JPS62199966A - 点火コイル一体形配電器 - Google Patents

点火コイル一体形配電器

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JPS62199966A
JPS62199966A JP4181086A JP4181086A JPS62199966A JP S62199966 A JPS62199966 A JP S62199966A JP 4181086 A JP4181086 A JP 4181086A JP 4181086 A JP4181086 A JP 4181086A JP S62199966 A JPS62199966 A JP S62199966A
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JP
Japan
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coil
ignition coil
magnetic flux
ignition
pickup
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JP4181086A
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English (en)
Inventor
Hiroyo Fujino
藤野 裕代
Takashi Yoshinari
吉成 孝
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は点火コイル一体形の配電器に係り、特に複数の
電磁ピックアップを備えた点火コイル一体形配電器に係
る。
〔従来の技術〕
従来の点火コイル一体形の配電器は、例えば実開昭60
−120276号公報、実開昭60−170069号公
報に記載のように、点火コイルの漏洩磁束と、電磁ピッ
クアップの磁束感応方向を直交させたり、点火コイルと
電磁ピックアップの相対的位置関係を規定することによ
り、ただ−個の電磁ピックアップ出力が漏洩磁束の影響
を受けにくい構成とし、ICイグナイタの誤動作を防止
していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、複数個の電磁ピックアップを配電器内
部に配設する点について配慮がなされておらず1点火コ
イルの一次コイルの通電による漏洩磁束の影響を受け、
正規電磁ピックアップ出力が得られないという問題があ
った。つまり、点火コイルの漏洩磁束と電磁ピックアッ
プの磁束感応方向を直交させるための相対的位置関係は
、はぼ一意的に決まり、点火コイルの主磁束軸のほぼ中
間に電磁ピックアップを配設する必要がある。しかし、
2個の電磁ピックアップを配設することはできないため
、他の電磁ピックアップは磁気遮へい板等を用い漏洩磁
束の影響を受けない構造とする必要があった。このため
、部品点数の増加や作業性が悪化する問題があった。
本発明の目的は、上記従来技術に鑑み、電磁ピックアッ
プ数が増加した場合でも磁気遮へい板等の部品点数を増
加させることなく、誤動作のない点火コイルの一体形配
電器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記本発明の目的は、配電器内部での点火コイルの一次
リード線を、前記点火コイルの漏洩磁束を打ち消す方向
に配設することにより達成される。
〔作用〕
点火コイルの一次コイル電流の断続により、点火コイル
の閉磁路コアを通過する主磁束が変化するが、この時、
漏洩磁束も変化する。この漏洩磁束が電磁ピックアップ
のピックアップコイルと111文すると、電磁ピックア
ップ出力に乱れを生じ、装置の誤動作を誘発する。また
、点火コイルの一次コイルの電源及びICイグナイタの
出力端子に至るリード線に、電流が流れると、この電流
により生じる磁束がピックアップコイルと錯交し、電磁
ピックアップ出力は、同様の乱れを生ずる。
本発明は、点火コイルの漏洩磁束により生ずる乱れと、
点火コイル−次リード線に流れる電流により生ずる乱れ
がほぼ同程度であることに着目しなされたものであり、
点火コイルの漏洩磁束を一次リード線に流れる電流によ
り生じる磁束で打ち消すことにより、装置の誤動作を防
止し、複数個の電磁ピックアップの配設が可能となる。
また、回転軸に、漏洩磁束を打ち消すだけの起磁力をも
つコイルを配設することにより、同様の効果が得られる
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例をまず第2図により説明する。
1はバッテリー、2は点火コイル、3はICイグナイタ
、4は電磁ピックアップ、9は配電器、10は各気筒に
装着された点火栓である。
電磁ピックアップ4は、配電器9の図示しない回転軸に
設けられ、機関の回転速度に比例し回転するシグナルロ
ータ5と、磁極6と、永久磁石7と、ピックアップコイ
ル8より構成され、機関の回転と同期した正負の交流信
号をICイグナイタ3に供給する。ICイグナイタ3は
電磁ピックアップ4の出力信号に応じ、点火コイル2の
