JPH0449219A - ヘアーコンディショナー - Google Patents

ヘアーコンディショナー

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JPH0449219A
JPH0449219A JP16100090A JP16100090A JPH0449219A JP H0449219 A JPH0449219 A JP H0449219A JP 16100090 A JP16100090 A JP 16100090A JP 16100090 A JP16100090 A JP 16100090A JP H0449219 A JPH0449219 A JP H0449219A
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Hidefumi Fujita
藤田 秀文
Yutaka Hayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、毛髪に艶、なめらかさ、潤いを付与し、毛髪
をしなやかにするとともに、毛髪の艶、なめらかさを長
期間持続させ得るヘアーコンディショナーに関する。
〔従来の技術〕
従来、ヘアーコンディショナーとしては、一般に、毛髪
に対して柔軟化作用を有するカチオン性界面活性剤を主
剤とし、このカチオン性界面活性剤とノニオン性界面活
性剤とで油性成分、保湿剤などを乳化したものが用いら
れていた(たとえば、「最新化粧品化学」、日本化粧品
技術者合線、(株)薬事日報社発行、2191〜193
、「フレグランスジャーナル」階32 (1978) 
、p61〜62など)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このヘアーコンディショナーは、毛髪を
しなやかにする作用は優れているものの、カチオン性界
面活性剤が毛髪に吸着して毛髪上に強固な被膜を形成す
るため、油性成分がこのカチオン性界面活性剤の被膜に
よって毛髪中に浸透することができず、油性成分が毛髪
上に付着しているだけであるため、洗髪によって洗い流
され、それに伴って毛髪の艶、なめらかさが失われてし
まうという問題があった。
したがって、本発明は、毛髪に艶、なめらかさ、潤いを
付与し、毛髪をしなやかにするとともに、毛髪の艷、な
めらかさを長期間持続させ得るヘアーコンディショナー
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ヘアーコンディショナーヲ、ベヘニンMを0
.5〜3.0重量%、トリエタノールアミンを0.1〜
1.0重量%、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウ
ムを0.2〜2.0重量%、シリコーンオイルと鉱物系
油性材料とを含む油性成分を3.0〜40.0重量%お
よびノニオン性界面活性剤とアニオン性界面活性荊とを
含む界面活性剤を1.0〜10.0重量%配合し、水に
乳化した組成物で構成することによって、上記目的を達
成したものである。
すなわち、本発明のへアーコンディショナーでは、ベヘ
ニン酸とトリエタノールアミンとで形成されるせっけん
(石鹸)で油性成分を乳化しているので、油性成分が低
粘度でかつ微粒子で乳化し、しかもカチオン性界面活性
剤に代えてポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウムを
用い、このポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウムで
毛髪をしなやかにさせるので、従来のカチオン性界面活
性剤を使用したヘアーコンディショナーのように油性成
分の毛髪中への浸透が妨げられることなく、油性成分が
毛髪中に浸透し、その毛髪中に浸透した油性成分が経時
的ないしは必要に応して(つまり、毛髪上の油性成分が
失われると)毛髪表面ににじみでてくるので、毛髪の艶
、なめらかさが洗髪によって失われることなく、長期間
持続するのである。
本発明のへアーコンディショナーにおける各成分とその
作用について、詳しく説明すると次の通りである。
まず、本発明のへアーコンディショナーが従来のへアー
コンディショナーと特に異なっているところは、本発明
のへアーコンディショナーでは、ベヘニン酸とトリエタ
ノールアミンとでせっけん(石鹸)を形成させ、このせ
っけんで油性成分を水に低粘度で、かつこまかい乳化粒
子で、しかも安定した状態に乳化していることである。
そして、上記せっけん乳化系を形成するにあたって、高
級脂肪酸として特にベヘニン酸を使用しているのは、ベ
ヘニン酸は分子量が大きく、上記のように乳化粒子をこ
まかくさせることや、油性成分が比較的多い場合でも安
定した状態で乳化させるのに適している上に、それ自身
で毛髪にしっとり怒、つまり潤いを付与する性質を有し
ているからである。
また、上記せっけん乳化系を形成するにあたって、アル
カリ剤としてトリエタノールアミンを用いるのは、トリ
エタノールアミンが低粘度でかつ安定した乳化状態を形
成するのに適しており、また、それ自身で毛髪に艶を付
与する性質を有しているからである。
本発明において、上記ベヘニン酸の配合量としては0.
