JPS62199826A - 摩擦仮撚装置 - Google Patents

摩擦仮撚装置

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JPS62199826A
JPS62199826A JP3897986A JP3897986A JPS62199826A JP S62199826 A JPS62199826 A JP S62199826A JP 3897986 A JP3897986 A JP 3897986A JP 3897986 A JP3897986 A JP 3897986A JP S62199826 A JPS62199826 A JP S62199826A
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JP
Japan
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friction
disk
yarn
disks
guide
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JP3897986A
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English (en)
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寛 藤田
谷口 勝敏
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は*擾仮撚部材としてポリウレタンゴムな主成分
とする回転する摩鼻テイスクの外周に走行糸条な接触さ
せ、仮撚を付与する三軸外接型摩擦仮撚装置の改良に関
する。特に特定位置の摩擦ディスクの摩耗を防止すると
共に、被処理糸条の未解撚を防止して、均一な捲縮加工
糸が得られる摩擦仮撚装置に関する。
(従来技術〉 一般に、合成繊維に仮撚を付与する手段に関して、物に
三軸外接型摩擦仮撚装置は、34−2097号公報など
にみられΦように、古くから用いられていたものであろ
が、延1ψ仮撚加工法において加工速度を重速化できる
ことから鞭近著しく便用例が壇加している。それ改、ρ
・かるj11擦仮撚装置を構成す0撚掛用摩鼻デイスク
の材質、形状1組合せ方について、撚掛性、耐摩耗性に
後れたものが提案され、さらに撚掛用岸漸ディスクの摩
耗なおさえるため、糸条の入口および出口に糸条ガイド
又はガイドディスクを配置したものが利用されている。
上δ己摩擦仮撚装置の主*部である摩擦デ1ス゛  り
に利用されている材質として株々のものが使用されてい
る中で、走行糸条との間で大きな摩擦係数をもち効単よ
く仮撚を付与でき走行糸条への損傷が少ないものとして
籍テポリ9レタンゴムを生体としたものが多用されてい
る。、しかし、ポリウレタンゴムを主成分とする摩擦デ
ィスクから構成された外接IJ1Jllll仮撚装置は
Jll擦ディスクが耐摩耗性に乏しいという欠点があり
、さらに同一!tai内の複数の摩擦ディスクの中で特
定の摩擦ディスクが他の摩擦ディスクに比べて著しく摩
耗し、装置全体の加工t¥f性の経時変化を促進し装置
寿命を短かくしている問題がある。ユた上記j#擦仮撚
装置mは摩擦ディスク衣面で糸条ヲ摩擦把持しているに
過ぎないため、糸条に付与された油剤のわずかな付看斑
、糸条に存在する小さなループや毛羽欠点、Ri係テイ
スクの振動あるいは#I孫ディスクの近傍の張力変動に
よって把持の状感が変動し、加撚状態の変動、轡に未解
撚が生じ易いとい5問題があり。
さらにこの把持状態の変動は上記の扉に物足の#[憚デ
ィスクが摩耗した経時を鯉だ装置では一層拡大され、極
めて小さな張力変動でもしばしば1タイトスポツト」の
ような局部的な欠陥を生じたり糸条の長手方向の染着斑
を生じ織物品質を悪化させる。
このような問題点を解決する手段として、摩擦仮撚装置
の下流便−に糸4規制ガイドを設けて、解撚部の張力変
動を減少する方法(特開昭52−46152.52−1
14756 )、J1141仮撚装置の上流位置に糸導