一次コイルの通電を制御する。−次コイル電流が通電か
ら遮断に切替わると、点火コイル2の二次コイルに高電
圧が発生し、配電器9で各気筒の点火プラグ10に配電
される。本発明の配電器9は、電磁ピックアップ4、I
Cイグナイタ3及び点火コイル2を一体化したものであ
る。
第3図、第4図について説明する。第3図において、シ
グナルロータ5a、磁極6a、永久磁石7a、回転軸1
1、ピックアップコイル8aによりICイグナイタへ回
転信号を供給する第1の電磁ピックアップが構成され、
シグナルロータ5b、磁極6b、永久磁石7b、回転軸
11、ピックアップコイル8bにより第2の電磁ピック
アップが構成される。2aは点火コイルの閉磁路コアで
あり、2b、2cは各々、閉磁路コアに装着された一次
コイル及び二次コイルである。第1及び第2の電磁ピッ
クアップ内に実線で示しであるのは、各々永久磁石7a
、7bによる回転信号検出用の磁束である。第1.第2
の電磁ピックアップ間の磁束の相互干渉を防止するため
、永久磁石7a。
7bの極性を逆にしている。
点線で示した磁束は、点火コイルの一次コイル通電時の
閉磁路コア2aより出る漏洩磁束である。
第4図(a)、(b)は、点火コイルの漏洩磁束がない
場合の第1の電磁ピックアップコイルの出力電圧V p
 1及び−次電流Icを示す。ピックアップ電圧V P
 1がレベルVONに達つすると、点火コイルの一次コ
イルに通電が開始され、レベルVOFF以下になると、
−次電流Icが遮断され、点火コイルの二次側に高電圧
が発生する。しかし、−次電流Icが流れると、点火コ
イルの漏洩磁束が発生し、ピックアップコイルと錯交す
るため、ピックアップコイルには、漏洩磁束による誘起
電圧V p 1’が発生する(第4図(C))。誘起電
圧V P 1 ’ により、ピックアップ電圧V p 
tは、第4図(d)に示すように乱れを生じた電圧V 
P 1 ’となる。このため、−次電流Icは、第3図
(e)に示すIc’  となり、二次電圧v2は誤点火
が発生する(第4図(f))。第4図(g)は、点火コ
イルの漏洩磁束がない場合の、第2の電磁ピックアップ
出力電圧V p zである0点火コイルの一次電流が通
電されると、漏洩磁束の影響をうけるため。
第4図(h)に示すように、点火コイルの一次電流IC
の断続で大巾に波形が乱れたピックアップ電圧Vpx’
 となる。
第2の電磁ピックアップ出力VP2は、マイコンの演算
処理の基準信号として使用されるため、この乱れは、マ
イコンの誤動作を誘発する。このため第2の電磁ピック
アップ出力は、マ、イコンの基準信号としては不向きで
あった。
第1図において、2は点火コイル、5はシグナルロータ
、6は磁極である。磁極6の下には、図示しない永久磁
石(第3図の7a)が配設されている。11は回転軸で
あり、3は、第3図のピックアップコイル8aを一体モ
ールド成形したICイグナイタである。7は、電源リー
ド線14を固定するためのグロメットであり、13は負
圧進角装置である。16は、ICイグナイタ3の電源端
子であり、リード線15を介し、点火コイル2の一次コ
イルの電源端子19に接続され、リード線15、電源リ
ード線14は電源端子19に共にねじ止めされている。
点火コイル2の一次コイルの他端は、端子20に接続さ
れ、端子2oの一端をねじ止めされた一次リード線17
を介し、ICイグナイタ3の端子18に接続される。
つまり、ICイグナイタ3の図示しない最終段のパワー
スイッチング素子がONすると、−次コイル電流Icは
、電源リード線14.端子19、図示しない一次コイル
、端子20.−次リード線17、端子185図示しない
ICイグナイタ内部のパワースイッチング素子、ディス
トハウジング(エンジンアース)のルートで流れる。こ
のときに流れる一次電流Icによる磁界は、紙面の表か
ら裏の向きに第3図の回転軸11を通る。つまり、第3
図の漏洩磁束と逆向きに発生する。点火コイルの漏洩磁
束も、−次リード線を流れる一次電流により生じる磁束
も、共に一次電流の断続により生じ、変化のタイミング
は等しく、はぼ同レベルのノイズとしてピックアップ出
力に重畳する。このため、第1図に示す如く、リード線
14及び17を1点火コイルの漏洩磁束を打ち消す向き
に配設することにより、電磁ピックアップの乱れを防止
し、誤動作を防止することができる。また。
第2の電磁ピックアップを追加した場合でも、出力波形
の乱れを防止でき、従来用いられてきた磁気遮へい板等
の対策は不要となる。次に、−次リード線の配設に関し
、従来の装置と比較する。従来の装置においては、点火
コイルの一次電流通電時における漏洩磁束は、配電器の
軸方向上から下の向きに通る。これに対し、−次リード
線による磁界も同じ向きになる。しかし、ttt磁ピッ
クアップ2が1回転軸に設置されないタイプであれば従
来の方法によっても誤動作は発生しないが、第2の電磁
ピックアップを配設した場合には、電磁ピックアップの
磁束感応方向を点火コイルの漏洩磁束を直交さすことが
できないため、電磁ピックアップの増設には適さない。
本発明の要点は1点火コイルの漏洩磁束を打ち消すだけ
の起磁力を発生するように、−次リード線と回転軸の距
離(回転軸の径方向)と−次リード線の巻線(第4図で