5〜3.0%(重量%、以下においても濃度を示す%は
いずれも重量%である。また、配合量はいずれもそれが
ヘアーコンディショナー中で占める量で示す)にするが
、これはベヘニン酸の配合量が0.5%より少ない場合
はせっけん乳化系を形成して油性成分を微小粒子で乳化
させる効果が充分に発揮することができず、また、ベヘ
ニン酸の配合量が3.0%より多くなると、粘度が高(
なり、乳化粒子も大きくなるからである。このベヘニン
酸の特に好ましい配合量は1.0〜2,8%である。
また、トリエタノールアミンの配合量としては0.1〜
1.0%にするが、これはトリエタノールアミンの配合
量が0.1%より少ない場合はせっけんを形成して油性
成分を微小粒子で乳化させる効果が充分に発揮すること
ができず、また、トリエタノールアミンの配合量が1.
0%より多くなると、アルカリ性が強くなり、毛髪が損
傷を受けるようになるからである。このトリエタノール
アミンの特に好ましい配合量は0.3〜0.6%である
本発明においては、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジ
ニウムを0.2〜2.0%配合するが、このポリ塩化ジ
メチルメチレンピペリジニウムはカチオン性ポリマーの
一種であり、毛髪に吸着して毛髪に潤いを与えるととも
に毛髪をしなやかにする。
本発明において、カチオン性ポリマーとして特にポリ塩
化ジメチルメチレンピペリジニウムを用いるのは、ポリ
塩化ジメチルメチレンピペリジニウムの毛髪をしなやか
にする作用の持続性が優れていて、毛髪のしなやかさが
長期間保たれるからである。ただし、このポリ塩化ジメ
チルメチレンピペリジニウムは、従来使用のカチオン性
界面活性剤に比べてカチオン性が小さく、カチオン性界
面活性剤のように毛髪上に強固な被膜を形成して油性成
分の毛髪中への浸透を妨げることがない。
本発明においては、このポリ塩化ジメチルメチレンピペ
リジニウムを0.2〜2.0%配合するが、これはポリ
塩化ジメチルメチレンピペリジニウムの配合量が0,2
%より少ない場合は毛髪に潤いを与える効果や毛髪をし
なやかにする効果が充分に発揮されず、また、ポリ塩化
ジメチルメチレンピペリジニウムの配合量が2.0%よ
り多くなると、乳化状態が損なわれて商品価値が低下し
たり、毛髪がベタツクようになるからである。このポリ
塩化ジメチルメチレンピペリジニウムの特に好ましい配
合量は0.5〜1.5%である。
また、上記ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウムは
、前記のベヘニン酸とトリエタノールアミンとが反応し
てせっけんを形成したとき、そのせっけんと複合体を形
成して毛髪をしなやかにする効果がより一層顕著に発揮
されるようになる。
そして、このポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム
は、濃度40%の水溶液のものが旭電化工業社からアデ
カカチオエースPD−50の商品名で市販されていて、
容易に入手することができる。
油性成分は、シリコーンオイルと鉱物系油性材料を必須
成分として含むものである。シリコーンオイルは毛髪に
艶、なめらかさを付与し、毛髪のくし通り性を良好にす
るとともに、大気中などの外部から毛髪に水分が付着す
るのを防止する作用をする。
上記のシリコーンオイルとしては、たとえば、メチルポ
リシロキサン、メチルポリシクロシロキサン、メチルフ
ェニルシロキサンなどを用いることができる。
一方、鉱物系油性材料としては、たとえば、流動パラフ
ィン、パラフィンワックス、ワセリン、α−オレフィン
オリゴマーなどが挙げられ、これらの鉱物系油性材料も
毛髪に艶、なめらかさを付与して、毛髪のくし通り性を
良好にし、かつ毛髪の潤いを保つ作用をする。
本発明において、油性成分は、上記シリコーンオイルや
鉱物系油性材料以外にも、たとえば、ヒマシ油、ホホバ
油、アボガド油、アルモノド油などの植物油、ミリスチ
ン酸エステル、アジピン酸エステル、イソオクタン酸エ
ステル、オレイン酸エステルなどの高級脂肪酸エステル
、セチルアルコール、ステアリルアルコール1.オレイ
ルアルコール、2−オクチルドテカノールなどの高級ア
ルコールなどを含んでいてもよい。
本発明においては、上記油性成分を3.0〜40.0配
合するが、これは油性成分の配合量が3.0%より少な
い場合は毛髪に艶、なめらかさを付与し、毛髪のくし通
り性を良好にする効果や毛髪の潤いを保つ効果が充分に
発揮されず、また、油性成分の配合量が40.0%より
多くなると、均一な乳化状態が得られなくなるとともに
、毛髪がベトツクようになるからである。この油性成分
の特に好ましい配合量は5〜20%の範囲である。
そして、上記油性成分において、シリコーンオイルは1
〜10%の範囲が好ましく、また、鉱物系油性材料は2
〜30%にするのが好ましい。
