JPS62203655A - 孔型付圧延ロ−ル用鋳型 - Google Patents

孔型付圧延ロ−ル用鋳型

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JPS62203655A
JPS62203655A JP4578086A JP4578086A JPS62203655A JP S62203655 A JPS62203655 A JP S62203655A JP 4578086 A JP4578086 A JP 4578086A JP 4578086 A JP4578086 A JP 4578086A JP S62203655 A JPS62203655 A JP S62203655A
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JP
Japan
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roll
mold
ring
caliber
casting
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Pending
Application number
JP4578086A
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English (en)
Inventor
Yoshito Seto
瀬戸 良登
Hideo Fujita
秀雄 藤田
Tsunao Kawanaka
綱夫 川中
Masayuki Kato
正幸 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は孔型付圧延ロール用鋳型に関する。
]従米枝術] 従来より鋼管および条鋼圧延用ロールには、通常孔型が
設けられており、そして、この孔型付圧延ロールの孔型
部を鋳造により鋳出しするための鋳型は種々提案されて
いる。
例えば、第3図に示すような、アーバー5の周りに外I
vJ2と内層4よりなる複合スリーブロール1は焼去面
6で焼去めされて孔型付圧延ロール1はおいて、この外
層2および内IvJ4は第4図に示すような金型26に
ロールの孔型となる孔型形成用リング27を有し、その
上下に上蓋24、下蓋25のある鋳型による竪型遠心力
鋳造により製造され(特公昭54−042933号公報
参照)、また、第5図に示すように、圧延用ロール孔型
部の冷却効果を大きくするために、金枠17に孔型形成
用リング18とその上下に砂型部15.16を設け、そ
の上下に上1i13、下蓋14を設けた竪型遠心力鋳造
鋳型により製造されたり、さらに、第6図に示すように
金枠17に孔型形成用リング23とその上下に該リング
と同材料の型部15.1Gとを設け、その上下に上蓋2
4、下蓋20を設けた鋳型で竪型遠心力鋳造により製作
されていた。
しかして、これらの鋳型は何れも圧延ロールの孔型形成
用のリングを鋳型内に設け、このリング部によって孔型
な鋳出し、かつ、急冷効果によってロール孔型部に急冷
m密組織を得ることを目的としているが、孔型形成用リ
ングが鉄(鋳鉄)の金属材の場合は冷却効果は大きいが
、変形による鋳造謂れが生じ、また、鋳物砂は勿論のこ
と黒鉛成形体および炭化珪素成形体のような金属材以外
のものは冷却効果が小さく圧延ロール孔型部に急冷緻密
組織が得られない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記に説明したような従来における孔型付圧延
ロール用鋳型における問題点に鑑みなされたものであり
、本発明者が鋭意研究を行なった結果、竪型遠心力鋳造
鋳型による孔型付圧延ロールの鋳造における鋳造割れを
防止すると共に圧延ロールの花型部の冷却効果の優れた
孔型形成用リングを使用し、高品質の孔型付圧延ロール
をgJJaすることができる孔型付圧延ロール用シ1型
を開発したのである。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る孔型付圧延ロール用鋳型の特徴とするとこ
ろは、 孔型付圧延ロールを成形するための鋳型であって、ロー
ルの孔型形成用金属体の全面に炭化珪素と金属粒との混
合物を一定の厚さに被覆したロール形型形成用リングと
