JPS62200B2 - - Google Patents

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JPS62200B2
JPS62200B2 JP10999984A JP10999984A JPS62200B2 JP S62200 B2 JPS62200 B2 JP S62200B2 JP 10999984 A JP10999984 A JP 10999984A JP 10999984 A JP10999984 A JP 10999984A JP S62200 B2 JPS62200 B2 JP S62200B2
Authority
JP
Japan
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solid
usability
weight
solid detergent
swelling
Prior art date
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Expired
Application number
JP10999984A
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English (en)
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JPS60252700A (ja
Inventor
Masako Nakao
Yasuhiro Arai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、固形洗浄料に関する。更に詳しくは
泡立ちや固形洗浄料の固形物性(膨潤、キレツ
等)に悪影響をおよぼすことなく、使用中や使用
後に皮膚になめらかな感じやしつとりした感じを
与える等の使用性が大幅に改良された固形洗浄料
に関する。 固形洗浄料は、その対象を人体としていること
から、その本来の機能である「洗浄」の他に使用
中及び使用後の好ましい使用感が求められる。こ
こでいう好ましい使用感とは、使用中及び使用後
に皮膚がなめらかな感触を持ち、かつしつとりと
して、かさつき、つつぱりといつた感覚を過度に
感知しないことである。この為に、固形洗浄料に
は従来より、使用性向上剤として種々の物質が配
合されてきた。 例えば、高級アルコール、炭化水素に代表され
るような油分を少量配合することにより、使用時
のなめらかさを付与したり、プロピレングリコー
ルに代表されるような保湿剤を配合することによ
り、しつとり感を付与する等が実施されている。 しかし、これら従来から使用されている物質を
配合すると、泡立ちを極端に悪化させてしまつた
り、あるいは固形洗浄料の固形物性に悪影響をお
よぼす等、他の物性への影響が大きい場合が多
く、改良が望まれていた。 本発明者等は、この様な現状に応えるべく鋭意
研究の結果、ポリオキシエチレンアルキルグルコ
シドエーテルを配合することにより、泡立ちや固
形洗浄料の固形物性には悪影響をおよぼすことな
く、使用中は皮膚になめらかな感じを与え、使用
後もうるおいを保つてしつとりした感じを皮膚に
与えて、過度にかさついた感じやつつぱつた感じ
等を与えない固形洗浄料を得、本発明を完成する
に至つた。 即ち本発明は、高級脂肪酸塩、アルキル硫酸
塩、アシルイセチオン酸塩、N−アシル酸性アミ
ノ酸塩及びシヨ糖脂肪酸エステルの一種又は二種
以上を主基剤としてなる固形洗浄料において、下
記式で示されるポリオキシエチレンアルキルグル
コシドエーテル0.1〜5重量%を含有することを
特徴とする固形洗浄料を提供するものである。 R−C6H10O5−(OCH2CH2)nOH (式中、Rはメチル、エチル又はプロピル基を
表し、nは5〜20の数を表す。) 以下、本発明の構成について述べる。 本発明で用いるポリオキシエチレンアルキルグ
ルコシドエーテルはアルキルグルコシドにエチレ
ンオキサイドを付加して得られる淡黄色粘性液体
であり、公知の物質である。エチレンオキサイド
5モル付加体及び10モル付加体は、CTFA
Cosmetic Ingredient Dictionary Third Editon
1982にも収載されている。本発明で用いるポリオ
キシエチレンアルキルグルコシドエーテルのエチ
レンオキサイド平均付加モル数は5〜20モル、好
ましくは10〜15モルの範囲に存する。 また、分子中のアルキル基としては、メチル
基、エチル基、プロピル基等があるが、好ましく
はメチル基である。 本発明におけるポリオキシエチレンアルキルグ
ルコシドエーテルの配合量は固形洗浄料全量中の
0.1〜5.0重量%が好ましく、さらに好ましくは0.2
〜2.0重量%の範囲である。 上記配合量のポリオキシエチレンアルキルグル
コシドエーテルの配合により、固形洗浄料の泡立
ち及び固形物性に悪影響をおよぼすことなく、使
用中のなめらかな感触及び使用後の皮膚のしつと
りした感触を付与することができる。配合量が
0.1重量%未満ではなめらかな感触やしつとり感
が満足できるものとならず、また、5.0重量%を
越えて配合すると固形洗浄料が軟化傾向になる。 本発明の固形洗浄料の基剤として使用される界
面活性剤としては、高級脂肪酸塩、アルキル硫酸
塩、アシルイセチオン酸塩、N−アシル酸性アミ
ノ酸塩、シヨ糖脂肪酸エステル等が用いられ、こ
れらは1種又は2種以上が任意に選択される。 本発明においてはポリオキシエチレンアルキル
グルコシドエーテルの他に、固形洗浄料に適用さ
れる一般的な成分や添加剤を必要に応じて配合す
ることはもちろん、従来より使用されている使用
性向上剤を併用することも可能である。即ち、高
級アルコール、ラノリン、ラノリン誘導体、流動
パラフイン等の油性成分、プロピレングリコー
ル、グリセリン、ポリエチレングリコール等の保
湿剤、水溶性高分子物質(アニオン性、非イオン
性、カチオン性のものも含む)、ビタミン等の薬
剤、防腐剤、ジンクピリチオン等の殺菌剤、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、レシチン、ゼラチン等の
動植物抽出物あるいはその誘導体、色素、香料、
ナイロン、ポリエチレン等のポリマー微粉末等を
含むことができる。当然のことながら、これらは
本発明の効果を損わない質的、量的範囲内で使用
されなければならない。 本発明は、固形洗浄料の外観的な透明あるいは
不透明にかかわらず適用される。 次に本発明の実施例を示す。なお配合量は重量
%である。又、効果の測定は以下の試験法、評価