規制ガイドな設けて摩擦ディスクと走σ糸条の間の糸傾
角を調整する方法(特開昭55−84424 ) 、摩
擦仮撚装置の第1の摩擦ディスクの直径を他のMWディ
スクよりも小さくして装置入日6出 ag!す671(%公昭54−14225)等が提案さ
れている。しかしこれらの手段は、摩擦仮撚4IcfI
tの上流,ドη已にガイドディスクな配置せずすべての
ディスクが摩擦ディスクで構成された摩擦4Ji撚装置
では所期の目的なある程度巡成し得るが、糸条入口及び
出口によ’)jjl擾係数の小さいガイドディスクな配
置した装置では上記の様な糸導規制ガイドを設置しても
、通常糸条とガイドディスクのjlfl数が極めて小さ
いため糸導規制ガイドによる規制効果が得られず前記問
題点の解決は困鑵であった。
本来,上流側ガイドディスクは仮撚装置の上流側第1の
摩擦ディスクの糸条導入部位が該装置で卯撚された高張
力の加熱糸条により異常に摩耗されることを防止するた
め該第1犀擦デイスクの代わりに使用され、f&続の回
転する摩擦ディスクに糸条を螺線状に配列して走′r′
Tする1)Rに無理な抵抗を与えずに供給1゛◇目的な
合わせもった糸4規制回転ガイドで19)る。
又下流Illガイドディスクは仮撚装置の下流側最後の
摩擦ディスクの糸条用ざ邑し邸但がbn撚作用から解撚
作用に変化丁Φ心の大きなスリップ力により異常に摩れ
されることを防止するため、#II最後の摩擦ディスク
の代わりに使用され、上流側の回転する*Sディスクか
ら螺線状に配列して走行してぎた糸条t,無Julな抵
抗なく仮?A装置外に引き出す1釣をもった糸1目1回
転ガ・イドである。
そしてこれら上流,上m 5litガイドテイスクは通
常摩擦ディスクよりpt擦係代の小さな耐摩耗性に漬れ
た材質のものが使用される。
ガイドディスクの摩m tsaが摩愕ディスクと同程度
あるいはJllyIAディスクと同一材質のものである
場合には、ガイドディスクが摩擦ディスクと同等の加熱
作用を有するため、上記した加撚糸条あるいはPs撚糸
条による異常摩耗が生じる場合が多く安定走性な維持す
る上で好ましくない。さらに摩際保数が同程度でわずか
でも異なる場合には、購擦テ1スクの加熱作用および糸
送りrl:用と相異した大きさの作用rガイドブ1スク
が有するため、後述するように個々のディスク間での糸
条張力値が各m僚ディスクで異なる不女定な状態となる
ため好ましくない。
このような理由のためガイドディスクは摩褒ディスクよ
りMIM係数の小さな材貿あるいは梨地加工等の各81
表面処理を行なったものが多用されている。このカイト
ディスクと糸条との小さいJ131X係数のため、ポリ
ウレタンゴムな主成分とするJlに擦ディスクから構成
されたガイドディスク付きの摩擦仮撚装置でも、ガイド
ディスクのない装置と同様&’Cfg11述した問題点
があり、これを解決する手段はこれまで提栗されていな
かった。
(発明の目的) 本発明は糸条人口と出口に#優ディスクより摩擦係数の
小さなガイドディスクを配置し、符に耐摩耗性に乏しい
ポリウレタンゴムを主成分とするM科からなる摩擦ディ
スクを用いながら、第1に、従来装置のよ’IK一部の
摩擦ディスクのみが臀定的に羊耗することがなく、ろ−
な加工性を沃く維持し、艮時間安定して操条司ロヒな摩
擦仮撚装置を提供し、第2vこループや毛羽欠点の存在
すΦ糸条を仮撚加工丁6+4%皐帰1イスクの近傍に張
力震動が生じるbRな条件においても、従来amに比べ
加熱状廟の震動か極めて小さくなり、未解撚を防止する
ことがOf能な摩擦仮撚装置を提供し、第3に従来装置
にくらべ長寿命を維持できる摩擦仮撚装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(発明の構成) 不発明は上記の目的を達成するため矢の構成からなるも
のである。
すなわち本発明は糸条な摩蝿仮撚す金a奴の犀癲ディス
クゼ多段に装着した互いに平何な3不の回転軸を有し、
該MWAディスク評とその上流および下流位−に上記回
転Sを介して摩擦ディスクより犀島條数の小さい表向を
有するガイドディスクな各々1枚以上配設した3軸外接
証の摩擦仮撚装置であって、糸条入口のガイドディスク