界面活性剤は、ノニオン性界面活性剤とアニオン性界面
活性剤とを含むものであり、ノニオン性界面活性剤は油
性成分を水中に乳化させる作用をする。ただし、このノ
ニオン性界面活性剤で乳化させただけでは本発明で目的
とするような低粘度でかつ微小粒子での乳化状態は得ら
れない。
一方、アニオン性界面活性剤は、油性成分が毛髪内に浸
透するのを容易にさせる浸透剤として作用するものであ
る。
ノニオン性界面活性剤としては、たとえば、ポリオキシ
エチレン(20)セチルエーテル(なお、括弧の数値は
エチレンオキサイドの付加モル数を示す、以下において
も同様である)、ポリオキシエチレン(10)オレイル
エーテル、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル
、親油型モノステアリン酸グリセリン、ポリオキシエチ
レン(2)モノステアレートなどが挙げられ、HLB 
(親水性と親油性バランス)の大きいものと小さいもの
とを併用して、HLBを7〜9程度の親油性側に調整し
たものを用いることが適している。また、アニオン性界
面活性剤としては、たとえば、ラウリル硫酸エステル、
ラウリルエーテル硫酸塩、ラウリルリン酸エステル、シ
ーlfl!、脂肪酸エステルなどが用いられる。これら
ノニオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤とは重量
比で1=1〜15:1の割合で使用するのが好ましい。
本発明においては、この界面活性剤を1.0〜1O10
%配合するが、これは界面活性剤の配合量が1.0%よ
り少ない場合は、油性成分を水に乳化する効果や油性成
分を毛髪中に浸透させる効果が充分に発揮されず、また
、界面活性剤の配合量が1000%より多くなると、乳
化状態が損なわれたり、泡が発生するようになるからで
ある。この、界面活性剤の特に好ましい配合量は2.0
〜6.0%である。
本発明のへアーコンディシジナーにおいては、上記ベヘ
ニン酸、トリエタノールアミン、ポリ塩化ジメチルメチ
レンピペリジニウム、油性成分、界面活性剤の必須成分
のほかに、エデト酸塩などのキレート剤、防腐剤、香料
、防錆剤、着色剤、紫外線吸収剤、ビタミン類、ポリペ
ブタイドやその誘導体など、ヘアーコンディショナーの
調製にあたって配合されるものを配合することができる
本発明のへアーコンディショナーは、その調製に際して
特に方法が限定されるものではないが、下記の方法によ
って調製するときは、その特徴をよりよく発揮するもの
が得られる。
すなわち、疎水性の油性成分、ベヘニン酸、ノニオン性
界面活性剤などは加熱して溶融状態で混合しておき、親
水性のトリエタノールアミン、アニオン性界面活性剤な
どは水に加温溶解しておき、これらの親水性成分と前記
疎水性成分とを混合すると、各成分の混合と同時にベヘ
ニン酸とトリエタノールアミンとが反応してせっけんが
形成される。この疎水性成分と親水性成分との接触によ
る各成分の混合と上記せっけんの形成とが同時に行われ
ることとが、乳化粒子をこまかくし、低粘度でかつ安定
した乳化状態を得るのに好結果をもたらすものと考えら
れる。そして、このように、乳化粒子をこまかくしてお
いてから、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウムの
水溶液を添加して、ヘアーコンディジゴナ−を調製スる
上記のようにして調製されたヘアーコンディショナーは
、シャンプーで洗髪後のウェットヘアーにつけ、洗い流
すようにして、使用される。たとえば、パーマへアー、
カラードヘアー、ストレートヘアー、硬い髪など、各種
のタイプの毛髪に使用できる。
〔実施例〕
つぎに実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
実施例1 下記示す組成のへアーコンディショナーを調製した。な
お、各成分配合量は重量%によるものであり、ポリ塩化
ジメチルメチレンピペリジニウムなどのように液状で供
給されるものも、配合量は純分に換算して示している。
これらは以下の実施例、比較例においても同様である。
メチルポリシロキサン        6,0流動パラ
フイン           6.0七チルアルコール
          0.5親油型モノステアリン酸グ
リセリン  2.0ポリオキシエチレン(20)セチル
エ  1.0−チル ベヘニン酸             1.0防腐剤 
              0.3香料      
          0.3ラウリル硫酸ナトリウム 
      3.0トリエタノールアミン      
   0.5ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジ  1
.0ニウム エデト酸塩            0.05精製水 
          計100にするヘアーコンディシ