法によつた。 (1) 使用性試験 各試料につき、男女各5名、合計10名のパネ
ルを用い左右どちらか一方の顔を試料で、他方
の顔をコントロールで洗浄してすすぎ、タオル
で水を拭きとつた後、左右の使用性(使用中の
なめらかさ、使用後のしつとりさ)を判定し
た。 ◎…使用性非常に良好:10人中8〜10名がコン
トロールにくらべ、試料側の使用性が良いと
答えた場合。 〇…使用性良好:10人中6〜7名がコントロー
ルにくらべ、試料側の使用性が良いと答えた
場合。 △…使用性普通:10人中4〜5名がコントロー
ルにくらべ、試料側の使用性が良いと答えた
場合。 ×…使用性不良:10人中0〜3名がコントロー
ルにくらべ、試料側の使用性が良いと答えた
場合。 (2) 泡立ち 上記使用性試験に準じて10名のパネルを用い
て行い、同様の評価基準で泡立ちを評価した。 (3) 固形物性試験 膨潤度試験法 あらかじめ、重量を測定した試料を針金で
つるして20℃に保たれた200mlの水道水に浸
す。2時間後に取り出し、重量を測定し、次
の式を用いて膨潤度(吸水%)を求めた。 膨潤度(吸水%)=b−(a−c)/a−c×100 ただし、a:浸漬前の重量(g) b:浸漬後の重量(g) c:水中に溶け出した重量(g) ◎…耐膨潤性 非常に良好、膨潤度17%未満 〇… 〃 良好、膨潤度17%以上21%未
満 △… 〃 普通、膨潤度21%以上25%未
満 ×… 〃 悪い、膨潤度25%以上 亀裂試験法 針金を用いて試料を5℃に保たれた水道水
の中に2時間浸す。その後、これを取り出し
て5℃に保たれた送風型恒温槽に24時間放置
後、亀裂の程度を判定した。 ◎…亀裂性 非常に良好、亀裂なし、またはご
く軽度の亀裂。 〇…亀裂性 良好、浅く、小さな亀裂。 △…亀裂性 普通、浅く、中程度の亀裂。 ×…亀裂性 悪い、全面に亀裂また深い亀裂。 実施例 1〜6 次の表−1に記載の配合組成よりなる固形洗浄
料を常法により調製し、使用性、泡立ち及び固形
物性を調べた。 結果を表−1に示す。 表−1より明らかなように、本発明例は使用
性、泡立ち及び固形物性のすべてにおいて優れた
性能を示した。
【表】 実施例 7 (重量%) POE(10モル)メチルグルコシ ドエーテル 0.5 エデト酸三ナトリウム塩 0.3 香料 1.0 色剤 適 量 石けん素地 残 余 上記組成よりなる固形洗浄料を常法により調整
した。このもので洗浄した時、なめらかで洗顔後
もしつとりとした使用感であつて、かつ膨潤、亀
裂等の固形物性に優れていた。 実施例 8 (重量%) POE(20モル)メチルグルコシ ドエーテル 1.0 グリセリン 0.5 ヘキサメタリン酸ソーダ 0.3 香 料 1.0 色 料 適 量 石けん素地 残 余 上記組成よりなる固形洗浄料を常法により調整
した。このものは非常にしつとりした使用感であ
つて、かつ膨潤、亀裂等の固形物性に優れてい
た。 実施例 9 (重量%) POE(10モル)エチルグルコシ ドエーテル 0.7 エデト酸三ナトリウム塩 0.3 香 料 1.0 色 剤 適 量 石けん素地 残 余 上記組成よりなる固形洗浄料を常法により調整
した。このもので洗顔した時、なめらかで洗顔後
もしつとりとした使用感であつてかつ、膨潤、亀
裂等の固形物性に優れていた。 実施例 10 (重量%) POE(15モル)メチルグルコシ ドエーテル 0.3 セタノール 5.0 アミソフトGS−11** 80.0 キレート化剤 0.3 香料 1.0 色剤 適 量 イオン交換水 残 余 **味の素(株)製のN−アシルグルタミン酸モノ
Na塩(アシン基:混合脂肪酸残基) 上記組成よりなる固形洗浄料を常法により調製
した。このものは非常になめらかでしつとりとし
た使用感であつて、かつ膨潤、亀裂等の固形物性
に優れていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高級脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アシルイセ
    チオン酸塩、N−アシル酸性アミノ酸塩及びシヨ
    糖脂肪酸エステルの一種又は二種以上を主基剤と
    してなる固形洗浄料において、下記式で示される
    ポリオキシエチレンアルキルグルコシドエーテル
    0.1〜5重量%を含有することを特徴とする固形
    洗浄料。 R−C6H10O5−(OCH2CH2)nOH (式中、Rはメチル、エチル又はプロピル基を
    表し、nは5〜20の数を表す。)
JP10999984A 1984-05-30 1984-05-30 固形洗浄料 Granted JPS60252700A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10999984A JPS60252700A (ja) 1984-05-30 1984-05-30 固形洗浄料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10999984A JPS60252700A (ja) 1984-05-30 1984-05-30 固形洗浄料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60252700A JPS60252700A (ja) 1985-12-13
JPS62200B2 true JPS62200B2 (ja) 1987-01-06

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ID=14524528

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JP10999984A Granted JPS60252700A (ja) 1984-05-30 1984-05-30 固形洗浄料

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PE39099A1 (es) * 1996-11-07 1999-04-29 Henkel Corp Pastilla para limpieza personal de glicerina con poliglucosido alquilo

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JPS60252700A (ja) 1985-12-13

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