と軸方向に111I接した最上流側の摩擦ディスク間の
軸方向の間隔Ph  と、vk絖の隣接するIIJlデ
ィスク間の幀万同の間隔Pn  が下記式な浦足する範
囲yCなしたことlt特徴とする摩擦仮撚装置である。
2≦Pa/Pn≦4 以下本発明を図面に基いて説明するが、上記の構成を満
足するものであれは以下に説明する例に限定されろもの
ではない。
謁1図は本発明の一例を示す正面図である。
図ておいて、1.2.3はそれぞれ三角形の頂点に位置
″fるよ5平行にプラケツト21に回転可能に突設され
た3本の軸で、これら各1t[11゜2.3にはブー9
15,16.17.11(が設けられていつ。−@20
下−には駆動ベル)19と連結する駆動プーリ2υが取
りつけられてお9、ベルト】9の躯mによりブーII 
20が回転し、これをプーリ16゜17に伝え、タイミ
ングベルトで接続されたグー115.18に伝達され、
@1.2.3か同方向に同速度で回転すりようにされて
いる。セして4iB!、2.3には蹟襟ディスク5〜1
2が互いに憲なり合い父差すΦ形で止層され、史に糸条
入口および出口となる位置に摩漸ディスク5〜12より
犀匁係畝が小さく、耐摩耗性に簀れたガイドディスク4
および13.14が摩島ディスクと同様に互いに瓜なり
合い交差する形でそれぞれ@1,11111゜軸3に止
層されている。
走行糸条Yは、摩擦ディスク5〜12及び、ガイドディ
スク4,13.14の相互に惠なり甘う間をジグザグ状
の経路を通り、建何糸条Yと各ディスクとの接雇点は螺
線状に配列された状悪な里しつつ足灯し、岸抛仮撚vt
置外に引ざ出される。
尚、ガイドディスクの材貝としてはI〜f摩耗性に漬れ
たものであればプラスチック、金鵡、七ラミック等の任
意の材質或は各種の次面処理なσなったものが利用でき
るが、工作の谷易さから金属面に硬質クロムメッキW工
を行なったものが好ましく、咎に本発明の糸条出口のガ
イドディスクは粗度コントロールのし易さ、表面粗さ状
態から金属栄J′t!1rtnとすΦのが良い。
史にガイドディスクの枚数は、第1図では糸条入口が1
枚、糸条出口が2枚の例を示したが、糸条入口、出口と
も少な(ともq!?1枚以上あればよく、摩擦ディスク
の材質1枚数、−a面粗度との関係で適正枚数が俊化す
るが、摩擦ディスクの糸条走行角が適当な角度に規制さ
れ、解撚点が安定する最少枚数にすることが好ましい。
ここで本発明にあっては、糸条入口に配置したガイトチ
・fスフ4と軸方向に隣接した#擦テイスク50間の軸
方向の間隔Pa  を、後続の隣接する4擦ディスク間
(5と6,6と7.・・・・・・11と12)の間PM
 P n+ + P nl 、・・’ ”’ P nt
のいずれよりも広(している点で、従来の装置と異なっ
ている。
糸条を岸無ディスクに把持せしめて摩擦仮撚j6際には
、第2図に示す様に糸条は、xiディスクの周速方向に
f4励速度ベクトルV/を受け、Vlは加熱作用をもつ
、糸条に対して直角方向の速度ベクトルV/T= Vl
CO5θ と、糸送り作用をもつ糸条走行方向の速度ベ
クトルvly ”= Vl−5soa vc酸成分けで
き、vlT、v7Yは走行角θ及びJ131島テイスク
の周速に依存している。
このような個々の摩擦ディスクで異なる走行角θを有し
た装置では、各311擦デイスクの回転力が糸1c4え
るmm作用と糸送り作用に、各摩擦ディスクで大ぎな差
異が生じ、/?!r岸擦ディスクの入側と出側の張力勾
配が、各摩擦ディスクで大きく異なる不安定な状態とな
る。従来の装置では、第1図に示す間隔Paは、迫常、
間隔P nl * )’ nl r ”’ ”・+ P
 nlと同一か、わずかに異なった1直でガイドディス
ク4を配置しており、この場合走性糸条Yはガイドナ4
3フ40丁流に位置するj11擦ディスク5〜12とは
、各々の摩擦ディスクの軸方向の中心線に対して煩いた
走行角0をもって接触しながら通過し、この走行角θの
大きさは個々の#擦ディスクによって異なる。
丁なわち、走行角θがより小さい状態で糸条が連灯して
いる摩擦ディスクでは、amディスクの回転力が走何糸
に加熱作用を与える度合が大ぎく糸送り作用な与える度
