JPS62200144A - ヒ−トポンプ式空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はヒートポンプ式空気調和機における暖房運転中
の除霜装置に関するものである。

従来の技術 近年、ヒートポンプ式空気調和機は快適性の向上を目指
して特に暖房運転中での除霜時の室温低下の軽減を目指
してその手法の開発が積極的になされている。

以下図面を参照しながら、従来のヒートポンプ式空気調
和機の一例について説明する。第２図は従来のヒートポ
ンプ式空気調和機の冷凍サイクルを示すものである。第
２図において、１は圧縮機、２は四方弁、３は室外側熱
交換器、４は暖房用絞り、６は逆止弁、６は第１連絡管
、７は冷房用絞り、８は室内側熱交換機、９はアキュム
レータ入口管、１ｏはアキュムレータである。１１は液
バイパス回路で、前記暖房用絞り４と第１連絡管６の間
と、前記アキュムレーター入口管９とを連結し、二方弁
１２とキャピラリーチューブ１３を有している。

以上のように構成されたヒートポンプ式空気調和機につ
いて、以下その動作を説明する。

暖房運転時は、圧縮機１より吐出された高温高圧ガス冷
媒が、実線矢印で示すように四方弁２を通り、室内側熱
交換器８で凝縮され、冷房用絞り７、第１連絡管６、暖
房用絞ｆ）４ｔ−通って減圧されて室外側熱交換器３で
蒸発し、再び四方弁２を通って、アキュムレータ入口管
９、アキュムレータ１ｏに戻り圧縮機１に吸入される。

特に低外気温、多湿時には、暖房運転中室外側熱交換器
３に霜が付着し始め成長する。そして室外側熱交換器３
の通風抵抗が増大し、熱交換能力が低下し、それにつれ
て暖房能力も低下する。この暖房能力の低下を防止する
ために、定期的に除霜を行う必要がある。除霜には室外
熱交換器３の配管温度を検出し、タイマーにより一定時
間毎に配′ｆ１温度が一定の温度以下になったとき、四
方弁２を切換えて第２図中の破線に示されるように逆サ
イクルとなり除媚が行われる。室外側熱交換器３に高温
高圧のガス冷媒を送り、室外側熱交換器３に付着した霜
を融解させた後、室外側熱交換器３の配管温度を検出し
、再び暖房運転に復帰する。

このとき除霜時間を短縮するために除霜中室外画熱交換
？Ｔ？３で凝縮された高圧冷媒を液バイパス回路１１に
設けた二方弁１２を開き、直接低圧側のアキュムレータ
入口管９にバイパスさせることで、低圧側圧力を上昇さ
せ、圧縮機１の冷媒の吐出量を増大させ除霜時間の短縮
を図っている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、除霜時液バイパス
回路１１を介して低圧側に流入した冷媒は、アキュムレ
ータ１ｏ内で蒸発するしがなく、アキュムレータ３内で
冷媒は乾き度の小さい冷媒であり、この冷媒を圧縮機１
に吸入させるため、液圧縮の可能性が高くなり、最悪時
圧縮機１を破壊してしまうというような非常に信頼性の
低い冷凍システムになってしまうという問題点を有して
いた。

本発明は上記問題点に鑑み、除霜時圧縮機の液圧縮を完
全に防止し、かつ単純な回路で構成して、故障の少ない
、安価な除霜装置全提供するものである。

問題点全解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のヒートポンプ式空
気調和機は、圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、暖房用
絞り、冷房用絞り、室内側熱交換器、アキュムレータを
順次連通して構成された冷凍サイクルと、前記暖房用絞
りと第１連絡管の間と、アキュムレータ入口管を除霜時
に開になる二方弁と、絞り装置を設けた液バイパス回路
と、前記絞り装置に熱交換的に配設した加熱時ベーパロ
ック現象を起さない程度の熱量全方するヒータと、除籍
時前記圧縮機の入口管の温度を検出しヒータの開閉制御
を行うという構成を備えたものである。

作　　用 本発明は、上記した構成によって、隙間中波バイパス回
路のキャピラリーチューブのヒータを加熱することによ
りキャピラリーチューブ内の冷媒流をフラッシュガス化
させることにより絞り量を大きくし、バイパス冷媒量を
制限することで適当な加熱ガスを圧縮機に吸入させるこ
とにより、圧縮機の液圧縮を防止できることになる。