は約1/3周)を適切に選定することにある。−次電流
のピーク値は、ICイグナイタと点火コイルの一次定数
により決定されるため、−次コイルの漏洩磁束も必然的
に決まる。このため、−次リード線の巻数は自ずと決定
される。−次リード線の配設位置は任意であるが、第2
の電磁ピックアップを考慮した場合は、点火コイルの主
磁束軸の中間が適切である。
第5図に、本発明の他の実施例を示す、コイル30、抵
抗31を除く部品は、第2図と共通であり、伺一番号を
付けている。コイル30及び抵抗31は、ICイグナイ
タ3に内蔵される。コイル30の一端は抵抗31を介し
Aに、コイル30の他端はBに引き出される。A、Bは
1方がICイグナイタ3の端子18(パワースイッチ素
子側)もしくは、パワースイッチング素子と同期したス
イッチング素子に接続され、他方はICイグナイタ3の
電源端子に接続される。パワースイッチング素子がON
すると、−次電流が流れるが、−次電流と同期してコイ
ル30も通電され、点火コイル30の漏洩磁束を打ち消
すだけの起磁力を発生する。コイル30の通電による磁
束を、第5図に一点鎖線で示す。この起磁力は、コイル
30を流れる電流と1巻数の積で表わされ、流れる電流
は。
抵抗31で調整できる。これにより、第2の電磁ピック
アップの配設が可能となる。
本実施例によれば、ICイグナイタの誤点火を防止でき
る効果がある。また、ICイグナイタ以外の電磁ピック
アップの配設が可能となる効果がある。さらに、磁気遮
へい板等の部品点数の増加を伴わずに、誤点火、誤動作
を防止できる効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、−次コイル電流により生じる磁束で、
点火コイルの漏洩磁束を確実に打ち消すことができるの
で、点火コイルを内蔵した場合でも、ICイグナイタの
誤点火を防止することができる効果がある。また、IC
イグナイタ以外の電磁ピックアップの配設が、磁気遮へ
い板等の部品点数の増加を伴わずに実現できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる点火コイル一体形配電器のリード
線の配設状態等を示す上面図、第2図は第1図の点火コ
イル一体形配電器の点火回路を示す図、第3図は第1図
及び第2図の電磁ピックアップと漏洩磁束の関係を示す
図、第4図(a)から(h)は第2図の回路の各部波形
図、そして第5図は本発明になる他の実施例を示す図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、機関の回転に検出する少なくとも1個の電磁ピック
    アップと、点火コイルと、該電磁ピックアップのうちの
    一個の出力信号に応じて、該点火コイルの一次コイルへ
    の通電を制御するICイグナイタを具備した配電器にお
    いて、該電磁ピックアップのピックアップコイルに錯交
    する点火コイルの漏洩磁束を打ち消す方向に、該点火コ
    イルの一次リード線を配設したことを特徴とする点火コ
    イル一体形配電器。 2、機関の回転を検出する少なくとも1個の電磁ピック
    アップと、点火コイルと、該電磁ピックアップのうちの
    一個の出力信号に応じて、該点火コイルへの一次コイル
    への通電を制御するICイグナイタを具備した配電器に
    おいて、該配電器の回転軸に、コイルを設け、該点火コ
    イルの通電と同期して、該コイルに通電することにより
    、点火コイルの漏洩磁束を打ち消すことを特徴とする点
    火コイル一体形配電器。
JP4181086A 1986-02-28 1986-02-28 点火コイル一体形配電器 Pending JPS62199966A (ja)

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JPS62199966A true JPS62199966A (ja) 1987-09-03

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JP (1) JPS62199966A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02102372A (ja) * 1988-10-12 1990-04-13 Mitsubishi Electric Corp 機関制御用信号発生装置
DE4018673A1 (de) * 1989-06-13 1990-12-20 Mitsubishi Electric Corp Vorrichtung zum zuenden von kraftstoff fuer eine brennkraftmaschine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02102372A (ja) * 1988-10-12 1990-04-13 Mitsubishi Electric Corp 機関制御用信号発生装置
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