できるようにする
。該応答機も、進水と同時に自動的に起動される。
特に第2図および第5図に示す通り、密閉された専用通
路24が、居住域92から救命艇18の後部までに設備
されている。専用通路24は居住域92の側壁94に気
密シールで連結される。同様に、専用通路24と救命艇
18の後部との間にも気密シールが設けられる。救命艇
のハツチ96は、シールされた専用通路内に位置する。
専用通路24の端が連結される居住域の好適な場所は、
居住域92内の食堂98である。同様に気密にシールさ
れたハツチ通路100によって食堂98と専用通路24
とが継がれる。専用通路24には、また、居住域92と
プラットフォーム10の端部との間にあり、専用通路か
ら甲板区域102に通じる気密ハツチが設けられる。
密閉された専用通路は、居住域から救命艇まで、障害物
なしに迅速に移動できる手段を提供する。
常時、プラットフォームの乗務員の大半は居住域内にい
る。従って、密閉された専用通路は、これ等の人々が居
住域から救命艇に移動するときの直接通路になる。この
ことは退避が行なわれるのは、極限の状態においてのみ
であることを考えると、無限の重要性をもっている。こ
の状況下にあっては、甲板上は煙で物が見えにくくなっ
ており、火災が生じ、波は荒く、風が強(、装置の傾斜
による破損物が甲板上を動きまわる障害物となり、空気
中には有毒ガスが混入している。これ等の難事はすべて
、閉鎖され密封された専用通路の使用によって避けるこ
とが可能となる。
専用通路を設ける場所は、もちろんプラットフォームの
特別な形状に適合するように、変更することができる。
同様に、特別な危険を避けるため、プラットフォームの
他の場所に、密閉された専用通路を追加設置することが
できる。
密閉された専用通路はまた、防災服および救命胴衣の、
保温保護された保管場所ともなる。これ等の物品は、最
初の支給湯所は居住域内であろうし、また、従来通りの
場所に保管されることと思われる。しかし、この避難用
具の保管、支給湯所を別に専用通路内に設ければ、人々
は、他に保管されている用具には手が出せなくとも、こ
こにある用具は救命艇に乗り込む直前に入手することが
できる0以上、掘削プラットフォームから迅速に安全に
退避するための全システムについて記した。
本装置により、従来の装置が提示した問題点の多くを、
夫々避けることが可能となる。
このようにして、本発明により、海洋掘削機械またはプ
ラットフォームは、前述した利点を有し、目的を完全に
満足する外洋避難装置を具備し得ることが明確である。
また、特定の実施例によって本発明の説明を行なったが
、上記説明に照らし、当業者にとっては、多くの代案、
改造及び変更が直に明確になる筈である。従って、本発
明の技術的範囲内に入る代案、改造および変更はすべて
、本発明に包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による装置を具備する掘削プラットフ
ォームであって、半ば水中にある掘削プラットフォーム
の平面図、第2図は、第1図のプラットフォームの側面
図、第3図は、上昇位置にある救命艇支持構造の側面図
、第4図は、救命艇支持構造および架台の平面図、第5
図は避難専用通路を含むプラットフォーム居住域の平面
図、第6図は、コンピューター制御進水シーケンスの一
例をフローチャートとして示す図である。 lO・・・掘削プラットフォーム、 12・・・避難構造、   18・・・救命艇、20・
・・救命艇支持構造、 22・・・艇内コンピュータ、 24・・・専用通路、   28・・・A字形フレーム
、30・・・架台支持構造、36・・・主横行ガーダ、
38・・・ウィンチ、   40・・・ケーブル、48
・・・救命艇支持架台、 70・・・キール支持部材、 76・・・甲板構造、  78・・・支柱、92・・・
居住域、   94・・・側壁、98・・・食堂、  
  100・・・ハツチ通路。 以下余白 1に3世 唱50 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和61年特許願第286894号 2、発明の名称 海洋掘削プラットフォーム用避難装置 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 氏名 ダニエル ベー、オプリアン 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号静光
虎ノ門ビル 電話504−07215、補正命令の日付 昭和62?、、、月24日(発]Y茎h仝、・ざ・(I 6、補正の対象 (1)委任状 (2)明細書 7、補正の内容 (1)別紙の通り (2)明細書の浄書(内容に変更なし)8、添附書類の
目録

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、海洋掘削機械または海洋掘削プラットフォーム用の
    避難装置であって、救命艇進水構造を具備し、該進水構
    造は少くとも一個の支柱を有しており、該支柱は、その
    一端がプラットフォームの上部構造に揺動自在に取付け
    られ、他端は少くとも1基の救命艇支持架台を保持し、
    該支柱は上限位置と下限位置との間で回動可能であり、
    さらに、上記進水構造に該上限位置から該下限位置への
    回動を行わせる回動手段と、プラットフォームの居住域
    から救命艇塔乗位置に通じ、しかも該救命艇と密封関係
    にある密閉避難専用通路とを具備する避難装置。 2、該支柱はA字形フレームとされ、該A字形フレーム
    はその脚がプラットフォームの上部構造に回動自在に取