該リング上下に設けた砂型部とを金枠内部に設置し、そ
の上下に上蓋と下蓋を設けたことにある。
本発明に係る孔型付圧延ロール用鋳型について以下詳細
に説明する。
通常孔型付圧延ロール1はPt53図に示すよう4二、
複合スリーブ型で、高合金白鋳鉄の外層2と強靭鋳鉄ま
たは強靭鋳鋼の内層4よりなり、圧延用孔型3が外層2
の外周面に設けられ、アーバー5に焼去めまたは組立て
られるのである。6は焼成面または組立面である。
そして、上記したように圧延ロールのスリーブ材を鋳造
するために、例えば、第1図およブ第2図に示すような
本発明に係る孔型付圧延ロール用鋳型を使用する。
第1図において、孔型付圧延ロール用鋳型は、ロールの
孔型形成用金属体の全面に炭化珪素と金属粒との混合物
を一定の厚さに被覆したロール孔型形成用リング7とそ
の上・下に砂型部8.9を金枠10の内部に設置し、そ
の上・下に砂付上蓋11と下蓋12とを設けた構造であ
る。
このような構成の孔型付圧延ロール用鋳型における孔型
形成用リングは、一体リングまたは2以上に分割できる
組合せリングとすることができ、この孔型形成用リング
の構成および材料について以下具体的に説明する。
この孔型形成用リングは、第2図に示すように、孔型形
成用金属体28の全面に凝固収縮による製品の鋳造割れ
を防止するため、冷却能が大きく、かつ、崩壊性のある
物質29を一定の厚さく長手方向、即ち、輪方向の収縮
によって割れが生じない量)に被覆したものである。
そして、崩壊性のある材質としては、骨材として冷81
効果の大きい炭化珪素を、添加物としてスチールショッ
トまたは銅粒等の金属粒を、また、バイングーとして水
プラスよりなる物質29をCO。プロセスにより上記金
属体28全面に被覆する。この場合、炭化珪素と金属粒
との重量比は1/2以下であり、金属粒の直径は2 、
0 +nm以下である。この範囲外では崩壊性および冷
却能が劣化する。
このような構成のロール孔型形成用リングの効果を比較
例と共に説明する。
ロール孔型形成用リングの材質として、(a)鉄 (1))黒鉛(100%) (c)炭化珪素(100%) (d)  本発明に係る孔型付圧延ロール用鋳型のロー
ル孔型形成用リング(炭化珪素とスチールシうントの重
量比1:4、ショット直径1.0111111%厚さ1
0III111)を使用し、これに、C3,55wt%
、S i 0.90wL%、Mn 0972w1%、P
 O,003wt%、S 00013w1%、Ni 0
.10wt%、Cr 0115+ut%、Mo 0.0
3wL%、残部Feおよび不純物からなる鋳鉄を鋳込ん
だ。
第7図(d)は明らかに第7図(b)(c)よりチル効
果に優れ、第7図(a)と同程度の冷却能を示している
ことがわかる。また、第7図(b)(c)(d)のロー
ル孔型形成用リングの場合、高温で抗圧力が低下し、軟
化するため、金属よりなるロール孔型形成用リングの場
合に発生する製品の鋳造割れを防止することができる。
さらに詳細に説明すると、ロール材の場合適量のセメン
タイト、微細均一な基地組織が必要とされるが、通常、
金型鋳造による2、冷効果によって得ており、従って、
金型と同様な冷却効果を保有していればよい。これが第
7図(a)に示す場合である。そして、カリバー鋳造の
場合、リングチラーを用いれば同様な冷却効果が得られ
る可能性はあるが、凝固時の収縮によってリングチラー
を抱き込み鋳造割れを生じる危険性がある。
本発明に係る孔型付圧延ロール用鋳型においては、この
急冷効果があり、かつ、鋳造割れを防止することができ
、この急冷効果について、第7図(b)(c)は均一な
チル効果が得られておらず、しかし、第7図(d)はt
jS7図(a)に近い効果が得られている。また、鋳造
割れは、炭化珪素と金属粒との混合物のパイングーとし
て水プラスを用いているので高温における抗圧力が低下
(軟化)するため、凝固収縮時の割れを防止することが
できる。
このように、本発明に係る孔型付圧延ロール用鋳型に設
置されているロール孔型形成用リングは、冷却能に優れ
、かつ、鋳造割れ防止機能を有するものである。
[実施例] 本発明に係る孔型付圧延ロール用鋳型の実施例を説明す
る。
実施例 第1図に示す鋳型を使用して、 ロール外径 φ1150、孔型直径 φ320、胴長 
6801 の複合チルドロールを竪型遠心力鋳造法により製造した