合が少ないため、走行糸余が厚3Il抵抗をうげる割合
が大ぎ(なる結果、ポリウレタンゴムな主成分とするJ
II擦ディスクの走行糸条と接触する部分の1!1ly
f、が激しくなる。同時に、第2図で示した摩擦ディス
クの出側張力T、は、糸送り作用が小さいことが太き(
作用し張力増加の方向にある。
また逆に走行角θがより大きい状態で糸条が運行してい
る7摩擦デイスクでは加熱作用の度合が小さく、糸送り
作用の度合が大きいため走行糸条への摩擦櫨抗が小さく
なる結果、摩擦ディスクの*aは上記の場合よりも小さ
く、又、球部ディスクの出ll1ll張力T、は張力減
少の方向にある。
上記のように、個々の摩擦ディスクで異なる、if!σ
角を有した装置では、走行角θがより小さい摩擦ディス
クが他の摩擦ディスクに比べ早(摩耗する。同時に、走
行角θがより小さい球部ディスクの出側張力か大きり、
走行角0がより大きいm傑ディスクの出側張力が小さい
というように、個々の*最ディスク間での糸条張力値が
各摩擦ディスクで大きく異なる不安定な状態となる。こ
のM来、ループや毛羽欠点の存在する糸条を仮撚加工す
る等、摩擦ディスクの近傍に張力変動が生じると、上記
/4岸優ディスクでの張力勾配の差によってこの張力変
動が拡大され加熱状態の変動、さらには未W#撚を生じ
易い。
さらに、走行角θがより小さい、特定の摩擦ディスクが
摩耗した経時を経た装置では、%摩擦ディスクの摩れの
差異はg11擦ディスク径の差異となり、各摩擦ディス
クの糸送り作用の差異が一層拡大し、上記各摩擦ディス
クでの張力勾配の座が経時と共に加速度的に増大し、外
的張力変動に伴5m撚状態の変動が極めて大さくなる。
本発明の装置は上記特定の摩邊ディスクの摩れを減少し
外回張力変動に伴5加熱状態の変動をなくすため、加燃
装置ン構成する各摩擦ディスクに対し各摩擦ディスクの
回転力が疋σ糸条に与える糸送り作用を個々の摩擦ディ
スクでできろたけ均一となるようにしたものである。
本発明者はガイドティスフ付きのMH仮撚装Uの各摩擦
ディスクにおける走1丁月0について検討を恵ねた結果
、矢のようなφ夾が判明したのである。謁3図は従来0
6に置を糸条入口の万からみた装置入口側の平面図であ
り、軸IK摩擦係数が小さく耐摩耗性に凌れたガイドデ
ィスク4を上層し、これと東なり合い交差する形で帖3
,2にそれぞれj#舟ディスク5.6が止着されており
、ガイドディスク上部より供給された走行糸条Yが各デ
ィスクに外接し゛c、vA線状に配列された状態を呈し
つつ走何している様子を示した(走行糸条が摩擦ディス
クに接触している点の写真熾影により針側)。同様に、
第4図は従来の装置な糸条人口の万からみた装置出口側
の平面図であり、摩擦ディスクが相互に虞なり合う間か
ら進んできた走行糸条ががイドディスクに供給され走性
している様子を示してい金。第3図、第4凶に共通して
認められることは摩擦ディスクよりもs郷係数の小さい
ガイドディスク4および13に糸条が接触足付する際に
は、摩擦ディスクを接触足付した時の理想的な!!l!
!扇状の軌跡(点M)からカイトディスク回転方向罠沿
って大きくすれている事実である。
これはガイドディスク上でini条がスリップしている
ことに起因するものであり、このずれの影響はガイドデ
ィスクK11ll接する摩帰ディスク5および12にお
ける糸条の接触走性状!l!4までも変化させる程大き
な刀であり、さらに14接した摩擦ディスクへも影響を
及ぼす。また糸条入口および出口のガイドディスク近辺
でのずれの影響度を比較−jると糸条入ロ力イドナイス
クの影響が糸条出口ガイドディスクに比べ極めて大ざい
ことが認められた。このことは、ずれの影響が王として
糸条の進行方向に@播し易く、進行方向と逆方向には伝
播しにくいことを示している。そのため臀に糸条入口ガ
イドディスク上でのスリップに基づいた個々の摩擦ディ
スク走−fT時の理想的な#―状の軌跡からのずれが存
在すると、各岸憚ディスクでの走行角θが1−々のJl
l擦ディスクで大幅に異なり、この結果前記のように各
岸擾ディスクの加熱、糸送っ作用の差異に基づいた問題
点が生じΦのであり。
この糸条入口ガイドディスク上でのスリップに基づいた