    付けられており、該A字形フレームの外側端が架台支持
    構造に堅牢に取付けられ、上記の少くとも1基の救命艇
    支持架台が該架台支持構造内に回動自在に支持されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の避難
    装置。 3、上記単一の支持架台を支持する該架台支持構造が上
    記A字形フレームの外側端に一端が取付けられた横部材
    と、該横部材から外側に伸びる一対の支持部材とを具備
    し、該部材はすべて、実質的に上記A字形フレームと同
    一平面内にあることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    に記載の避難装置。 4、該横部材および該支持部材が上記A字形フレームに
    統合されていることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    に記載の避難装置。 5、該支持架台が救命艇を支持するように方向づけされ
    ており、該救命艇はそれ自体上記プラットフォームの側
    面に垂直の方向に向けられ、該救命艇は、該プラットフ
    ォームから進水することを特徴とする特許請求の範囲第
    2項に記載の避難装置。 6、上記支柱がプラットフォームの主横行ガーダに回動
    自在に取付けられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項、第2項、または第3項のいずれか1項に記載
    の避難装置。 7、上記半ば水中に没しているプラットフォーム上にお
    いて使用され、その場合、該支持構造が該プラットフォ
    ームの主横行ガーダに浮桟橋の高さの近くで回動自在に
    取付けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項、第2項、または第3項のいずれかに記載の避難装置
    。 8、該支持架台が進水中の該救命艇の釣合いを維持する
    機構を具備していることを特徴とする特許請求の範囲第
    5項に記載の避難装置。 9、上記機構は、該支持架台の方向づけに関する歯車列
    であり、それによって、該架台支持構造の位置に対し該
    救命艇の釣合いが維持されることを特徴とする特許請求
    の範囲第8項に記載の避難装置。 10、上記機構が該支持架台の方向づけに関するケーブ
    ル・リール装置であり、それにより該架台支持構造の位
    置に対し該救命艇の釣合いが維持されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第8項に記載の避難装置。 11、上記回動手段が、ケーブル・ウインチ装置である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の避難装
    置。 12、上記ウインチには遠心クラッチが設けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の避難
    装置。 13、上記避難専用通路が気密であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の避難装置。 14、該救命艇は全体的に覆い包まれた形式の艇であり
    、該艇のハッチが該避難専用通路によって囲まれている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載の避難
    装置。 15、該居住域と上記避難専用通路の間に密封可能なハ
    ッチが設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第13項に記載の避難装置。 16、上記密封可能なハッチが該居住域の食堂からの通
    路に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    15項に記載の避難装置。 17、該避難専用通路がガスボトル、防災服および救命
    胴衣を含む救命具の保管施設を含んでいることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の避難装置。 18、該救命艇が環境およびプラットフォームの状況を
    探知監視する艇搭載コンピュータを具備していることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の避難装置。 19、該コンピュータが該救命艇の進水を制御すること
    を特徴とする特許請求の範囲第18項に記載の避難装置
    。 20、海洋掘削機械または海洋掘削プラットフォーム用
    の避難装置であって、救命艇進水構造を具備し、該進水
    構造は少くとも1個の支柱を有しており、該支柱はその
    一端がプラットフォームの上部構造に揺動自在に取付け
    られ、他端は少くとも1基の救命艇支持架台を保持し、
    該支柱は上限位置および下限位置間に回動可能であり、
    さらに、上記進水構造に該上限位置から該下限位置への
    回動を行わせる回動手段と、環境およびプラットフォー
    ムの状況を探知監視するべく該救命艇に取付けられた艇
    塔載コンピュータとを具備する避難装置。 21、該コンピュータが進水手続きの第1段階において
    、該救命艇のハッチが正しく密封されたことを探知する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第20項に記載の避難