この時の鋳型のロール孔形成用リングは、・1分割の鋳
鉄金属体に炭化珪素とスチールシタットとの重量比1:
5、スチールショット直径0 、5 +am6・らなる
物質を10mmの厚さに被覆したものである。
鋳造された孔型付圧延ロールは、孔型部の周辺−二外殻
チル組織を有する高品質のものが製造された。
なお、鋳造溶湯成分は、 外殻 C3,32wt%、Si O,35wL%、Mn
0.33u+t%、P 00098w1%、S 010
28wt%、Ni 2.31wL%、Cr 1.15u
+L%、Mo 0.33wL%、残部Fe。
内殻 C3,58u+L%、S i 2.10wt%、
Mn 0.55社%、P 00050w1%、S 00
020Lut%、Ni O,(75wt%、Cr O,
15u+L%、Mo 0.08wL%、残部Feである
なお、本発明に係る孔型付圧延ロール用鋳型は竪型遠心
鋳造の池に水平型および傾斜型遠心鋳造にも適用するこ
とができる。
[発明の効果1 以上説明したように、本発明に係る孔型付圧延ロール用
鋳型は上記の構成であるから、ロール孔型形成用リング
の冷却効果が良好であるので、ロール孔型部の冷却効果
に優れ、かつ、ロール孔型形成用リングが高温で軟化す
るので変形による鋳造割れが防止でき、高品質の孔型付
圧延ロールを製造することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
@1図および第2図は本発明に係る孔型付1’E延ロー
ル用鋳型の例を示す概略断面図、第3図は複合スリーブ
型孔型付圧延ロールの断面図、第4図、第5図、第6図
は従来の孔型付圧延ロール鋳造用鋳型の概略断面図、p
tSV図はロール孔形成月1リングの複数の材質により
得られた製品のチル効果を示す顕微鏡写真である。。 7・・ロール孔型形成用リング、8.9・・砂型部、1
0・・金枠、11・・上蓋、12下蓋。 才1図 予3図 矛5図 1ス 斧6【り A 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和61年特許願第045780号 2、発明の名称 孔型付圧延ロール用鋳型 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 大阪市浪速区敷津東1丁目2番47号名称 (1
05)  久保田鉄ニ[株式会社代表者三野重和 4、代理人 住所 東京都江東区南砂2丁目2番15号藤和東陽町コ
ープ901号 O1仙止fir竹の日11 6、補正の対象 (1)  明細書の発明の詳細な説明の欄(2)明細書
の図面の簡単な説明の欄 (3)第7図 7、補正の内容 別紙の通り (1)明細書第6頁19行、20行、同じく第7頁1行
、10行、17行、19行の「第7図」を「参考図Jと
補正d′る。 (2)明細書第6頁1行〜IO行の「、第7図はロール
孔形成用リングの複数の材質により得られた製品のデル
効果を示す顕微鏡写真」を削除する。 (3)第7図を参考図として提出する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 孔型付圧延ロールを成形するための鋳型であって、ロー
    ルの孔型形成用金属体の全面に炭化珪素と金属粒との混
    合物を一定の厚さに被覆したロール孔型形成用リングと
    該リング上下に設けた砂型部とを金枠内部に設置し、そ
    の上下に上蓋と下蓋を設けたことを特徴とする孔型付圧
    延ロール用鋳型。
JP4578086A 1986-03-03 1986-03-03 孔型付圧延ロ−ル用鋳型 Pending JPS62203655A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110666096A (zh) * 2019-09-29 2020-01-10 含山县能华铸造有限公司 一种用于制备溃散性好的铸造型砂方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110666096A (zh) * 2019-09-29 2020-01-10 含山县能华铸造有限公司 一种用于制备溃散性好的铸造型砂方法
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