、′?!r摩擦ディスクでの走行角θが個個の*孫ディ
スクで異なっている従来の装置について、各摩擦ディス
クにおけ心走行角θtプロントした図を第5図に示す。
糸条入口ガイドディスク上での糸条のスリップにより、
最上段の摩擦ディスクの走行角θは大きいため、後続の
第2段目の摩擦ディスクの走行角は逆に小さくなる。こ
のような走行角θの変化は後続する摩擦ディスクにおい
ても反作用原理で継続して糸条進行方向へと伝播し、糸
条出口に近づくKつれ上記ずれの人ざさが減少してい(
。しかしこの減少度の小さい場合、最下段の摩擦ディス
クの走行角θは摩擦ディスクの枚数が偶数の場合は平均
走行角より小さくなり、又奇数の場合は平均よσ角より
大き(なった状態で糸条出口ガイドディスクへと糸条が
供給されていく事実が認められた。この走行角0の変化
の大きさは仮撚装置の加熱効率、糸送り作用の大ざさW
Cよって変化し、該作用をより強化した仮撚装置では複
数のj11擦ディスクの中間あたり、通常3ないし4段
目の1IIIIAデイスクで走σ角の介岸帰ディスクで
の差異が小さくなる。
第3図〜第5図から容易に推定でざる休K 。
この理想的な螺線状の航跡かりのずれを小さくする手段
は、走行糸条のガイトチ1′スク上でのスリップを減少
する方法或はスリップに起因したずれを強制的に補正す
る方法が考えられる。
しかし、前者の方法は前記(OE米の波釘]したように
ガイドディスク本体の異常摩耗やガイドディスクと摩擦
ディスクとの加熱糸送り作用の差異が生じ易(好ましく
ない。そこで後者のスリップに起因したずれを強制的に
補正する方法が望ましく、本発明者は種々の方法を探索
の結果、ガイドディスクと、隣接した摩擦ディスクの間
の軸方向の間隔乞摩擦ディスク間の軸方向の間隔より広
くすることによって、装置!を全体の構造を太き(変更
する必費がなく各局に上記のずれを補正できりことを見
出した。
すなわ5、本発明のN賛な%値は第1図に示す如く糸条
人口のガイドディスク4と、軸方向に隣接したJljm
ディスク50間の軸方向の間隔P& な、後続の14接
する摩擦ディスク6〜12間の動方向の間隔Pn  よ
り広くすることである。
この結果、糸条人口のガイドディスク4上での走性糸条
Yのスリップに起因したxiディスク接触走行時の理想
的な螺線状の軌跡からのずれが大ぎ(減少し、各摩擦デ
ィスクでの走行角θの、個々の摩擦ディスク間での差異
が極めて小さくなる。又このような本発明を更に効果的
にする条件として好ましくは糸条出口のガイドディスク
13と、軸方向に隣接したfi ’F没摩擦ディスク1
2の間の軸方向の間隔Pb  と、上方の1i14接す
る摩擦ディスク間の軸方向の間隔Pn  との関係をl
J、55 Pb / Pn ’−2と丁Φことである。
この結果、糸条入−のガイドディスク上での走性糸条の
スリップに起因し摩擦ディスク′)段部まで形番が伝−
してきた理想的な軌跡からのずれを痙少し、上記Pa 
 だけを広くした場合に比べ個々の摩悔ナイスク間での
走行角0の座具か−j−小さくなる。しかじ糸条入ロガ
イドテイスク4によるずれの影41’度がM際ディスク
士段部の万で大きいという前記の墨央ン考慮−f Qと
、糸条人口ガイドディスク側の間隔Pa  の方がより
M”Rであり、糸条出ロガイドテイスク13側の間l1
MPbをPnと異ならしめただけでは不発明の充分な効
果は得られない。
ここで、糸条人口ガイドディスク側の間隔pmの摩擦デ
ィスク間の間隔Pnとの比、P a7′Pnが重責であ
り、Pa /’ Pnが小さすぎると糸条入口ガイドデ
ィスク上での走行糸条のスリップに起因した前記理想的
な軌跡からのずれを補正する効果が不充分となり、個々
の摩擦ディスク間での走行角の差異な充分減少し得ない
。逆にPa / Pnが大きすぎるとずれが理想的な軌
跡を越えて逆方向にずれが拡大していくため小さな炬f
T!4のR1焔ディスクの走行角は大きすぎる1直とな
り、逆に大きな走行角の摩擦ディスクの走行角が小さす
ぎ/)値となり、個々の4最ディスク間での走行角の差
異がさらに増大していく不安定な状IiAを生じる。こ
れらの点?詳細に検討した結果、糸条人口ガイドディス