    装置。 22、該コンピュータが命令を受けた際に救命艇のエン
    ジン始動、救命艇の圧縮空気装置始動および該艇内空気
    の初期状態監視と調整、ならびに救命艇の無線方向探知
    器の始動のうちの少くとも1つを自動的に実行すること
    を特徴とする特許請求の範囲第20項に記載の避難装置
    。 23、該コンピュータが命令を受けた際に上記回動手段
    が作動されて、該救命艇が進水させられることを特徴と
    する特許請求の範囲第20項に記載の避難装置。 24、該艇の上記架台からの離脱が行なわれたこと、ま
    たは行なわれようとしていることを示す自動信号を受信
    することによって、該コンピータが該救命艇のトランス
    ミッションを係合させて、該エンジンをフル駆動させる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第23項に記載の避難
    装置。 25、該離脱が行なわれ、または行なわれようとしてい
    ることを示す信号を受信することによって、該コンピュ
    ータが救命艇のスプリンクラ装置、レーダ応答装置、お
    よびタイマ装置のうちの少くとも1つを起動させること
    を特徴とする特許請求の範囲第24項に記載の避難装置
    。 26、該コンピュータが上記トランスミッションの係合
    および該艇エンジンのフル駆動をまって、予め設定した
    時間中羅針盤の軸受を検知することにより、該艇の進路
    を制御することを特徴とする特許請求の範囲第24項に
    記載の避難装置。 27、上記予め設定された時間の終了に引き続き、該コ
    ンピュータが該無線方向探知器によって受信される信号
    を検知することにより、該艇の進路を制御することを特
    徴とする特許請求の範囲第26項に記載の避難装置。 28、該コンピュータがシーケンスに従って該救命艇の
    進水を制御し、該シーケンスには、手動により救命艇の
    ハッチを閉じた際に、該コンピュータが正しいハッチ閉
    鎖を確認して妥当な信号を責任者に送ること、責任者か
    らの指示を受けた際に、該コンピュータによって、救命
    艇のエンジン、圧縮空気装置および無線方向探知器を始
    動させて妥当な信号を責任者に送ること、責任者からの
    指示を受けた際に、該コンピュータよって、該救命艇を
    進水させるべく上記回動手段を始動させること、該架台
    からの該艇の離脱が行なわれたか、または行なわれよう
    としているかを示す自動信号を受信した際に、該コンピ
    ュータによって、該救命艇のトランスミッションを係合
    させて、該エンジンをフル駆動させることが含まれてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第20項に記載の避
    難装置。 29、該架台からの該救命艇の離脱に引き続き、該コン
    ピュータが予めプログラムされた羅針路を検知すること
    により、あるいは該無線方向探知器からの信号を検知す
    ることにより、該信号に応じて該艇の方向舵、または梶
    取り装置を操作して、該艇の進路を制御することを特徴
    とする特許請求の範囲第28項に記載の避難装置。 30、該コンピュータが予め設定されたシーケンスに従
    い、受信した信号に応じて、次のような機能、すなわち
    救命艇ハッチの密封状態を検知する機能、救命艇のエン
    ジンを始動させる機能、救命艇の空気の状態を監視して
    調整する機能、該進水構造の回動を起動する機能、該架
    台からの該艇の離脱を確認する機能、救命艇のトランス
    ミッションを係合させてフル運動を行わせる機能、救命
    艇のスプリンクラ装置を始動させる機能、タイマを始動
    させる機能、羅針盤示度を検知して、その羅針盤示度に
    基づいて予め設定された時間中進路を制御する機能、レ
    ーダ応答装置および無線方向探知器を起動させる機能、
    ならびに該予め設定された時間終了後に該無線方向探知
    器によって受信される信号に基づいて進路を制御する機
    能を果すようになっていることを特徴とする特許請求の
    範囲第28項に記載の避難装置。 31、上記避難専用通路が気密であることを特徴とする
    特許請求の範囲第19項に記載の避難装置。 32、該救命艇が全体的に覆い包まれており、該艇のハ
    ッチが該避難専用通路によって囲われていることを特徴
    とする特許請求の範囲第31項に記載の避難装置。 33、密封可能なハッチが該居住域と該避難専用通路間
    に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第3
    2項に記載の避難装置。 34、該密封可能なハッチが該居住域の食堂からの通路
    に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第3
    3項に記載の避難装置。 35、該避難専用通路がガスボトル、防災服および救命
    胴衣を含む救命具の保管施設を含んでいることを特徴と
    する特許請求の範囲第34項に記載の避難装置。
JP61286894A 1985-12-04 1986-12-03 海洋掘削プラツトフオ−ム用避難装置 Pending JPS62203898A (ja)

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