ョナーの調製にあたっては、メチルポリシロキサンから
防腐剤までの疎水性成分、すなわち、メチルポリシロキ
サン、流動パラフィン、セチルアルコールなどの油性成
分、親油性モノステアリン酸グリセリン、ポリオキシエ
チレン(20)セチルエーテルなどのノニオン性界面活
性剤、ベヘニン酸および防腐剤までの疎水性成分を80
°Cに加熱してあらかしめ混合した。また、ラウリル硫
酸ナトリウムからエデト酸塩までの親水性成分、すなわ
ち、アニオン性界面活性剤としてのラウリル硫酸ナトリ
ウム、トリエタノールアミンおよびエデト酸塩までの親
水性成分は精製水にあらかじめ80°Cに加温溶解して
おいた。そして、上記の疎水性成分と親水性成分とを8
0°Cで混合し、その混合物の冷却過程で該混合物に香
料およびポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウムを4
0°Cで添加し、混合することによってヘアーコンディ
ショナーを調製した。
実施例2 下記に示す組成のヘアーコンディショナーを調製した。
調製方法は実施例1の場合と同様である。
メチルポリシロキサン        6.0流動パラ
フイン          20.0セチルアルコール
          0.5親油型モノステアリン酸グ
リセリン  2.0ポリオキシエチレン(20)セチル
エ  1.0−チル ベヘニン酸             2.5防腐剤 
              0.3香料      
          0.3ラウリル硫酸ナトリウム 
      3.0トリエタノールアミン      
   0.5ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジ  1
.0ニウム エデト酸塩            0.05精製水 
          計100にする比較例1 下記に示す組成のへアーコンディショナーを調製した。
塩化ステアリルトリメチルアンモニ  2.5ウム セチルアルコール          2.0ホホバ油
              1.0ラノリン脂肪M1
.0 プロピレングリコール        6.0ポリオキ
シエチレンステアリルエー  0.5チル 香料                0.1精製水 
          計100にする比較例2 下記に示す組成のへアーコンディショナーを調製した。
塩化ステアリルトリメチルアンモニ  5.0ウム セチルアルコール          5.0ホホバ油
              3.02−オクチルドデ
カノール      2.0スクワラン       
      1.0ポリオキシエチレンオレイルエーテ
  1.0ル 香料                0.1精製水 
          計100にするつぎに、上記実施
例1〜2および比較例1〜2のヘアーコンディショナー
を毛髪に使用したときの、(1)毛髪上への残存性試験
、(2)毛髪のくし通り力試験および(3)毛髪の艶、
手ざわり感の比較を行った結果について示す。
1   上への   量 試験方法: 市販のシャンプー(高級アルコール系アニオン性界面活
性剤を主剤とするシャンプー)で洗髪後、水洗、乾燥し
た毛髪1gに実施例1〜2および比較例1〜2のへアー
コンディショナーをそれぞれ別々に3gずつ塗布し、3
分間放置した後、水洗し、乾燥した後、重量を測定する
。その後、この毛髪を上記シャンプーで洗髪し、水洗、
乾燥した後、重量を測定する。このシャンプーによる洗
髪、水洗、乾燥および重量測定をさらに2回繰り返す。
試験結果: 上記試験により測定した毛髪上のへアーコンディショナ
ー量を最初に毛髪に塗布したヘアーコンディショナー量
に対する%で第1表に示す。なお、表中の「水洗のみ」
とはへアーコンディショナーを毛髪に塗布した後、水洗
、乾燥しただけの場合を示し、また、洗髪回数はシャン
プーによって洗髪した回数を示す。
第    1    表 第1表に示すように、本発明の実施例1〜2のへアーコ
ンディショナーは、比較例1〜2のへアーコンディショ
ナーに比べて、毛髪上の残存量が多く、特に比較例1〜
2のへアーコンディショナーでは、第1回目の洗髪でほ
とんどが洗い流され、第2回目の洗髪後には残存量がま
ったくなくなるのに対し、本発明の実施例1〜2のへア
ーコンディショナーでは、第3回目の洗髪後も毛髪上に
残り、毛髪の艶、なめらかさを長期間持続させることが
できることを示していた。
2     の  し゛ 試験方法: シャンプーで洗髪し、水洗、乾燥した毛髪5gに実施例
1〜2および比較例1〜2のへアーコンディショナーを
それぞれ別々に10gずつ塗布し、3分間放置後、水洗
し、乾燥した後、くし通り力テスター(毛髪とくしとが
こすれあう時の摩擦力を測定する機械)を用いて、くし
通り力を測定する。その後、この毛髪をシャンプーで洗
髪し、水洗、乾燥した後、くし通り力を測定する。この