ク側の間隔Paおよびm悸ディスク間の関14Pnが下
記の(1)式を満足する範囲が望ましい。
2≦に’*7′Pn≦4     −・−・・−111
又、糸条出口ガイドディスク側の間隔Pbは、摩擦ディ
スクのトータル枚数が偶数か奇数かにより、間隔を広げ
るか纒めるかが定まることが多い。すなわち、@記の様
VCA&擦ディスクの枚数が偶数の場合には、糸条人口
ガイドディスク上での糸条のスリップにより最上段j#
擦ディスクの走行角θが大きくなり、この影響が反作用
原理で伝播した結果、最下段摩側ディスクの走σ角θは
平均走行角より小さくなる場合が多く、これを補正する
ためには間隔Pb’t Pnより縮め金ことが必資とな
る。逆に犀最ディスクの枚数が奇数の場合には、最下段
Allシディスクの建σ角θが平均走N 7flより大
ざくなる場合が多く、PbをPnより広げることか必安
となる。しかしこのJ41帰ディスク枚欽によって一律
に足まΦものではな(、%′VC前記した糸条出口ガイ
ドディスク上での糸条のスリップの効果が一者になって
くΦと、上記とは異なった定j角となる場合もあるため
、 Pb itを広げるか縮めるかは最下段摩擦ディス
クの走行角Yft実際に観察して、決定することが望ま
しい。発明者の検討結末では、(1,5≦Pb / P
n≦2の範囲とすりことが好ましい状態となることが6
11認されているう次に本発明の効果を、実施例により
丈に具体的に説明する。
(実施例1) 第1図に示すように、全部で1枚のディスクを止層した
3本の@を有する仮撚装置において糸条接雁面がホリワ
レタンゴム製の5n厚、45龍径の摩擦ディスク5〜1
2 8枚と、その上の糸条入口となる位置に1枚のガイ
ドディスク4を、又下の糸条鎖目となる位置に2枚のガ
イドディスク13,141!:それでれ配し、s最ディ
スク間の間隔Pnを1.Onとし、糸条入口ガイドディ
スク側の間隔P& を撞々変更して央績を何なった。各
ガイドディスク4,13.14とも、硬質クロムメッキ
の表面処理を何ない、38の梨地加工を施した4、1 
tm厚、45鶴径のものt使用した。
実験は、紡糸速度3300 m7分で得られたポリエス
テル牛延伸糸、120 d@/36filを通常の延伸
仮撚機で加工速匿7 (l U m7分かつ摩擦ディス
クの回Ikx数840Ofの条件で行ない、走性糸条と
個々の摩擦ディスクの外周面との接ボ状悪を観察し、帛
2図に示した走行角θを写真撮影によりit 61+1
 L、8枚の摩楳ディスクの走行角バラツー?を衣わ丁
尺度として、8個の走行角1直から標4偏差σθを奔出
した。この結果を第1表に示した。従来のPILがPn
 IIC等しい装置(実績^2)に比較し、糸条入口ガ
イドディスク側の間隔Paを、Pn K対し2ないし4
倍に設定した装置!(夫峡ム3,4.5)の最上段皐浄
ディスクの走行角が平均魁に近い通した1はとなり走行
角バラツキが大さく減少している。又、PaがPn以下
の値に設定した装置t(実験At)の場合、最上段摩擦
ディスクの走σ角θが増加することにより走行角バラツ
キは明らかに増加傾向にある。さらにPa / Pnが
4/!:こえた装置数(実1!46.7)の場合も最上
段走行角0が小さくなりすぎること九より央績43,4
.5に比べ逆に悪化する。
第1次に示した装置のうち代表的な水準lこついて、上
記と同一条件で長期間の連続通船を実施し、経時ft1
14た装置にズ・1し書び主灯糸条と、個々の摩擦ディ
スクとの接触状mvm祭して得られた走行角バラツキの
値、さらに該装置で多数の毛羽欠点を有丁Φポリエステ
ル半延伸糸を仮撚加工した際の加熱張力変動の測定テー
クを562我に示した。従来の装置(実験A62)及び
)’a / Pnが5の場合(実績46)は摩擦ディス
クが可品の場合も走行角バラツキが大きいが、連続運転
後の経時を経た装置ではこの走行角バラツキが−)−拡
大する方向にある。このような経時を経た装置で毛羽欠
点を有する糸条を仮撚卯工すると第2表のように毛羽欠
点通過前後で加熱張力が大きく変動する。これに対し糸
条入口ガイドディスク側の間隔Pa  を広(した本発
明装置の一例(実験7に4)では、従来の装置に比べ摩