実施例 以下本発明の実施例のヒートポンプ式空気調和機につい
て、図面を参照しながら説明する。第１図は本発明の実
施例におけるヒートポンプ式空気調和慎の冷凍サイクル
を示すものである。尚従来と同一構成については同符号
を付し、その詳細な説明を省略する。

第１図において、１４はヒータであり、液バイパス回路
１１のキャピラリーチューブ１３と熱交換できるように
設置しである。１６は温度検出装はであり、１６は圧縮
機入口管である。

以上のように構成されたヒートポンプ式空気調和機につ
いて以下第１図を用いてその動作を説明する。

低外気温、多湿時、暖房運転によって室外１ｆ（ＩＩ熱
父喚器３に付着した霜を早く融解させるために、圧縮機
１より吐出した高温高圧のガス冷媒を第２図中破線で示
すように四方弁２を通り室外側熱交換器３に付着した霜
を融解する。呈外側熱交換器３で、縦線した冷媒は、液
バイパス回路１１でアキュムレータ入口管９に流入させ
られる。

ここで液バイパス回路１１でバイパスする液冷媒量が多
すぎると、もどり液冷媒はアキュムレータ１０内で十分
に蒸発できず乾き度の小さい、温にの低い冷媒を圧縮機
１が吸入する。このとき圧縮機入口管１６の温度検出装
置１６で検出し、一定温度以下になったときヒータ１４
に通電しキャピラリーチューブ１３を過熱することで、
キャピラリーチューブ１３内の冷媒流全フラッシュガス
化させ、絞りｆ１ｔヲ大きくし、バイパスする冷媒量を
制限する。よってアキュムレータ１ｏに流入する液冷媒
量は減少し、アキュムレータ１ｏ内で液冷媒が完全に蒸
発できる程度にでき、圧縮機１への吸入冷媒を過熱ガス
に保つことができる。

以上のように本実施例によれば、除霜時液バイパス回路
のキャピラリーチューブに設けたヒータを、圧縮機入口
管の＠度により通電制御することで、圧縮機への吸入冷
媒を過熱ガスに保つことができる。

発明の効果 以上のように本発明は、除霜時、除霜を早めるために設
けられだ液バイパス回路のキャピラリーチューブにヒー
タを設け、圧縮機入口管の温度によリヒータの通電制御
させるようにしたことにより、圧縮機への吸入冷媒の状
態全過熱ガスに保つことができ、液圧縮による圧縮機の
損傷を防止できる。また液バイパス回路による除霜時間
の短縮化も図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるヒートポンプ式空気調
和機の冷凍システム図、第２図は従来のヒートポンプ式
空気調和機の冷凍システム図である。 １・・・・・・圧縮機、２・・・・・・四方弁、３・・
・・・・室外側熱交換器、４・・・・・・暖房用絞り、
６・・・・・・逆止弁、６・・・・・・第１連絡管、７
・・・・・・冷房用絞り、８・・・・・・室内側熱交換
器、１０・・・・・・アキュムレータ、１１・・・・・
・液バイパス回路、１２・・・・・・二方弁、１３・・
・・・・キャピラリーチューブ、１４・・・・・・ヒー
タ、１５・・・・・・温度検出制御装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名７−
−−圧趨磯 ？−・−口′ｉｆ＋ 、ｆ−−−と介 ｌ−・竿ｆ！Ｍ４ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、暖房用絞り、この暖
   房用絞りに並設される逆止弁、第１連絡管、冷房用絞り
   、室内側熱交換器、アキュムレータを順次連通して構成
   された冷凍サイクルと、前記暖房用絞りと第１連絡管の
   間と、アキュムレーター入口管を、除霜時に開になる２
   方弁と、キャピラリーチューブを設けた液バイパス回路
   と、前記キャピラリーチューブに熱交換的に配設した加
   熱時にベーパロック現象を起さない程度の熱量を有する
   ヒータと、除霜時前記圧縮機の入口管の温度を検出する
   温度検出制御装置とからなり、入口管の温度が所定温度
   以下になったとき前記ヒータに通電することを特徴とす
   るヒートポンプ式空気調和機。