洗髪、水洗、乾燥およびくし通り力の測定をさらに2回
繰り返す。
試験結果: 上記くし通り力の測定結果を第2表に示す、なお、この
くし通り力の測定に際しては、ヘアーコンディショナー
をまったく使用しない場合についても、前記同様の操作
を繰り返し、それを第2表にブランクとして示した。
第    2    表 第2表に示すように、本発明の実施例1〜2のへアーコ
ンディショナーを用いた場合は、比較例1〜2のへアー
コンディショナーを用いた場合に一比べて、くし通り力
が小さく、毛髪がなめらかであることを示していた。ま
た、本発明の実施例1〜2のへアーコンディシッナーと
比較例1〜2のへアーコンディショナーとのくし通り力
の差は、洗髪回数の増加とともに大きくなる。
特に本発明の実施例1〜2のへアーコンディショナーで
は、3回洗髪後のくし通り力が21〜24gト小さいの
に対し、比較例1〜2のへアーコンディショナーでは、
3回洗髪後のくし通り力は114〜120gと大きくな
り、ブランクの場合のくし通り力に近くなる。なお、ブ
ランクの場合でも、洗髪回数の増加に伴ってくし通り力
が大きくなっているのは、シャンプーによる洗髪によっ
て、毛髪が有していた油性成分が失われていくからであ
る。
の           の 試験方法: シャンプーで洗髪し、水洗、乾燥した女性パネラ−12
1人の毛髪に実施例1〜2および比較例1〜2のへアー
コンディショナーを塗布し、塗布直後に水洗し、乾燥し
て、毛髪の艶、なめらかさおよびしなやかさを評価させ
る。その後、この毛髪をシャンプーで洗髪し、水洗、乾
燥した後、毛髪の艶、なめらかさおよびしなやかさを評
価させる。
この洗髪、水洗、乾燥および評価をさらに2回繰り返す
評価基準は次の通りである。
1Lffi基準上 O:非常によい ○:よい Δ:ややよい ×:わるい 試験結果: 毛髪の艷についての評価結果を第3表に、なめらかさに
ついての評価結果を第4表に、しなやかさについての評
価結果を第5表に示す、なお、評価結果の表示は最も人
数の多かった評価で行った。
第 表 第 表 ◎:非常によい ○:よい Δ:ややよい ×:わるい ◎:非常によい ○:よい △:ややよい ×:わるい 第 表 O:非常によい ○:よい △:ややよい ×:わるい 第3〜5表に示すように、本発明の実施例1〜2のへア
ーコンディショナーによる場合は、比較例1〜2のヘア
ーコンディショナーによる場合に比べて、毛髪の艶、な
めらかさ、しなやかさが侵れていた。特に比較例1〜2
のへアーコンディショナーの場合には、1回の洗髪で毛
髪の艶、なめらかさ、しなやかさが失われるのに対して
、本発明の実施例1〜2のへアーコンディショナーの場
合は、3回洗髪後においても、毛髪が良好な艶、なめら
かさを有し、しなやかさに関しても、2回洗髪後も良好
な特性を有していた。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のへアーコンディシッナー
では、油性成分が毛髪中に浸透し、その毛髪中に浸透し
た油性成分が経時的ないしは必要に応じて毛髪表面にに
じみでてくるので、毛髪の艶、なめらかさを長期間持続
させることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベヘニン酸を0.5〜3.0重量%、トリエタノ
    ールアミンを0.1〜1.0重量%、ポリ塩化ジメチル
    メチレンピペリジニウムを0.2〜2.0重量%、シリ
    コーンオイルと鉱物系油性材料とを含む油性成分を3.
    0〜40.0重量%およびノニオン性界面活性剤とアニ
    オン性界面活性剤とを含む界面活性剤を1.0〜10.
    0重量%配合し、水に乳化してなることを特徴とするヘ
    アーコンディショナー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05229919A (ja) * 1992-02-26 1993-09-07 Kao Corp 毛髪化粧料
US5360581A (en) * 1992-01-30 1994-11-01 Helene Curtis, Inc. Stable conditioning shampoo containing polyethyleneimine and a fatty acid

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5360581A (en) * 1992-01-30 1994-11-01 Helene Curtis, Inc. Stable conditioning shampoo containing polyethyleneimine and a fatty acid
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