擦ディスクが耕品のときの走行角バラツキが小さくなる
だけでなく、連tL*遜転後の経時を経た装置において
も建何角バラツキが小さく、毛羽欠点を有する糸条を通
過さゼても加熱張力fllllが小さい。特に2≦P&
 / Pn≦4を満足する本発明にあっては殆ど張力変
妨が晃生しなかった。
又、間隔Pb においても本発明実施例(実験48.9
.11)の如(0,5≦Pb / Pn≦2?:満足す
る水準がより好ましい給米な得ている。
第1我 圧 養印は比較例 第 2 表 (実施例2) 実施例1と同じ構成の第11!!!3に示した仮撚装置
において、摩擦ディスクがポリウレタンゴム製の4,1
 lu厚+45m径のものを使用し、摩擦ディスク間の
間隔Pnな0.5fiとし、糸条入口ガイドディスク側
の間隔Paと糸条出口側の間隔Pbの魁を桟々変更して
実験を汀なった。 この結果を第2表に示した。摩擦デ
ィスク枚数が8枚で間隔PaがPnに等しい場合(実験
/%l)は大きな走σ角バラツキがあるが、Paを広(
した場合(実績43〜4)は倒れも従来の装置に比べて
走行角バラツキが減少した。しかしPa/Pnが6であ
る場合(′−Am42 )はかえってバラツキが大さく
効果な十分に奏することは出来ない。
第3表 (発明の効果) 本発明の装置は耐摩耗性に乏しいポリウレタンゴムな主
成分とする材料からなる摩擦ディスクと糸条入口、出口
により岸鼻S&!Lの小さなガイドディスクを配置した
場合でも、従来装置のように一部の#!孫ディスクのみ
が特定的に#耗することがなく均一な服工性を長時間維
持でさ、又Fa擦ディスクの近傍に張力変動が生じ4+
様な苛酷なgkvF−でも加熱状總の変動が極めて小さ
くなり未解撚の軸先な有効に防止することができ、さら
に従来装置に比べ極めて長寿命を維持することが可能に
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す正面図、第2図はwig
ディスク上を走性する糸条の伏線を示すモデル図、 第3.4図は各々従来の装置の作用を説明するための糸
条入口の方からみた装置入口側および装置出口側の平面
図、 第5図は従来の装置の摩擦ディスクの走行角の差異を表
わした図である。 1.2.3  ・・・・・・・・・・・・軸5〜12 
・・・・・・・・・・・・・・・l111WAデイスク
4.13.14  ・・・・・・・・・ガイドディスク
15〜18,2t)  ・・・・・・プーリ特11’F
出願人 帝人株式会社 第1図 i2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、糸条を摩擦仮撚する複数の摩擦ディスクを多段に装
    着した互いに平行な3本の回転軸を有し、該摩擦ディス
    ク群とその上流および下流位置に上記回転軸を介して摩
    擦ディスクより摩擦係数の小さい表面を有するガイドデ
    ィスクを各々1枚以上配設した3軸外接型の摩擦仮撚装
    置であつて、糸条入口のガイドディスクと軸方向に隣接
    した最上流側の摩擦ディスクの間の軸方向の間隔Paと
    、後続の隣接する摩擦ディスク間の軸方向の間隔Pnが
    下記式を満足する範囲になしたことを特徴とする摩擦仮
    撚装置。 2≦Pa/Pn≦4 2、糸条出口のガイドディスクと軸方向に隣接した最下
    流側の摩擦ディスクの間の軸方向の間隔Pbと、上流の
    隣接する摩擦ディスク間の軸方向の間隔Pnが下記式を
    満足する範囲にある特許請求の範囲第1項記載の摩擦仮
    撚装置。 0.5≦Pb/Pn≦2 3、摩擦ディスクがポリウレタンを主成分とする特許請
    求の範囲第1項もしくは第2項記載の摩擦仮撚装置。
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EP3744883A1 (en) 2019-05-27 2020-12-02 TMT Machinery, Inc. Draw texturing machine
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