JPS62200079A

JPS62200079A - 気体流速切替制御弁

Info

Publication number: JPS62200079A
Application number: JP4350686A
Authority: JP
Inventors: Mitsuaki Morimoto; 光昭森本
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1986-02-27
Filing date: 1986-02-27
Publication date: 1987-09-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、気体流速切替制御弁に関し、例えばエアシリ
ンダ等の気体圧力利用機器に利用される。

（従来の技術）エアシリンダの動作速度の切替え制御は、シリンダ内に
気体を供給しもしくはシリンダ内から気体を排出すると
きの気体流速を切替え制御することによって行われてい
る。そして、この気体流速を切替える手段として、従来
は、単なる気体流速調整機構を設け、気体流速を切替え
る必要のあるときに、そのつど操作者が流速調整弁や圧
力調整弁を用いた気体流速調整機構の切替え調整を手動
で行っていた。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、このような方法では、以下に示す種々の
問題があった。

■　気体圧力利用機器の動作速度を頻繁に切替える必要
のある場合、操作者がそのつど気体流速を調整していた
のでは多大な労力を消費してしまう。

■　気体圧力利用機器に使用される気体の圧力には一定
の上限と下限とがあり、大幅な気体圧力の切替えができ
ない。

■　瞬間的な気体圧力の切替えが困難である。

■　自動装置に組み込まれた気体圧力利用機器の動作速
度を自動的に切替え制御するのに適した気体流速の切替
え制御技術がなかった。

（問題点を解決するための手段）本発明の気体流速切替制御弁は、弁本体に外部から気体
を流入しおよび外部に気体を流出する気体流路が複数個
設けられるとともに、これら気体流路が複数個の継路に
よって複数箇所で連通され、これら継路の一方の連通部
に気体流速を調整する調整弁が、他方の連通部にその継
路を開閉する開閉弁がそれぞれ設けられたものである。

（作用）一つの気体流路から各継路を介して他の一つの気体流路
に気体が流れるとき、またはその逆方向に気体が流れる
ときに、各調整弁を任意の開度に調整することにより各
継路の流量を調整し、かつ各開閉弁を動作させることに
より、前記各継路の気体の流れを選択して気体流路の気
体流速を切替える。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

図面は気体流速切替制御弁（以下、単に制御弁という）
１の全体構成を示している。

同図において、弁本体２には、上下方向に一定間隔を存
して、平行かつ水平に二つの気体流路３゜４が設けられ
ている。このうち、上側の気体流路３は、弁本体２の左
側壁に開口を有し右側壁の近傍まで延設された筒状体に
形成され、また、下側の気体流路４は、弁本体２の右側
壁に開口ををし左側壁の近傍まで延設された筒状体に形
成されている。これら気体流路３．４は、横方向に一定
間隔を存して設けられた三つの継路５，６．７によって
、三箇所の位置でそれぞれ連通されている。

下側の気体流路４には、前記各継路５．　６．　７の下
側連通口５ａ、５ａ、７ａに対向して調整弁８．９．１
０がそれぞれ設けられている。これら調整弁８．９．１
０の下部には雄ねじ部８ａ、９ａ。

１０ａがそれぞれ一体的に形成されており、弁本体２の
底壁２ａに一定間隔を存して開設された三つの雌ねじ穴
１１，１２．１３にこれら雄ねじ部８ａ、９ａ、１０ａ
がそれぞれ螺合されて、各調整弁８．９．１０が下側の
気体流路４内に支持されている。各調整弁８．９．１０
はこれら雄ねじ部８ａ、９ａ、１０ａを回転することに
よってそれぞれ調整可能であり、調整後は、各雄ねじ部
８ａ。

９ａ、ＩＱａに螺合された各ロックナツト８ｂ。

９ｂ、１０ｂによってそれぞれ固定される。

一方、上側の気体流路３には、前記各継路５゜６．７の
上側連通口５ｂ、６ｂ、７ｂに対向し、かつ、この上側
連通口５ｂ、６ｂ、７ｂを開閉する開閉弁１３，１４．
１５がそれぞれ設けられている。これら開閉弁１３，１
４．１５は、弁本体２の天壁２ｂの上部に設けられた各
シリンダ２２゜２３．２４のプランジャ１６，１７．１
８にそれぞれ連結されており、各プランジャ１６，１７
゜１８はシリンダ２２，２３．２４内を上下動作可能に
設けられた各摺動体２５，２６．２７にそれぞれ連係さ
れている。これら摺動体２５，２６゜２７は各スプリン
グ２８，２９．３０によって常にシリンダ２２，２３．
２４内の上方に位置するように付勢されている。なお、
３１．３２．３３は各プランジャ１６，１７．１８の動
作を和らげる緩衝用のスプリングである。また、各シリ
ンダ２２．２３．２４の周囲には電磁コイル１９．２０
゜２１がそれぞれ配置されている。このような構成にお
いて、開閉弁１３．１４．１５の開閉動作は、各電磁コ
イル１９，２０．２１の励磁により摺動体２５，２６．
２７がシリンダ内を上下動作し、これに連係された各プ
ランジャ１，６．１７．１８が上下動作することにより
行われる。

上記構成の制御弁１を使用するときは、まず、雄ねじ部
８ａ、９ａ、１０ａをそれぞれ調整して各調整弁８．９
．１０を任意の開度に調整し、次に、各電磁コイル１９
，２０．２１に電気信号を与えて各開閉弁１３，１４．
１５を動作させることにより各継路５，６．７の開閉を
行い、これにより各継路の空気の流れの組合わせを選択
して、気体流路２もしくは気体流路３から流出する気体
の流速を調整するものである。

本例の場合、継路を三つ設けているので、２に継路の数
すなわち３を乗じた段階、つまり８　（＝２３）段階に
気体流速を切替え制御することができる。したがって、
継路の数が多い程気体流速のより極細かな切替え制御が
可能となる。

（発明の効果）以上説明したように、本発明の気体流速切替制御弁を例
えばエアシリンダ等の気体圧力利用機器に取付けること
により、気体の供給時および排気時の流速を切替え制御
することができる。また、気体圧力利用機器の動作速度
のスローアップダウンや、負荷の有無により動作速度を
変える等、気体圧力利用機器の動作に適応して制御する
ことができるので、機器全体としての信頬性を向上させ
ることができるとともに、気体圧力利用機器の動作周期
の時間短縮が可能で、特に高い生産性を要求される自動
装置への組み込みが可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の気体流速切替制御弁の断面図である。１・・・気体流速切替制御弁　　２・・・弁本体３．４
・・・気体流路　　　５．６．７・・・継路５ａ、６ａ
、？ａ・・・下側連通口５ｂ、６ｂ、７ｂ・・・上側連通口８．９．１０・・・調整弁１３．１４．１５・・・開閉弁

Claims

【特許請求の範囲】

１）弁本体に外部から気体を流入しおよび外部に気体を
流出する気体流路が複数個設けられるとともに、これら
気体流路が複数個の継路によって複数箇所で連通され、
これら継路の一方の連通部に気体流速を調整する調整弁
が、他方の連通部にその継路を開閉する開閉弁がそれぞ
れ設けられたことを特徴とする気体流速切替制御弁。